JPH07102502A - 組立式クロッシングレール - Google Patents

組立式クロッシングレール

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JPH07102502A
JPH07102502A JP24690993A JP24690993A JPH07102502A JP H07102502 A JPH07102502 A JP H07102502A JP 24690993 A JP24690993 A JP 24690993A JP 24690993 A JP24690993 A JP 24690993A JP H07102502 A JPH07102502 A JP H07102502A
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JP
Japan
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rail
crossing
nose
wing
manganese steel
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JP24690993A
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English (en)
Inventor
Hideo Nagahiro
秀雄 永廣
Atsushi Komori
小森  篤
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 十分に耐久性があり、安価で大型化も容易な
クロッシングレールを提供する。 【構成】 クロッシングレールは、2本の高C鋼製圧延
レール21,21の端部をTIG溶接し、そこに高Mn
鋼製鍛造品のノーズチップ23をガス圧接してなるノー
ズレール1と、高Mn鋼製圧延レール25を屈曲させ、
さらに高C鋼製圧延レール27をTIG溶接したウイン
グレール3,3とを、炭素鋼製のスペーサ5〜11を介
在させてボルト締結して組み立てる。 【効果】 列車乗り移り部分を高Mn鋼製としたので靱
性,耐摩耗性,耐き裂進展性に優れ、列車の車輪に踏ま
れると次第に硬度を増し、優れた耐久性を示す。一体鋳
造のマンガンクロッシングの様な木型等が不要で、大型
のクロッシングレールにすることも簡単であり、普通レ
ールとの溶接も簡単である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道レールの交差部分
に用いられるクロッシングレールに係り、特に、組立式
クロッシングレールに関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道レールの交差部分には、組立クロッ
シング,マンガンクロッシング,溶接クロッシング,鍛
造クロッシングなどが使用されている。組立クロッシン
グは、ノーズレールとウイングレールを別々に製造し、
接着剤を塗布し、スペーサとボルトとを用いて締結し、
組み立てたものである。ノーズレール及びウイングレー
ルは普通レール製(高炭素鋼製)である。この組立クロ
ッシングの例としていわゆる圧延クロッシングと称され
るものは、高炭素鋼製の圧延レールを頭部を焼き入れ
し、先端チップと、一対のレールとをガス圧接及び溶接
にて一体化してノーズレールとし、上記同様、ウイング
レールとボルト・ナットにて組立てられていた。
【0003】マンガンクロッシングは、高マンガン鋼
(Mn11〜14%含有鋼、例えば、JIS:SCMn
H3)を用いて、ノーズレール,ウイングレール及びス
ペーサ全体を一体に鋳造されたものである。溶接クロッ
シングは、中炭素合金鋼製のノーズレールとウイングレ
ールとを溶接により組み立てたものである。
【0004】鍛造クロッシングは、高炭素鋼を鍛造して
一体成形品としたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これら従来の組立クロ
ッシング,溶接クロッシング,鍛造クロッシングは、靱
性、低温脆性の点で性能不十分であり、高速路線の本線
用としては使用できないなどといった種々の制約があっ
た。
【0006】一方、マンガンクロッシングは、「 冷
間加工硬化性がきわめて大きく、車輪に踏まれて次第に
硬度を増す。 粘り強く割れにくく、き裂の進展が遅
い。 耐摩耗性が高い。 一体構造なので保守に手
間がかからない。」といった長所があり、高速路線の本
線用としても使用できるものであった。
【0007】しかし、マンガンクロッシングは一体鋳造
品であるため、形状ごとに高価な木型を作る必要があ
り、コスト高となっていた。また、鋳造欠陥により品質
がばらつくことがあった。さらに、鋳造設備側の制約か
ら、大型のクロッシングを製造することは困難であっ
た。
【0008】そこで、本発明は、十分に耐久性があり、
かつ安価に製造でき、大型化も容易なクロッシングレー
ルを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】かかる目
的を達成するため、本発明の組立式クロッシングレール
は、請求項1に記載した様に、V字型のノーズレール
と、このノーズレールの外側に配置されるウイングレー
ルとを別々の部品として形成し、これらノーズレールと
ウイングレールとを一体に結合してなる組立式クロッシ
ングレールであって、ノーズレール及びウイングレール
の少なくとも列車通過時に車輪が乗り移るクロッシング
交点近傍を、高マンガン鋼製としたことを特徴とする。
【0010】組立式であるので、木型などを形状ごとに
用意する必要が減少し、安価なクロッシングレールを提
供することができる。また、鋳造設備による制約もな
く、大型のクロッシングレールを製造することもでき
る。そして、少なくともクロッシング交点近傍を高マン
ガン鋼製としてあるので、靱性,耐摩耗性,耐き裂進展
性などに優れ、従来の組立クロッシングなどに比べて耐
久性が格段に向上する。
【0011】この組立式クロッシングレールにおいて
は、ノーズレールとして、請求項2に記載した様に、圧
延又は鋳造により製造した2本の高マンガン鋼製レール
の端部側面同士を接合したV字状部品を用いたり、請求
項3に記載した様に、鋳造又は鍛造により形成した高マ
ンガン鋼製のV字状部品を用いたり、請求項4に記載し
た様に、V字の尖端には、鍛造又は鋳造により製造した
三角形状の高マンガン鋼製のノーズチップを接合して構
成したり、請求項5に記載した様に、前記V字の尖端部
分を含む所定範囲だけを高マンガン鋼製とし、この高マ
ンガン鋼製部分に炭素鋼製のレールを接合して普通レー
ルとの接合端を形成することもできる。
【0012】一方、ウイングレールとしては、請求項6
に記載した様に、圧延又は鋳造により製造された高マン
ガン鋼製レールを用いることができ、さらに、請求項7
に記載した様に、ウイングレールの屈曲部を含む所定範
囲だけを高マンガン鋼製とし、そこに炭素鋼製のレール
を接合して普通レールとの接合端を形成してもよい。
【0013】請求項5や請求項7に記載した様に高マン
ガン鋼と炭素鋼とを併用することで、クロッシング交点
近傍の耐久性を十分に確保し、かつレール敷設現場にお
いて普通レールとの溶接も簡単にでき、列車通過時の騒
音を防止することができる。なお、ノーズレールとウイ
ングレールとは、請求項8に記載した様に、間にスペー
サを挟んでボルト締結するか、両者のベース部同士を直
接又はスペーサを介して接合するか、あるいはそれぞれ
をベースプレート上に固定することにより組み立てるよ
うにすればよい。
【0014】
【実施例】次に、本発明を一層明らかにするために、好
適な実施例を図面と共に説明する。実施例の組立式クロ
ッシングレールは、図1〜図3に示すように、V字型の
ノーズレール1と、このノーズレール1の外側に配置さ
れるウイングレール3,3とを別々の部品として形成
し、これらノーズレール1とウイングレール3,3とを
一体に結合してなるものである。組立に当たっては、炭
素鋼製のスペーサ5〜11を所定位置に配置し、スペー
サ5等とノーズレール1及びウイングレール3との接触
面に熱可塑性樹脂製の接着シート13を挟み込むように
してボルト15及びナット17を用いて締結する。な
お、締結時には締結部を200〜300℃に加熱して接
着シート13を軟化させるようにして行う。
【0015】ノーズレール1は、図4に示すように、2
本の高炭素鋼製圧延レール21,21の先端部側面をカ
ットし、このカット部分同士をTIG溶接し、さらにV
字の尖端として高マンガン鋼製の鋳造品のノーズチップ
23をガス圧接したものを用いる。ガス圧接に当たって
は、圧延レール21及びノーズチップ23を突き合わせ
て配置すると共に、ガスバーナで約1000℃に加熱し
た状態にて加圧力500〜700kgf/cm2 で両者
を押し付け合い、約4分ほどその状態に維持して25m
mほど圧縮して接合する。このとき膨らんだ部分はグラ
インダで研削する。
【0016】ウイングレール3は、図5に示したよう
に、高マンガン鋼製圧延レール25をクロッシング交点
となる所定位置で屈曲させたものに、高炭素鋼製圧延レ
ール27を上記同様の条件でガス圧接してクロッシング
交点より先を長目にしたものである。
【0017】なお、ノーズレール及びウイングレールの
製造に当たってガス圧接を適用するか、溶接を適用する
かはいずれでもよい。これらの製造は工場内で行うの
で、溶接条件等の設定・制御が簡単であるため、高マン
ガン鋼と高炭素鋼との溶接性の悪さも問題とはならな
い。
【0018】以上の様に構成したので、実施例の組立式
クロッシングレールでは、クロッシング交点近傍の列車
乗り移り部分を高マンガン鋼製としたので、靱性,耐摩
耗性,耐き裂進展性に優れ、列車の車輪の乗り移りの際
に踏まれることにより次第に硬度を増し、優れた耐久性
を示す。しかも、製造に当たっては鋳造品を全く使用し
ていないので、木型等が不要であり、圧延レールを利用
することにより、鋳造では製造困難な様な大型のクロッ
シングレールにすることも簡単である。
【0019】また、ノーズレール1もウイングレール3
も普通レールと連結される部分に炭素鋼を溶接してある
ので、現場にてこのクロッシングレールを普通レールと
簡単に溶接することができる。従来のマンガンクロッシ
ングであると普通レールとの溶接が困難なため、つなぎ
板を用いて連結していたが、本実施例によれば、普通レ
ールと直接溶接でき、列車通過時の騒音を防止し、高速
走行を可能にする。そして、高速走行によるノーズレー
ルとウイングレール相互間の乗り移り時に大きな衝撃を
受けても、高い耐久性によって損傷等を受けにくい。
【0020】なお、本発明はこの実施例に限らず、その
要旨を逸脱しない範囲内で種々の態様を採用し得る。例
えば、ノーズレールとしては、図6(A)に図表化した
様に、 実施例と同様の2本のレールA,Aとノーズ
チップBとからなる構成、 2本のレールC,Cだけ
からなる構成、 全体を一体品Dとした構成のいずれ
でもよい。
【0021】また、ウイングレールとしては、図6
(B)に図表化した様に、 実施例と同様の2本の長
いレールL,Lと2本の短いレールM,Mとからなる構
成、2本の長いレールN,Nだけからなる構成のいず
れでもよい。そして、各部の材質、製造方法は、実施例
も含めて、それぞれの表1の様に種々にし得る。
【0022】
【表1】
【0023】また、ノーズレールとウイングレールとの
組立方法も、図7に図表化した様に、 実施例の様に
接着剤を介在させ、スペーサとボルト・ナットを用いる
構成、 ベース部同士を直接あるいはスペーサを介し
て溶接又は圧接する構成、ベースプレート上にボルト
固定する構成、 ベースプレート上に溶接する構成な
どを種々採用し得る。
【0024】もちろん、これらの組み合せに限るもので
もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のクロッシングレールの分解平面図で
ある。
【図2】 実施例のクロッシングレールの平面図であ
る。
【図3】 図2のX−X,Y−Y,Z−Z断面図であ
る。
【図4】 実施例で使用したノーズレールの構成図であ
る。
【図5】 実施例で使用したウイングレールの構成図で
ある。
【図6】 ノーズレール及びウイングレールの各種バリ
エーションの説明図である。
【図7】 クロッシングレール組立方式の各種バリエー
ションの説明図である。
【符号の説明】
1・・・ノーズレール、3・・・ウイングレール、5〜
11・・・スペーサ、13・・・接着シート、15・・
・ボルト、17・・・ナット、21・・・高炭素鋼製圧
延レール、23・・・ノーズチップ、25・・・高マン
ガン鋼製圧延レール、27・・・高炭素鋼製圧延レー
ル。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 V字型のノーズレールと、このノーズレ
    ールの外側に配置されるウイングレールとを別々の部品
    として形成し、これらノーズレールとウイングレールと
    を一体に結合してなる組立式クロッシングレールであっ
    て、ノーズレール及びウイングレールの少なくとも列車
    通過時に車輪が乗り移るクロッシング交点近傍を、高マ
    ンガン鋼製としたことを特徴とする組立式クロッシング
    レール。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の組立式クロッシングレ
    ールにおいて、前記ノーズレールとして、圧延又は鋳造
    により製造した2本の高マンガン鋼製レールの端部側面
    同士を接合したV字状部品を用いることを特徴とする組
    立式クロッシングレール。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の組立式クロッシングレ
    ールにおいて、前記ノーズレールとして、鋳造又は鍛造
    により形成した高マンガン鋼製のV字状部品を用いるこ
    とを特徴とする組立式クロッシングレール。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の組立式クロッシングレ
    ールにおいて、前記ノーズレールとして、V字の尖端に
    は、鍛造又は鋳造により製造した三角形状の高マンガン
    鋼製のノーズチップを接合してなることを特徴とする組
    立式クロッシングレール。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の組立式
    クロッシングレールにおいて、前記V字の尖端部分を含
    む所定範囲だけを高マンガン鋼製とし、この高マンガン
    鋼製部分に炭素鋼製のレールを接合して普通レールとの
    接合端を形成したことを特徴とする組立式クロッシング
    レール。
  6. 【請求項6】 請求項2〜5のいずれかに記載の組立式
    クロッシングレールにおいて、ウイングレールとして、
    圧延又は鋳造により製造された高マンガン鋼製レールを
    用いることを特徴とする組立式クロッシングレール。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の組立式クロッシングレ
    ールにおいて、ウイングレールの屈曲部を含む所定範囲
    だけを高マンガン鋼製とし、そこに炭素鋼製のレールを
    接合して普通レールとの接合端を形成したことを特徴と
    する組立式クロッシングレール。
  8. 【請求項8】 請求項2〜7のいずれかに記載の組立式
    クロッシングレールにおいて、前記ノーズレールとウイ
    ングレールとは、間にスペーサを挟んでボルト締結する
    か、両者のベース部同士を直接又はスペーサを介して接
    合するか、あるいはそれぞれをベースプレート上に固定
    することにより組み立てられることを特徴とする組立式
    クロッシングレール。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100762940B1 (ko) * 2006-06-29 2007-10-04 이보영 열차궤도 고속분기기의 크로싱 및 그의 제조방법
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KR20190130754A (ko) * 2018-05-15 2019-11-25 주식회사 세안 철도 분기기의 크로싱
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