JPH07101332B2 - 水平偏向回路 - Google Patents

水平偏向回路

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JPH07101332B2
JPH07101332B2 JP13214890A JP13214890A JPH07101332B2 JP H07101332 B2 JPH07101332 B2 JP H07101332B2 JP 13214890 A JP13214890 A JP 13214890A JP 13214890 A JP13214890 A JP 13214890A JP H07101332 B2 JPH07101332 B2 JP H07101332B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、CRTディスプレイ装置に使用されるもの
で、特にオートスキャンモニタで好適な水平偏向回路に
関するものである。
[従来の技術] 第4図は、例えば特開昭63−189050号公報に開示されて
いる従来のオートスキャンモニタ用の水平偏向回路の構
成図であり、同図において、(1)は入力水平同期信号
に追従して動作するように設計された水平発振回路、
(5)は水平駆動回路で、上記水平発信回路(1)で発
生される水平発信パルスを波形整形して増幅するもの
で、エミッタ接地スイッチングトランジスタ、すなわち
水平駆動トランジスタ(Qs)と水平駆動トランス(以
下、HDTと称す)(3)と抵抗(Rb)およびコンデンサ
(Cb)とから構成されている。
(6)は水平出力回路で、上記水平駆動回路(5)にお
けるHDT(3)の二次巻線(3b)から上記抵抗(Rb)お
よびコンデンサ(Cb)を介して、そのベースに駆動エネ
ルギが入力される水平出力トランジスタ(Q)とこの水
平出力トランジスタ(Q)のコレクタに並列に接続され
た水平偏向コイル(H−DY)、共振コンデンサ(C)、
ダンパダイオード(D)、フライバックトランスの一次
巻線もしくはチョークコイル(L)および水平偏向コイ
ル(H−DY)に直列に接続されたS次補正コンデンサ
(Cs)により構成されている。
(2)は水平周波数を電圧に変換するF/V回路、(11)
はこのF/V回路(2)からの出力により電圧値を制御す
る安定化電源回路で、これらにより水平駆動回路(5)
の電源を構成している。
また、上記水平出力回路(6)の電源として、水平周波
数を電圧に変換するF/V回路(2)およびその出力によ
り電圧値を制御する安定化電源回路(13)を備えてい
る。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
水平発振回路(1)で発生される水平発振パルスは、水
平駆動回路(5)内の水平駆動トランジスタ(Qs)のベ
ースに印加される。この水平駆動トランジスタ(Qs)は
HDT(3)の一次巻線(3a)の始端部にコレクタが接続
されているため、水平発振パルスにより一次巻線(3a)
の電流が断続され、一次巻線(3a)から二次巻線(3b)
へエネルギの受け渡しが行なわれる。そして、二次巻線
(3b)から抵抗(Rb)およびコンデンサ(Cb)を介して
水平出力回路(6)の水平出力トランジスタ(Q)のベ
ースに駆動エネルギが送られる。
ここで、水平出力トランジスタ(Q)の駆動条件を考え
てみると、第5図のように、水平出力トランジスタ
(Q)のベースに流れる電流I b1およびI b2の値が問題
になる。一般的にオートスキャンモニタの場合、水平周
波数が変化しても、水平偏向コイル(H−DY)に流れる
電流を一定に保つようにしており、すなわち、水平出力
トランジスタ(Q)のコレクタ電流も一定であるので、
下記の(1)式よりI b1の値は周波数が変化しても一定
であることが必要となってくる。
I b1=(I c/K・h fe) K:定数 h fe:水平出力トランジスタ(Q)の電流増幅率 ………
(1) また、I b2の値に関しては、水平出力トランジスタ
(Q)の特性により、I b1とI b2の比がある値になった
場合に水平出力トランジスタ(Q)の駆動条件が最適に
なることが示されているので、I b2についても、周波数
によって値が変化しないことが要求される。
これに対して、水平駆動回路(5)から水平出力トラン
ジスタ(Q)のベースに供給されるエネルギは、ベース
電流と水平出力トランジスタ(Q)の導通時間の積に比
例するため、水平周波数が低いと導通時間が長く、水平
周波数が高いと導通時間が短くなり、かつ、I b1を一定
にするためには、水平周波数により水平出力トランジス
タ(Q)のベースに与えるエネルギを変更する必要があ
る。
これを実現するために、水平周波数を電圧変換するF/V
回路(2)の出力により、HDT(3)の電源として動作
する案内化電源回路(11)を制御する。この安定化電源
回路(11)の出力が周波数に反比例するように設定され
ていれば、水平周波数が低い場合、安定化電源回路(1
1)の出力電圧は高くなり、水平出力トランジスタ
(Q)のベースに供給されるエネルギは大きく、水平周
波数が高い場合、安定化電源回路(11)の出力電圧は低
くなるので、水平出力トランジスタ(Q)のベースに供
給されるエネルギは小さくなり、これにより、上記I b1
の値が水平周波数にかかわらず、ほぼ一定になる。
[発明が解決しようとする課題] 従来の水平偏向回路は以上のように構成されているの
で、水平出力トランジスタ(Q)のベースに流れる電流
I b2の値が水平周波数によって変化する。なぜならば、
電流I b2の値は、HDT(3)のリーケージインダクタン
スおよびHDT(3)が接続されている電源電圧により決
定されるためで、水平周波数が低くなると、I b2の値は
大きくなり、また水平周波数が高くなると、I b2の値は
小さくなる。したがって、水平出力トランジスタ(Q)
の駆動条件が水平周波数により変化し、水平周波数によ
っては最適駆動条件を満足させることが困難になるとい
う問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、水平周波数が変化しても、水平出力トランジ
スタの駆動条件を常に最適に保持させることができる水
平偏向回路を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明に係る水平偏向回路は、水平駆動回路の水平駆
動トランスと水平出力回路の水平出力トランジスタのベ
ースとの間に、水平出力トランジスタの駆動条件を制御
可能な可変抵抗素子を接続したことを特徴とする。
[作用] この発明によれば、水平周波数に応じて可変抵抗素子を
制御することにより、水平出力トランジスタの駆動条件
を水平周波数にかかわらず、常に最適に保つことができ
る。
[発明の実施例] 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例によるオートスキャンモニ
タ用の水平偏向回路の構成図であり、同図において、
(1)は入力水平同期信号に追従して動作するように設
定された水平発振回路で、その出力が水平駆動トランジ
スタ(Qs)のベースに接続されて水平駆動回路(5)を
駆動する。この水平駆動回路(5)の水平駆動トランジ
スタ(Qs)のコレクタにはHDT(3)が接続されてお
り、その電源電圧は固定である。
上記HDT(3)の二次巻線(3b)と水平出力トランジス
タ(Q)のベースとの間にダイオード(7)および可変
抵抗素子(4)が並列に接続されており、この可変抵抗
素子(4)は、水平周波数を電圧に変換するF/V回路
(2)の出力電圧により、その抵抗値を制御するように
構成されている。以上の構成以外は、第4図で示す従来
例と同一であるため、該当部分に同一の符号を付して、
それらの詳しい説明を省略する。
第2図は、上記可変抵抗素子(4)として、エンハンス
メント型のMOS FET(9)を使用して構成した水平偏向
回路の構成図を示す。
つぎに、上記構成の動作について、第2図をもとにして
説明する。
まず、水平出力トランジスタ(Q)のベースに流れる電
流I b1のコントロールに関して説明すると、水平周波数
が低い場合、MOS FET(9)のドレイン(D)とソース
(S)との間の抵抗値を下げ、また、水平周波数が高い
場合、ドレイン(D)とソース(S)との間の抵抗値を
上げるように、MOS FET(9)のゲート(G)に直流電
圧を加える。すなわ、MOS FET(9)の(D)−(S)
の間のON抵抗と(G)−(S)間の電圧特性は第3図に
示すようになるので、周波数が低い場合は(G)−
(S)間の電圧を高くし、また、周波数が高い場合は
(G)−(S)間の電圧を低くすればよい。これによ
り、周波数が変化しても、ベース電流I b1は一定に保た
れる。
つぎに、ベース電流I b2のコントロールに関して説明す
ると、MOS FET(9)の内部には第2図で示すダイオー
ド(7)が内蔵されているため、その抵抗値には無関係
になり、HDT(3)のリーケージインダクタンスおよび
その電源電圧により決定されるため、水平周波数が変化
してもベース電流I b2は一定となる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、水平駆動回路の水平
駆動トランスと水平出力回路の水平出力トランジスタの
ベースとの間に可変抵抗素子を接続したので、水平周波
数が変化しても、可変抵抗素子の抵抗値をコントロール
することにより、水平出力トランジスタの駆動条件を常
に最適に保つことができる。したがって、水平周波数の
変化にかかわらず、水平出力トランジスタにおける損失
を低減させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による水平偏向回路の構成
図、第2図はMOS FETを使用した水平偏向回路の構成
図、第3図はMOS FETの(D)−(S)間のON抵抗と
(G)−(S)間電圧値との関係を示す特性図、第4図
は従来の水平偏向回路の構成図、第5図は水平出力トラ
ンジスタのベース電流の波形図である。 (1)……水平発振回路、(3)……水平駆動トランス
(HDT)、(4)……可変抵抗素子、(5)……水平駆
動回路、(6)……水平出力回路、(Qs)……水平駆動
トランジスタ、(Q)……水平出力トランジスタ。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力水平同期信号に追従して動作する水平
    発振回路と、この水平発振回路で発生される水平発振パ
    ルスを波形整形して増幅する水平駆動回路と、この水平
    駆動回路の水平駆動トランスの二次側にベースが接続さ
    れた水平出力トランジスタおよび水平偏向コイルを有す
    る水平出力回路とを具備した水平偏向回路において、上
    記水平駆動回路の水平駆動トランスと水平出力回路の水
    平出力トランジスタのベースとの間に可変抵抗素子を接
    続させて、水平出力トランジスタの駆動条件を制御可能
    に構成することを特徴とする水平偏向回路。
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