JPH07105793A - 直流送電用バイパススイッチ - Google Patents
直流送電用バイパススイッチInfo
- Publication number
- JPH07105793A JPH07105793A JP5253058A JP25305893A JPH07105793A JP H07105793 A JPH07105793 A JP H07105793A JP 5253058 A JP5253058 A JP 5253058A JP 25305893 A JP25305893 A JP 25305893A JP H07105793 A JPH07105793 A JP H07105793A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bypass switch
- tank
- breaking
- power transmission
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高いアーク電圧をコンパクトな構成で実現す
る直流送電用バイパススイッチを提供する。 【構成】 3つの遮断部2a,2b,2cが直列に接続
され多点切り構造となっているので、アーク電圧は一遮
断点の場合の約3倍となる。この結果、転流が速やかに
行われる。また、各遮断部2a,2b,2cは、円筒状
のタンク1内に、各遮断部2a,2b,2cの長手方向
がタンクの中心軸と平行になるように、かつ、3つの中
心軸が三角形の各頂点を構成するようにタンク1内に配
設されているので、バイパススイッチはコンパクトにな
り、設置面積が縮小される。
る直流送電用バイパススイッチを提供する。 【構成】 3つの遮断部2a,2b,2cが直列に接続
され多点切り構造となっているので、アーク電圧は一遮
断点の場合の約3倍となる。この結果、転流が速やかに
行われる。また、各遮断部2a,2b,2cは、円筒状
のタンク1内に、各遮断部2a,2b,2cの長手方向
がタンクの中心軸と平行になるように、かつ、3つの中
心軸が三角形の各頂点を構成するようにタンク1内に配
設されているので、バイパススイッチはコンパクトにな
り、設置面積が縮小される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高電圧の直流送電設備
に用いられるバイパススイッチの改良に関するものであ
る。
に用いられるバイパススイッチの改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】電力需要の都市部への集中が進む一方、
都市部では発電所などの電源の建設が困難になってきて
いる。この為、近年では、長距離の大容量送電系統を整
備して電力を広域で運用し、電力供給の効率化を図って
いる。このような広域運用では潮流制御が複雑になるの
で、系統の安定性の確保が課題となる。このような課題
を解決するためには、直流系統の導入が一般的である。
都市部では発電所などの電源の建設が困難になってきて
いる。この為、近年では、長距離の大容量送電系統を整
備して電力を広域で運用し、電力供給の効率化を図って
いる。このような広域運用では潮流制御が複雑になるの
で、系統の安定性の確保が課題となる。このような課題
を解決するためには、直流系統の導入が一般的である。
【0003】直流系統では、長距離を直流で送電する直
流送電、海底ケーブルなどを用いる場合に静電容量が過
度に大きくなるのを避けるための直流送電、系統を分割
する直流連携、あるいは異周波間を繋ぐ周波数変換など
が用いられる。これらは、一般には、多端子網の系統で
はないので、事故発生などの場合には系統全体を停止す
ることになり、遮断器は必要ではない。これに対して、
系統の停止・運転時にサイリスタバルブをバイパスする
目的でバイパススイッチが用いられる。すなわち、バイ
パススイッチは、高電圧の直流電力系統の変換所に用い
られ、サイリスタバルブをインバータ運転からコンバー
タ運転に転換する場合、あるいはその逆を行う場合に、
一旦電流をバイパスし、サイリスタバルブが転換した後
に遮断動作を行うものである。
流送電、海底ケーブルなどを用いる場合に静電容量が過
度に大きくなるのを避けるための直流送電、系統を分割
する直流連携、あるいは異周波間を繋ぐ周波数変換など
が用いられる。これらは、一般には、多端子網の系統で
はないので、事故発生などの場合には系統全体を停止す
ることになり、遮断器は必要ではない。これに対して、
系統の停止・運転時にサイリスタバルブをバイパスする
目的でバイパススイッチが用いられる。すなわち、バイ
パススイッチは、高電圧の直流電力系統の変換所に用い
られ、サイリスタバルブをインバータ運転からコンバー
タ運転に転換する場合、あるいはその逆を行う場合に、
一旦電流をバイパスし、サイリスタバルブが転換した後
に遮断動作を行うものである。
【0004】ここで、バイパススイッチが使用される双
極性直流送電系統の一例を図5(回路図)に、また、こ
のような系統に用いられるバイパススイッチの動作推移
を図6(グラフ)に示す。この系統では、変換器ユニッ
ト21aの停止状態において、バイパススイッチ22a
を閉じることによって変換器ユニット21aに対してバ
イパスが行われている。この状態から変換器ユニット2
1aを起動する場合、バイパススイッチ22aを開極
し、運転を開始した変換器ユニット21aに電流を転流
する。このとき、変換器ユニット21aではサイリスタ
の順方向電圧降下が生じるので、バイパススイッチ22
aのアーク電圧で電流を転流することになる。したがっ
て、転流を速やかに行うにはバイパススイッチのアーク
電圧を高くすることが必要である。
極性直流送電系統の一例を図5(回路図)に、また、こ
のような系統に用いられるバイパススイッチの動作推移
を図6(グラフ)に示す。この系統では、変換器ユニッ
ト21aの停止状態において、バイパススイッチ22a
を閉じることによって変換器ユニット21aに対してバ
イパスが行われている。この状態から変換器ユニット2
1aを起動する場合、バイパススイッチ22aを開極
し、運転を開始した変換器ユニット21aに電流を転流
する。このとき、変換器ユニット21aではサイリスタ
の順方向電圧降下が生じるので、バイパススイッチ22
aのアーク電圧で電流を転流することになる。したがっ
て、転流を速やかに行うにはバイパススイッチのアーク
電圧を高くすることが必要である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、高電圧の系
統をコンパクト化するためには、絶縁性能に優れたSF
6 ガスを機器絶縁に用いることが有効であり、バイパス
スイッチとしても、SF6 ガス絶縁の開閉器が用いられ
る。このようなSF6 ガス絶縁の開閉器としてはパッフ
ァ形など、ガス吹き付けのガス遮断器が最も一般的であ
る。そして、ガス遮断器におけるアークについて、定常
状態でのアーク電圧はアークの長さに依存するが、他の
条件ではアーク電圧はほとんど変化しない。このため、
アーク電圧を高くするためには、ガス遮断器の遮断部に
おける接触子間距離を長くするか、接点数を多くするか
が最も効果的な方法と考えられる。
統をコンパクト化するためには、絶縁性能に優れたSF
6 ガスを機器絶縁に用いることが有効であり、バイパス
スイッチとしても、SF6 ガス絶縁の開閉器が用いられ
る。このようなSF6 ガス絶縁の開閉器としてはパッフ
ァ形など、ガス吹き付けのガス遮断器が最も一般的であ
る。そして、ガス遮断器におけるアークについて、定常
状態でのアーク電圧はアークの長さに依存するが、他の
条件ではアーク電圧はほとんど変化しない。このため、
アーク電圧を高くするためには、ガス遮断器の遮断部に
おける接触子間距離を長くするか、接点数を多くするか
が最も効果的な方法と考えられる。
【0006】しかしながら、接触子間距離を増大させる
と機械的な複雑さが増大して信頼性が低下する可能性が
あり、また、接点数を多くすると機器が大型化するとい
う問題がある。
と機械的な複雑さが増大して信頼性が低下する可能性が
あり、また、接点数を多くすると機器が大型化するとい
う問題がある。
【0007】本発明は、上記のような従来技術の問題点
を解決するために提案されたもので、その目的は、高い
アーク電圧をコンパクトな構成で実現する直流送電用バ
イパススイッチを提供することである。また、本発明の
他の目的は、高いアーク電圧を単純な構成で実現する直
流送電用バイパススイッチを提供することである。
を解決するために提案されたもので、その目的は、高い
アーク電圧をコンパクトな構成で実現する直流送電用バ
イパススイッチを提供することである。また、本発明の
他の目的は、高いアーク電圧を単純な構成で実現する直
流送電用バイパススイッチを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するた
め、請求項1の直流送電用バイパススイッチは、円筒状
の金属タンクと、前記タンク内に設けられた3つの遮断
部と、を有し、前記各遮断部は、直列に接続され、各遮
断部の中心軸がタンクの中心軸と平行でかつ三角形の各
頂点を構成するように配設されたことを特徴とする。
め、請求項1の直流送電用バイパススイッチは、円筒状
の金属タンクと、前記タンク内に設けられた3つの遮断
部と、を有し、前記各遮断部は、直列に接続され、各遮
断部の中心軸がタンクの中心軸と平行でかつ三角形の各
頂点を構成するように配設されたことを特徴とする。
【0009】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
直流送電用バイパススイッチにおいて、前記各遮断部は
同一の方向から駆動されるように構成されたことを特徴
とする。
直流送電用バイパススイッチにおいて、前記各遮断部は
同一の方向から駆動されるように構成されたことを特徴
とする。
【0010】
【作用】上記のような構成を有する本発明は、次のよう
な作用を有する。すなわち、請求項1のバイパススイッ
チでは、3つの各遮断部が直列に接続されており、か
つ、動作時には各遮断部の接触子でそれぞれアークが発
生する。このため、バイパススイッチ全体ではアーク電
圧が一遮断点の場合の約3倍となり、サイリスタバルブ
への電流の転流が速やかに行われる。
な作用を有する。すなわち、請求項1のバイパススイッ
チでは、3つの各遮断部が直列に接続されており、か
つ、動作時には各遮断部の接触子でそれぞれアークが発
生する。このため、バイパススイッチ全体ではアーク電
圧が一遮断点の場合の約3倍となり、サイリスタバルブ
への電流の転流が速やかに行われる。
【0011】そして、3つの各遮断部は、円筒状のタン
ク内に、各遮断部の長手方向である中心軸がタンクの中
心軸と平行になり、かつ、三角形の各頂点を構成するよ
うにタンク内に配設されているので、バイパススイッチ
がコンパクトになる。
ク内に、各遮断部の長手方向である中心軸がタンクの中
心軸と平行になり、かつ、三角形の各頂点を構成するよ
うにタンク内に配設されているので、バイパススイッチ
がコンパクトになる。
【0012】また、請求項2のバイパススイッチでは、
全ての遮断部が同一方向から駆動されるので、バイパス
スイッチの構成が単純になり、機械的な信頼性向上がは
かられる。
全ての遮断部が同一方向から駆動されるので、バイパス
スイッチの構成が単純になり、機械的な信頼性向上がは
かられる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の直流送電用バイパススイッチ
の複数の実施例について、図面にしたがって具体的に説
明する。なお、本実施例の目的は、高いアーク電圧をコ
ンパクトな構成で実現する直流送電用バイパススイッチ
を提供することである。また、本実施例の他の目的は、
高いアーク電圧を単純な構成で実現する直流送電用バイ
パススイッチを提供することである。
の複数の実施例について、図面にしたがって具体的に説
明する。なお、本実施例の目的は、高いアーク電圧をコ
ンパクトな構成で実現する直流送電用バイパススイッチ
を提供することである。また、本実施例の他の目的は、
高いアーク電圧を単純な構成で実現する直流送電用バイ
パススイッチを提供することである。
【0014】(1)第1実施例 第1実施例は、3つの遮断部を直列に接続した3点切り
の直流送電用バイパススイッチ(以下「本装置」とい
う)であり、図1は本装置の平面断面図、図2は同装置
を正面から見た構造を示す断面図である。
の直流送電用バイパススイッチ(以下「本装置」とい
う)であり、図1は本装置の平面断面図、図2は同装置
を正面から見た構造を示す断面図である。
【0015】すなわち、本装置は、図1に示すように、
円筒状の金属タンク1と、このタンク内に設けられた3
つのパッファ形の遮断部2a,2b,2cとを有する。
これら各遮断部2a,2b,2cは、中心軸が、タンク
1の中心軸方向である鉛直方法に平行となるように、か
つ、正三角形の各頂点を構成するように配設されてい
る。また、図2に示すように、遮断部2a,2b,2c
はそれぞれ支持絶縁筒3a,3b,3cによってタンク
1内に支持固定されている。
円筒状の金属タンク1と、このタンク内に設けられた3
つのパッファ形の遮断部2a,2b,2cとを有する。
これら各遮断部2a,2b,2cは、中心軸が、タンク
1の中心軸方向である鉛直方法に平行となるように、か
つ、正三角形の各頂点を構成するように配設されてい
る。また、図2に示すように、遮断部2a,2b,2c
はそれぞれ支持絶縁筒3a,3b,3cによってタンク
1内に支持固定されている。
【0016】また、各遮断部2a,2b,2cは、可動
部4と固定部5とを有し、可動部4に設けられる接触子
41、42と、固定部5に設けられる接触子51、52
は、それぞれ、一対で電気的接点を構成する。また、可
動部4は、パッファシリンダ43を有し、このパッファ
シリンダ43は、各支持絶縁筒3に支持されたパッファ
ピストン31と共に、パッファガスの圧縮室6を構成す
る。なお、遮断部2a,2b,2cの各可動部4は、そ
れぞれ、絶縁棒7a,7b,7cを介して図示しない外
部の操作機構に接続されている。
部4と固定部5とを有し、可動部4に設けられる接触子
41、42と、固定部5に設けられる接触子51、52
は、それぞれ、一対で電気的接点を構成する。また、可
動部4は、パッファシリンダ43を有し、このパッファ
シリンダ43は、各支持絶縁筒3に支持されたパッファ
ピストン31と共に、パッファガスの圧縮室6を構成す
る。なお、遮断部2a,2b,2cの各可動部4は、そ
れぞれ、絶縁棒7a,7b,7cを介して図示しない外
部の操作機構に接続されている。
【0017】また、遮断部2aの上側端子、および、遮
断部2cの下側端子には、タンク1外部への口出し導体
8a,8bが接続され、これら導体8a,8bは、それ
ぞれ、絶縁スペーサ9a,9bでタンクフランジ10
a,10bに支持される。また、遮断部2aの下側端子
と遮断部2bの上側端子、及び、遮断部2bの下側端子
と遮断部2cの上側端子はそれぞれ導体8c,8dによ
って電気的に接続されている。
断部2cの下側端子には、タンク1外部への口出し導体
8a,8bが接続され、これら導体8a,8bは、それ
ぞれ、絶縁スペーサ9a,9bでタンクフランジ10
a,10bに支持される。また、遮断部2aの下側端子
と遮断部2bの上側端子、及び、遮断部2bの下側端子
と遮断部2cの上側端子はそれぞれ導体8c,8dによ
って電気的に接続されている。
【0018】上記のような構成を有する第1実施例で
は、バイパススイッチからサイリスタバルブへ電流を転
流する際(図5)、信号などの指令を受けた前記操作機
構が、絶縁棒7a,7b,7cを介して各遮断部2a,
2b,2cそれぞれの可動接触子41,42を駆動し、
これによって3つの遮断部2a,2b,2cの各接触子
間41,51間にアークが発生する。このとき、3つの
遮断部2a,2b,2cが直列に接続され多点切り構造
となっているので、アーク電圧は一遮断点の場合の約3
倍となる。この結果、転流が速やかに行われる。
は、バイパススイッチからサイリスタバルブへ電流を転
流する際(図5)、信号などの指令を受けた前記操作機
構が、絶縁棒7a,7b,7cを介して各遮断部2a,
2b,2cそれぞれの可動接触子41,42を駆動し、
これによって3つの遮断部2a,2b,2cの各接触子
間41,51間にアークが発生する。このとき、3つの
遮断部2a,2b,2cが直列に接続され多点切り構造
となっているので、アーク電圧は一遮断点の場合の約3
倍となる。この結果、転流が速やかに行われる。
【0019】そして、各遮断部2a,2b,2cは、円
筒状のタンク1内に、各遮断部2a,2b,2cの長手
方向がタンクの中心軸と平行になるように、かつ、3つ
の中心軸が三角形の各頂点を構成するようにタンク1内
に配設されているので、バイパススイッチはコンパクト
になり、設置面積が縮小される。特に、第1実施例で
は、各遮断部2a,2b,2cがその中心軸が正三角形
の各頂点を構成するようにタンク1内に配設されている
ので、特にコンパクトなバイパススイッチが実現され
る。
筒状のタンク1内に、各遮断部2a,2b,2cの長手
方向がタンクの中心軸と平行になるように、かつ、3つ
の中心軸が三角形の各頂点を構成するようにタンク1内
に配設されているので、バイパススイッチはコンパクト
になり、設置面積が縮小される。特に、第1実施例で
は、各遮断部2a,2b,2cがその中心軸が正三角形
の各頂点を構成するようにタンク1内に配設されている
ので、特にコンパクトなバイパススイッチが実現され
る。
【0020】また、第1実施例では、全ての遮断部2
a,2b,2cの接触子41,42を一方向から駆動操
作できるので、構成も単純になり、機械的な信頼性向上
がはかられる。
a,2b,2cの接触子41,42を一方向から駆動操
作できるので、構成も単純になり、機械的な信頼性向上
がはかられる。
【0021】また、第1実施例では、過大な電圧が発生
することもない。すなわち、ガス遮断器の一遮断点当た
りの電圧はすでに550kVを達成している。したがっ
て、遮断点の極間絶縁の観点からは、±500kV直流
送電においても一遮断点で十分と考えることもできる。
しかし、バイパススイッチとしては遮断点相互あるいは
遮断点とタンク1との間の絶縁が十分確保される必要が
ある。第1実施例では、各遮断部2a,2b,2cでは
必要なアーク電圧の1/3の電圧が生じるが、最大電圧
としても、遮断部2aの上部と遮断部2cの上部、およ
び、遮断部1bの下部と遮断部1cの下部に、それぞ
れ、必要なアーク電圧の2/3の電圧が生じるに止ま
る。このように、第1実施例では、過大な電圧が発生し
ないので、十分な絶縁が実現される。
することもない。すなわち、ガス遮断器の一遮断点当た
りの電圧はすでに550kVを達成している。したがっ
て、遮断点の極間絶縁の観点からは、±500kV直流
送電においても一遮断点で十分と考えることもできる。
しかし、バイパススイッチとしては遮断点相互あるいは
遮断点とタンク1との間の絶縁が十分確保される必要が
ある。第1実施例では、各遮断部2a,2b,2cでは
必要なアーク電圧の1/3の電圧が生じるが、最大電圧
としても、遮断部2aの上部と遮断部2cの上部、およ
び、遮断部1bの下部と遮断部1cの下部に、それぞ
れ、必要なアーク電圧の2/3の電圧が生じるに止ま
る。このように、第1実施例では、過大な電圧が発生し
ないので、十分な絶縁が実現される。
【0022】(2)第2実施例 また、図3は、本発明の第2実施例の構成を示す平面断
面図であり、図4は、本発明の第2実施例の構成を示す
正面断面図である。すなわち、第2実施例は、3つの遮
断部2a,2b,2cが直列に接続されたもので、第1
実施例と略同様の構成を有するが、遮断部2aと2bが
下部で、遮断部2bと2cが上部でそれぞれ、導体8
e,8fによって接続されている点が、第1実施例と異
なる。このような第2実施例では、アークの発生時にお
ける固定接触子51と可動接触子41のアーク電圧の極
性が交互に位置することとなるので、過大な電圧の発生
が一層確実に抑止され、絶縁性が一層向上する。
面図であり、図4は、本発明の第2実施例の構成を示す
正面断面図である。すなわち、第2実施例は、3つの遮
断部2a,2b,2cが直列に接続されたもので、第1
実施例と略同様の構成を有するが、遮断部2aと2bが
下部で、遮断部2bと2cが上部でそれぞれ、導体8
e,8fによって接続されている点が、第1実施例と異
なる。このような第2実施例では、アークの発生時にお
ける固定接触子51と可動接触子41のアーク電圧の極
性が交互に位置することとなるので、過大な電圧の発生
が一層確実に抑止され、絶縁性が一層向上する。
【0023】(3)他の実施例 なお、本発明は、上記各実施例によって限定されるもの
ではなく、その要旨を変更しない範囲で種々変形して実
施し得るものであるから、次のような他の実施例をも包
含するものである。例えば、金属タンクについて、材質
は自由であり、また、形状の「円筒状」とは、完全な円
筒のみならず一部に平面部分を含む略円筒状のものを含
む。また、遮断部はパッファ型には限定されず、他の形
式のガス遮断器などを用いてもよい。
ではなく、その要旨を変更しない範囲で種々変形して実
施し得るものであるから、次のような他の実施例をも包
含するものである。例えば、金属タンクについて、材質
は自由であり、また、形状の「円筒状」とは、完全な円
筒のみならず一部に平面部分を含む略円筒状のものを含
む。また、遮断部はパッファ型には限定されず、他の形
式のガス遮断器などを用いてもよい。
【0024】また、上記各実施例では、各遮断部の中心
軸が正三角形の各頂点に位置するように配設されている
が、各遮断部は、例えば二等辺三角形の各頂点に位置す
るように配設してもよい。また、各遮断部間の接続構造
も自由に選択することができる。また、タンク及び各遮
断部は水平に配設してもよい。
軸が正三角形の各頂点に位置するように配設されている
が、各遮断部は、例えば二等辺三角形の各頂点に位置す
るように配設してもよい。また、各遮断部間の接続構造
も自由に選択することができる。また、タンク及び各遮
断部は水平に配設してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、高いア
ーク電圧をコンパクトな構成で実現する直流送電用バイ
パススイッチを提供することができる。
ーク電圧をコンパクトな構成で実現する直流送電用バイ
パススイッチを提供することができる。
【図1】本発明の第1実施例の直流送電用バイパススイ
ッチの構成を示す平面断面図。
ッチの構成を示す平面断面図。
【図2】本発明の第1実施例の直流送電用バイパススイ
ッチの構成を示す正面断面図。
ッチの構成を示す正面断面図。
【図3】本発明の第2実施例の直流送電用バイパススイ
ッチの構成を示す平面断面図。
ッチの構成を示す平面断面図。
【図4】本発明の第2実施例の直流送電用バイパススイ
ッチの構成を示す正面断面図。
ッチの構成を示す正面断面図。
【図5】本発明及び従来において、バイパススイッチが
使用される双極性直流送電系統の構成の一例を示す回路
図。
使用される双極性直流送電系統の構成の一例を示す回路
図。
【図6】本発明及び従来において、バイパススイッチの
動作推移を示すグラフ。
動作推移を示すグラフ。
1…タンク 2…遮断部 3…支持絶縁筒 4…可動部 5…固定部 6…圧縮室 7…絶縁棒 8…タンク外部への口出し導体 9…絶縁スペーサ 10…タンクフランジ 21…交換器ユニット 22…バイパススイッチ 31…パッファピストン 41,42,51,52…接触子 43…パッファシリンダ
Claims (2)
- 【請求項1】 円筒状の金属タンクと、 前記タンク内に設けられた3つの遮断部と、を有し、 前記各遮断部は、直列に接続され、各遮断部の中心軸が
タンクの中心軸と平行でかつ三角形の各頂点を構成する
ように配設されたことを特徴とする直流送電用バイパス
スイッチ。 - 【請求項2】 前記各遮断部は同一の方向から駆動され
るように構成されたことを特徴とする請求項1記載の直
流送電用バイパススイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5253058A JPH07105793A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 直流送電用バイパススイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5253058A JPH07105793A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 直流送電用バイパススイッチ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07105793A true JPH07105793A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17245905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5253058A Pending JPH07105793A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 直流送電用バイパススイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07105793A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2759200A1 (fr) * | 1997-02-04 | 1998-08-07 | Schneider Electric Sa | Disjoncteur a haute tension et a enveloppe metallique renfermant deux chambres de coupure par pole |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP5253058A patent/JPH07105793A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2759200A1 (fr) * | 1997-02-04 | 1998-08-07 | Schneider Electric Sa | Disjoncteur a haute tension et a enveloppe metallique renfermant deux chambres de coupure par pole |
| EP0858140A1 (fr) * | 1997-02-04 | 1998-08-12 | Schneider Electric Sa | Disjoncteur à haute tension et à enveloppe métallique renfermant deux chambres de coupure par pÔle |
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