JPH07100954A - 生ケースの芯出し方法 - Google Patents

生ケースの芯出し方法

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JPH07100954A
JPH07100954A JP5250497A JP25049793A JPH07100954A JP H07100954 A JPH07100954 A JP H07100954A JP 5250497 A JP5250497 A JP 5250497A JP 25049793 A JP25049793 A JP 25049793A JP H07100954 A JPH07100954 A JP H07100954A
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JP
Japan
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bead core
bead
drum
carcass ply
bladder
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JP5250497A
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English (en)
Inventor
Fumihiro Matsuyama
文博 松山
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/08Building tyres
    • B29D30/20Building tyres by the flat-tyre method, i.e. building on cylindrical drums
    • B29D30/24Drums
    • B29D30/26Accessories or details, e.g. membranes, transfer rings
    • B29D2030/2635Central bladder, e.g. elastic membrane, sleeve, envelope, diaphragm, which covers the central portion of the drum, e.g. covering the toroidally expandable rigid segments

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  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤ成型ドラムで生ケースの形成を行う際
に精度良くビードコアの芯出しを行う。 【構成】 拡縮可能で、かつ軸方向に移動可能なビード
載置部68の軸方向内側にフランジ部69を設け、この
載置部68を拡径してビードコア88を固定する。セン
ターブラダー84に高圧の圧縮空気を充填して膨張させ
ると共にビード載置部68を軸方向内側へ移動させる。
センターブラダー84の膨張速度とビード載置部68の
移動速度とを調整し、カーカスプライ93、95の張力
によってビードコア88を軸方向内側に引っ張って、ビ
ードコア88がフランジ部69に所定の力Fで押圧され
るようにする。ビードコア88は位置の誤差や、傾きの
誤差等はフランジ部69に押圧されて修正され、フラン
ジ部69を基準としてタイヤ成形ドラム10と同芯とな
るように芯出しされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タイヤ成型ドラムでシ
ェーピングをする生ケースの芯出し方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来では、拡縮可能な環状の座にカーカ
スプライの端部を折り返したビードコアを配置し、この
座を遠心方向に拡径することでカーカスプライを介して
ビードコアを内周から押圧し、これによりビードコアを
固定してカーカスプライのシェーピングを行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビード
コアは生のカーカスプライ等を介して座に載せられてい
るため、座を遠心方向に拡径してビードコアを内周側か
ら押圧するだけではビードコアが安定しない。
【0004】このため、カーカスプライを円筒形からト
ロイダル状に膨らますシェーピング動作の際にビードコ
アが座の上を滑動し、ビードコアが所定位置に定まらな
いことがあり、生ケース中心からビードコアまでの距離
をビード周上で評価すると安定しない。ビードコアが不
安定なためシェーピング内圧が上げられない。また、生
ケースのシェーピングが早いとカーカスプライの張力に
よってビードコアが引っ張られ、座の軸方向内側にビー
ドコアが外れることがある。サイドブラダーを膨張させ
てカーカスプライを折り返す時、ビードコアがサイドブ
ラダーに押され、生ケース中心からビードコアまでの距
離がビード周上でバラツキ大となり易く、ユニフォミテ
ィーを悪化させる等の問題も抱えている。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、タイヤ成型ド
ラムで生ケースの形成を行う際に精度良くビードコアの
芯出しを行うことができ、さらに、ビードコアが外れる
等の不具合も防止することができる生ケースの芯出し方
法を提供することが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の生ケースの芯出
し方法は、径方向に拡縮可能とされると共に軸方向に伸
縮可能とされるドラムと、前記ドラムの径方向外側に配
設され、かつ軸方向両端部が接離方向に移動可能とされ
ると共に内圧充填により径方向外側へ膨張して外周部に
貼り付けたカーカスプライを所定形状にシェーピングす
る環状のセンターブラダーと、前記センターブラダーの
軸方向両側に設けられ軸方向移動及び径方向拡縮が可能
とされ、カーカスプライの端部が折り返された前記ビー
ドコアを径方向内側から支持する一対のビードコア固定
手段と、前記ビードコア固定手段の他方のビード固定手
段側の端部に設けられ前記ビード部の側部を支持するフ
ランジ部と、を備えたタイヤ成形ドラムを用い、前記カ
ーカスプライをシェーピングする際には、カーカスプラ
イの端部が折り返された前記ビードコアを前記ビードコ
ア拡径手段により径方向内側から押圧して支持するとと
もに、前記センターブラダーに内圧を充填して前記カー
カスプライの膨張時の張力で前記ビード部を前記フラン
ジ部に押圧させた状態で、前記一対のビードコア固定手
段を幅寄せすることを特徴としている。
【0007】
【作用】本発明の生ケースの芯出し方法によれば、カー
カスプライをシェーピングする際には、カーカスプライ
の端部が折り返された前記ビードコアを前記ビードコア
固定手段の拡径により径方向内側から押圧して支持する
とともに、前記センターブラダーに内圧を充填して、前
記カーカスプライの膨張時の張力で前記ビード部を前記
フランジ部に押圧させた状態で、前記一対のビードコア
固定手段を幅寄せするようにしたので、ビード部がフラ
ンジ部に押圧されることによって、ビードコアは、傾き
や位置の誤差が修正される。即ち、ビード部がフランジ
部に押圧されることによって、ビードコアの芯出しが機
械的に行われ、ビードコアのビードコア固定手段上の位
置が定まる。
【0008】このため、ビードコアの芯が出たユニフォ
ミティーの優れた生ケースを得ることができ、この生ケ
ースを加硫すればユニフォミティーの優れたタイヤを製
造することができる。
【0009】また、ビード部がフランジ部に当接するの
で、シェーピング内圧を上げることが可能となり、ビー
ドコアの芯出しを安定させた状態で、ベルト、トレッド
等を貼り付けることができ、タイヤのユニフォミティを
向上させることができる。さらに、サイドブラダーを用
いてカーカスプライの端部を折り返すような場合にも、
サイドブラダーで押圧されてビードコアが動くことが無
い。
【0010】なお、ビード部をフランジ部に押圧させる
には、一例として、センターブラダーに最初に所定の内
圧を充填してカーカスプライに所定の張力を作用させ、
その後内圧を上げながらビードコア固定手段を幅寄せし
たり、また、ビードコア固定手段の移動速度に対して内
圧の充填速度を早めにする等して、カーカスプライに張
力を作用させてビード部をフランジ部に押圧させること
ができる。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図11にしたが
って説明する。
【0012】図2にはタイヤ成型ドラム10が示されて
いる。タイヤ成形ドラム10は、センタードラム12
と、センタードラム12の軸方向両側に配設されるサイ
ドドラム14と、を備えている。
【0013】図3に示すように、センタードラム12
は、周方向に複数個に分割され、軸直角断面形状が円弧
状を呈した周方向寸法が長い大セグメント12Aと周方
向寸法が短い小セグメント12Bとが交互に並んで形成
されている。
【0014】また、図4に示すように、サイドドラム1
4もセンタードラム12と同様に周方向に複数個に分割
され、軸直角断面形状が円弧状を呈した大セグメント1
4Aと小セグメント14Bとが交互に並んで形成されて
いる。
【0015】図3及び図4に示すように、センタードラ
ム12の小セグメント12B及びサイドドラム14の小
セグメント14Bには、周方向両端部の外周側にテーパ
ー面が形成されており、センタードラム12の大セグメ
ント12A及びサイドドラム14の大セグメント14A
には周方向両端部の内周側にテーパー面が形成されてい
る。
【0016】図2に示すように、センタードラム12及
びサイドドラム14の軸芯部には、図示しないモータに
よって回転されるスライドベース移動手段の一部を構成
する駆動軸16が貫通して配置されている。駆動軸16
には、中央部を挟んで一方に右螺子18、他方に左螺子
20が形成されている。
【0017】駆動軸16の径方向外側には、支持手段と
してのパイプ22が同軸的に配設されている。このパイ
プ22は、図示しない床面に立設された支柱に支持され
ている。
【0018】図2及び図3に示すように、パイプ22の
長手方向中央部の外周には、複数の中空円筒24が放射
状に設けられている。中空円筒24の先端部は縮径され
て、スライド軸26が摺動自在に挿入されている。中空
円筒24の内部には、付勢手段としてのコイルバネ28
が配設されており、コイルバネ28はスライド軸26の
端部に固定されたワッシャ30に当接してスライド軸2
6を駆動軸側に付勢している。中空円筒24から突出し
たスライド軸26の先端部にはセンターセグメント12
A、12Bが取り付けられている。
【0019】図2に示すように、パイプ22の外周に
は、センタードラム12の軸方向両側にサイドドラム1
4を支持する筒状のスライドベース32が配設されてい
る。スライドベース32はパイプ22の軸方向に沿って
移動自在とされている。パイプ22には、長手方向に延
びる長孔34が形成されており、駆動軸16の螺子部に
螺合したスライドベース移動手段の他の一部を構成する
雌ねじ形成部材36の一部がこの長孔34を貫通してス
ライドベース32に連結している。したがって、駆動軸
16の回転によりスライドベース32は、互いに接離移
動することができる。
【0020】スライドベース32には、駆動軸16側に
第1シリンダ孔38が設けられている。第1シリンダ孔
38は、駆動軸16と同軸的に設けられ、駆動軸16周
りに沿って周回して軸直角断面が環状を呈している。
【0021】第1シリンダ孔38のセンタードラム12
側には、駆動軸16の放射方向に沿って延びる角孔40
が周方向に所定ピッチで複数個設けられている。この角
孔40の側壁には第1シリンダ孔38の端部が連結して
いる。
【0022】第1シリンダ孔38の軸方向中間部には、
環状の隔壁42が設けられており、第1シリンダ孔38
を軸方向に2分している。第1シリンダ孔38の内部に
は、隔壁42のセンタードラム12側に環状の第1ピス
トン44が配設され、反対側に環状の第2ピストン46
が配設されている。第1ピストン44と第2ピストン4
6とは、隔壁42に設けられた貫通孔48に挿入された
連結シャッフト50によって連結されている。なお、隔
壁42の貫通孔48の中間部、第1ピストン44及び第
2ピストン46のそれぞれ内周側及び外周側には気密性
を保持するためのオーリング(図示せず)が取り付けら
れている。
【0023】角孔40の内部には、スライドブロック5
2が配設されている。スライドブロック52は、角孔4
0内を駆動軸16の径方向に沿って移動自在とされてい
る。スライドブロック52は中空とされており、中空部
分にリンク54の片側が挿入されている。
【0024】リンク54は、一端がスライドブロック5
2の略中央部分に取付けられた軸56に揺動可能に支持
され、他端が第1ピストン44の端部に取付けられた軸
58に揺動可能に支持されている。このため、第1ピス
トン44がセンタードラム12側に移動するとスライド
ブロック52が角孔40内を径方向外側へ移動し、第1
ピストン44がセンタードラム12側から離れ方向へ移
動するとスライドブロック52が角孔40内を径方向内
側へ移動する。
【0025】スライドブロック52の半径方向外側端部
にサイドドラム14の大セグメント14Aまたは小セグ
メント14Bが取り付けられている。
【0026】なお、第1ピストン44、連結シャフト5
0、第2ピストン46、リンク54及びスライドブロッ
ク52等によってサイドドラム拡径手段が構成されてい
る。
【0027】スライドベース32には、第1シリンダ孔
38の径方向外側に、第2シリンダ孔60が設けられて
いる。この第2シリンダ孔60も、第1シリンダ孔38
と同様に駆動軸16と同軸的に設けられ、駆動軸16周
りに沿って周回して軸直角断面が環状を呈している。
【0028】第2シリンダ孔60の内部には、ビードコ
ア固定手段の一部を構成する環状のピストン62が配設
されている。このピストン62は第2シリンダ孔60の
内部を軸方向に沿って移動自在とされ、軸方向中間部に
は内周側及び外周側に気密性を保持するためのオーリン
グ(図示せず)が取り付けられている。ピストン62に
は、センタードラム側の外周側にテーパー面62Aが形
成されている。
【0029】また、第2シリンダ孔60のセンタードラ
ム12側には、駆動軸16の放射方向に延びる角孔64
が周方向に所定ピッチで複数個設けられている。この角
孔64の側壁には第2シリンダ孔60の一方の端部が連
結している。
【0030】角孔64の内部には、ビードコア固定手段
の他の一部を構成する小スライドブロック66が配設さ
れている。小スライドブロック66は、角孔64内を駆
動軸16の径方向に沿って移動自在とされている。それ
ぞれの小スライドブロック66は環状の弾性バンド70
で互いに連結されており、駆動軸側へ付勢されている。
小スライドブロック66には、駆動軸側にピストン62
のテーパー面62Aに当接して転がる摩擦軽減用のロー
ラ70が取り付けられており、径方向外側にビード載置
部68が形成されている。
【0031】図1及び図2に示すように、ビード載置部
68は、軸方向中央部に底面が平らな凹部68Aを備え
ており、凹部68Aの軸方向内側にフランジ部69を備
えている。
【0032】図2に示すように、フランジ部69は、軸
方向外側(矢印B方向側)の半径方向外側略半分が傾斜
部69Aとなっており、半径方向外側の頂部が円弧状に
形成されている。また、傾斜部69Aよりも半径方向内
側端部は、半径方向と平行とされた軸方向外側面69B
から軸方向外側に突出している。
【0033】図2に示すように、スライドベース32の
外周側には、サイドブラダー72が配設されている。サ
イドブラダー72は、空気が入れられて膨張した際の形
状が略ドーナツ状とされ、両端部がスライドベース32
の外周部分に設けられた溝部に嵌合して取り付けられて
いる。
【0034】図2に示すように、内圧非充填時のサイド
ブラダー72は、内面が密着してスライドベース32の
外周面に密着しており、図1に示すように、センタード
ラム側の端部付近がビード載置部68の凹部68Aに載
置され、フランジ部69の傾斜部69Aの端部と凹部6
8Aとの間に挟持されている。
【0035】ここで、フランジ部69は、図1に示すよ
うに、凹部68Aに載置されたサイドブラダー72とビ
ードコア88との間に後述するインナーライナー91及
びカーカスプライ93、95を挟んで、小スライドブロ
ック66を半径方向外側へ移動して所定の力でビードコ
ア88を内側から固定した際に、ビード部11の半径方
向内端11Aから半径方向外側(矢印A方向)へ計測す
る頂部の高さHを3.0mmから12.0mmとすることが
好ましく、半径方向に対する傾斜部69Aの傾斜角度θ
を0°〜45°とすることが好ましい。
【0036】図2に示すように、このスライドベース3
2には、サイドブラダー72の内部に空気を充填する為
の管路74、第2ピストン46と隔壁42との間の空気
室76の空気の出入りの為の管路78、第2シリンダ孔
60の底部とピストン62との間の空気室77の空気の
出入りの為の管路79、第2ピストン46と第1シリン
ダ孔38の底部との間の第2空気室80の空気の出入り
の為の管路82とが設けられており、それぞれ図示しな
いコンプレッサー等に連結されている。
【0037】また、これらのセンタードラム12及びサ
イドドラム14の径方向外側には筒状のセンターブラダ
ー84が設けられている。センターブラダー84の端部
は、スライドベース32の角孔40の軸方向外側の壁面
に設けられた溝部に嵌合して取り付けられている。な
お、センターブラダー84は、図示しない空気供給手段
から空気が供給されて膨張するようになっており、非膨
張時には、図2に示すように、センタードラム12及び
サイドドラム14の外周面に密着している。
【0038】ここで、本実施例のタイヤ成形ドラム10
は、スライドベース32が互いに離間し、かつ、ピスト
ン62と第1ピストン44(及び第2ピストン46)と
が最もセンタードラム12から離間した状態では、セン
タードラム12及びサイドドラム14が最も縮径して同
一外径寸法となり(図3及び図4参照)、スライドベー
ス32の外径ともほぼ同一外径寸法となる。
【0039】次に本実施例のタイヤ成形ドラム10を用
いて2アッププライ構造の生タイヤ(製品のタイヤサイ
ズ750R16)を形成する手順を(1)〜(7)にし
たがって説明する。
【0040】(1) 先ず最初に、センタードラム1
2、サイドドラム14及び小スライドブロック66を縮
径させてタイヤ成形ドラム10を図2に示す初期状態と
し、そのタイヤ成型ドラム10に図5に示すように、イ
ンナーライナー91、次にカーカスプライ93、カーカ
スプライ95をセンターブラダー84及びサイドブラダ
ー72の外周に貼り付ける。なお、インナーライナー9
1及びカーカスプライ93、95は、端部がビード載置
部68から軸方向外側へ所定寸法超えたところに位置す
るような幅を有している。
【0041】(2) 次に、タイヤ成形ドラム10の軸
方向外側からリング状のビードコア88を挿入し、その
ビードコア88をビード載置部68の径方向外側に配置
した後に管路79から圧縮空気を充填してピストン62
を軸方向内側へ移動させる。これによって、小スライド
ブロック66のテーパー面をローラ70が転がり小スラ
イドブロック66が軸方向外側へ移動し、ビード載置部
68が内側からサイドブラダー72、インナーライナー
91及びカーカスプライ93、95を介してビードコア
88を内側から押圧し、図6に示すように、ビードコア
88が固定される。
【0042】本実施例では、ビードコア88を固定する
際の力を、110PSI(ポンド/スクエアーインチ)
とした。
【0043】その後、固定されたビードコア88の所定
位置に、断面が略三角形状を呈した環状のビードフィラ
ー90を取り付ける。
【0044】(3) 次に、駆動軸16を回転させてサ
イドドラム14を互いに軸方向内側に移動させてサイド
ドラム14をセンタードラム12に当接させた後、第2
空気室80に圧縮空気を充填する。第2ピストン46及
び第2ピストンに連結された第1ピストン44は軸方向
内側に移動し、リンク54で連結されたスライドブロッ
ク52が経方向外側へ移動してサイドドラム14が拡径
すると共に、サイドドラム14に当接したセンタードラ
ム12が図7に示すように拡径する。
【0045】ここで、図8で二点鎖線で示すようにサイ
ドブラダー72を膨張させると共に、膨張したサイドブ
ラダー72を軸方向外側からプッシュカン(ブラダー押
さえ)92で軸方向内側に押圧して、カーカスプライ9
3及びカーカスプライ95の端部をビードコア88周り
に折り返す。
【0046】ビードコア88の軸方向内側にはビード載
置部68のフランジ部69があるので、ビードコア88
はフランジ部69に押し当てられて折り返しの際にビー
ドコア88の位置がずれることがない。したがって、サ
イドブラダー72の内圧を従来以上に上げることが可能
となり、サイドブラダー72でビードコア88の周辺を
強く押圧することが可能となり、プライ間のエア溜まり
を確実に排除することが可能となる。
【0047】次に、図9に示すように、ステッチングロ
ーラ96によって、カーカスプライ93及びカーカスプ
ライ95の折り返し部分を上から押圧し、カーカスプラ
イ93及びカーカスプライ95の本体部分、ビードコア
88及びビードフィラー90に密着させる。なお、カー
カスプライ93、95の径方向内側には、サイドドラム
14が配設されているので、ステッチングローラー96
で押圧することにより折り返し部分を本体部分、ビード
コア88及びビードフィラー90へ確実に密着させるこ
とができる。
【0048】(4) 次に、管路79から空気を抜いて
ピストン62を軸方向外側へ移動させ、図9に示すよう
に、小スライドブロック66を径方向内側へ移動させて
ビード載置部68を成型途中の生タイヤから離間させ、
カーカスプライ93の外周面の所定位置にサイドトレッ
ド98を貼り付け、同じくステッチングローラ96によ
ってサイドトレッド98を上から押圧してカーカスプラ
イ93に密着させる。この場合においても、サイドトレ
ッド98の径方向内側には、センタードラム12及びサ
イドドラム14が配設されているので、ステッチングロ
ーラー96で押圧することによりサイドトレッド98を
カーカスプライ93へ確実に密着させることができる。
【0049】(5) 次に、管路79から低圧の圧縮空
気を充填してピストン62及び小スライドブロック66
を径方向外側へ移動させ、図10に示すように、ビード
載置部68によって、再びビードコア88を固定する。
ここでは、ビードコア88を固定する際の力を、20P
SIとしている。
【0050】(6) 次に、センターブラダー84に高
圧(本実施例では、2.0kg/cm2。但し、この値はセン
ターブラダーに送り込む側の動圧であり、管路79の途
中で計測した値である。)の圧縮空気を充填して図11
に示すように膨張させると共に、駆動軸16を回転させ
て更にスライドベース32を軸方向内側へ移動させる。
この際には、サイドドラム14のテーパー面がセンター
ドラム12のテーパー面に摺動してセンタードラム12
がサイドドラム14で押し上げられ、サイドドラム14
がセンタードラム12の内側に入り込んでビードコア8
8が軸方向内側に幅寄せされカーカスプライ93及びカ
ーカスプライ95は製品タイヤのカーカス形状に近づけ
られる。
【0051】ここで、センターブラダー84に高圧の圧
縮空気を充填して膨張させると、カーカスプライ93及
びカーカスプライ95に張力が作用して、その水平分力
によりビードコア88が軸方向内側に引っ張られる。ビ
ードコア88の移動方向には、ビードコア88の内径よ
りも大きな外径を有するフランジ部69が配置されてい
るので、ビードコア88がビード載置部68から外れる
恐れは全くない。しかも、カーカスプライ93及びカー
カスプライ95を介してビードコア88はフランジ部6
9に所定の力Fで押圧されるので、ビードコア88に位
置の誤差や、傾きの誤差等があった場合でも、このよう
な誤差はフランジ部69に押圧されることによって修正
され、ビードコア88はフランジ部69を基準としてタ
イヤ成形ドラム10と同芯となるように芯出しされる。
【0052】なお、センターブラダー84に2.0kg/c
m2(但し、この値はセンターブラダーに送り込む側の動
圧であり、管路79の途中で計測した値である。)で空
気を充填した際に、ビードコア88の移動速度を10mm
/secとすることによって、ビードコア88を最適に
フランジ部69に押圧させることができた。
【0053】以上のようにして所定形状に膨張したカー
カスプライ93の所定位置に、ベルト100、トップト
レッド102等のタイヤ構成部品を貼り付けることによ
って生ケースが完成する。
【0054】本発明の生ケースの芯出し方法を適用する
ことによって上記のようにビードコア88の芯出しが行
われ、形成途中でビードコア88の位置が安定するた
め、ベルト、トレッド等の貼り付け位置も安定し、ユニ
フォミティーの良好な生ケースを効率良く製造すること
ができる。 (試験例)本発明の生ケースの芯出し方法を適用して複
数個のタイヤを製造すると共に、従来方法によって複数
個のタイヤを製造し、各々の製造方法によるRFV(ラ
ジアルフォースバリエーション)、規格外品発生率、エ
ア溜まり発生率を調べた結果を以下の表1に示す。
【0055】なお、RFVは、試験タイヤをユニフォミ
ティ測定機のドラム上に所定荷重Wで押し付け、回転時
の荷重のバラツキを測定した(表1の単位は、ポンド/
インチ2であり、数値は最大値と最小値の差であ
る。)。
【0056】また、エア溜まり発生率とは、成型したタ
イヤのビード部を分解してカーカスプライとサイドトレ
ッドとの間にエア溜まりが有るか否かを調べ、エア溜ま
りのあるタイヤの数をパーセンテージで表したものであ
る。
【0057】
【表1】
【0058】上記表1の試験結果からも、本発明の生ケ
ースの芯出し方法を適用して形成された生ケースを用い
て成型されたタイヤは、従来よりもRFV、規格外発生
率及びエア溜まり発生率の全ての点で優れていることは
明らかである。
【0059】なお、前記実施例では、タイヤ成形ドラム
10を用いて2アッププライ構造の生ケースを形成する
場合を説明したが、タイヤ成型ドラム10によって、ア
ップダウン構造の生ケースを形成することもできる。
【0060】アップダウン構造の生タイヤを形成する場
合には、図2に示すように、センタードラム12、サイ
ドドラム14及び小スライドブロック66が縮径した初
期状態のタイヤ成形ドラム10において、インナーライ
ナー91の上にアッププライ用のカーカスプライを貼り
付け、ビードコア88を所定位置に配置して前述と同様
にしてビード載置部68でビードコア88を固定して、
ビードフィラー90を取り付けてサイドブラダー72に
てカーカスプライの端部を折り返す。
【0061】以後は図12に示すように、ビード載置部
68を一旦離してダウンプライ用のカーカスプライ10
4及びサイドトレッド98をアッププライ用のカーカス
プライ106の上に貼り付け、再びビード載置部68で
ビードコア88を固定し、以後は前述した工程と同様に
してベルト100、トップトレッド102等を取り付け
れば良い。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の生ケース
の芯出し方法は上記のようにしたので、タイヤ成型ドラ
ムで生ケースの形成を行う際に精度良くビードコアの芯
出しを行うことができ、さらに、ビードコアが外れる等
の不具合も防止できるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ビード載置部付近の拡大断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係るタイヤ成形ドラムの断
面図である。
【図3】図2に示すタイヤ成形ドラムの3−3線断面図
である。
【図4】図2に示すタイヤ成形ドラムの4−4線断面図
である。
【図5】インナーライナー及び2アッププライ用のカー
カスプライを貼り付けた状態を示すビード載置部近傍の
断面図である。
【図6】ビードコアを固定した状態を示すタイヤ成型ド
ラムの断面図である。
【図7】拡径した状態のセンタードラムを示す軸線に直
角な断面図である。
【図8】カーカスプライの折り返し方法を説明するタイ
ヤ成形ドラムの断面図である。
【図9】端部を折り返した後のカーカスプライにサイド
トレッドを貼り付ける状態を示すビード載置部近傍の断
面図である。
【図10】2アッププライ用のカーカスプライが折り返
されたビードコアを固定した状態を示す、ビード載置部
付近の断面図である。
【図11】カーカスを膨張させた際の状態を示すタイヤ
成形ドラムの断面図である。
【図12】アップダウン構造の生ケースの形成方法を示
すビード載置部付近の断面図である。
【符号の説明】
10 タイヤ成形ドラム 11 ビード部 12 センタードラム 66 小スライドブロック(ビードコア固定手段) 69 フランジ部 84 センターブラダー 93 カーカスプライ 95 カーカスプライ 104 カーカスプライ 106 カーカスプライ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径方向に拡縮可能とされると共に軸方向
    に伸縮可能とされるドラムと、 前記ドラムの径方向外側に配設され、かつ軸方向両端部
    が接離方向に移動可能とされると共に内圧充填により径
    方向外側へ膨張して外周部に貼り付けたカーカスプライ
    を所定形状にシェーピングする環状のセンターブラダー
    と、 前記センターブラダーの軸方向両側に設けられ軸方向移
    動及び径方向拡縮が可能とされ、カーカスプライの端部
    が折り返された前記ビードコアを径方向内側から支持す
    る一対のビードコア固定手段と、 前記ビードコア固定手段の他方のビード固定手段側の端
    部に設けられ前記ビード部の側部を支持するフランジ部
    と、を備えたタイヤ成形ドラムを用い、 前記カーカスプライをシェーピングする際には、カーカ
    スプライの端部が折り返された前記ビードコアを前記ビ
    ードコア拡径手段により径方向内側から押圧して支持す
    るとともに、前記センターブラダーに内圧を充填して前
    記カーカスプライの膨張時の張力で前記ビード部を前記
    フランジ部に押圧させた状態で、前記一対のビードコア
    固定手段を幅寄せすることを特徴とする生ケースの芯出
    し方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000071349A (ja) * 1998-07-10 2000-03-07 Bridgestone Corp 単一工程のタイヤ組み立てドラム
EP2008798A1 (en) 2007-06-27 2008-12-31 Bridgestone Corporation Tyre building drum
JP2012520188A (ja) * 2009-03-13 2012-09-06 マランゴーニ メカニカ エッセ.ピ.ア. タイヤカーカス成形方法およびドラム
JP2022086959A (ja) * 2020-11-30 2022-06-09 ドンバン エンジニアリング カンパニー リミテッド 多段拡張機能を有するタイヤ成形ドラム
KR20220116662A (ko) * 2021-02-15 2022-08-23 주식회사 동방엔지니어링 압축공기를 활용한 전후진 구동장치가 구비된 타이어 성형드럼

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