JPH07100585A - 崩壊性中子 - Google Patents

崩壊性中子

Info

Publication number
JPH07100585A
JPH07100585A JP24482293A JP24482293A JPH07100585A JP H07100585 A JPH07100585 A JP H07100585A JP 24482293 A JP24482293 A JP 24482293A JP 24482293 A JP24482293 A JP 24482293A JP H07100585 A JPH07100585 A JP H07100585A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
surface layer
particle size
refractory particles
refractory
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24482293A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Ishikawa
川 勉 石
Fusaji Hayashi
房 司 林
Masanori Suzuki
木 雅 則 鈴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIKAWA KOSAN KK
Aisin Corp
Original Assignee
MIKAWA KOSAN KK
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MIKAWA KOSAN KK, Aisin Seiki Co Ltd filed Critical MIKAWA KOSAN KK
Priority to JP24482293A priority Critical patent/JPH07100585A/ja
Publication of JPH07100585A publication Critical patent/JPH07100585A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋳造時に溶湯の中子基体への侵入を防ぐと共
に中子を製造する際の工程数を少なくすること。 【構成】 砂から成る中子基体11と、中子基体11の
表面に形成され、粒径1〜10μmの耐火物粒子と粒径
0.1〜1μmの耐火物微粒子とを含有する表面層12
とを有し、粒径0.1〜1μm耐火物微粒子の粒径1〜
10μm耐火物粒子に対する割合を重量比で50〜75
%にしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧鋳造に用いると好
適な崩壊性中子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の崩壊性中子としては、特
開昭64−22449号公報に示されるものが知られて
いる。これは、砂から成る中子基体の表面にジルコン等
の耐火物粒子から成る中間層を形成し、この中間層の表
面にリン片状雲母から成る表面層を形成したものであ
る。
【0003】又、上記の崩壊性中子は、耐火物粒子を含
有するスラリー中に中子基体を浸した後、加熱乾燥させ
て中子基体の表面に中間層を形成し、更にリン片状雲母
を含有するスラリー中に前記中間層を浸した後、加熱乾
燥させて中間層の表面に表皮層を形成することにより製
造されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した崩
壊性中子であると、中子基体の表面に中間層及び表面層
の2層を形成する必要があるので、この崩壊性中子を製
造する為には前述の如くコーティング→加熱乾燥→コー
ティング→加熱乾燥の4工程が必要になり、非常に工程
数が多くなる。その結果、崩壊性中子の製造時間が多く
なると共に設備が増え、コストアップにつながる。
【0005】故に、本発明は、鋳造時に溶湯の中子基体
への侵入を防ぐことができると共に製造する際の工程数
を少なくできる崩壊性中子を提供することを、その技術
的課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、砂から成
る中子基体と、中子基体の表面に形成され、粒径1〜1
0μmの耐火物粒子と粒径0.1〜1μmの耐火物微粒
子とを含有する表面層とを有し、粒径0.1〜1μm耐
火物微粒子の粒径1〜10μm耐火物粒子に対する割合
を重量比で50〜75%にしたことである。好ましく
は、表面層の厚さを100μm〜200μmにしたこと
である。
【0007】ここで、前記耐火物粒子の粒径を10μm
よりも大きくすると、鋳造時に溶湯が表面層を介して中
子基体に侵入し易くなる。又、粒径が0.1μmよりも
小さい耐火物微粒子の入手は困難であり、仮に0.1μ
mよりも小さい耐火物微粒子を使用したとしても粒径1
〜10μmの耐火物粒子へ均一に分散させることが困難
になる。更に、前記耐火物粒子及び前記耐火物微粒子の
粒径は不均一であるので、前記耐火物粒子及び前記耐火
物微粒子の粒径を上記のように限定した。
【0008】又、前記粒径0.1〜1μm耐火物微粒子
の前記粒径1〜10μm耐火物粒子に対する割合が50
%よりも小さいと、粒子間の隙間の面積が増えるので、
鋳造時に溶湯が表面層を介して中子基体に侵入し易くな
る。一方、前記粒径0.1〜1μm耐火物微粒子の前記
粒径1〜10μm耐火物粒子に対する割合が75%より
も大きいと、崩壊性中子の製造時に75%の粒径1〜1
0μm耐火物粒子を含有する表面層スラリーの中子基体
への侵入量が多くなるので、表面層の厚さを確保した
り、均一にしたりするのが困難になる。
【0009】更に、表面層の膜厚が100μmよりも小
さいと、鋳造時に表面層に侵入した溶湯が中子基体まで
達する危険性がある。一方、表面層の厚さが200μm
よりも大きいと、崩壊性中子の製造時に表面層を加熱乾
燥させる際に表面層にヒビ割れが発生する危険性があ
る。
【0010】
【作用】上記技術的手段によれば、中子基体の表面に粒
径1〜10μmの耐火物粒子と粒径0.1〜1μmの耐
火物微粒子とを含有する表面層を形成し、粒径0.1〜
1μm耐火物微粒子の粒径1〜10μm耐火物粒子に対
する割合を重量比で50〜75%にしたので、鋳造時に
溶湯が表面層に侵入し難くなり、中子基体まで到達する
のが抑制される。その結果、鋳造後にエアハンマー等で
振動させれば崩壊性中子を除去することができ、製品に
崩壊性中子が残ることを防ぐことができる。
【0011】ここで、中子基体に1つの表面層を形成す
るだけで済むので、この崩壊性中子を製造する為の工程
数が2工程(即ちコーティング→加熱乾燥)となり、非
常に工程数が少なくなる。その結果、従来技術と比較し
て崩壊性中子の製造時間が短縮されると共に設備が少な
くなり、コストが低下する。
【0012】又、第2耐火物層の厚さを100μm〜2
00μmにすれば、溶湯が中子基体まで侵入するのを確
実に防ぐことができる共に表面層を加熱乾燥させる際に
表面層にヒビ割れが発生するのを防ぐことができる。そ
の結果、鋳造により製造した後の製品に耐火物微粒子が
残ることを確実に防ぐことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0014】図1は実施例に係る高圧鋳造用崩壊性中子
の断面図であり、図2は図1のおけるA部の組織図であ
る。
【0015】図1及び図2に示す崩壊性中子10は、エ
ンジンのシリンダブロック,ピストン等を高圧鋳造にて
製造する際に使用される。崩壊性中子10は、中子基体
11と、中子基体11の表面に形成された表面層12と
を有している。
【0016】中子基体11は、砂,有機バインダー及び
耐火物から成る。ここで、有機バインダーにはビニール
系,セルロース系,フェノール系等の樹脂が用いられ、
耐火材にはアルミナ,ジルコン等の比熱の大きいものが
用いられる。
【0017】表面層12は、粒径1〜10μmの耐火物
粒子,粒径0.1〜1μmの耐火物微粒子から成り、粒
径0.1〜1μm耐火物微粒子の粒径1〜10μm耐火
物粒子に対する割合は重量比で50〜75%である。
又、この表面層12の厚さは100〜200μmであ
る。
【0018】上記の如く構成された崩壊性中子10は、
中子基体11を表面層12のコーティング液に浸した
後、加熱乾燥させて中子基体11の表面に表面層12を
形成することにより得られる。
【0019】図3は上記の如く構成された崩壊性中子1
0を用いた高圧鋳造装置20の断面図である。図3を参
照して崩壊性中子10を用いた高圧鋳造方法について説
明する。
【0020】まず、高温のアルミニウム溶湯を高圧でゲ
ート24を介して上型21と下型22と崩壊性中子10
とにより形成された製品の形状を呈するキャビティー2
3内に注入した。次に、キャビティー23内に充填した
アルミニウム溶湯を冷却して凝固させた。上型21と下
型22を取り外した後、エアーハンマーにて製品及び崩
壊性中子10に振動を与え、崩壊性中子10を完全に崩
壊させて目的の製品を得た。
【0021】図4は表面層12内の粒径0.1〜1μm
耐火物微粒子の粒径1〜10μm耐火物粒子に対する割
合(重量%)と鋳造時の溶湯の侵入深さとの関係を示し
たグラフである。図4から明らかなように、粒径0.1
〜1μm耐火物微粒子の割合が50%よりも小さい場
合、鋳造時に溶湯が表面層に侵入し易くなっている。こ
れは、粒子間の隙間全体の面積が増えるためと考えられ
る。一方、前記粒径0.1〜1μm耐火物微粒子の割合
が75%よりも大きいと、崩壊性中子10の製造時に多
量の表面層スラリーが中子基体11へ侵入し、表面層の
厚さを確保したり、均一にしたりするのが困難であっ
た。従って、本実施例では、粒径0.1〜1μm耐火物
微粒子の粒径1〜10μm耐火物粒子に対する割合(重
量%)を50〜75%としている。
【0022】図5は表面層12の厚さとアルミニウム溶
湯の中子基体11への侵入の有無及び崩壊性中子10の
製造する過程での表面層12のヒビ割れを示した説明図
である。図5から明らかなように、表面層12の厚さが
100μmより小さい場合、高圧鋳造時にアルミニウム
溶湯が中子基体11へ侵入した。一方、表面層12の厚
さが200μmよりも大きい場合、崩壊性中子10を製
造する過程において表面層12を加熱乾燥させる際に表
面層12にヒビが発生した。従って、本実施例では、表
面層12の厚さを100〜200μmとしている。この
場合、図5から明らかなように、高圧鋳造時にアルミニ
ウム溶湯の中子基体11への侵入がなく、更に、表面層
12を加熱乾燥させる際に表面層12にヒビが発生しな
かった。
【0023】以下、具体的な実施例について説明する。
【0024】〔実施例〕ケイ砂(粒度.AFS.FN5
4)をフェノール樹脂により結合させることにより中子
基体(抗折力50kgf/cm2 )を形成した。
【0025】次に、平均粒径5μmのアルミナ25部,
平均粒径0.5μmのアルミナ75部,粘土質1部,ビ
ニール系樹脂2部,その他0.9部,水22部を混合し
て表面層スラリーを調整し、その粘度を500〜150
0cpとした。次いで、この表面層スラリー中に前記中
子基体を2秒間浸した後、130℃で20分間加熱乾燥
して中子基体の表面に厚さ150μmの表面層を形成
し、目的の崩壊性中子を得た。
【0026】上記崩壊性中子を図3に示す鋳造装置20
のキャビティー23に設置し、650℃のアルミニウム
溶湯を鋳造圧700kgf/cm2 でキャビティー23内に注
入した後、キャビティー23内に充填したアルミニウム
溶湯を冷却して凝固させた。
【0027】このとき、微量のアルミニウム溶湯が表面
層に侵入するが、表面層の厚さが150μmであるの
で、その溶湯は中子基体まで到達する前に凝固した。次
に、上型21と下型22を取り外した後、エアーハンマ
ーにて製品及び崩壊性中子に振動を与えたところ、30
秒で崩壊性中子が完全に崩壊し、製品を得た。ここで、
この製品には崩壊性中子が残っていなかった。
【0028】尚、本実施例では崩壊性中子を高圧鋳造用
として用いたが、本発明はこれに限定される必要は全く
なく、例えば、低圧鋳造,重力鋳造等にも適用できる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以下の如く効果を有する。
【0030】中子基体に表面層を1つ形成するだけで鋳
造時の溶湯の中子基体への侵入が防がれるので、この崩
壊性中子を製造する為の工程数が2工程(即ちコーティ
ング→加熱乾燥)となり、非常に工程数が少なくなる。
その結果、従来技術と比較して崩壊性中子の製造時間が
短縮されると共に設備が少なくなり、コストが低下す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る崩壊性中子の断面図である。
【図2】図1におけるA部拡大断面図である。
【図3】図1の崩壊性中子を用いた鋳造装置の要部断面
図である。
【図4】図1の崩壊性中子の表面層内の粒径0.1〜1
μm耐火物微粒子の粒径1〜10μm耐火物粒子に対す
る割合(重量%)と鋳造時の溶湯の侵入深さとの関係を
示したグラフである。
【図5】本実施例に係る表面層の厚さとアルミニウム溶
湯の中子基体への侵入の有無及び崩壊性中子の製造する
過程での表面層12のヒビ割れの有無を示した説明図で
ある。
【符号の説明】
10 崩壊性中子 11 中子基体 12 表面層
フロントページの続き (72)発明者 鈴 木 雅 則 愛知県碧南市田尻町4丁目29番地 三河鉱 産株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 砂から成る中子基体と、 前記中子基体の表面に形成され、粒径1〜10μmの耐
    火物粒子と粒径0.1〜1μmの耐火物微粒子とを含有
    する表面層とを有し、 前記粒径0.1〜1μm耐火物微粒子の前記粒径1〜1
    0μm耐火物粒子に対する割合が重量比で50〜75%
    であることを特徴とする崩壊性中子。
  2. 【請求項2】 前記表面層の厚さは100μm〜200
    μmであることを特徴とする請求項1記載の崩壊性中
    子。
JP24482293A 1993-09-30 1993-09-30 崩壊性中子 Pending JPH07100585A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24482293A JPH07100585A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 崩壊性中子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24482293A JPH07100585A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 崩壊性中子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07100585A true JPH07100585A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17124473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24482293A Pending JPH07100585A (ja) 1993-09-30 1993-09-30 崩壊性中子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07100585A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232275A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 リョービ株式会社 シリンダブロック製造用砂中子

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015232275A (ja) * 2014-06-09 2015-12-24 リョービ株式会社 シリンダブロック製造用砂中子

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6502623B1 (en) Process of making a metal matrix composite (MMC) component
US3431332A (en) Ceramic casting techniques
US10259036B2 (en) Variable diameter investment casting mold for casting of reticulated metal foams
JP3126498B2 (ja) ダイカスト鋳造用崩壊性置中子
JPH07100585A (ja) 崩壊性中子
CN105592955A (zh) 湿型铸型及其制造方法以及铁系铸件的制造方法
JP7592478B2 (ja) 炉芯管用組成物、炉芯管及び炉芯管の製造方法
US4605057A (en) Process for producing core for casting
JP3629640B2 (ja) 鋳造用崩壊性砂中子の製造方法及びその砂中子
JP4309712B2 (ja) フルモールド鋳造方法
JP3264564B2 (ja) 崩壊性中子
KR20140035117A (ko) 조형물 주조용 주형의 제조방법 및 조형물의 주조방법
CN1223913A (zh) 熔模铸造铸型材料及铸型成形方法
JPS5923832A (ja) 複合材料部材の製造方法
JP2006175510A (ja) 水溶性中子の造型方法及び造形装置
WO2001090028A1 (en) Moulding of ceramic moulding forms
CN115740371A (zh) 一种薄壁铝合金铸件的铸造工艺
JP3541168B2 (ja) 塗型層付中子
JPS6224172B2 (ja)
JP2641444B2 (ja) 圧力鋳造用中子およびその製造法
Kolczyk-Tylka et al. Investigations concerning improvements of the knock out property of ceramic moulds applied in the investment casting technology
JPH08300102A (ja) 圧力鋳造用砂中子及びその製造方法
JPH0677795B2 (ja) 圧力鋳造品の製造法
KR20020055054A (ko) 고압주조용 코어의 제조방법 및 오일 갤러리가 포함된엔진용 피스톤의 주조방법
CN117531962A (zh) 一种矿山机械用机架的精密铸件成型工艺