JPH07104670A - 磁性シートラベル - Google Patents
磁性シートラベルInfo
- Publication number
- JPH07104670A JPH07104670A JP24504493A JP24504493A JPH07104670A JP H07104670 A JPH07104670 A JP H07104670A JP 24504493 A JP24504493 A JP 24504493A JP 24504493 A JP24504493 A JP 24504493A JP H07104670 A JPH07104670 A JP H07104670A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- label
- magnetic layer
- sheet label
- magnetic sheet
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、一度接着させた粘着ラベルを剥離す
る時に、被着体に接着剤等の痕跡が残る現象を解消する
ことを目的とする。 【構成】基材に一定方向に配向させた磁性層を設け、磁
性層と反対側の面を表示面とし、該磁性層がリング型磁
気ヘッド等の発生する交番磁界を用いた多極着磁による
付着力を有することを特徴とする磁性シートラベル。
る時に、被着体に接着剤等の痕跡が残る現象を解消する
ことを目的とする。 【構成】基材に一定方向に配向させた磁性層を設け、磁
性層と反対側の面を表示面とし、該磁性層がリング型磁
気ヘッド等の発生する交番磁界を用いた多極着磁による
付着力を有することを特徴とする磁性シートラベル。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】工場等の生産現場では組立前の部
品の識別のために、その部品に貼りつけて使用する磁性
による付着力を持つ磁性シートラベルに関する。もちろ
ん、商店等では商品の識別のために商品に貼りつけられ
て使用されることもある。
品の識別のために、その部品に貼りつけて使用する磁性
による付着力を持つ磁性シートラベルに関する。もちろ
ん、商店等では商品の識別のために商品に貼りつけられ
て使用されることもある。
【0002】
【従来の技術】一般に普及しているラベルは、被着体に
ラベルを接着せしめる手段として感圧性接着剤の粘着力
を利用した、粘着ラベルがある。典型的な粘着ラベル
は、上質紙等の印刷紙を支持体として、この支持体の裏
面に粘着剤を塗布したシート状ラベル基材に、これとは
別にグラシン紙等を支持体として、この表面にシリコン
加工等の剥離処理を施した剥離シートを製造し、これら
の両シートを積層し、粘着ラベル原紙として製造され
る。そして更に粘着ラベル原紙は上質紙表面にラベル用
の適宜印刷を施して所定のラベル形状に打ち抜き加工さ
れラベルとして仕上げられる。
ラベルを接着せしめる手段として感圧性接着剤の粘着力
を利用した、粘着ラベルがある。典型的な粘着ラベル
は、上質紙等の印刷紙を支持体として、この支持体の裏
面に粘着剤を塗布したシート状ラベル基材に、これとは
別にグラシン紙等を支持体として、この表面にシリコン
加工等の剥離処理を施した剥離シートを製造し、これら
の両シートを積層し、粘着ラベル原紙として製造され
る。そして更に粘着ラベル原紙は上質紙表面にラベル用
の適宜印刷を施して所定のラベル形状に打ち抜き加工さ
れラベルとして仕上げられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような粘着ラベル
の自動貼りつけ装置において、粘着ラベルが剥離シート
から剥離不良等を起こし、被着体にうまく着かなかった
り、一度接着させた粘着ラベルを剥離する時に、被着体
に接着剤の残留があったりするのが実状である。本発明
は、一度接着させた粘着ラベルを剥離する時に、被着体
に接着剤が残る現象を解消することを目的とする。
の自動貼りつけ装置において、粘着ラベルが剥離シート
から剥離不良等を起こし、被着体にうまく着かなかった
り、一度接着させた粘着ラベルを剥離する時に、被着体
に接着剤の残留があったりするのが実状である。本発明
は、一度接着させた粘着ラベルを剥離する時に、被着体
に接着剤が残る現象を解消することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る磁性シート
ラベルは、基材に一定方向に配向させた磁性層を設け、
磁性層と反対側の面を表示面とし、該磁性層がリング型
磁気ヘッド等の発生する交番磁界を用いた多極着磁によ
る付着力を有することを特徴とする。又、磁性シートラ
ベルを物品に被着する直前に、磁性層を多極着磁しても
良い。
ラベルは、基材に一定方向に配向させた磁性層を設け、
磁性層と反対側の面を表示面とし、該磁性層がリング型
磁気ヘッド等の発生する交番磁界を用いた多極着磁によ
る付着力を有することを特徴とする。又、磁性シートラ
ベルを物品に被着する直前に、磁性層を多極着磁しても
良い。
【0005】更に、多極着磁された磁性シートラベルに
脱磁手段を作用させて、磁性層を脱磁させることによっ
て物品から該磁性シートを脱着させても良い。
脱磁手段を作用させて、磁性層を脱磁させることによっ
て物品から該磁性シートを脱着させても良い。
【0006】
【作用】本発明の磁性シートラベルの構成は、ラベルと
しての機械的強度、柔軟性、識別性の付与及び製造上の
便宜の為基材を設ける。本発明に用いる基材は、特に限
定するものではないが、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、塩酢ビ共重合体、
エチレン酢ビ共重合体、ポリアクリレート、ポリエステ
ル、ポリイミド、ポリカーボネイト、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂、ABS樹脂、フ
ェノール樹脂、繊維素誘導体等のプラスチック類、ステ
ンレス、鉄、銅、アルミ、セラミック等の無機シート
類、上質紙、コーテッド紙、合成紙等の紙類及び、磁性
層上に設けたコーティング、ラミネーティング、印刷、
電着、蒸着、表面重合、含浸、等による塗工あるいは積
層皮膜等の単独シート及び、複合シート類及び皮膜類が
あげられ、通常の印刷用基材としてつかえるものを適宜
選択すれば良い。磁性層に用いる磁性材料は、永久磁石
の素材として有効な各種の公知の強磁性材料を用いるこ
とができる。例えば、Fe,Ni,Co,Cr,Mn, 及びこれらを主
成分とする合金又は化合物で成分の変化や、製法により
多くの材料が知られている。即ち、溶融或は焼結等の製
法により各種の磁性材料が製造されている。例えば、γ
フェライト、Baフェライト、Coフェライト、Srフ
ェライト、鉄、磁鉄鉱、MK鋼、Co鋼、Cr鋼、KS
鋼、バイカロイ、キュニフェ、ネオジウム、ボロン等が
あり、これらの単体又は混合物の粉体或はシート状の各
種形状のものを使用することができる。磁性層の形成方
法については、とくに限定されるものではなく、従来か
ら周知慣用の技術に従って形成することができる。例え
ば、塗布型成型、溶融成型、蒸着、スパッタリング、等
の方法が用いられるが磁性層の厚みの調節、支持体の選
択性、及び大量生産に適している等の理由から塗布型が
好ましい。塗布型成型法において磁性層を設ける場合、
磁性材料としては、保磁力300 Oersted 以上、平均
粒径 0.01 〜 100ミクロンの磁性粉が好ましく、例えば
γ-Fe2O3,BaO-6Fe2O3 が好ましい。塗布量としては、磁
性シートラベルが磁性体である被着体へ貼着できるのに
必要な磁力が得られれば良い。支持体の材質、重さにも
よるが0.5 Maxwell以上の残留磁束が好ましい。塗布
量が多過ぎると、コート厚みが厚くなり磁気ラベルの柔
軟性がそこなわれラベルとしてのハンドリング性が悪く
なる。また、着磁した時、厚み係数による反磁界の影響
が強くなり自己減磁作用で付着力の低下を招く。塗布量
が少な過ぎると、磁束密度が低くなり付着力の低下を招
く。塗布液の調製方法は、水、有機溶剤等を分散媒とし
てボールミル、サンドミル、アトライター等の撹拌・粉
砕機等により、磁性粉、カーボンブラック、分散剤、バ
インダー類、硬化剤などを一緒に、又は別々に分散する
などして調製される。ここに使用するバインダーとして
は、澱粉類、セルロース誘導体、ゼラチン、カゼイン、
ポリビニルアルコール、スチレン・無水マレイン酸共重
合体エマルジョン、スチレン・アクリル酸共重合体、ス
チレン・ブタジエン共重合体エマルジョン、ウレタン樹
脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリビニル
ブチラール樹脂、アルキッド樹脂、塩化ビニル樹脂、塩
酢ビ共重合体樹脂等が、全固形分の5〜60重量%ま
た、好ましくは10〜50重量%程度配合される。塗布
層の形成方法については、特に限定されるものではな
く、従来から周知慣用の技術に従って形成することがで
きる。例えば磁性層用の塗液を前記支持体上に、エアー
ナイフコーター、ナイフコーター、ブレードコーター、
グラビアコーター、カーテンコーター、ダイコーター、
ロールコーター、リバースロールコーター、バーコータ
ー、スピンコーター等の、適当な塗布装置により塗布
し、永久磁石やソレノイド等で磁場をかけ磁性材料の磁
化容易軸をシート塗抹方向の水平、または垂直方向に配
向する、その後、加熱乾燥して磁性層を得る。一般に乾
燥重量は、5〜5000g/m2 好ましくは10〜10
0g/m2 である。こうして磁性層を形成し、基材表面
にラベル用の適宜印刷を施し、ラベルとしての識別性を
付与した後でラベル形状に打ち抜き加工を施す。印刷方
式としては従来から周知慣用の凸版印刷、グラビア印
刷、オフセット印刷など特に限定されるものではなく適
宜選択すれば良い。こうしてできた磁性シートラベル
は、磁性層に接触または近接させたリング型磁気ヘッド
等に交番信号を与え、信号に対応した強さと向きの磁界
を磁性層に加える。磁気ラベルの磁性層は、磁気誘導に
よって磁化され、信号の正負と強さに対応した微小磁石
が作られる。この微小磁石の磁極(N極またはS極)
は、使用する磁性材料の磁力にもよるが、磁性層表面1
mmあたりに2極以上100極以下の密度で着磁をおこ
なう。より好ましくは2極以上50極以下の密度で着磁
を行う。多極着磁によりNやSの極数の数だけラベルの
貼着点を安定に得ることができる。このようにして、磁
性ラベルのシート化が可能となる。極数が少な過ぎると
貼着点がすくなくなり付着力に問題が出てくる。また、
あまり多すぎると高密度により自己減磁力の作用で磁力
が弱くなり被着体に対する付着力の低下を招く。尚、上
記の磁極密度の範囲は、Baフェライト等の現在おもに
使用されている磁性材料を念頭においた場合であり、こ
れより自己減磁力の作用の少ない磁性材料を使用すれ
ば、極数を増加させることが可能になる。また、現在使
用されている磁性材料より微量で強い磁力が得られるも
のであれば1mmあたり2極以下でも付着力は十分得ら
れるものになると考える。
しての機械的強度、柔軟性、識別性の付与及び製造上の
便宜の為基材を設ける。本発明に用いる基材は、特に限
定するものではないが、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、塩酢ビ共重合体、
エチレン酢ビ共重合体、ポリアクリレート、ポリエステ
ル、ポリイミド、ポリカーボネイト、尿素樹脂、メラミ
ン樹脂、ナイロン樹脂、ウレタン樹脂、ABS樹脂、フ
ェノール樹脂、繊維素誘導体等のプラスチック類、ステ
ンレス、鉄、銅、アルミ、セラミック等の無機シート
類、上質紙、コーテッド紙、合成紙等の紙類及び、磁性
層上に設けたコーティング、ラミネーティング、印刷、
電着、蒸着、表面重合、含浸、等による塗工あるいは積
層皮膜等の単独シート及び、複合シート類及び皮膜類が
あげられ、通常の印刷用基材としてつかえるものを適宜
選択すれば良い。磁性層に用いる磁性材料は、永久磁石
の素材として有効な各種の公知の強磁性材料を用いるこ
とができる。例えば、Fe,Ni,Co,Cr,Mn, 及びこれらを主
成分とする合金又は化合物で成分の変化や、製法により
多くの材料が知られている。即ち、溶融或は焼結等の製
法により各種の磁性材料が製造されている。例えば、γ
フェライト、Baフェライト、Coフェライト、Srフ
ェライト、鉄、磁鉄鉱、MK鋼、Co鋼、Cr鋼、KS
鋼、バイカロイ、キュニフェ、ネオジウム、ボロン等が
あり、これらの単体又は混合物の粉体或はシート状の各
種形状のものを使用することができる。磁性層の形成方
法については、とくに限定されるものではなく、従来か
ら周知慣用の技術に従って形成することができる。例え
ば、塗布型成型、溶融成型、蒸着、スパッタリング、等
の方法が用いられるが磁性層の厚みの調節、支持体の選
択性、及び大量生産に適している等の理由から塗布型が
好ましい。塗布型成型法において磁性層を設ける場合、
磁性材料としては、保磁力300 Oersted 以上、平均
粒径 0.01 〜 100ミクロンの磁性粉が好ましく、例えば
γ-Fe2O3,BaO-6Fe2O3 が好ましい。塗布量としては、磁
性シートラベルが磁性体である被着体へ貼着できるのに
必要な磁力が得られれば良い。支持体の材質、重さにも
よるが0.5 Maxwell以上の残留磁束が好ましい。塗布
量が多過ぎると、コート厚みが厚くなり磁気ラベルの柔
軟性がそこなわれラベルとしてのハンドリング性が悪く
なる。また、着磁した時、厚み係数による反磁界の影響
が強くなり自己減磁作用で付着力の低下を招く。塗布量
が少な過ぎると、磁束密度が低くなり付着力の低下を招
く。塗布液の調製方法は、水、有機溶剤等を分散媒とし
てボールミル、サンドミル、アトライター等の撹拌・粉
砕機等により、磁性粉、カーボンブラック、分散剤、バ
インダー類、硬化剤などを一緒に、又は別々に分散する
などして調製される。ここに使用するバインダーとして
は、澱粉類、セルロース誘導体、ゼラチン、カゼイン、
ポリビニルアルコール、スチレン・無水マレイン酸共重
合体エマルジョン、スチレン・アクリル酸共重合体、ス
チレン・ブタジエン共重合体エマルジョン、ウレタン樹
脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリビニル
ブチラール樹脂、アルキッド樹脂、塩化ビニル樹脂、塩
酢ビ共重合体樹脂等が、全固形分の5〜60重量%ま
た、好ましくは10〜50重量%程度配合される。塗布
層の形成方法については、特に限定されるものではな
く、従来から周知慣用の技術に従って形成することがで
きる。例えば磁性層用の塗液を前記支持体上に、エアー
ナイフコーター、ナイフコーター、ブレードコーター、
グラビアコーター、カーテンコーター、ダイコーター、
ロールコーター、リバースロールコーター、バーコータ
ー、スピンコーター等の、適当な塗布装置により塗布
し、永久磁石やソレノイド等で磁場をかけ磁性材料の磁
化容易軸をシート塗抹方向の水平、または垂直方向に配
向する、その後、加熱乾燥して磁性層を得る。一般に乾
燥重量は、5〜5000g/m2 好ましくは10〜10
0g/m2 である。こうして磁性層を形成し、基材表面
にラベル用の適宜印刷を施し、ラベルとしての識別性を
付与した後でラベル形状に打ち抜き加工を施す。印刷方
式としては従来から周知慣用の凸版印刷、グラビア印
刷、オフセット印刷など特に限定されるものではなく適
宜選択すれば良い。こうしてできた磁性シートラベル
は、磁性層に接触または近接させたリング型磁気ヘッド
等に交番信号を与え、信号に対応した強さと向きの磁界
を磁性層に加える。磁気ラベルの磁性層は、磁気誘導に
よって磁化され、信号の正負と強さに対応した微小磁石
が作られる。この微小磁石の磁極(N極またはS極)
は、使用する磁性材料の磁力にもよるが、磁性層表面1
mmあたりに2極以上100極以下の密度で着磁をおこ
なう。より好ましくは2極以上50極以下の密度で着磁
を行う。多極着磁によりNやSの極数の数だけラベルの
貼着点を安定に得ることができる。このようにして、磁
性ラベルのシート化が可能となる。極数が少な過ぎると
貼着点がすくなくなり付着力に問題が出てくる。また、
あまり多すぎると高密度により自己減磁力の作用で磁力
が弱くなり被着体に対する付着力の低下を招く。尚、上
記の磁極密度の範囲は、Baフェライト等の現在おもに
使用されている磁性材料を念頭においた場合であり、こ
れより自己減磁力の作用の少ない磁性材料を使用すれ
ば、極数を増加させることが可能になる。また、現在使
用されている磁性材料より微量で強い磁力が得られるも
のであれば1mmあたり2極以下でも付着力は十分得ら
れるものになると考える。
【0007】上記に説明したような多極着磁は磁性シー
トラベルを物品に付着する直前や、シートとして短冊状
に切断する直前等の任意に時点で行うことができる。こ
れに対してゴム磁石等の柔軟性のある磁石ラベルを考え
た場合について以下に説明する。典型的なゴム磁石ラベ
ルは、可とう性磁石で結晶異方性定数の大きいBa−フ
ェライト磁石の特性を利用し、その粉末を1〜3ミクロ
ン程度の大きさに粉砕したものを天然ゴムに混合、加硫
材、軟化材、老化防止剤などを添加し、プレスまたは押
し出しにより成形したものである。この保磁力より強く
飽和磁束密度に達する磁場を発する永久磁石をゴム磁石
に押えつけ着磁することで、付着力を付与する。このよ
うな永久磁石をゴム磁石に押えつけ、着磁するような操
作は非連続的な操作になり、ラベルを印刷しながら多量
に生産するラインの途中で行うことは非常に困難であ
る。従ってラベルの材料の段階ですでにゴム磁石化させ
ておく必要がある。このようなゴム磁石の表面に、ラベ
ル用の適宜印刷を施したシートを貼着しゴム磁石ラベル
とする。この場合の問題点として、被着体に対する付着
力が常時存在するため取り扱いに不便で、特に印刷シー
トの貼り合わせ、商品包装や梱包時に障害となる欠点が
ある。ところが、これに対して、先に説明したように本
発明の磁性シートラベルでは任意の時点で多極着磁可能
であるので、このようなゴム磁石で見られる、被着体に
対する付着力が常時存在するために取り扱いが不便とい
う現象を解決することも可能になる。
トラベルを物品に付着する直前や、シートとして短冊状
に切断する直前等の任意に時点で行うことができる。こ
れに対してゴム磁石等の柔軟性のある磁石ラベルを考え
た場合について以下に説明する。典型的なゴム磁石ラベ
ルは、可とう性磁石で結晶異方性定数の大きいBa−フ
ェライト磁石の特性を利用し、その粉末を1〜3ミクロ
ン程度の大きさに粉砕したものを天然ゴムに混合、加硫
材、軟化材、老化防止剤などを添加し、プレスまたは押
し出しにより成形したものである。この保磁力より強く
飽和磁束密度に達する磁場を発する永久磁石をゴム磁石
に押えつけ着磁することで、付着力を付与する。このよ
うな永久磁石をゴム磁石に押えつけ、着磁するような操
作は非連続的な操作になり、ラベルを印刷しながら多量
に生産するラインの途中で行うことは非常に困難であ
る。従ってラベルの材料の段階ですでにゴム磁石化させ
ておく必要がある。このようなゴム磁石の表面に、ラベ
ル用の適宜印刷を施したシートを貼着しゴム磁石ラベル
とする。この場合の問題点として、被着体に対する付着
力が常時存在するため取り扱いに不便で、特に印刷シー
トの貼り合わせ、商品包装や梱包時に障害となる欠点が
ある。ところが、これに対して、先に説明したように本
発明の磁性シートラベルでは任意の時点で多極着磁可能
であるので、このようなゴム磁石で見られる、被着体に
対する付着力が常時存在するために取り扱いが不便とい
う現象を解決することも可能になる。
【0008】本発明は、基材に磁性層を設けてなるラベ
ルで、この基材の表面にラベル用の適宜印刷を施し、ラ
ベルとしての識別性を付与した後でラベル形状に打ち抜
き加工を施す。または、本ラベルは磁性体であることを
利用して、ラベル形状に打ち抜いた後で部分的に磁化さ
れた搬送ベルトに固定し位置決めを行いラベル用の適宜
印刷を施すことも可能である。このようにして得られた
磁性シートラベルを、リング型磁気ヘッド等の任意に磁
界を与える機構を備えた自動貼着装置にセットする。ラ
ベル磁性層に交番磁界を与え、磁気誘導により磁化され
た磁性層表面の漏れ磁束による付着力を与え、被着体に
接着させる。また、被着体に一旦接着させた本磁性シー
トラベルに対し、リング型磁気ヘッドや永久磁石等の脱
磁手段を作用させて、直流磁界をラベル表面からラベル
全体の磁性層に与え、脱磁し付着力を消去でき、簡単に
被着体から剥ぎ取ることもできる。すなわち、この発明
の磁性シートラベルでは、付着力を任意に付加、消去で
きるのである。この脱磁時の直流磁界は磁性シートラベ
ルの持つ保磁力より強いものでなくてはならない。又、
ラベル全体に磁界を与えるスピードは任意であって良
い。
ルで、この基材の表面にラベル用の適宜印刷を施し、ラ
ベルとしての識別性を付与した後でラベル形状に打ち抜
き加工を施す。または、本ラベルは磁性体であることを
利用して、ラベル形状に打ち抜いた後で部分的に磁化さ
れた搬送ベルトに固定し位置決めを行いラベル用の適宜
印刷を施すことも可能である。このようにして得られた
磁性シートラベルを、リング型磁気ヘッド等の任意に磁
界を与える機構を備えた自動貼着装置にセットする。ラ
ベル磁性層に交番磁界を与え、磁気誘導により磁化され
た磁性層表面の漏れ磁束による付着力を与え、被着体に
接着させる。また、被着体に一旦接着させた本磁性シー
トラベルに対し、リング型磁気ヘッドや永久磁石等の脱
磁手段を作用させて、直流磁界をラベル表面からラベル
全体の磁性層に与え、脱磁し付着力を消去でき、簡単に
被着体から剥ぎ取ることもできる。すなわち、この発明
の磁性シートラベルでは、付着力を任意に付加、消去で
きるのである。この脱磁時の直流磁界は磁性シートラベ
ルの持つ保磁力より強いものでなくてはならない。又、
ラベル全体に磁界を与えるスピードは任意であって良
い。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を記載するが、もちろ
んこれらに限定されるものではない。なお、例中の
「部」および「%」はとくに断らない限りそれぞれ「重
量部」および「重量%」を示すものとする。 [実施例1] Baフェライト粉末(商品名:MC−127/戸田工業(株)製) 180部 カーボンブラック(商品名:三菱カーボンブラック MA−600/三菱化成( 株)製) 5部 分散剤(大豆油精製レシチン/味の素(株)製) 3部 ニトロセルロース(商品名:硝化綿RS/ダイセル化工(株)製) 15部 ウレタン樹脂(商品名:ニッポラン N−3022(35%酢酸エチル溶液)/ 日本ポリウレタン社製) 15部 イソシアネート(商品名:コロネートL(75%酢酸エチル溶液)/日本ポリウ レタン社製) 5部 塩酢ビ共重合体(商品名:エスレックA/セキスイ化工(株)製) 15部 メチルエチルケトン 100部 トルエン 100部 上記組成物をボールミルを用いて混合分散して磁性塗料
を調製した。これを基材となる厚さが188μmの白色
のポリエチレンテレフタレートフィルムの一面にグラビ
アコート法によって塗抹し、磁性体粒子の磁化容易軸を
塗布層主面の水平方向に配向させるよう磁場をかけ乾燥
塗布して、飽和磁束が1.0Maxwell の角型比88%の
磁性塗膜層を形成した。この基材の磁性塗膜層の反対側
にオフセット印刷によりラベルとしての識別性を付与す
る印刷を施して所定のラベル形状に打ち抜き加工する。
んこれらに限定されるものではない。なお、例中の
「部」および「%」はとくに断らない限りそれぞれ「重
量部」および「重量%」を示すものとする。 [実施例1] Baフェライト粉末(商品名:MC−127/戸田工業(株)製) 180部 カーボンブラック(商品名:三菱カーボンブラック MA−600/三菱化成( 株)製) 5部 分散剤(大豆油精製レシチン/味の素(株)製) 3部 ニトロセルロース(商品名:硝化綿RS/ダイセル化工(株)製) 15部 ウレタン樹脂(商品名:ニッポラン N−3022(35%酢酸エチル溶液)/ 日本ポリウレタン社製) 15部 イソシアネート(商品名:コロネートL(75%酢酸エチル溶液)/日本ポリウ レタン社製) 5部 塩酢ビ共重合体(商品名:エスレックA/セキスイ化工(株)製) 15部 メチルエチルケトン 100部 トルエン 100部 上記組成物をボールミルを用いて混合分散して磁性塗料
を調製した。これを基材となる厚さが188μmの白色
のポリエチレンテレフタレートフィルムの一面にグラビ
アコート法によって塗抹し、磁性体粒子の磁化容易軸を
塗布層主面の水平方向に配向させるよう磁場をかけ乾燥
塗布して、飽和磁束が1.0Maxwell の角型比88%の
磁性塗膜層を形成した。この基材の磁性塗膜層の反対側
にオフセット印刷によりラベルとしての識別性を付与す
る印刷を施して所定のラベル形状に打ち抜き加工する。
【0010】このようにして得られたラベルに着磁する
状況を図1に示した。図1はリング型磁気ヘッドによっ
て磁性シートラベルに多極着磁を行う状況を示した原理
図である。この磁性シートラベル1を配向方向に300
mm/Sで走らせ、磁性層に接触させた固定されている
リング型磁気ヘッド2に1kHzの交流を流し、この電
流に対応した強さと向きの磁界を作って、磁性層に微小
磁石3、3──を作った。このようにして形成された微
小磁石のN極とS極の密度は1mmあたり7極である。 [実施例2]実施例1と同様にして作った微小磁石を形
成した磁性シートラベルを脱磁する状況を図2に示し
た。図2はリング型磁気ヘッド2によって磁性シートラ
ベル1の脱磁を行う状況を示した原理図である。基材の
表面にリング型磁気ヘッド2を接触した状態で、直流を
流したリング型磁気ヘッド2を配向方向に300mm/
Sで走らせ、形成されていた微小磁石3を減磁界により
消磁した。この状態が図2に模式的に示されている。 [比較例1]実施例1と同様にして作った微小磁石を形
成する前の磁性シートラベルを、配向方向に300mm
/Sで走らせ、リング型磁気ヘッドに150Hzの交流
を流し1mmあたり1極の着磁を行った。他の条件は実
施例1と同一とした。 [評価]以上の各実施例及び比較例で得られた試料につ
いて、その付着力を評価するためにこの磁性シートラベ
ルと鉄等の磁性体との付着力を見る。具体的には短冊状
のシートラベルを鉄板の水平面に貼りつける。その後、
シートラベルの表面に接着した糸をバネ秤の先に引っか
けて鉛直方向に引っ張り、シートラベルの剥れる時の、
力を読み取り、その値をラベルの表面積で割った値であ
る。表1に、その結果を示す。
状況を図1に示した。図1はリング型磁気ヘッドによっ
て磁性シートラベルに多極着磁を行う状況を示した原理
図である。この磁性シートラベル1を配向方向に300
mm/Sで走らせ、磁性層に接触させた固定されている
リング型磁気ヘッド2に1kHzの交流を流し、この電
流に対応した強さと向きの磁界を作って、磁性層に微小
磁石3、3──を作った。このようにして形成された微
小磁石のN極とS極の密度は1mmあたり7極である。 [実施例2]実施例1と同様にして作った微小磁石を形
成した磁性シートラベルを脱磁する状況を図2に示し
た。図2はリング型磁気ヘッド2によって磁性シートラ
ベル1の脱磁を行う状況を示した原理図である。基材の
表面にリング型磁気ヘッド2を接触した状態で、直流を
流したリング型磁気ヘッド2を配向方向に300mm/
Sで走らせ、形成されていた微小磁石3を減磁界により
消磁した。この状態が図2に模式的に示されている。 [比較例1]実施例1と同様にして作った微小磁石を形
成する前の磁性シートラベルを、配向方向に300mm
/Sで走らせ、リング型磁気ヘッドに150Hzの交流
を流し1mmあたり1極の着磁を行った。他の条件は実
施例1と同一とした。 [評価]以上の各実施例及び比較例で得られた試料につ
いて、その付着力を評価するためにこの磁性シートラベ
ルと鉄等の磁性体との付着力を見る。具体的には短冊状
のシートラベルを鉄板の水平面に貼りつける。その後、
シートラベルの表面に接着した糸をバネ秤の先に引っか
けて鉛直方向に引っ張り、シートラベルの剥れる時の、
力を読み取り、その値をラベルの表面積で割った値であ
る。表1に、その結果を示す。
【0011】
【表1】
【0012】[評価結果]実施例1と比較例1の比較か
ら磁極密度とその付着力の関係がわかる。つまり、1m
mあたりに付着点が1点しかない比較例1の場合は、そ
の付着力の低さからラベル自身を支え切れなくなると考
えられる。また、実施例2より、一度多極着磁によって
形成された微小磁石による付着力を得たラベルが、直流
磁場により脱磁されて微小磁石が消滅して付着力がなく
なると考えられる。もちろん、実施例2のように脱磁し
てラベルを被付着体から剥がした場合には、被付着体の
表面には傷も、痕跡もなにも残らなかったことが確かめ
られた。
ら磁極密度とその付着力の関係がわかる。つまり、1m
mあたりに付着点が1点しかない比較例1の場合は、そ
の付着力の低さからラベル自身を支え切れなくなると考
えられる。また、実施例2より、一度多極着磁によって
形成された微小磁石による付着力を得たラベルが、直流
磁場により脱磁されて微小磁石が消滅して付着力がなく
なると考えられる。もちろん、実施例2のように脱磁し
てラベルを被付着体から剥がした場合には、被付着体の
表面には傷も、痕跡もなにも残らなかったことが確かめ
られた。
【0013】
【発明の効果】本発明で得られた磁性シートラベルは、
粘着ラベルで見られるような一度接着させた粘着ラベル
を剥離する時に、被着体に残る接着剤等の痕跡が何も残
ることがない。
粘着ラベルで見られるような一度接着させた粘着ラベル
を剥離する時に、被着体に残る接着剤等の痕跡が何も残
ることがない。
【図1】図1はリング型磁気ヘッドによって磁性シート
ラベルに多極着磁を行う状況を示した原理図。
ラベルに多極着磁を行う状況を示した原理図。
【図2】図2はリング型磁気ヘッドによって磁性シート
ラベルを脱磁を行う状況を示した原理図。
ラベルを脱磁を行う状況を示した原理図。
1 磁性シートラベル 2 リング型磁気ヘッド
Claims (3)
- 【請求項1】基材に一定方向に配向させた磁性層を設
け、磁性層と反対側の面を表示面とし、該磁性層がリン
グ型磁気ヘッド等の発生する交番磁界を用いた多極着磁
による付着力を有することを特徴とする磁性シートラベ
ル。 - 【請求項2】前記磁性シートラベルを物品に被着する直
前に、磁性層を多極着磁することを特徴とする請求項1
記載の磁性シートラベル。 - 【請求項3】前記磁性シートラベルに脱磁手段を作用さ
せて、前記磁性層を脱磁させることによって物品から該
磁性シートを脱着させることを特徴とする請求項1又は
2記載の磁性シートラベル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24504493A JPH07104670A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 磁性シートラベル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24504493A JPH07104670A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 磁性シートラベル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07104670A true JPH07104670A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17127750
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24504493A Pending JPH07104670A (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 磁性シートラベル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07104670A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7128798B2 (en) | 2000-11-26 | 2006-10-31 | Magaetnotes, Ltd. | Magnetic substrates, composition and method for making the same |
| US7338573B2 (en) | 2000-11-26 | 2008-03-04 | Magnetnotes, Ltd. | Magnetic substrates with high magnetic loading |
| CN108878095A (zh) * | 2018-09-01 | 2018-11-23 | 浙江行雨网络科技有限公司 | 一种无人值守超市自助结算商品的动态消磁装置 |
-
1993
- 1993-09-30 JP JP24504493A patent/JPH07104670A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7128798B2 (en) | 2000-11-26 | 2006-10-31 | Magaetnotes, Ltd. | Magnetic substrates, composition and method for making the same |
| US7338573B2 (en) | 2000-11-26 | 2008-03-04 | Magnetnotes, Ltd. | Magnetic substrates with high magnetic loading |
| CN108878095A (zh) * | 2018-09-01 | 2018-11-23 | 浙江行雨网络科技有限公司 | 一种无人值守超市自助结算商品的动态消磁装置 |
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