JPH0710468A - 物体移動装置 - Google Patents
物体移動装置Info
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- JPH0710468A JPH0710468A JP18350193A JP18350193A JPH0710468A JP H0710468 A JPH0710468 A JP H0710468A JP 18350193 A JP18350193 A JP 18350193A JP 18350193 A JP18350193 A JP 18350193A JP H0710468 A JPH0710468 A JP H0710468A
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 2
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- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Control And Safety Of Cranes (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 物体移動装置による物体の移動時に、吊上げ
あるいは積載した物体の落下等の事故発生の未然防止を
簡単な構成で達成すること。 【構成】 第1発明は、係止部22に係止されて吊り上
げられた物体の重量を吊上げ動作と同時に測定可能な重
量測定手段と、この測定手段にて測定した重量を外部に
表示する重量表示手段24とを設けた。第2発明は、更
に重量適否判定手段36及び過重量の場合に外部へ危険
を知らせる警告手段(26、28等)を設けた。第3発
明は、荷台44の少なくとも左右両側の荷重を測定する
重量測定器48と、重量の外部表示器と、更に左右の荷
重を比較して均衡状態を判定するバランス判定手段52
を設け、不均衡のときに外部へ危険を知らせるようにし
た。第4発明は、ブーム先端部16aにワイヤ20の所
定角以上の傾き検知するワイヤ傾斜検知手段72を設
け、その傾き検知により外部へ危険を知らせるようにし
た。
あるいは積載した物体の落下等の事故発生の未然防止を
簡単な構成で達成すること。 【構成】 第1発明は、係止部22に係止されて吊り上
げられた物体の重量を吊上げ動作と同時に測定可能な重
量測定手段と、この測定手段にて測定した重量を外部に
表示する重量表示手段24とを設けた。第2発明は、更
に重量適否判定手段36及び過重量の場合に外部へ危険
を知らせる警告手段(26、28等)を設けた。第3発
明は、荷台44の少なくとも左右両側の荷重を測定する
重量測定器48と、重量の外部表示器と、更に左右の荷
重を比較して均衡状態を判定するバランス判定手段52
を設け、不均衡のときに外部へ危険を知らせるようにし
た。第4発明は、ブーム先端部16aにワイヤ20の所
定角以上の傾き検知するワイヤ傾斜検知手段72を設
け、その傾き検知により外部へ危険を知らせるようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、物体移動装置、特にク
レーン、ホイストなどの物体吊上げ装置やトラック、フ
ォークリフトなどの物体を積載移動する装置の物体移動
時における安全確保のための構造に関するものである。
レーン、ホイストなどの物体吊上げ装置やトラック、フ
ォークリフトなどの物体を積載移動する装置の物体移動
時における安全確保のための構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から人力では移動不可能な重量の大
きい物体を移動するための装置としてクレーンやフォー
クリフトなどの物体移動装置が知られている。このよう
な物体移動装置では、許容範囲以上の過大な重量の物体
を移動させることによって生じる事故発生の危険性を解
消する必要があり、各装置の大きさや性能に基づき移動
時において安全を確保することのできる重量範囲とし
て、最大吊上げ重量や最大積載重量が予め設定され移動
作業の安全が図られている。従って、物体の移動を行う
作業者は、これら設定された安全な重量の範囲内で物体
の吊上げや物体の積載を行い、装置を作動させている。
きい物体を移動するための装置としてクレーンやフォー
クリフトなどの物体移動装置が知られている。このよう
な物体移動装置では、許容範囲以上の過大な重量の物体
を移動させることによって生じる事故発生の危険性を解
消する必要があり、各装置の大きさや性能に基づき移動
時において安全を確保することのできる重量範囲とし
て、最大吊上げ重量や最大積載重量が予め設定され移動
作業の安全が図られている。従って、物体の移動を行う
作業者は、これら設定された安全な重量の範囲内で物体
の吊上げや物体の積載を行い、装置を作動させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、製造さ
れた機械製品などのように予め重量が明確に判定できる
ものについては、安全許容範囲内の重量での作動を容易
に確保することができるが、岩石やコンクリート片など
の重量の明確でない物体の運搬時においては作業現場に
おいて移動すべき物体の個々の重量チェックを行うこと
ができず、吊り上げた物体の総重量の判定は困難であ
る。従って、作業者は、経験から重量の予測を行い移動
装置の作動を行うかあるいは移動すべき物体の重量を何
等考慮せずその移動作業を行っているのが現状である。
このような状況では、各装置の許容重量を越えた重量の
物体の移動作業を行っているおそれが高く、作業者やそ
の近傍にいる者にとっては危険な状態にある。現実に、
物体移動作業中の物体落下事故による災害が多く発生し
ている。
れた機械製品などのように予め重量が明確に判定できる
ものについては、安全許容範囲内の重量での作動を容易
に確保することができるが、岩石やコンクリート片など
の重量の明確でない物体の運搬時においては作業現場に
おいて移動すべき物体の個々の重量チェックを行うこと
ができず、吊り上げた物体の総重量の判定は困難であ
る。従って、作業者は、経験から重量の予測を行い移動
装置の作動を行うかあるいは移動すべき物体の重量を何
等考慮せずその移動作業を行っているのが現状である。
このような状況では、各装置の許容重量を越えた重量の
物体の移動作業を行っているおそれが高く、作業者やそ
の近傍にいる者にとっては危険な状態にある。現実に、
物体移動作業中の物体落下事故による災害が多く発生し
ている。
【0004】また、移動すべき物体の重量が各装置の許
容重量の範囲内であっても物体の移動時の設置や積載の
仕方によってはバランスを崩し移動作業に危険が生ずる
おそれもある。例えば、不均衡状態のまま移動し、方向
変換を行う場合等に移動装置が転倒したり、荷崩れする
という事故も多く発生している。更に、クレーンなどに
よる移動作業においては物体を吊り下げたワイヤが揺れ
たり、何かに引掛かって傾いたりすると物体の係止状態
が不安定となり、落下事故の原因となる。特に、ワイヤ
の傾きについては、吊り上げている物体側に作業者の注
意が向くため看過しがちである。従って、その作業は熟
練を要する危険な作業となっている。
容重量の範囲内であっても物体の移動時の設置や積載の
仕方によってはバランスを崩し移動作業に危険が生ずる
おそれもある。例えば、不均衡状態のまま移動し、方向
変換を行う場合等に移動装置が転倒したり、荷崩れする
という事故も多く発生している。更に、クレーンなどに
よる移動作業においては物体を吊り下げたワイヤが揺れ
たり、何かに引掛かって傾いたりすると物体の係止状態
が不安定となり、落下事故の原因となる。特に、ワイヤ
の傾きについては、吊り上げている物体側に作業者の注
意が向くため看過しがちである。従って、その作業は熟
練を要する危険な作業となっている。
【0005】本発明は、上記種々の問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、その目的は、物体
移動装置による物体の移動時に、吊上げあるいは積載し
た物体の落下等の事故の発生を未然に防止することので
きる簡単な構成の安全機構を有する物体移動装置を提供
することにある。
とを課題としてなされたものであり、その目的は、物体
移動装置による物体の移動時に、吊上げあるいは積載し
た物体の落下等の事故の発生を未然に防止することので
きる簡単な構成の安全機構を有する物体移動装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る物体移動装置は、移動すべき物体に
直接又は間接に係止される係止部と、該係止部の位置を
三次元方向に移動させる駆動部とを有し、前記係止部に
係止された物体を吊上げ移動する物体移動装置におい
て、前記係止部に係止されて吊り上げられた物体の重量
を吊上げ動作と同時に測定可能な重量測定手段と、該重
量測定手段にて測定した重量を外部に表示する重量表示
手段と、を備えたことを特徴とする。
め、請求項1に係る物体移動装置は、移動すべき物体に
直接又は間接に係止される係止部と、該係止部の位置を
三次元方向に移動させる駆動部とを有し、前記係止部に
係止された物体を吊上げ移動する物体移動装置におい
て、前記係止部に係止されて吊り上げられた物体の重量
を吊上げ動作と同時に測定可能な重量測定手段と、該重
量測定手段にて測定した重量を外部に表示する重量表示
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2に係る物体移動装置は、請
求項1に記載の物体移動装置において、前記重量測定手
段は、前記物体の重量に応じた電気信号を出力する変換
部及び該変換部からの信号に基づいて重量値を演算し重
量信号を出力する演算部とを有し、かつ該演算部からの
重量信号を受け、所定の安全値よりも重い重量を示す信
号か否かを判断し、重い場合には過重量信号を発信する
重量適否判定手段と、該重量適否判定手段からの過重量
信号を受け外部へ危険を知らせるための一又は二以上の
動作を行う警告手段と、を備えたことを特徴とする。
求項1に記載の物体移動装置において、前記重量測定手
段は、前記物体の重量に応じた電気信号を出力する変換
部及び該変換部からの信号に基づいて重量値を演算し重
量信号を出力する演算部とを有し、かつ該演算部からの
重量信号を受け、所定の安全値よりも重い重量を示す信
号か否かを判断し、重い場合には過重量信号を発信する
重量適否判定手段と、該重量適否判定手段からの過重量
信号を受け外部へ危険を知らせるための一又は二以上の
動作を行う警告手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】次に、請求項3に係る物体移動装置は、物
体を荷台に載置して運搬する物体移動装置において、前
記荷台の少なくとも進行方向の左右両側にそれぞれかか
る荷重をそれぞれ別個に測定し荷重信号を送出する重量
測定手段と、該重量測定手段にて測定した少なくとも左
右の重量及び合計重量を外部に表示する重量表示手段
と、前記重量測定手段からの左右それぞれの荷重信号を
受け、左右の荷重を比較して所定の安全値異常の差があ
る場合に不均衡信号を送出するバランス判定手段と、該
バランス判定手段からの不均衡信号を受け、外部へ危険
を知らせるための一又は二以上の動作を行う警告手段
と、を備えたことを特徴とする。
体を荷台に載置して運搬する物体移動装置において、前
記荷台の少なくとも進行方向の左右両側にそれぞれかか
る荷重をそれぞれ別個に測定し荷重信号を送出する重量
測定手段と、該重量測定手段にて測定した少なくとも左
右の重量及び合計重量を外部に表示する重量表示手段
と、前記重量測定手段からの左右それぞれの荷重信号を
受け、左右の荷重を比較して所定の安全値異常の差があ
る場合に不均衡信号を送出するバランス判定手段と、該
バランス判定手段からの不均衡信号を受け、外部へ危険
を知らせるための一又は二以上の動作を行う警告手段
と、を備えたことを特徴とする。
【0009】更に、請求項4に係る物体移動装置は、伸
縮可能なブームと、該ブームの先端部から垂下されたワ
イヤに取り付けられたフック部と、前記ブームの伸縮・
回動並びにワイヤの巻き取り・巻き戻しにより前記フッ
ク部を三次元方向に移動させる駆動手段と、を有し前記
フック部に物体を係止させて吊上げ移動を行う物体移動
装置において、前記ブームの先端部に常に地面に対し垂
直状態を維持するように設けられ前記垂下されたワイヤ
の回りをワイヤから所定間隔離れた位置で所定長さだけ
覆った筒状部材と、該筒状部材の内壁に設けられ、ワイ
ヤが内壁に接触したことを検知するワイヤ傾斜検知手段
と、該ワイヤ傾斜検知手段からの検知信号に基づき外部
へ危険を知らせるための一又は二以上の動作を行う警告
手段と、を備えたことを特徴とする。
縮可能なブームと、該ブームの先端部から垂下されたワ
イヤに取り付けられたフック部と、前記ブームの伸縮・
回動並びにワイヤの巻き取り・巻き戻しにより前記フッ
ク部を三次元方向に移動させる駆動手段と、を有し前記
フック部に物体を係止させて吊上げ移動を行う物体移動
装置において、前記ブームの先端部に常に地面に対し垂
直状態を維持するように設けられ前記垂下されたワイヤ
の回りをワイヤから所定間隔離れた位置で所定長さだけ
覆った筒状部材と、該筒状部材の内壁に設けられ、ワイ
ヤが内壁に接触したことを検知するワイヤ傾斜検知手段
と、該ワイヤ傾斜検知手段からの検知信号に基づき外部
へ危険を知らせるための一又は二以上の動作を行う警告
手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記請求項1に係る物体移動装置によれば、物
体を吊り上げると同時にその物体の重量を測定すること
ができ、かつ重量表示手段にて作業者及び/又はその近
傍の他の作業者はその重量を確認することができる。従
って、重量オーバーを迅速に知ることができ、危険回避
のための動作を迅速に取ることが可能となる。
体を吊り上げると同時にその物体の重量を測定すること
ができ、かつ重量表示手段にて作業者及び/又はその近
傍の他の作業者はその重量を確認することができる。従
って、重量オーバーを迅速に知ることができ、危険回避
のための動作を迅速に取ることが可能となる。
【0011】次に、請求項2に係る物体移動装置によれ
ば、変換部及び演算部にて測定した重量信号に応じて過
重量判定手段が適正重量を越えたか否かを判断し、越え
ている場合には警告手段によって外部に危険が知らされ
る。例えば、装置自体の作動を停止させたり警報音や警
報ランプの点滅等を行って作業者に注意を促すことがで
きる。従って、作業者が重量の判断を怠ったような場合
や、上記表示器を見落したような場合であっても装置が
自動的に過重量を検知し作業者にそれを確実に知らしめ
ることができる。
ば、変換部及び演算部にて測定した重量信号に応じて過
重量判定手段が適正重量を越えたか否かを判断し、越え
ている場合には警告手段によって外部に危険が知らされ
る。例えば、装置自体の作動を停止させたり警報音や警
報ランプの点滅等を行って作業者に注意を促すことがで
きる。従って、作業者が重量の判断を怠ったような場合
や、上記表示器を見落したような場合であっても装置が
自動的に過重量を検知し作業者にそれを確実に知らしめ
ることができる。
【0012】また、請求項3に係る物体移動装置によれ
ば、その移動装置の荷台に物体を載置したときに、荷台
の進行方向のすくなくとも左右両側それぞれにかかる荷
重を測定し外部表示することができる。そして、この左
右両側の荷重から物体の全体重量を把握することがで
き、更に、左右の荷重の差を検出し、安全値を越える差
になっている場合には、不均衡状態を検知して上記請求
項2と同様に作業者等に危険状態を知らしめることがで
きる。従って、物体の荷積作業に熟練した者でない場合
でも荷積状態のアンバランスを装置が自動的に判定し、
種々の警告動作がなされるので、荷積作業自体を適正に
行うことができる。すなわち、アンバランス状態での運
搬を未然に防ぐことができる。
ば、その移動装置の荷台に物体を載置したときに、荷台
の進行方向のすくなくとも左右両側それぞれにかかる荷
重を測定し外部表示することができる。そして、この左
右両側の荷重から物体の全体重量を把握することがで
き、更に、左右の荷重の差を検出し、安全値を越える差
になっている場合には、不均衡状態を検知して上記請求
項2と同様に作業者等に危険状態を知らしめることがで
きる。従って、物体の荷積作業に熟練した者でない場合
でも荷積状態のアンバランスを装置が自動的に判定し、
種々の警告動作がなされるので、荷積作業自体を適正に
行うことができる。すなわち、アンバランス状態での運
搬を未然に防ぐことができる。
【0013】さらに、請求項4に係る物体移動装置によ
れば、クレーンなどの吊上げ式の物体移動装置におい
て、ワイヤに取り付けられたフック部に物体を係止させ
て運搬移動する際にワイヤが揺れたり、傾斜して危険状
態となった時に、ワイヤを覆った筒体内に設置されたセ
ンサーによりこの揺れを検知し、自動的に作業者に危険
を知らせることができる。従って、ワイヤの揺れや傾き
を作業者が看過することを有効に防止することができ、
移動時の物体の落下等を有効に回避することができる。
れば、クレーンなどの吊上げ式の物体移動装置におい
て、ワイヤに取り付けられたフック部に物体を係止させ
て運搬移動する際にワイヤが揺れたり、傾斜して危険状
態となった時に、ワイヤを覆った筒体内に設置されたセ
ンサーによりこの揺れを検知し、自動的に作業者に危険
を知らせることができる。従って、ワイヤの揺れや傾き
を作業者が看過することを有効に防止することができ、
移動時の物体の落下等を有効に回避することができる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図1は、物体を吊上げ移動する移動
装置としてのクレーンに本発明が応用された例が示され
ている。図示のように、クレーン10は、クレーン本体
12に内蔵された駆動系により回転運動される旋回ポス
ト14及びその上端に取り付けられ、同じく駆動系によ
り伸縮される多段ブーム16を有している。この多段ブ
ーム16は、起伏シリンダ18によってその傾斜が調整
される。また、多段ブーム16の先端部16aからはワ
イヤ20が垂下され、その下端部にフック部22か設け
られている。そして、このフック部22にワイヤを介し
てあるいは直接、移動すべき物体を係止させるものであ
る。
て詳細に説明する。図1は、物体を吊上げ移動する移動
装置としてのクレーンに本発明が応用された例が示され
ている。図示のように、クレーン10は、クレーン本体
12に内蔵された駆動系により回転運動される旋回ポス
ト14及びその上端に取り付けられ、同じく駆動系によ
り伸縮される多段ブーム16を有している。この多段ブ
ーム16は、起伏シリンダ18によってその傾斜が調整
される。また、多段ブーム16の先端部16aからはワ
イヤ20が垂下され、その下端部にフック部22か設け
られている。そして、このフック部22にワイヤを介し
てあるいは直接、移動すべき物体を係止させるものであ
る。
【0015】本実施例では、フック部22に移動物体を
係止させ、駆動系の作動によりつりあげ動作を開始し、
物体が吊り上げられると同時にこの物体の重量を検出す
る手段として、ロードセルが多段ブーム16の先端部1
6aに設置されている(図示せず)。このロードセル
は、例えばワイヤ20を支持するプーリー等の支持部材
の下部でこの支持部材にかかるの荷重全体を受けるよう
に設置される。すなわちプーリー等の軸受部にかかる重
量を測定し得るように、その軸受部の下部に設置され
る。なお、ロードセルとしては歪ゲージ式、静電容量式
さらには圧電気機式などの種々のロードセルを用いるこ
とが可能である。そして、ロードセルにて検出した結果
はクレーン本体12の作業者用のディスプレイに設けら
れた表示器24に重量表示として表示される。この表示
により、クレーンを作動させている作業者は対象物体を
吊り上げると同時にその重量を認識することができ、そ
の重量が許容範囲内であるか否かを判断して危険の回避
を迅速に行うことが可能である。
係止させ、駆動系の作動によりつりあげ動作を開始し、
物体が吊り上げられると同時にこの物体の重量を検出す
る手段として、ロードセルが多段ブーム16の先端部1
6aに設置されている(図示せず)。このロードセル
は、例えばワイヤ20を支持するプーリー等の支持部材
の下部でこの支持部材にかかるの荷重全体を受けるよう
に設置される。すなわちプーリー等の軸受部にかかる重
量を測定し得るように、その軸受部の下部に設置され
る。なお、ロードセルとしては歪ゲージ式、静電容量式
さらには圧電気機式などの種々のロードセルを用いるこ
とが可能である。そして、ロードセルにて検出した結果
はクレーン本体12の作業者用のディスプレイに設けら
れた表示器24に重量表示として表示される。この表示
により、クレーンを作動させている作業者は対象物体を
吊り上げると同時にその重量を認識することができ、そ
の重量が許容範囲内であるか否かを判断して危険の回避
を迅速に行うことが可能である。
【0016】さらに、本実施例では上記ロードセルによ
る重量検知に基づいて種々の安全手段が設けられてい
る。まず、ブーム16の先端部16aには、吊り上げら
れた物体の重量が許容される最大重量を越えている場合
に点滅する警告ランプ26が設置され、クレーン本体1
2には同時に警報音を発する音声発生器28が設置され
ている。これらの警報手段により視覚的及び聴覚的に外
部作業者に危険を知らしめることが可能となっている。
さらに、作業者がこの危険発生時に迅速に対応しない場
合には、クレーン本体12内の駆動系が停止するよう制
御される。
る重量検知に基づいて種々の安全手段が設けられてい
る。まず、ブーム16の先端部16aには、吊り上げら
れた物体の重量が許容される最大重量を越えている場合
に点滅する警告ランプ26が設置され、クレーン本体1
2には同時に警報音を発する音声発生器28が設置され
ている。これらの警報手段により視覚的及び聴覚的に外
部作業者に危険を知らしめることが可能となっている。
さらに、作業者がこの危険発生時に迅速に対応しない場
合には、クレーン本体12内の駆動系が停止するよう制
御される。
【0017】図2は、上記実施例に係るクレーンの安全
制御部分の構成を示すブロック図である。図示のよう
に、ブーム先端部16aに設置されたロードセル30に
は増幅器32が接続されており、吊り上げられた物体の
重量に応じた電圧信号S1が増幅器32に送られる。増
幅器32にはA/D変換器34が接続されており、増幅
された信号S2がデジタル信号に変換される。A/D変
換器34は、CPU36に接続されており、CPU36
ではA/D変換器34からのデジタル信号S3に基づい
て種々の演算を行う。
制御部分の構成を示すブロック図である。図示のよう
に、ブーム先端部16aに設置されたロードセル30に
は増幅器32が接続されており、吊り上げられた物体の
重量に応じた電圧信号S1が増幅器32に送られる。増
幅器32にはA/D変換器34が接続されており、増幅
された信号S2がデジタル信号に変換される。A/D変
換器34は、CPU36に接続されており、CPU36
ではA/D変換器34からのデジタル信号S3に基づい
て種々の演算を行う。
【0018】まず、CPU36はフック部22に吊り下
げられた物体の重量を演算し、クレーン本体12の表示
器24に重量表示として表示させる。そして、この重量
に基づきクレーン10が安全に吊上げ移動し得る最大重
量を越えているか否かを比較判定する。そして、物体の
重量が許容最大重量を越えている場合には、警報ランプ
26や音声発生器28などの作動を行う警報作動部38
に動作信号を送る。さらに、CPU36は警告作動部3
8への駆動信号を発した後所定時間内に重量超過状態が
回避されない場合には、クレーン本体12内の駆動系4
0に信号を送り駆動系40の動作を停止させる(クレー
ン自体の動作を停止させる)。このように、物体吊上げ
動作時において物体の重量超過を迅速に作業者に知らし
めることができ、作業者において適切な対応ができない
場合においても、最終的にその移動装置の動作を停止さ
せるので、作業者はそれ以上重量超過状態のまま作業を
行うことができなくなり、事故の発生の未然防止がより
確実なものとなる。
げられた物体の重量を演算し、クレーン本体12の表示
器24に重量表示として表示させる。そして、この重量
に基づきクレーン10が安全に吊上げ移動し得る最大重
量を越えているか否かを比較判定する。そして、物体の
重量が許容最大重量を越えている場合には、警報ランプ
26や音声発生器28などの作動を行う警報作動部38
に動作信号を送る。さらに、CPU36は警告作動部3
8への駆動信号を発した後所定時間内に重量超過状態が
回避されない場合には、クレーン本体12内の駆動系4
0に信号を送り駆動系40の動作を停止させる(クレー
ン自体の動作を停止させる)。このように、物体吊上げ
動作時において物体の重量超過を迅速に作業者に知らし
めることができ、作業者において適切な対応ができない
場合においても、最終的にその移動装置の動作を停止さ
せるので、作業者はそれ以上重量超過状態のまま作業を
行うことができなくなり、事故の発生の未然防止がより
確実なものとなる。
【0019】図3乃至図5は、物体を荷台に載置して所
定位置まで運搬移動する移動装置としてトラック及びフ
ォークリフトに本発明を応用した例が示されている。ト
ラック42の荷台44の台板46下部には重量測定器4
8が、同図(B)に示したように荷台44の四方に4ヵ
所及びほぼ中央位置に1ヵ所の計5箇所に設置されてい
る。この5つの重量測定器48a〜48eの測定重量の
合計が荷台44に積載された物体の総重量を示すことと
なる。なお、上記各荷重は、トラックの運転席前方のパ
ネルなどに配置された表示器54にて表示される。
定位置まで運搬移動する移動装置としてトラック及びフ
ォークリフトに本発明を応用した例が示されている。ト
ラック42の荷台44の台板46下部には重量測定器4
8が、同図(B)に示したように荷台44の四方に4ヵ
所及びほぼ中央位置に1ヵ所の計5箇所に設置されてい
る。この5つの重量測定器48a〜48eの測定重量の
合計が荷台44に積載された物体の総重量を示すことと
なる。なお、上記各荷重は、トラックの運転席前方のパ
ネルなどに配置された表示器54にて表示される。
【0020】本実施例の特徴的事項は、四方に配置され
た重量測定器48a〜48dによって積載状態のバラン
スが良好であるか否かを検知するようにしたことであ
る。すなわち、測定装置48a、48cにより荷台44
の左側にかかる荷重を測定し、測定器48b及び48d
により右側の荷重を測定することができる。さらに、本
実施例では荷台44の前方側と後方側の積載の重量バラ
ンスのチェックも行うことが可能である。すなわち、測
定器48a、48bにより前方側を、測定器48c、4
8dにより後方側の荷重を検出することができるので、
前後方向のバランスチェックが可能である。
た重量測定器48a〜48dによって積載状態のバラン
スが良好であるか否かを検知するようにしたことであ
る。すなわち、測定装置48a、48cにより荷台44
の左側にかかる荷重を測定し、測定器48b及び48d
により右側の荷重を測定することができる。さらに、本
実施例では荷台44の前方側と後方側の積載の重量バラ
ンスのチェックも行うことが可能である。すなわち、測
定器48a、48bにより前方側を、測定器48c、4
8dにより後方側の荷重を検出することができるので、
前後方向のバランスチェックが可能である。
【0021】また、上記のように左右及び前後の積載状
態の重量バランスのチェックに基づきこれを外部に表示
するための手段として、荷台44の四方に警報器50a
〜50dが設けられている。これら警報器50は、光の
点滅を行うランプ及び信号音を発する小型スピーカーか
ら構成されている。そして、他の場所に比べ所定の割合
以上重いかあるいは軽い場合にその部分の警報器50
(4箇所のいずれか)を点滅させるようにしている。例
えば、前後方向のみのバランスが悪い場合には、前方の
2つの警報器50a、50bまたは後方の警報器50c
及び50dを動作させ、左右方向のバランスが悪い場合
には、50a、50c又は50b、50dを動作させる
ようにしている。
態の重量バランスのチェックに基づきこれを外部に表示
するための手段として、荷台44の四方に警報器50a
〜50dが設けられている。これら警報器50は、光の
点滅を行うランプ及び信号音を発する小型スピーカーか
ら構成されている。そして、他の場所に比べ所定の割合
以上重いかあるいは軽い場合にその部分の警報器50
(4箇所のいずれか)を点滅させるようにしている。例
えば、前後方向のみのバランスが悪い場合には、前方の
2つの警報器50a、50bまたは後方の警報器50c
及び50dを動作させ、左右方向のバランスが悪い場合
には、50a、50c又は50b、50dを動作させる
ようにしている。
【0022】もちろん、四方のうち一方だけに重量の偏
りがある場合には、一ヵ所のみの警報器50を動作させ
ることが可能である。なお、荷台44の中央に配置され
た重量測定器48eは、バランスチェックのためには特
に機能しないが、荷台44に積まれた物体の総重量をよ
り正確に把握するために機能している。
りがある場合には、一ヵ所のみの警報器50を動作させ
ることが可能である。なお、荷台44の中央に配置され
た重量測定器48eは、バランスチェックのためには特
に機能しないが、荷台44に積まれた物体の総重量をよ
り正確に把握するために機能している。
【0023】図4は、上記図3に示したトラックの安全
制御部分の全体構成を示すブロック図である。図示のよ
うに、5箇所の重量測定器48a〜48eからの重量検
知信号は、CPU52に送られ、CPU52ではこれを
演算し総重量を表示器54にて表示させるための信号を
送る。また、CPU52は、四方の測定器48a〜48
dの荷重を比較演算し、前後左右並びに四方それぞれの
バランスをチェックし、そのアンバランス状態に対応し
た信号を警告作動部56に送り、この警告作動部56は
その信号に基づき各警報器50a〜50dを作動させ、
ランプ点灯、警報音発生を行う。
制御部分の全体構成を示すブロック図である。図示のよ
うに、5箇所の重量測定器48a〜48eからの重量検
知信号は、CPU52に送られ、CPU52ではこれを
演算し総重量を表示器54にて表示させるための信号を
送る。また、CPU52は、四方の測定器48a〜48
dの荷重を比較演算し、前後左右並びに四方それぞれの
バランスをチェックし、そのアンバランス状態に対応し
た信号を警告作動部56に送り、この警告作動部56は
その信号に基づき各警報器50a〜50dを作動させ、
ランプ点灯、警報音発生を行う。
【0024】例えば、このCPU52の演算としては、
各測定器48からの信号に基づく総重量の加算演算、 前方測定器(48a、48b)の信号に基づく重量と
後方測定器(48c、48d)の信号に基づく重量の比
較演算、 左側測定器(48a、48c)の信号に基づく重量と
右側測定器(48b、48d)の信号に基づく重量の比
較演算、 各測定器毎の信号に基づく重量の総重量との比較演
算、他の測定器の信号に基づく重量との比較演算などで
ある。
各測定器48からの信号に基づく総重量の加算演算、 前方測定器(48a、48b)の信号に基づく重量と
後方測定器(48c、48d)の信号に基づく重量の比
較演算、 左側測定器(48a、48c)の信号に基づく重量と
右側測定器(48b、48d)の信号に基づく重量の比
較演算、 各測定器毎の信号に基づく重量の総重量との比較演
算、他の測定器の信号に基づく重量との比較演算などで
ある。
【0025】図5は、フォークリフトに本発明を応用し
た例が示されている。図示のように、フォークリフト6
0には、移動すべき物体を下方から持ち上げ支持するた
めの2本のアーム62a、62bが設けられており、こ
の2本のアーム62を下方から上方へ上昇移動させ物体
を持ち上げた状態で運搬するものである。本実施例で
は、2本のアーム62a、62bそれぞれに掛る荷重を
それぞれ別個に測定する重量測定器64a、64bが設
けられており、これら測定器64によって持ち上げた物
体の総重量並びに持ち上げた状態での重量バランスをチ
ッェクすることができる。そして、この総重量並びに左
右のバランス状態は運転席前方のディスプレイに設置さ
れた表示器66に表示される。これにより、移動すべき
物体が左右いずれかの方向に偏った状態で持ち上げられ
た時に、運転者はこれを瞬時に検知することができる。
また、所定値以上の偏り状態の場合には、運転席前方の
警報器68から警報音の発信並びに警報ランプの点滅を
行うようにしている。これにより、アンバランス状態で
物体を持ち上げ、そのまま方向変換をするような場合に
生じる物体の落下を有効に防止することが可能であり、
物体落下による被害の発生を未然に防止することができ
る。
た例が示されている。図示のように、フォークリフト6
0には、移動すべき物体を下方から持ち上げ支持するた
めの2本のアーム62a、62bが設けられており、こ
の2本のアーム62を下方から上方へ上昇移動させ物体
を持ち上げた状態で運搬するものである。本実施例で
は、2本のアーム62a、62bそれぞれに掛る荷重を
それぞれ別個に測定する重量測定器64a、64bが設
けられており、これら測定器64によって持ち上げた物
体の総重量並びに持ち上げた状態での重量バランスをチ
ッェクすることができる。そして、この総重量並びに左
右のバランス状態は運転席前方のディスプレイに設置さ
れた表示器66に表示される。これにより、移動すべき
物体が左右いずれかの方向に偏った状態で持ち上げられ
た時に、運転者はこれを瞬時に検知することができる。
また、所定値以上の偏り状態の場合には、運転席前方の
警報器68から警報音の発信並びに警報ランプの点滅を
行うようにしている。これにより、アンバランス状態で
物体を持ち上げ、そのまま方向変換をするような場合に
生じる物体の落下を有効に防止することが可能であり、
物体落下による被害の発生を未然に防止することができ
る。
【0026】上記フォークリフト60の安全制御機構に
ついては、図2や図4に示した構成と基本的に同様であ
り、重量測定器64a、64bからの重量信号をフォー
クリフト本体に装填されているCPUで受け、これを比
較演算し、その結果に基づいて表示器66に表示され、
更に警報器68の作動や装置自体の停止という警告動作
が行われる。なお、このフォークリフト60について
も、上記図3、図4に示したトラックと同様に、アーム
62前後左右の4ヵ所にかかる荷重を測定できるよう
に、重量測定器64をアーム62の先端側に設置するこ
とも可能である。例えば、アーム62の本体部材の上面
に薄い硬質のプレート材を設け、そのプレート材と前記
本体部材との間で、かつ前後に荷重測定可能な重量測定
器を配置することによって設置が可能である。それら重
量測定器からの測定値に基づく種々の演算は、上記図4
で説明したのと同様に設置されたCPUによって行われ
る。
ついては、図2や図4に示した構成と基本的に同様であ
り、重量測定器64a、64bからの重量信号をフォー
クリフト本体に装填されているCPUで受け、これを比
較演算し、その結果に基づいて表示器66に表示され、
更に警報器68の作動や装置自体の停止という警告動作
が行われる。なお、このフォークリフト60について
も、上記図3、図4に示したトラックと同様に、アーム
62前後左右の4ヵ所にかかる荷重を測定できるよう
に、重量測定器64をアーム62の先端側に設置するこ
とも可能である。例えば、アーム62の本体部材の上面
に薄い硬質のプレート材を設け、そのプレート材と前記
本体部材との間で、かつ前後に荷重測定可能な重量測定
器を配置することによって設置が可能である。それら重
量測定器からの測定値に基づく種々の演算は、上記図4
で説明したのと同様に設置されたCPUによって行われ
る。
【0027】図6は、本願の他の発明に係る安全装置を
装填したクレーンのブーム先端部16aの部分を示して
いる。図示のように、先端部16aから垂下されている
ワイヤ20の周囲には筒状のワイヤ傾斜検出器70が設
けられている。このワイヤ傾斜検出器70は、ブーム先
端部16aの下方位置にピン71にて揺動自在に取り付
けられ、ブーム16の傾斜にかかわらず常に地面に垂直
な状態が保持される。そして、ワイヤ20から所定間隔
をおいてその周囲を囲んでいる内周壁の下方位置にはタ
ッチセンサ72が配置されている。このタッチセンサ7
2は、ワイヤがいずれかの方向に傾いてこのタッチセン
サ72に触れた場合にこれを検知し、クレーン本体部1
2側に設けられた制御部にこのワイヤ傾斜検出信号を送
るものである。
装填したクレーンのブーム先端部16aの部分を示して
いる。図示のように、先端部16aから垂下されている
ワイヤ20の周囲には筒状のワイヤ傾斜検出器70が設
けられている。このワイヤ傾斜検出器70は、ブーム先
端部16aの下方位置にピン71にて揺動自在に取り付
けられ、ブーム16の傾斜にかかわらず常に地面に垂直
な状態が保持される。そして、ワイヤ20から所定間隔
をおいてその周囲を囲んでいる内周壁の下方位置にはタ
ッチセンサ72が配置されている。このタッチセンサ7
2は、ワイヤがいずれかの方向に傾いてこのタッチセン
サ72に触れた場合にこれを検知し、クレーン本体部1
2側に設けられた制御部にこのワイヤ傾斜検出信号を送
るものである。
【0028】このようなワイヤ20の傾斜を検知した制
御部は、上記各実施例に示したような警告作動部を動作
させ、警報音を発したり、警報ランプを点灯したり、更
にクレーンの作動を停止さる。これにより、危険を知ら
せ、作業者に危険回避動作を促すことができるものであ
る。すなわち、吊上げ移動をしている物体が他の部分に
引っ掛った状態となっている場合や物体を吊り下げたワ
イヤが必要以上に揺れている場合などには、物体の落下
や近傍の構成物の破壊などの危険が生ずるが、これを迅
速に検知して作業者に知らせ、事故を未然に回避するこ
とができる。
御部は、上記各実施例に示したような警告作動部を動作
させ、警報音を発したり、警報ランプを点灯したり、更
にクレーンの作動を停止さる。これにより、危険を知ら
せ、作業者に危険回避動作を促すことができるものであ
る。すなわち、吊上げ移動をしている物体が他の部分に
引っ掛った状態となっている場合や物体を吊り下げたワ
イヤが必要以上に揺れている場合などには、物体の落下
や近傍の構成物の破壊などの危険が生ずるが、これを迅
速に検知して作業者に知らせ、事故を未然に回避するこ
とができる。
【0029】なお、本発明は、上記各実施例の構成に限
定されるものではなく、発明の範囲内で種々の変形が可
能である。上記各実施例に配置した重量測定器は、ロー
ドセルなどの電子的測定器に限定されるものではなく、
何らかの手段で重量を正確に測定することができるもの
であれば、他の測定器を用いることが可能である。ま
た、その取付位置は、ブーム先端部16aに限られず、
物体の総荷重を受け得る部分であればたの箇所でも良
い。さらに、上記各警報器の警報音は、信号音だけでな
く重量オーバーであることを伝える声であっても良い。
定されるものではなく、発明の範囲内で種々の変形が可
能である。上記各実施例に配置した重量測定器は、ロー
ドセルなどの電子的測定器に限定されるものではなく、
何らかの手段で重量を正確に測定することができるもの
であれば、他の測定器を用いることが可能である。ま
た、その取付位置は、ブーム先端部16aに限られず、
物体の総荷重を受け得る部分であればたの箇所でも良
い。さらに、上記各警報器の警報音は、信号音だけでな
く重量オーバーであることを伝える声であっても良い。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明に係る
物体移動装置によれば、物体の吊上げ時にその重量を検
出し作業者がこれを迅速に認識することができるので、
許容最大重量を越えているような物体を吊り上げたこと
が作業者に知らされるので、危険回避動作を直ちに行う
ことができる。従って、過重量状態での作業に起因する
事故の発生を有効に防止することができる。第2の発明
に係る物体移動装置によれば、吊り上げた物体の重量を
迅速に検知するとともに許容最大重量を越えている場合
には、重量表示だけでなく外部への警告動作が自動的に
行われるので、作業者の過重量状態の認知をより確実な
ものとすることができ、危険回避もより確実に行うこと
ができる。第3の発明に係る物体移動装置によれば、荷
台に載置された物体の重量及び載置状態の重量バランス
を迅速に検知することができ、さらに所定の程度を越え
る不均衡状態の場合には、外部にこれを知らせる警告動
作が自動的に行われるので、作業者は危険状態を迅速に
解消することが可能となり、事故の発生が有効に防止さ
れる。さらに第4の発明に係る物体移動装置によれば、
吊り上げた状態でのワイヤの傾きを迅速に検知すること
ができ、ワイヤの揺動や他の部材への引っ掛り状態を早
期に作業者に知らせることができる。これにより、ワイ
ヤの傾斜に起因する物体の落下などの事故防止に貢献す
ることができる。
物体移動装置によれば、物体の吊上げ時にその重量を検
出し作業者がこれを迅速に認識することができるので、
許容最大重量を越えているような物体を吊り上げたこと
が作業者に知らされるので、危険回避動作を直ちに行う
ことができる。従って、過重量状態での作業に起因する
事故の発生を有効に防止することができる。第2の発明
に係る物体移動装置によれば、吊り上げた物体の重量を
迅速に検知するとともに許容最大重量を越えている場合
には、重量表示だけでなく外部への警告動作が自動的に
行われるので、作業者の過重量状態の認知をより確実な
ものとすることができ、危険回避もより確実に行うこと
ができる。第3の発明に係る物体移動装置によれば、荷
台に載置された物体の重量及び載置状態の重量バランス
を迅速に検知することができ、さらに所定の程度を越え
る不均衡状態の場合には、外部にこれを知らせる警告動
作が自動的に行われるので、作業者は危険状態を迅速に
解消することが可能となり、事故の発生が有効に防止さ
れる。さらに第4の発明に係る物体移動装置によれば、
吊り上げた状態でのワイヤの傾きを迅速に検知すること
ができ、ワイヤの揺動や他の部材への引っ掛り状態を早
期に作業者に知らせることができる。これにより、ワイ
ヤの傾斜に起因する物体の落下などの事故防止に貢献す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るクレーンの概略構成図である。
【図2】図1の実施例の安全機構の全体構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】(A)及び(B)は実施例に係るトラックの概
略全体構成図及び荷台の概略平面図である。
略全体構成図及び荷台の概略平面図である。
【図4】図3の実施例の安全機構の全体構成を示す概略
ブロック図である。
ブロック図である。
【図5】実施例に係るフォークリフトの概略全体構成図
である。
である。
【図6】実施例に係るクレーンのブーム先端部の概略構
成図である。
成図である。
16 多段ブーム 20 ワイヤ 22 フック部 26 警報ランプ 28 音声発生器 48 64 重量測定器 50 68 警報器 24 66 表示器 72 タッチセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B66C 23/90 H 9037−3F B 9037−3F B66F 9/24 M 7515−3F
Claims (4)
- 【請求項1】 移動すべき物体に直接又は間接に係止さ
れる係止部と、該係止部の位置を三次元方向に移動させ
る駆動部とを有し、前記係止部に係止された物体を吊上
げ移動する物体移動装置において、 前記係止部に係止されて吊り上げられた物体の重量を吊
上げ動作と同時に測定可能な重量測定手段と、 該重量測定手段にて測定した重量を外部に表示する重量
表示手段と、 を備えたことを特徴とする物体移動装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の物体移動装置におい
て、 前記重量測定手段は、前記物体の重量に応じた電気信号
を出力する変換部及び該変換部からの信号に基づいて重
量値を演算し重量信号を出力する演算部とを有し、 かつ該演算部からの重量信号を受け、所定の安全値より
も重い重量を示す信号か否かを判断し、重い場合には過
重量信号を発信する重量適否判定手段と、 該重量適否判定手段からの過重量信号を受け外部へ危険
を知らせるための一又は二以上の動作を行う警告手段
と、 を備えたことを特徴とする物体移動装置。 - 【請求項3】 物体を荷台に載置して運搬する物体移動
装置において、 前記荷台の少なくとも進行方向の左右両側にそれぞれか
かる荷重をそれぞれ別個に測定し荷重信号を送出する重
量測定手段と、 該重量測定手段にて測定した少なくとも左右の重量及び
合計重量を外部に表示する重量表示手段と、 前記重量測定手段からの左右それぞれの荷重信号を受
け、左右の荷重を比較して所定の安全値異常の差がある
場合に不均衡信号を送出するバランス判定手段と、 該バランス判定手段からの不均衡信号を受け、外部へ危
険を知らせるための一又は二以上の動作を行う警告手段
と、 を備えたことを特徴とする物体移動装置。 - 【請求項4】 伸縮可能なブームと、該ブームの先端部
から垂下されたワイヤに取り付けられたフック部と、前
記ブームの伸縮・回動並びにワイヤの巻き取り・巻き戻
しにより前記フック部を三次元方向に移動させる駆動手
段と、を有し前記フック部に物体を係止させて吊上げ移
動を行う物体移動装置において、 前記ブームの先端部に常に地面に対し垂直状態を維持す
るように設けられ前記垂下されたワイヤの回りをワイヤ
から所定間隔離れた位置で所定長さだけ覆った筒状部材
と、 該筒状部材の内壁に設けられ、ワイヤが内壁に接触した
ことを検知するワイヤ傾斜検知手段と、 該ワイヤ傾斜検知手段からの検知信号に基づき外部へ危
険を知らせるための一又は二以上の動作を行う警告手段
と、 を備えたことを特徴とする物体移動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18350193A JPH0710468A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 物体移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18350193A JPH0710468A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 物体移動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0710468A true JPH0710468A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=16136937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18350193A Pending JPH0710468A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 物体移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710468A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006250582A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 荷重センサ付きrfidタグ |
| JP2011116510A (ja) * | 2009-12-03 | 2011-06-16 | Tsubakimoto Chain Co | ハンガー品仕分けシステム |
| KR101908294B1 (ko) * | 2018-02-06 | 2018-10-16 | 주식회사 누리종합기술단 | 탁수 여과 및 모래 유출 방지용 개비온 |
| CN114084799A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-02-25 | 徐州建机工程机械有限公司 | 一种塔机多起升同步安全性控制的三重保护系统及方法 |
| JP2022133617A (ja) * | 2021-03-02 | 2022-09-14 | 極東開発工業株式会社 | 車両 |
| CN117430024A (zh) * | 2022-07-13 | 2024-01-23 | 中冶宝钢技术服务有限公司 | 一种自动化行车吊物运行安全报警系统及安全报警方法 |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP18350193A patent/JPH0710468A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006250582A (ja) * | 2005-03-08 | 2006-09-21 | Hitachi Plant Technologies Ltd | 荷重センサ付きrfidタグ |
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| CN114084799A (zh) * | 2021-11-22 | 2022-02-25 | 徐州建机工程机械有限公司 | 一种塔机多起升同步安全性控制的三重保护系统及方法 |
| CN117430024A (zh) * | 2022-07-13 | 2024-01-23 | 中冶宝钢技术服务有限公司 | 一种自动化行车吊物运行安全报警系统及安全报警方法 |
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