JPH07100677A - 塗装パネル部材の溶接方法 - Google Patents
塗装パネル部材の溶接方法Info
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- JPH07100677A JPH07100677A JP5247005A JP24700593A JPH07100677A JP H07100677 A JPH07100677 A JP H07100677A JP 5247005 A JP5247005 A JP 5247005A JP 24700593 A JP24700593 A JP 24700593A JP H07100677 A JPH07100677 A JP H07100677A
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- Japan
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- welding
- panel member
- coating film
- painted
- welded
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 溶接時の熱による塗膜の損傷に起因する弊害
を抑制できる塗膜パイプ部材の溶接方法の提供 【構成】 塗装パネル部材20のパネル本体20aと塗
膜20bとの間に断熱材20cを設ける。そして、該塗
装パネル部材20の塗膜20aが形成されていない側の
面を、他の塗装パネル部材21と重ね合わせて、他の塗
装パネル部材21側からレーザビームRを照射し、塗装
パネル部材20、21を溶接する。
を抑制できる塗膜パイプ部材の溶接方法の提供 【構成】 塗装パネル部材20のパネル本体20aと塗
膜20bとの間に断熱材20cを設ける。そして、該塗
装パネル部材20の塗膜20aが形成されていない側の
面を、他の塗装パネル部材21と重ね合わせて、他の塗
装パネル部材21側からレーザビームRを照射し、塗装
パネル部材20、21を溶接する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接方法に関し、更に
詳しくは、塗装パネル部材の溶接方法に関する。
詳しくは、塗装パネル部材の溶接方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パネル部材、特に金属製のパネル部材を
接合する際には、接着材による接合、ボルト・ナットに
よる接合、リベットによる接合、或いは、溶接による接
合等が行われている。
接合する際には、接着材による接合、ボルト・ナットに
よる接合、リベットによる接合、或いは、溶接による接
合等が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】溶接による接合は、他
の接合方法に比べて、接合時の作業性に優れ、又、接合
の強度も良好であるという利点を有する。しかしなが
ら、溶接による接合は熱によりパネル部材を溶融させる
ものであるため、表面に塗装が施されて塗膜が形成され
たパネルの接合に適用すると、該塗膜が熱によって損傷
を受けてしまうという問題が生じる。この熱による塗膜
の損傷は、パネルの見栄えを悪化させたり、或いは、パ
ネルを錆易くさせたりするため、前記利点にもかかわら
ず、溶接を塗装されたパネルの接合に用いることは殆ど
行われていなかった。本発明は、上記問題点に鑑みなさ
れたものであり、溶接時の熱による塗膜の損傷に起因す
る種々の弊害を抑制することができる塗装パネル部材の
溶接方法を提供することを目的とする。
の接合方法に比べて、接合時の作業性に優れ、又、接合
の強度も良好であるという利点を有する。しかしなが
ら、溶接による接合は熱によりパネル部材を溶融させる
ものであるため、表面に塗装が施されて塗膜が形成され
たパネルの接合に適用すると、該塗膜が熱によって損傷
を受けてしまうという問題が生じる。この熱による塗膜
の損傷は、パネルの見栄えを悪化させたり、或いは、パ
ネルを錆易くさせたりするため、前記利点にもかかわら
ず、溶接を塗装されたパネルの接合に用いることは殆ど
行われていなかった。本発明は、上記問題点に鑑みなさ
れたものであり、溶接時の熱による塗膜の損傷に起因す
る種々の弊害を抑制することができる塗装パネル部材の
溶接方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、表面に塗膜が形成された複数
枚の塗装パネル部材を、パネル部材の一方側から溶接す
る塗装パネル部材の溶接方法であって、溶接部からの熱
が前記塗装パネルの他方側の塗膜に伝達されるのを抑制
する手段を設けて溶接を行う、構成としている。又、請
求項2の発明では、前記抑制手段が、塗装パネル部材と
該塗装パネル部材の他方側の塗膜との間に設けられた断
熱材である、構成としている。又、請求項3の発明で
は、前記溶接が互いに溶接される塗装パネル部材を重ね
合わせて行う重ね合わせ溶接であり、重ね合わされる塗
装パネル部材のうちの前記他方側に位置する塗装パネル
部材の、少なくとも前記一方側の塗装パネル部材と重ね
あわせられる部分が、前記一方側の塗装パネル部材より
厚肉に形成されている、構成としている。又、請求項4
の発明では、前記溶接時に、塗装パネル部材の他方側に
冷却用流体を流す、構成としている。
に、請求項1の発明では、表面に塗膜が形成された複数
枚の塗装パネル部材を、パネル部材の一方側から溶接す
る塗装パネル部材の溶接方法であって、溶接部からの熱
が前記塗装パネルの他方側の塗膜に伝達されるのを抑制
する手段を設けて溶接を行う、構成としている。又、請
求項2の発明では、前記抑制手段が、塗装パネル部材と
該塗装パネル部材の他方側の塗膜との間に設けられた断
熱材である、構成としている。又、請求項3の発明で
は、前記溶接が互いに溶接される塗装パネル部材を重ね
合わせて行う重ね合わせ溶接であり、重ね合わされる塗
装パネル部材のうちの前記他方側に位置する塗装パネル
部材の、少なくとも前記一方側の塗装パネル部材と重ね
あわせられる部分が、前記一方側の塗装パネル部材より
厚肉に形成されている、構成としている。又、請求項4
の発明では、前記溶接時に、塗装パネル部材の他方側に
冷却用流体を流す、構成としている。
【0005】又、請求項5の発明では、前記溶接が互い
に溶接される塗装パネル部材を間に所定の空間を設けた
状態で重ねて該パネルの溶接を行う重ね合わせ溶接であ
り、前記溶接時に、前記空間内に冷却用流体を通す、構
成としている。又、請求項6の発明では、表面に塗膜が
形成された複数枚の塗装パネル部材を、パネル部材の一
方側から溶接する塗装パネル部材の溶接方法であって、
溶接部近傍領域で、塗装パネル部材の少なくとも他方側
の面の塗膜を、耐熱性を有する塗料で形成して前記溶接
を行う、構成としている。又、請求項7の発明では、表
面に塗膜が形成された複数枚の塗装パネル部材を、パネ
ル部材の一方側から溶接する塗装パネル部材の溶接方法
であって、溶接時、或いは、溶接後に、塗装パネル部材
の溶接部近傍領域に表面処理を施す、構成としている。
又、請求項8の発明では、表面に塗膜が形成された複数
枚の塗装パネル部材を、パネル部材の一方側から溶接す
る塗装パネル部材の溶接方法であって、該溶接が、互い
に溶接される塗装パネルの他方側の面から離間して行わ
れる、構成としている。
に溶接される塗装パネル部材を間に所定の空間を設けた
状態で重ねて該パネルの溶接を行う重ね合わせ溶接であ
り、前記溶接時に、前記空間内に冷却用流体を通す、構
成としている。又、請求項6の発明では、表面に塗膜が
形成された複数枚の塗装パネル部材を、パネル部材の一
方側から溶接する塗装パネル部材の溶接方法であって、
溶接部近傍領域で、塗装パネル部材の少なくとも他方側
の面の塗膜を、耐熱性を有する塗料で形成して前記溶接
を行う、構成としている。又、請求項7の発明では、表
面に塗膜が形成された複数枚の塗装パネル部材を、パネ
ル部材の一方側から溶接する塗装パネル部材の溶接方法
であって、溶接時、或いは、溶接後に、塗装パネル部材
の溶接部近傍領域に表面処理を施す、構成としている。
又、請求項8の発明では、表面に塗膜が形成された複数
枚の塗装パネル部材を、パネル部材の一方側から溶接す
る塗装パネル部材の溶接方法であって、該溶接が、互い
に溶接される塗装パネルの他方側の面から離間して行わ
れる、構成としている。
【0006】又、請求項9の発明では、表面に塗膜が形
成された複数枚の塗装パネル部材を、パネル部材の裏面
側から溶接する塗装パネル部材の溶接方法であって、溶
接部の表面側に位置する塗膜に予め溶接熱による該塗膜
の損傷を受容する部分を形成して前記溶接を行う、構成
としている。又、請求項10の発明では、表面に塗膜が形
成された複数枚の塗装パネル部材を、パネル部材の一方
側から溶接する塗装パネル部材の溶接方法であって、前
記溶接が互いに溶接されて接合される塗装パネル部材の
一部分を重ね合わせて行われるものであり、前記塗膜形
成工程に先だって、少なくとも一方の塗装パネル部材の
重ね合わせ部を構成することになる領域に、防錆材兼マ
スキング材を取付け、該領域に防錆材兼マスキング材の
上にも塗装が形成された塗装パネル部材を使用して前記
溶接が行われる、構成としている。又、請求項11の発明
では、表面に塗膜が形成された複数枚の塗装パネル部材
を、パネル部材の一方側から溶接する塗装パネル部材の
溶接方法であって、前記溶接が互いに溶接されて接合さ
れる塗装パネル部材の一部分を重ね合わせて行われるも
のであり、前記塗膜形成工程に先だって、少なくとも一
方のパネル部材の前記重ね合わせ部を構成することにな
る領域に、マスキング材を取付け、該領域に塗膜が形成
されないようにしてパネル部材の表面に塗膜を形成し、
塗膜形成工程の後に前記マスキング材を取り外し、前記
重ね合わせ部に塗膜が形成されていない塗装パネル部材
を用いて前記溶接を行う、構成としている。
成された複数枚の塗装パネル部材を、パネル部材の裏面
側から溶接する塗装パネル部材の溶接方法であって、溶
接部の表面側に位置する塗膜に予め溶接熱による該塗膜
の損傷を受容する部分を形成して前記溶接を行う、構成
としている。又、請求項10の発明では、表面に塗膜が形
成された複数枚の塗装パネル部材を、パネル部材の一方
側から溶接する塗装パネル部材の溶接方法であって、前
記溶接が互いに溶接されて接合される塗装パネル部材の
一部分を重ね合わせて行われるものであり、前記塗膜形
成工程に先だって、少なくとも一方の塗装パネル部材の
重ね合わせ部を構成することになる領域に、防錆材兼マ
スキング材を取付け、該領域に防錆材兼マスキング材の
上にも塗装が形成された塗装パネル部材を使用して前記
溶接が行われる、構成としている。又、請求項11の発明
では、表面に塗膜が形成された複数枚の塗装パネル部材
を、パネル部材の一方側から溶接する塗装パネル部材の
溶接方法であって、前記溶接が互いに溶接されて接合さ
れる塗装パネル部材の一部分を重ね合わせて行われるも
のであり、前記塗膜形成工程に先だって、少なくとも一
方のパネル部材の前記重ね合わせ部を構成することにな
る領域に、マスキング材を取付け、該領域に塗膜が形成
されないようにしてパネル部材の表面に塗膜を形成し、
塗膜形成工程の後に前記マスキング材を取り外し、前記
重ね合わせ部に塗膜が形成されていない塗装パネル部材
を用いて前記溶接を行う、構成としている。
【0007】又、請求項12の発明では、表面に塗膜が形
成された複数枚の塗装パネル部材を溶接する塗装パネル
部材の溶接方法であって、溶接部の近傍領域が防錆材料
で形成された塗装パネル部材を用いて溶接が行われる、
構成としている。又、請求項13の発明では、前記溶接が
高密度エネルギビームによって行われる、構成としてい
る。又、請求項14の発明では、前記高密度エネルギビー
ムがレーザビームである、構成としている。又、請求項
15の発明では、前記塗装パネル部材が、互いに接合され
て自動車のボディシェルを形成する車体モジュールを構
成する車体パネルであり、前記溶接が該車体モジュール
同志の溶接である、構成としている。
成された複数枚の塗装パネル部材を溶接する塗装パネル
部材の溶接方法であって、溶接部の近傍領域が防錆材料
で形成された塗装パネル部材を用いて溶接が行われる、
構成としている。又、請求項13の発明では、前記溶接が
高密度エネルギビームによって行われる、構成としてい
る。又、請求項14の発明では、前記高密度エネルギビー
ムがレーザビームである、構成としている。又、請求項
15の発明では、前記塗装パネル部材が、互いに接合され
て自動車のボディシェルを形成する車体モジュールを構
成する車体パネルであり、前記溶接が該車体モジュール
同志の溶接である、構成としている。
【0008】
【作用】請求項1の発明では、溶接部からの熱が前記塗
装パネルの他方側の塗膜に伝達されるのが抑制されるの
で、他方側の塗膜が溶接時に発生する熱で損傷を受けな
い。又、請求項2の発明では、塗装パネル部材と該塗装
パネル部材の他方側の塗膜との間の断熱材によって、表
面側の塗膜への溶接時の熱の伝達が抑制され、他方側の
塗膜が溶接時に発生する熱で損傷を受けない。又、請求
項3の発明では、重ね合わされる塗装パネル部材のうち
の他方側に位置する塗装パネル部材の、少なくとも溶接
部が、一方側に位置する塗装パネル部材より厚肉に形成
されているので、溶接時の熱が他方側に伝わりにくく、
他方側の塗膜が溶接時に発生する熱で損傷を受けない。
又、請求項4、或いは、請求項5の発明では、冷却用流
体により、パネルが冷却され、他方側の塗膜が溶接時に
発生する熱で損傷を受けない。又、請求項6の発明で
は、溶接部近傍領域で、塗装パネル部材の少なくとも他
方側の塗膜が、耐熱性の有する塗料で形成されているの
で、前記他方側の塗膜に溶接時の熱が伝わった際にも、
該塗膜が損傷されない。
装パネルの他方側の塗膜に伝達されるのが抑制されるの
で、他方側の塗膜が溶接時に発生する熱で損傷を受けな
い。又、請求項2の発明では、塗装パネル部材と該塗装
パネル部材の他方側の塗膜との間の断熱材によって、表
面側の塗膜への溶接時の熱の伝達が抑制され、他方側の
塗膜が溶接時に発生する熱で損傷を受けない。又、請求
項3の発明では、重ね合わされる塗装パネル部材のうち
の他方側に位置する塗装パネル部材の、少なくとも溶接
部が、一方側に位置する塗装パネル部材より厚肉に形成
されているので、溶接時の熱が他方側に伝わりにくく、
他方側の塗膜が溶接時に発生する熱で損傷を受けない。
又、請求項4、或いは、請求項5の発明では、冷却用流
体により、パネルが冷却され、他方側の塗膜が溶接時に
発生する熱で損傷を受けない。又、請求項6の発明で
は、溶接部近傍領域で、塗装パネル部材の少なくとも他
方側の塗膜が、耐熱性の有する塗料で形成されているの
で、前記他方側の塗膜に溶接時の熱が伝わった際にも、
該塗膜が損傷されない。
【0009】又、請求項7の発明では、溶接時、或い
は、溶接後に、塗装パネル部材の溶接部近傍領域に表面
処理を施すので、溶接時に発生する熱による塗膜の損傷
が補修され、熱による損傷に起因する見栄えの悪化、錆
の発生等が抑制される。又、請求項8の発明では、溶接
が、互いに溶接される塗装パネル部材の他方側の面から
離間した一方側で行われるので、溶接時に発生する熱が
パネル部材の他方側に伝達されにくく、他方側の塗膜が
溶接時に発生する熱で損傷を受けない。又、請求項9の
発明では、溶接部の他方側に位置する塗膜に予め溶接熱
による該塗膜の損傷を受容する部分を形成して前記溶接
を行うので、溶接時の熱による塗膜の損傷が他方側の塗
膜の表面まで及ばない。又、請求項10の発明では、塗膜
形成工程に先だって、少なくとも一方のパネル部材の前
記重ね合わせ部を構成することになる領域に、防錆材兼
マスキング材を取付け、該領域に防錆材兼マスキング材
の上に塗膜が形成された塗装パネル部を使用して前記溶
接が行われるので、重ね合わせ部の塗膜が溶接熱で損傷
を受けても、この重ね合わせ部材から錆が発生すること
がない。又、請求項11の発明では、重ね合わせ部に塗膜
が形成されていない塗装パネル部材を用いて前記溶接を
行うので、溶接時の熱で溶接近傍の塗膜が損傷を受ける
とがない。
は、溶接後に、塗装パネル部材の溶接部近傍領域に表面
処理を施すので、溶接時に発生する熱による塗膜の損傷
が補修され、熱による損傷に起因する見栄えの悪化、錆
の発生等が抑制される。又、請求項8の発明では、溶接
が、互いに溶接される塗装パネル部材の他方側の面から
離間した一方側で行われるので、溶接時に発生する熱が
パネル部材の他方側に伝達されにくく、他方側の塗膜が
溶接時に発生する熱で損傷を受けない。又、請求項9の
発明では、溶接部の他方側に位置する塗膜に予め溶接熱
による該塗膜の損傷を受容する部分を形成して前記溶接
を行うので、溶接時の熱による塗膜の損傷が他方側の塗
膜の表面まで及ばない。又、請求項10の発明では、塗膜
形成工程に先だって、少なくとも一方のパネル部材の前
記重ね合わせ部を構成することになる領域に、防錆材兼
マスキング材を取付け、該領域に防錆材兼マスキング材
の上に塗膜が形成された塗装パネル部を使用して前記溶
接が行われるので、重ね合わせ部の塗膜が溶接熱で損傷
を受けても、この重ね合わせ部材から錆が発生すること
がない。又、請求項11の発明では、重ね合わせ部に塗膜
が形成されていない塗装パネル部材を用いて前記溶接を
行うので、溶接時の熱で溶接近傍の塗膜が損傷を受ける
とがない。
【0010】又、請求項12の発明では、溶接部の近傍領
域が防錆材料で形成された塗装パネル部材を用いて溶接
を行うので、溶接時にパネル部材の溶接部近傍が熱によ
る損傷を受けても、この損傷部分から錆が発生すること
がない。又、請求項13、或いは、請求項14の発明では、
前記溶接が高密度エネルギビーム、或いは、レーザビー
ムによって行われるので、溶接時の熱によって損傷を受
ける範囲が狭い。又、請求項15の発明では、前記塗装パ
ネル部材が、互いに接合されて自動車のボディシェルを
形成する車体モジュールを構成する車体パネルであり、
前記溶接が該車体モジュール同志の溶接であるので、塗
装済の車体モジュールを溶接によって接合して自動車の
ボディシェルを形成できる。
域が防錆材料で形成された塗装パネル部材を用いて溶接
を行うので、溶接時にパネル部材の溶接部近傍が熱によ
る損傷を受けても、この損傷部分から錆が発生すること
がない。又、請求項13、或いは、請求項14の発明では、
前記溶接が高密度エネルギビーム、或いは、レーザビー
ムによって行われるので、溶接時の熱によって損傷を受
ける範囲が狭い。又、請求項15の発明では、前記塗装パ
ネル部材が、互いに接合されて自動車のボディシェルを
形成する車体モジュールを構成する車体パネルであり、
前記溶接が該車体モジュール同志の溶接であるので、塗
装済の車体モジュールを溶接によって接合して自動車の
ボディシェルを形成できる。
【0011】
【実施例】以下図面に従って、本発明の実施例を詳細に
説明する。尚、各実施例中において、共通する部材は同
一符号を付しその説明を省略する。第1実施例 本実施例は、本発明の塗装パネル部材の溶接方法を4ド
アセダン車のボディの組立てに適用したものである。こ
の4ドアセダン車のボディは、互いに接合されてボディ
シェルBを構成することになる複数のユニット(車体モ
ジュール)からなっている。即ち、ボディシェルBは、
車体上部を構成するアッパボディシェルBUと、車体下
部を形成するアンダボディ部BD及び車体前部を形成す
るフロントボディ部BFとによって構成されるロアボデ
ィシェルBLという車体モジュールから成っている。こ
の各車体モジュールを溶接によって接合することによ
り、ボディシェルBを作っていく。先ず、アッパボディ
シェルBUと、アンダボディ部BDと、フロントボディ
部BFとについて、図1に沿って説明する。アンダボデ
ィ部BDは、矩形の板状部材であるフロアパネル1と、
該フロアパネル1に形成された車体前後方向に延びるト
ンネル2と、該フロアパネル1の車体前後方向中央付近
に取付けられた車体幅方向に延びるクロスメンバ3等か
ら構成されている。フロントボディ部BFは、車幅方向
両側部で車体前方に向かって延びる左右一対のフロント
サイドフレーム4及びホイールエプロンレインフォース
メント5、前記フロントサイドフレーム4の後端が当接
するとともにキャビン下部の前端を形成するダッシュロ
アパネル6、前記フロントサイドフレーム4の後端から
車幅方向外方に向かって延びるフロントフレームリア
(トルクボックス)7等からなっている。
説明する。尚、各実施例中において、共通する部材は同
一符号を付しその説明を省略する。第1実施例 本実施例は、本発明の塗装パネル部材の溶接方法を4ド
アセダン車のボディの組立てに適用したものである。こ
の4ドアセダン車のボディは、互いに接合されてボディ
シェルBを構成することになる複数のユニット(車体モ
ジュール)からなっている。即ち、ボディシェルBは、
車体上部を構成するアッパボディシェルBUと、車体下
部を形成するアンダボディ部BD及び車体前部を形成す
るフロントボディ部BFとによって構成されるロアボデ
ィシェルBLという車体モジュールから成っている。こ
の各車体モジュールを溶接によって接合することによ
り、ボディシェルBを作っていく。先ず、アッパボディ
シェルBUと、アンダボディ部BDと、フロントボディ
部BFとについて、図1に沿って説明する。アンダボデ
ィ部BDは、矩形の板状部材であるフロアパネル1と、
該フロアパネル1に形成された車体前後方向に延びるト
ンネル2と、該フロアパネル1の車体前後方向中央付近
に取付けられた車体幅方向に延びるクロスメンバ3等か
ら構成されている。フロントボディ部BFは、車幅方向
両側部で車体前方に向かって延びる左右一対のフロント
サイドフレーム4及びホイールエプロンレインフォース
メント5、前記フロントサイドフレーム4の後端が当接
するとともにキャビン下部の前端を形成するダッシュロ
アパネル6、前記フロントサイドフレーム4の後端から
車幅方向外方に向かって延びるフロントフレームリア
(トルクボックス)7等からなっている。
【0012】更に、アッパボディシェルBUは、キャビ
ン両側部を形成するボディサイドパネル8、車体後部を
形成するリアボディ9、キャビン上部を構成するルーフ
パネル10等から成っている。又、前記サイドボディパ
ネル8によって、フロントピラー11、センタピラー1
2、リアピラー13、更には、キャビン下端の両側部を
車体前後方向に延びる左右一対のサイドシル14等が形
成されている。又、アッパボディシェルBUには、後部
シートRSが取付けられるフロア部15が形成されてい
る。本実施例では、これら車体モジュール(フロントボ
ディ部BF、アンダボディ部BD、アッパボディシェル
BU)を夫々別個に作り、その後、各車体モジュール毎
に塗装を施す。次いで、塗装済の各車体モジュールに、
インスツルメンタルパネルI、ハンドル、シートS、フ
ロアマット、トリム等の装備部品を取付ける(図2)。
更に、その後、装備部品が取付けられた塗装済各車体モ
ジュールを溶接により接合して、車体を構成していく。
フロントボディ部BFとアンダボディ部BDとの接合
は、ダッシュロアパネル6の下端部とフロアパネル1の
前端部とを溶接することにより行われる。又、アンダボ
ディ部BDとアッパボディシェルBUとの接合は、フロ
アパネル1の両側縁部とサイドシル14(又はサイドシ
ル14に取付けられたブラケット)とを溶接し、更に、
フロアパネル1の後端と後部シートの下部に位置するフ
ロア15とを溶接することにより行われる。この接合工
程における溶接では、各車体モジュールを構成する塗装
パネル部材同志が溶接されるため、溶接による熱によっ
て各車体モジュールを構成する塗装パネル部材の塗膜が
損傷を受け、この損傷に起因する種々の問題が発生す
る。このような問題を防ぐため、本実施例の溶接部に
は、例えば、第2実施例以降の実施例で説明するよう
な、溶接による熱が塗膜に伝達されるのを防止する手段
が設けられている。
ン両側部を形成するボディサイドパネル8、車体後部を
形成するリアボディ9、キャビン上部を構成するルーフ
パネル10等から成っている。又、前記サイドボディパ
ネル8によって、フロントピラー11、センタピラー1
2、リアピラー13、更には、キャビン下端の両側部を
車体前後方向に延びる左右一対のサイドシル14等が形
成されている。又、アッパボディシェルBUには、後部
シートRSが取付けられるフロア部15が形成されてい
る。本実施例では、これら車体モジュール(フロントボ
ディ部BF、アンダボディ部BD、アッパボディシェル
BU)を夫々別個に作り、その後、各車体モジュール毎
に塗装を施す。次いで、塗装済の各車体モジュールに、
インスツルメンタルパネルI、ハンドル、シートS、フ
ロアマット、トリム等の装備部品を取付ける(図2)。
更に、その後、装備部品が取付けられた塗装済各車体モ
ジュールを溶接により接合して、車体を構成していく。
フロントボディ部BFとアンダボディ部BDとの接合
は、ダッシュロアパネル6の下端部とフロアパネル1の
前端部とを溶接することにより行われる。又、アンダボ
ディ部BDとアッパボディシェルBUとの接合は、フロ
アパネル1の両側縁部とサイドシル14(又はサイドシ
ル14に取付けられたブラケット)とを溶接し、更に、
フロアパネル1の後端と後部シートの下部に位置するフ
ロア15とを溶接することにより行われる。この接合工
程における溶接では、各車体モジュールを構成する塗装
パネル部材同志が溶接されるため、溶接による熱によっ
て各車体モジュールを構成する塗装パネル部材の塗膜が
損傷を受け、この損傷に起因する種々の問題が発生す
る。このような問題を防ぐため、本実施例の溶接部に
は、例えば、第2実施例以降の実施例で説明するよう
な、溶接による熱が塗膜に伝達されるのを防止する手段
が設けられている。
【0013】尚、溶接工程における溶接部分は、前記個
所に限定されるものではなく、車体、又は、車体モジュ
ールの構造によって適宜変更され得るものである。この
溶接工程における溶接は、レーザビーム等の高密度エネ
ルギビームによる溶接や、抵抗溶接によるスポット溶接
が用いられる。レーザビーム等の高密度エネルギビーム
によって塗装済車体モジュールを接合した場合には、溶
接による熱影響の範囲が狭い範囲に留まり、塗装面の損
傷を最小限に抑えることが可能となる。又、連続的な溶
接が可能となるため、溶接部分の防水性や強度が向上す
る。溶接によって各車体モジュールを接合してボディシ
ェルを形成した後、エンジン、サスペンション、及びそ
の他の部品を取付けて、組立作業を完了する。尚、前記
塗装工程は、各車体モジュールを仮組立して行ってもよ
い。この場合は、塗装完了後、塗装後のボディを車体モ
ジュールに分解して、各車体モジュール毎に装備部品の
取付けを行い、その後再び、各車体モジュールを溶接に
より接合することになる。本実施例では、溶接による各
モジュール接合後にエンジン、サスペンション等をボデ
ィシェルに取付けているが、これらエンジン、サスペン
ション等をインスツルメンタルパネル、ハンドル、シー
ト、フロアマット、トリム等の装備部品とともに溶接に
先立って各車体モジュールに取付けてもよい。
所に限定されるものではなく、車体、又は、車体モジュ
ールの構造によって適宜変更され得るものである。この
溶接工程における溶接は、レーザビーム等の高密度エネ
ルギビームによる溶接や、抵抗溶接によるスポット溶接
が用いられる。レーザビーム等の高密度エネルギビーム
によって塗装済車体モジュールを接合した場合には、溶
接による熱影響の範囲が狭い範囲に留まり、塗装面の損
傷を最小限に抑えることが可能となる。又、連続的な溶
接が可能となるため、溶接部分の防水性や強度が向上す
る。溶接によって各車体モジュールを接合してボディシ
ェルを形成した後、エンジン、サスペンション、及びそ
の他の部品を取付けて、組立作業を完了する。尚、前記
塗装工程は、各車体モジュールを仮組立して行ってもよ
い。この場合は、塗装完了後、塗装後のボディを車体モ
ジュールに分解して、各車体モジュール毎に装備部品の
取付けを行い、その後再び、各車体モジュールを溶接に
より接合することになる。本実施例では、溶接による各
モジュール接合後にエンジン、サスペンション等をボデ
ィシェルに取付けているが、これらエンジン、サスペン
ション等をインスツルメンタルパネル、ハンドル、シー
ト、フロアマット、トリム等の装備部品とともに溶接に
先立って各車体モジュールに取付けてもよい。
【0014】第2実施例 本実施例以降の実施例は、塗装パネル部材の塗膜の溶接
熱による損傷に起因する種々の問題を回避する具体的手
法に関する。従って、以下の実施例では、前記第1実施
例の塗装済車体モジュール同志の溶接に代表される、塗
装パネル部材同志の溶接部のみを示して説明を行う。図
3は、本発明の第2実施例の溶接方法によって、塗装パ
ネル部材20、21をレーザビームRで重ね合わせ溶接
している状態を示す。本実施例では、一方の塗装パネル
部材20のパネル本体20aと塗膜20bとの間に断熱
材20cが設けられている。そして、この塗装パネル部
材20の断熱材20cが設けられていない側の面を、他
方の塗装パネル部材21に重ね合わせ、該他方の塗装パ
ネル部材21側からレーザビームRを照射して、両塗装
パネル部材20、21の溶接を行う。断熱材20cとし
ては、例えば、アルミナ、シリカ系の不定形耐火物或い
はガラス繊維、ケイ酸カルシウム系の繊維状断熱剤或い
は耐熱性無機質接着剤(例えば、宮島石綿理化工業株式
会社の商品名ユニオンダイン)等が挙げられる。本実施
例では、表側の塗膜20bと溶接部Wとの間に、断熱材
20cが介在するため、溶接時の熱が塗膜20bに影響
を及ぼない。従って、表面側の塗膜20bが、熱による
損傷を受けず、溶接部近傍での熱による損傷に起因する
見栄えの悪化、錆の発生等が防止できる。
熱による損傷に起因する種々の問題を回避する具体的手
法に関する。従って、以下の実施例では、前記第1実施
例の塗装済車体モジュール同志の溶接に代表される、塗
装パネル部材同志の溶接部のみを示して説明を行う。図
3は、本発明の第2実施例の溶接方法によって、塗装パ
ネル部材20、21をレーザビームRで重ね合わせ溶接
している状態を示す。本実施例では、一方の塗装パネル
部材20のパネル本体20aと塗膜20bとの間に断熱
材20cが設けられている。そして、この塗装パネル部
材20の断熱材20cが設けられていない側の面を、他
方の塗装パネル部材21に重ね合わせ、該他方の塗装パ
ネル部材21側からレーザビームRを照射して、両塗装
パネル部材20、21の溶接を行う。断熱材20cとし
ては、例えば、アルミナ、シリカ系の不定形耐火物或い
はガラス繊維、ケイ酸カルシウム系の繊維状断熱剤或い
は耐熱性無機質接着剤(例えば、宮島石綿理化工業株式
会社の商品名ユニオンダイン)等が挙げられる。本実施
例では、表側の塗膜20bと溶接部Wとの間に、断熱材
20cが介在するため、溶接時の熱が塗膜20bに影響
を及ぼない。従って、表面側の塗膜20bが、熱による
損傷を受けず、溶接部近傍での熱による損傷に起因する
見栄えの悪化、錆の発生等が防止できる。
【0015】第3実施例 本実施例は、前記第2実施例の変形例である。本実施例
の前記第2実施例との相違点は、一方の側の塗装パネル
部材30の表側面の溶接部W近傍で、パネル本体30a
と塗膜30bとの間に、断熱材32が設けられている点
である(図4参照)。この断熱材32は、接着材33
で、パネル本体30aに取付けられている。前記断熱材
32は、アルミニウム、銅、亜鉛等の金属の板であり、
溶接部Wからの熱を反射し、塗装パネル部材30の表面
側(レーザビームRの照射方向と反対側)の塗膜30b
を溶接時の熱から保護する。従って、本実施例でも、前
記第2実施例と同様に、表面側の塗膜30bが、熱によ
る損傷を受けず、溶接部近傍での熱による損傷に起因す
る見栄えの悪化、錆の発生等が防止できる。本実施例で
は、他方の側の塗装パネル部材31の塗膜31aは、溶
接部W近傍には、形成されていない。更に、表面側の塗
装パネル部材30の裏面側(合わせ面側)の溶接部W近
傍にも塗装30bが形成されていない。このため、両塗
装パネル部材30、31の重ね合わせ部の溶接部W近傍
には、塗膜が存在しない。従って、この溶接部W近傍の
重ね合わせ部で塗膜が溶接時の熱で、損害を受け、この
重ね合わせ部の防錆性が悪化することを防ぐことができ
る。
の前記第2実施例との相違点は、一方の側の塗装パネル
部材30の表側面の溶接部W近傍で、パネル本体30a
と塗膜30bとの間に、断熱材32が設けられている点
である(図4参照)。この断熱材32は、接着材33
で、パネル本体30aに取付けられている。前記断熱材
32は、アルミニウム、銅、亜鉛等の金属の板であり、
溶接部Wからの熱を反射し、塗装パネル部材30の表面
側(レーザビームRの照射方向と反対側)の塗膜30b
を溶接時の熱から保護する。従って、本実施例でも、前
記第2実施例と同様に、表面側の塗膜30bが、熱によ
る損傷を受けず、溶接部近傍での熱による損傷に起因す
る見栄えの悪化、錆の発生等が防止できる。本実施例で
は、他方の側の塗装パネル部材31の塗膜31aは、溶
接部W近傍には、形成されていない。更に、表面側の塗
装パネル部材30の裏面側(合わせ面側)の溶接部W近
傍にも塗装30bが形成されていない。このため、両塗
装パネル部材30、31の重ね合わせ部の溶接部W近傍
には、塗膜が存在しない。従って、この溶接部W近傍の
重ね合わせ部で塗膜が溶接時の熱で、損害を受け、この
重ね合わせ部の防錆性が悪化することを防ぐことができ
る。
【0016】上記のような、塗膜が形成されていない部
分を有する塗装パネル部材を製造する具体的方法として
は、塗装工程に先立って、塗膜を形成したくない部分に
マイクングテープ等でマスクを施し、その状態で、塗装
即ち塗膜の形成を行い、塗装完了後にマスクを取り外
し、所定部分に塗膜が形成されていない塗装パネル部材
を得る方法がある。第4実施例 本実施例は、前記第3実施例の変形例である。本実施例
の前記第2実施例との相違点は、断熱材40が溶接によ
り、一方の(表側の)塗装パネル部材30に取付けられ
ている点である(図5参照)。即ち、本実施例の断熱材
40は、溶接部w1、w2における溶接により、一方側
の塗装パネル部材30のパネル本体30aと塗膜30b
との間に取付けられている。この取付け位置は、前記第
3実施例同様、塗装パネル部材30、31同志の溶接部
Wの表側である。更に、本実施例の断熱材40は鋼板で
あり、溶接部W側の面に亜鉛合金メッキ41による表面
処理が施されている。防錆性が向上する。本実施例で
も、前記第3実施例と同様に、表面側の塗膜30bが、
熱による損傷を受けず、溶接部近傍での熱による損傷に
起因する見栄えの悪化、錆の発生等が防止できる。
分を有する塗装パネル部材を製造する具体的方法として
は、塗装工程に先立って、塗膜を形成したくない部分に
マイクングテープ等でマスクを施し、その状態で、塗装
即ち塗膜の形成を行い、塗装完了後にマスクを取り外
し、所定部分に塗膜が形成されていない塗装パネル部材
を得る方法がある。第4実施例 本実施例は、前記第3実施例の変形例である。本実施例
の前記第2実施例との相違点は、断熱材40が溶接によ
り、一方の(表側の)塗装パネル部材30に取付けられ
ている点である(図5参照)。即ち、本実施例の断熱材
40は、溶接部w1、w2における溶接により、一方側
の塗装パネル部材30のパネル本体30aと塗膜30b
との間に取付けられている。この取付け位置は、前記第
3実施例同様、塗装パネル部材30、31同志の溶接部
Wの表側である。更に、本実施例の断熱材40は鋼板で
あり、溶接部W側の面に亜鉛合金メッキ41による表面
処理が施されている。防錆性が向上する。本実施例で
も、前記第3実施例と同様に、表面側の塗膜30bが、
熱による損傷を受けず、溶接部近傍での熱による損傷に
起因する見栄えの悪化、錆の発生等が防止できる。
【0017】尚、前記断熱材40と塗装パネル部材30
との溶接個所は、前記例の2か所に限定されるものでな
い。更に、前記鋼板製断熱材40の表面処理41は省略
してもよい。第5実施例 本実施例は、前記第4実施例の変形例である。本実施例
の前記第4実施例との相違点は、断熱材50の構成であ
る。本実施例の断熱材50の材質、取付け方法、取付け
位置等は、前記第4実施例の断熱材40と同様である
が、この断熱材50の溶接部W側の面には、セラミック
等断熱材料からなる断熱材料51が塗布或いはコーティ
ングされている(図6参照)。この断熱材料51により
溶接時の熱がより効率的に遮断され、表面側の塗膜30
bが、熱による損傷を受けず、溶接部近傍での熱による
損傷に起因する見栄えの悪化、錆の発生等が防止でき
る。第6実施例 本実施例では、溶接する2枚の塗装パネル部材60、6
1のうち、一方60を他方61に比して厚肉に形成し、
両者を重ね合わせて、相対的に薄肉の塗装パネル部材6
1側からレーザビームRを照射し、溶接を行うものであ
る(図7参照)。この両パネル部材の厚さの比率は、薄
いパネル部材61の厚さをT1、厚いパネル部材60の
厚さをT2とした時に、T2≧1.2T1程度であるの
が好ましい。更に、溶接部先端の厚肉の塗装パネル部材
60の塗膜60bへの影響を充分に考慮するとT2≧2
T1程度、即ち、厚い側の塗装パネル部材を薄い塗装パ
ネル部材の約2倍の厚さとするのが好ましい。
との溶接個所は、前記例の2か所に限定されるものでな
い。更に、前記鋼板製断熱材40の表面処理41は省略
してもよい。第5実施例 本実施例は、前記第4実施例の変形例である。本実施例
の前記第4実施例との相違点は、断熱材50の構成であ
る。本実施例の断熱材50の材質、取付け方法、取付け
位置等は、前記第4実施例の断熱材40と同様である
が、この断熱材50の溶接部W側の面には、セラミック
等断熱材料からなる断熱材料51が塗布或いはコーティ
ングされている(図6参照)。この断熱材料51により
溶接時の熱がより効率的に遮断され、表面側の塗膜30
bが、熱による損傷を受けず、溶接部近傍での熱による
損傷に起因する見栄えの悪化、錆の発生等が防止でき
る。第6実施例 本実施例では、溶接する2枚の塗装パネル部材60、6
1のうち、一方60を他方61に比して厚肉に形成し、
両者を重ね合わせて、相対的に薄肉の塗装パネル部材6
1側からレーザビームRを照射し、溶接を行うものであ
る(図7参照)。この両パネル部材の厚さの比率は、薄
いパネル部材61の厚さをT1、厚いパネル部材60の
厚さをT2とした時に、T2≧1.2T1程度であるの
が好ましい。更に、溶接部先端の厚肉の塗装パネル部材
60の塗膜60bへの影響を充分に考慮するとT2≧2
T1程度、即ち、厚い側の塗装パネル部材を薄い塗装パ
ネル部材の約2倍の厚さとするのが好ましい。
【0018】従って、溶接時の熱は、厚肉の塗装パネル
部材60中で、図7に矢印で示すように、横方向に逃が
され、両塗装パネル部材60、61の重ね合わせ部と反
対側の面に形成された塗膜60bに影響を及ぼすことが
ない。従って、本実施例でも、前記第3実施例と同様
に、表面側の塗膜60bが熱による損傷を受けず、溶接
部近傍での熱による損傷に起因する見栄えの悪化、錆の
発生等が防止できる。第7実施例 本実施例は溶接時に冷却用流体を流すことによって、塗
膜を溶接による熱から保護するものである。図8は、2
枚の塗装パネル部材70、71の間に空間72を設けた
状態で、一方のパネル71側からレーザビームRを照射
して、両パネル部材70、71を溶接している状態を示
す。この溶接時に、両塗装パネル部材間の空間72の中
に、そして、他方の塗装パネル部材70の溶接部Wと反
対側の面に形成された塗膜70bに沿って、図8中に矢
印で示すように、冷却用流体を流す。この冷却用流体に
より、他方の塗装パネル部材70の溶接部Wと反対側の
面に設けられた塗膜70bが溶接による熱の影響を受け
にくくなる。冷却用流体の具体例としては、冷却エア、
液体窒素等が挙げられる。
部材60中で、図7に矢印で示すように、横方向に逃が
され、両塗装パネル部材60、61の重ね合わせ部と反
対側の面に形成された塗膜60bに影響を及ぼすことが
ない。従って、本実施例でも、前記第3実施例と同様
に、表面側の塗膜60bが熱による損傷を受けず、溶接
部近傍での熱による損傷に起因する見栄えの悪化、錆の
発生等が防止できる。第7実施例 本実施例は溶接時に冷却用流体を流すことによって、塗
膜を溶接による熱から保護するものである。図8は、2
枚の塗装パネル部材70、71の間に空間72を設けた
状態で、一方のパネル71側からレーザビームRを照射
して、両パネル部材70、71を溶接している状態を示
す。この溶接時に、両塗装パネル部材間の空間72の中
に、そして、他方の塗装パネル部材70の溶接部Wと反
対側の面に形成された塗膜70bに沿って、図8中に矢
印で示すように、冷却用流体を流す。この冷却用流体に
より、他方の塗装パネル部材70の溶接部Wと反対側の
面に設けられた塗膜70bが溶接による熱の影響を受け
にくくなる。冷却用流体の具体例としては、冷却エア、
液体窒素等が挙げられる。
【0019】尚、本実施例では、両塗装パネル部材7
0、71間の空間72と溶接部Wと反対側の面とに冷却
用流体を流しているが、何れか一方であってもよい。
又、本実施例は、両塗装パネル部材70、71が離間さ
せて溶接する溶接方法を示すが、両塗装パネル部材を密
着させて溶接する溶接方法において、溶接部と反対側の
面にのみ冷却用流体を流すものであってもよい。更に、
図9に示すように、両塗装パネル部材73、74の端部
を折り曲げ、該折り曲げ部(突き合わせ部)にレーザビ
ームRを照射して、溶接を行う溶接(以下、本明細書で
は「ヘリ継手溶接」という。)において、溶接時に、塗
装パネル部材73、74のレーザビームRが照射されて
溶接部Wが形成される部分とは反対側の面から、矢印で
示すように、冷却用流体を流してもよい。この場合に
は、両塗装パネル部材73、74の溶接部Wと反対側の
表面に形成された塗膜73a、74aが、該流体により
冷却され、溶接時の熱によって損傷を受けることがな
い。第8実施例 本実施例は、塗装パネル部材の端部を重ね合わせて、該
重ね合わせ部分の一方側からのみレーザビームを照射
し、溶接を行う溶接方法を前提として、レーザビームが
照射される面とは反対側に位置する塗装パネル部材のレ
ーザビームが照射される面とは反対側の面に形成される
塗膜を、耐熱性塗料で形成している。
0、71間の空間72と溶接部Wと反対側の面とに冷却
用流体を流しているが、何れか一方であってもよい。
又、本実施例は、両塗装パネル部材70、71が離間さ
せて溶接する溶接方法を示すが、両塗装パネル部材を密
着させて溶接する溶接方法において、溶接部と反対側の
面にのみ冷却用流体を流すものであってもよい。更に、
図9に示すように、両塗装パネル部材73、74の端部
を折り曲げ、該折り曲げ部(突き合わせ部)にレーザビ
ームRを照射して、溶接を行う溶接(以下、本明細書で
は「ヘリ継手溶接」という。)において、溶接時に、塗
装パネル部材73、74のレーザビームRが照射されて
溶接部Wが形成される部分とは反対側の面から、矢印で
示すように、冷却用流体を流してもよい。この場合に
は、両塗装パネル部材73、74の溶接部Wと反対側の
表面に形成された塗膜73a、74aが、該流体により
冷却され、溶接時の熱によって損傷を受けることがな
い。第8実施例 本実施例は、塗装パネル部材の端部を重ね合わせて、該
重ね合わせ部分の一方側からのみレーザビームを照射
し、溶接を行う溶接方法を前提として、レーザビームが
照射される面とは反対側に位置する塗装パネル部材のレ
ーザビームが照射される面とは反対側の面に形成される
塗膜を、耐熱性塗料で形成している。
【0020】図10に沿って具体的に説明すると、溶接
により接合する塗装パネル部材80、81はその端部が
重ね合わされた状態で配置され、一方の塗装パネル部材
81側からこの重ね合わせ部に、塗装パネル部材81側
からレーザビームRを照射し、両塗装パネル部材80、
81を溶接により接合する。塗装パネル部材80の塗装
パネル部材81とは反対側の面に形成される塗膜80b
は、耐熱性塗料によって形成されている。従って、溶接
時に、該塗膜80bが溶接の熱により損傷を受けること
がない。尚、耐熱性塗料による塗膜は、少なくとも溶接
による熱が及ぶ範囲に形成されていればよい。耐熱性塗
料の具体例としては、シリコーン樹脂(例えば、アルミ
ニウム粉末入りシリコーン樹脂、アルミニウム粉末入り
変成樹脂、グラファイト入りシリコーン樹脂等)系耐熱
塗料、重クロム酸リン酸系耐熱塗料、有機シリケート系
耐熱塗料(例えば、エチルシリケート系耐熱塗料)、有
機チタメート系耐熱塗料(例えば、アルミニウム粉末を
加えたテトラ−n−ブチルチタネート)等が挙げられ
る。第9実施例 本実施例は、溶接後に、溶接された塗装パネル部材の溶
接部Wの近傍の塗膜に塗膜補修剤を添加し、溶接によっ
て損傷を受けた塗面の補修を行うものである。図11及
び図12に沿って詳細に説明する。本実施例は、塗装パ
ネル部材90、91の端部を重ね合わせて、該重ね合わ
せ部分の一方側(塗装パネル部材90側)からレーザビ
ームRを照射し、溶接を行う溶接方法を前提としてい
る。この溶接工程終了後に、レーザビームRが直接照射
されなかった側の塗装パネル部材91の、他方の塗装パ
ネル部材90と溶接された面とは反対側の面に形成され
た塗膜91bに塗膜補修剤を、塗布手段92により塗布
する。又、図12に示すように、溶接工程終了後に、レ
ーザビームRが直接照射された側の塗装パネル部材90
の、塗装パネル部材91と溶接された面とは反対側の面
(即ち、レーザビームRが照射された面)に形成された
塗膜90bに塗膜補修剤を、塗布手段93により塗布す
るようにしてもよい。塗膜補修剤は、溶接時の熱によっ
て損傷を受けた塗装パネル部材90、或いは、91の溶
接面と反対側の面に形成された塗膜を補修するように塗
布される。
により接合する塗装パネル部材80、81はその端部が
重ね合わされた状態で配置され、一方の塗装パネル部材
81側からこの重ね合わせ部に、塗装パネル部材81側
からレーザビームRを照射し、両塗装パネル部材80、
81を溶接により接合する。塗装パネル部材80の塗装
パネル部材81とは反対側の面に形成される塗膜80b
は、耐熱性塗料によって形成されている。従って、溶接
時に、該塗膜80bが溶接の熱により損傷を受けること
がない。尚、耐熱性塗料による塗膜は、少なくとも溶接
による熱が及ぶ範囲に形成されていればよい。耐熱性塗
料の具体例としては、シリコーン樹脂(例えば、アルミ
ニウム粉末入りシリコーン樹脂、アルミニウム粉末入り
変成樹脂、グラファイト入りシリコーン樹脂等)系耐熱
塗料、重クロム酸リン酸系耐熱塗料、有機シリケート系
耐熱塗料(例えば、エチルシリケート系耐熱塗料)、有
機チタメート系耐熱塗料(例えば、アルミニウム粉末を
加えたテトラ−n−ブチルチタネート)等が挙げられ
る。第9実施例 本実施例は、溶接後に、溶接された塗装パネル部材の溶
接部Wの近傍の塗膜に塗膜補修剤を添加し、溶接によっ
て損傷を受けた塗面の補修を行うものである。図11及
び図12に沿って詳細に説明する。本実施例は、塗装パ
ネル部材90、91の端部を重ね合わせて、該重ね合わ
せ部分の一方側(塗装パネル部材90側)からレーザビ
ームRを照射し、溶接を行う溶接方法を前提としてい
る。この溶接工程終了後に、レーザビームRが直接照射
されなかった側の塗装パネル部材91の、他方の塗装パ
ネル部材90と溶接された面とは反対側の面に形成され
た塗膜91bに塗膜補修剤を、塗布手段92により塗布
する。又、図12に示すように、溶接工程終了後に、レ
ーザビームRが直接照射された側の塗装パネル部材90
の、塗装パネル部材91と溶接された面とは反対側の面
(即ち、レーザビームRが照射された面)に形成された
塗膜90bに塗膜補修剤を、塗布手段93により塗布す
るようにしてもよい。塗膜補修剤は、溶接時の熱によっ
て損傷を受けた塗装パネル部材90、或いは、91の溶
接面と反対側の面に形成された塗膜を補修するように塗
布される。
【0021】塗膜補修剤としては、塩ビ系或いはポリウ
レタン系のボディシーラーや防錆塗料、エポキシ系の補
修剤等があげられる。ボディシーラーを使用する際には
塗布手段としてフローガンが使用される。本実施例によ
れば、溶接時の熱で損傷を受けた塗膜を、溶接工程後に
補修するので、該損傷に起因する見栄えの悪化、錆の発
生等を防止できる。第10実施例 本実施例は、フレア継手溶接であって、図13に示すよ
うに、溶接される塗装パネル部材100、101の突き
合わせ部に、両塗装パネル部材100、101の折り曲
げ方向とは逆方向(塗膜100a、100bが形成され
ている側)からレーザビームRを照射する溶接を前提と
している。本実施例では、図示しないレーザビーム等を
発生させるトーチに取付けられた添加剤供給装置102
から、溶接部W近傍にニッケルやSUS等の防錆性を高
める添加材を供給しつつ溶接を行う。この結果、これら
の添加材102が溶接部W近傍に添加され、この付近の
塗膜100b、101bが溶接によって損傷を受けて
も、防錆性を維持する。添加材は、添加材供給装置10
2から、粉末、或いは、ワイヤの形状等で、溶接部W近
傍に供給される。
レタン系のボディシーラーや防錆塗料、エポキシ系の補
修剤等があげられる。ボディシーラーを使用する際には
塗布手段としてフローガンが使用される。本実施例によ
れば、溶接時の熱で損傷を受けた塗膜を、溶接工程後に
補修するので、該損傷に起因する見栄えの悪化、錆の発
生等を防止できる。第10実施例 本実施例は、フレア継手溶接であって、図13に示すよ
うに、溶接される塗装パネル部材100、101の突き
合わせ部に、両塗装パネル部材100、101の折り曲
げ方向とは逆方向(塗膜100a、100bが形成され
ている側)からレーザビームRを照射する溶接を前提と
している。本実施例では、図示しないレーザビーム等を
発生させるトーチに取付けられた添加剤供給装置102
から、溶接部W近傍にニッケルやSUS等の防錆性を高
める添加材を供給しつつ溶接を行う。この結果、これら
の添加材102が溶接部W近傍に添加され、この付近の
塗膜100b、101bが溶接によって損傷を受けて
も、防錆性を維持する。添加材は、添加材供給装置10
2から、粉末、或いは、ワイヤの形状等で、溶接部W近
傍に供給される。
【0022】第11実施例 本実施例も、前記第10実施例同様に、フレア継手溶接
であって、溶接される塗装パネル部材110、111の
突き合わせ部に、両塗装パネル部材110、111の折
り曲げ方向とは逆方向(塗膜110b、111bが形成
されている側)からレーザビームRを照射する溶接(図
14参照)を前提としている。本実施例では、溶接工程
終了後に、両塗装パネル部材110、111の塗膜11
0b、111b側から、両塗装パネル部材110、11
1の溶接近傍領域にボディシーラや亜鉛等の補修材11
2を塗布或いは取付けて、溶接の熱で損傷したこの領域
の塗膜の補修を行っている(図15参照)。この結果、
溶接の熱によって損傷を受けたこの付近の塗膜110
b、111bが補修材によって覆われ、見栄えの悪化、
或いは、防錆性の低下が防止できる。第12実施例 本実施例は、ヘリ継手溶接であって、図16に示すよう
に、溶接される塗装パネル部材120、121の突き合
わせ部の端面に、両塗装パネル部材120、121の折
り曲げ方向からレーザビームRを照射して溶接する溶接
方法である。本実施例の溶接方法では、図16から明ら
かなように、各塗装パネル部材120、121の折り曲
げ側とは反対側の面に形成された塗膜120a、120
bから離れた位置で溶接が行われるので、塗膜120
a、120bへの溶接時の熱による影響が抑えられる。
溶接の熱にする塗膜の損傷に起因する見栄えの悪化、或
いは、防錆性の低下が防止できる。
であって、溶接される塗装パネル部材110、111の
突き合わせ部に、両塗装パネル部材110、111の折
り曲げ方向とは逆方向(塗膜110b、111bが形成
されている側)からレーザビームRを照射する溶接(図
14参照)を前提としている。本実施例では、溶接工程
終了後に、両塗装パネル部材110、111の塗膜11
0b、111b側から、両塗装パネル部材110、11
1の溶接近傍領域にボディシーラや亜鉛等の補修材11
2を塗布或いは取付けて、溶接の熱で損傷したこの領域
の塗膜の補修を行っている(図15参照)。この結果、
溶接の熱によって損傷を受けたこの付近の塗膜110
b、111bが補修材によって覆われ、見栄えの悪化、
或いは、防錆性の低下が防止できる。第12実施例 本実施例は、ヘリ継手溶接であって、図16に示すよう
に、溶接される塗装パネル部材120、121の突き合
わせ部の端面に、両塗装パネル部材120、121の折
り曲げ方向からレーザビームRを照射して溶接する溶接
方法である。本実施例の溶接方法では、図16から明ら
かなように、各塗装パネル部材120、121の折り曲
げ側とは反対側の面に形成された塗膜120a、120
bから離れた位置で溶接が行われるので、塗膜120
a、120bへの溶接時の熱による影響が抑えられる。
溶接の熱にする塗膜の損傷に起因する見栄えの悪化、或
いは、防錆性の低下が防止できる。
【0023】第13実施例 本実施例は、塗装パネル部材130、131の端部を重
ね合わせて、該重ね合わせ部分の一方側(塗装パネル部
材130側)からレーザビームRを照射し、溶接を行う
溶接方法を前提としている。本実施例では、レーザビー
ムRが直接照射されない側の塗装パネル部材131の、
溶接面とは反対側の面に形成された塗膜131bを厚く
形成している(図17参照)。この塗膜131bは、該
塗膜131bに溶接部Wから熱が伝わった際に、この熱
による影響が該塗膜131bの表面にでない厚さで、パ
ネル本体131aに形成されている。従って、溶接時
に、溶接の熱が塗膜に伝わった際にも、その影響が塗膜
の表面までは及ばず、塗膜表面の損傷に起因する見栄え
の悪化、或いは、防錆性の低下が防止できる。第14実施例 本実施例は、塗装パネル部材140、141の端部を重
ね合わせて、該重ね合わせ部分の一方側(塗装パネル部
材140側)からレーザビームRを照射し、溶接を行う
溶接方法を前提としている。図18に示すように、本実
施例では、両塗装パネル部材140、141の端部に
は、塗膜140b、141bが形成されていない。この
両塗装パネル部材140、141の塗膜が形成されてい
ない端部をマスキング兼防錆材142を介して重ね合わ
せた後、この重ね合わせ部にレーザビームRを片側から
照射して、両塗装パネル部材140、141を溶接して
いる。このマスキング兼防錆材の具体例としては、ヨコ
ハマゴム株式会社のハマタイトES等の変性エポキシ系
接着剤が挙げられる。
ね合わせて、該重ね合わせ部分の一方側(塗装パネル部
材130側)からレーザビームRを照射し、溶接を行う
溶接方法を前提としている。本実施例では、レーザビー
ムRが直接照射されない側の塗装パネル部材131の、
溶接面とは反対側の面に形成された塗膜131bを厚く
形成している(図17参照)。この塗膜131bは、該
塗膜131bに溶接部Wから熱が伝わった際に、この熱
による影響が該塗膜131bの表面にでない厚さで、パ
ネル本体131aに形成されている。従って、溶接時
に、溶接の熱が塗膜に伝わった際にも、その影響が塗膜
の表面までは及ばず、塗膜表面の損傷に起因する見栄え
の悪化、或いは、防錆性の低下が防止できる。第14実施例 本実施例は、塗装パネル部材140、141の端部を重
ね合わせて、該重ね合わせ部分の一方側(塗装パネル部
材140側)からレーザビームRを照射し、溶接を行う
溶接方法を前提としている。図18に示すように、本実
施例では、両塗装パネル部材140、141の端部に
は、塗膜140b、141bが形成されていない。この
両塗装パネル部材140、141の塗膜が形成されてい
ない端部をマスキング兼防錆材142を介して重ね合わ
せた後、この重ね合わせ部にレーザビームRを片側から
照射して、両塗装パネル部材140、141を溶接して
いる。このマスキング兼防錆材の具体例としては、ヨコ
ハマゴム株式会社のハマタイトES等の変性エポキシ系
接着剤が挙げられる。
【0024】従って、両塗装パネル部材140、141
は、マスキング兼防錆材142を介して重ね合わされ溶
接されるのことになり、この溶接部分でのシール性、防
錆性が向上する。又、図19に示すように、一方の塗装
パネル部材144の端部を幅方向に延びる波型に加工
し、他方の塗装パネル部材143の端部と重ね合わせた
際に、両端部間に空間が形成されるのようにして、この
空間に断熱材或いは融着剤である充填物145を充填
し、溶接を行ってもよい。断熱剤の具体例としては、イ
ソライト工業株式会社のイソライトボードモルタル等の
無機系断熱剤があり、融着剤の具体例として、ユニオン
ダイン等の耐熱性無機質接着剤がある。この場合も、溶
接に使用するレーザビームRは、重ね合わされた塗装パ
ネル部材143、144の片側からのみ照射される。レ
ーザビームRが照射される側の塗装パネル部材143の
塗膜143bは、レーザビームRが照射される溶接部W
近傍には形成されておらず、又、他方の塗装パネル部材
144の塗膜144bは、塗装パネル部材143と対向
する面の溶接部W近傍には形成されていない。図19に
示す例では、充填物が断熱材であるときには、溶接部W
近傍の塗膜の熱による損傷が回避され、充填物が融着剤
であるときには、溶接部Wにおけるシール性、防錆性が
向上する。
は、マスキング兼防錆材142を介して重ね合わされ溶
接されるのことになり、この溶接部分でのシール性、防
錆性が向上する。又、図19に示すように、一方の塗装
パネル部材144の端部を幅方向に延びる波型に加工
し、他方の塗装パネル部材143の端部と重ね合わせた
際に、両端部間に空間が形成されるのようにして、この
空間に断熱材或いは融着剤である充填物145を充填
し、溶接を行ってもよい。断熱剤の具体例としては、イ
ソライト工業株式会社のイソライトボードモルタル等の
無機系断熱剤があり、融着剤の具体例として、ユニオン
ダイン等の耐熱性無機質接着剤がある。この場合も、溶
接に使用するレーザビームRは、重ね合わされた塗装パ
ネル部材143、144の片側からのみ照射される。レ
ーザビームRが照射される側の塗装パネル部材143の
塗膜143bは、レーザビームRが照射される溶接部W
近傍には形成されておらず、又、他方の塗装パネル部材
144の塗膜144bは、塗装パネル部材143と対向
する面の溶接部W近傍には形成されていない。図19に
示す例では、充填物が断熱材であるときには、溶接部W
近傍の塗膜の熱による損傷が回避され、充填物が融着剤
であるときには、溶接部Wにおけるシール性、防錆性が
向上する。
【0025】第15実施例 本実施例は、塗装パネル部材150、151の端部を重
ね合わせて、該重ね合わせ部分の一方側(塗装パネル部
材150側)からレーザビームRを照射し、溶接を行う
溶接方法を前提としている。図20に示すように、本実
施例では、両塗装パネル部材150、151の端部に
は、夫々、ステンレス或いはチタン等の防錆材料ででき
た板部材152、153が溶接により取付けられ、この
板部材152、153同志がレーザビームRによって溶
接されている。この板部材152、153の重ね合わせ
部分には、塗膜150b、151bが形成されていない
ので、溶接時の熱により塗膜150b、151bが損傷
をうけることがない。又、溶接部Wは、防錆材料の板部
材152、153に形成されるので、この部分での錆の
発生の問題も生じない。この防錆材料の板部材152、
153は、図21に示すように、塗装パネル部材15
0、151の端部に突き合わせ溶接して、各塗装パネル
部材150、151に取付けてもよい。
ね合わせて、該重ね合わせ部分の一方側(塗装パネル部
材150側)からレーザビームRを照射し、溶接を行う
溶接方法を前提としている。図20に示すように、本実
施例では、両塗装パネル部材150、151の端部に
は、夫々、ステンレス或いはチタン等の防錆材料ででき
た板部材152、153が溶接により取付けられ、この
板部材152、153同志がレーザビームRによって溶
接されている。この板部材152、153の重ね合わせ
部分には、塗膜150b、151bが形成されていない
ので、溶接時の熱により塗膜150b、151bが損傷
をうけることがない。又、溶接部Wは、防錆材料の板部
材152、153に形成されるので、この部分での錆の
発生の問題も生じない。この防錆材料の板部材152、
153は、図21に示すように、塗装パネル部材15
0、151の端部に突き合わせ溶接して、各塗装パネル
部材150、151に取付けてもよい。
【0026】
【効果】以上詳述したように、本発明の溶接方法によれ
ば、溶接時の熱による塗膜の損傷に起因する種々の弊害
を抑制することができる。
ば、溶接時の熱による塗膜の損傷に起因する種々の弊害
を抑制することができる。
【図1】本発明の第1実施例の溶接方法により接合され
るボディシェルの各車体モジュールを概略的に示す斜視
図
るボディシェルの各車体モジュールを概略的に示す斜視
図
【図2】図1の車体モジュールに装備部品を取りつけた
状態を示す斜視図
状態を示す斜視図
【図3】本発明の第2実施例の溶接方法を説明する、塗
装パネル部材同志の溶接部の断面図
装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図4】本発明の第3実施例の溶接方法を説明する、塗
装パネル部材同志の溶接部の断面図
装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図5】本発明の第4実施例の溶接方法を説明する、塗
装パネル部材同志の溶接部の断面図
装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図6】本発明の第5実施例の溶接方法を説明する、塗
装パネル部材同志の溶接部の断面図
装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図7】本発明の第6実施例の溶接方法を説明する、塗
装パネル部材同志の溶接部の断面図
装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図8】本発明の第7実施例の溶接方法を説明する、塗
装パネル部材同志の溶接部の断面図
装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図9】本発明の第7実施例の変形例の溶接方法を説明
する、塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
する、塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図10】本発明の第8実施例の溶接方法を説明する、塗
装パネル部材同志の溶接部の断面図
装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図11】本発明の第9実施例の溶接方法を説明する、塗
装パネル部材同志の溶接部の断面図
装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図12】本発明の第9実施例の溶接方法を説明する、塗
装パネル部材同志の溶接部の断面図
装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図13】本発明の第10実施例の溶接方法を説明する、
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図14】本発明の第11実施例の溶接方法を説明する、
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図15】本発明の第11実施例の溶接方法を説明する、
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図16】本発明の第12実施例の溶接方法を説明する、
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図17】本発明の第13実施例の溶接方法を説明する、
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図18】本発明の第14実施例の溶接方法を説明する、
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図19】本発明の第14実施例の変形例の溶接方法を説
明する、塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
明する、塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図20】本発明の第15実施例の溶接方法を説明する、
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
【図21】本発明の第15実施例の変形例の溶接方法を説
明する、塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
明する、塗装パネル部材同志の溶接部の断面図
R レーザビーム W 溶接部 20 塗装パネル部材 20b 塗膜 20c 断熱材 21 塗装パネル部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中西 利介 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 篠森 正利 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (15)
- 【請求項1】 表面に塗膜が形成された複数枚の塗装パ
ネル部材を、パネル部材の一方側から溶接する塗装パネ
ル部材の溶接方法であって、 溶接部からの熱が前記塗装パネルの他方側の塗膜に伝達
されるのを抑制する手段を設けて溶接を行う、塗装パネ
ル部材の溶接方法。 - 【請求項2】 前記抑制手段が、塗装パネル部材と該塗
装パネル部材の前記他方側の塗膜との間に設けられた断
熱材である、請求項1に記載の塗装パネル部材の溶接方
法。 - 【請求項3】 前記溶接が互いに溶接される塗装パネル
部材を重ね合わせて行う重ね合わせ溶接であり、 重ね合わされる塗装パネル部材のうちの前記他方側に位
置する塗装パネル部材の、少なくとも前記一方側の塗装
パネル部材と重ね合わせられる部分が、前記一方側の塗
装パネル部材より厚肉に形成されている、請求項1に記
載の塗装パネルの溶接方法。 - 【請求項4】 前記溶接時に、塗装パネル部材の前記他
方側に冷却用流体を流す、請求項1に記載の塗装パネル
部材の溶接方法。 - 【請求項5】 前記溶接が互いに溶接される塗装パネル
部材を間に所定の空間を設けた状態で重ねて該パネルの
溶接を行う重ね合わせ溶接であり、 前記溶接時に、前記空間内に冷却用流体を通す、請求項
1に記載の塗装パネル部材の溶接方法。 - 【請求項6】 表面に塗膜が形成された複数枚の塗装パ
ネル部材を、パネル部材の一方側から溶接する塗装パネ
ル部材の溶接方法であって、 溶接部近傍領域で、塗装パネル部材の少なくとも他方側
の面の塗膜を、耐熱性を有する塗料で形成して前記溶接
を行う、塗装パネル部材の溶接方法。 - 【請求項7】 表面に塗膜が形成された複数枚の塗装パ
ネル部材を、パネル部材の一方側から溶接する塗装パネ
ル部材の溶接方法であって、 溶接時、或いは、溶接後に、塗装パネル部材の溶接部近
傍領域に表面処理を施す、塗装パネル部材の溶接方法。 - 【請求項8】 表面に塗膜が形成された複数枚の塗装パ
ネル部材を、パネル部材の一方側から溶接する塗装パネ
ル部材の溶接方法であって、 該溶接が、互いに溶接される塗装パネルの他方側の面か
ら離間して行われる、塗装パネル部材の溶接方法。 - 【請求項9】 表面に塗膜が形成された複数枚の塗装パ
ネル部材を、パネル部材の一方側から溶接する塗装パネ
ル部材の溶接方法であって、 溶接部の他方側の塗膜に予め溶接熱による該塗膜の損傷
を受容する部分を形成して前記溶接を行う、塗装パネル
部材の溶接方法。 - 【請求項10】 表面に塗膜が形成された複数枚の塗装パ
ネル部材を、パネル部材の一方側から溶接する塗装パネ
ル部材の溶接方法であって、 前記溶接が、互いに溶接される塗装パネル部材の一部分
を重ね合わせて行われるものであり、 塗膜形成工程に先だって、少なくとも一方の塗装パネル
部材の、塗装パネル部材の重ね合わせ部を構成すること
になる領域に、防錆材兼マスキング材を取付け、該防錆
材兼マスキング材の上にも塗膜が形成された塗装パネル
部材を使用して前記溶接が行われる塗装パネル部材の溶
接方法 - 【請求項11】 表面に塗膜が形成された複数枚の塗装パ
ネル部材を、パネル部材の一方側から溶接する塗装パネ
ル部材の溶接方法であって、 前記溶接が互いに溶接されて接合される塗装パネル部材
の一部分を重ね合わせて行われるものであり、 塗膜形成工程に先だって、少なくとも一方のパネル部材
の、前記重ね合わせ部を構成することになる領域に、マ
スキング材を取付け、 該領域に塗膜が形成されないようにしてパネル部材の表
面に塗膜を形成し、 塗膜形成工程の後に前記マスキング材を取り外し、 少なくとも一枚の、前記重ね合わせ部に塗膜が形成され
ていない塗装パネル部材を用いて前記溶接を行う、塗装
パネル部材の溶接方法 - 【請求項12】 表面に塗膜が形成された複数枚の塗装パ
ネル部材を溶接する塗装パネル部材の溶接方法であっ
て、 溶接部の近傍領域が防錆材料で形成された塗装パネル部
材を用いて溶接が行われる、塗装パネル部材の溶接方法 - 【請求項13】 前記溶接が高密度エネルギビームによっ
て行われる、請求項1乃至12に記載の塗装パネル部材の
溶接方法。 - 【請求項14】 前記高密度エネルギビームがレーザビー
ムである、請求項13に記載の塗装パネル部材の溶接方法 - 【請求項15】 前記塗装パネル部材が、互いに接合され
て自動車のボディシェルを形成する車体モジュールを構
成する車体パネルであり、 前記溶接が該車体モジュール同志の溶接である、請求項
1に記載の塗装パネル部材の溶接方法
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5247005A JPH07100677A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 塗装パネル部材の溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5247005A JPH07100677A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 塗装パネル部材の溶接方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07100677A true JPH07100677A (ja) | 1995-04-18 |
Family
ID=17156972
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5247005A Pending JPH07100677A (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 塗装パネル部材の溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100677A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004002671A1 (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-08 | National Institute For Materials Science | レーザ溶接方法 |
| KR101357629B1 (ko) * | 2011-12-05 | 2014-02-04 | 삼성중공업 주식회사 | 헬리콥터 데크 체결방법 |
| KR20200039786A (ko) * | 2017-11-01 | 2020-04-16 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 겹침 접합 구조 |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP5247005A patent/JPH07100677A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004002671A1 (ja) * | 2002-06-27 | 2004-01-08 | National Institute For Materials Science | レーザ溶接方法 |
| EP1516692A4 (en) * | 2002-06-27 | 2007-08-29 | Nat Inst For Materials Science | Method of laser welding |
| KR101357629B1 (ko) * | 2011-12-05 | 2014-02-04 | 삼성중공업 주식회사 | 헬리콥터 데크 체결방법 |
| KR20200039786A (ko) * | 2017-11-01 | 2020-04-16 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 겹침 접합 구조 |
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