JPH07104120B2 - 遊戯ガン用弾丸 - Google Patents

遊戯ガン用弾丸

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JPH07104120B2
JPH07104120B2 JP62095946A JP9594687A JPH07104120B2 JP H07104120 B2 JPH07104120 B2 JP H07104120B2 JP 62095946 A JP62095946 A JP 62095946A JP 9594687 A JP9594687 A JP 9594687A JP H07104120 B2 JPH07104120 B2 JP H07104120B2
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bullet
water
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soluble
soft capsule
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浩一郎 窪田
孝博 古郡
隆 近藤
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大阪エヤゾ−ル工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は遊戯ガン用弾丸に関する。さらに詳しくは、本
発明はエア式遊戯ガン用弾丸に関する。
[従来の技術およびその問題点] 一般にガスガンやエアガンなどの遊戯ガン用弾丸として
は、いわゆるBB弾と呼ばれているプラスチック製の球体
が用いられている。
しかしながら、BB弾の硬度は大きく、誤まって人に命中
させたばあいには命中時の衝撃が大きいため安全性に問
題があり、また被射体の着弾部位には弾痕が殆んど残ら
ないので、射撃の実感性に劣るものである。
そこで着弾の際には弾が飛散や破裂し、また被射体の着
弾部位を着色させうる弾丸として、近年、弾丸内部を中
空にし、ペイントや塗料などの着色剤が注入された、い
わゆるペイント弾や弾丸の表面に着色剤がコーティング
された、いわゆるマーキング弾などが開発されてきてい
る。
また最近では継目のないソフトカプセル(シームレスカ
プセル)の製法を応用してゼラチン製の皮膜を真球状に
成形し、内容液として油脂や油溶性の着色剤を用い、こ
れらが封入されたソフト弾丸が市販されている。このソ
フト弾丸は、プラスチック弾と比べてやわらかいため、
安全性が高く、また着弾した部位で真球状の皮膜が破裂
し、カプセル内部の着色された油脂が飛散し、被射体の
着弾部位が着色するため、遊戯ガン用弾丸としてもっと
も評価が高いものである。しかしながら、内容液には油
脂が使用されているため弾が軽く、また色素には油溶性
のものが用いられているため着色を水や湯などで洗浄し
ても落ちず、ヘキサンやアセトンなどの有機溶剤を用い
て洗浄する必要がある。また、該ソフト弾丸は軽量であ
るため、発射時の弾道の直線性に欠けるものである。
さらに従来の市販の継目なしソフト弾丸は、シームレス
カプセルの製法によるため、内溶液として用いられる着
色液には油脂や油溶性色素を充填することができるが、
水や水性基剤を充填することはできなかった。
[発明が解決しようとする問題点] そこで本発明者らは、前記した従来技術の問題点に鑑み
て鋭意研究を重ねた結果、被射体に射撃された弾丸が破
裂し、弾丸内の内容物が飛散して被射体の着弾部位が容
易に着色され、真球で重く弾道の直線性に優れ、さらに
弾丸表面がBB弾よりもやわらかく被弾した際の安全性に
も優れ、しかも着色部位はティシュペーパーなどで軽く
ふくか、水洗するだけで容易に洗浄しうる遊戯ガン用弾
丸を見出した。また着色剤として感光性色素やpH指示薬
を用いたばあい、太陽光線または空気中の二酸化炭素に
よる中和のため、洗浄しなくても自然に無色となること
をも見出した。
ところで、前記したようにソフト弾丸用の充填剤には、
弾道の直線性のためには油脂よりも重い水性基剤が、ま
た洗浄性の面から油溶性色素よりも水溶性色素を用いる
のが好ましい。そこで本発明者らは前記したシームレス
カプセルに代わりうるカプセルとして鋭意研究を重ねた
ところ、ロータリー式ソフトカプセルでは水溶性基剤が
充填可能なことを見出し、さらにポリエチレングリコー
ル、ブチレングリコールなどの水溶性基剤にタール色
素、レーキ色素、蛍光塗料、顔料やpH指示薬などの着色
剤を加えた充填剤を球状の該カプセルに充填したばあ
い、前記した諸問題点がことごとく解決されることを見
出し、本発明を完成するに至った。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は水溶性基剤および水溶性着色剤から
なる充填剤をソフトカプセルに充填してなり、前記水溶
性基剤がポリエチレングリコール、ブチレングリコー
ル、ポリエチレングリコールと水との混合物またはポリ
エチレングリコールとエチルアルコールまたはイソプロ
ピルアルコールとの混合物であり、前記ソフトカプセル
がゼラチン、寒天、アルギン酸、アルギン酸塩、プルラ
ン、カラギーナン、ファーセラン、セルロース誘導体、
タマリンドガム、ローカストビーンガム、グアーガムお
よびタンパク質からえらばれた1種または2種以上の混
合物からなることを特徴とする遊戯ガン用弾丸に関す
る。
[実施例] 本発明の遊戯ガン用弾丸は水溶性基剤および水溶性着色
剤からなる充填剤をソフトカプセルに充填することによ
りえられる。
前記水溶性基剤としては、数平均分子量が200〜1000の
ポリエチレングリコール、ブチレングリコール、ポリエ
チレングリコールと水との混合物またはポリエチレング
リコールとエチルアルコールまたはイソプロピルアルコ
ールとの混合物があげられる。
前記水溶性着色剤としては、たとえば、タール色素青色
1号、青色2号、赤色3号、赤色231号、だいだい色207
号などの感光性色素;フェノールフタレイン、チモール
ブルー、クレゾールレッド、フェノールレッド、ブロモ
チモールブルーなどのpH指示薬;クルクミン、カルミン
酸などの天然色素などがあげられるが、これらのなかで
も感光性色素は、太陽光線などの光線によって退色する
性質を有するものであり、被射体の着弾部位の着色を自
然に無色とすることができ、またpH指示薬は、空気中の
二酸化炭素によって中和されて無色となるので、とくに
好適に使用しうる。
該水溶性着色剤の使用量は、水溶性基剤100重量部に対
して0.01〜10重量部、なかんづく0.05〜5重量部とする
のが好ましい。該使用量は、0.01重量部未満であるばあ
い、着色が不充分となり、また10重量部をこえるばあ
い、高価になり、洗浄性が劣ることがある。
前記ソフトカプセルとしては、ロータリー式の継目のあ
るソフトカプセルがあげられ、かかるソフトカプセルの
原料としては、ゼラチン、寒天、アルギン酸、アルギン
酸塩、プルラン、カラギーナン、ファーセラン、セルロ
ース誘導体、タマリンドガム、ローカストビーンガム、
グアーガムおよびタンパク質からえらばれた1種または
2種以上の混合物があげられる。なお、これらの添加剤
としてソルビット、グリセリン、その他の多価アルコー
ル、カラメル、雲母、チタン、たとえばヒドロキシセル
ロース、カルボキシビニルポリマーなどの水溶性増粘剤
などを添加してもよい。これらの添加剤は弾丸の保形性
と破壊性を改良し、遊戯ガン用弾丸に要求される安全性
とゲーム適性を向上する。
弾丸の破裂時における充填剤の飛散を抑えるには粘度を
上げるのがよく、とくに2000cP以上のばあいは適度な飛
散がえられて良好である。
前記ソフトカプセルを構成する膜の強度は、従来の合成
樹脂製の弾丸膜と比べて小さいが、保型性を有し、かつ
命中時の安全性を高めるのに適度な強度である。
前記ソフトカプセルの大きさおよび形状は任意であり、
遊戯ガンの口径などを考慮して適宜決定されるが、大き
さは通常0.05〜1mmである。該カプセルの肉厚は、遊戯
ガンから弾丸を発射した際には破裂せず、被射体に衝突
した際に破裂するように調整され、弾丸の大きさや遊戯
ガンの弾丸の発射能力などによって異なるので一概には
決定することはできないが、通常0.05〜1mmとなるよう
に調整される。
かくしてえられた本発明の遊戯ガン用弾丸は第1図の概
略断面図に示されるように、ソフトカプセル(2)内に
充填物(3)が充填されたものである。なお、第1図
中、(1)は本発明の遊戯ガン用弾丸を示す。
つぎに本発明を実施例に基づいて詳細に説明するが、本
発明はかかる実施例のみに限定されるものではない。
実施例1 ポリエチレングリコール(数平均分子量:400)60重量
%、水36重量%、カルボキシビニルポリマー3重量%お
よびタール色素赤色3号1重量%からなる充填物(粘
度:2500cP)をロータリー式ソフトカプセル(ゼラチン
製の半球を2つ接合したソフトカプセル、直径:6.0mm)
に充填し、遊戯ガン用弾丸を作製した。
えられた遊戯ガン用弾丸の重量は0.14gであった。
つぎにこの遊戯ガン用弾丸をエアガン(MGC社製、SWM45
9)を使用して発射して被射体に命中させたところ、弾
が破裂し被射体に付着したが、充填物中に着色剤が含有
されているので、着弾部位が鮮明にわかった。
実施例2 ブチレングリコール99.5重量%およびタール色素青色1
号0.5重量%からなる充填物を実施例1で用いたものと
同じロータリー式ソフトカプセルに充填し、遊戯ガン用
弾丸を作製した。
えられた遊戯ガン用弾丸の重量は0.13gであった。
つぎにこの遊戯ガン用弾丸を実施例1で用いたものと同
じエアーガンを使用して発射して被射体に命中させたこ
とろ、弾が破裂し、被射体に付着し、青色に染色した
が、直射日光下で5時間経過すると無色に退色し、洗浄
する必要がなかった。
実施例3 ポリエチレングリコール(数平均分子量:200)95重量
%、pH指示薬(フェノールフタレイン)2重量%および
pH調整剤(水酸化ナトリウム)3重量%からなる充填物
(pH:9〜10)を実施例1で用いたものと同じロータリー
式ソフトカプセルに充填し、遊戯ガン用弾丸を作製し
た。
えられた遊戯ガン用弾丸の重量は0.13gであった。
つぎにこの遊戯ガン用弾丸を、実施例1で用いたものと
同じエアーガンを用いて発射して被射体に命中させたこ
とろ、弾が破裂し、被射体に付着し、淡赤色に染色した
が、そのまま放置しておくと約40分後には無色となって
おり、洗浄する必要がなかった。
つぎに台上に固定されたエアーガン(MGC社製、品番:SW
M459)にえられた弾丸を充填し、5m離れた標的に50回射
撃し、標的の中心から30cm以外に当った弾の数をカウン
トした。
なお、比較のため、従来より用いられている継目なしの
ソフト弾丸(重量0.11g)を用いて上記と同様にして標
的に射撃し、標的に中心から30cm以外に当った弾の数を
カウントした。上記の結果を第1表に示す。
上記のように本発明の遊戯ガン用弾丸はその重量が従来
の継目なしソフト弾丸と比べて20%以上大きいので、弾
道の直線性に優れていることがわかる。
[発明の効果] 上記のように、本発明の遊戯ガン用弾丸は被射体に着弾
した際に破裂し、充填物が飛散し、着弾部が着色される
が、従来のBB弾と比べて同体積でその重量が大きいの
で、弾道の直線性に優れ、しかも該遊戯ガン用弾丸は柔
軟であるので人体に命中した際の安全性が高いものであ
る。また、本発明の遊戯ガン用弾丸が破裂し、その内部
の充填物が飛散して着弾部が着色したばあいであって
も、着色部はティシュペーパーなどで容易に拭き去るこ
とができ、またたとえば着衣などに付着したばあいに
は、水で容易に洗浄することができる。
なお、水溶性着色剤として蛍光塗料を用いたばあい、夜
間でも着弾部位が鮮明であり、また感光性色素やpH指示
薬を用いたばあい、経時とともに退色するので洗浄など
を施す必要がないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の遊戯ガン用弾丸の一実施例を示す概略
断面図である。 (図面の主要符号) (1):遊戯ガン用弾丸 (2):ソフトカプセル (3):充填物

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水溶性基剤および水溶性着色剤からなる充
    填剤をソフトカプセルに充填してなり、前記水溶性基剤
    がポリエチレングリコール、ブチレングリコール、ポリ
    エチレングリコールと水との混合物またはポリエチレン
    グリコールとエチルアルコールまたはイソプロピルアル
    コールとの混合物であり、前記ソフトカプセルがゼラチ
    ン、寒天、アルギン酸、アルギン酸塩、プルラン、カラ
    ギーナン、ファーセラン、セルロース誘導体、タマリン
    ドガム、ローカストビーンガム、グアーガムおよびタン
    パク質からえらばれた1種または2種以上の混合物から
    なることを特徴とする遊戯ガン用弾丸。
  2. 【請求項2】ソフトカプセルがゼラチンからなる特許請
    求の範囲第1項記載の遊戯ガン用弾丸。
  3. 【請求項3】水溶性着色剤が光で退色する感光性色素で
    ある特許請求の範囲第1項記載の遊戯ガン用弾丸。
  4. 【請求項4】感光性色素がタール色素である特許請求の
    範囲第3項記載の遊戯ガン用弾丸。
  5. 【請求項5】水溶性着色剤がpH指示薬である特許請求の
    範囲第1項記載の遊戯ガン用弾丸。
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