JPH0710552U - エアースピンドル通電機構 - Google Patents
エアースピンドル通電機構Info
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- JPH0710552U JPH0710552U JP4407593U JP4407593U JPH0710552U JP H0710552 U JPH0710552 U JP H0710552U JP 4407593 U JP4407593 U JP 4407593U JP 4407593 U JP4407593 U JP 4407593U JP H0710552 U JPH0710552 U JP H0710552U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な機構でブラシ手段の摩耗を最小限に抑
えられるようにした、エアースピンドルの通電機構を得
る。 【構成】 チャックテーブルとブレードとの通電により
ブレードの基準位置を設定するエアースピンドル通電機
構であって、エアースピンドルの所要部に接触して電流
検出回路を構成するブラシ手段と、このブラシ手段のス
ピンドルシャフトに対する押圧力をエアスピンドルに供
給されたエアーの排気圧を調整することで自在に変化さ
せる圧力手段と、が少なくとも含まれる。
えられるようにした、エアースピンドルの通電機構を得
る。 【構成】 チャックテーブルとブレードとの通電により
ブレードの基準位置を設定するエアースピンドル通電機
構であって、エアースピンドルの所要部に接触して電流
検出回路を構成するブラシ手段と、このブラシ手段のス
ピンドルシャフトに対する押圧力をエアスピンドルに供
給されたエアーの排気圧を調整することで自在に変化さ
せる圧力手段と、が少なくとも含まれる。
Description
【0001】
本考案は、エアースピンドルの通電機構に関するものである。
【0002】
精密切削装置例えばダイシング装置においては、ウェーハをダイシングする ブレードの基準位置設定(セットアップ)はエアースピンドル通電機構を用い、 即ちウェーハを載置するチャックテーブルとブレードとの通電によりなされ、そ のためブレードを装着したエアースピンドルのシャフトにブラシ手段(セットア ップ用電極)を接触させて電流検出回路を構成している。
【0003】
前記従来のブラシ手段は、通常カーボンブラシ片で形成されているが、常時エ アースピンドルのシャフトに接触状態にあるためカーボンブラシ片の摩耗が激し く、定期的にしかも早めに交換せざるを得ない。セットアップ時以外はカーボン ブラシ片を完全に引き離し、シャフトに対し非接触状態にする機構を備えたもの もあるが、その機構が複雑で高価になる問題点がある。 本考案は、このような従来の問題点を解決するためになされ、簡単な機構でブ ラシ手段の摩耗を最小限に抑えられるようにした、エアースピンドルの通電機構 を提供することを課題としたものである。
【0004】
前記課題を技術的に解決するための手段として、本考案は、チャックテーブル とブレードとの通電によりブレードの基準位置を設定するエアースピンドル通電 機構であって、エアースピンドルの所要部に接触して電流検出回路を構成するブ ラシ手段と、このブラシ手段のスピンドルシャフトに対する押圧力をエアースピ ンドルに供給されたエアーの排気圧を調整することで自在に変化させる圧力手段 とが少なくとも含まれるエアースピンドル通電機構を要旨とするものである。
【0005】
エアースピンドルに供給されたエアーの排気圧を圧力手段で調整することによ り、セットアップ時にエアースピンドルの内部圧力を小にしてブラシ手段の接触 圧力を高めると共に、通常使用時にはエアースピンドルの内部圧力を大にしてブ ラシ手段の接触圧力を弱め、これによりブラシ手段の摩耗を最小限に抑えること が出来る。
【0006】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて詳説する。 図1において、1はダイシング装置の基台であり、その上面にチャックテーブル 2がX軸駆動機構3によりX軸方向に移動可能に形成され、エアースピンドルユ ニット4はY軸駆動機構5により支持台6を介してX軸方向に移動可能に形成さ れ、且つ支持台6に設けたZ軸駆動機構7により取付台8を介してZ軸方向に移 動可能に形成されている。
【0007】 9はダイヤモンド砥粒をニッケルメッキによって形成された導電性のブレード であり、前記エアースピンドルユニット4のシャフト4aの先端部に着脱可能に 取り付けられ、このブレード9のZ軸方向の基準位置を設定するには二点鎖線で 示したウェーハ10を保持する前記チャックテーブル2との通電によりなされ、 そのためエアースピンドル通電機構11を形成し、その回路に設けられた第1の 電流検出手段12により電流を検出する。
【0008】 エアースピンドル通電機構11は、第2の電流検出手段13、切り換えスイッ チ14、電源15を有し、更に図2に示すブラシ手段16、圧力手段17とを含 んでいる。
【0009】 前記ブラシ手段16は、スピンドルユニット4の背圧室20内に設けられてお り、一対のカーボンブラシ片16aが絶縁体4fで形成された取付孔4bに導電 性のスプリング16bを介して装着され、そのスプリング16bにより付勢され てシャフト4aの後端部に接触している。取付孔4bの端部には導電性のばね受 片16cが固定され、このばね受片16cの一方は前記電源15に至るリード線 Aと、他方は前記第2の電流検出手段13に至るリード線Bとそれぞれ接続され 、前記ブレード9の基準位置設定時にシャフト4aに通電出来るようにしてある 。又、一対の取付孔4bにはほぼ中間部で連通すると共に、エアースピンドルユ ニット4の後端に抜ける小孔4cが設けられている。
【0010】 前記圧力手段17は、背圧室20の排気管18に設けられた絞り弁17aと、 排気管18から分岐させた太目の分岐管18aに設けた電磁弁17bとを備え、 背圧室20の排気圧を調整することで前記カーボンブラシ片16aに作用する押 圧力を自在に変えられるようにしてある。
【0011】 尚、エアースピンドルユニット4には給気管19が接続され内部の給気路4d に圧縮エアーを供給出来るようにしてあり、又後部要所にはシャフト4aを高速 回転させるモーター4eが取り付けられている。
【0012】 次に、ブラシ手段16の作用を圧力手段17に関連させて図1及び図2に基づ いて説明する。 先ずセットアップ時つまりブレード9の基準位置を設定する時は、マニュアルで 又はCPUの指令により電磁弁17bを開く。すると、供給されたエアーが多量 に排気されて背圧室20の内部圧力が小(ほぼ大気圧に等しい)となる。そして 、前記カーボンブラシ片16aはスプリング16bの押圧力によってエアースピ ンドル4のシャフト4aの後端部に強く接触する。
【0013】 この接触が確実になされたかを確認するために、切り換えスイッチ14を接点 14a側に切り換える。すると、一対のカーボンブラシ片16aのいずれもがシ ャフト4aに接触している場合は電源15からシャフト4aに通電され、その電 流は第2の電流検出手段13により検出される。
【0014】 この確認後に、切り換えスイッチ14を接点14b側に切り換え、前記Z軸駆 動機構7によりエアースピンドル4を少しずつ下降させると、ブレード9がチャ ックテーブル2に接触するまでは通電しないが接触した瞬間に回路に電流が流れ 、その電流は第1の電流検出手段12により検出される。これにより、ブレード 9の基準位置を設定することが出来る。
【0015】 次に、稼働時つまりブレード9でウェーハ10を切断する時について説明する 。ブレード9の基準位置設定後、電磁弁17bを閉めるとエアースピンドル4の 排気は絞り弁17aを通って外部に少し排気されるため背圧室20の内部圧力が 大となり、スプリング16bの押圧力に打ち勝ってカーボンブラシ片16aを押 し戻す。この結果、カーボンブラシ片16aはシャフト4aに対する接触圧力が 弱められ、カーボンブラシ片16aの後退により取付孔4b内の空気の一部は小 孔4cから外部に逃がされる。
【0016】 この際、カーボンブラシ片16aの移動量は背圧室20の内部圧力により定ま り、その内部圧力は絞り弁17aにより調整され、つまり絞り弁17aによる排 気量によってカーボンブラシ片16aの接触圧力を自在に調節することが可能で ある。カーボンブラシ片16aをシャフト4aから完全に離脱するように構成し ても良いが、シャフト4aに接触させておけばシャフト4aに帯電する静電気を 放電させる(リード線Bを通じてアースされる)ことが出来るので好都合である 。
【0017】 このようにして、カーボンブラシ片16aのシャフト4aに対する接触圧力を 弱めた又は無圧の状態でモーター4eを駆動し、シャフト4aを回転させてウェ ーハ10を切断(ダイシング)すればカーボンブラシ片16aの摩耗を最小限に 抑えることが出来る。
【0018】 前記ウェーハ10のダイシング工程は、Y軸駆動装置5により切断すべきライ ン(ストリート)を割り出し、X軸駆動機構3によりチャックテーブル2をX軸 方向に移動させながら高速回転するブレード9によって遂行される。
【0019】
以上説明したように、本考案によれば、ダイシング装置等のエアースピンドル 通電機構において、エアースピンドルに供給されたエアーの排気圧を調整するこ とによりブレードの基準位置決め設定時にはカーボンブラシ片をシャフトに接触 させ、使用時にはカーボンブラシ片を押し戻してシャフトに対する接触圧力を減 少させるようにしたので、簡単な機構によりカーボンブラシ片の摩耗を最小限に 抑えることが出来、ブラシ手段を長持ちさせると共に交換回数が少なくなって作 業性を向上させる等の優れた効果を奏する。
【図1】 本考案の実施例を示す全体の構成図である。
【図2】 同、概略断面図である。
1…基台 2…チャックテーブル 3…X軸駆動機
構 4…エアースピンドルユニット 4a…シャフ
ト 4b…取付孔 4c…小孔 4d…給気路
4e…モーター 4f…絶縁体 5…Y軸駆動機
構 6…支持台 7…Z軸駆動機構 8…取付台
9…ブレード 10…ウェーハ 11…エアースピンドル通電機構 12…第1の電流
検出手段 13…第2の電流検出手段 14…切り
換えスイッチ 14a、14b…接点 15…電源
16…ブラシ手段 16a…カーボンブラシ片
16b…スプリング 16c…ばね受片 17…
圧力手段 17a…絞り弁 17b…電磁弁 1
8…排気管 18a…分岐管 19…給気管 2
0…背圧室
構 4…エアースピンドルユニット 4a…シャフ
ト 4b…取付孔 4c…小孔 4d…給気路
4e…モーター 4f…絶縁体 5…Y軸駆動機
構 6…支持台 7…Z軸駆動機構 8…取付台
9…ブレード 10…ウェーハ 11…エアースピンドル通電機構 12…第1の電流
検出手段 13…第2の電流検出手段 14…切り
換えスイッチ 14a、14b…接点 15…電源
16…ブラシ手段 16a…カーボンブラシ片
16b…スプリング 16c…ばね受片 17…
圧力手段 17a…絞り弁 17b…電磁弁 1
8…排気管 18a…分岐管 19…給気管 2
0…背圧室
Claims (1)
- 【請求項1】 チャックテーブルとブレードとの通電に
よりブレードの基準位置を設定するエアースピンドル通
電機構であって、エアースピンドルの所要部に接触して
電流検出回路を構成するブラシ手段と、このブラシ手段
のスピンドルシャフトに対する押圧力をエアースピンド
ルに供給されたエアーの排気圧を調整することで自在に
変化させる圧力手段とが少なくとも含まれるエアースピ
ンドル通電機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993044075U JP2597808Y2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | エアースピンドル通電機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993044075U JP2597808Y2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | エアースピンドル通電機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0710552U true JPH0710552U (ja) | 1995-02-14 |
| JP2597808Y2 JP2597808Y2 (ja) | 1999-07-19 |
Family
ID=12681510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993044075U Expired - Fee Related JP2597808Y2 (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | エアースピンドル通電機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2597808Y2 (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5070559U (ja) * | 1973-10-31 | 1975-06-21 | ||
| JPS52127359U (ja) * | 1976-03-25 | 1977-09-28 | ||
| JP2010251577A (ja) * | 2009-04-17 | 2010-11-04 | Disco Abrasive Syst Ltd | 切削装置 |
| JP2012136319A (ja) * | 2010-12-27 | 2012-07-19 | Ube Machinery Corporation Ltd | スクリュコンベヤ |
| JP2012232357A (ja) * | 2011-04-28 | 2012-11-29 | Disco Corp | 電極ユニット |
| JP2013237129A (ja) * | 2012-05-16 | 2013-11-28 | Disco Corp | 切削装置 |
| KR101492438B1 (ko) * | 2013-08-07 | 2015-02-11 | (주)하이드롬 | Atc 에어스핀들 구동용 에어터빈 제어시스템 |
| JP2015174205A (ja) * | 2014-03-18 | 2015-10-05 | 株式会社ディスコ | 検出方法 |
| CN109278205A (zh) * | 2017-07-21 | 2019-01-29 | 株式会社迪思科 | 切削装置和电极端子组件 |
| KR20250001327A (ko) * | 2023-06-28 | 2025-01-06 | 에프엠이 주식회사 | 전류 전달 시스템을 이용한 공구 길이 자동 측정 시스템 및 측정 방법 |
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| JP2013258204A (ja) * | 2012-06-11 | 2013-12-26 | Disco Abrasive Syst Ltd | 切削装置 |
| JP6059931B2 (ja) * | 2012-09-24 | 2017-01-11 | 株式会社ディスコ | 切削装置 |
| JP7650140B2 (ja) | 2020-09-04 | 2025-03-24 | 株式会社ディスコ | 加工装置 |
-
1993
- 1993-07-20 JP JP1993044075U patent/JP2597808Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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| CN109278205B (zh) * | 2017-07-21 | 2022-02-11 | 株式会社迪思科 | 切削装置和电极端子组件 |
| KR20250001327A (ko) * | 2023-06-28 | 2025-01-06 | 에프엠이 주식회사 | 전류 전달 시스템을 이용한 공구 길이 자동 측정 시스템 및 측정 방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2597808Y2 (ja) | 1999-07-19 |
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