JPH07106481B2 - 工作機械の工具送り装置 - Google Patents
工作機械の工具送り装置Info
- Publication number
- JPH07106481B2 JPH07106481B2 JP15771286A JP15771286A JPH07106481B2 JP H07106481 B2 JPH07106481 B2 JP H07106481B2 JP 15771286 A JP15771286 A JP 15771286A JP 15771286 A JP15771286 A JP 15771286A JP H07106481 B2 JPH07106481 B2 JP H07106481B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tool
- feed
- gear
- main shaft
- drive gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
- Turning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工作機械の工具送り装置に係り、特にワーク
に対する刃物送り運動の1サイクル検出を、工具送り台
の動きを直接利用して行なうようにした工具送り装置に
関する。
に対する刃物送り運動の1サイクル検出を、工具送り台
の動きを直接利用して行なうようにした工具送り装置に
関する。
〔従来の技術〕 軸物、例えばクランク軸のクランクピンを切削加工する
工作機械には、特公昭56−45726号公報及び特開昭53−8
0092号公報等に見られるように種々の形式のものが知ら
れている。
工作機械には、特公昭56−45726号公報及び特開昭53−8
0092号公報等に見られるように種々の形式のものが知ら
れている。
このうち、ピンターニング旋盤の如き工作機械は、軸物
の両端を心押台により固定保持し、この軸物の外周囲に
工具ヘッドを旋回させると共に刃物台に送りをかけ軸物
を所定径寸法に切削するものである。
の両端を心押台により固定保持し、この軸物の外周囲に
工具ヘッドを旋回させると共に刃物台に送りをかけ軸物
を所定径寸法に切削するものである。
このようなワーク固定,工具旋回形式の軸物加工用工作
機械では、刃物送り機構を内蔵した工具ヘッドを軸物の
周囲に高速旋回運動させて、軸物、例えばクランク軸の
クランクピンの切削加工能率を向上しようとする場合、
旋回工具ヘッドに組み込まれる刃物送り機構を簡素化
し、軽量化することが望まれる。
機械では、刃物送り機構を内蔵した工具ヘッドを軸物の
周囲に高速旋回運動させて、軸物、例えばクランク軸の
クランクピンの切削加工能率を向上しようとする場合、
旋回工具ヘッドに組み込まれる刃物送り機構を簡素化
し、軽量化することが望まれる。
そこで、本願出願人は、上記要望を満足したワーク固定
工具旋回形式の工作機械を、特願昭61−42724号におい
て既に出願済みである。これは主軸駆動歯車と、これよ
り歯数の少ない送り歯車とを同軸に組み合わせ、この両
歯車を同一の歯車列を介して回転することにより両歯車
間に回転位相ずれを生じさせると共に、この回転位相ず
れ運動を利用して、送り歯車に形成したカム溝とこれに
係合するカムフォロアにより、主軸駆動歯車に設置した
刃物送り台をインフィードさせるものであり、そして、
上記インフィード動作による軸物加工の1サイクル検出
手段は、主軸の回転を減速するウォーム及びウォームギ
ア等から成る減速歯車列と、この減速歯車列により回転
されるドッグ円板及びこれにより動作されるリミットス
イッチ等から構成されている。
工具旋回形式の工作機械を、特願昭61−42724号におい
て既に出願済みである。これは主軸駆動歯車と、これよ
り歯数の少ない送り歯車とを同軸に組み合わせ、この両
歯車を同一の歯車列を介して回転することにより両歯車
間に回転位相ずれを生じさせると共に、この回転位相ず
れ運動を利用して、送り歯車に形成したカム溝とこれに
係合するカムフォロアにより、主軸駆動歯車に設置した
刃物送り台をインフィードさせるものであり、そして、
上記インフィード動作による軸物加工の1サイクル検出
手段は、主軸の回転を減速するウォーム及びウォームギ
ア等から成る減速歯車列と、この減速歯車列により回転
されるドッグ円板及びこれにより動作されるリミットス
イッチ等から構成されている。
上記のような工具送り装置におけるワーク加工の1サイ
クル終了点の検出手段では、これがウォーム及びウォー
ムギア等から成る減速歯車列及びドッグ円板等で構成さ
れるため、これらの設置スペースが大きくなり、主軸囲
りを繁雑にするほか、刃物送りの安全装置を設けること
ができない。
クル終了点の検出手段では、これがウォーム及びウォー
ムギア等から成る減速歯車列及びドッグ円板等で構成さ
れるため、これらの設置スペースが大きくなり、主軸囲
りを繁雑にするほか、刃物送りの安全装置を設けること
ができない。
即ち、刃物の摩擦あるいは折損等により、送り台に対す
る送りがオーバロードになると、主軸駆動歯車と送り歯
車間に回転位相ずれが生じなくなって、刃物台の送りは
停止してしまうが、これに対し依然として回転されてい
るため、その回転は減速歯車列を介してドッグ円板に伝
達されることになり、その結果、実際の刃物の送りサイ
クル位置とドッグ円板によるサイクル検出位置との間に
ずれが生じてしまうからである。
る送りがオーバロードになると、主軸駆動歯車と送り歯
車間に回転位相ずれが生じなくなって、刃物台の送りは
停止してしまうが、これに対し依然として回転されてい
るため、その回転は減速歯車列を介してドッグ円板に伝
達されることになり、その結果、実際の刃物の送りサイ
クル位置とドッグ円板によるサイクル検出位置との間に
ずれが生じてしまうからである。
本発明は上記の問題点を解決するためになされたもの
で、減速歯車列をなくして主軸周りをシンプルにすると
共に刃物送りの安全装置の設置を可能にした工作機械の
工具送り装置を提供することを目的とする。
で、減速歯車列をなくして主軸周りをシンプルにすると
共に刃物送りの安全装置の設置を可能にした工作機械の
工具送り装置を提供することを目的とする。
本発明に係る工作機械の工具送り装置は、加工ユニット
本体に回転可能に設けた中空主軸と、この中空主軸に同
心にかつ一体に取り付けた主軸駆動歯車と、この主軸駆
動歯車に対向して上記中空主軸に相対回転可能に取り付
けられ、かつ上記主軸駆動歯車と歯数が異なる送り歯車
と、上記主軸駆動歯車及び送り歯車を回転駆動するモー
タと、上記主軸駆動歯車にその径方向に移動可能に設置
され、かつ被加工用軸物の外周に向け突設された切削刃
を有する工具送り台とを備え、上記送り歯車には上記工
具送り台に取り付けたカムフォロアが押圧係合するイン
フィード用のカム溝をリング状に形成すると共に、上記
工具送り台の動きに直接連動し、上記主軸駆動歯車と送
り歯車との同転位相ずれによる切削刃送り運動の1サイ
クル点を検出する機構を設けたものである。
本体に回転可能に設けた中空主軸と、この中空主軸に同
心にかつ一体に取り付けた主軸駆動歯車と、この主軸駆
動歯車に対向して上記中空主軸に相対回転可能に取り付
けられ、かつ上記主軸駆動歯車と歯数が異なる送り歯車
と、上記主軸駆動歯車及び送り歯車を回転駆動するモー
タと、上記主軸駆動歯車にその径方向に移動可能に設置
され、かつ被加工用軸物の外周に向け突設された切削刃
を有する工具送り台とを備え、上記送り歯車には上記工
具送り台に取り付けたカムフォロアが押圧係合するイン
フィード用のカム溝をリング状に形成すると共に、上記
工具送り台の動きに直接連動し、上記主軸駆動歯車と送
り歯車との同転位相ずれによる切削刃送り運動の1サイ
クル点を検出する機構を設けたものである。
本発明においては、主軸駆動歯車及び送り歯車が回転す
ると、両歯車間に回転位相ずれが生じ、これによりカム
フォロアがカム溝をトレースすることで工具送り台がイ
ンフィードされることになり、そして工具送り台がカム
溝のリードに従って1サイクル動作すると、これに運動
する1サイクルに検出機構が作動して1サイクル点を検
出する。従って、1サイクル検出機構はワークの加工サ
イクル毎に確実に動作し、サイクル運動の位置との間に
ずれを生じることがなく、しかも所期の目的も達成し得
る。
ると、両歯車間に回転位相ずれが生じ、これによりカム
フォロアがカム溝をトレースすることで工具送り台がイ
ンフィードされることになり、そして工具送り台がカム
溝のリードに従って1サイクル動作すると、これに運動
する1サイクルに検出機構が作動して1サイクル点を検
出する。従って、1サイクル検出機構はワークの加工サ
イクル毎に確実に動作し、サイクル運動の位置との間に
ずれを生じることがなく、しかも所期の目的も達成し得
る。
以下、本発明の実施例を図面について説明する。
第1図,第2図及び第3図はそれぞれ本発明に係る工具
送り装置を備えたクランクピン切削工作機械の平面図,
正面図及び第1図のIII−III線に沿う断面図であり、ま
た、第4図乃至第6図は本発明における工具送り機構の
1サイクル終了検出機構及び送り安全機構の詳細を示す
ものである。
送り装置を備えたクランクピン切削工作機械の平面図,
正面図及び第1図のIII−III線に沿う断面図であり、ま
た、第4図乃至第6図は本発明における工具送り機構の
1サイクル終了検出機構及び送り安全機構の詳細を示す
ものである。
第1図乃至第3図において、1はベッドで、その上面に
は前後方向に所定間隔をあけて平行な4条の第1,第2,第
3,第4案内面2a,2b,2c,2dがベッド1の長手方向に沿っ
て形成されている。3は上記ベッド1の長手方向の一端
側に位置して第1案内面2aと、これに隣接する第2案内
面2bと後側に位置する第3案内面2cの上に跨ってベッド
1の長手方向に移動可能に設置した第1の心押台、4は
上記ベッド1の長手方向の他端側に位置して第2案内面
2bと第3案内面2cの後側の第4案内面2dの上に跨ってベ
ッド1の長手方向に移動可能に設置した第2の心押台で
あり、これら各心押台3,4は、被加工用軸物、例えばク
ランク軸5の両端ジャーナル部5aを把持するチャック6,
7をそれぞれ同一軸線上に揃えて備え、そしてそれぞれ
の心押台3,4の内部には、それぞれのチャック6,7を操作
する油圧シリンダ及びクランク軸5の各クランクピン5b
を加工位置に割り出すためのインデックス機構(いずれ
も公知技術であるため図示せず)が装着されている。ま
た、8は上記各心押台3,4間における第1心押台3に近
い側に位置してベッド1の第2,第4案内面2b,2dの上に
跨ってベッド1の長手方向に移動可能に設置したサド
ル、9はサドル8に対応してベッド1に取り付けたNCサ
ーボモータで、このサーボモータ9により回転されるボ
ールねじ10はサドル8に設けたボールナット11に螺合さ
れ、サーボモータ9を駆動することによりサドル8をク
ランク軸5の軸線方向に移動できるようになっている。
12は上記サドル8上にその移動方向と直交する方向に移
動可能に設置した加工ユニットで、この加工ユニット12
はサドル8に設置した油圧シリンダ13等によってサドル
8と直交する方向に移動されるものである。
は前後方向に所定間隔をあけて平行な4条の第1,第2,第
3,第4案内面2a,2b,2c,2dがベッド1の長手方向に沿っ
て形成されている。3は上記ベッド1の長手方向の一端
側に位置して第1案内面2aと、これに隣接する第2案内
面2bと後側に位置する第3案内面2cの上に跨ってベッド
1の長手方向に移動可能に設置した第1の心押台、4は
上記ベッド1の長手方向の他端側に位置して第2案内面
2bと第3案内面2cの後側の第4案内面2dの上に跨ってベ
ッド1の長手方向に移動可能に設置した第2の心押台で
あり、これら各心押台3,4は、被加工用軸物、例えばク
ランク軸5の両端ジャーナル部5aを把持するチャック6,
7をそれぞれ同一軸線上に揃えて備え、そしてそれぞれ
の心押台3,4の内部には、それぞれのチャック6,7を操作
する油圧シリンダ及びクランク軸5の各クランクピン5b
を加工位置に割り出すためのインデックス機構(いずれ
も公知技術であるため図示せず)が装着されている。ま
た、8は上記各心押台3,4間における第1心押台3に近
い側に位置してベッド1の第2,第4案内面2b,2dの上に
跨ってベッド1の長手方向に移動可能に設置したサド
ル、9はサドル8に対応してベッド1に取り付けたNCサ
ーボモータで、このサーボモータ9により回転されるボ
ールねじ10はサドル8に設けたボールナット11に螺合さ
れ、サーボモータ9を駆動することによりサドル8をク
ランク軸5の軸線方向に移動できるようになっている。
12は上記サドル8上にその移動方向と直交する方向に移
動可能に設置した加工ユニットで、この加工ユニット12
はサドル8に設置した油圧シリンダ13等によってサドル
8と直交する方向に移動されるものである。
上記加工ユニット12は、第4図及び第5図に示すよう
に、ユニット本体14内にこれをサドル8の移動方向と同
一の方向に貫通する中空主軸15を備え、この中空主軸15
は球軸受16a,16bによってユニット本体14内に回転可能
に軸支されていると共に、その前端には、ドーナツ板状
の主軸駆動歯車17がボルト18により同心にかつ一体に固
着され、更に後端には軸受押え19がボルト20によって一
体に固着されている。また、上記中空主軸15の前端外周
に嵌合するカラー21の外周には、リング状の送り歯車22
が中空主軸15に関して相対回転可能に嵌合され、この送
り歯車22は上記主軸駆動歯車17と同径で、これより1歯
乃至適数歯少ない歯数を有している。23は上記ユニット
本体14に回転自在に支持した駆動軸で、その一端にはピ
ニオンギア24が固定され、他端はユニット本体14の後面
に固着したサーボモータ25の回転軸25aにカップリング2
5bによって連結されている。26は上記駆動軸23と上記中
空主軸15間に位置してユニット本体14に回転可能に支持
した中空の中間軸で、その一端には上記ピニオンギア24
及び主軸駆動歯車17に噛合する第1の中間歯車27が固着
され、更に第1の中間歯車27と同歯数で上記送り歯車22
と噛合する第2の中間歯車28がスライドピン29により結
合されている。上記スライドピン19は中間軸26を直径方
向に摺動可能に貫通し、その一端を第6図に示すように
第2の中間歯車28の内周に形成した凹部28aに係合する
ことで第2の中間歯車28を中間軸26に結合するものであ
る。また、上記スライドピン29は傾斜面29aを有し、こ
の傾斜面29aに係合する押圧ピン30が上記中空中間軸26
内にその長手方向に沿って摺動可能に嵌挿されている。
押圧ピン30には、中空中間軸26内に挿入された操作ロッ
ド31の一端が結合され、その他端は、中間軸26の他端開
口に螺合したロード調整ねじ32を貫通して中間軸26外へ
突出されていると共に、中間軸26に位置して操作ロッド
31に螺着したナット33とロード調整ねじ32間には圧縮ば
ね34が介在され、このばね34により押圧ピン30にスライ
ドピン29側へ押圧力を付与することで、スライドピン29
の先端を中間歯車28の凹部28aに押圧係合させるように
なっている。そして送り歯車22がオーバロードになり、
主軸駆動歯車17との間に回転位相ずれがなくなって一体
に回転される時は第2の中間歯車28を中間軸26に対し回
転させて、スライドピン29を内方へ押し込み、その動き
を操作ロッド31に伝達し、操作ロッド31の外方突出端に
対向して設置したスイッチ35を動作させるものである。
即ち、上記中間歯車28,スライドピン29,押圧ピン30,操
作ロッド31,ばね34及びスイッチ35は送りがオーバロー
ドになったときの安全機構を構成するものであり、そし
てスイッチ35が動作された時は工作機械が非常停止する
ようになっている。
に、ユニット本体14内にこれをサドル8の移動方向と同
一の方向に貫通する中空主軸15を備え、この中空主軸15
は球軸受16a,16bによってユニット本体14内に回転可能
に軸支されていると共に、その前端には、ドーナツ板状
の主軸駆動歯車17がボルト18により同心にかつ一体に固
着され、更に後端には軸受押え19がボルト20によって一
体に固着されている。また、上記中空主軸15の前端外周
に嵌合するカラー21の外周には、リング状の送り歯車22
が中空主軸15に関して相対回転可能に嵌合され、この送
り歯車22は上記主軸駆動歯車17と同径で、これより1歯
乃至適数歯少ない歯数を有している。23は上記ユニット
本体14に回転自在に支持した駆動軸で、その一端にはピ
ニオンギア24が固定され、他端はユニット本体14の後面
に固着したサーボモータ25の回転軸25aにカップリング2
5bによって連結されている。26は上記駆動軸23と上記中
空主軸15間に位置してユニット本体14に回転可能に支持
した中空の中間軸で、その一端には上記ピニオンギア24
及び主軸駆動歯車17に噛合する第1の中間歯車27が固着
され、更に第1の中間歯車27と同歯数で上記送り歯車22
と噛合する第2の中間歯車28がスライドピン29により結
合されている。上記スライドピン19は中間軸26を直径方
向に摺動可能に貫通し、その一端を第6図に示すように
第2の中間歯車28の内周に形成した凹部28aに係合する
ことで第2の中間歯車28を中間軸26に結合するものであ
る。また、上記スライドピン29は傾斜面29aを有し、こ
の傾斜面29aに係合する押圧ピン30が上記中空中間軸26
内にその長手方向に沿って摺動可能に嵌挿されている。
押圧ピン30には、中空中間軸26内に挿入された操作ロッ
ド31の一端が結合され、その他端は、中間軸26の他端開
口に螺合したロード調整ねじ32を貫通して中間軸26外へ
突出されていると共に、中間軸26に位置して操作ロッド
31に螺着したナット33とロード調整ねじ32間には圧縮ば
ね34が介在され、このばね34により押圧ピン30にスライ
ドピン29側へ押圧力を付与することで、スライドピン29
の先端を中間歯車28の凹部28aに押圧係合させるように
なっている。そして送り歯車22がオーバロードになり、
主軸駆動歯車17との間に回転位相ずれがなくなって一体
に回転される時は第2の中間歯車28を中間軸26に対し回
転させて、スライドピン29を内方へ押し込み、その動き
を操作ロッド31に伝達し、操作ロッド31の外方突出端に
対向して設置したスイッチ35を動作させるものである。
即ち、上記中間歯車28,スライドピン29,押圧ピン30,操
作ロッド31,ばね34及びスイッチ35は送りがオーバロー
ドになったときの安全機構を構成するものであり、そし
てスイッチ35が動作された時は工作機械が非常停止する
ようになっている。
一方、上記主軸駆動歯車17の前面壁には、中央にクラン
ク軸挿通用の穴36aを形成した工具送り台36が、第4図
及び第5図に示す如く、該前面壁にボルト等により取外
し自在に固定した平行な一対のリテーナ37a,37bによっ
て主軸駆動歯車17の直径方向に摺動可能に支持されてお
り、そして、上記中央穴36aの内壁には、クランクピン
等の軸物の外形を切削する切削刃38が内包へ突出して設
けられていると共に、上記工具送り台36の一端側にはロ
ーラ軸39を支持するブラケット40が直角に貫通配置さ
れ、このブラケット40はテーパリング41とボルト42によ
って、工具送り台36に一体に固着されている。また、ブ
ラケット40の主軸駆動歯車17側への突出部は、主軸駆動
歯車17に穿設した、ブラケット40の外径より十分大きい
穴17a内に挿通されており、そして、ローラ軸39の送り
歯車22側への突出端には、送り歯車22の主軸駆動歯車17
側の接触面に環状に形成したカム溝43に係合するローラ
式カムフォロア44が取り付けられている。
ク軸挿通用の穴36aを形成した工具送り台36が、第4図
及び第5図に示す如く、該前面壁にボルト等により取外
し自在に固定した平行な一対のリテーナ37a,37bによっ
て主軸駆動歯車17の直径方向に摺動可能に支持されてお
り、そして、上記中央穴36aの内壁には、クランクピン
等の軸物の外形を切削する切削刃38が内包へ突出して設
けられていると共に、上記工具送り台36の一端側にはロ
ーラ軸39を支持するブラケット40が直角に貫通配置さ
れ、このブラケット40はテーパリング41とボルト42によ
って、工具送り台36に一体に固着されている。また、ブ
ラケット40の主軸駆動歯車17側への突出部は、主軸駆動
歯車17に穿設した、ブラケット40の外径より十分大きい
穴17a内に挿通されており、そして、ローラ軸39の送り
歯車22側への突出端には、送り歯車22の主軸駆動歯車17
側の接触面に環状に形成したカム溝43に係合するローラ
式カムフォロア44が取り付けられている。
上記カム溝43は、第7図(a)の展開図に示す如く、切
削刃38にインフィード方向の運動を与えるため、急速前
進用リード部43aと、切削送り用リード部43b,ドエル用
リード部43c,早戻し用リード部43d及び送りゼロの部分4
3eとから成るカム面を有し、このカム面は1サイクルと
してn(整数)個有し、カム溝43の1周の間に等分割に
形成されるものである。また、上記カム溝43の各リード
部にカムフォロア44を圧接してバックラッシュを除去す
るために、カムフォロア44の設置位置と反対の工具送り
台36の他端部内側に圧縮ばね45が装着され、この圧縮ば
ね45の両端はそれぞれ工具送り台36と主軸駆動歯車17に
固着したスタッド46に係止されている。
削刃38にインフィード方向の運動を与えるため、急速前
進用リード部43aと、切削送り用リード部43b,ドエル用
リード部43c,早戻し用リード部43d及び送りゼロの部分4
3eとから成るカム面を有し、このカム面は1サイクルと
してn(整数)個有し、カム溝43の1周の間に等分割に
形成されるものである。また、上記カム溝43の各リード
部にカムフォロア44を圧接してバックラッシュを除去す
るために、カムフォロア44の設置位置と反対の工具送り
台36の他端部内側に圧縮ばね45が装着され、この圧縮ば
ね45の両端はそれぞれ工具送り台36と主軸駆動歯車17に
固着したスタッド46に係止されている。
次に、工具送り台36の動きを直接利用して、クランクピ
ン加工の1サイクル検出機構について述べる。
ン加工の1サイクル検出機構について述べる。
1サイクル終了点検出機構は、第4図及び第5図に示す
ように中空主軸15にその円周方向に90゜の間隔をもって
配置した4本のロッド47を備え、この各ロッド47は中空
主軸15の前端面(主軸駆動歯車17)側から長手方向に所
望深さに穿設した4個の穴48にそれぞれ摺動可能に嵌挿
されていると共に、各穴48内に挿着した圧縮ばね49によ
って工具送り台36の背面に圧接する方向に付勢され、そ
して各ロッド47の突出先端が圧接する工具送り台36の背
面には傾斜溝50をそれぞれ形成し、この傾斜溝50にロッ
ド47の先端を押圧係合することにより、工具送り台36の
動きをロッド47の中空主軸15の軸方向の動きに変換する
ようになっている。また、上記中空主軸15の外周に、そ
の軸線方向にスライド可能に遊嵌合したリング51を有
し、このリング51は中空主軸15に形成した長穴15aを通
して止めねじ52により上記各ロッド47に固定されてい
る。53は上記リング51の位置を感知して動作する近接ス
イッチであり、該スイッチ53は中空主軸15の外周部に配
置され、支持部材54に取り付けられている。また、55は
上記支持部材54に取り付けた中空主軸15の定位置停止用
の位置センサで、この位置センサ55と対向する中空主軸
15の外周面には位置センサ55を作動させる定位置停止部
材56が固着されている。
ように中空主軸15にその円周方向に90゜の間隔をもって
配置した4本のロッド47を備え、この各ロッド47は中空
主軸15の前端面(主軸駆動歯車17)側から長手方向に所
望深さに穿設した4個の穴48にそれぞれ摺動可能に嵌挿
されていると共に、各穴48内に挿着した圧縮ばね49によ
って工具送り台36の背面に圧接する方向に付勢され、そ
して各ロッド47の突出先端が圧接する工具送り台36の背
面には傾斜溝50をそれぞれ形成し、この傾斜溝50にロッ
ド47の先端を押圧係合することにより、工具送り台36の
動きをロッド47の中空主軸15の軸方向の動きに変換する
ようになっている。また、上記中空主軸15の外周に、そ
の軸線方向にスライド可能に遊嵌合したリング51を有
し、このリング51は中空主軸15に形成した長穴15aを通
して止めねじ52により上記各ロッド47に固定されてい
る。53は上記リング51の位置を感知して動作する近接ス
イッチであり、該スイッチ53は中空主軸15の外周部に配
置され、支持部材54に取り付けられている。また、55は
上記支持部材54に取り付けた中空主軸15の定位置停止用
の位置センサで、この位置センサ55と対向する中空主軸
15の外周面には位置センサ55を作動させる定位置停止部
材56が固着されている。
次に、上記のように構成された本実施例の動作について
説明する。
説明する。
クランク軸5のクランクピン5bを、ワーク固定、ツール
旋回で切削加工する場合は、まず、クランク軸5の長さ
に応じて心押台3,4を第1,第3案内面2a,2c及び第2,第4
案内面2b,2d上で移動させ、クランク軸5の長さに適合
した位置に固定する。その後、クランク軸5の両端ジャ
ーナル部5aを各心押台3,4のチャック6,7により把持す
る。このとき、チャック6,7のインデックス機構が動作
して、クランク軸5の回転方向の位相決めがなされ、#
1P,#3Pのクランクピン5bがジャーナル部5aの芯に対し
て水平になった状態におかれる。
旋回で切削加工する場合は、まず、クランク軸5の長さ
に応じて心押台3,4を第1,第3案内面2a,2c及び第2,第4
案内面2b,2d上で移動させ、クランク軸5の長さに適合
した位置に固定する。その後、クランク軸5の両端ジャ
ーナル部5aを各心押台3,4のチャック6,7により把持す
る。このとき、チャック6,7のインデックス機構が動作
して、クランク軸5の回転方向の位相決めがなされ、#
1P,#3Pのクランクピン5bがジャーナル部5aの芯に対し
て水平になった状態におかれる。
そして、サーボモータを駆動してボールねじ10を回転す
ることにより、サドル8を第1図において矢印A方向に
移動させ、切削刃38を、例えば#4Pのクランクピン5bに
対向するように位置決めをする。#4Pクランクピン5bへ
の切削刃38の位置割り出しが完了したならば、油圧シリ
ンダ13を作動して加工ユニット12を、#1P,#4Pのクラ
ンクピン5bの中心に中空主軸15の軸線が一致する位置に
移動させ、工作機械をクランクピン切削モードに移行さ
せる。
ることにより、サドル8を第1図において矢印A方向に
移動させ、切削刃38を、例えば#4Pのクランクピン5bに
対向するように位置決めをする。#4Pクランクピン5bへ
の切削刃38の位置割り出しが完了したならば、油圧シリ
ンダ13を作動して加工ユニット12を、#1P,#4Pのクラ
ンクピン5bの中心に中空主軸15の軸線が一致する位置に
移動させ、工作機械をクランクピン切削モードに移行さ
せる。
工作機械の切削モード設定により切削用のサーボモータ
25が起動されると、その回転は駆動軸23,ピニオンギア2
4及び中間歯車27,28を介して主軸駆動歯車17及び送り歯
車22に伝達される。これに伴い主軸駆動歯車17は中空主
軸15と一体に回転されると共に、送り歯車22はカラー21
の周囲を回転することになる。
25が起動されると、その回転は駆動軸23,ピニオンギア2
4及び中間歯車27,28を介して主軸駆動歯車17及び送り歯
車22に伝達される。これに伴い主軸駆動歯車17は中空主
軸15と一体に回転されると共に、送り歯車22はカラー21
の周囲を回転することになる。
ここで、主軸駆動歯車17の歯数をMとすると、送り歯車
22の歯数はM−1となる。従って、主軸駆動歯車17がN
回転すると、送り歯車22はN+1回転する。即ち、主軸
駆動歯車17と送り歯車22との間に1回転分に相当する位
相ずれが生じ、この両者間のずれ回転とカム溝43によっ
て工具送り台36をインフィードさせる。
22の歯数はM−1となる。従って、主軸駆動歯車17がN
回転すると、送り歯車22はN+1回転する。即ち、主軸
駆動歯車17と送り歯車22との間に1回転分に相当する位
相ずれが生じ、この両者間のずれ回転とカム溝43によっ
て工具送り台36をインフィードさせる。
即ち、両歯車17,22間の相対的な回転ずれに伴い、圧縮
ばね45により常時圧接されているカムフォロア44が、第
7図(a)においてカム溝43内を送りゼロの部分43eか
ら急速前進用リード部43aに係合すると、工具送り台36
を含めた切削刃38は、リード部43aによってクランクピ
ン5b(#4P)へ近接する方向へ急速前進される。そし
て、カムフォロア44がリード部43bに移行すると、工具
送り台36はインフィード量の小さい切削送りに入り、ク
ランクピン5b(#4P)の外径を切削刃38により切削加工
する。次のドエル用リード部43cの領域では、クランク
ピン5bの外径を定寸法に仕上げ切削する。そして、ドエ
ル用リード部43cを通過して早戻し用リード部43dにカム
フォロア44が係合するようになると、切削刃38を含めた
工具送り台36に早戻しがかかり、切削刃38を切削完了の
クランクピン5b(#4P)から離間する方向へ急速後退さ
せる。
ばね45により常時圧接されているカムフォロア44が、第
7図(a)においてカム溝43内を送りゼロの部分43eか
ら急速前進用リード部43aに係合すると、工具送り台36
を含めた切削刃38は、リード部43aによってクランクピ
ン5b(#4P)へ近接する方向へ急速前進される。そし
て、カムフォロア44がリード部43bに移行すると、工具
送り台36はインフィード量の小さい切削送りに入り、ク
ランクピン5b(#4P)の外径を切削刃38により切削加工
する。次のドエル用リード部43cの領域では、クランク
ピン5bの外径を定寸法に仕上げ切削する。そして、ドエ
ル用リード部43cを通過して早戻し用リード部43dにカム
フォロア44が係合するようになると、切削刃38を含めた
工具送り台36に早戻しがかかり、切削刃38を切削完了の
クランクピン5b(#4P)から離間する方向へ急速後退さ
せる。
上記切削サイクル時のサーボモータ25の速度パターンを
第7図(b)に示す。この第7図(b)において、両歯
車17,22に相対ずれ角度θ1からθ2の領域では、サー
ボモータ25は一定の速度v2で高速回転される。
第7図(b)に示す。この第7図(b)において、両歯
車17,22に相対ずれ角度θ1からθ2の領域では、サー
ボモータ25は一定の速度v2で高速回転される。
一方、工具送り台36に切込み送りがかかって、工具送り
台36が第5図の矢印B方向に移動すると、傾斜溝50に圧
接接合している各ロッド47が第4図の矢印C方向に移動
し、同時にリング51も同一方向へ移動する。そして、ク
ランクピン5bの定寸法切削が終了した後、工具送り台36
が早戻しに移行され始めると、その動きに連動してリン
グ51が矢印Cと逆の方向に移動され始める。これを近接
スイッチ53が感知すると、近接スイッチ53から信号が送
出され、この信号をサーボモータ25の制御回路(図示せ
ず)に加えることでサーボモータ25に急制動をかけ、サ
ーボモータ25の回転速度を第7図(b)に示す如く予め
定めた低速度v1にする。そして、工具送り台36の早戻し
動作が行なわれ、両歯車17,22の相対ずれ回転速度が360
゜/n、即ち切削刃38の運動の1サイクルが終了する角度
θ3になると、位置センサ55が定位置停止部材56を感知
して、その信号をサーボモータ25の制御回路に加え、こ
れによりサーボモータ25に急ブレーキをかけて中空主軸
15を定位置停止させる。
台36が第5図の矢印B方向に移動すると、傾斜溝50に圧
接接合している各ロッド47が第4図の矢印C方向に移動
し、同時にリング51も同一方向へ移動する。そして、ク
ランクピン5bの定寸法切削が終了した後、工具送り台36
が早戻しに移行され始めると、その動きに連動してリン
グ51が矢印Cと逆の方向に移動され始める。これを近接
スイッチ53が感知すると、近接スイッチ53から信号が送
出され、この信号をサーボモータ25の制御回路(図示せ
ず)に加えることでサーボモータ25に急制動をかけ、サ
ーボモータ25の回転速度を第7図(b)に示す如く予め
定めた低速度v1にする。そして、工具送り台36の早戻し
動作が行なわれ、両歯車17,22の相対ずれ回転速度が360
゜/n、即ち切削刃38の運動の1サイクルが終了する角度
θ3になると、位置センサ55が定位置停止部材56を感知
して、その信号をサーボモータ25の制御回路に加え、こ
れによりサーボモータ25に急ブレーキをかけて中空主軸
15を定位置停止させる。
この時の停止位置は、クランク軸5のカウンタウェイト
と180゜の回転位相差を持つ位置であり、第4図に示す
ような切削刃38とクランクピン5b(#4P)との位置関係
となる。このようにするのは、上述する停止位置が大き
くずれると、加工ユニット12をクランク軸5の軸線方向
に移動するとき、切削刃38とクランク軸5とが干渉する
からである。
と180゜の回転位相差を持つ位置であり、第4図に示す
ような切削刃38とクランクピン5b(#4P)との位置関係
となる。このようにするのは、上述する停止位置が大き
くずれると、加工ユニット12をクランク軸5の軸線方向
に移動するとき、切削刃38とクランク軸5とが干渉する
からである。
また、中空主軸15の停止位置が正常であっても工具ユニ
ット12のクランク軸長手方向の位置決めが不良であった
り、クランク軸5の回転方向の位置割出しが不良の場合
を考慮して、サーボモータ25を起動する時も低速、かつ
トルク制限を与えた状態で中空主軸15を1回転させ、切
削刃38とクランク軸5とが正常な位置関係であるか否か
を確認させる。この場合の制御は図示しないタイマによ
り行なわれるもので、第7図(b)のθ0〜θ1の範囲
に相当する。
ット12のクランク軸長手方向の位置決めが不良であった
り、クランク軸5の回転方向の位置割出しが不良の場合
を考慮して、サーボモータ25を起動する時も低速、かつ
トルク制限を与えた状態で中空主軸15を1回転させ、切
削刃38とクランク軸5とが正常な位置関係であるか否か
を確認させる。この場合の制御は図示しないタイマによ
り行なわれるもので、第7図(b)のθ0〜θ1の範囲
に相当する。
もし、中空主軸15の1回転中にクランク軸5と切削刃38
とが干渉したならば、その干渉時点で中空主軸15の回転
がストップするから、セットされたタイマ以上に時間が
経過しても中空主軸15は1回転せず、従って、かかる異
常は容易に発見できると共に、工作機械の切削サイクル
停止も可能になる。
とが干渉したならば、その干渉時点で中空主軸15の回転
がストップするから、セットされたタイマ以上に時間が
経過しても中空主軸15は1回転せず、従って、かかる異
常は容易に発見できると共に、工作機械の切削サイクル
停止も可能になる。
一方、クランクピン5bの切削サイクル中に、切削刃38が
摩擦して切削抵抗が大幅に増大したり、あるいは切削38
が折損したりして、工具送り台36に対する送り力が主軸
駆動歯車17と送り歯車22との回転位相ずれによる送り力
以上になってオーバロードになると、主軸駆動歯車17と
送り歯車22とは一体化された状態になり、両者は回転位
相ずれを生じることなる一体に回転される。このため、
主軸駆動歯車17及び送り歯車22と各別に噛み合う第1の
中間歯車27と第2の中間歯車28との間に回転ずれが生じ
る。即ち、第2の中間歯車28が中間軸26に対し回転し始
めるので、第2の中間歯車28の凹部28aに没入していた
スライドピン29が第6図の矢印D方向にばね34に抗して
移動し、その傾斜面29aに係合している押圧ピン30及び
これに連結されている操作ロッド31を第4図の矢印E方
向に摺動させ、スイッチ35をオン動作させる。このスイ
ッチ35がオンにされると、そのオン信号は工作機械の制
御回路(図示せず)に供給され、工作機械が非常停止さ
れる。これにより送りがオーバロードになることによる
送り機構等の損傷あるいは破壊を未然に防止できる。
摩擦して切削抵抗が大幅に増大したり、あるいは切削38
が折損したりして、工具送り台36に対する送り力が主軸
駆動歯車17と送り歯車22との回転位相ずれによる送り力
以上になってオーバロードになると、主軸駆動歯車17と
送り歯車22とは一体化された状態になり、両者は回転位
相ずれを生じることなる一体に回転される。このため、
主軸駆動歯車17及び送り歯車22と各別に噛み合う第1の
中間歯車27と第2の中間歯車28との間に回転ずれが生じ
る。即ち、第2の中間歯車28が中間軸26に対し回転し始
めるので、第2の中間歯車28の凹部28aに没入していた
スライドピン29が第6図の矢印D方向にばね34に抗して
移動し、その傾斜面29aに係合している押圧ピン30及び
これに連結されている操作ロッド31を第4図の矢印E方
向に摺動させ、スイッチ35をオン動作させる。このスイ
ッチ35がオンにされると、そのオン信号は工作機械の制
御回路(図示せず)に供給され、工作機械が非常停止さ
れる。これにより送りがオーバロードになることによる
送り機構等の損傷あるいは破壊を未然に防止できる。
なお、送り歯車22に対するオーバロードの調節は、調整
ねじ32によりばね34のばね圧を調整することが可能とな
る。
ねじ32によりばね34のばね圧を調整することが可能とな
る。
また、工具送り台36の移動が直接1サイクル検出用リン
グ51の動きとなっているため、工具送り台36の送りがオ
ーバロードで停止した場合は直ちにリング51も停止する
ことになる。即ち、1サイクル運動の終了点とリング51
との間にずれが生じることがなく、従って、主軸駆動歯
車17と送り歯車22との間の回転位相ずれにより送り運動
を生じさせる送り機構を備えた工具機械でも送りの安全
装置を設けることができるのである。
グ51の動きとなっているため、工具送り台36の送りがオ
ーバロードで停止した場合は直ちにリング51も停止する
ことになる。即ち、1サイクル運動の終了点とリング51
との間にずれが生じることがなく、従って、主軸駆動歯
車17と送り歯車22との間の回転位相ずれにより送り運動
を生じさせる送り機構を備えた工具機械でも送りの安全
装置を設けることができるのである。
なお、本発明における工具送り装置は、上記実施例のよ
うなクランク軸のクランクピンの切削加工に限らず、円
筒カム、その他の軸物の加工にも利用できることは勿論
である。また、1サイクル検出機構は、上記実施例のよ
うに工具送り台36の背面に形成した傾斜溝50及びこれに
押圧係合するロッド47を組み合わせたものに限定されな
い。要は工具送り台36の動きに直接連動する方式のもの
であれば良い。
うなクランク軸のクランクピンの切削加工に限らず、円
筒カム、その他の軸物の加工にも利用できることは勿論
である。また、1サイクル検出機構は、上記実施例のよ
うに工具送り台36の背面に形成した傾斜溝50及びこれに
押圧係合するロッド47を組み合わせたものに限定されな
い。要は工具送り台36の動きに直接連動する方式のもの
であれば良い。
以上のように本発明によれば、主軸駆動歯車と送り歯車
との回転位相ずれにより工具送り台を送り動作させる送
り装置において、工具送り台の動きを直接利用してワー
クに対する刃物送り動作の1サイクルを検出できるよう
にしたものであるから、従来のような主軸回転を利用し
て1サイクル検出を行なうような減速歯車列が不要とな
り、主軸周りが簡単になるほか、送りの安全装置を設け
ることができるという効果がある。
との回転位相ずれにより工具送り台を送り動作させる送
り装置において、工具送り台の動きを直接利用してワー
クに対する刃物送り動作の1サイクルを検出できるよう
にしたものであるから、従来のような主軸回転を利用し
て1サイクル検出を行なうような減速歯車列が不要とな
り、主軸周りが簡単になるほか、送りの安全装置を設け
ることができるという効果がある。
第1図は本発明に係る工具送り装置を備えたクランク軸
切削用工作機械の平面図、第2図はその正面図、第3図
は第1図のIII−III線に沿う断面図、第4図は本発明に
おける工具送り装置の一例を示す断面図、第5図は第4
図のV−V線に沿う側面図、第6図は第4図のVI−VI線
に沿う断面図、第7図(a)は本発明における刃物イン
フィード用カム溝の説明用展開図、第7図(b)は刃物
インフィード用カム溝に対応した主軸サーボモータの速
度パターン図である。 12……加工ユニット、14……ユニット本体、15……中空
主軸、17……主軸駆動歯車、21……カラー、22……送り
歯車、23……駆動軸、24……ピニオンギア、25……サー
ボモータ、26……中間軸、27,28……中間歯車、29……
スライドピン、30……押圧ピン、31……操作ロッド、34
……ばね、35……スイッチ、36……工具送り台、38……
切削刃、43……インフィード用カム溝、44……カムフォ
ロア、47……1サイクル検出用ロッド、50……傾斜溝、
51……リング、53……近接スイッチ。
切削用工作機械の平面図、第2図はその正面図、第3図
は第1図のIII−III線に沿う断面図、第4図は本発明に
おける工具送り装置の一例を示す断面図、第5図は第4
図のV−V線に沿う側面図、第6図は第4図のVI−VI線
に沿う断面図、第7図(a)は本発明における刃物イン
フィード用カム溝の説明用展開図、第7図(b)は刃物
インフィード用カム溝に対応した主軸サーボモータの速
度パターン図である。 12……加工ユニット、14……ユニット本体、15……中空
主軸、17……主軸駆動歯車、21……カラー、22……送り
歯車、23……駆動軸、24……ピニオンギア、25……サー
ボモータ、26……中間軸、27,28……中間歯車、29……
スライドピン、30……押圧ピン、31……操作ロッド、34
……ばね、35……スイッチ、36……工具送り台、38……
切削刃、43……インフィード用カム溝、44……カムフォ
ロア、47……1サイクル検出用ロッド、50……傾斜溝、
51……リング、53……近接スイッチ。
Claims (2)
- 【請求項1】加工ユニット本体に回転可能に設けた中空
主軸と、この中空主軸に同心かつ一体に取り付けた主軸
駆動歯車と、この主軸駆動歯車に対向して上記中空主軸
に相対回転可能に取り付けられ、かつ上記主軸駆動歯車
と歯数の異なる送り歯車と、上記主軸駆動歯車及び送り
歯車を回転駆動するモータと、上記主軸駆動歯車にその
径方向に移動可能に設置され、かつ被加工用軸物の外周
に向け突設された切削刃を有する工具送り台とを備え、
上記送り歯車には上記工具送り台に取り付けたカムフォ
ロアが押圧係合するインフィード用のカム溝をリング状
に形成すると共に、上記工具送り台の動きに直接連動
し、上記主軸駆動歯車と送り歯車との回転位相ずれによ
る切削刃送り運動の1サイクル点を検出する機構を設け
たことを特徴とする工作機械の工具送り装置。 - 【請求項2】1サイクル検出機構が、中空主軸にその軸
線方向にスライド可能に取り付けた複数のロッドと、こ
の各ロッドの一端とそれぞれ圧接係合するようにして工
具送り台に形成され各ロッドを直線運動させる傾斜溝
と、上記各ロッドに一体に結合されたリングと、このリ
ングの動きを感知して1サイクルの検出指令を出すスイ
ッチとから構成されていることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の工作機械の工具送り装置。
Priority Applications (9)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15771286A JPH07106481B2 (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | 工作機械の工具送り装置 |
| EP87102542A EP0235719B1 (en) | 1986-02-27 | 1987-02-23 | Tool slide device in machine tool |
| AT87102542T ATE71570T1 (de) | 1986-02-27 | 1987-02-23 | Werkzeugschlittenvorrichtung in einer werkzeugmaschine. |
| DE3750883T DE3750883T2 (de) | 1986-02-27 | 1987-02-23 | Bearbeitungsgerät. |
| AT91106934T ATE115453T1 (de) | 1986-02-27 | 1987-02-23 | Bearbeitungsgerät. |
| DE8787102542T DE3775943D1 (de) | 1986-02-27 | 1987-02-23 | Werkzeugschlittenvorrichtung in einer werkzeugmaschine. |
| EP91106934A EP0442542B1 (en) | 1986-02-27 | 1987-02-23 | Machining apparatus |
| KR1019870001721A KR950004527B1 (ko) | 1986-02-27 | 1987-02-27 | 공작기계의 공구이송장치 |
| US07/019,809 US4800789A (en) | 1986-02-27 | 1987-02-27 | Tool slide device in machine tool |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15771286A JPH07106481B2 (ja) | 1986-07-04 | 1986-07-04 | 工作機械の工具送り装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6316939A JPS6316939A (ja) | 1988-01-23 |
| JPH07106481B2 true JPH07106481B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=15655723
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15771286A Expired - Lifetime JPH07106481B2 (ja) | 1986-02-27 | 1986-07-04 | 工作機械の工具送り装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07106481B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5835801B2 (ja) | 2010-02-12 | 2015-12-24 | 国立大学法人東京工業大学 | 18f標識化合物の製造方法及びその方法に用いる高分子化合物 |
-
1986
- 1986-07-04 JP JP15771286A patent/JPH07106481B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5835801B2 (ja) | 2010-02-12 | 2015-12-24 | 国立大学法人東京工業大学 | 18f標識化合物の製造方法及びその方法に用いる高分子化合物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6316939A (ja) | 1988-01-23 |
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