JPH07101067B2 - 自動定流量調整式リフト型調節弁装置 - Google Patents

自動定流量調整式リフト型調節弁装置

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JPH07101067B2
JPH07101067B2 JP2039331A JP3933190A JPH07101067B2 JP H07101067 B2 JPH07101067 B2 JP H07101067B2 JP 2039331 A JP2039331 A JP 2039331A JP 3933190 A JP3933190 A JP 3933190A JP H07101067 B2 JPH07101067 B2 JP H07101067B2
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伸五 横田
寛治 高橋
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株式会社横田製作所
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Description

【発明の詳細な説明】 イ.発明の目的 「産業上の利用分野」 この発明は、流体輸送管路に介装する自動定流量調整の
機能を兼ね備えたリフト型調節弁装置に関する。
「従来の技術」 一般的に、弁装置を流量調節弁の用途に供する場合に、
管路の一次側乃至二次側の水圧変動が少なく、流量調整
の精度も然して意に介する必要のない時には、蝶弁、ゲ
ート弁、コック類などを、適度に絞り調節するだけで事
足りる。
しかし、管路条件が複雑化したり、流量調整に精度を要
望される時には、弁装置は複雑に一変し、主弁に対し
て、パイロット型制御装置や、各種のアクチェイターと
センサーとの組み合わせなどによる自動制御装置の装着
を余儀なくされる。
従って、従来の、この種の弁装置類の分野では、簡明な
理論と簡潔な構造を志向してノ技術思想に立脚した、多
目的に適う可変自在な小型のリフト型流量調節弁を見る
に至っていない現況である。
「発明が解決しようとする課題」 前述の通り、従来の流量調節弁装置は、価格が見合う程
度の大きい弁装置の分野においては、その使用目的に合
った作動と性能を付加した製品を見ることができる。し
かし、比較的小型の弁装置については、従来のこの種の
技術思想の下では、簡潔且つ安価な構造で、多目的に適
う可変自在な自動底流量調整の機能をも備えたリフト型
流量調節弁を創出すべくもなかった。
この発明は、簡明な理論の下に、弁装置の各主要部を、
製作費と嵩まない簡潔な組合わせになる一体的構造に構
成させ、しかも使用上にも管理上にも好適な機能を発揮
する自動定流量調整式リフト型調節弁装置を得ることを
目的とする。
ロ.発明の構成 「課題を解決するための手段」 この発明を第1図に示す一実施例に基づいて説明する。
中心直線Xを同じくする、入口口径部流路aと出口口径
部流路gとを有する弁箱1において、隔壁部11によって
仕切り形成された入口流路b内には、流れ方向に沿って
締め切られて行く、リフト型流量調節弁5が設けられ、
その調節開口部c及び弁座部12を介して、それに対応し
た出口流路f内に、流れ方向に逆らって締まって行くリ
フト型滑り弁7が設けられている。
そして、この各主要部構造は、これらが共有する中心直
線Yが、前述の中心直線Xと弁箱中央部において、ほぼ
直交するように形成すると共に、弁箱1における上部蓋
2との嵌合部14、弁座部12、及び滑り弁7を密封的且つ
滑動自在に嵌装するための弁箱シリンダ部13などによる
一連の該構成部分を、同芯施削加工並びにその組み込み
手段に適する構造に構成させてある。
さて、上部蓋2の軸受部材15のねじ部15sには、ねじ部4
sにより弁調節用ノブ4が適宜に螺合されてあり、該ノ
ブ4にある該ねじ部4sと逆方向のねじ部4tには、ねじ部
6tにより弁軸部材6が螺合されている。そして、該軸受
け部材15の下側部分には、回り止め手段として摺り割り
部16が施され、弁軸部材6には回り止めピン17がセット
されており、該ノブ4を一回りの範囲で回動操作すれ
ば、第3図(A)及び(B)に図示されている目盛り板
18を指針19がなぞりながら、流量調節弁5は上下動で開
閉される。
そして又、所要の釣り合いばね9は、中間流路d及び滑
り弁7の中空室部内において、流量調節弁5と滑り弁7
の端面部材7hとの間に介装され、該部材7hと弁箱底壁部
材3との間に包容形成された袋室hを、鋳穴などの短絡
的流路mによって入口流路bに連通させ、滑り弁開口部
eに簡明な自動絞り調整通路の機能を付加する。
なお、当接部材8は、流量調節弁5の締め切り時、従っ
て滑り弁7の閉鎖終了時において、該弁7が行き過ぎな
いためと、その当接により一体化した両弁(5と7)の
上下に作用する圧力のバランスにより、弁調節用ノブ4
に無駄な回動力を負荷させないという重要な役割を担
い、その効果は顕著である。
また、弁箱の底部に設けたシール部材10は、本発明と弁
装置が単に定流量調整の範囲で使われる場合には、必ず
しも必要ではないは、厳密な弁締切り時の場合には有効
である。勿論、従来技術にて公知のOリング、ベロフラ
ムなどのシール部材を広く援用できる構造を有するもの
である。
更に、第2図に示す実施例においては、第1図のものと
ほぼ同様であるが、比較的に大型のもので、その弁箱部
分を鋳鉄とし、要部を耐食性材質などで仕上げた製品を
例示した。その弁リフトの大きさのため、開度計の円筒
状目盛り板は第3図(C)に示したように、スパイラル
状の目盛りとすれば、更に精密な開度を指示する。
従って、本発明の実施によれば、簡潔な部品構成の下、
製作加工費も低く、簡明な組込み手段のため、保守点検
にも手が懸からず、しかも機能の豊かな自動定流量調整
式リフト型調節弁装置を当業者の市場に送ることができ
るものである。
「作 用」 第1図によって、その作用を観察すると、いま、リフト
型流量調節弁5が全開の状態であり、従って、流れは所
定最大流量を保ちながら、入口口径部流路a→入口流路
b→流量調節開口部c→中間流路部d→滑り弁開口部e
→出口流路f→出口口径部流路gの順に流れている。こ
の状態下では、釣り合いばね9の滑り弁開口部eを開く
方向への力は、端面部材7hの前後の受圧面に働く中間流
路dと袋室h即ち入口流路bとの圧力の差に均衡させて
ある。その圧力の差はもとより、流量調節開口部cにお
ける流路抵抗に起因する。
次に、流量調節のため、弁調節用ノブ4を回動操作し、
流量調節弁5によって開口部cを絞って行くと、当然に
流路抵抗が増し、従って下流側にある流路dの圧力が低
下して、ばね7による均衡が破れると同時に、滑り弁の
先端部が閉鎖面部に近付き、開口部eがその流動状態に
見合うだけの自動絞り調整通路となって安定する。
なお、流量調節弁5の締め切り時、従って、滑り弁7の
閉鎖終了時には、該弁7の当接部材8が流量調節弁5の
先端面に突設して、不必要な行過ぎを防止すると同時
に、一体化した両弁(5と7)の上下にかかる圧力が均
衡するので、該弁調節用ノブ4を操作するのに余分な力
が要らない。
そして、第3図(A),(B)に例示されている通り、
弁調節用ノブ4の一回りの範囲において、精度の高い目
盛りを指針する利点を発揮する。
「実施例」 本発明の実施例について、図面を参照しながら具体的に
説明する。
第1図は、中心直線X上に、フランジのある入口口径
部、出口口径部を揃えた弁箱1に、上側より、滑り弁5
を挿入し、釣り合いばね9を嵌め込み、流量調節弁5を
支持する弁軸部材6と弁調節用ノブ4とを複合的に螺合
して回り止め手段を施した上部蓋2を被せて構成され、
必要に応じて、該ノブ4を回動操作し、流量値を自在に
選べる自動底流量調整式リフト型調節弁装置を示した。
なお、10はシール用部材として、適用されたダイヤフラ
ムである。
第2図は、要部に耐食材料を適用した比較的に大型の実
施例製品について、機能の豊かな自動定流量調整式リフ
ト型調節弁装置を示した。
そして、第3図(C)に例示されている目盛り板のよう
に精度の高い開度を示す製品もできて、使用上、大変に
便利である。
ハ.発明の効果 本発明の実施に係るリフト型流量調節弁装置は、前述の
通り、従来の各種流量調節弁装置に比べて、コンパクト
で、簡潔な、構造に構成され、製作加工費も低く、簡明
な組み込み手段のため、保守点検にも手が掛からず、し
かも使用上も豊かな自動定流量調整機能を発揮する至便
な製品である。
そして、さらに可変自在な定流量値調節弁としての弁操
作用所要動力が極めて小さいので、自動操作、遠隔無人
操作などの装置に経済性高く組み込むことができ、効果
が大である。
【図面の簡単な説明】
図面は、第1図、第2図とも夫々に、本発明の一実施例
を示す縦断面図である。 第3図において、(A)は、第1図の実施例における円
筒状目盛り板18と固定指針19との関わりを俯瞰図によっ
て示したものであり、(B)は、該目盛り板を展開した
一例を示した。(C)は、第2図の実施例における目盛
り板を展開した一例を示したものである。 図面中において、 1,21……弁箱、2,22……上部蓋、3,23……底壁部材、4,
24……弁調節用ノブ、5,25……流量調節弁、6,26……弁
軸部材、7,27……滑り弁、8,28……当接部材、9,29……
釣り合いばね、10,30……シール部材、11,31……弁箱隔
壁部、12,32……弁座部、13,33……弁箱シリンダ部、1
4,34……弁箱嵌合部、15,35……軸受け部材、16,36……
摺り割り部、17,37……回り止めピン、18,38……円筒状
目盛り板、19,39……指針、4s,24s……弁調節用ノブ正
ねじ部、4t,24t……弁調節用ノブ逆ねじ部、6t,26t……
弁軸逆ねじ部、7h,27h……滑り弁端面部材、a……入口
口径部流路、b……入口流路、c……流量調節開口部、
d……中間流路、e……滑り弁開口部、f……出口流
路、g……出口口径部流路、h……袋室、m……短絡的
流路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭51−111531(JP,U) 特公 昭57−57729(JP,B2) 特公 昭61−49539(JP,B2) 特公 昭57−37796(JP,B2)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流量調節弁装置において、弁箱(1,21)の
    入口口径部流路(a)と出口口径部流路(g)とを、同
    一の流路中心直線X上に揃え、入口流路(b)内に設け
    たリフト型流量調節弁(5,25)及び調節開口部(c)
    と、それに対応して出口流路(f)内に設けたリフト型
    滑り弁(7,27)及び滑り弁開口部(e)とが、共有する
    中心直線Yを、該口径部流路中心直線Xに対し、ほぼ直
    交するように、弁箱隔壁部(11,31)を形成し、滑り弁
    (7,27)の筒状内室において、滑り弁(7,27)の端面部
    材(7h,27h)の内面部とこれに対面する流量調節弁また
    は弁座部の端面部(5p,32p)との間に、滑り弁(7,27)
    の開口部(e)を、常時、所定の力で開く方向に作用す
    る釣り合いばね(9,29)を介装すると共に、滑り弁の端
    面部材(7h,27h)と弁箱定壁部材(3,23)との間に包容
    形成された袋室(h)を、短絡的流路(m)をもって、
    入口流路(b)に連通させることにより、該開口部
    (e)に自動絞り調整流路を構成させること、及び、流
    路調節弁(5,25)を、締め切り寸前まで操作して、該弁
    体を弁座部(12,32)に近づけた時、該弁体の先端部と
    滑り弁に設けた当接部材(8,28)の先端部とを優先的に
    当接させると同時に、該流量調節弁(5,25)に掛かる下
    流向きの全荷重が該弁の調節用ノブ(4,24)の回動力か
    らは基本的にフリーとなる構造に構成させたことを特徴
    とする自動定流量調整式リフト型調節弁装置。
  2. 【請求項2】流量調節弁(5,25)が装着された弁軸部材
    (6,26)と弁箱(1,21)の上部蓋(2,22)に設けられた
    軸受け部材(15,35)との間に、回り止め手段を施した
    構造にすると同時に、流量調節弁(5,25)の調節用ノブ
    (4,24)と、軸受け部材(15,35)及び弁軸部材(6,2
    6)との間に、互いに相反する方向のねじ部による複合
    ピッチで作用する螺合手段を施したことを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の自動定流量調整式リフト型調
    節弁装置。
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