JPH07105251B2 - 着脱容易なコネクタ - Google Patents

着脱容易なコネクタ

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JPH07105251B2
JPH07105251B2 JP41241390A JP41241390A JPH07105251B2 JP H07105251 B2 JPH07105251 B2 JP H07105251B2 JP 41241390 A JP41241390 A JP 41241390A JP 41241390 A JP41241390 A JP 41241390A JP H07105251 B2 JPH07105251 B2 JP H07105251B2
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Inventor
嶌 宏 之 上
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東通電子株式会社
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は製造工場等の各種施設
や、航空機、船舶、車両等の機械、装置類に設けられる
端子に着脱されるコネクタ、特にこれら装置の調整検査
時に前記端子と測定装置とを連結する際に有用な構造を
持ったコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器、特に通信装置では通信ケーブ
ル或はアンテナケーブル等を接続するための接栓端子を
設けるが、工場出荷前の調整検査等又は現地据付後の保
守、メンテナンス時には前記端子に測定装置を接続して
各部の調整や性能確認等、各種検査データをとる必要が
ある。
【0003】ところが大型の機械、装置類には被検査対
象としての端子穴を複数有しているものがあり、多数の
装置類の各端子穴毎に測定装置ケーブルに付加されたコ
ネクタを嵌着してチェックを行なう作業は煩雑なもので
あった。特に、前記コネクタが同軸ケーブルの接栓や多
針ケーブル束用円形コネクタの場合は、雌雄両コネクタ
を螺着せねばならず、多くの装置につき、一台づつその
繰り返しを行なうことは作業が煩雑であるばかりでな
く、数多くの回転を繰り返す結果、測定器側ケーブルが
接栓の接続部分で切断する不具合が多発していた。
【0004】即ち、従来のコネクタは、端子穴に挿着さ
れる本来のコネクタと同様に、端子穴内周の雌ネジ部と
螺合するネジ山を全周に亙って備えているため、端子穴
に挿着するためには両ネジ部が完全に螺着するまでコネ
クタを回転させねばらならず、またコネクタを取外す場
合にも全く同様な作業が必要である。しかしながら、コ
ネクタはケーブルを介して測定装置等に接続されている
ため、ケーブルが障害となって回転させることが容易で
なく、コネクタの着脱作業は極めて煩雑であり、その結
果、保守点検作業が煩雑化する上、測定器側ケーブルが
切断されるという欠点があったこと、上述した通りであ
る。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、機械、装置類の端子穴にコネクタを着脱して作動の
良否等のチェックを行なう際における着脱作業性を向上
した着脱容易な検査用コネクタを提供することを目的と
している。
【0006】
【発明の概要】上記目的を達成するため本発明は、筒状
接栓座の筒内にその軸方向に沿って着脱するコネクタで
あって、該コネクタは中空の筒状部材を備え、該筒状部
材は外周面の適所に貫通形成した支持穴内に径方向へ進
退可能に支持された押圧手段を備え、該押圧手段はスプ
リングによって常時外径方向へ付勢されるとともに外周
面にはネジ山を備え、該ネジ山は該筒状部材を挿着した
ときに前記筒状接栓座筒内周面に形成した雌ネジ部と係
合可能な位置関係にあり、該押圧手段の非押圧時には該
筒状部材の外周面から突出するとともに該押圧手段の押
圧時には該外周面から退避することを特徴としている。
【0007】
【発明の実施例】以下、添付図面に示した好適な実施例
に基づいて本発明を詳細に説明する。
【0008】図1は本発明の検査用コネクタの斜視図で
あり、図2はコネクタを端子穴に装着した状態を示す軸
方向断面図であり、図3は図2のA−A断面図である。
【0009】このコネクタ(コネクタ)1は、中空筒状
の第1の筒状部材3と、該第1の筒状部材3の前端開口
部内から後端部まで貫通した状態で軸方向移動可能に嵌
挿されるとともにコイルバネ4によって前方へ弾性付勢
され更に後端部にケーブル2を接続した第2の筒状部材
5と、第1の筒状部材3の後部外周上の180度対向し
た位置に夫々貫通形成した支持穴6、6と、各支持穴
6、6内に遊嵌された押圧ノブ7、7と、第1の筒状部
材3の外周と第2の筒状部材5の内周との間の空所に固
定された支持棒8の廻りに巻き回されて該押圧ノブ7、
7を外径方向へ常時付勢するスプリング9とを有する。
スプリング9は、第1の筒状部材3の内周面に圧接する
環状部を複数備えたコイルバネである。
【0010】各押圧ノブ7、7には、径方向へ貫通する
支持孔10、10を形成し、この支持孔10、10内に
は押圧片11、11を径方向へ進退可能に挿着する。押
圧片11、11は横方向へ延びる貫通孔11a内にピン
12を挿入することによって支持孔10からの離脱を防
止されている。また、前記スプリング9の他の環状部分
9aは押圧片11の内周面に形成した溝内に嵌着してこ
れを常時外径方向へ付勢している。
【0011】各押圧ノブ7、7の前部外周には、コネク
タ1を装置本体側の端子穴20内に挿着したときに、該
端子穴内周に形成した雌ネジ21(端子穴20の内壁全
周に亙って形成している)と螺着可能なネジ山7aを形
成する。
【0012】独立して押圧可能な押圧片11及び押圧片
11を有する押圧ノブ7は、検査者の指によって順次押
圧されたときに、スプリンブ9a、9に抗して第1の筒
状部材3内部へ引っ込むため、押圧ノブ7前部のネジ山
7aも同時に支持穴6内へ退避する。
【0013】ネジ山7aを内部へ退避させた状態で第1
の筒状部材1を端子穴20内に押し込み、端子穴20の
開口端縁に第1の筒状部材1の外周突起が突き当たった
時点で指による押圧を解除すると、ネジ山7aと雌ネジ
21とを螺着させることができる。このような操作によ
りコネクタ1を端子穴20内に装着した状態で検査装置
を作動させて保守、点検に必要な検査、測定を行なう。
【0014】コネクタ1を離脱させる場合には、指によ
り押圧片11及び押圧ノブ7を押圧してネジ山7aを内
方に退避させれば、雌ネジ21との係合が解除して容易
に引き抜くことができる。
【0015】このようにコネクタ1を回転させることな
く、押圧片11及び押圧ノブ7等を押し込みながらコネ
クタを軸方向に挿入するだけで、端子穴20の内壁全周
に亙る雌ネジ21に対し、短い周方向長を有するネジ山
7a、7aを係合させることができるため、コネクタの
装着が容易であるばかりでなく、取外しに際しても押圧
片11等を押し込みながら引出せば容易に取外しができ
るので、検査等のようにコネクタの着脱を繰り返す作業
に極めて便利である。
【0016】なお、上記実施例ではネジ山7aを押し込
む手段として押圧片11と押圧ノブ7を設け、押圧片1
1を押し込んだあとで押圧ノブ7を押し込むように構成
したが、これは押し込む際の手の感触、或は操作性を考
慮した場合に2段階の押し込み構造の方が好ましいから
である。従って、ネジ山7aを押し込む機能だけに着目
して、操作性等を無視すれば押圧ノブ7だけで充分であ
る。
【0017】特許請求の範囲においては押圧片11と押
圧ノブ7双方を含む概念として押圧手段なる用語を使用
する。
【0018】機械、装置類に設けた端子穴に本来のコネ
クタを接続する場合には、完全な螺着により強固に接続
することが勿論必要であるが、単に装置の作動の良否等
を検査するためのコネクタは、接続してチェックが終了
すればすぐに取外されるものである以上、着脱が容易で
ある方が便利である。本発明は、このような利便性を備
えているため、機械、装置の大小を問わず、それらに設
けられた端子部に対する検査用コネクタの着脱を容易化
し、保守、点検作業性を大幅に向上することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明においては、コネク
タ側に周方向長の短いネジ山を備えた押圧手段7、11
を内径方向へ押し込み可能に設け、人手による押し込み
によって該ネジ山を周面から退避させてからコネクタを
端子穴内に差し込み、装着後に押圧を解除することによ
り、該ネジ山と端子穴内の雌ネジとを係合させるように
したため、コネクタを装置類の端子穴に着脱することが
容易となり、保守、点検時の作業性を大幅に向上するこ
とができるうえ、該コネクタに接続したケーブルの切断
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の検査用コネクタの斜視図であ
る。
【図2】図2はコネクタを端子穴に装着した状態を示す
軸方向断面図である。
【図3】図3は図2のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 検査用コネクタ(コネクタ) 3 第1の筒状部材 4 コイルバネ 5 第2の筒状部材 6 支持穴 7 押圧ノブ 8 支持棒 9 スプリング 10 支持孔 11 押圧片 20 端子穴 21 雌ネジ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状接栓座の筒内にその軸方向に沿って
    着脱するコネクタであって、該コネクタは中空の筒状部
    材を備え、該筒状部材は外周面の適所に貫通形成した支
    持穴内に径方向へ進退可能に支持された押圧手段を備
    え、該押圧手段はスプリングによって常時外径方向へ付
    勢されるとともに外周面にはネジ山を備え、該ネジ山は
    該筒状部材を挿着したときに前記筒状接栓座筒内周面に
    形成した雌ネジ部と係合可能な位置関係にあり、該押圧
    手段の非押圧時には該筒状部材の外周面から突出すると
    ともに該押圧手段の押圧時には該外周面から退避するこ
    とを特徴とする着脱容易なコネクタ。
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