JPH07103277A - 回転ダンパ - Google Patents

回転ダンパ

Info

Publication number
JPH07103277A
JPH07103277A JP5248357A JP24835793A JPH07103277A JP H07103277 A JPH07103277 A JP H07103277A JP 5248357 A JP5248357 A JP 5248357A JP 24835793 A JP24835793 A JP 24835793A JP H07103277 A JPH07103277 A JP H07103277A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
opening
wall member
rotary
casing
rotation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5248357A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Hagiwara
和義 萩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Manufacturing Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP5248357A priority Critical patent/JPH07103277A/ja
Publication of JPH07103277A publication Critical patent/JPH07103277A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】相対的に移動自在に連結される2つの部材間に
組み込まれ、これら部材間の相対移動速度を制御する回
転ダンパにおいて、簡単かつ安価な構成でダンパ作用を
実現でき、また、上記相対移動速度を一定に制御できる
ようにする。 【構成】円筒状のケーシング31にキャップ32が嵌合
され、その内部には外部からの回転入力を受ける回転軸
33がB1 、B2 方向に回動自在に支持され、その周面
には、B1 、B2 方向への回転角に対応してピッチが変
化するラセン状の溝34が形成されている。ケーシング
31内には円板状の壁部材35が配置され、これは溝3
4と係合しつつ回転軸33のB1 、B2 方向への回転に
連動してC 1 、C2 方向に摺動する。ケーシング31内
の空間には、粘性流体物質であるオイル37が充填され
ている。壁部材35には開口39が設けられ、その近傍
にはこれよりも小サイズの開口40を有する弁41が開
閉自在に設けられ、壁部材35の移動方向に応じて開口
率を変化させてオイル37の通過抵抗を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相対的に移動自在に連
結される2つの部材間に組み込まれ、これら2つの部材
間の相対移動速度を制御する回転ダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば機体本体がいわゆるシェルオープ
ン式に開閉可能なプリンタ装置、複写機、ファクシミリ
装置等においては、その開閉時の操作性を向上させると
共に安全性を高める等の目的で、開閉速度を制御する
(特に閉成時の速度を抑える)ための機体開閉機構を設
けるのが一般的である。そのような機構としては、従
来、トーションバーやネジリバネ等の弾性を用いたもの
が使用されてきたが、このようなものでは、機体が閉状
態にある時に弾性力によるストレスが常に加わったまま
となり、この状態が長期間続くと機体に歪みが生じる等
のおそれがあるため、機体の強度を高めなければならな
いという不具合があった。そこで、このような不具合を
解消すべく、回転ダンパ(回転式のオイルダンパ)を採
用したものが提案され、実用化されている。
【0003】図8に、従来の回転ダンパを用いた機体開
閉機構の概略構造を示す。この機体開閉機構は、装置本
体が下部機体M1 と上部機体M2 とに分割された装置
(例えば上記のプリンタ装置等)に適用されたものであ
り、装置端部の支持軸1を支点に下部機体M1 に対し上
部機体M2 をシェルオープン式に開閉自在に連結すると
共に、回転ダンパ2を利用して上部機体M2 の閉成動作
時の衝撃を低減するように構成したものである。詳しく
は、支持軸1を中心とした半円周部分にギア部を有する
扇状の固定ギア3が下部機体M1 と一体的に設けられ、
また、上部機体M 2 には、固定ギア3と噛み合いながら
上部機体M2 の開閉動作に連動して回転可能な回転ギア
4と、この回転ギア4の回転に対して回転速度制御機能
を有する回転ダンパ2が配設されている。
【0004】上記回転ダンパ2としては、上部機体M2
の開閉動作に対応した回転ギア4の両回転方向に対して
回転速度制御機能を有するものや、閉成時の回転方向に
のみ回転速度制御機能を有するもの(いわゆるワンウェ
イ機能を持つもの)があり、後者の具体例を図9に示
す。同図に示すように、一端部の開放された円筒状のケ
ーシング11にカバー12が上記一端部を塞ぐようにO
リング13を介して嵌合され、その内部には、ケーシン
グ11の内部中心に突設された固定軸状のボス11aに
よって、風車状の複数の羽根14aを持つ可動体14が
回転可能に支持されると共に、可動体14の中心に突設
されたボス状の軸部15に、一端に回転ギア4(図8参
照)の圧入された回転軸16aを備えた回転体16が同
軸上に軸装されており、可動体14とケーシング11と
のスペースにはシリコングリース等の粘性を有する流体
物質であるオイル17が充填されている。更に、可動体
14と回転体16とは、そのそれぞれの外周面部分に取
りつけられた一対のカラー18、19とそれらの外周面
に嵌着されたコイルバネ20とから構成されるワンウェ
イクラッチ機構により、回転体16の一方の回転方向に
対して連結(ロック)可能であって他方の回転方向に対
して上記連結の解除が可能とる。なお、回転ダンパ2の
全体は、そのケーシング11の外側面に突設された取り
付け部21を介してビス22等の固定手段により上部機
体M2 のフレームに固定される。
【0005】このような構成からなる回転ダンパ2を用
いた図8の機体開閉機構においては、上部機体M2 の閉
成動作時に、その動作に伴って回転ギア4が固定ギア3
の周上を公転しながら回転すると、回転ダンパ2の上記
ワンウェイクラッチ機構がロック状態となることから、
上記回転ギア4の回転と連動して回転ダンパ2の可動体
14も回転し、その際に羽根14aがオイル17の粘性
抵抗を受け、この抵抗がダンパ作用として働くことによ
り、機体の閉成動作時の速度制御がなされる。すなわ
ち、上部機体M2 の閉成動作時には、その動作にブレー
キ作用を持たせるようにしてスムーズな閉成が可能とな
る。なお、上部機体M2 の開成動作時には、回転ダンパ
2のワンウェイクラッチ機構がロック解除状態となるこ
とから、オイル17による粘性抵抗を受けない軽い操作
が可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したような回転ダ
ンパを用いたものは、かなり実用的ではあるが、図9を
見ても明らかなように回転ダンパ自体の構造が非常に複
雑で、部品点数も多くなるために、コストアップを招く
ばかりか、故障率も高くなるという問題点があった。
【0007】また、一般に、上部機体が開成位置から閉
成位置へ向けて閉じるに従って、上部機体を閉成位置へ
向けて回転させようとする力が増大するので、これによ
り回転ダンパには徐々に大きな力が加わることになる
が、その反面、閉成動作時の回転ダンパの回転トルクは
常に一定であるため、どうしても上記の力の増大に対応
できなくなる。すなわち、上部機体が閉成位置に近づく
につれ、回転ダンパの回転トルクよりも上記の回転させ
ようとする力の方が大きくなり、上部機体の閉成速度が
徐々に増してくるという問題があり、その結果、閉成動
作終了時において上部、下部両機体に衝撃が加わるのを
避けられず、安全性や操作性の面で未だに問題があっ
た。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、簡単
かつ安価な構成でダンパ作用を実現でき、また、2つの
部材間の相対移動速度を一定に制御することのできる回
転ダンパを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、相対的に移動自在に連結される第1、第2
の部材間に配設され、一方の部材から回転入力を受けて
両部材間の相対移動速度を制御する回転ダンパにおい
て、前記回転入力を受けるべく設けられた回転軸と、該
回転軸の少なくとも一端を突出させて該回転軸を回転自
在に囲繞する筒状のケーシングと、該ケーシングの内面
と前記回転軸とに係合し該回転軸の回転に連動して前記
ケーシング内を移動する、開口を有する壁部材と、前記
ケーシング内の空間に充填された粘性流体物質とを備
え、前記開口を介した前記粘性流体物質の通過時の抵抗
力に基づいてダンパ作用を生ずるべく構成されたことを
特徴とする。
【0010】
【作用】外部からの回転入力を受けて回転軸が回転しよ
うとすると、その回転に連動して壁部材がケーシング内
を移動しようとする。その際、ケーシング内には粘性流
体物質が充填されているので、壁部材がケーシング内を
自由に移動することはできず、粘性流体物質が壁部材に
よって仕切られたケーシング内の一方の領域から他方の
領域へ壁部材の開口を抵抗力を生じながら徐々に通過す
るにつれ、その通過量に応じた速度で壁部材が移動可能
となる。このように壁部材の移動速度が制御されること
により、回転軸の回転速度が制御され、その結果、2つ
の部材間の相対移動速度も制御される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1(a)、(b)は本発明の一実
施例の回転ダンパDをその回転軸に垂直な平面で切断し
た場合の断面図と上記回転軸に沿った平面で切断した場
合の断面図である。同図に示すように、一端部の開放さ
れた円筒状のケーシング31にキャップ32が上記一端
部を塞ぐように嵌合され、その内部には、外部からの回
転入力を受ける回転軸33がその一端をキャップ32の
中央の開口を介して外部へ突出させた状態で矢印B1
2 方向に回動自在に支持されている。回転軸33の周
面には、詳しくは後に述べるが、ケーシング31内の範
囲で、図2に示すようなラセン状の溝(ラセン部)34
が形成されている。また、ケーシング31内には、その
内部空間を二分すべく円板状の壁部材35が配置され、
この壁部材35は、上記溝34と係合すると共に、ケー
シング31の内壁に矢印C1 、C2 方向に沿って設けら
れた直線状のリブ36とも係合し、回転軸33の矢印B
1 、B2方向への回転に連動して矢印C1 、C2 方向に
摺動する構成となっている。ケーシング31内の空間に
は、シリコングリース等の粘性を有する流体物質である
オイル37が充填され、キャップ32の上記開口の周縁
にはこれと回転軸33との隙間からオイル37が漏れる
のを防止するためのOリング38が取り付けられてい
る。
【0012】回転軸33に設けられたラセン状の溝34
は、図2に示すように、矢印B1 、B2 方向への回転角
に対応してピッチが変化するよう設定されている。図2
(b)は回転軸33の周面を平面状に展開させた図であ
り、Hは回転軸33の外周一周分すなわち360°に相
当し、Gは回転ダンパDが機器に取り付けたれた場合に
おける回転軸33の実際の回転角度(機器の開閉角度)
に相当する。溝34は上記Gの範囲で設けられており、
この溝34と係合した壁部材35は、回転軸33の回転
に応じて溝34の一端部34aから他端部34bへかけ
ての移動が可能となる(壁部材35の有効移動範囲を図
2中にLとして示す)。その際、溝34が仮に図2
(b)中に一点鎖線で示されるような直線状に形成され
ているとすると、回転軸33の回転角に係わらず壁部材
35の移動率が一定となるが、本実施例では上記直線
(一点鎖線)よりも一方の側へ湾曲したラセン状となっ
ているため、回転軸33の回転角に応じて壁部材35の
移動率が変化する。すなわち、例えば壁部材35が矢印
1 方向に一定速度で回転する場合を考えると、壁部材
35は溝34の一方の端部34b側から他方の端部34
a側へかけて矢印C1 方向に移動することになるが、こ
の際、壁部材35が端部34a側へ近づく程その移動速
度が増してくることになる。
【0013】また、壁部材35には、図1(a)に示す
ように複数(ここでは一例として3個、もちろん1個で
もよい)の開口39が設けられ、更に図1(b)に示す
ように各開口39の矢印C1 方向側の近傍には、この開
口39よりも小サイズの開口40を有する弁41がその
一端を支点として開閉自在に設けられている。回転軸3
3の矢印B2 方向への回転に伴い壁部材35が矢印C2
方向へ移動する時は、図3(a)に示すように弁41が
開き、オイル37が2つの開口39及び40を介して矢
印で示すように大量に移動し、一方、回転軸33の矢印
1 方向への回転に伴い壁部材35が矢印C1 方向へ移
動する時は、図3(b)に示すように弁41が閉じたま
まとなり、オイル37は小さな開口40のみを介して矢
印で示すように少量ずつ移動する。すなわち、弁41
は、オイル37の通過する開口の開口率を壁部材35の
移動方向に応じて異なるよう変化させる調整弁として働
き、その開口率の変化に伴い、オイル37が壁部材35
の開口を通過する時の抵抗力も図3(a)の場合は小さ
く、図3(b)の場合は大きくなる。
【0014】このことから、壁部材35は矢印C2 方向
にはほとんど抵抗を受けずに移動可能となり、逆に矢印
1 方向には大きな抵抗を受けつつ移動することになる
ので、回転ダンパDは回転軸33に伝達される矢印B1
方向の回転動作に対してのみ上記オイル37の開口通過
時の抵抗力に基づくダンパ作用を発揮する、所謂ワンウ
ェイ機能を有することになる。しかも、上記ダンパ作用
の強さ(すなわちオイル37が壁部材35の開口を通過
する際の抵抗率)は、上述の溝34のラセン形状に従
い、回転軸33の回転角に対応して変化する。
【0015】以上の構成からなる本実施例の回転ダンパ
Dを、図4及び図5に示すようなプリンタ装置の機体開
閉機構に適用したものを、図6に示す。この機体開閉機
構は、図4に示すように機体本体が第1の部材としての
下部機体M1 と第2の部材としての上部機体M2 とに分
割されたものに適用されたものであり、機体本体の一端
部の支持軸51を支点に下部機体M1 に対し上部機体M
2 をシェルオープン式に開閉自在に連結すると共に、上
部機体M2 と一体となって回転する上記支持軸51を、
図6に示すように回転ダンパDの回転軸33と同軸かつ
一体とし(何らかの形で連結したものであってもよ
い)、かつ回転ダンパDのケーシング31を下部機体M
1 のフレームに固定することにより、上部機体M2 の閉
成動作時の衝撃を低減するように構成したものである。
【0016】以下、上部機体M2 の開閉時における回転
ダンパDの作用について述べる。まず、上部機体M2
完全に開いた状態(図4に二点鎖線で示す位置)から閉
成しようとすると、図1において、回転ダンパDの回転
軸33(支持軸51と一体)が矢印B1 方向へ回転を開
始し、この回転に伴い壁部材35が矢印C1 方向へ移動
を開始する。ここで、機体側では、図7に示すように、
上部機体M2 の開閉角度θが大きくなるに従い、上部機
体M2 を矢印B1 方向へ回転させようとする力F(上部
機体M2 の重量をWとすると、F=W・sinθ)も大
きくなっていく。一方、回転ダンパD側では、上部機体
2 の開閉角度θに対応して回転軸33が矢印B1 方向
へ徐々に回転していき、それに従い壁部材35が矢印C
1 方向へ移動するにつれ、上述のようにオイル37が壁
部材35の開口(この場合は弁41の開口40)を通過
する際の抵抗率がラセン形状の溝34に基づき徐々に大
きい値に変化し、これに伴い回転軸33の回転トルクも
大きくなっていく。これらのことから、上部機体M2
徐々に閉じていくと、上部機体M2 を回転させようとす
る力Fも徐々に大きくなり、それに伴い回転ダンパDの
回転軸33を回転させようとする力も大きくなるが、こ
れと同時に回転軸33の回転トルク(すなわち上記の力
Fに抵抗する力、或いはダンパ作用の強さ)も徐々に大
きくなるため、上部機体M2 の閉成動作中、上記の力F
と上記の回転トルクとがほぼ一定の比率に保持されるこ
とになり、その結果、上部機体M2 の閉成速度が一定と
なるよう制御され、極めてスムーズな閉成動作が可能と
なる。
【0017】一方、上部機体M2 を完全に閉じた状態
(図4に実線で示す位置)から開成しようとすると、図
1において、回転ダンパDの回転軸33(支持軸51)
が矢印B2 方向へ回転を開始し、この回転に伴い壁部材
35が矢印C2 方向へ移動を開始する。この場合、図3
(a)に示したように弁41が開いて、オイル37の開
口通過時の抵抗が極めて小さくなり、回転軸33の回転
トルクも非常に小さくなるので、すなわちワンウェイ機
能が働くので、上部機体M2 は極めて軽い力で開成可能
となる。
【0018】以上に述べたように、本実施例の回転ダン
パDによれば、それ自体の構造が図9に示したような従
来の回転ダンパに比べて非常に簡単で、部品点数も少な
くなる。よって、小型かつ低価格化が可能になると共
に、故障率の少ない回転ダンパを実現できる。
【0019】また、本実施例の回転ダンパDを上下に開
閉する機体に取り付けた場合は、上部機体M2 の閉成動
作時にその閉成速度を一定にすべく制御できるので、閉
成動作終了時に上部、下部両機体に加わる衝撃を極力な
くすことができ、安全性及び操作性の著しい向上を図る
ことが可能となる。
【0020】更に、壁部材35に調整弁(弁41)を設
けることでワンウェイ機能を実現できるので、機体閉成
時には上述のような望ましいダンパ作用を得ることがで
き、機体開成時にはダンパ作用を抑えて極めて軽い力で
開成操作が可能となる。
【0021】なお、上記実施例の回転ダンパDを機器内
に組み込む場合、図8に示したように下部機体M1 側に
扇状の固定ギア3を設け、これと噛み合うように、回転
ダンパDの回転軸33に連結された回転ギア4を直接係
合させるか、或いは固定ギア3と回転ギア4との間にア
イドルギア(伝達ギア)を介在させるようにしてもよ
い。また、上部機体M2 側にその回動支点である支持軸
51(図4)と同心円状のインターナルギアを固定ギア
として配設し、上部機体M2 側に上記インターナルギア
と噛み合う回転ダンパDを配設するようにしてもよい。
【0022】また、もし機体の閉成速度を一定に制御す
ることを特に望まないのであれば、回転軸33に形成さ
れる溝34の形状は図2(b)に一点鎖線で示したよう
な直線であってもよい。また、溝34の形状を適宜変更
することにより、機体の閉成速度を一定に制御するだけ
でなく、例えば閉成初期には速く移動させ閉成終了間際
で遅く移動させたり、逆に回転角度に応じて徐々に回転
トルクが小さくなるように構成する等、各種の速度制御
が可能である。
【0023】更に、壁部材35と回転軸33との係合手
段として、回転軸33に凹部(溝34)を設け、壁部材
35の凸部と係合させるようにしたが、凹凸の関係を逆
に構成することも可能である。また、ケーシング31や
壁部材35の形状は上記実施例のような円筒状や円板状
のものである必要はなく、壁部材35が筒状のケーシン
グ31内を粘性抵抗を受けながらスムーズに移動可能な
ものであれば、様々なものを採用可能である。
【0024】加えて、本発明は、図4に示したようなプ
リンタ装置に適用できるだけでなく、上下、左右等に相
対的に移動自在に連結される2つの部材間であれば、同
様に適用可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、従来の回転ダンパに比
べて非常に簡単で、部品点数も少なくでき、よって、小
型かつ低価格化が可能で、故障率も少ない回転ダンパを
実現できる。
【0026】また、回転軸に所定形状のラセン部を形成
して壁部材と係合させるようにすれば、回転軸の回転角
に応じてその回転トルクを変化させることができ、これ
により上部、下部機体等のような2つの部材間の相対移
動速度を一定に制御できるようになり、安全性及び操作
性の著しい向上を図ることが可能となる。
【0027】更に、壁部材の開口近傍にその開口率を変
化させる調整弁を設けるようにすれば、一方の回転方向
に対してのみダンパ作用を発揮できるワンウェイ機能を
容易に実現することができ、より一層の操作性の向上が
図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回転ダンパDを示す図であ
り、(a)はその回転軸に垂直な平面で切断した場合の
断面図、(b)は上記回転軸に沿った平面で切断した場
合の断面図である。
【図2】回転軸33に形成された溝34を説明するため
の図であり、(a)は回転軸33と壁部材35との係合
関係を示す図、(b)は回転軸33の周面を平面状に展
開させた図である。
【図3】壁部材35に設けられた弁41の働きを示す図
であり、(a)は壁部材35が矢印C2 方向へ移動する
場合を示し、(b)は壁部材35が矢印C1 方向へ移動
する場合を示す。
【図4】回転ダンパDを取り付けるプリンタ装置の全体
図である。
【図5】図4に示したプリンタ装置の外観斜視図であ
る。
【図6】プリンタ装置への回転ダンパDの取り付け例を
示す図であり、(a)は回転ダンパDの取り付けられた
プリンタ装置を正面側から見た図、(b)は同プリンタ
装置を側面側から見た図である。
【図7】プリンタ装置の上部機体M2 の開閉角度θとそ
れを回転させようとする力Fとの関係を示す図である。
【図8】従来の回転ダンパを用いた機体開閉機構を備え
た装置の概略図である。
【図9】従来の回転ダンパの断面図である。
【符号の説明】
31 ケーシング 32 キャップ 33 回転軸 34 溝 35 壁部材 36 リブ 37 オイル 38 Oリング 39 開口 40 開口 41 弁 D 回転ダンパ M1 下部機体 M2 上部機体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相対的に移動自在に連結される第1、第2
    の部材間に配設され、一方の部材から回転入力を受けて
    両部材間の相対移動速度を制御する回転ダンパにおい
    て、 前記回転入力を受けるべく設けられた回転軸と、 該回転軸の少なくとも一端を突出させて該回転軸を回転
    自在に囲繞する筒状のケーシングと、 該ケーシングの内面と前記回転軸とに係合し該回転軸の
    回転に連動して前記ケーシング内を移動する、開口を有
    する壁部材と、 前記ケーシング内の空間に充填された粘性流体物質とを
    備え、 前記開口を介した前記粘性流体物質の通過時の抵抗力に
    基づいてダンパ作用を生ずるべく構成されたことを特徴
    とする回転ダンパ。
  2. 【請求項2】前記回転軸には前記ケーシング内の範囲で
    回転角に対応してピッチの変化するラセン部が形成さ
    れ、該ラセン部が前記壁部材と係合しており、前記壁部
    材は前記回転軸の回転角に応じて移動率が変化し、移動
    の際前記開口を介した前記粘性流体物質の通過による抵
    抗率が変化することを特徴とする請求項1記載の回転ダ
    ンパ。
  3. 【請求項3】前記壁部材の開口近傍に設けられ、前記開
    口の開口率を前記壁部材の移動方向に応じて異なる開口
    率に変化させる調整弁を備えることを特徴とする請求項
    1又は2記載の回転ダンパ。
JP5248357A 1993-10-04 1993-10-04 回転ダンパ Withdrawn JPH07103277A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5248357A JPH07103277A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 回転ダンパ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5248357A JPH07103277A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 回転ダンパ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07103277A true JPH07103277A (ja) 1995-04-18

Family

ID=17176902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5248357A Withdrawn JPH07103277A (ja) 1993-10-04 1993-10-04 回転ダンパ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07103277A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006250191A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Nifco Inc ダンパー
JP2010091114A (ja) * 2010-01-12 2010-04-22 Shiroki Corp ダンパ及びそれを用いた自動車ドア用ダンパ付きヒンジ機構
CN111433485A (zh) * 2018-01-19 2020-07-17 惠普发展公司,有限责任合伙企业 具有自由端的可旋转阻尼器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006250191A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Nifco Inc ダンパー
JP2010091114A (ja) * 2010-01-12 2010-04-22 Shiroki Corp ダンパ及びそれを用いた自動車ドア用ダンパ付きヒンジ機構
CN111433485A (zh) * 2018-01-19 2020-07-17 惠普发展公司,有限责任合伙企业 具有自由端的可旋转阻尼器
CN111433485B (zh) * 2018-01-19 2022-06-21 惠普发展公司,有限责任合伙企业 具有自由端的可旋转阻尼器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6334651B1 (en) Lumbar support adjusting mechanism
US5542508A (en) Fluid free damper
KR100625920B1 (ko) 댐퍼 및 이 댐퍼를 구비한 도어 핸들
US4020717A (en) Controlling rotary mechanisms
US5121521A (en) Mechanism for opening and closing an openable apparatus
CN107923481A (zh) 转矩变动抑制装置、转矩变换器以及动力传递装置
EP0321121A2 (en) Flywheel device with a torsional damper
JPH1184982A (ja) 画像形成装置のカバー開閉機構
JPH07103277A (ja) 回転ダンパ
US4982453A (en) Mechanism for supporting toilet bowl covering members
JPH04143771A (ja) 電子写真式画像形成装置
JPH07103276A (ja) 機体開閉装置
JP2000027528A (ja) リタ―ダ装置
JPH062725A (ja) 回転ダンパ及びこれを用いる機体開閉装置
JP2011087843A (ja) リクライニング装置
JP2017137937A (ja) 逆入力遮断装置
JP4709096B2 (ja) 回転ダンパ−装置
JP7237129B1 (ja) トルク調整部材と機械式ロータリーダンパーとの組み合わせ
JPH09324614A (ja) 回転位相発生装置
JP4026192B2 (ja) 減衰力可変ダンパ
JP2005098441A (ja) ダンピング装置
JP2916785B2 (ja) 緩動装置
JPH04114974U (ja) 機体開閉機構
JP2544029Y2 (ja) シートのリクライニング装置
JP2024085298A (ja) 炊飯器の蓋体開閉機構

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20001226