JPH0710213U - 幅 木 - Google Patents

幅 木

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JPH0710213U
JPH0710213U JP3831193U JP3831193U JPH0710213U JP H0710213 U JPH0710213 U JP H0710213U JP 3831193 U JP3831193 U JP 3831193U JP 3831193 U JP3831193 U JP 3831193U JP H0710213 U JPH0710213 U JP H0710213U
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decorative plate
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品数を少なくしつつ、簡易な施工作業によ
って施工できるとともに、壁面に生じる歪みや凹凸等を
吸収して見栄えを維持できるような幅木を提供する。 【構成】 幅木(10)は、帯板状に形成された硬質部材た
る壁面固定板(11)と、軟質部材たる連結用部材(13)と、
壁面固定板(11)に対して室内側から固定可能な帯板状の
硬質部材たる室内側化粧板(12)とを備えて押出成形にて
一体に形成した。室内側化粧板(12)は、連結用部材(13)
を変形させながら壁面固定板(11)に対して回動可能に形
成され、室内側化粧板(12)には、軟質部材たる壁面当接
用鍔条(16)を一体に設けた。壁面固定板(11)の下端面に
は、室内側に向かって床面当接条(18)を形成し、床面に
対する位置決めを容易にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、幅木、更に詳しくは、壁面への固定が容易な幅木に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
従来より、装飾的効果をもたらすために、また人間の足等が当り易い壁面の最 下部で床に接する箇所を損傷や汚損等から保護するために、壁面の最下部に幅木 が設けられている。 従来の幅木の例としては、以下のようなものが知られており、この従来の幅木 の一例について、図4を参照しつつ説明する。ここで図4は、従来の幅木が壁面 に固定された状態を示す断面図である。
【0003】 幅木60は、壁面41の最下部の長手方向に沿って固定されるものであり、従 来の幅木60は、幅木60の下端部が床面51と当接するように固定される帯板 状の壁面固定板62と、この壁面固定板62に対して室内側から固定されるとと もに、室内側の化粧面をなす帯板状の室内側化粧板64とから別体として形成さ れている。
【0004】 また、この壁面固定板62と室内側化粧板64は、後述するように、互いに断 面形状が同一のものとして形成されており、例えば、塩化ビニール樹脂にて形成 されている。 以下、更に詳しく説明する。 壁面固定板62は、室内側化粧板64をはめ込んで固定するために、壁面固定 板62の幅方向における床面51側にはめ合わせ凹部62Aを有し、反床面51 側にはめ合わせ凸部62Bを有している。このはめ合わせ凸部62Bは、壁面固 定板62の反床面51側端縁を反壁面41側に突設させ、その突設させた先端部 を片矢印状の形状に形成したものである。このはめ合わせ凸部62Bの片矢印状 の部分であって、上方に突出している部分を引っ掛かり部65とする。
【0005】 上記したように、室内側化粧板64も壁面固定板62と同一の断面形状をなす ので、上記はめ合わせ凸部62Bに対応する部分をはめ合わせ凸部64Bとして 形成してある。したがって、上記引っ掛かり部65に対応する部分も引っ掛かり 部65とする。 一方、はめ合わせ凹部62Aは、上記はめ合わせ凸部62Bと同一形状に形成 された室内側化粧板64のはめ合わせ凸部64Bをはめ合わせることができるよ うに形成されている。すなわち、はめ合わせ凸部64Bの引っ掛かり部65が引 っかかって、適宜かみ合うような溝状に形成されている。
【0006】 室内側化粧板64のはめ合わせ凹部64Aも、はめ合わせ凹部62Aと同一形 状に形成されている。 また、壁面固定板62及び室内側化粧板64の互いに対向する面には、それら の幅方向と直角の方向からの外力に対して補強するために、補強部66、67を 突設させている。
【0007】 以上の構成において、幅木60を壁面41の最下部に固定するにあたっては、 先ず、壁面固定板62を壁面41の最下部に釘70により固定する。すなわち、 壁面固定板62の下端面が床面51に当接するように、壁面固定板62を壁面4 1に固定するものである。 この後、室内側化粧板64を壁面固定板62に固定するのであるが、その際に 、室内側化粧板64のはめ合わせ凹部64A及びはめ合わせ凸部64Bを、壁面 固定板62のはめ合わせ凸部62B及びはめ合わせ凹部62Aにはめ合わせるこ とによって固定する。
【0008】 このようにして幅木60が、壁面41の所定箇所に固定されていた。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、このような従来の幅木60にあっては、次のような問題点があ った。すなわち、幅木60が、室内側化粧板64と壁面固定板62との二部材か ら別体として形成されているとともに、室内側化粧板64と壁面固定板62との 固定部分であるはめ合わせ凹部64A、62A及びはめ合わせ凸部64B、62 Bがそれぞれの幅方向における両端部に形成されていたため、壁面41に固定さ れた長尺状の壁面固定板62に長尺状の室内側化粧板64を位置決めしてはめ合 わせる作業が煩わしかった。また、近年の必要部材数の減少化の要請にも沿わな かった。
【0010】 また、幅木60の固定前に壁面41の表面が多少歪んでいたり、凹凸があった りすると、幅木60の室内側化粧板64と壁面41との間に隙間が生じ、その結 果その隙間に塵が詰まったりして体裁が悪かった。 またさらに、幅木60の固定時に壁面41の表面に上記歪みや凹凸等がなくて も、経年変化等により後発的に歪等ができ、その結果、幅木60と壁面41との 間に隙間が生じる場合がある。このような場合であっても、その隙間に塵が詰ま ったりして見栄えが悪かった。
【0011】 このような隙間をなくすために、壁面41の凹凸や歪み等を除去したり、ある いは、いわゆる隙間隠しとして、例えば詰めものをしたりして別途の施工を行う となると、作業者の煩に耐えないばかりか施工行程が増え、さらには隙間隠しの ための必要部材が増えるという欠点を有していた。 本考案は、上記問題点を解決するためになされたものである。すなわち、本考 案の目的は、部品数を少なくしつつ、簡易な施工作業によって施工できるととも に、壁面に生じる歪みや凹凸等を吸収して見栄えを維持できるような幅木を提供 することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を達成するため、本考案が提供された。即ち、請求項1に記載さ れた考案は、床面(51)と直交する壁面(41)の下部を覆う長尺状の幅木(10)であっ て、この幅木(10)は、壁面(41)の下部に固定され、かつ、帯板状に形成された硬 質部材たる壁面固定板(11)と、その壁面固定板(11)の下端部から若干上方に位置 した部分の反壁面側に設けられた軟質部材たる連結用部材(13)と、この連結用部 材(13)によって下端部を壁面固定板(11)に連結されるとともに、前記壁面固定板 (11)に対して反壁面(41)側から固定可能な帯板状の硬質部材たる室内側化粧板(1 2)とを備えて形成され、室内側化粧板(12)は、壁面固定板(11)の幅よりも大きい 幅で形成され、連結用部材(13)は、室内側化粧板(12)が壁面固定板(11)に対して ほぼ直角の状態から壁面固定板(11)に対して固定されるまで回動できるように、 変形可能に形成され、室内側化粧板(12)の上端縁には、壁面(41)と室内側化粧板 (12)との隙間をなくすために壁面(41)と当接するように形成した軟質部材たる壁 面当接用鍔条(16)を一体に設けたことを特徴とする。
【0013】 また、請求項2に記載された考案は、請求項1に記載された考案の構成要件を すべて含むほか、壁面固定板(11)の上端部に室内側化粧板(12)を固定するための 固定部(14)を設けるとともに、室内側化粧板(12)の壁面固定板(11)上端部に設け た固定部(14)に対応する部分に被固定部(17)を設け、さらに室内側化粧板(12)の 上端部を壁面付近まで延設して上端化粧部(12A)を形成したことを特徴とする。
【0014】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、以下のような組立施工を経て、以下のような作 用を奏する。 室内側化粧板(12)は、壁面固定板(11)に対して固定せず、予め壁面固定板(11) に対してほぼ90度開いた状態にしておく。そして、まず、壁面固定板(11)を壁 面(41)に固定する。この固定に際しては、壁面固定板(11)の下端部を床面(51)に 当接するようにして、壁面(41)の下端部に釘等の締結部材によって行う。室内側 化粧板(12)は、壁面固定板(11)と連結用部材(13)にて一体に形成されているので 、壁面固定板(11)を壁面(41)に固定してから、その壁面固定板(11)に対して室内 側化粧板(12)を位置決めする必要がない。
【0015】 壁面固定板(11)の壁面(41)への固定が完了したら、室内側化粧板(12)を、連結 用部材(13)を変形させながら壁面固定板(11)に対して回動させる。そして、室内 側化粧板(12)の壁面側の面を壁面固定板(11)に対して接着等の適宜の手段にて固 定する。この場合において室内側化粧板(12)は、壁面固定板(11)の幅よりも大き い幅で形成されているので、室内側化粧板(12)によって壁面固定板(11)が覆われ ることとなり、室内側から壁面固定板(11)が見えず、体裁を担保できる。
【0016】 以上のようにして幅木(10)の組立は完了するが、室内側化粧板(12)の上端縁に 軟質部材たる壁面当接用鍔条(16)が形成されているので、壁面当接用鍔条(16)が 壁面(41)と当接した場合に、壁面当接用鍔条(16)の弾性変形によって壁面(41)の 歪みや凹凸を吸収できる。すなわち、幅木(10)と壁面(41)との隙間をなくすこと ができるとともに、幅木(10)上部の見栄えを良くする。
【0017】 また、請求項2記載の考案にあっては、請求項1記載の考案が奏する作用を奏 する他、次のような作用を奏する。すなわち、壁面固定板(11)の壁面(41)への固 定が完了したら、室内側化粧板(12)を、連結用部材(13)を変形させながら壁面固 定板(11)に対して回動させる。そして、室内側化粧板(12)の被固定部(17)を、壁 面固定板(11)の固定部(14)にはめ込むことによって、幅木(10)の組立が完了する 。このように、室内側化粧板(12)の壁面固定板(11)への固定が、簡単なはめ込み 作業によって完了する。なお、この場合において、室内側化粧板(12)の上端部に 上端化粧部(12A)が形成されているので、この上端化粧部(12A)が壁面(41)に対す るストッパーとなって、室内側化粧板(12)の上端部を壁面(41)に押しつけすぎる ようなことがない。
【0018】
【実施例】
本実施例は、請求項2記載の考案に対応するものである。以下、本考案の一実 施例を図面に基づいて説明する。ここで、図1は、壁面に幅木が固定された全体 構造を示す断面図である。図2は、壁面に固定された壁面固定板に対して、室内 側化粧板を固定する様子を示した断面図である。また、図3は、図1におけるは め合わせ凸部とはめ合わせ凹部とのはめ合わせの状態の詳細を示した拡大断面図 である。これらの図において、本実施例に係る幅木10は、紙面と直交方向を長 手方向として押出成形により長尺状に形成されているものである。
【0019】 本実施例に係る幅木10は、図1及び図2に示すように、壁面41の室内側の 下部垂直方向に固定され、かつ、帯板状に形成された硬質部材たる壁面固定板1 1と、その壁面固定板11に対して反壁面41側から固定され、かつ、帯板状に 形成された硬質部材たる室内側化粧板12とを備えて形成されている。そして、 この室内側化粧板12の下端部と壁面固定板11の下端部とは、これら両者を一 体に連結するための軟質部材たる連結用部材13にて一体に連結されている。な お、室内側化粧板12を壁面固定板11に対して反壁面41側にほぼ90度開い ても、連結用部材13が剥離しないように一体に形成されている。これらの硬質 部材及び軟質部材としては、塩化ビニール樹脂を用いている。
【0020】 以下、更に詳しく説明する。 壁面固定板11の反床面51側端部であって室内側には、室内側化粧板12に 突設させた被固定部たるはめ合わせ凸部17と、はめ合わせ可能な固定部たるは め合わせ凹部14を形成してある。このはめ合わせ凹部14は、図3に示すよう に、壁面固定板11の反床面51側端部から室内側に突設条を延設し、この突設 条に、はめ合わせ凸部17の外径に合致した溝を室内側に開口となるように設け ることによって形成されたものである。また、このはめ合わせ凹部14の内側面 には、はめ合わせ凸部17の外側面に設けた二山状の突起17aにかみ合うよう な形状に形成されている。
【0021】 また、この壁面固定板11の幅方向のほぼ中央であって、室内側には、室内側 化粧板12を壁面固定板11に固定した場合に、幅木10全体の強度を補強する ための補強部15を突設させている。この補強部15は、室内側化粧板12の壁 面側の面に当接しないような長さに突設させてある。なお、壁面固定板11の室 内側の面には、壁面固定板11を壁面41に釘等で固定する際に釘等の先端のガ イドとなるように、適宜深さの溝条を2つ形成してある。
【0022】 さらに壁面固定板11の下端面には、室内側に向かって帯板状の床面当接条1 8を形成してある。この床面当接条18の室内側の先端部分は、室内側化粧板1 2の室内側の面とほぼ面一となるように形成されている。このように床面当接条 18を形成したのは、壁面固定板11を壁面41に固定する際に床面当接条18 の下面を床面51に当接させることによって、壁面固定板11の上下方向の位置 決めを簡易かつ迅速に行えるようにするためである。
【0023】 帯板状の室内側化粧板12は、壁面固定板11の幅よりも大きい幅で形成され ているとともに、その断面形状がほぼF字状をなすように二つの突設条部分を有 している。この二つの突設部分のうち、室内側化粧板12の反床面51側端部に 位置する一の突設部分が上端化粧部12Aである。そして、他の一の突設部分が 、壁面固定板11に形成したはめ合わせ凹部14とはめ合わせ可能な被固定部た るはめ合わせ凸部17である。
【0024】 上端化粧部12Aは、室内側化粧板12の上端部を壁面41付近まで延設して 形成したものである。この上端化粧部12Aには、壁面41と室内側化粧板12 との隙間をなくすために壁面41と当接するように形成した軟質部材たる壁面当 接用鍔条16を一体に設けている。すなわち、上端化粧部12Aの壁面41側端 部から斜め下方に向かって壁面当接用鍔条16を延設させ、壁面41方向に向か って所定の弾発力を有するように形成したものである。壁面当接用鍔条16をこ のように軟質部材にて形成したのは、壁面当接用鍔条16が壁面41と当接した 場合に、壁面当接用鍔条16の弾性変形によって壁面41の歪みや凹凸を吸収で きるようにするためである。
【0025】 はめ合わせ凸部17は、図3に示すように、室内側化粧板12の厚み程度の突 設高さ程度であって、はめ合わせ凹部14の溝深さに合致するように形成されて いる。また、はめ合わせ凸部17の外側面には、はめ合わせ凹部14とのはめ合 わせを確実ならしめるために二山状の突起17aを形成してある。 また、室内側化粧板12は、軟質部材たる連結用部材13を変形させながら壁 面41側に向かって回動可能に形成されている。すなわち、連結用部材13は、 室内側化粧板12を壁面固定板11に対して回動させるのに適度な弾性力を有し た軟質部材にて形成されている。そして、この連結用部材13によって、室内側 化粧板12の下端部と壁面固定板11の下端部からほぼ室内側化粧板12の板厚 分だけ上方に位置した部分とが一体に連結されて形成されている。したがって、 室内側化粧板12の下端部と床面51との間には、ほぼ室内側化粧板12の板厚 分だけの間隔を確保してあり、この間隔によって、室内側化粧板12が壁面固定 板11に対して回動する際に、室内側化粧板12の下端部が床面51と接触して 回動を妨げることがないようになっている。なお、この連結用部材13も室内側 化粧板12等と同様に帯板状に形成されている。
【0026】 次に、本実施例の奏する作用について説明する。 室内側化粧板12は、壁面固定板11に対して固定せず、予め壁面固定板11 に対してほぼ90度開いた状態にしておく。次に、壁面固定板11を壁面41の 下端部に釘等の締結部材によって固定する。この固定に際しては、壁面固定板1 1の下端面に形成した床面当接条18を床面51に当接させて行う。
【0027】 一方、室内側化粧板12は、連結用部材13によって壁面固定板11と一体に 形成されているので、壁面固定板11を壁面41に固定してから、その壁面固定 板11に対して室内側化粧板12を別途、位置決めする必要がなくなる。 壁面固定板11を壁面41に固定したら、室内側化粧板12を壁面固定板11 に対して連結用部材13を変形させながら回動させ、室内側化粧板12のはめ合 わせ凸部17を壁面固定板11のはめ合わせ凹部14にはめ込むことによって幅 木10の組立を行う。すなわち、室内側化粧板12の壁面固定板11への固定が 、簡単なはめ込み作業によって完了する。また、上記場合において室内側化粧板 12は、壁面固定板11の幅よりも大きい幅で形成されているので、室内側化粧 板12によって壁面固定板11が覆われることとなり、室内側から壁面固定板1 1が見えず、体裁を担保できる。
【0028】 また、室内側化粧板12を壁面固定板11へ固定する場合において、室内側化 粧板12に設けた上端化粧部12Aが壁面41に対するストッパーとなって、室 内側化粧板12の上端部を壁面41に押しつけすぎるようなことがない。 またさらに、壁面当接用鍔条16が壁面41と当接するので、軟質部材たる壁 面当接用鍔条16の弾性変形によって壁面41の歪みや凹凸が吸収される。すな わち、幅木10と壁面41との隙間をなくすことができ、当該部分の見栄えを担 保する。
【0029】 次に、本実施例の奏する効果について説明する。 壁面固定板11に床面当接条18を設けたので、床面当接条18の下面を床面 51に当接させることによって、壁面固定板11の上下方向の位置決めを簡易か つ迅速に行うことができる。 また、補強部15を室内側化粧板12の壁面41側の面に当接しないような長 さに突設させたので、壁面固定板11を壁面41にハンマーで釘打ち固定する際 に、ハンマーが補強部15に当たりにくくなり、壁面固定板11の割れ等を回避 することができる。
【0030】 幅木10の組立の際には、室内側化粧板12を壁面固定板11に対して回動し て、室内側化粧板12のはめ合わせ凸部17を壁面固定板11のはめ合わせ凹部 14にはめ込むだけで組立固定できるので、施工が簡易になるという効果がある 。 また、壁面固定板11と室内側化粧板12とは、軟質部材たる連結用部材13 にて一体に連結したので、幅木10を一部材として形成することができ、部材数 の低減に寄与できるばかりでなく、壁面固定板11に対して室内側化粧板12を 別途、位置決めする必要がなくなる。
【0031】 さらに、連結用部材13が軟質部材にて形成されているので、室内側化粧板1 2を壁面固定板11に対して回動しやすくなるという効果がある。 また、室内側化粧板12に上端化粧部12Aを設けるとともに、この上端化粧 部12Aに軟質部材たる壁面当接用鍔条16を上記のように設けたので、上端化 粧部12Aの壁面41側の面と壁面41との間に多少の隙間が生ずることとなる 場合であっても、壁面当接用鍔条16が壁面41と当接した場合に壁面当接用鍔 条16の弾性変形によって壁面41の歪みや凹凸を吸収でき、幅木10上部の体 裁を担保できるという効果がある。
【0032】 一方、幅木10の固定時には壁面41の表面に歪みや凹凸等がない場合であっ ても、経年変化等により後発的に当該部分に歪等ができる場合がある。このよう な場合であっても、軟質部材たる壁面当接用鍔条16の弾性変形によって上記歪 み等を吸収できるので隙間が生じることがなく、幅木10上部の体裁が悪くなる ということもない、という効果もある。
【0033】 次に、本実施例のバリエーションについて説明する。 上記実施例にあっては、室内側化粧板12を壁面固定板11に対して回動させ るために、連結用部材13を適度な弾性力を有した軟質材にて形成するものとし て説明したが、室内側化粧板12を壁面固定板11に対して回動させることがで きれば、本実施例に限られず、連結用部材13を軟質材にて形成しなくてもよい 。
【0034】 また、はめ合わせ凸部17、はめ合わせ凹部14及び上端化粧部12Aを設け なければ、請求項1記載の考案に対応する実施例を提供することとなる。 なお、上記実施例によれば、幅木10の材料として、塩化ビニールの合成樹脂 を用いるものとして説明したが、木材を粉体化し、その表面に金属・無機質材・ 磁性材・顔料などを一体化させた材料を用いることもできる。またその製造は、 押出成形によらず、射出成形等によっても行うことができる。
【0035】
【考案の効果】 以上に説明したように、請求項1及び請求項2記載の考案によれば、部品数を 少なくしつつ、簡易な施工作業によって施工でき、さらに壁面に生じる歪みや凹 凸等を吸収して見栄えを維持できるような幅木を提供することができる。 特に請求項2記載の考案によれば、室内側化粧板の壁面固定板に対する固定が 容易ととなるような幅木を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】壁面に幅木が固定された全体構造を示す断面図
である。
【図2】壁面に固定された壁面固定板に対して、室内側
化粧板を固定する様子を示した断面図である。
【図3】図1におけるはめ合わせ凸部とはめ合わせ凹部
とのはめ合わせの状態の詳細を示した拡大断面図であ
る。
【図4】従来の幅木が壁面に固定された状態を示す断面
図である。
【符号の説明】
10 幅木 11 壁面固定
板 12 室内側化粧板 12A 上端化粧
部 13 連結用部材 14 はめ合わ
せ凹部 15 補強部 16 壁面当接
用鍔条 17 はめ合わせ凸部 17a 突起 18 床面当接条 41 壁面 51 床面 60 幅木 62 壁面固定板 62A はめ合わ
せ凹部 62B はめ合わせ凸部 64 室内側化
粧板 64A はめ合わせ凹部 64B はめ合わ
せ凸部 65 引っ掛かり部 66 補強部 67 補強部 70 釘

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面と直交する壁面の下部を覆う長尺状
    の幅木であって、この幅木は、壁面の下部に固定され、
    かつ、帯板状に形成された硬質部材たる壁面固定板と、
    その壁面固定板の下端部から若干上方に位置した部分の
    反壁面側に設けられた軟質部材たる連結用部材と、この
    連結用部材によって下端部を壁面固定板に連結されると
    ともに、前記壁面固定板に対して反壁面側から固定可能
    な帯板状の硬質部材たる室内側化粧板とを備えて形成さ
    れ、室内側化粧板は、壁面固定板の幅よりも大きい幅で
    形成され、連結用部材は、室内側化粧板が壁面固定板に
    対してほぼ直角の状態から壁面固定板に対して固定され
    るまで回動できるように、変形可能に形成され、室内側
    化粧板の上端縁には、壁面と室内側化粧板との隙間をな
    くすために壁面と当接するように形成した軟質部材たる
    壁面当接用鍔条を一体に設けたことを特徴とする幅木。
  2. 【請求項2】 壁面固定板の上端部に室内側化粧板を固
    定するための固定部を設けるとともに、室内側化粧板の
    前記固定部に対応する部分に被固定部を設け、さらに室
    内側化粧板の上端部を壁面付近まで延設して上端化粧部
    を形成したことを特徴とする請求項1記載の幅木。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108104426A (zh) * 2018-01-19 2018-06-01 浙江领绣家居装饰有限公司 护墙板踢脚结构
JP2018135690A (ja) * 2017-02-22 2018-08-30 大建工業株式会社 造作部材のコーナーキャップ
PL422806A1 (pl) * 2017-09-11 2019-03-25 Classen-Pol Spółka Akcyjna Listwa przypodłogowa

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