JPH07101008A - 包装用製袋品 - Google Patents

包装用製袋品

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JPH07101008A
JPH07101008A JP5273043A JP27304393A JPH07101008A JP H07101008 A JPH07101008 A JP H07101008A JP 5273043 A JP5273043 A JP 5273043A JP 27304393 A JP27304393 A JP 27304393A JP H07101008 A JPH07101008 A JP H07101008A
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JP
Japan
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bag
film
biaxially stretched
curl
stretched film
Prior art date
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Pending
Application number
JP5273043A
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English (en)
Inventor
Yasushi Haruta
寧 春田
Hiroyuki Kato
宏之 加藤
Nobuo Suzui
伸夫 鈴井
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ポリプロピレン系樹脂層の少なくとも片面
に、該ポリプロピレン系樹脂より10〜70℃低い融点
を有するポリオレフィン共重合体系樹脂層が積層された
二軸延伸フイルムを用いた製袋品4において、該二軸延
伸フイルムのカールの内側が袋の内面側であり、該二軸
延伸フイルムのカール度が20%よりも小さいことを特
徴とする包装用製袋品。 【効果】 製袋品に対する使用二軸延伸フイルムのカー
ルの方向を特定し、かつ、そのカール度を特定値未満と
することにより、溶断シール部から破袋しにくい、しか
もシール強度の高い製袋品を得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリプロピレン系二軸
延伸フイルムを主体とするフイルムからなる包装用製袋
品に関し、とくに、溶断シールにより製袋し、内容物を
包装するものに適用して最適な包装用製袋品に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリプロピレン系二軸延伸フイルムを二
つ折りにし、二つ折りにされたフイルムを折り目と直角
の方向に溶断すると、折り目部を底部、溶断により二つ
折りにされたフイルム同士が溶着した部分(溶断シール
部)を両側のシール部とし、折り目部と反対側部分を開
口部とする製袋品が得られる。
【0003】ところが、このようにポリプロピレン系フ
イルムを溶断シールにより製袋し、内容物を包装する
と、フイルムの袋外側方向へのカールにより、袋の開口
部側の側端部より溶断シール部が開き、そこから破袋す
ることがあるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】二軸延伸ポリプロピレ
ン系フイルムは、一般に、製膜時の両面の熱履歴が異な
るため、両面の熱的特性は必ずしも同等ではない。この
ためフイルムが加熱されるとカールは避けられない。今
回このカールの方向と袋開口部端のシールが開く現象と
の間に密接な関係があることを見出し本発明に至った。
【0005】そこで本発明は、フイルムのカールの方
向、カールの特性等を特定することにより、シール部が
開きにくい、つまりそこからの破袋を防止し得る、溶断
シールによる製袋品に適用して最適な包装用製袋品を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本発明の
包装用製袋品は、ポリプロピレン系樹脂層の少なくとも
片面に、該ポリプロピレン系樹脂より10〜70℃低い
融点を有するポリオレフィン共重合体系樹脂層が積層さ
れた二軸延伸フイルムを用いた製袋品において、(1)
該二軸延伸フイルムのカールの内側が袋の内面側であ
り、(2)該二軸延伸フイルムのカール度が20%より
も小さい、ことを特徴とするものから成る。
【0007】この本発明に係る包装用製袋品は、とくに
溶断シールにより製袋されるものに適用して大きな効果
が得られるが、これに限定されず、加熱を伴う製袋品全
てに適用可能である。
【0008】本発明に係るポリプロピレン系樹脂層を構
成するポリプロピレン系樹脂としては、ポリプロピレン
樹脂、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテ
ン−プロピレン共重合体などのプロピレンと他のオレフ
ィンとの共重合体樹脂などが挙げられる。
【0009】ポリプロピレン系共重合体樹脂としては、
ランダム共重合体、ブロック共重合体のいずれの共重合
体が用いられても良い。また、ポリプロピレン系樹脂は
それぞれ単独で用いられてもよいし、2種類以上混合し
て用いられてもよい。なお、本発明に用いられるポリプ
ロピレン系樹脂は、プロピレン成分が80重量%以上で
あることが好ましい。このポリプロピレン系樹脂には帯
電防止剤、防曇剤、造核剤、酸化防止剤、滑剤、紫外線
吸収剤などが本発明の効果を損なわない範囲で添加され
ていても良い。
【0010】上記ポリプロピレン系樹脂層の少なくとも
片面には、ポリオレフィン共重合体系樹脂層が積層され
る。ポリオレフィン共重合体系樹脂層に用いられるポリ
オレフィン共重合体系樹脂としては、ポリオレフィン共
重合体樹脂及びこれとポリオレフィン単独重合体樹脂と
の混合物などが挙げられる。ポリオレフィン共重合体樹
脂としては、例えばエチレン−プロピレン共重合体、エ
チレン−ブテン共重合体、エチレン−プロピレン−ブテ
ン3元共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸
メチル共重合体などを挙げることができる。ポリオレフ
ィン共重合体またはポリオレフィン単独重合体はそれぞ
れ単独で用いられてもよいし、2種類以上混合して用い
られても良い。ポリオレフィン共重合体系樹脂としてと
くに好ましいものはエチレン−プロピレン共重合体、プ
ロピレン−ブテン共重合体の混合物及びエチレン−プロ
ピレン−ブテン3元共重合体である。特に、エチレン含
有量が1〜5重量%、ブテン含有量が2〜25重量%の
ものが好ましい。なお、ポリオレフィン共重合体系樹脂
には帯電防止剤、防曇剤、造核剤、酸化防止剤、滑剤、
紫外線吸収剤などが本発明の効果を損なわない範囲で添
加されていても良い。
【0011】上記ポリオレフィン共重合体系樹脂の融点
は、ポリプロピレン系樹脂のそれよりも10〜70℃低
いことが必要である。ポリオレフィン系共重合体系樹脂
の融点がポリプロピレン系樹脂の融点より低いが、その
差が10℃未満であると溶断シールが弱くなり、その差
が70℃を越えると溶断シール時にシール部よりしわが
発生する。
【0012】本発明の製袋品には、上記ポリプロピレン
系樹脂層とポリオレフィン共重合体系樹脂層との積層構
成を有する二軸延伸フイルムが用いられる。この製袋品
に用いられる二軸延伸フイルムの厚みは、15〜30μ
mの範囲が好ましい。15μmより薄いと袋が取り扱い
にくくなり、袋の強度が弱くなる。また30μmを越え
るとフイルムに腰があり過ぎ、製袋時折り曲げにくく溶
断シール強度が低下する。
【0013】本発明においては、上記のような二軸延伸
フイルムが溶断シール等により製袋品に形成される。前
述の如く、ポリプロピレン系のフイルムでは、加熱され
た場合、カールが避け難い。カールの内側を袋の外側に
して製袋すると、つまり、フイルムが袋の外側に向けて
湾曲する方向として製袋すると、溶断シールしてもフイ
ルムのカールにより開口部におけるシール端部が裂け、
引き裂きが伝播し、溶断シール部が裂け破袋してしまう
おそれがある。そこで本発明においては、カールの内側
を袋の内面側にして製袋される。このようにすると、カ
ールの方向が開口部を閉じる方向となり、つまり溶断シ
ール部において対向するフイルムを互いにより密着させ
る方向となるので、破袋するようなことはない。
【0014】前述の如く、二軸延伸ポリプロピレン系フ
イルムではカールは裂けられないが、カールの程度は、
できるだけ小さいほうが破袋せずシール強度の強い製袋
品とすることができる。本発明においては、カール度は
20%よりも小さいことが必要であり、好ましくは15
%より小さい。カール度が20%以上であると溶断シー
ル強度が弱くなる。ここでいうカール度とは、フイルム
を長手方向に360mm、幅方向に60mmにサンプリ
ングし、長手方向を鉛直方向として1gの荷重をかけ、
120℃で1分間保持した後の見掛けの幅をAmmとし
た時、 〔(60−A)/60〕×100 (%) で表される値である。
【0015】また、本発明でいう溶断シール部の破袋性
とは、包装袋を100袋製袋し一日放置後に、端部から
溶断シール部が裂けた個数を%で表したものである。さ
らに、溶断シール強度とは、溶断シール方向と平行に測
定したシャルピー衝撃強度である。シャルピー衝撃強度
はJIS−K6911に準じて測定した、溶断シール部
10mm当たりのエネルギー衝撃強度(kg・cm)で
ある。
【0016】次に本発明の製袋品の実施態様について、
その製造方法とともにより具体的に説明するが、これに
限定されるものではない。ポリプロピレン系樹脂とポリ
オレフィン共重合体系樹脂を共押出しにより積層し、冷
却ロールに圧着、成形し未延伸シートを得る。得られた
未延伸シートを長手方向に130〜160℃で4〜6
倍、幅方向に140〜160℃で6〜12倍延伸し、二
軸延伸フイルムを得る。この二軸延伸フイルムに印刷用
途等の必要性から表面接着強度を高くするため、あるい
は帯電防止剤を添加した後帯電防止性を付与させるた
め、表面をコロナ放電処理しても良い。
【0017】次に、得られた二軸延伸フイルムを用い包
装用袋を製袋する。まず、図1に示すように、二軸延伸
フイルム1を中心線Cで二つ折りにし、図2に示す状態
とする。この場合、フイルム1の折りたたみ部分2(折
り目)を十分に加圧しておく。次に、折りたたまれたフ
イルム1を図2に一点鎖線で示すように、長手方向に一
定の間隔で溶断していく(溶断線3)。溶断は例えばシ
ールバーを用いて行うことができる。溶断されたフイル
ム1は図3に示すような袋4となる。袋4では折りたた
み部2が底になり、またフイルム1の溶断部分が溶断シ
ール部5になる。折りたたみ部2によって形成される底
部と反対側の部分が開口部6となる。
【0018】この袋4に、たとえば図4に示すように内
容物7が収容され、開口部6が粘着テープ8等により閉
じられて包装に供される。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の包装用製袋品の実施例につ
いて、比較例とともに説明する。 実施例 ホモポリプロピレン100重量部からなる樹脂組成物
と、エチレン5重量%、ブテン10重量%を含むエチレ
ン−プロピレン−ブテンランダム共重合体とを280℃
で共押出しし、55℃の冷却ロールに圧着して成形し、
厚さ900μmの両面積層未延伸シートを製造した。得
られた未延伸シートを長手方向に150℃で4.5倍延
伸した。次にこの未延伸シートを幅方向に165℃で1
0倍延伸し厚さ20μmの二軸延伸フイルムを製造し
た。得られた二軸延伸製袋用フイルムの両面にコロナ放
電を施した。得られたフイルムのカール度は8%であ
り、押出し成形時の冷却ロール接触面を内側としてカー
ルしていた。
【0020】続いて、得られた二軸延伸製袋用フイルム
を用いて、上述のような溶断シール法を用いてカール面
の内側が袋の内面側となるようにして、360mm×2
00mmの包装用袋を製袋した。得られた製袋品の端部
からの溶断シール部の破袋性を表1に示す。
【0021】比較例1 実施例と同じフイルムを用い、カールの内側が袋の外面
側となるよう製袋した。約1/10の製袋品に、カール
による端部の溶断シール不良がみられた。
【0022】比較例2 実施例と同じ原料を用い、同様に280℃で共押出し
し、30℃の冷却ロールで成形した他は実施例と同様に
両面積層二軸延伸製袋用フイルムを製造し、コロナ放電
処理を施した。得られたフイルムのカール度は24%で
あり、実施例と同様に冷却ロール接触面を内側にカール
していた。続いて実施例と同様に、カールの内側が袋の
内面側となる包装用袋を製袋した。得られた製袋品は表
2に示した通り溶断シール強度の低いものであった。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の包装用製
袋品によるときは、製袋品に対する使用二軸延伸フイル
ムのカールの方向を特定し、かつ、そのカール度を特定
値未満としたので、溶断シール部から破袋しにくい、し
かもシール強度の高い製袋品を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製袋品作製用のフイルムの平面図であ
る。
【図2】図1のフイルムを折りたたんだ状態および溶断
線を示す平面図である。
【図3】図2の溶断により溶断シールされた袋の斜視図
である。
【図4】図3の袋を用いて包装した場合の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 二軸延伸フイルム 2 折り目 3 溶断線 4 袋 5 溶断シール部 6 開口部 7 内容物 8 粘着テープ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリプロピレン系樹脂層の少なくとも片
    面に、該ポリプロピレン系樹脂より10〜70℃低い融
    点を有するポリオレフィン共重合体系樹脂層が積層され
    た二軸延伸フイルムを用いた製袋品において、(1)該
    二軸延伸フイルムのカールの内側が袋の内面側であり、
    (2)該二軸延伸フイルムのカール度が20%よりも小
    さい、ことを特徴とする包装用製袋品。
  2. 【請求項2】 前記製袋品が溶断シールによって製袋さ
    れている請求項1の包装用製袋品。
JP5273043A 1993-10-04 1993-10-04 包装用製袋品 Pending JPH07101008A (ja)

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JP5273043A JPH07101008A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 包装用製袋品

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180103946A (ko) * 2016-01-19 2018-09-19 에스.씨. 존슨 앤 선 인코포레이티드 파우치 또는 용기를 제조하기 위한 시스템 및 방법

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