JPH0710437B2 - マツシユシ−ム溶接缶胴 - Google Patents
マツシユシ−ム溶接缶胴Info
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- JPH0710437B2 JPH0710437B2 JP61117081A JP11708186A JPH0710437B2 JP H0710437 B2 JPH0710437 B2 JP H0710437B2 JP 61117081 A JP61117081 A JP 61117081A JP 11708186 A JP11708186 A JP 11708186A JP H0710437 B2 JPH0710437 B2 JP H0710437B2
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- welded
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はビール缶や炭酸飲料缶等に用いられる、マッシ
ュシーム溶接缶胴に関する。
ュシーム溶接缶胴に関する。
(従来の技術) ビール缶や炭酸飲料間等に用いらるる溶接缶胴は、通常
錫めっき鋼板等の金属ブランクの対向する端縁部を重ね
合せて、重ね合せ部を電気抵抗マッシュシーム溶接する
(例えば特公昭54-26213号公報に開示されるような方法
によって)ことによって製造される。
錫めっき鋼板等の金属ブランクの対向する端縁部を重ね
合せて、重ね合せ部を電気抵抗マッシュシーム溶接する
(例えば特公昭54-26213号公報に開示されるような方法
によって)ことによって製造される。
このマッシュシーム溶接部の厚さは、通常ブランク厚さ
の約1.1〜1.8倍,好ましくは約1.3〜1.6倍であって、溶
接部の側方に比較的急激な勾配のかつ断面不規則の段差
部が生ずる。この溶接部は発錆や内容物による腐食を防
止するため、通常塗料を塗布し、乾燥し、塗膜を形成す
ることによって補修されるが、この段差部のため塗膜の
欠落部、あるいはごく薄い部分を、通常を、通常は段差
部の溶接主面側コーナ近傍に生じ易く、そのため満足な
補修効果を得ることが困難であるという問題があった。
の約1.1〜1.8倍,好ましくは約1.3〜1.6倍であって、溶
接部の側方に比較的急激な勾配のかつ断面不規則の段差
部が生ずる。この溶接部は発錆や内容物による腐食を防
止するため、通常塗料を塗布し、乾燥し、塗膜を形成す
ることによって補修されるが、この段差部のため塗膜の
欠落部、あるいはごく薄い部分を、通常を、通常は段差
部の溶接主面側コーナ近傍に生じ易く、そのため満足な
補修効果を得ることが困難であるという問題があった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、塗料による補修性の改善された、マッシュシ
ーム溶接缶胴を提供することを目的とする。
ーム溶接缶胴を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明のマッシュシーム溶接缶胴は、溶接部の少なくと
も片面側において、溶接主面にほぼ平行な棚部を有する
段差部が、溶接方向に繰返してほぼ規則正しく形成され
ており、棚部と溶接主面の間に、溶接主面と曲率部を介
して接続する傾斜した段部が形成されていることを特徴
とする。
も片面側において、溶接主面にほぼ平行な棚部を有する
段差部が、溶接方向に繰返してほぼ規則正しく形成され
ており、棚部と溶接主面の間に、溶接主面と曲率部を介
して接続する傾斜した段部が形成されていることを特徴
とする。
なお棚部は、平面的にみて好ましくは波状に繰返してお
り、かつ溶接種面側の段差部の部分(以下上側段部と称
する)と棚部との境界部の長さの総和が、溶接部全長の
約20%以上であることが好ましい。
り、かつ溶接種面側の段差部の部分(以下上側段部と称
する)と棚部との境界部の長さの総和が、溶接部全長の
約20%以上であることが好ましい。
(作用) 上側段部および下側段部の夫れ夫れと、溶接主面にほぼ
平行な棚部との境界部近傍に、塗布された塗料が溜り易
い。棚部と溶接主面の間に、溶接主面と曲率部を介して
接続する傾斜した段部が形成されている。このように、
塗布の際塗料膜が最も薄くなり易い溶接主面と段部間の
部分が曲率部となっているので、溶接主面と段部間の部
分、すなわち段差部の溶接主面側コーナである曲率部近
傍にも比較的厚く塗料膜が形成される。
平行な棚部との境界部近傍に、塗布された塗料が溜り易
い。棚部と溶接主面の間に、溶接主面と曲率部を介して
接続する傾斜した段部が形成されている。このように、
塗布の際塗料膜が最も薄くなり易い溶接主面と段部間の
部分が曲率部となっているので、溶接主面と段部間の部
分、すなわち段差部の溶接主面側コーナである曲率部近
傍にも比較的厚く塗料膜が形成される。
また段部が傾斜していることは、溶接主面と棚部間の塗
料の流れを遅くして、上記の塗料の溜りや、曲率部近傍
における比較的厚い塗料膜の形成を助長する。
料の流れを遅くして、上記の塗料の溜りや、曲率部近傍
における比較的厚い塗料膜の形成を助長する。
そのため曲率部近傍、および棚部と下側段部間のコーナ
部近傍の塗料膜が欠落したり、あるいは極端に薄くなる
のが防止され、塗料による補修性が改善される。
部近傍の塗料膜が欠落したり、あるいは極端に薄くなる
のが防止され、塗料による補修性が改善される。
また段差部が溶接方向に繰返してほぼ規則正しく形成さ
れており、特に大きなはみ出し部などの、凹凸の大きな
変動が溶接方向に沿ってないので、塗料の塗布を安定し
た状態で行なうことができる。
れており、特に大きなはみ出し部などの、凹凸の大きな
変動が溶接方向に沿ってないので、塗料の塗布を安定し
た状態で行なうことができる。
(実施例) 第1図、第2図において、1が溶接缶胴、2がマッシュ
シーム溶接部である。溶接部2は、重ね合せ部の外面お
よび内面に夫れ夫れほぼ対応する外面側溶接主面3およ
び内面側溶接主面4、ならびに溶接のさい重ね合せ部の
端面(第2図の7が対応する)近傍の材料が周方向外方
に延出することによって形成された外面段差部5および
内面側段差部6を備えている。
シーム溶接部である。溶接部2は、重ね合せ部の外面お
よび内面に夫れ夫れほぼ対応する外面側溶接主面3およ
び内面側溶接主面4、ならびに溶接のさい重ね合せ部の
端面(第2図の7が対応する)近傍の材料が周方向外方
に延出することによって形成された外面段差部5および
内面側段差部6を備えている。
各段差部5および6にはそれぞれ、溶接主面にほぼ平行
に延びる、ほぼ平坦な棚部8および9が形成されてい
る。棚部8と溶接主面3の間に、溶接主面3と曲率部5a
1を介して接続する、なだらかに曲面状に膨らんで傾斜
した段部5aが形成されている。同様に棚部9と溶接主面
4の間に、溶接主面4と曲率部6a1を介して接続する、
なだらかに曲面状に膨らんで傾斜した段部6aが形成され
ている。第1図に明示されるように、棚部8,9は溶接方
向に繰返してぼぼ規則正しく形成されている。棚部8,9
は通常、溶接電流の波形に対応して波状になっている、
つまり溶接電流のピーク値に対応する部分近傍が山部と
なり、溶接電流の0値に対応する部分近傍が谷部とな
る。
に延びる、ほぼ平坦な棚部8および9が形成されてい
る。棚部8と溶接主面3の間に、溶接主面3と曲率部5a
1を介して接続する、なだらかに曲面状に膨らんで傾斜
した段部5aが形成されている。同様に棚部9と溶接主面
4の間に、溶接主面4と曲率部6a1を介して接続する、
なだらかに曲面状に膨らんで傾斜した段部6aが形成され
ている。第1図に明示されるように、棚部8,9は溶接方
向に繰返してぼぼ規則正しく形成されている。棚部8,9
は通常、溶接電流の波形に対応して波状になっている、
つまり溶接電流のピーク値に対応する部分近傍が山部と
なり、溶接電流の0値に対応する部分近傍が谷部とな
る。
外面側溶接主面3側の段差部5の部分である、好ましく
はなだらかな曲面状の上側段部5aと棚部8との境界部10
は、溶接方向に直線状に延びている。同様にして内面側
段差部6の上側段部6aと棚部9との境界部11も、溶接方
向に直線に延びている。
はなだらかな曲面状の上側段部5aと棚部8との境界部10
は、溶接方向に直線状に延びている。同様にして内面側
段差部6の上側段部6aと棚部9との境界部11も、溶接方
向に直線に延びている。
第1図の場合は、溶接部の全長にわたって棚部8,9が形
成されているが、第3図,第4図に示す溶接部12のよう
に、段差部15に棚部18が繰返して、ほぼ規則的に、かつ
断続的に形成されていてもよい。すなわち段差部15の谷
部近傍の部分15bには、第4図に明示されているように
棚部が形成されていない。このような場合でも、棚部18
と上側段部15aの境界部20の長さの総和は、溶接部全長
の約20%以上より好ましくは約50%以上であることが、
塗料の補修改善のために望ましい。
成されているが、第3図,第4図に示す溶接部12のよう
に、段差部15に棚部18が繰返して、ほぼ規則的に、かつ
断続的に形成されていてもよい。すなわち段差部15の谷
部近傍の部分15bには、第4図に明示されているように
棚部が形成されていない。このような場合でも、棚部18
と上側段部15aの境界部20の長さの総和は、溶接部全長
の約20%以上より好ましくは約50%以上であることが、
塗料の補修改善のために望ましい。
例えば溶接部2の外面側に塗料13を塗布すると、第2図
に示すように、棚部8と上側段部5aとの境界部10近傍の
上に、また棚部8と下側段部5bとの境界部14近傍の上に
塗料13の溜り、すなわち塗料の比較的厚い部分ができ易
く、また棚部8と溶接主面3の間に、溶接主面3と曲率
部5a1を介して接続する傾斜した段部5aが形成されてい
るので、曲率部5a1近傍、および棚部8と下端段部5b間
のコーナ部近傍の塗料膜が欠落したり、あるいは極端に
薄くなるのが防止される。
に示すように、棚部8と上側段部5aとの境界部10近傍の
上に、また棚部8と下側段部5bとの境界部14近傍の上に
塗料13の溜り、すなわち塗料の比較的厚い部分ができ易
く、また棚部8と溶接主面3の間に、溶接主面3と曲率
部5a1を介して接続する傾斜した段部5aが形成されてい
るので、曲率部5a1近傍、および棚部8と下端段部5b間
のコーナ部近傍の塗料膜が欠落したり、あるいは極端に
薄くなるのが防止される。
そのためには棚部8(9)の、下側段部5b側の缶胴本体
面1aからの高さhが、溶接主面3の高さをHとすると、
0.2〜0.8H、より好ましくは0.4H〜0.6Hの範囲内である
ことが好ましい。また棚部8(9)の周方向最大幅Wは
0.1〜0.7mmより好ましくは0.2〜0.4mmであることが好ま
しい。
面1aからの高さhが、溶接主面3の高さをHとすると、
0.2〜0.8H、より好ましくは0.4H〜0.6Hの範囲内である
ことが好ましい。また棚部8(9)の周方向最大幅Wは
0.1〜0.7mmより好ましくは0.2〜0.4mmであることが好ま
しい。
以上のようなマッシュシーム溶接部を有する溶接缶胴は
例えば次のようにして製造される。
例えば次のようにして製造される。
錫めっき鋼板、テインフリースチール、極薄ニッケルめ
っき鋼板、極薄ニッケル・錫複合めっき鋼板等の金属ブ
ランクを丸めて形成した缶胴プリフォーム19の、対向す
る端縁部の重ね合せ部21を、第5図に示す断面プロフイ
ルを有する線電極22,23を介してマッシュシーム溶接す
る。なお24および25は夫れ夫れ内側電極ロールおよび外
側電極ロールである。
っき鋼板、極薄ニッケル・錫複合めっき鋼板等の金属ブ
ランクを丸めて形成した缶胴プリフォーム19の、対向す
る端縁部の重ね合せ部21を、第5図に示す断面プロフイ
ルを有する線電極22,23を介してマッシュシーム溶接す
る。なお24および25は夫れ夫れ内側電極ロールおよび外
側電極ロールである。
線電極22,23は重ね合せ部21と対接する側の面が断面平
坦な主部26と側縁突起部27よりなっていて、側縁突起部
27は主部26に曲率部28を介して接続する勾配面27aと、
断面平坦な、かつ主部26とほぼ平行な突起面27bを有し
ている。内側線電極22はその側縁突起部27が、重ね合せ
部21に対して外側電極23の側縁突起部27の反対側に位置
して通過する。
坦な主部26と側縁突起部27よりなっていて、側縁突起部
27は主部26に曲率部28を介して接続する勾配面27aと、
断面平坦な、かつ主部26とほぼ平行な突起面27bを有し
ている。内側線電極22はその側縁突起部27が、重ね合せ
部21に対して外側電極23の側縁突起部27の反対側に位置
して通過する。
溶接のさいは、重ね合せ部21の端面7が、勾配面27a近
傍の主部26の部分の上か、もしくは突起面27aの上に位
置するようにして、缶胴プリフォーム19を電極ロール2
4,25の間に送入する。マッシュシーム溶接により端面7
近傍の材料は、第6図に示されるように、周方向外方に
延出して、勾配面27aに沿って流れ、さらに図示のよう
に突起面27bに沿って流れる。そのため勾配面27aに対応
する形状を有する上側段部5a,6aおよび突起面27bに接触
して形成された棚部8,9を有する溶接部2を備える溶接
缶胴1が形成される。
傍の主部26の部分の上か、もしくは突起面27aの上に位
置するようにして、缶胴プリフォーム19を電極ロール2
4,25の間に送入する。マッシュシーム溶接により端面7
近傍の材料は、第6図に示されるように、周方向外方に
延出して、勾配面27aに沿って流れ、さらに図示のよう
に突起面27bに沿って流れる。そのため勾配面27aに対応
する形状を有する上側段部5a,6aおよび突起面27bに接触
して形成された棚部8,9を有する溶接部2を備える溶接
缶胴1が形成される。
溶接電流値が比較的大きく、および/または溶接加圧が
比較的高い場合は、第1図に示す溶接部2のように棚部
8,9が溶接部の全長に沿って形成される。溶接電流値が
比較的小さく、および/または溶接加圧力が比較的低い
場合は、第3図に示す溶接部12のように、棚部18は溶接
部に沿って断続的に形成され易い。
比較的高い場合は、第1図に示す溶接部2のように棚部
8,9が溶接部の全長に沿って形成される。溶接電流値が
比較的小さく、および/または溶接加圧力が比較的低い
場合は、第3図に示す溶接部12のように、棚部18は溶接
部に沿って断続的に形成され易い。
なお上記タイプの断面プロフイルを有する線電極を用い
ると、通常のテインフリースチール(クロム酸化物層の
厚さが、金属クロム換算で通常10〜25mg/m2)のように
比較的電気絶縁性の高い表面処理層を有する表面処理鋼
板の場合でも、溶接されるべき端縁部から表面処理層を
除去しなくとも、実用的に満足な溶接強度を有し、かつ
スプラッシ等の実質的に少ない溶接部を形成することが
できる。ただしこの場合はピッチング状の溶損部が溶接
部表面に生ずるのを防ぐため、線電極を錫のような低融
金属で被覆することが好ましい。
ると、通常のテインフリースチール(クロム酸化物層の
厚さが、金属クロム換算で通常10〜25mg/m2)のように
比較的電気絶縁性の高い表面処理層を有する表面処理鋼
板の場合でも、溶接されるべき端縁部から表面処理層を
除去しなくとも、実用的に満足な溶接強度を有し、かつ
スプラッシ等の実質的に少ない溶接部を形成することが
できる。ただしこの場合はピッチング状の溶損部が溶接
部表面に生ずるのを防ぐため、線電極を錫のような低融
金属で被覆することが好ましい。
表面処理膜の電気絶縁性(接触抵抗)が比較的低い特種
のテインフリースチールの場合は、上記タイプの断面プ
ロフイルを有する線電極を裸のままで(すなわち錫のよ
うな低融金属を被覆しないで)使用しても、ピッチング
状の溶損部やスプラッシュ等を生ずることなく、満足な
溶接強度を有する溶接部を形成することができる。
のテインフリースチールの場合は、上記タイプの断面プ
ロフイルを有する線電極を裸のままで(すなわち錫のよ
うな低融金属を被覆しないで)使用しても、ピッチング
状の溶損部やスプラッシュ等を生ずることなく、満足な
溶接強度を有する溶接部を形成することができる。
この種の特種のテインフリースチールとしては、クロム
酸化物層の厚さが金属クロム換算で約2〜8mg/m2のテイ
ンフリースチール、あるいは金属クローム層に多数の微
小突起部(例えば基部の直径が5〜1000nmで、密度が1
×1011〜1×1014個/m2の)が形成され、かつクロム酸
化物層の厚さが金属クロム換算で約3〜25mg/m2のテイ
ンフリースチール等が例示される。
酸化物層の厚さが金属クロム換算で約2〜8mg/m2のテイ
ンフリースチール、あるいは金属クローム層に多数の微
小突起部(例えば基部の直径が5〜1000nmで、密度が1
×1011〜1×1014個/m2の)が形成され、かつクロム酸
化物層の厚さが金属クロム換算で約3〜25mg/m2のテイ
ンフリースチール等が例示される。
本発明は以上の実施例によって制約されるものでなく、
例えば缶胴の用途に応じて、棚部を有する段差部を、溶
接部の内面側のみ、もしくは外面側のみに形成された溶
接缶胴であってもよい。このタイプの溶接缶胴を製造す
る場合は、棚部を有しない段差部側の重ね合せ部の面に
は、通常の全幅が平坦な線電極が当接される。
例えば缶胴の用途に応じて、棚部を有する段差部を、溶
接部の内面側のみ、もしくは外面側のみに形成された溶
接缶胴であってもよい。このタイプの溶接缶胴を製造す
る場合は、棚部を有しない段差部側の重ね合せ部の面に
は、通常の全幅が平坦な線電極が当接される。
(具体例) 厚さ0.20mm,金属クロム量120mg/m2の金属クロム層、お
よびクロム酸化物量18mg/m2(金属クロム換算)の水和
クロム酸化物層よりなる表面処理層を有するテインフリ
ースチールのブランクより、重ね合せ部近傍より表面処
理層を除去することなく、内径52mm、重ね合せ部幅0.4m
m、高さ136mmの缶胴プリフオームを形成した。この缶胴
プリフオームの重ね合せ部を第5図に示すタイプの断面
プロフイルを有する線電極22,23を用いて、窒素ガス雰
囲気中でマッシュシーム溶接した。
よびクロム酸化物量18mg/m2(金属クロム換算)の水和
クロム酸化物層よりなる表面処理層を有するテインフリ
ースチールのブランクより、重ね合せ部近傍より表面処
理層を除去することなく、内径52mm、重ね合せ部幅0.4m
m、高さ136mmの缶胴プリフオームを形成した。この缶胴
プリフオームの重ね合せ部を第5図に示すタイプの断面
プロフイルを有する線電極22,23を用いて、窒素ガス雰
囲気中でマッシュシーム溶接した。
線電極23,22は、全幅が1.8mmで、側縁突起部27の突起面
27bの主部26よりの高さd(第7図)が0.04mm、内側に
凹の勾配面27aの曲率半径γが0.20mm、勾配角θが27度
であり、厚さ6g/m2の錫めっきが施された銅線よりなる
ものである。
27bの主部26よりの高さd(第7図)が0.04mm、内側に
凹の勾配面27aの曲率半径γが0.20mm、勾配角θが27度
であり、厚さ6g/m2の錫めっきが施された銅線よりなる
ものである。
重ね合せ部21の端面7が勾配面27a上に位置するように
して、缶胴プリフオーム19を電極ロール間に送入して、
55m/分の溶接速度で第1表に示すように、溶接電流およ
び溶接化圧力を変えて溶接を行なって、No.2〜5の溶接
缶胴を作製した。なお試料No.1の缶胴は、表面が全幅に
わたり平坦な裸の線電極と、厚さ0.20mm、錫めっき量2.
8g/m2の錫めっき鋼板を用いた点以外は上記と同様に溶
接して作製したものである。
して、缶胴プリフオーム19を電極ロール間に送入して、
55m/分の溶接速度で第1表に示すように、溶接電流およ
び溶接化圧力を変えて溶接を行なって、No.2〜5の溶接
缶胴を作製した。なお試料No.1の缶胴は、表面が全幅に
わたり平坦な裸の線電極と、厚さ0.20mm、錫めっき量2.
8g/m2の錫めっき鋼板を用いた点以外は上記と同様に溶
接して作製したものである。
各溶接缶胴の内面側に固形分20重量%のエポキシフエノ
ール系塗料をスプレー法により塗布、乾燥(乾燥膜厚15
μm)した後、缶詰にして、内容物の変色性と鉄溶出量
を、第1表の註に示すようにして評価した。結果を第1
票に示す。
ール系塗料をスプレー法により塗布、乾燥(乾燥膜厚15
μm)した後、缶詰にして、内容物の変色性と鉄溶出量
を、第1表の註に示すようにして評価した。結果を第1
票に示す。
またNo.5の缶胴の溶接部内面の金属顕微鏡写真(倍率3
0)および断面金属顕微鏡写真(倍率120;5%ピクリン酸
アルコール溶液により腐食)をそれぞれ、第8図および
第9図に示した。またNo.1の缶胴の溶接部32の内面金属
顕微鏡写真(倍率30)および断面金属顕微鏡写真(倍率
120;5%ピクリン酸アルコール溶液で腐食)をそれぞ
れ、第10図および第11図に示した。
0)および断面金属顕微鏡写真(倍率120;5%ピクリン酸
アルコール溶液により腐食)をそれぞれ、第8図および
第9図に示した。またNo.1の缶胴の溶接部32の内面金属
顕微鏡写真(倍率30)および断面金属顕微鏡写真(倍率
120;5%ピクリン酸アルコール溶液で腐食)をそれぞ
れ、第10図および第11図に示した。
(発明の効果) 本発明のマッシュシーム溶接缶胴は、溶接部の塗料によ
る補修性が改善されているという効果を奏する。
る補修性が改善されているという効果を奏する。
第1図は本発明の第1の実施例である溶接缶胴の溶接部
近傍の平面図、第2図は第1図のII−II線に沿う縦断面
図、第3図は本発明の第2の実施例である溶接缶胴の溶
接部近傍の平面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う縦
断面図、第5図および第6図は本発明の溶接缶胴を製造
するための例を示す説明用要部縦断面図であって、第5
図は溶接が行なわれる寸前、第6図は溶接終了直後の状
態を示す図面、第7図は第5図の例に用いられる線電極
の要部拡大縦断面図、第8図および第9図は本発明の実
施例である溶接缶胴の溶接部の表面金属顕微鏡写真、第
9図は第8図のIX−IX線に沿う縦断面の金属顕微鏡写
真、第10図は比較例である溶接缶胴の溶接部の表面金属
顕微鏡写真、第11図は第10図のXI−XI線に沿う縦断面の
金属顕微鏡写真である。 1……溶接缶胴、2,12……溶接部、3,4……溶接主面、
5,6,15……段差部、5a、6a……段部、5a1、6a1……曲率
部、8,9,18……棚部、28……曲率部。
近傍の平面図、第2図は第1図のII−II線に沿う縦断面
図、第3図は本発明の第2の実施例である溶接缶胴の溶
接部近傍の平面図、第4図は第3図のIV−IV線に沿う縦
断面図、第5図および第6図は本発明の溶接缶胴を製造
するための例を示す説明用要部縦断面図であって、第5
図は溶接が行なわれる寸前、第6図は溶接終了直後の状
態を示す図面、第7図は第5図の例に用いられる線電極
の要部拡大縦断面図、第8図および第9図は本発明の実
施例である溶接缶胴の溶接部の表面金属顕微鏡写真、第
9図は第8図のIX−IX線に沿う縦断面の金属顕微鏡写
真、第10図は比較例である溶接缶胴の溶接部の表面金属
顕微鏡写真、第11図は第10図のXI−XI線に沿う縦断面の
金属顕微鏡写真である。 1……溶接缶胴、2,12……溶接部、3,4……溶接主面、
5,6,15……段差部、5a、6a……段部、5a1、6a1……曲率
部、8,9,18……棚部、28……曲率部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−113893(JP,A) 特開 昭56−33184(JP,A) 特開 昭57−7284(JP,A) 特開 昭59−209490(JP,A) 実開 昭61−14088(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】溶接部の少なくとも片面側において、溶接
主面にほぼ平行な棚部を有する段差部が、溶接方向に繰
返して、ほぼ規則正しく形成されており、棚部と溶接主
面の間に、溶接主面と曲率部を介して接続する傾斜した
段部が形成されていることを特徴とするマッシュシーム
溶接缶胴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61117081A JPH0710437B2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 | マツシユシ−ム溶接缶胴 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61117081A JPH0710437B2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 | マツシユシ−ム溶接缶胴 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62275582A JPS62275582A (ja) | 1987-11-30 |
| JPH0710437B2 true JPH0710437B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=14702920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61117081A Expired - Lifetime JPH0710437B2 (ja) | 1986-05-21 | 1986-05-21 | マツシユシ−ム溶接缶胴 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710437B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US9718824B2 (en) | 2014-04-16 | 2017-08-01 | Signal Pharmaceuticals, Llc | Solid forms comprising 7-(6-(2-hydroxypropan-2-yl)pyridin-3-yl)-1-((trans)-4-methoxycyclohexyl)-3,4-dihydropyrazino[2,3-b]pyrazin-2(1H)-one, and a coformer, compositions and methods of use thereof |
Family Cites Families (5)
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| JPS59209490A (ja) * | 1983-05-12 | 1984-11-28 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 溶接缶胴体 |
| JPS6114088A (ja) * | 1984-06-28 | 1986-01-22 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 溶接缶体の製造方法 |
-
1986
- 1986-05-21 JP JP61117081A patent/JPH0710437B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62275582A (ja) | 1987-11-30 |
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