JPH07102655A - 断熱パネル及び断熱パネルの製造方法 - Google Patents
断熱パネル及び断熱パネルの製造方法Info
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- JPH07102655A JPH07102655A JP27757893A JP27757893A JPH07102655A JP H07102655 A JPH07102655 A JP H07102655A JP 27757893 A JP27757893 A JP 27757893A JP 27757893 A JP27757893 A JP 27757893A JP H07102655 A JPH07102655 A JP H07102655A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】建築現場において、施工時に採寸、裁断、及び
接着することなく断熱パネルを建築物の所定位置に設置
でき、工期短縮が可能となり施工性が向上でき、また、
平板と枠で囲まれた空間内に注入により断熱材を設ける
ことにより、断熱材の無駄が無く、高気密に断熱材が存
在する断熱パネルを提供する。 【構成】木造建築物等の屋根、屋切、壁、床等を構成す
るパネルであって、あらかじめ所定形状に形成された平
板2と、該平板2の周縁部を囲む枠3a〜3dとを一体
化し、枠の内側に断熱材4として硬質合成樹脂を注入し
発泡させてなる断熱パネル1である。
接着することなく断熱パネルを建築物の所定位置に設置
でき、工期短縮が可能となり施工性が向上でき、また、
平板と枠で囲まれた空間内に注入により断熱材を設ける
ことにより、断熱材の無駄が無く、高気密に断熱材が存
在する断熱パネルを提供する。 【構成】木造建築物等の屋根、屋切、壁、床等を構成す
るパネルであって、あらかじめ所定形状に形成された平
板2と、該平板2の周縁部を囲む枠3a〜3dとを一体
化し、枠の内側に断熱材4として硬質合成樹脂を注入し
発泡させてなる断熱パネル1である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築物の屋根、屋切、
壁、床等に使用される断熱パネルに関する。
壁、床等に使用される断熱パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の建築物等の壁、床部、あるいは屋
根部等に使用される断熱ボードは、硬質ポリウレタンフ
ォーム等の合成樹脂発泡体を芯材とする断熱ボードが用
いられ、建築作業現場において適宜間隔で組まれた柱、
間柱、垂木、大引、根太等の軸組にこの断熱ボードを釘
等により仮止めして設置し、更に内装材、外装材を釘打
ち等により設置する方法が用いられている。しかしこの
方法では、軸組に設置する断熱ボードを、施工時に設置
位置の形状に合わせて採寸、裁断する作業を必要とし、
非常に手間がかかった。また、裁断による不要部分が出
たり、材料のムダが多く、さらには手作業で採寸、裁断
を行なうので断熱ボードと軸組の大きさが合わず隙間が
生じ、断熱性が低下する虞があった。
根部等に使用される断熱ボードは、硬質ポリウレタンフ
ォーム等の合成樹脂発泡体を芯材とする断熱ボードが用
いられ、建築作業現場において適宜間隔で組まれた柱、
間柱、垂木、大引、根太等の軸組にこの断熱ボードを釘
等により仮止めして設置し、更に内装材、外装材を釘打
ち等により設置する方法が用いられている。しかしこの
方法では、軸組に設置する断熱ボードを、施工時に設置
位置の形状に合わせて採寸、裁断する作業を必要とし、
非常に手間がかかった。また、裁断による不要部分が出
たり、材料のムダが多く、さらには手作業で採寸、裁断
を行なうので断熱ボードと軸組の大きさが合わず隙間が
生じ、断熱性が低下する虞があった。
【0003】また、作業現場において、前記軸組に合板
を設置し、軸組のさらに外側に適宜数の胴縁を設け、該
胴縁間に断熱材原液をスプレーする方法も取られている
が、この方法ではスプレー時に断熱材原液が周囲に飛散
してしまう虞があり、スプレー部分以外の建築物全体を
シート等で被覆しないと作業ができず、非常に手間がか
かるという課題を有した。
を設置し、軸組のさらに外側に適宜数の胴縁を設け、該
胴縁間に断熱材原液をスプレーする方法も取られている
が、この方法ではスプレー時に断熱材原液が周囲に飛散
してしまう虞があり、スプレー部分以外の建築物全体を
シート等で被覆しないと作業ができず、非常に手間がか
かるという課題を有した。
【0004】さらには、あらかじめ建築物の柱間、つか
と梁間、梁と垂木間等の所定位置の形状に合わせて形成
した枠付きパネルも採用されている。しかしながら、こ
の方法においても、施工時に前記建築物の所定位置に枠
付きパネルを嵌合し、その後断熱ボードを枠付きパネル
の形状に合わせて採寸、裁断し枠内に接着するため、材
料のムダが多く、また、手作業で採寸、裁断を行なうの
で該枠内に断熱ボードを正確に接着することは難しく、
隙間が生じて断熱性が劣ると共に、作業能率の低下を引
き起こす原因ともなった。
と梁間、梁と垂木間等の所定位置の形状に合わせて形成
した枠付きパネルも採用されている。しかしながら、こ
の方法においても、施工時に前記建築物の所定位置に枠
付きパネルを嵌合し、その後断熱ボードを枠付きパネル
の形状に合わせて採寸、裁断し枠内に接着するため、材
料のムダが多く、また、手作業で採寸、裁断を行なうの
で該枠内に断熱ボードを正確に接着することは難しく、
隙間が生じて断熱性が劣ると共に、作業能率の低下を引
き起こす原因ともなった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者はこれらの問
題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、建築物の所定
の位置の形状に合わせて形成した平板と、該平板の周囲
に設けた枠を一体化し、該断熱パネルの平板と枠にて形
成された上部開口室内に硬質合成樹脂を注入し、発泡さ
せることにより断熱材を設け、断熱パネルを形成するこ
とによって、施工時には採寸、裁断することなく断熱パ
ネルを建築物の所定位置に設置でき、施工性の向上を計
ると共に施工費が安価であり、また、断熱パネルの上部
開口室内に注入によって断熱材を設けるため、断熱材の
無駄が無く、また、隙間無く断熱材が存在する断熱パネ
ル及び断熱パネルの製造方法を開発した。
題点を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、建築物の所定
の位置の形状に合わせて形成した平板と、該平板の周囲
に設けた枠を一体化し、該断熱パネルの平板と枠にて形
成された上部開口室内に硬質合成樹脂を注入し、発泡さ
せることにより断熱材を設け、断熱パネルを形成するこ
とによって、施工時には採寸、裁断することなく断熱パ
ネルを建築物の所定位置に設置でき、施工性の向上を計
ると共に施工費が安価であり、また、断熱パネルの上部
開口室内に注入によって断熱材を設けるため、断熱材の
無駄が無く、また、隙間無く断熱材が存在する断熱パネ
ル及び断熱パネルの製造方法を開発した。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち本発明の断熱パネル
は、建築物等の屋根、屋切、壁、床等を構成するパネル
であって、所定形状に形成された平板と、該平板の周縁
部を囲む枠とを一体化してなり、平板と枠で囲まれた空
間に断熱材として硬質合成樹脂を注入し発泡固化させて
なることを特徴とするものである。また、前記平板と枠
とで囲まれた空間で発泡固化されてなる断熱材が、該枠
の厚みより薄く充填されてなる断熱パネルである。ま
た、本発明の断熱パネルの製造方法は、前記空間の上部
の少なくとも一部を覆う押さえ板を、前記枠に着脱自在
に取り付け、押さえ板に覆われた空間に硬質合成樹脂を
注入し、発泡固化させ、順次押さえ板を硬質合成樹脂の
未注入位置に移動して硬質合成樹脂を注入発泡固化さ
せ、断熱材を充填してなることを特徴とするものであ
り、さらには、内面に凹溝を形成した枠に押さえ板をス
ライド可能に取付け、順次、押さえ板をスライド移動さ
せて断熱材を枠の厚みより薄く充填させてなるものであ
る。
は、建築物等の屋根、屋切、壁、床等を構成するパネル
であって、所定形状に形成された平板と、該平板の周縁
部を囲む枠とを一体化してなり、平板と枠で囲まれた空
間に断熱材として硬質合成樹脂を注入し発泡固化させて
なることを特徴とするものである。また、前記平板と枠
とで囲まれた空間で発泡固化されてなる断熱材が、該枠
の厚みより薄く充填されてなる断熱パネルである。ま
た、本発明の断熱パネルの製造方法は、前記空間の上部
の少なくとも一部を覆う押さえ板を、前記枠に着脱自在
に取り付け、押さえ板に覆われた空間に硬質合成樹脂を
注入し、発泡固化させ、順次押さえ板を硬質合成樹脂の
未注入位置に移動して硬質合成樹脂を注入発泡固化さ
せ、断熱材を充填してなることを特徴とするものであ
り、さらには、内面に凹溝を形成した枠に押さえ板をス
ライド可能に取付け、順次、押さえ板をスライド移動さ
せて断熱材を枠の厚みより薄く充填させてなるものであ
る。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図面に従って以下に説明す
る。
る。
【0009】図1には、本発明の1実施例である断熱パ
ネル1の斜視図が示されており、断熱パネル1は、平板
2と平板上の周縁部を囲む枠3と、断熱材4から構成さ
れている。
ネル1の斜視図が示されており、断熱パネル1は、平板
2と平板上の周縁部を囲む枠3と、断熱材4から構成さ
れている。
【0010】平板2は、断熱パネル1を組み合わせて建
築物の屋根、屋切、壁、床等を構成するように、一枚あ
るいは複数枚にて所定の形状とされており、例えば図3
に示すように、屋切を構成する断熱パネル1aにあって
は三角形、1a’,1a”にあっては台形等に形成さ
れ、壁等を構成する断熱パネル1b,1b’にあっては
長方形等に形成されている。平板2は、通常内装下地
材、あるいは外装下地材を兼ねるものであり、合板、石
膏板等が用いられ、厚みは9〜12mm程度とされる。
築物の屋根、屋切、壁、床等を構成するように、一枚あ
るいは複数枚にて所定の形状とされており、例えば図3
に示すように、屋切を構成する断熱パネル1aにあって
は三角形、1a’,1a”にあっては台形等に形成さ
れ、壁等を構成する断熱パネル1b,1b’にあっては
長方形等に形成されている。平板2は、通常内装下地
材、あるいは外装下地材を兼ねるものであり、合板、石
膏板等が用いられ、厚みは9〜12mm程度とされる。
【0011】枠3は、平板2の一方の表面の周縁部に、
その外形に沿うように、釘打ち等により固定されてい
る。枠3は、45mm×45mm〜45mm×105m
m程度の角型木材であり、断熱パネル1を設置した際
に、建築物に対して縦方向に位置する縦枠3a,3b
は、それ自体で間柱、垂木等として機能し、また、平板
2と枠3とが一体化され、全体で構造材料として機能す
るものであり、枠3相互はダボ継ぎ、接合金具等により
接合されていることが好ましい。また、枠3は、建築物
に対して横方向に位置する横枠3c,3dを縦枠3a,
3bよりも細いものとしてもよい。
その外形に沿うように、釘打ち等により固定されてい
る。枠3は、45mm×45mm〜45mm×105m
m程度の角型木材であり、断熱パネル1を設置した際
に、建築物に対して縦方向に位置する縦枠3a,3b
は、それ自体で間柱、垂木等として機能し、また、平板
2と枠3とが一体化され、全体で構造材料として機能す
るものであり、枠3相互はダボ継ぎ、接合金具等により
接合されていることが好ましい。また、枠3は、建築物
に対して横方向に位置する横枠3c,3dを縦枠3a,
3bよりも細いものとしてもよい。
【0012】断熱パネル1は対向する枠3を橋渡しする
ように、縦方向及び/又は横方向に桟木5を設けてもよ
い。桟木5は、枠3と同じ太さであってもそれ以下であ
ってもよい。桟木5を設ければ、断熱パネル1の強度が
高まり、反り、ねじれ等が良好に防止でき、特に長尺な
断熱パネル1の場合には、複数本を適宜に配置すること
で、建築物の強度を高めることもできる。
ように、縦方向及び/又は横方向に桟木5を設けてもよ
い。桟木5は、枠3と同じ太さであってもそれ以下であ
ってもよい。桟木5を設ければ、断熱パネル1の強度が
高まり、反り、ねじれ等が良好に防止でき、特に長尺な
断熱パネル1の場合には、複数本を適宜に配置すること
で、建築物の強度を高めることもできる。
【0013】断熱材4は、平板2と枠3にて形成された
上部開口空間に平板2を覆うように硬質合成樹脂を注入
し発泡固化させることにより形成されている。ここで、
断熱材4の厚みは、枠3の厚み以下とされている。
上部開口空間に平板2を覆うように硬質合成樹脂を注入
し発泡固化させることにより形成されている。ここで、
断熱材4の厚みは、枠3の厚み以下とされている。
【0014】硬質合成樹脂としては、液状、泡状で注入
され、発泡固化後、平板2、枠3と接合するものであれ
ばよく、例えば硬質ポリウレタンフォーム、ウレタン変
性ポリイソシアヌレートフォーム、ポリイソシアヌレー
トフォーム、フェノールフォーム等が挙げられる。
され、発泡固化後、平板2、枠3と接合するものであれ
ばよく、例えば硬質ポリウレタンフォーム、ウレタン変
性ポリイソシアヌレートフォーム、ポリイソシアヌレー
トフォーム、フェノールフォーム等が挙げられる。
【0015】また、断熱材4の表面には、防湿面材を設
けてもよい。防湿面材を設けることにより、湿度の移動
が防止でき、断熱材4の内部での結露による断熱性能の
低下等の問題が防止できる。防湿面材としては、ポリエ
チレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステ
ルフィルム等、あるいはこれらと紙の積層体等が挙げら
れる。ここで、防湿面材の透湿抵抗は、1〜100mm
2 hrmmHg/g程度が好ましい。
けてもよい。防湿面材を設けることにより、湿度の移動
が防止でき、断熱材4の内部での結露による断熱性能の
低下等の問題が防止できる。防湿面材としては、ポリエ
チレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリエステ
ルフィルム等、あるいはこれらと紙の積層体等が挙げら
れる。ここで、防湿面材の透湿抵抗は、1〜100mm
2 hrmmHg/g程度が好ましい。
【0016】断熱材4を設ける方法としては、例えば平
板2と枠3とで形成された上部開口空間の上部の少なく
とも一部を塩化ビニル等の透明樹脂板等の押さえ板で覆
い、硬質合成樹脂を注入して断熱材4を設けることがで
きる。
板2と枠3とで形成された上部開口空間の上部の少なく
とも一部を塩化ビニル等の透明樹脂板等の押さえ板で覆
い、硬質合成樹脂を注入して断熱材4を設けることがで
きる。
【0017】具体的には、図2に示すように、縦枠3
a,3bの対向する内面のそれぞれに凹溝6を設け、こ
の凹溝6間でスライド自在に挿嵌される幅と適宜の長さ
を有する押さえ板7を用い、押さえ板7で被覆される量
の硬質合成樹脂を注入孔より注入し、発泡固化させ、順
次押さえ板7スライドさせて硬質合成樹脂を充填するこ
とにより、断熱材が均一な厚みで設けられた断熱パネル
1を得ることができる。
a,3bの対向する内面のそれぞれに凹溝6を設け、こ
の凹溝6間でスライド自在に挿嵌される幅と適宜の長さ
を有する押さえ板7を用い、押さえ板7で被覆される量
の硬質合成樹脂を注入孔より注入し、発泡固化させ、順
次押さえ板7スライドさせて硬質合成樹脂を充填するこ
とにより、断熱材が均一な厚みで設けられた断熱パネル
1を得ることができる。
【0018】尚、押さえ板7をスライドさせる方向(縦
方向)に位置する桟木5が縦枠3a,3bと同じ高さを
有するもの、あるいは断熱材設置位置よりも高いもので
ある場合には、桟木5にも凹溝6が設けられ、桟木5と
縦枠3a,3bとの間に押さえ板7が挿嵌される。
方向)に位置する桟木5が縦枠3a,3bと同じ高さを
有するもの、あるいは断熱材設置位置よりも高いもので
ある場合には、桟木5にも凹溝6が設けられ、桟木5と
縦枠3a,3bとの間に押さえ板7が挿嵌される。
【0019】押さえ板7の着脱は、縦方向に2分割され
た幅調節可能な押さえ板7a,7bを用いるか、凹溝6
が表面に連続する挿入用切り込みを縦枠3a,3bに設
けるか、横枠3c,3dを凹溝6位置より高さの低いも
のとすれば着脱が可能である。
た幅調節可能な押さえ板7a,7bを用いるか、凹溝6
が表面に連続する挿入用切り込みを縦枠3a,3bに設
けるか、横枠3c,3dを凹溝6位置より高さの低いも
のとすれば着脱が可能である。
【0020】縦枠3a,3b(あるいは桟木5)に凹溝
6を設け、押さえ板7をスライド自在にして、硬質合成
樹脂を注入して製造した断熱パネル1は、凹溝6の位置
で断熱材4の厚みが決まり、断熱材4の表面側に空間が
形成されるが、横枠3c,3dが縦枠3a,3bより低
い場合、あるいは横枠3c,3dに通気穴、切り欠き等
を形成すれば、壁等として設置した場合に、この空間が
通気層となる。
6を設け、押さえ板7をスライド自在にして、硬質合成
樹脂を注入して製造した断熱パネル1は、凹溝6の位置
で断熱材4の厚みが決まり、断熱材4の表面側に空間が
形成されるが、横枠3c,3dが縦枠3a,3bより低
い場合、あるいは横枠3c,3dに通気穴、切り欠き等
を形成すれば、壁等として設置した場合に、この空間が
通気層となる。
【0021】通気層ができることにより、空気の流通が
快適に行われ通気を促進することから、建築物の湿気に
よる、カビ、ダニ等の発生を防止することができる。
快適に行われ通気を促進することから、建築物の湿気に
よる、カビ、ダニ等の発生を防止することができる。
【0022】また、断熱材4を設ける他の方法として、
図3(a),(b)に示すように、縦枠3a,3bの対
向する内面にそれぞれ、木材、プラスチック、金属等か
らなる凸状の押さえ板支持体8,8’を固定し、次いで
押さえ板7と押さえ板支持体8,8’をビス止め等によ
り着脱自在に固定した後、平板2と枠3、及び押さえ板
7からなる空間内に硬質合成樹脂を注入し、発泡させる
ことにより断熱材4を設ける方法も挙げられる。押さえ
板7は、図3(a)のような平板状のものでも、図3
(b)のような押さえ板支持体8,8’に合わせて凸状
としたものでもよい。また、押さえ板支持体8,8’
は、枠3a,3bに連続的に設けてもよいし、部分的に
数箇所設けてもよい。
図3(a),(b)に示すように、縦枠3a,3bの対
向する内面にそれぞれ、木材、プラスチック、金属等か
らなる凸状の押さえ板支持体8,8’を固定し、次いで
押さえ板7と押さえ板支持体8,8’をビス止め等によ
り着脱自在に固定した後、平板2と枠3、及び押さえ板
7からなる空間内に硬質合成樹脂を注入し、発泡させる
ことにより断熱材4を設ける方法も挙げられる。押さえ
板7は、図3(a)のような平板状のものでも、図3
(b)のような押さえ板支持体8,8’に合わせて凸状
としたものでもよい。また、押さえ板支持体8,8’
は、枠3a,3bに連続的に設けてもよいし、部分的に
数箇所設けてもよい。
【0023】または、図4に示すように、平板2上に設
けられた枠3の内面の表面から断熱材設置位置部分に切
り欠き12を設け、押さえ板7をビス止め等により着脱
自在に固定し、前記空間内に硬質合成樹脂を注入し、発
泡させることにより断熱材4を設置し、次いで順次繰り
返すことにより、断熱材4を均一に設けることができ
る。
けられた枠3の内面の表面から断熱材設置位置部分に切
り欠き12を設け、押さえ板7をビス止め等により着脱
自在に固定し、前記空間内に硬質合成樹脂を注入し、発
泡させることにより断熱材4を設置し、次いで順次繰り
返すことにより、断熱材4を均一に設けることができ
る。
【0024】また、さらに他の方法として、図5に示す
ように、平板2上の枠3a,3bの表面に横ガイド9,
9’を仮止めし、横ガイド9,9’よりも狭い間隔で設
けられた補強材10を有する押さえ板7を、枠3a,3
b間隔と等しいか、枠3a,3b間隔よりも狭い幅にし
て、押さえ板7の両端部を横ガイド9,9’下に差し込
み、平板2と枠3、及び押さえ板7からなる空間に、押
さえ板7に設けられた断熱材注入孔11から硬質合成樹
脂を注入し、発泡させて断熱材4を設置し、次いで順次
断熱材未設置箇所に押さえ板7を移動させて断熱材4を
設置させる方法も挙げられる。これらの方法によれば、
平板2と枠3からなる上部開口空間の平板2及び枠3に
密着した断熱材4を容易に充填することができる。
ように、平板2上の枠3a,3bの表面に横ガイド9,
9’を仮止めし、横ガイド9,9’よりも狭い間隔で設
けられた補強材10を有する押さえ板7を、枠3a,3
b間隔と等しいか、枠3a,3b間隔よりも狭い幅にし
て、押さえ板7の両端部を横ガイド9,9’下に差し込
み、平板2と枠3、及び押さえ板7からなる空間に、押
さえ板7に設けられた断熱材注入孔11から硬質合成樹
脂を注入し、発泡させて断熱材4を設置し、次いで順次
断熱材未設置箇所に押さえ板7を移動させて断熱材4を
設置させる方法も挙げられる。これらの方法によれば、
平板2と枠3からなる上部開口空間の平板2及び枠3に
密着した断熱材4を容易に充填することができる。
【0025】前記断熱パネル1は建築現場において施工
された柱、間柱、垂木、大引、根太等の軸組間に設置さ
れる。
された柱、間柱、垂木、大引、根太等の軸組間に設置さ
れる。
【0026】例えば図6に示すように、三角形、台形に
形成された3枚の断熱パネル1a,1a’,1a”を梁
と垂木、あるいは間柱間等の所定箇所に嵌合することに
より、屋切は形成される。また、壁面において、窓の横
の部分には、建築物の縦方向に対して縦長に形成された
1枚の長方形状の断熱パネル1bを嵌合し、また、窓の
上の部分には、建築物の縦方向に対して横長の長方形状
に形成された1枚の断熱パネル1b’を嵌合することに
よって構成されている。 これらは、接着剤、釘等によ
り軸組に固定される。その他、屋根、床等についても同
様に、1枚、あるいは複数枚の断熱パネル1の組み合わ
せによって構成することができる。
形成された3枚の断熱パネル1a,1a’,1a”を梁
と垂木、あるいは間柱間等の所定箇所に嵌合することに
より、屋切は形成される。また、壁面において、窓の横
の部分には、建築物の縦方向に対して縦長に形成された
1枚の長方形状の断熱パネル1bを嵌合し、また、窓の
上の部分には、建築物の縦方向に対して横長の長方形状
に形成された1枚の断熱パネル1b’を嵌合することに
よって構成されている。 これらは、接着剤、釘等によ
り軸組に固定される。その他、屋根、床等についても同
様に、1枚、あるいは複数枚の断熱パネル1の組み合わ
せによって構成することができる。
【0027】尚、これらの断熱パネル1は、それぞれ正
確に形成されているので、軸組間に隙間なく、密着して
嵌合できる。
確に形成されているので、軸組間に隙間なく、密着して
嵌合できる。
【0028】このように、断熱パネル1は、あらかじめ
所定の位置に合うように正確に形成されているので建築
現場において、加工することなく嵌合することができ、
施工が非常に簡素化される。
所定の位置に合うように正確に形成されているので建築
現場において、加工することなく嵌合することができ、
施工が非常に簡素化される。
【0029】本実施例においては木造建築家屋の軸組間
の適所に本発明の断熱パネル1を嵌合する方法について
説明したが、断熱パネル1の枠3は、それ自体で軸組と
しての機能することも可能であり、土台の上に直接断熱
パネル1を積み重ねて建築物を形成することもできる。
この場合、柱、間柱等の軸組を施工する必要がないので
施工する手間が省け、また、短時間で容易に建築物を完
成させられるので、さらに施工性能がよくなる。
の適所に本発明の断熱パネル1を嵌合する方法について
説明したが、断熱パネル1の枠3は、それ自体で軸組と
しての機能することも可能であり、土台の上に直接断熱
パネル1を積み重ねて建築物を形成することもできる。
この場合、柱、間柱等の軸組を施工する必要がないので
施工する手間が省け、また、短時間で容易に建築物を完
成させられるので、さらに施工性能がよくなる。
【0030】
【発明の効果】本発明の断熱パネルは、あらかじめ屋
根、屋切、壁、床等の断熱材設置箇所の所定形状、大き
さに合わせて形成されているので、建築現場で断熱ボー
ドを採寸、裁断し、接着する手間が省けるとともに、断
熱パネルは断熱材設置箇所に隙間なく、密着して設置で
き、すなわち施工の簡素化、及び工期の短縮を計ること
ができる。
根、屋切、壁、床等の断熱材設置箇所の所定形状、大き
さに合わせて形成されているので、建築現場で断熱ボー
ドを採寸、裁断し、接着する手間が省けるとともに、断
熱パネルは断熱材設置箇所に隙間なく、密着して設置で
き、すなわち施工の簡素化、及び工期の短縮を計ること
ができる。
【0031】また、断熱パネル内には断熱材として硬質
合成樹脂を注入により設けるので、断熱材が無駄なく、
高気密に設置できるので、断熱性能がさらに向上する。
合成樹脂を注入により設けるので、断熱材が無駄なく、
高気密に設置できるので、断熱性能がさらに向上する。
【0032】断熱パネルは、補強材として機能し、ま
た、構造材として機能することも可能であるから、断熱
パネルを積み重ねて固定することにより、建築物を構成
することができる。
た、構造材として機能することも可能であるから、断熱
パネルを積み重ねて固定することにより、建築物を構成
することができる。
【図1】本発明における断熱パネルの1実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】平板と枠からなる上部開口空間内に断熱材を設
置する方法の実施例を示す断面図である。
置する方法の実施例を示す断面図である。
【図3】(a)(b)平板と枠からなる上部開口空間内
に断熱材を設置する方法の実施例を示す断面図である。
に断熱材を設置する方法の実施例を示す断面図である。
【図4】平板と枠からなる上部開口空間内に断熱材を設
置する方法の実施例を示す断面図である。
置する方法の実施例を示す断面図である。
【図5】平板と枠からなる上部開口空間内に断熱材を設
置する方法の実施例を示す斜視図である。
置する方法の実施例を示す斜視図である。
【図6】本発明の断熱パネルの施工状態の1実施例を示
す木造建築家屋の正面図である。
す木造建築家屋の正面図である。
1・・・断熱パネル 2・・・平板 3・・・枠 4・・・断熱材 5・・・桟木 6・・・凹溝 7・・・押さえ板 8・・・押さえ板支持体 9・・・横ガイド 10・・補強材 11・・断熱材注入孔 12・・切り欠き
Claims (4)
- 【請求項1】建築物等の屋根、屋切、壁、床等を構成す
るパネルであって、所定形状に形成された平板と、該平
板の周縁部を囲む枠とを一体化してなり、平板と枠とで
囲まれた空間に断熱材として硬質合成樹脂を注入し、発
泡固化させてなることを特徴とする断熱パネル。 - 【請求項2】平板と枠とで囲まれた空間で発泡固化され
る断熱材が、該枠の厚みより薄く充填されてなる請求項
1記載の断熱パネル。 - 【請求項3】所定形状に形成された平板と、該平板の周
縁部を囲む枠と、該平板と枠で囲まれた空間内に充填さ
れた断熱材よりなる断熱パネルの製造方法であって、 前記空間の上部の少なくとも一部を覆う押さえ板を、前
記枠に着脱自在に取り付け、押さえ板に覆われた空間に
硬質合成樹脂を注入し、発泡固化させ、順次押さえ板を
硬質合成樹脂の未注入位置に移動して硬質合成樹脂を注
入発泡固化させ、断熱材を充填してなる断熱パネルの製
造方法。 - 【請求項4】内面に凹溝を形成した枠に押さえ板をスラ
イド可能に取付け、順次、押さえ板をスライド移動させ
てなる請求項2記載の断熱パネルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27757893A JP3362932B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 断熱パネル及び断熱パネルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27757893A JP3362932B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 断熱パネル及び断熱パネルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07102655A true JPH07102655A (ja) | 1995-04-18 |
| JP3362932B2 JP3362932B2 (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=17585429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27757893A Expired - Fee Related JP3362932B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 断熱パネル及び断熱パネルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3362932B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006110934A (ja) * | 2004-10-18 | 2006-04-27 | Takenaka Komuten Co Ltd | 建築用パネルユニットの製造方法 |
| JP2006181935A (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-13 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 硬質ポリウレタンフォームパネルの製造方法 |
| GB2542110A (en) * | 2015-07-01 | 2017-03-15 | Scotframe Timber Eng Ltd | Improved timber frame insulating elements |
| KR20170136787A (ko) * | 2016-06-02 | 2017-12-12 | 최철규 | 한옥을 위한 건식구조 벽체 |
| KR20200114782A (ko) * | 2019-03-29 | 2020-10-07 | 최재복 | 한옥의 프리패브 인방재 제작방법 및 그 프리패브 인방재를 이용한 한옥의 벽체 시공방법 |
| EP3730710A1 (de) * | 2019-04-25 | 2020-10-28 | Reinhard Daxberger | Bauelement |
| JP2021116654A (ja) * | 2020-01-29 | 2021-08-10 | 積水ハウス株式会社 | 建築物の断熱構造、建築物及び断熱材の施工方法 |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP27757893A patent/JP3362932B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| GB2542110B (en) * | 2015-07-01 | 2018-04-11 | Scotframe Timber Engineering Ltd | Improved timber frame insulating elements |
| KR20170136787A (ko) * | 2016-06-02 | 2017-12-12 | 최철규 | 한옥을 위한 건식구조 벽체 |
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| EP3730710A1 (de) * | 2019-04-25 | 2020-10-28 | Reinhard Daxberger | Bauelement |
| JP2021116654A (ja) * | 2020-01-29 | 2021-08-10 | 積水ハウス株式会社 | 建築物の断熱構造、建築物及び断熱材の施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3362932B2 (ja) | 2003-01-07 |
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