JPH0710522A - 複合酸化物ゾルの製造方法 - Google Patents

複合酸化物ゾルの製造方法

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JPH0710522A
JPH0710522A JP17098793A JP17098793A JPH0710522A JP H0710522 A JPH0710522 A JP H0710522A JP 17098793 A JP17098793 A JP 17098793A JP 17098793 A JP17098793 A JP 17098793A JP H0710522 A JPH0710522 A JP H0710522A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 第1工程では、珪酸塩と無機化合物のアルカ
リ水溶液を個別に調製するか、または、混合水溶液を調
製しておき、この水溶液を目的とする複合酸化物の複合
割合に応じて、pH10以上のアルカリ水溶液中に撹拌
しながら徐々に添加する。第2工程では、前記複合酸化
物からなるコロイド粒子から、珪素と酸素以外の元素の
少なくとも一部を鉱酸や有機酸を用いて溶解除去した
り、あるいは、陽イオン交換樹脂と接触させてイオン交
換除去することにより、一層、多孔質で比表面積の大き
いコロイド粒子を得る。ただし、過度の除去はコロイド
粒子の強度を弱めるので、無機酸化物に対するシリカの
複合割合(モル比)は、最終的に1000以下にするの
がよい。 【効果】 簡易な製造プロセスにより、多孔質の複合酸
化物微粒子が分散したゾルを得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリカと他の無機酸化
物とからなる複合酸化物ゾルの製造方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から、シリカとアルミナ、ジルコニ
ア等との複合酸化物ゾルは公知であり、種々の触媒原料
等として用いられている。これらのゾルに分散している
複合酸化物粒子は、いずれも粒子内部に殆ど細孔を持た
ない無孔質の粒子であり、その比表面積は小さく、一般
に微粒子の平均粒径をDp(nm)で表した場合、比表面積
S(m2/g)の値は、3000/Dp(nm)未満である。
【0003】また、例えば、特公昭59−17047号
公報には、触媒組成物の前駆体としての無定形アルミノ
シリケートゾルの製造法が開示されており、同公報記載
の製造法によれば、ヒールゾル溶液のpHを厳密に制御
して粒子成長を行い、3〜90nmの無孔質のコロイド
粒子が分散したゾルを得、次いで、この無孔質粒子のゾ
ルを乾燥させ、多孔質の集塊粒子を構成することによっ
て、大きな比表面積の粉末を得ることに成功している。
しかしながら、上記製造方法で得られるゾルのコロイド
粒子自体は無孔質であるから、その複合酸化物ゾルの用
途も制限されたものとならざるを得ない。
【0004】
【発明の目的】本発明者等は先に、比表面積が大きく多
孔質の微粒子が分散した複合酸化物ゾルに関する発明を
なし、特許出願(特願平4−91650号)を行った
が、本発明はその複合酸化物ゾルの製造方法を改良し、
比表面積がさらに大きく、多孔質の微粒子が分散した複
合酸化物ゾルの製造方法を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
【発明の概要】本発明の複合酸化物ゾルの製造方法は、
アルカリ金属、アンモニウムまたは有機塩基の珪酸塩
と、アルカリ可溶の無機化合物とを、pH10以上のア
ルカリ水溶液中に同時に添加して、シリカとシリカ以外
の無機酸化物からなるコロイド粒子を生成させ、次い
で、該コロイド粒子中の無機酸化物を構成する酸素以外
の元素の少なくとも一部を除去することを特徴とするも
のである。
【0006】また、本発明に係る複合酸化物ゾルの別の
製造方法は、シード粒子が分散したpH10以上の分散
液中に、アルカリ金属、アンモニウムまたは有機塩基の
珪酸塩と、アルカリ可溶の無機化合物とを同時に添加し
該シード粒子を核とする粒子成長を行わせて、シリカと
シリカ以外の無機酸化物からなるコロイド粒子を生成さ
せ、次いで、該コロイド粒子中の無機酸化物を構成する
酸素以外の元素の少なくとも一部を除去することを特徴
とするものである。
【0007】
【発明の具体的な説明】以下、本発明の複合酸化物ゾル
の製造方法を具体的に説明する。本発明ではシリカの原
料として、アルカリ金属、アンモニウムまたは有機塩基
の珪酸塩を用いる。
【0008】アルカリ金属の珪酸塩としては、珪酸ナト
リウム(水ガラス)や珪酸カリウムが用いられる。有機
塩基としては、テトラエチルアンモニウム塩などの第4
級アンモニウム塩、モノエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミンなどのアミン類を挙げ
ることができ、アンモニウムの珪酸塩または有機塩基の
珪酸塩には、珪酸液にアンモニア、第4級アンモニウム
水酸化物、アミン化合物などを添加したアルカリ性溶液
も含まれる。
【0009】また、無機酸化物の原料としては、アルカ
リ可溶の無機化合物を用い、周期表の3A族、3B族、
4A族、4B族、5A族、5B族、6A族から選ばれる
金属または非金属のオキソ酸の、アルカリ金属塩または
アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、第4級アンモニ
ウム塩を挙げることができ、より具体的には、アルミン
酸ナトリウム、四硼酸ナトリウム、炭酸ジルコニルアン
モニウム、アンチモン酸カリウム、錫酸カリウム、アル
ミノ珪酸ナトリウム、モリブデン酸ナトリウム、硝酸セ
リウムアンモニウム、燐酸ナトリウムが適当である。
【0010】本発明の複合酸化物ゾルの製造方法は、第
1工程と第2工程とからなる。第1工程では、予め、前
記化合物のアルカリ水溶液を個別に調製するか、また
は、混合水溶液を調製しておき、この水溶液を目的とす
る複合酸化物の複合割合に応じて、pH10以上のアル
カリ水溶液中に撹拌しながら徐々に添加する。これらの
水溶液の添加と同時に同溶液のpH値は変化するが、本
発明ではこのpH値を所定の範囲に制御するような操作
は特に必要ない。水溶液は、最終的に、無機酸化物の種
類とその混合割合とによって定まるpH値に落ち着く。
【0011】pHを所定の範囲に制御するとき、例えば
酸を添加することがあるが、この場合、添加された酸に
より複合酸化物の原料の金属の塩が生成し、このためゾ
ルの安定性が低下することがある。なお、このときの水
溶液の添加速度には格別の制限はない。
【0012】シード粒子の分散液を出発原料として、本
発明の複合酸化物ゾルを製造することも可能である。こ
の場合、シード粒子としては特に制限はないが、SiO
2 、Al2 3 、TiO2 またはZrO2 等の無機酸化
物またはこれらの複合酸化物の微粒子が用いられ、通
常、これらのゾルを用いることができる。勿論、前記本
発明の製造法によって得られたゾルをシード粒子分散液
としてもよい。
【0013】このpH10以上に調整したシード粒子分
散液中に前記化合物の水溶液を、上記したアルカリ水溶
液中に添加する方法と同様にして、撹拌しながら添加す
る。この場合も、分散液のpH制御は行わず成り行きに
任せる。このように、シード粒子を核として複合酸化物
粒子を成長させると、成長粒子の粒径コントロールが容
易であり、粒度の揃ったものを得ることができる。
【0014】上記したシリカ原料および無機酸化物原料
はアルカリ側で高い溶解度をもっている。しかしなが
ら、この溶解度の大きいpH領域で両者を混合すると、
珪酸イオンおよびアルミン酸イオンなどのオキソ酸イオ
ンの溶解度が低下し、これらの複合物が析出してコロイ
ド粒子に成長したり、あるいは、シード粒子上に析出し
て粒子成長が起こる。従って、コロイド粒子の析出、成
長に際して、従来法のようなpH制御は必ずしも必要で
はない。
【0015】上記第1工程で得られたゾルのコロイド粒
子は、シリカとシリカ以外の無機酸化物、具体的にはA
2 3 、B2 3 、TiO2 、ZrO2 、SnO2
Ce2 3 、P2 5 、Sb2 3 、MoO3 、WO3
等との単なる混合物ではなく、これらの複合酸化物であ
る。また、この段階において、従来法によるコロイド粒
子より大きな比表面積をもっており多孔質である。
【0016】上記第1工程におけるシリカ原料と無機酸
化物原料の混合割合は、無機酸化物に対するシリカのモ
ル比が0.5〜20の範囲内にあることが好ましい。こ
の範囲内において、シリカの割合が少なくなる程得られ
る複合酸化物微粒子は多孔質になり比表面積が大きくな
る。しかし、モル比が0.5未満になると、微粒子の比
表面積は殆ど増加しなくなり、また、ゾルの安定性も劣
ってくる。他方、モル比が20を越えるようになると、
次の第2工程における脱元素操作が困難になり、比表面
積も大きくならない。
【0017】第2工程では、前記複合酸化物からなるコ
ロイド粒子から、珪素と酸素以外の元素の少なくとも一
部を選択的に除去する。具体的な除去方法としては、複
合酸化物中の元素を鉱酸や有機酸を用いて溶解除去した
り、あるいは、陽イオン交換樹脂と接触させてイオン交
換除去する。
【0018】上記方法により得られたゾル中の複合酸化
物微粒子は比表面積が大きく、比表面積をS(m2/g)、
微粒子の平均粒径をDp(nm)としたとき、次の不等式を
満足する。 S(m2/g)≧3000/ Dp(n
m)
【0019】本発明方法で得られる複合酸化物のコロイ
ド粒子は、珪素と無機酸化物構成元素が酸素を介して結
合した網目構造の粒子である。このような複合酸化物か
ら珪素と酸素以外の元素を除去することにより、一層多
孔質で比表面積の大きいコロイド粒子が得られるが、過
度に除去するとコロイド粒子の強度が弱くなり、遂には
その形状を保持することができなくなる。従って、最終
的な無機酸化物に対するシリカの複合割合(モル比)
は、概そ1000以下にすることが望ましい。
【0020】上記微粒子が分散したゾルを濃縮する場合
には、予め分散液中のアルカリ金属イオン、アルカリ土
類金属イオンおよびアンモニウムイオン等の一部を除去
した後に濃縮したほうが、安定した濃縮ゾルが得られ
る。除去方法としては、限外濾過等の公知の方法を採用
することができる。
【0021】
【実施例】実施例1 平均粒径5nm、SiO2 濃度20重量%のシリカゾル
20gと純水380gの混合物を80℃に加温した。こ
の反応母液のpHは10.5であり、同母液にSiO2
として1.5重量%の珪酸ナトリウム水溶液1800g
とAl2 3 として0.5重量%のアルミン酸ナトリウ
ム水溶液1800gとを同時に添加した。添加速度は5
cc/分であり、その間、反応液の温度を80℃に保持
した。反応液のpHは添加直後、12.5に上昇し、そ
の後、殆ど変化しなかった。添加終了後、反応液を室温
まで冷却し、SiO2 ・Al2 3 複合酸化物ゾルを得
た(第1工程)。
【0022】この第1工程における反応母液のpH、混
合割合とコロイド粒子の比表面積および平均粒径を表1
に示す。なお、比表面積はタイトレーション法〔Analyt
icalChemistry Vol.28,No.12(1956) 〕に基づいて測定
し、平均粒径は動的光散乱法により測定した。
【0023】第1工程で得られた複合酸化物ゾルを陽イ
オン交換樹脂層に通して、ゾルのpHを8とした後、こ
のゾル2kgに0.1重量%の酢酸水溶液10リットル
を徐々に添加した。次いで、純水6kgを加えて溶解し
たアルミニウムの酢酸塩を限外濾過膜により分離し、本
発明のSiO2 ・Al2 3 複合酸化物ゾルを得た(第
2工程)。この複合酸化物ゾル中に分散したコロイド粒
子の、無機酸化物に対するシリカの複合割合 SiO2/MOx
(モル比)、比表面積、比表面積と平均粒径との積(S
×Dp)を表2に示す。
【0024】実施例2 実施例1のアルミン酸ナトリウム水溶液の代わりに、B
2 3 として0.5重量%の四硼酸ナトリウム水溶液1
800gを用いた以外は実施例1と同様にして、SiO
2 ・B2 3 複合酸化物ゾルを得た(第1工程)。この
複合酸化物ゾルを陽イオン交換樹脂層に通して、ゾルの
pHを2とした後、このゾル1kgに0.01規定の塩
酸水溶液50リットルを徐々に添加した。次いで、実施
例1と同様の方法で溶解した硼素を除去し、本発明のS
iO2 ・B2 3 複合酸化物ゾルを得た(第2工程)。
【0025】実施例3 実施例1のアルミン酸ナトリウム水溶液の代わりに、Z
rO2 として0.5重量%の炭酸ジルコニルアンモニウ
ム水溶液1800gを用いた以外は実施例1と同様にし
て、SiO2 ・ZrO2 複合酸化物ゾルを得た(第1工
程)。次いで、実施例2と同様の方法で溶解したジルコ
ニウムを除去し、本発明のSiO2 ・ZrO2 複合酸化
物ゾルを得た(第2工程)。
【0026】実施例4 実施例1のアルミン酸ナトリウム水溶液の代わりに、S
nO2 として0.5重量%の錫酸カリウム水溶液180
0gを用いた以外は実施例1と同様にして、SiO2
SnO2 複合酸化物ゾルを得た(第1工程)。次いで、
実施例2と同様の方法で溶解した錫を除去し、本発明の
SiO2 ・SnO2 複合酸化物ゾルを得た(第2工
程)。
【0027】実施例5 実施例1で用いたものと同じ反応母液を80℃に加温し
た後、これにSiO2として2.3重量%の珪酸ナトリ
ウム水溶液1200g、Al2 3 として0.4重量%
のアルミン酸ナトリウム水溶液1200gおよびB2
3 として1.0重量%の四硼酸ナトリウム水溶液120
0gを、添加速度5cc/分で同時に注加して、SiO
2 ・Al2 3 ・B2 3 複合酸化物ゾルを得た(第1
工程)。次いで、実施例2と同様の方法で溶解したアル
ミニウムおよび錫を除去し、本発明のSiO2 ・Al2
3 ・B2 3 複合酸化物ゾルを得た(第2工程)。
【0028】実施例6 80℃に加温した0.1重量%の水酸化ナトリウム水溶
液(pH12.5)400g中に、SiO2 として0.
5重量%の珪酸ナトリウム水溶液1800gとAl2
3 として1.4重量%のアルミン酸ナトリウム水溶液1
800gとを同時に添加した。添加速度は5cc/分で
あり、その間、反応液の温度を80℃に保持した。反応
液のpHは僅かに変化し、添加終了時には12.4とな
った。添加終了後、反応液を室温まで冷却し、SiO2
・Al2 3 複合酸化物ゾルを得た(第1工程)。
【0029】この複合酸化物ゾルを陽イオン交換樹脂層
に通して、ゾルのpHを10.5とした後、このゾル
1.5kgに珪酸ソーダ水溶液を脱アルカリして得られ
た珪酸液(SiO2 濃度:2重量%)300gを80℃
に保持しながら6時間かけて添加し、コロイド粒子の表
面処理を行った。次いで、このゾルに0.01規定の塩
酸水溶液30リットルを徐々に添加し、実施例2と同様
の方法で溶解したアルミニウムを除去し、本発明のSi
2 ・Al2 3 複合酸化物ゾルを得た(第2工程)。
【0030】実施例7 実施例6の珪酸ナトリウム水溶液の濃度を3.0重量%
に代え、アルミン酸ナトリウム水溶液の濃度を0.3重
量%に代えた以外は実施例6と同様にして、SiO2
Al2 3 複合酸化物ゾルを得た(第1工程)。この複
合酸化物ゾル2kgに陽イオン交換樹脂0.5kgを添
加し80℃に保持しながら6時間撹拌した。その後、陽
イオン交換樹脂を濾別して、脱アルミニウムした本発明
のSiO2 ・Al2 3 複合酸化物ゾルを得た(第2工
程)。
【0031】
【表1】 反応液pH 混合割合 コロイド粒子 初期 終期モル比比表面積(S) 平均粒径(Dp) 実施例1 10.5 12.5 5.1 1100(m2/g) 20(nm) 実施例2 10.5 12.1 3.5 1500 15 実施例3 10.5 12.0 6.2 1000 21 実施例4 10.5 12.4 7.5 1050 40 実施例5 10.5 12.3 2.0 1200 18 実施例6 12.5 12.4 0.6 1150 80 実施例7 12.5 12.0 18.0 500 10
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】本発明に係る複合酸化物ゾルの製造方法
は、反応液を厳密にpHコントロールする必要がなく、
容易な操作で脱元素化を行うことにより、微粒子の比表
面積が大きく、多孔質の複合酸化物微粒子が分散したゾ
ルを得ることができるものであり、ゾルの製造操作が容
易で、製造プロセスが簡易であるという顕著な効果を有
する。
【0034】また、本発明の製造方法によって得られた
複合酸化物微粒子が分散したゾルは、触媒としての用途
は勿論、以下のような種々の用途にも適用することがで
きるものである。 (1)バインダー力が大きいので、種々の耐火物用のバ
インダーとして用いれば、高強度の成形体を得ることが
でき、例えば、精密鋳造用ロストワックス法のバインダ
ーとして用いれば、強度に優れた鋳型を得ることができ
る。また、セラミックスシート等の無機繊維のバインダ
ーとして用いれば、引張強度の優れた無機繊維が得られ
る。
【0035】(2)陽イオン吸着能力が大きいので、排
水中のアンモニウムイオンおよび重金属イオンを吸着除
去するための吸着剤や、高分子電解質の固定化剤、また
は、合成洗剤に配合されるビルダーとして利用できる。 (3)特に、高アルカリ側で安定であることから、セメ
ント配合剤や土壌硬化剤としても用いることができ、土
壌硬化剤として用いた場合には、配合量によって硬化剤
のゲル化速度を調整することが可能になる。
【0036】(4)更に、多孔質であることから、低屈
折率用のフィラーとしたり、コロイド粒子の細孔中に染
料や顔料を固定して色素材料としての利用も可能であ
る。 (5)その他、清酒、ビールの製造過程で使用されるオ
リ下げ剤、クロマトグラフ充填剤、各種プラスチックや
ゴムの充填剤、滑り性向上剤、化粧品配合剤、潤滑剤、
増粘剤、食料品の鮮度保持剤等に有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ金属、アンモニウムまたは有機
    塩基の珪酸塩と、アルカリ可溶の無機化合物とを、pH
    10以上のアルカリ水溶液中に同時に添加して、シリカ
    とシリカ以外の無機酸化物からなるコロイド粒子を生成
    させ、次いで、該コロイド粒子中の無機酸化物を構成す
    る酸素以外の元素の少なくとも一部を除去することを特
    徴とする複合酸化物ゾルの製造方法。
  2. 【請求項2】 シード粒子が分散したpH10以上の分
    散液中に、アルカリ金属、アンモニウムまたは有機塩基
    の珪酸塩と、アルカリ可溶の無機化合物とを同時に添加
    し該シード粒子を核とする粒子成長を行わせて、シリカ
    とシリカ以外の無機酸化物からなるコロイド粒子を生成
    させ、次いで、該コロイド粒子中の無機酸化物を構成す
    る酸素以外の元素の少なくとも一部を除去することを特
    徴とする複合酸化物ゾルの製造方法。
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