JPH07101054B2 - 軸継手 - Google Patents

軸継手

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JPH07101054B2
JPH07101054B2 JP20824487A JP20824487A JPH07101054B2 JP H07101054 B2 JPH07101054 B2 JP H07101054B2 JP 20824487 A JP20824487 A JP 20824487A JP 20824487 A JP20824487 A JP 20824487A JP H07101054 B2 JPH07101054 B2 JP H07101054B2
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恒彦 鈴木
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松井ワルタ−シヤイド株式会社
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  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • Mechanical Operated Clutches (AREA)
  • Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、互いに軸線方向に摺動しうるが相対的に回転
しないように嵌合するおす部材およびめす部材から成る
軸継手、とくにトラクタと農耕機器とを連結する軸継手
に関するものである。
〔従来の技術〕
この手の軸継手は、一方の部材がトラクタに他方の部材
が農耕機器にそれぞれ設けられ、おす部材およびめす部
材はそれぞれ昇降アームから移動可能に吊下げられる。
おす部材にはピンがまためす部材には前記ピンと共働す
る案内面並びに溝が設けられる。
おす部材とめす部材とを連結する際、おす部材をめす部
材に挿入して連結するが、通常、おす部材とめす部材と
は位相がずれていて整合していないため、そのままでは
両部材を嵌合して形状結合することはできない。そこで
この不整合の状態のまゝおす部材をめす部材に対して前
進及び後退を繰返す。すると、前記おす部材のピンとめ
す部材の案内面との共働により、めす部材がおす部材に
対して回転されて両者は整合し、そこでおす部材を押込
むことにより継手の嵌合手段たとえばスプラインまたは
レモン構造は完全に嵌合して両部材を形状結合すること
ができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように、おす部材およびめす部材にはそれぞれ案
内部材(ピン)および案内面が設けられるが、案内面を
めす部材に設けることは加工がきわめて複雑、困難であ
り、従って、その経費が高価につくことになる。また、
めす部材に案内面を設けるので、おす部材と形状結合す
るめす部材の部分の長さが短くなり、トルク伝達に好ま
しくない。更に、めす部材に深い案内溝を設けることに
よりめす部材のその部分の壁厚が減少してその強度が低
下する。これを避けるためめす部材の長さを長くしたり
壁厚を厚くすれば、めす部材の外径が増大し、したがつ
て重量も増すことになる。さらに、案内部材がめす部材
に設けられているので、設計上めす部材の形状結合する
部分の長さを十分長くすることができないため両部材の
結合が容易でなく、またトルク伝達に好ましくない、等
の問題がある。
本発明は、従来のこの種軸継手より小型、軽量で、加工
が容易、したがつて安価に製造できる軸継手を提供する
ことを目的とする。
また本発明の別の目的は、通常の長さが従来のものとほ
とんど変わらないにもかかわらず両継手の結合が容易か
つ確実であり、案内部の長さを短くすることにより、ト
ルク伝達に関与する部分を長くできる、この種軸継手を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
本発明の軸継手は、その一つの特徴によれば、互いに軸
線方向に摺動しうるが相対的に回転しないように形状嵌
合するおす部材およびめす部材から成る軸継手におい
て、おす部材は、側面が先端において互いに合流する案
内面を形成する、先端に向かって拡大し先端部に近い位
置で互いに合流する案内溝を少なくとも1つ有し、これ
に対してめす部材が前記溝と共働する案内部材を備えた
ものである。
上記の構成によれば、おす部材に設けた溝の側面が案内
面を形成し、この案内面を形成されたおす部材は、案内
部分(ピン)を有するめす部材に嵌合したとき、従来の
ものと同様にピンおよび案内面の共働によりめす部材を
回転させて、両者の位相を整合し、形状結合することが
できる。案内面を形成する溝は外側から高精度に加工す
ることができるので、加工がきわめて容易かつ確実なも
のとなつた。
また、本発明の軸継手は、その別の特徴によれば、おす
部材が案内軸およびこれと同心の保護カバーを備え;め
す部材が内側スリーブとこれに対して同心にかつ回転可
能に嵌着された外側スリーブとから成る前方部分と、前
方部分の内外スリーブ間に同心に抜差し可能に挿入さ
れ、内外二つのかつ相対的に回転可能な中間スリーブか
ら成る後方部分と、両部分の間に挿入されたばねとを備
え;おす部材の案内軸と保護カバーとの間にめす部材が
嵌装され、おす部材の案内軸とめす部材の内側スリーブ
とが共働するようになつたものである。
そこで、伸長しためす部材とおす部材とはばねの弾性作
用により極めて容易に連結することができ、連結後はめ
す部材のばねを圧縮して前方部分に後方部分を押込んで
任意に所定の長さに短縮して、従来のものと同様に使用
することができる。
〔実施例〕
第1図において、おす部材10はヨーク11に案内軸12を嵌
装して固定するとともに保護カバー17を軸受16に介して
回転可能に取付けてあり、案内軸12と保護カバー17との
間にはめす部材うけ入れ用の環状間隙18が形成されてい
る。第1図及び第2図から明らかなように、案内軸12の
先端付近には一対の案内面(カム面)13が形成されてい
る。案内軸12の案内面13とヨーク11に嵌合する後端部分
との間には、第2図(a)ないし(f)に示すように、
軸方向に6乃至14個のスプライン14が形成されている。
案内面13は、スプライン間に形成された通常の凹所より
も深い溝によって形成されている。すなわち、スプライ
ン間に形成された縦溝15は案内軸12の先端に向かってそ
の幅を拡大するように拡がっており、先端の少し手前で
互いに合流している。従って、案内面13も先端側で互い
に合流し、鋭角な先端を有する。スプライン14を設ける
代わりに軸12の断面をレモン型にすることもできるし、
また軸12は多角柱であってもよい。なお、保護カバー17
には、下記に明らかになる目的で、図示しない軸方向に
長いスリツト18が設けられている。〔第4図c参照〕。
第1図および第3図に示すように、めす部材20は同心に
嵌装される前方部分30および後方部分40およびその間の
ばね50より成つている。
前方部分30は内側スリーブ31と外側スリーブ35とを先端
に設けた軸受37を介して回転可能に嵌装したものであ
る。内側スリーブ31は、その内面に所定の長さにわたっ
て案内軸のスプラインと係合するスプラインが形成され
ており、その外面にもほぼ全長にわたってスプラインが
形成されている。更に、外側スリーブ35の先端部内側に
は図示しないばねを受けるための短いスリーブ部分36が
同心に設けられ、さらに外周面には突出部38設けられ、
その孔に昇降アームに連結されたワイヤロープ39が係止
されている。内側スリーブ31の先端にはおす部材導入用
のラッパ状の案内面32が形成されており、この案内面に
近接して一対の孔34Aが穿孔され、そこに案内部材とし
てのピン34が挿入され、栓34Bにより抜出さないように
なつている。ピン34はこの孔から外部に突出し、案内部
材として作用することができる。内側スリーブ31の後端
は外方スリーブ35よりさらに突出し、その端部には内外
部分20、30を嵌装したとき互いに抜出さないように抜止
めリング33が設けられている。
一方後方部分40は内側中間スリーブ41を軸受46を介して
外側中間スリーブ44と同心かつ回転可能に設けたもので
ある。外側中間スリーブ44の内側には、ばねうけ用の短
いスリーブ部分45が設けられている。また内側中間スリ
ーブ41の先端部内側には全長の半分以下の部分に対し
て、前方部分30の内側スリーブ31の外面に設けられたス
プラインと係合するスプライン43が形成されており、こ
のスプラインは、前方部分30の内側スリーブ31の前記リ
ング33と共働して、前方部分30と後方部分40とを組立た
後に、後方部分40が軸方向に抜け出ることを防止する。
めす部材の前方部分30と後方部分40との間にはばね50が
挿入されており、めす部材の前方部分30に後方部分40が
嵌装され、両部材が充分に伸長した状態が第3図に示さ
れている。抜止めリング33は後方部分40のスプライン43
の肩部に係合してそれ以上後方部分40が前方部分30から
抜け出ることを防止している。
以下本発明継手の連結について説明する。
継手のおす部材10およびめす部材20は、それぞれ例えば
トラクタおよび農耕機器に取付けられ昇降アームで吊下
げられている。
継手を連結するとき、始めは第1図a、bに示すように
継手のおす部材10とめす部材20とは通常整合していな
い。
そこでおす部材10をめす部材20に少しばかり挿入した
り、抜出したりする。すると、たとえばピン34が丁度お
す部材の案内軸12の案内面13の先端の位置にあつても、
ばね50の作用により、抜差しの間にめす部材20は少しば
かり回転されて案内面13に沿う位置にくる。そこでその
ままおす部材10を押込むと、めす部材20はおす部材10に
よって駆動されて回転し、ピン34は案内面13に沿つて前
進し、溝15に到達する。すなわちおす部材10およびめす
部材20は第4図a、b、cに示すように完全に結合する
ことができる。そして、トラクタによって農耕作業機器
が作動される場合には、おす及びめす部材がそれぞれ昇
降アームによって吊下げられているので、この軸継手は
農耕作業機器に合った所定の長さになり、且つ伸縮自在
となり、ばね50の作用によってショックも吸収できるよ
うになる。
この場合、回転トルクの伝達は両側の2つの自在継手を
介して行われるので、自在継手のヨークは第4a,b図に示
すように同一の位相をとる必要があり、従って180度の
位相合わせが必要である。故に、溝15が2つ設けられて
いて、おす部材に対してめす部材が最大180度回動出来
るようになされている。これと同様に、断面がレモン状
の形をした、所謂レモン軸などの場合にも、トルク伝達
に関与しない部分に2つの溝を設けると好適であるが、
溝は1つでも可能である。また、断面がn角形の軸の場
合には、360゜/nの数だけの溝を設けることが好ましい
が、溝の数は1〜n個のいずれの数でも作動可能である
ことは言うまでもない。
〔発明の効果〕
本発明は、案内部材並びに溝と案内面を、従来とは反対
に、めす部材およびおす部材にそれぞれ設けたので、め
す部材はたとえばブローチ加工によつて加工することが
でき、一方おす部材には溝を形成することによって案内
面を設けることが可能になり、おす部材の溝が外側にく
るため溝の加工も容易であり、それ故に継手全体の加工
が容易となり、したがつて加工の経費を節減することが
できる。そしてめす部材には溝並びに案内面を設ける必
要がないのでその壁厚を薄くしても強度が低下すること
はない。
また、めす部材を前方部分と後方部分との2部分に分け
たために、結合時の長さを、使用される農耕機器に合わ
せてトラクタまでの距離を要求される長さに変更するこ
とができる。従って種々の作業機器に使用可能である。
更に、めす部材の前方部分と後方部分との間にばねを嵌
装したので、めす部材におす部材を導入するに際して、
これらの位相が一致していない場合にも、おす部材をか
るくめす部材に押し当てるだけで、ばねの弾性作用でめ
す部材の前方部分が後方部分に引っ込むので、案内部材
としてのピンが直ちに案内面に係合し、おす部材をめす
部材に容易に挿入可能である。従って、連結操作が極め
て容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1a、bは継手のおす部材およびめす部材の結合中の状
態を示す(ただしめす部材の後方部分を除いた)縦断面
図および横断面図。同じくcはめす部材の後方部分の断
面図。第2図a〜fはおす部材の二種の案内軸のそれぞ
れ側面図、平面図および正面図。第3図はめす部材の伸
びた状態の組立図。第4図aないしcは継手の結合状態
を示す縦断面図および横断面図および要部断面図。 図中符号: 10……おす部材,12……案内軸,13……案内面,15……溝,
17……保護カバー,18……環状間隙,20……めす部材,30
……前方部分,31……内側スリーブ,32……ラッパ状の案
内面,34……案内部材,34A……孔,34B……栓,35……外側
スリーブ,41……中間スリーブ,40……後方部分,50……
ばね

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに軸線方向に摺動しうるが、相対的に
    回転しないように形状嵌合するおす部材(10)とめす部
    材(20)とから成る軸継手において、おす部材(10)
    は、側面が先端において互いに合流する案内面(13)を
    形成する、先端に向かって拡大し先端部に近い位置で互
    いに合流する案内溝(15)を少なくとも1つ有し、めす
    部材(20)が前記溝と共働する案内部材(34)を備えた
    ことを特徴とする、軸継手。
  2. 【請求項2】おす部材(10)が案内軸(12)およびこれ
    と同心の保護カバー(17)を備え;めす部材(20)が内
    側スリーブ(31)とこれに対して同心にかつ回転可能に
    嵌着された外側スリーブ(35)からなる前方部分(30)
    と、前方部分(30)の内外スリーブ(31,35)間と同心
    に抜差し可能に挿入され、内外二つのかつ相対的に回転
    可能な中間スリーブ(41,44)から成る後方部分(40)
    と、両部分の間に挿入されたばね(50)とを備え;おす
    部材(10)の案内軸(12)と保護カバー(17)との間に
    めす部材(20)が嵌装され、おす部材(10)の案内軸
    (12)とめす部材(20)の内側スリーブ(41)とが共働
    するようになつていることを特徴とする、特許請求の範
    囲第1項に記載の軸継手。
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