JPH0710570B2 - カバーブーツの製造方法 - Google Patents
カバーブーツの製造方法Info
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- JPH0710570B2 JPH0710570B2 JP1338370A JP33837089A JPH0710570B2 JP H0710570 B2 JPH0710570 B2 JP H0710570B2 JP 1338370 A JP1338370 A JP 1338370A JP 33837089 A JP33837089 A JP 33837089A JP H0710570 B2 JPH0710570 B2 JP H0710570B2
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- JP
- Japan
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- cover boot
- cover
- boot
- molded product
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- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C71/00—After-treatment of articles without altering their shape; Apparatus therefor
- B29C71/02—Thermal after-treatment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29L—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
- B29L2031/00—Other particular articles
- B29L2031/703—Bellows
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ラックアンドピニオン式操蛇装置、等速ジョ
イント駆動装置、サスペンション懸架装置などの自動車
用各装置のカバーブーツや自動溶接装置などの産業用機
械装置のカバーブーツ、その他農業用機械装置などの各
種機械装置のカバーブーツの製造方法に関するものであ
る。
イント駆動装置、サスペンション懸架装置などの自動車
用各装置のカバーブーツや自動溶接装置などの産業用機
械装置のカバーブーツ、その他農業用機械装置などの各
種機械装置のカバーブーツの製造方法に関するものであ
る。
[従来の技術] 上記したこの種のカバーブーツは、胴部に蛇腹形状を有
する蛇腹部を備え、その両端に上記した各装置と固着す
るための固着部を備えるものであり、従来より天然ゴム
や合成ゴムにて製造されてきた。しかし、天然ゴムや合
成ゴムは、オゾンや油あるいは接触による摩耗に対して
弱く、またこの種のカバーブーツに求められる極低温
(例えば−40℃)や極高温(例えば120℃)に対しての
強度を備えず、特に上記した自動車用各装置のカバーブ
ーツにあっては、10年間の使用が求められる傾向にあ
り、このような耐環境強度の低さを有する点で、現在天
然ゴムや合成ゴムから代替する材料として熱可塑性エラ
ストマーを利用する試みがおこなわれている。
する蛇腹部を備え、その両端に上記した各装置と固着す
るための固着部を備えるものであり、従来より天然ゴム
や合成ゴムにて製造されてきた。しかし、天然ゴムや合
成ゴムは、オゾンや油あるいは接触による摩耗に対して
弱く、またこの種のカバーブーツに求められる極低温
(例えば−40℃)や極高温(例えば120℃)に対しての
強度を備えず、特に上記した自動車用各装置のカバーブ
ーツにあっては、10年間の使用が求められる傾向にあ
り、このような耐環境強度の低さを有する点で、現在天
然ゴムや合成ゴムから代替する材料として熱可塑性エラ
ストマーを利用する試みがおこなわれている。
[発明が解決しようとする課題] このように熱可塑性エラストマーにてカバーブーツを製
造するには、ブロー成形、射出成形あるいは、射出ブロ
ー成形の各成形方法が利用されるが、一般に成形性を考
慮して蛇腹部の山形状を比較的広げた形状にて成形し、
各装置の被固着部間の距離まで圧縮して装着し使用する
が一般的であった。これはブロー成形や射出ブロー成形
にあってはブロー比の関係で山部先端がどうしても肉薄
になるのでブロー比を小さくするために蛇腹部の山形状
を広げた状態にて成形し、使用時に圧縮して被固着部間
の距離にあわせるものであり、また射出成形にあっては
成形後に中型を無理抜きしなければならずこの無理抜き
の際に発生する蛇腹部の破れを防止するために蛇腹部の
山形状を広げた状態にて成形するものであった。
造するには、ブロー成形、射出成形あるいは、射出ブロ
ー成形の各成形方法が利用されるが、一般に成形性を考
慮して蛇腹部の山形状を比較的広げた形状にて成形し、
各装置の被固着部間の距離まで圧縮して装着し使用する
が一般的であった。これはブロー成形や射出ブロー成形
にあってはブロー比の関係で山部先端がどうしても肉薄
になるのでブロー比を小さくするために蛇腹部の山形状
を広げた状態にて成形し、使用時に圧縮して被固着部間
の距離にあわせるものであり、また射出成形にあっては
成形後に中型を無理抜きしなければならずこの無理抜き
の際に発生する蛇腹部の破れを防止するために蛇腹部の
山形状を広げた状態にて成形するものであった。
ところがこのようにカバーブーツを使用時に圧縮して固
着させると、カバーブーツ内に外方に広がろうとする歪
が発生した状態で長期間使用することにになり、この歪
を残したままカバーブーツが膨脹傾向にて伸縮運動をお
こすことなる。それにより伸縮運動の際に動きがスムー
ズに進まず、とくに高温度で使用する場合に膨脹が甚だ
しくなり、永久変形を起こすこともある。これは特に極
高温で使用する場合に顕著であり、例えばラックアンド
ピニオン操舵装置のカバーブーツにあっては極高温によ
り熱変形を起し、使用時に周囲の部材に接触干渉して破
損を起すという問題点を有していた。
着させると、カバーブーツ内に外方に広がろうとする歪
が発生した状態で長期間使用することにになり、この歪
を残したままカバーブーツが膨脹傾向にて伸縮運動をお
こすことなる。それにより伸縮運動の際に動きがスムー
ズに進まず、とくに高温度で使用する場合に膨脹が甚だ
しくなり、永久変形を起こすこともある。これは特に極
高温で使用する場合に顕著であり、例えばラックアンド
ピニオン操舵装置のカバーブーツにあっては極高温によ
り熱変形を起し、使用時に周囲の部材に接触干渉して破
損を起すという問題点を有していた。
そこで、本発明にあってはこれらの点に鑑み、長期使用
によってもオゾン、油、摩耗に対して劣化を起すことな
く良好なる耐候性を備え、極低温や極高温に対して強
く、さらには高温雰囲気により膨脹や変形を起すことの
ないカバーブーツを提供することを目的とするものであ
る。
によってもオゾン、油、摩耗に対して劣化を起すことな
く良好なる耐候性を備え、極低温や極高温に対して強
く、さらには高温雰囲気により膨脹や変形を起すことの
ないカバーブーツを提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] そこで、本発明は以上の目的を達成するためにその構成
を以下のようにした。つまり、胴部に蛇腹部を有し両端
に固着部を備える熱可塑性エラストマーより形成された
カバーブーツの製造方法において、成形品の長さ(L1)
が被固着部間の距離(L)に対して1.1L〜1.7Lの成形品
を成形し、次いでこの成形品を軸線方向にその長さ
(L2)が0.3L1〜0.9L1となるように圧縮し、ついで圧縮
状態の成形品を90℃以上、融点以下の温度にて熱処理し
最終成形品の長さ(L3)を0.5L〜1.0Lとしたことを特徴
とするものである。
を以下のようにした。つまり、胴部に蛇腹部を有し両端
に固着部を備える熱可塑性エラストマーより形成された
カバーブーツの製造方法において、成形品の長さ(L1)
が被固着部間の距離(L)に対して1.1L〜1.7Lの成形品
を成形し、次いでこの成形品を軸線方向にその長さ
(L2)が0.3L1〜0.9L1となるように圧縮し、ついで圧縮
状態の成形品を90℃以上、融点以下の温度にて熱処理し
最終成形品の長さ(L3)を0.5L〜1.0Lとしたことを特徴
とするものである。
本発明にあっては、上記したように成形品の長さ(L1)
が被固着部間の距離(L)に対して1.1L〜1.7Lの成形品
を形成することが必要である。この成形体の長さ(L1)
が被固着部間の距離(L)に対して1.1L未満の場合はカ
バーブーツ伸長時のストロークが充分にとれず、その結
果固着部からカバーブーツが外れたり、カバーブーツの
蛇腹部がへこんだりすることとなり、また逆に1.7Lを越
えると圧縮時のストロークがとれず、固着部から外れた
り蛇腹部の谷部に極端な屈曲疲労を与えることになる。
が被固着部間の距離(L)に対して1.1L〜1.7Lの成形品
を形成することが必要である。この成形体の長さ(L1)
が被固着部間の距離(L)に対して1.1L未満の場合はカ
バーブーツ伸長時のストロークが充分にとれず、その結
果固着部からカバーブーツが外れたり、カバーブーツの
蛇腹部がへこんだりすることとなり、また逆に1.7Lを越
えると圧縮時のストロークがとれず、固着部から外れた
り蛇腹部の谷部に極端な屈曲疲労を与えることになる。
ここで熱可塑性エラストマーとは、ポリオレフィン系、
ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、スチ
レン系などの各種エラストマーや平均重合度が2000以上
の高重合度ポリ塩化ビニルからなる軟質塩化ビニルなど
である。
ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリアミド系、スチ
レン系などの各種エラストマーや平均重合度が2000以上
の高重合度ポリ塩化ビニルからなる軟質塩化ビニルなど
である。
また被固着部とは、カバーブーツにより固着されるラッ
クアンドピニオン式操蛇装置、等速ジョイント駆動装
置、サスペンション懸架装置などの自動車用各装置、自
動溶接装置などの産業用機械装置、その他農業用機械装
置などの各種機械装置の固着部分を示すものであり、被
固着部間の距離(L)とは、カバーブーツで固着される
上記固着部分の最外端の距離を示すものである。
クアンドピニオン式操蛇装置、等速ジョイント駆動装
置、サスペンション懸架装置などの自動車用各装置、自
動溶接装置などの産業用機械装置、その他農業用機械装
置などの各種機械装置の固着部分を示すものであり、被
固着部間の距離(L)とは、カバーブーツで固着される
上記固着部分の最外端の距離を示すものである。
以下、本発明のカバーブーツの製造方法の理解を容易に
するために図面に基づき説明する。第1図は本発明の製
造方法により得られたラックアンドピニオン式操蛇装置
のカバーブーツの一部破断正面図である。図中1は、熱
可塑性エラストマーにより形成されたカバーブーツで、
内部にラックアンドピニオン式操蛇装置の一部であるボ
ールジョイント2が内装されている。カバーブーツ1
は、蛇腹部3とその両端に筒状に形成された固着部4,5
が一体に連設されている。ボールジョイント2の一端
は、ギヤハウジング6へ至るラックバー7が連設されて
おり、他方端には、車輪へ至るタイロッド8が連設され
ている。このラックバー7とタイロッド8は、ボールジ
ョイント2にて屈曲自在にて係合している。ギヤハウジ
ング6及びタイロッド8にはそれぞれカバーブーツの固
着部4,5が固着される被固着部9,10を有する。第1図
は、カバーブーツ1がラックアンドピニオン式操蛇装置
に取り付けた状態を示すものであり上記した被固着部9,
10の距離は、Lmmで示す。
するために図面に基づき説明する。第1図は本発明の製
造方法により得られたラックアンドピニオン式操蛇装置
のカバーブーツの一部破断正面図である。図中1は、熱
可塑性エラストマーにより形成されたカバーブーツで、
内部にラックアンドピニオン式操蛇装置の一部であるボ
ールジョイント2が内装されている。カバーブーツ1
は、蛇腹部3とその両端に筒状に形成された固着部4,5
が一体に連設されている。ボールジョイント2の一端
は、ギヤハウジング6へ至るラックバー7が連設されて
おり、他方端には、車輪へ至るタイロッド8が連設され
ている。このラックバー7とタイロッド8は、ボールジ
ョイント2にて屈曲自在にて係合している。ギヤハウジ
ング6及びタイロッド8にはそれぞれカバーブーツの固
着部4,5が固着される被固着部9,10を有する。第1図
は、カバーブーツ1がラックアンドピニオン式操蛇装置
に取り付けた状態を示すものであり上記した被固着部9,
10の距離は、Lmmで示す。
第2図はカバーブーツ1の成形後の状態を示す正面図で
あり、カバーブーツ2の成形品の両端に形成した固着部
4、5の最外端の距離はL1mmで示す。第3図は、カバー
ブーツ1の成形品を軸線方向に圧縮した状態を示す正面
図であり、この状態にて90℃以上、融点以下の温度にて
熱処理するものでのである。このときの最外端の距離は
L2mmで示す。
あり、カバーブーツ2の成形品の両端に形成した固着部
4、5の最外端の距離はL1mmで示す。第3図は、カバー
ブーツ1の成形品を軸線方向に圧縮した状態を示す正面
図であり、この状態にて90℃以上、融点以下の温度にて
熱処理するものでのである。このときの最外端の距離は
L2mmで示す。
なお、図示はしないが上記熱処理により得られたカバー
ブーツ1の熱処理後の長さL3mmで示す。
ブーツ1の熱処理後の長さL3mmで示す。
[作用] 本発明は、上記のように成形品の長さ(L1)が被固着部
間の距離(L)に対して1.1L〜1.7Lの成形品を形成する
ので、従来ブロー成形や射出ブロー成形に発生していた
山部が肉薄になり強度が低下するという欠点を防止する
ことができ、また射出成形にあっては、従来中型を除去
する際に蛇腹部が破れるという欠点を防止することがで
きるのである。また、ブロー成形後この成形品を軸線方
向にその長さ(L2)が0.3L1〜0.9L1となるように圧縮
し、ついで圧縮状態の成形品を90℃以上、融点以下の温
度にて熱処理し最終成形品の長さ(L3)を0.5L〜1.0Lと
することにより、従来成形時に発生したカバーブーツの
熱的強度を下げていた成形歪を除去することができるの
で、熱的強度が向上し、特に極高温に対して変形を防止
することができるのである。また、この種のカバーブー
ツの使用時の変形に対して大きな要因となるのは各種装
置が圧縮方向へ移動する際に発生する急激な圧力変化と
その時の雰囲気温度であるが、従来のカバーブーツで
は、各種装置への固着時にすでにカバーブーツ自体が膨
脹方向への応力を有しており、装置が圧縮方向へ移動す
るとさらにカバーブーツを膨脹しようとする応力が加わ
りかつ高温時においてはカバーブーツの弾性も低下する
ことから、カバーブーツの蛇腹部に変形が容易に起こっ
ていた。ところが、本発明のように、上記した熱処理を
ほどこすことにより、固着時に従来のように膨脹しよう
とする応力が加わらず、特に熱処理後のカバーブーツの
固着部間の距離を0.5L〜1.0Lにするとカバーブーツを被
固着部間に装着したときに、カバーブーツにはその伸び
る方向に応力が加わっているので、上記した膨脹を抑え
ることができるのである。
間の距離(L)に対して1.1L〜1.7Lの成形品を形成する
ので、従来ブロー成形や射出ブロー成形に発生していた
山部が肉薄になり強度が低下するという欠点を防止する
ことができ、また射出成形にあっては、従来中型を除去
する際に蛇腹部が破れるという欠点を防止することがで
きるのである。また、ブロー成形後この成形品を軸線方
向にその長さ(L2)が0.3L1〜0.9L1となるように圧縮
し、ついで圧縮状態の成形品を90℃以上、融点以下の温
度にて熱処理し最終成形品の長さ(L3)を0.5L〜1.0Lと
することにより、従来成形時に発生したカバーブーツの
熱的強度を下げていた成形歪を除去することができるの
で、熱的強度が向上し、特に極高温に対して変形を防止
することができるのである。また、この種のカバーブー
ツの使用時の変形に対して大きな要因となるのは各種装
置が圧縮方向へ移動する際に発生する急激な圧力変化と
その時の雰囲気温度であるが、従来のカバーブーツで
は、各種装置への固着時にすでにカバーブーツ自体が膨
脹方向への応力を有しており、装置が圧縮方向へ移動す
るとさらにカバーブーツを膨脹しようとする応力が加わ
りかつ高温時においてはカバーブーツの弾性も低下する
ことから、カバーブーツの蛇腹部に変形が容易に起こっ
ていた。ところが、本発明のように、上記した熱処理を
ほどこすことにより、固着時に従来のように膨脹しよう
とする応力が加わらず、特に熱処理後のカバーブーツの
固着部間の距離を0.5L〜1.0Lにするとカバーブーツを被
固着部間に装着したときに、カバーブーツにはその伸び
る方向に応力が加わっているので、上記した膨脹を抑え
ることができるのである。
[実施例] 次に本発明の製造方法について説明する。
実施例1 予め所定のキャビティ形状を有する分割金型によりブロ
ー成形して第2図に示すカバーブーツ1の成形体を得
る。ここで使用した軟質の熱可塑性エラストマーは、ポ
リエステル系エラストマーである東レ・デュポン社製
「ハイトレル4797B」である。カバーブーツ1の成形体
は、蛇腹部3とその両端に形成された固着部4,5より構
成されており、この蛇腹部3の山形状は比較的広がった
形状をしており、このときのカバーブーツの成形体の長
さL1は180mmであった。熱処理後の無負荷状態のカバー
ブーツの最外端の距離は、80mmであった。
ー成形して第2図に示すカバーブーツ1の成形体を得
る。ここで使用した軟質の熱可塑性エラストマーは、ポ
リエステル系エラストマーである東レ・デュポン社製
「ハイトレル4797B」である。カバーブーツ1の成形体
は、蛇腹部3とその両端に形成された固着部4,5より構
成されており、この蛇腹部3の山形状は比較的広がった
形状をしており、このときのカバーブーツの成形体の長
さL1は180mmであった。熱処理後の無負荷状態のカバー
ブーツの最外端の距離は、80mmであった。
次いで第3図に示すようにこの成形体の長さL2を80mmに
して圧縮して保持し、130℃の雰囲気の中で、30分間熱
処理を施した。
して圧縮して保持し、130℃の雰囲気の中で、30分間熱
処理を施した。
その後、このカバーブーツを第1図のようにラックアン
ドピニオン式操蛇装置装置に装着して、20℃より30分ご
とに10℃の温度上昇を与えてボールジョイントと干渉す
るまで加熱を続け、接触干渉を起こした際の温度を干渉
温度として記録する。なお、このときのラックアンドピ
ニオン操蛇装置の被固着部間の距離(L)は、160mmで
ある。
ドピニオン式操蛇装置装置に装着して、20℃より30分ご
とに10℃の温度上昇を与えてボールジョイントと干渉す
るまで加熱を続け、接触干渉を起こした際の温度を干渉
温度として記録する。なお、このときのラックアンドピ
ニオン操蛇装置の被固着部間の距離(L)は、160mmで
ある。
実施例2〜4、比較例1〜3 加熱処理の温度を120℃(実施例2)、100℃(実施例
3)、90℃(実施例4)および80℃(比較例1)、40℃
(比較例2)、20℃(比較例3)とした以外は実施例1
と同様とした。
3)、90℃(実施例4)および80℃(比較例1)、40℃
(比較例2)、20℃(比較例3)とした以外は実施例1
と同様とした。
実施例5〜7、比較例4 成形体を圧縮保持した長さL2をそれぞれ100mm(実施例
5)、160mm(実施例6)及び180mm(比較例4)にした
以外は実施例1と同様とした。熱処理後の無負荷状態の
カバーブーツの最外端の長さL3は、それぞれ100mm、160
mm、180mmであった。また、成形体を圧縮保持した長さL
2を160mm、熱処理温度を90℃(実施例7)とした以外は
実施例1と同様とした。その時の熱処理後の無負荷状態
のカバーブーツの最外端の長さL3は、160mmであった。
5)、160mm(実施例6)及び180mm(比較例4)にした
以外は実施例1と同様とした。熱処理後の無負荷状態の
カバーブーツの最外端の長さL3は、それぞれ100mm、160
mm、180mmであった。また、成形体を圧縮保持した長さL
2を160mm、熱処理温度を90℃(実施例7)とした以外は
実施例1と同様とした。その時の熱処理後の無負荷状態
のカバーブーツの最外端の長さL3は、160mmであった。
カバーブーツ装着時の干渉温度は、実用上100℃以上の
温度が必要とされている。そこで、第2表からわかるよ
うに、熱処理の加熱温度は、90℃以上が必要であること
がわかる。熱処理の温度を、80℃以下とするとカバーブ
ーツ装着時の干渉温度も、80℃を越えることがなく、し
かも熱処理の温度は80℃以下であれば、40℃であって
も、20℃であっても、カバーブーツ装着時の干渉温度は
80℃であった。これは、熱処理温度は、90℃に臨界点を
有し、この温度を越えることにより、熱処理としての効
果を現出できるものと認められる。
温度が必要とされている。そこで、第2表からわかるよ
うに、熱処理の加熱温度は、90℃以上が必要であること
がわかる。熱処理の温度を、80℃以下とするとカバーブ
ーツ装着時の干渉温度も、80℃を越えることがなく、し
かも熱処理の温度は80℃以下であれば、40℃であって
も、20℃であっても、カバーブーツ装着時の干渉温度は
80℃であった。これは、熱処理温度は、90℃に臨界点を
有し、この温度を越えることにより、熱処理としての効
果を現出できるものと認められる。
また、熱処理後のカバーブーツの長さ(L3)は、被固着
部間の距離(L)に対して0.5L〜1.0Lであることが必要
であることがわかる。
部間の距離(L)に対して0.5L〜1.0Lであることが必要
であることがわかる。
[発明の効果] 本発明は、上記のように成形品の長さ(L1)が被固着部
間の距離(L)に対して1.1L〜1.7Lの成形品を形成する
ので、従来ブロー成形や射出ブロー成形に発生していた
山部が肉薄になり強度が低下するという欠点を防止する
ことができ、また射出成形にあっては、従来中型を除去
する際に蛇腹部が破れるという欠点を防止することがで
きるのである。また、ブ了ロー成形後この成形品を軸線
方向にその長さ(L2)が0.3L1〜0.9L1となるように圧縮
し、ついで圧縮状態の成形品を90℃以上、融点以下の温
度にて熱処理し最終成形品の長さ(L3)を0.5L〜1.0Lと
することにより、従来成形時に発生しカバーブーツの熱
的強度を下げていた成形歪を除去することができるの
で、熱的強度が向上し、特に極高温に対して変形を防止
することができるのである。また、上記した熱処理をほ
どこすことにより、固着時に従来のように膨脹しようと
する応力が加わらず、特に熱処理後のカバーブーツの固
着部間の距離を0.5L〜1.0Lにするとカバーブーツを被固
着部間に装着したときに、カバーブーツにはその伸びる
方向に応力が加わっているので、上記した膨脹を抑える
ことができ長期使用に耐えるカバーブーツが得られるの
である。
間の距離(L)に対して1.1L〜1.7Lの成形品を形成する
ので、従来ブロー成形や射出ブロー成形に発生していた
山部が肉薄になり強度が低下するという欠点を防止する
ことができ、また射出成形にあっては、従来中型を除去
する際に蛇腹部が破れるという欠点を防止することがで
きるのである。また、ブ了ロー成形後この成形品を軸線
方向にその長さ(L2)が0.3L1〜0.9L1となるように圧縮
し、ついで圧縮状態の成形品を90℃以上、融点以下の温
度にて熱処理し最終成形品の長さ(L3)を0.5L〜1.0Lと
することにより、従来成形時に発生しカバーブーツの熱
的強度を下げていた成形歪を除去することができるの
で、熱的強度が向上し、特に極高温に対して変形を防止
することができるのである。また、上記した熱処理をほ
どこすことにより、固着時に従来のように膨脹しようと
する応力が加わらず、特に熱処理後のカバーブーツの固
着部間の距離を0.5L〜1.0Lにするとカバーブーツを被固
着部間に装着したときに、カバーブーツにはその伸びる
方向に応力が加わっているので、上記した膨脹を抑える
ことができ長期使用に耐えるカバーブーツが得られるの
である。
第1図は本発明の実施例に係るカバーブーツでラックア
ンドピニオン操蛇装置に装着された状態を示す一部破断
面正面図、第2図はブロー成形時のカバーブーツの成形
体の状態を示す正面図、第3図は熱処理後のカバーブー
ツの状態を示す正面図である。 1…カバーブーツ、3…蛇腹部 4.5…固着部、9.10…被固着部
ンドピニオン操蛇装置に装着された状態を示す一部破断
面正面図、第2図はブロー成形時のカバーブーツの成形
体の状態を示す正面図、第3図は熱処理後のカバーブー
ツの状態を示す正面図である。 1…カバーブーツ、3…蛇腹部 4.5…固着部、9.10…被固着部
Claims (1)
- 【請求項1】胴部に蛇腹部を有し両端に固着部を備える
熱可塑性エラストマーより形成されたカバーブーツの製
造方法において、成形品の長さ(L1)が被固着部間の距
離(L)に対して1.1L〜1.7Lの成形品を成形し、次いで
この成形品を軸線方向にその長さ(L2)が0.3L1〜0.9L1
となるように圧縮し、ついで圧縮状態の成形品を90℃以
上、融点以下の温度にて熱処理し最終成形品の長さ
(L3)を0.5L〜1.0Lとしたことを特徴とするカバーブー
ツの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1338370A JPH0710570B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | カバーブーツの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1338370A JPH0710570B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | カバーブーツの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03199036A JPH03199036A (ja) | 1991-08-30 |
| JPH0710570B2 true JPH0710570B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=18317515
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1338370A Expired - Fee Related JPH0710570B2 (ja) | 1989-12-28 | 1989-12-28 | カバーブーツの製造方法 |
Country Status (1)
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| JP (1) | JPH0710570B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH085124B2 (ja) * | 1988-08-23 | 1996-01-24 | 豊田合成株式会社 | 樹脂製ブーツの製造方法 |
-
1989
- 1989-12-28 JP JP1338370A patent/JPH0710570B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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