JPH07100950B2 - 防食シート床面の施工方法 - Google Patents
防食シート床面の施工方法Info
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- JPH07100950B2 JPH07100950B2 JP21863892A JP21863892A JPH07100950B2 JP H07100950 B2 JPH07100950 B2 JP H07100950B2 JP 21863892 A JP21863892 A JP 21863892A JP 21863892 A JP21863892 A JP 21863892A JP H07100950 B2 JPH07100950 B2 JP H07100950B2
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Landscapes
- Floor Finish (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アンカー付き防食シー
トを敷き並べた床面の施工方法に関する。
トを敷き並べた床面の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、コンクリートは耐酸性、
耐薬品性に劣り、侵食されやすい材料であるため、例え
ば下水処理槽や薬液貯溜槽などをコンクリートで構築す
る場合には、その床面や壁面に防食用のシート等を接着
し、侵食されないように被覆保護するのが普通である。
耐薬品性に劣り、侵食されやすい材料であるため、例え
ば下水処理槽や薬液貯溜槽などをコンクリートで構築す
る場合には、その床面や壁面に防食用のシート等を接着
し、侵食されないように被覆保護するのが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように防食用のシートを接着しても、コンクリート面が
凹凸粗面であるため接着不良箇所が生じやすく、しかも
コンクリートはひび割れを生じやすい材料であるため、
地下水が床コンクリートのひび割れ部分や不良箇所より
浸透してシートの接着不良箇所に溜まるようになる。こ
のように浸透水が接着不良箇所に溜まると、その水圧や
蒸気圧でシートに膨れを生じてシートの剥離が進行し、
ひどい場合にはシートが破壊されてコンクリートが激し
い侵食を受け、侵食部分から洩れ出した薬液や汚水によ
って周囲の土壌が汚染されるという問題があった。
ように防食用のシートを接着しても、コンクリート面が
凹凸粗面であるため接着不良箇所が生じやすく、しかも
コンクリートはひび割れを生じやすい材料であるため、
地下水が床コンクリートのひび割れ部分や不良箇所より
浸透してシートの接着不良箇所に溜まるようになる。こ
のように浸透水が接着不良箇所に溜まると、その水圧や
蒸気圧でシートに膨れを生じてシートの剥離が進行し、
ひどい場合にはシートが破壊されてコンクリートが激し
い侵食を受け、侵食部分から洩れ出した薬液や汚水によ
って周囲の土壌が汚染されるという問題があった。
【0004】本発明は上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、敷き並べた防食シートが
浸透水の圧力や蒸気圧で剥離することがなく、長期間に
わたって優れた防食効果を発揮できる新規な防食シート
床面の施工方法を提供することにある。
で、その目的とするところは、敷き並べた防食シートが
浸透水の圧力や蒸気圧で剥離することがなく、長期間に
わたって優れた防食効果を発揮できる新規な防食シート
床面の施工方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の防食シート床面の施工方法は、コンクリー
トを打設して床地を形成した後、その表面にモルタルを
敷き均し、シート裏面に多数のアンカーを突設した合成
樹脂製の防食シートをモルタルが軟らかいうちに敷き並
べて、アンカーを埋め込んだままモルタルを硬化させ、
隣り合った防食シートの端部同士を樹脂溶接することを
特徴としている。
め、本発明の防食シート床面の施工方法は、コンクリー
トを打設して床地を形成した後、その表面にモルタルを
敷き均し、シート裏面に多数のアンカーを突設した合成
樹脂製の防食シートをモルタルが軟らかいうちに敷き並
べて、アンカーを埋め込んだままモルタルを硬化させ、
隣り合った防食シートの端部同士を樹脂溶接することを
特徴としている。
【0006】
【作用】本発明のように床地の表面に敷き均したモルタ
ルが軟らかいうちに防食シートを敷き並べ、シート裏面
のアンカーを埋め込んだままモルタルを硬化させると、
アンカーがモルタルから抜けなくなって防食シートが強
固に固着されるため、床地を浸透してくる水の圧力や蒸
気圧によって防食シートが剥離することはなくなる。
ルが軟らかいうちに防食シートを敷き並べ、シート裏面
のアンカーを埋め込んだままモルタルを硬化させると、
アンカーがモルタルから抜けなくなって防食シートが強
固に固着されるため、床地を浸透してくる水の圧力や蒸
気圧によって防食シートが剥離することはなくなる。
【0007】また、本発明のように隣り合った防食シー
トの端部同士を樹脂溶接すると、接合強度が大きく且つ
水密的に接合できるので、この接合部分が浸透水の圧力
や蒸気圧で亀裂を生じたり、接合部分から薬液等が洩れ
たりすることもない。
トの端部同士を樹脂溶接すると、接合強度が大きく且つ
水密的に接合できるので、この接合部分が浸透水の圧力
や蒸気圧で亀裂を生じたり、接合部分から薬液等が洩れ
たりすることもない。
【0008】従って、本発明の方法で施工した防食シー
ト床面は、長期間にわたって床地コンクリートの侵食を
防止することができる。
ト床面は、長期間にわたって床地コンクリートの侵食を
防止することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
説明する。
【0010】本発明の施工方法によれば、まず、図1に
示すようにコンクリートの床地1を形成する。この床地
1の形成は、最終的な床面の高さHから防食シートの厚
さd(アンカーまで含んだシート全体の厚さ)を予め差
し引いた高さhにコンクリートを打設して表面をコテ仕
上げし、養生、硬化させることによって行う。床地1は
後日その表面処理を行うので、コテ仕上げは木ゴテ仕上
げ程度でよい。
示すようにコンクリートの床地1を形成する。この床地
1の形成は、最終的な床面の高さHから防食シートの厚
さd(アンカーまで含んだシート全体の厚さ)を予め差
し引いた高さhにコンクリートを打設して表面をコテ仕
上げし、養生、硬化させることによって行う。床地1は
後日その表面処理を行うので、コテ仕上げは木ゴテ仕上
げ程度でよい。
【0011】形成された床地1は、モルタルを敷き均す
前に表面処理を行い、モルタルの付着力を高めることが
望ましい。表面処理の方法としては、ワイヤブラシ等に
よって表面のレイタンス(脆弱層)を除去するグリーン
カット処理や、ブリージング水が再吸収される時点でポ
リマーディスパージョンを散布して表面にポリマー層を
形成する処理方法などが採用される。
前に表面処理を行い、モルタルの付着力を高めることが
望ましい。表面処理の方法としては、ワイヤブラシ等に
よって表面のレイタンス(脆弱層)を除去するグリーン
カット処理や、ブリージング水が再吸収される時点でポ
リマーディスパージョンを散布して表面にポリマー層を
形成する処理方法などが採用される。
【0012】床地1の表面処理が終わると、図2に示す
ように、床地1の表面にモルタル2を打ち継いで敷き均
す。なお、モルタル2の敷き均し前に、モルタルとの付
着力を強固とするために、床地1の表面に打ち継ぎ用エ
ポキシ樹脂やポリマーセメントモルタルを塗布してもよ
い。次いで、このモルタル2がまだ軟らかいうちに、図
3に示すように防食シート3を敷き並べ、適当な重石4
を載せてシート裏面のアンカー3aをモルタル2に埋め
込んだまま放置し、モルタル2を硬化させる。防食シー
ト3を敷き並べる際には、防食シート3とモルタル2の
間に空気が残らないように防食シート3を端部からモル
タル2に密着させることが望ましい。
ように、床地1の表面にモルタル2を打ち継いで敷き均
す。なお、モルタル2の敷き均し前に、モルタルとの付
着力を強固とするために、床地1の表面に打ち継ぎ用エ
ポキシ樹脂やポリマーセメントモルタルを塗布してもよ
い。次いで、このモルタル2がまだ軟らかいうちに、図
3に示すように防食シート3を敷き並べ、適当な重石4
を載せてシート裏面のアンカー3aをモルタル2に埋め
込んだまま放置し、モルタル2を硬化させる。防食シー
ト3を敷き並べる際には、防食シート3とモルタル2の
間に空気が残らないように防食シート3を端部からモル
タル2に密着させることが望ましい。
【0013】この防食シート3は、耐食性、耐薬品性が
良好なポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン
等の合成樹脂を成形したもので、図5に示すように、シ
ート裏面には多数のアンカー3aが千鳥状に分散して突
設されており、各アンカー3aは、互いに離反する方向
に傾斜した一対の突片31a,31aを中間連結片32
aで連結した形状をしている。従って、各アンカー3a
を上記のようにモルタル2に埋め込んだまま放置してモ
ルタル2を硬化させると、突片31a,31aが引掛か
ってモルタル2から抜けなくなり、防食シート3が強固
に固着される。尚、アンカーは図示した形状のものに限
られず、例えば断面T字形、矢印形、キノコ形など、先
端が膨出してモルタル2から抜け出さない形状であれば
よい。また、アンカーは必ずしも分散して突設する必要
がなく、例えばリブ状に連続するアンカーを一定の間隔
で平行に設けるようにしてもよい。
良好なポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリエチレン
等の合成樹脂を成形したもので、図5に示すように、シ
ート裏面には多数のアンカー3aが千鳥状に分散して突
設されており、各アンカー3aは、互いに離反する方向
に傾斜した一対の突片31a,31aを中間連結片32
aで連結した形状をしている。従って、各アンカー3a
を上記のようにモルタル2に埋め込んだまま放置してモ
ルタル2を硬化させると、突片31a,31aが引掛か
ってモルタル2から抜けなくなり、防食シート3が強固
に固着される。尚、アンカーは図示した形状のものに限
られず、例えば断面T字形、矢印形、キノコ形など、先
端が膨出してモルタル2から抜け出さない形状であれば
よい。また、アンカーは必ずしも分散して突設する必要
がなく、例えばリブ状に連続するアンカーを一定の間隔
で平行に設けるようにしてもよい。
【0014】上記のモルタル2は通常のセメントモルタ
ルでもよいが、防食シート3との密着性を向上させるた
めには、ブリージングを生じないように配合したモルタ
ルや高強度モルタルを使用するのが望ましい。また、敷
き均すモルタル2の量は、モルタルの収縮率やアンカー
3aの埋め込みによる増量分を予め計算して過不足のな
いように決定する必要がある。
ルでもよいが、防食シート3との密着性を向上させるた
めには、ブリージングを生じないように配合したモルタ
ルや高強度モルタルを使用するのが望ましい。また、敷
き均すモルタル2の量は、モルタルの収縮率やアンカー
3aの埋め込みによる増量分を予め計算して過不足のな
いように決定する必要がある。
【0015】防食シート3の敷設が完了し、モルタル2
が硬化すると、図4に示すように隣り合った防食シート
3の端部同士を樹脂5で溶接して水密的に接合し、更に
床面周辺の防食シート3と壁面の防食シート3も同様に
樹脂溶接する。この樹脂溶接は、防食シート3と同種の
ポリプロピレン樹脂棒や高密度ポリエチレン樹脂棒を用
いて行うことが望ましく、また、溶接に先立って防食シ
ートの接合部分を清掃し、シート端部の表面をナイフ等
でそぎ落として新しい端面を露出させておくことが望ま
しい。このような前処理を行うと溶接不良がなくなり、
接合強度や水密性が大幅に向上する。また、モルタル2
の充填不足がある場合は、溶接前に無収縮性モルタルを
注入して充分に硬化させる必要がある。
が硬化すると、図4に示すように隣り合った防食シート
3の端部同士を樹脂5で溶接して水密的に接合し、更に
床面周辺の防食シート3と壁面の防食シート3も同様に
樹脂溶接する。この樹脂溶接は、防食シート3と同種の
ポリプロピレン樹脂棒や高密度ポリエチレン樹脂棒を用
いて行うことが望ましく、また、溶接に先立って防食シ
ートの接合部分を清掃し、シート端部の表面をナイフ等
でそぎ落として新しい端面を露出させておくことが望ま
しい。このような前処理を行うと溶接不良がなくなり、
接合強度や水密性が大幅に向上する。また、モルタル2
の充填不足がある場合は、溶接前に無収縮性モルタルを
注入して充分に硬化させる必要がある。
【0016】上記の方法で施工された防食シート床面
は、モルタル2が床地1に強固に付着し、このモルタル
2に防食シート3のアンカー3aが抜け出し不能に埋め
込まれて防食シート3が強固に固着された構造であるた
め、下方から水が床地1を浸透してきても、その水圧や
蒸気圧によって防食シート3が剥離する心配はない。し
かも、隣り合った防食シート3の端部同士を樹脂溶接し
て接合部分の接合強度と水密性を高めているため、この
接合部分が浸透水の圧力や蒸気圧で亀裂を生じたり、接
合部分から薬液等が洩れたりする心配もない。従って、
この防食シート床面は、長期間にわたって床地1のコン
クリートの侵食が防止される。
は、モルタル2が床地1に強固に付着し、このモルタル
2に防食シート3のアンカー3aが抜け出し不能に埋め
込まれて防食シート3が強固に固着された構造であるた
め、下方から水が床地1を浸透してきても、その水圧や
蒸気圧によって防食シート3が剥離する心配はない。し
かも、隣り合った防食シート3の端部同士を樹脂溶接し
て接合部分の接合強度と水密性を高めているため、この
接合部分が浸透水の圧力や蒸気圧で亀裂を生じたり、接
合部分から薬液等が洩れたりする心配もない。従って、
この防食シート床面は、長期間にわたって床地1のコン
クリートの侵食が防止される。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の施工方法は、敷き並べた防食シートを強固に固着で
き、隣り合った防食シートの端部同士を強固かつ水密的
に接合できるので、床地のコンクリートを浸透してくる
水の圧力や蒸気圧によって防食シートの剥離や接合部分
の亀裂を生じることがなく、長期間にわたって優れた防
食効果を発揮し得る防食シート床面を施工することがで
きる。
の施工方法は、敷き並べた防食シートを強固に固着で
き、隣り合った防食シートの端部同士を強固かつ水密的
に接合できるので、床地のコンクリートを浸透してくる
水の圧力や蒸気圧によって防食シートの剥離や接合部分
の亀裂を生じることがなく、長期間にわたって優れた防
食効果を発揮し得る防食シート床面を施工することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンクリートを打設して床地を形成したところ
を示す部分断面図である。
を示す部分断面図である。
【図2】床地の上にモルタルを敷き均したところを示す
部分断面図である。
部分断面図である。
【図3】モルタルの上に防食シートを敷き並べて重石を
のせたところを示す部分断面図である。
のせたところを示す部分断面図である。
【図4】隣り合った防食シートの端部同士を樹脂溶接し
たところを示す部分断面図である。
たところを示す部分断面図である。
【図5】本発明に用いる防食シートの一部拡大斜視図で
ある。
ある。
1 床地 2 モルタル 3 防食シート 3a アンカー 5 溶接樹脂
Claims (1)
- 【請求項1】コンクリートを打設して床地を形成した
後、その表面にモルタルを敷き均し、シート裏面に多数
のアンカーを突設した合成樹脂製の防食シートをモルタ
ルが軟らかいうちに敷き並べて、アンカーを埋め込んだ
ままモルタルを硬化させ、隣り合った防食シートの端部
同士を樹脂溶接することを特徴とする防食シート床面の
施工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21863892A JPH07100950B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 防食シート床面の施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21863892A JPH07100950B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 防食シート床面の施工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0642149A JPH0642149A (ja) | 1994-02-15 |
| JPH07100950B2 true JPH07100950B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=16723088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21863892A Expired - Fee Related JPH07100950B2 (ja) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | 防食シート床面の施工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07100950B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7029185B2 (ja) * | 2019-12-09 | 2022-03-03 | 日本ジッコウ株式会社 | コンクリート構造物の防食工法 |
-
1992
- 1992-07-24 JP JP21863892A patent/JPH07100950B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0642149A (ja) | 1994-02-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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