JPH0710302A - 重積板材分離装置 - Google Patents

重積板材分離装置

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JPH0710302A
JPH0710302A JP20355593A JP20355593A JPH0710302A JP H0710302 A JPH0710302 A JP H0710302A JP 20355593 A JP20355593 A JP 20355593A JP 20355593 A JP20355593 A JP 20355593A JP H0710302 A JPH0710302 A JP H0710302A
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JP
Japan
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actuator
separating
plate member
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JP20355593A
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Koshi Ueno
紘志 上野
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FUORUMU KK
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FUORUMU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 自動車のリヤアクスルハウジング用プレス成
形部品の素材等の比較的重い板材を多数積み重ねた重積
板材から、順次1枚ずつの板材を、円滑容易かつ確実に
分離して取出すことができる装置を提供する。 【構成】 重積板材16の両側に第1及び第2分離装置
24,26を配置し、同分離装置24,26には、最上
端の板材を横方向に移動させる第1及び第2の横動アク
チュエータ74,116を設けると共に、板材を上方に
押上げることができる第1及び第2の上下動アクチュエ
ータ92,132を設ける。上記第1及び第2横動アク
チュエータ74,116、並びに第1及び第2上下動ア
クチュエータ92,132の協作動により、重積板材1
6の最上端の板材を持上げて分離する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数積み重ねられたプ
レス用素材鋼板等の板材を、最上端の板材から順次1枚
ずつ分離して取出す重積板材分離装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、トラック用リヤアクスルハウジン
グ等の製造に際して、板厚3mm以上8mm程度、縦方
向の寸度が200mmないし600mm、横方向の寸度
が300mmないし1500mmの可成重い長方形の鋼
板を素材とするプレス成形が行なわれている。この際、
プレス成形の作業能率を向上すると共に、作業者の労力
を省き作業の安全を計るために、上記鋼板素材を搬入ロ
ボットを利用して自動的にプレス内に挿入することが望
ましい。
【0003】上記搬入ロボットにより鋼板素材を搬送す
る場合、台車或いはパレット上に多数積み重ねてプレス
に隣接した素材置場に置かれた鋼板素材を、ロボットハ
ンドの操作端に取付けられた真空吸着装置又は電磁マグ
ネットにより吸着して運搬するのが最も一般的な手法で
ある。
【0004】しかしながら、上記のような可成の重量を
有する鋼板素材を多数積み重ねた場合、鋼板切断時に付
着したオイルが板間に付着していることが多いため、真
空吸着装置又は電磁マグネットにより最上端の鋼板を吸
着して持上げる際に、鋼板自体が重いだけでなく、板間
に負圧が発生し易いこと、及びオイル薄膜の付着力が作
用するため、鋼板を順次一枚ずつ迅速円滑かつ確実に取
り上げて搬送することは、実際上極めて困難である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑み創案されたもので、多数積み重ねられたプレス用鋼
板素材等の板材を、最上端の板材から順次1枚ずつ迅速
円滑かつ確実に搬送することができ、したがって例えば
プレス成形等後続する作業の能率を向上し、作業者の労
力を節減すると共に安全を図ることができる重積板材分
離装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、板材を多数積み重ねた重積板材の両側に
対向して配置された第1及び第2の分離装置と、上記第
1及び第2分離装置に夫々装架され最上端の板材の側縁
に当接して同板材をその下方に重積された板材に対し横
方向に移動させる第1及び第2の横動アクチュエータ
と、上記第1及び第2分離装置に夫々装架され上記横方
向に移動せしめられた最上端板材の側縁付近の下側面に
当接して同板材をその下方の板材から押上げる第1及び
第2の上下動アクチュエータと、上記第1及び第2分離
装置に夫々設けられ上記重積板材の上端面の高さに応じ
て上記第1横動アクチュエータ及び第1上下動アクチュ
エータ並びに第2横動アクチュエータ及び第2上下動ア
クチュエータを上下に移動させるアクチュエータ昇降駆
動装置とを具備してなることを特徴とする重積板材分離
装置(以下第1発明という)、及び板材を多数積み重ね
た重積板材の両側に対向して配置された第1及び第2の
分離装置と、上記第1及び第2分離装置に夫々装架され
最上端の板材の側縁に当接して同板材をその下方に重積
された板材に対し横方向に移動させる第1及び第2の横
動アクチュエータと、上記第1及び第2分離装置に夫々
装架され上記横方向に移動せしめられた最上端板材の側
縁付近の下側面に当接して同板材をその下方の板材から
押上げる第1及び第2の上下動アクチュエータと、上記
第1及び第2分離装置に夫々設けられ上記重積板材の上
端面の高さに応じて上記第1横動アクチュエータ及び第
1上下動アクチュエータ並びに第2横動アクチュエータ
及び第2上下動アクチュエータを上下に移動させるアク
チュエータ昇降駆動装置と、板材の横方向寸度に応じ
て、上記第1分離装置及び第2分離装置相互間の距離を
調整するため第1及び第2分離装置の少くとも一方を他
方に対し近接させ又は離隔させる分離装置横動手段と、
板材の縦方向寸度に応じて上記第1及び第2分離装置を
板材の縦方向に移動させる分離装置縦動手段とを具備し
てなることを特徴とする重積板材分離装置(以下第2発
明という)を提案するものである。
【0007】
【作用】本発明によれば、多数積み重ねられた板材の両
側に対向して配設された第1及び第2分離装置に夫々装
架されている第1及び第2横動アクチュエータと第1及
び第2上下動アクチュエータとの協作動によって、最上
端の板材が先ず横方向に設定距離移動され、次にその下
方の重積板材からはみ出した最上端板材の側縁が上方に
押し上げられて下方の板材に対し傾斜して分離され、続
いて傾斜している最上端板材の下方側縁部が持ち上げら
れて略水平の姿勢に保持され、実質的に完全に下方の板
材から分離されるので、ロボット等搬送装置の真空吸着
装置又は電磁マグネットに容易かつ確実に吸着され運搬
される。
【0008】
【実施例】以下本発明の実施例を添付図面について具体
的に説明する。先ず、図1の概略平面図において、符号
10は例えば自動車のリヤアクスルハウジングを構成す
る部品のプレス加工を行なう任意構造のプレス、12は
上記プレス10に隣接して配置された材料載置装置、1
4は上記プレス10及び材料載置装置12の双方に隣接
した適宜位置に配置され、後に後述するように材料載置
装置12上に多数積み重ねて置かれたプレス加工を施す
鋼板素材即ち同図中に一点鎖線で示されている板材16
を取り上げてプレス10内に挿入する適宜の搬入口ロボ
ットである。
【0009】上記材料載置装置12は、図2の側面図、
図3の正面図及び図4の平面図に示されているように、
工場床面G上に通常時は固定的に配設された基台18を
具え、同基台18上に、板材16の縦方向(以下場合に
よりX方向という)に延在する一対の平行なレール20
が設けられている。
【0010】上記レール20上に平面形状が長方形の摺
動台22がX方向に摺動自在に装架され、同摺動台22
の搬入ロボット14に隣接する端部に総括的に符号24
で示した第1分離装置が固定的に装架されており、また
上記摺動台22の搬入ロボット14から遠い他方の端部
には総括的に符号26で示した可動の第2分離装置26
が配設されている。
【0011】上記第2分離装置26は、上記レール20
に対し直交する方向即ち板材16の横方向(以下場合に
よりY方向という)に延在して摺動台22上に配設され
た一対の平行なレール28に摺動自在に装架された台板
30を具えている。台板30の第1分離装置26から遠
い側の端部に可逆転モータ32が設けられ、同モータ3
2はボールねじ等のねじ軸34を駆動する。ねじ軸34
は摺動台22に固着されたナット部材36に螺合してい
るので、上記モータ32が一方向(以下正方向という)
に回転することによって、上記台板30即ち第2分離装
置26が第1分離装置24に接近する方向に移動し、ま
た同モータ32が上記と反対方向(以下負方向という)
に回転することによって、上記台板30即ち第2分離装
置26が第1分離装置24から離隔する方向に移動す
る。従って、上記モータ32、ねじ軸34及びナット部
材36によって、上記第2分離装置26を横方向に移動
させる分離装置横動手段が構成されている。
【0012】また前記基台18のプレス10から遠い側
の側壁38(図2参照)に可逆転モータ40が設けら
れ、同モータ40はボールねじ等のねじ軸42を駆動す
る。同ねじ軸42は摺動台22に固着されたナット部材
44に螺合しているので、上記モータ40が正方向に回
転することによって上記摺動台22がプレス10から遠
ざかる方向に移動し、また同モータ40が負方向に回転
することによって摺動台22がプレス10に接近する方
向に移動する。従って、上記モータ40、ねじ軸42及
びナット部材44によって、上記第1及び第2分離装置
24及び26を縦方向に移動させる分離装置縦動手段が
構成されている。
【0013】さらに、基台18の上側面46には、図4
に良く示されているように、第1分離装置24に隣接す
る一側部に、小径の転動ローラ48をX方向に多数列設
して形成されたローラコンベア50が配設されている。
また基台18の第2分離装置26側の上側面46は、Y
方向に延在する平行な細長い支持部52を残して切欠さ
れ、同切欠部分には、小径の転動ローラ54をX方向に
多数列設して形成された可動のローラコンベア56がY
方向に自在に摺動し得るように橋架されている。
【0014】上記第1分離装置24の詳細な構造が、図
5の要部拡大正面図に示されている。同分離装置24
は、摺動台22に夫々の下端を固着されて垂直に樹立さ
れた複数個(例えば4個)のガイドバー58と、同ガイ
ドバー58に沿い上下方向(以下場合によりZ方向とい
う)に一体的に変位することができる上下一組の架台6
0及び62と、可逆転モータ64を装架した頂板66を
具えている。また上記架台60及び62は、複数個(例
えば4個)の短いガイドバー68によって一体的に連結
されている。
【0015】上記可逆転モータ64はボールねじ等のね
じ軸70を駆動し、同ねじ軸70は上下の架台60に固
着されたナット部材72に螺合されている。そして、上
記モータ64の正方向の回転によって上記架台60及び
62を一体的に下降させ、また同モータ64の負方向の
回転によって架台60及び62を一体的に上昇させるこ
とができる。従って、上記モータ64、ねじ軸70及び
ナット部材72によって、上記架台60及び62に装架
されている後記横動アクチュエータ74及び上下動アク
チュエータ92のアクチュエータ昇降駆動装置が構成さ
れている。
【0016】上記上方の架台60に、図示の実施例では
油圧シリンダとして示されている第1の横動アクチュエ
ータ74が装架され、そのピストン軸76の自由端部に
上方腕78a及び下方腕78bを具えた第1横動部材7
8が装着されている。上記上方腕78aには、積み重ね
られた板材16(以下場合により重積板材16′とい
う)の上端面を検知する。好ましくは非接触型のセンサ
80が取付けられている。同センサ80は、検出精度が
優れた適宜の接触型センサをもって勿論代替することが
できる。
【0017】上方架台60と下方架台62との間に、上
記ガイドバー68に沿い上下に摺動変位することができ
る中間架台82が配設され、同中間架台82には、ボー
ルねじ等のねじ軸84が螺合するナット部材86が固着
されている。同ねじ軸84は、下方架台62上のブラケ
ット88に固着された可逆転モータ90によって駆動さ
れる。即ち、同モータ90の正方向の回転により、上記
中間架台82が上方及び下方架台60及び62に対して
下降し、また同モータ90の負方向の回転によって、同
中間架台82が上方及び下方架台60及び62に対し上
昇する。勿論、上記モータ90の休止中は、上方及び下
方架台60,62と中間架台82とが一体的に変位す
る。
【0018】上記中間架台82には、図示の実施例では
油圧シリンダとして示されている第1の上下動アクチュ
エータ92が設けられ、そのピストン軸94の自由端部
に第1押上部材96が固着されている。また、中間架台
82の第1押上部材96に隣接する端部に第1ストッパ
98が設けられている。なお、この第1ストッパ98
は、上記押上部材96と一体に設けられてもよく、この
場合、第1押上部材96の側面が第1ストッパ98を兼
ねることとなる。
【0019】次に、上記第2分離装置26の詳細な構造
を、図6の要部拡大正面図について説明する。同分離装
置26は、前記台板30に夫々の下端を固着されて垂直
に樹立された複数個(例えば4個)のガイドバー100
と、同ガイドバー100に沿い上下方向即ちZ方向に一
体的に変位することができる上下一組の架台102及び
104と、可逆転モータ106を装架した頂板108を
具えている。また上記架台102及び104は、複数個
(例えば4個)の短いガイドバー110によって一体的
に連結されている。
【0020】上記可逆転モータ106はボールねじ等の
ねじ軸112を駆動し、同ねじ軸112は上方の架台1
02に固着されたナット部材114に螺合されている。
そして、上記モータ106の正方向の回転によって上記
架台102及び104を一体的に下降させ、また同モー
タ106の負方向の回転によって架台102及び104
を一体的に上昇させることができる。従って、上記モー
タ106、ねじ軸112及びナット部材114によっ
て、上記架台102及び104に装架されている後記横
動アクチュエータ116及び上下動アクチュエータ13
2のアクチュエータ昇降駆動装置が構成されている。
【0021】上方の架台102に、図示の実施例の場合
油圧シリンダとして示されている第2の横動アクチュエ
ータ116が装架され、そのピストン軸118の第1分
離装置24に対向する自由端部にL型の側面形状を有す
る第2横動部材120が装着されている。
【0022】上方架台102と下方架台104との間
に、上記ガイドバー110に沿い上下に摺動変位するこ
とができる中間架台122が配設され、同中間架台12
2には、ボールねじ等のねじ軸124が螺合するナット
部材126が固着されている。同ねじ軸124は、下方
架台104上のブラケット128に固着された可逆転モ
ータ130によって駆動される。即ち、同モータ130
の正方向の回転によって、上記中間架台122が上方及
び下方架台102及び104に対して下降方向に相対変
位し、また同モータ130の負方向の回転によって、同
中間架台122が上方及び下方架台102及び104に
対し、回転角量に応じて上昇方向に相対変位する。勿
論、上記モータ130の休止中は、上方及び下方の架台
102,104と中間架台122とが一体的に変位す
る。
【0023】上記中間架台122には、図示の実施例で
は油圧シリンダとして示されている第2の上下動アクチ
ュエータ132が設けられ、そのピストン軸134の自
由端部に横腕136aと縦腕136bとを具え側面形状
がL字状をなす第2の押上部材136が固着されてい
る。また、中間架台122の第2押上部材136に隣接
する端部に第2ストッパ138が設けられている。さら
に、第2ストッパ138に隣接して重積板材16′の第
2分離装置26側の側面を検知する好ましくは非接触型
のセンサ140が設けられている。同センサ140は、
検出精度が優れた適宜の接触型センサに勿論置換するこ
とができる。
【0024】なお、第1及び第2分離装置24及び26
の第1及び第2横行アクチュエータ74及び116に
は、夫々のピストン軸76及び118と協働して第1及
び第2横動部材78及び120を支持し、これら横動部
材78及び120のY方向の変位を円滑にするために、
特に図4の平面図に良く示されているように、夫々、ガ
イドバー142及び144が付設されている。また、前
記基台18の上側面46には、プレス10側の端縁に沿
って適数のストッパ146が突設されている。
【0025】上記装置の作動態様の一例は、次のとおり
である。先ず、特に図3の正面図に良く示されているよ
うに、予め多数の板材16を積み重ねて装架した台車又
はパレット148が適宜の搬送装置によって基台18の
上側面46に載置され、ローラコンベア50及び56上
を円滑に滑動してストッパ146に当接して停止する。
【0026】上記台車148は、その上面に、夫々ケー
シング内に転動自在のボールを収蔵した多数のボール支
持体150が列設されており、その上に重積板材16′
が装架され、また同重積板材16′の傾きや位置ずれを
防止するために、その下端部をT型溝内に挿入された適
数の位置決め支柱152を具えている。また、台車14
8は、プレス10によって成形される最大寸度の板材1
6を装架できるような縦方向(X方向)及び横方向(Y
方向)の寸度を有し、また第2分離装置26側には、取
扱う最小寸度の板材16に対して、同第2分離装置26
が進入することができるように、基台18の上側面46
と同様の切欠部が設けられている。換言すれば、台車1
48の平面形状は、基台18の上側面46の形状に略相
似した平面形状を有する。
【0027】ある既知のX及びY方向寸度を有する重積
板材16′を装架した台車148が基台18上に装架さ
れると、可逆転モータ40が正方向に所定の回転数だけ
回転することによって、最初プレス10に最寄りのX方
向原点に位置していた摺動台22が、プレス10から離
隔する方向に移動し、同摺動台に装架されている第1及
び第2分離装置24及び26の第1及び第2横動部材7
8及び120の中心線が上記重積板材16′のX方向の
中心に略一致する位置で停止する。(なお、X方向の寸
度が最小の板材16の場合、可逆転モータ40は駆動さ
れず摺動台22はプレス10に最寄りの原点位置にその
まま停止して、以下の作動が行なわれる。)
【0028】一方、上記第1及び第2分離装置24及び
26の第1及び第2横動アクチュエータ74及び116
は、最初夫々可逆転モータ64及び106に最も近い最
高位のZ方向原点にあり、さらに第2分離装置26は、
摺動台22上においてY方向のレール28に沿い第1分
離装置24から最も離隔したY方向原点位置に停止して
いる。
【0029】さらに、第1及び第2分離装置24及び2
6の第1及び第2上下動アクチュエータ92及び13
2、並びに第1及び第2ストッパ98及び138を支持
している中間架台82及び122は、夫々取扱われる板
材16のうち最小厚さの板材に適応する高さの原点位置
に保たれ、また各上下動アクチュエータ92及び132
のピストン軸94及び134は夫々最縮位置に保持され
ている。
【0030】さて、上記摺動台22のX方向の移動に続
き、第1及び第2分離装置24及び26の可逆転モータ
64及び106が夫々正方向に回転して第1及び第2横
動アクチュエータ74及び116、第1及び第2上下動
アクチュエータ92及び132が、夫々の上方及び下方
架台と共に下降する。第1横動アクチュエータ74の横
動部材78に取付けられているセンサ80が重積部材1
6′の上端面を検知し、同横動部材78の下方腕78b
及び第2横動アクチュエータ116の横動部材120の
下端部分が丁度最上端の板材16の側縁に夫々対向する
Z方向の位置で上記各モータ64及び106が停止す
る。このとき、上記第1及び第2分離装置24及び26
の第1及び第2ストッパ98及び138は、最上端の板
材16の直ぐ下方、即ち上から2枚目の板材16の側縁
に夫々対向している。
【0031】次に、上記第1及び第2分離装置24及び
26のZ方向の移動に続き、可逆転モータ32が正方向
に回転して第2分離装置26がレール28に沿い摺動し
て重積板材16′に接近する。同第2分離装置26の第
2ストッパ138が重積板材16′の側面に殆んど接触
する直前にセンサ140の信号により上記可逆転モータ
32が停止する。この状態(初期状態)が図7の要部側
面図に示されている。
【0032】続いて、図8乃至図14に示されている作
動工程で最上端の板材16が分離される。先ず、図8の
第1作動工程に示されているように第2横動アクチュエ
ータ116のピストン軸が延出して第2横動部材120
の下端部分が最上端の板材16の右側縁に当接し、同板
材をその左側縁が第1横動部材78の下方腕78bに当
接するまで横方向に移動させる。このとき、第1ストッ
パ98が隣接する2枚目の板材16の左側縁に接して、
2枚目の板材の連れ動きを禁止する。
【0033】次に、図9の第2作動工程に示されている
ように、第1上下動アクチュエータ92のピストン軸9
4が延出して第1押上部材96により最上端の板材16
の左側縁付近が上方に押上げられて第1横動部材78の
上方腕78aに当接される。続いて図10の第3作動工
程に示されているように、第1横動アクチュエータ74
のピストン軸76が、予め設定された小さい初期ストロ
ークだけ右動して最上端板材16の左側縁が上方腕78
aと下方腕78bとの間の空所内に進入する。
【0034】その後、図11の第4作動工程に示されて
いるように、第2横動アクチュエータ116のピストン
軸118が右動して収縮し最上端の板材16から離れる
と共に、第1上下動アクチュエータ92のピストン軸9
4が収縮して第1押上部材96が下降する。続いて、図
12の第5作動工程に示されているように、第2上下動
アクチュエータ132のピストン軸134が予め設定さ
れた初期ストロークだけ延出して、第2押上部材136
の横腕136aの上面が、隣接する第2ストッパ138
の上端と略同一の高さに上昇する。
【0035】次に、図13の第6作動工程に示されてい
るように、第1横軸アクチュエータ74のピストン軸7
6が最終ストロークまで大きく右動して最上端の板材1
6を押し、同板材の右側縁部が第2押上部材136上に
装架されたのち、第2上下動アクチュエータ132のピ
ストン軸134がさらに最終ストロークまで延出して、
同板材16を図示のように完全に上方に持上げて重積板
材16′から分離する。このとき第2ストッパ138
は、2枚目の板材16の連れ動きを禁止する。
【0036】最後に、前記搬入ロボット14のハンド
(図示せず)に取付けられた真空吸着装置154或いは
電磁マグネットにより最上端の板材16が吸着され、第
1及び第2横動部材78及び136から取外されてプレ
ス10に挿入される。次に、第1及び第2横動アクチュ
エータ74及び116、並びに第1及び第2上下動アク
チュエータ92及び132が、一体的に板材16の厚さ
分だけ下降し、以下図7ないし図14に示されている作
動工程が順次くり返され、台車148上の重積板材1
6′がすべて一枚ずつ分離されてプレス10に自動的に
挿入され、必要なプレス加工が行なわれる。また、板厚
が異る板材16が搬送されて来た場合、第1及び第2分
離装置24及び26の可逆転モータ90及び130が正
逆何れかの方向に駆動され、中間架台82及び122の
高さ、即ち第1及び第2ストッパ98及び138のZ方
向の位置が板厚の変動分だけ調整される。
【0037】上記構成によれば、自動車のリヤアクスル
ハウジングのプレス成形部品のように、可成重くかつ切
断後オイルが付着した状態で積み重ねられた板材16
を、円滑に、しかも確実容易に搬入ロボット14を利用
してプレス10に挿入することができるので、作業者の
労力を省きその安全を確保することができる利点があ
る。
【0038】もし、プレス10が特定の縦横寸度を有す
る板材16のみをプレス加工する場合は、上記実施例に
おける第1及び第2分離装置24及び26のX方向移動
装置即ち分離装置縦動手段、並びに第2分離装置26の
Y方向移動装置即ち分離装置横動手段は省略することが
できる。
【0039】なお、上記実施例では、第1及び第2横動
アクチュエータ74,116及び第1及び第2上下動ア
クチュエータ92,132が夫々油圧シリンダにより構
成されているが、可逆転モータとねじ軸及びナット部材
からなるねじ・ナット式アクチュエータ或いはラック・
ピニオン式アクチュエータ等に他の適宜のアクチュエー
タに代替し得ることは明らかである。同様に、上記実施
例では、第1及び第2分離装置24及び26をX方向及
びY方向に駆動する手段として、夫々可逆転モータとね
じ軸及びナット部材からなるアクチュエータが例示され
ているが、これらはラック・ピニオン式アクチュエータ
や油圧シリンダ又はエアシリンダ等圧力応動式アクチュ
エータに代替することができる。また例示した各装置及
び部材のX,Y,Z方向の原点の位置、各装置及び部材
の作動順序及びタイミングは、夫々適宜に変更し、修正
することができる。
【0040】
【発明の効果】叙上のように、第1発明に係る重積板材
分離装置は、板材を多数積み重ねた重積板材の両側に対
向して配置された第1及び第2の分離装置と、上記第1
及び第2分離装置に夫々装架され、最上端の板材の側縁
に当接して同板材のその下方に重積された板材に対し横
方向に移動させる第1及び第2の横動アクチュエータ
と、上記第1及び第2分離装置に夫々装架され上記横方
向に移動せしめられた最上端板材の側縁付近の下側面に
当接して同板材をその下方の板材から押上げる第1及び
第2の上下動アクチュエータと、上記第1及び第2分離
装置に夫々設けられ上記重積板材の上端面の高さに応じ
て上記第1横動アクチュエータ及び第1上下動アクチュ
エータ、並びに第2横動アクチュエータ及び第2上下動
アクチュエータを上下に移動させるアクチュエータ昇降
駆動装置とし、縦横の寸度が一定の比較的重い板材を、
円滑容易かつ確実に順次一枚ずつ自動的にプレスに搬入
することができるので、作業者の労力を省きかつ安全を
確保し得る利点がある。
【0041】また、第2発明に係る重積板材分離装置
は、板材を多数積み重ねた重積板材の両側に対向して配
置された第1及び第2の分離装置と、上記第1及び第2
分離装置に夫々装架され最上端の板材の側縁に当接して
同板材をその下方に重積された板材に対し横方向に移動
させる第1及び第2の横動アクチュエータと、上記第1
及び第2分離装置に夫々装架され上記横方向に移動せし
められた最上端板材の側縁付近の下側面に当接して同板
材をその下方の板材から押上げる第1及び第2の上下動
アクチュエータと、上記第1及び第2分離装置に夫々設
けられ、上記重積板材の上端面の高さに応じて上記第1
横動アクチュエータ及び第1上下動アクチュエータ並び
に第2横動アクチュエータ及び第2上下動アクチュエー
タを上下に移動させるアクチュエータ昇降駆動装置と、
板材の横方向寸度に応じて、上記第1分離装置及び第2
分離装置相互間の距離を調整するため第1及び第2分離
装置の少くとも一方を他方に対し近接させ又は離隔させ
る分離装置横動手段と、板材の縦方向寸度に応じて上記
第1及び第2分離装置を板材の縦方向に移動させる分離
装置縦動手段とを具備してなることを特徴とし、縦横の
寸度が種々異る多種類の比較的重い板材を、円滑容易か
つ確実に順次1枚ずつ自動的にプレスに搬入することが
できるので、作業者の労力を大巾に省き、かつ労働安全
性を向上することができ、産業上有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略平面図である。
【図2】図1における材料載置装置12の側面図であ
る。
【図3】図1における材料載置装置12の正面図であ
る。
【図4】図1における材料載置装置12の平面図であ
る。
【図5】図3における第1分離装置24の要部を拡大し
て示した正面図である。
【図6】図3における第2分離装置26の要部を拡大し
て示した正面図である。
【図7】第1及び第2分離装置24及び26の初期状態
を示す要部正面図である。
【図8】第1及び第2分離装置24及び26の第1作動
工程を示す要部正面図である。
【図9】第1及び第2分離装置24及び26の第2作動
工程を示す要部正面図である。
【図10】第1及び第2分離装置24及び26の第3作
動工程を示す要部正面図である。
【図11】第1及び第2分離装置24及び26の第4作
動工程を示す要部正面図である。
【図12】第1及び第2分離装置24及び26の第5作
動工程を示す要部正面図である。
【図13】第1及び第2分離装置24及び26の第6作
動工程を示す要部正面図である。
【図14】第1及び第2分離装置24及び26の最終作
動工程を示す要部正面図である。
【符号の説明】
10…プレス、12…材料載置装置、14…搬入ロボッ
ト、16…板材、16′…重積板材、24…第1分離装
置、26…第2分離装置、74…第1横動アクチュエー
タ、92…第1上下動アクチュエータ、116…第2横
動アクチュエータ、132…第2上下動アクチュエータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材を多数積み重ねた重積板材の両側に
    対向して配置された第1及び第2の分離装置と、上記第
    1及び第2分離装置に夫々装架され最上端の板材の側縁
    に当接して同板材をその下方に重積された板材に対し横
    方向に移動させる第1及び第2の横動アクチュエータ
    と、上記第1及び第2分離装置に夫々装架され上記横方
    向に移動せしめられた最上端板材の側縁付近の下側面に
    当接して同板材をその下方の板材から押上げる第1及び
    第2の上下動アクチュエータと、上記第1及び第2分離
    装置に夫々設けられ上記重積板材の上端面の高さに応じ
    て上記第1横動アクチュエータ及び第1上下動アクチュ
    エータ並びに第2横動アクチュエータ及び第2上下動ア
    クチュエータを上下に移動させるアクチュエータ昇降駆
    動装置とを具備してなることを特徴とする重積板材分離
    装置。
  2. 【請求項2】 板材を多数積み重ねた重積板材の両側に
    対向して配置された第1及び第2の分離装置と、上記第
    1及び第2分離装置に夫々装架され最上端の板材の側縁
    に当接して同板材をその下方に重積された板材に対し横
    方向に移動させる第1及び第2の横動アクチュエータ
    と、上記第1及び第2分離装置に夫々装架され上記横方
    向に移動せしめられた最上端板材の側縁付近の下側面に
    当接して同板材をその下方の板材から押上げる第1及び
    第2の上下動アクチュエータと、上記第1及び第2分離
    装置に夫々設けられ上記重積板材の上端面の高さに応じ
    て上記第1横動アクチュエータ及び第1上下動アクチュ
    エータ並びに第2横動アクチュエータ及び第2上下動ア
    クチュエータを上下に移動させるアクチュエータ昇降駆
    動装置と、板材の横方向寸度に応じて、上記第1分離装
    置及び第2分離装置相互間の距離を調整するため第1及
    び第2分離装置の少くとも一方を他方に対し近接させ又
    は離隔させる分離装置横動手段と、板材の縦方向寸度に
    応じて上記第1及び第2分離装置を板材の縦方向に移動
    させる分離装置縦動手段とを具備してなることを特徴と
    する重積板材分離装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007137679A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Man Roland Druckmas Ag 枚葉紙を一枚ずつ供給するための制御方法
KR101535091B1 (ko) * 2013-12-23 2015-07-09 주식회사 제일산기평동 금형투입 철판분리장치

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