JPH07106525B2 - 移動台装置の姿勢制御システム - Google Patents

移動台装置の姿勢制御システム

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JPH07106525B2
JPH07106525B2 JP4115300A JP11530092A JPH07106525B2 JP H07106525 B2 JPH07106525 B2 JP H07106525B2 JP 4115300 A JP4115300 A JP 4115300A JP 11530092 A JP11530092 A JP 11530092A JP H07106525 B2 JPH07106525 B2 JP H07106525B2
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displacement
control system
attitude control
moving
mobile platform
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村 洋 太 郎 畑
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畑村 洋太郎
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば半導体製造装
置,工作機械,各種検査装置等に用いられる移動台装置
に関し、特に移動台の姿勢を制御する移動台装置の姿勢
制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】近
年、半導体技術で代表されるように微細加工の高精度化
の要求が高まっている。NC(数値制御)が開発されて
以来、機械各部の高剛性化と位置制御により加工精度は
飛躍的に向上したが、より機械加工の高精密化を図るに
は、”加工の知能化”の考えを取り入れる必要がある。
【0003】加工の知能化とは、加工現場で生じている
物理現象を情報としてサンセでとりこみ、予め用意した
モデルに入力し、そこからの出力と設計から定まる目標
値と比較して、その差に応じてアクチュエータを動か
し、加工で生じる現象そのものをリアルタイムで変化さ
せて所期の目的の加工を行うものである。
【0004】加工で生じる基本的な物理現象を図31に
示す。物を加工すると、加工の行われる部分100で加
工反力Nと熱Hの発生が生じる。この他にも動力源10
1からの発熱、熱と加工反力の伝達によるベース10
2,コラム103およびヘッド104等の構造体の変
形、周囲への熱Hや音Sの発散等の種々の現象が同時に
生じている。すなわち、すべての構成要素は力と熱で変
形しており、より加工の高精密化を図るためには、単な
る高剛性化による高精度化や、従来技術の組み合わせに
よるシステム化などでは不十分であった。この加工時の
物理現象としては、周囲の温度変化A、熱と力による各
構造部材の変形B、伝熱による温度分布C、内部ひずみ
D、外部ひずみE、加工による振動F等の種々の情報と
して把握することができる。
【0005】かかる見地から、加工の知能化に必要とさ
れる機械要素について、目下種々の試みがなされてい
る。
【0006】本発明は、上記した加工の知能化に必要な
構成要素として加工テーブルに着目し、この加工テーブ
ルに利用することができる移動台装置の姿勢制御システ
ムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明にあっては、軌道レールに転動体を介して移
動子を移動自在に設け、該移動子および軌道レールの少
なくとも一方側に移動台を取り付けた移動台装置におい
て、前記移動子を複数設け、前記移動台と個々の移動子
の間にそれぞれ微小変位発生部を設け、前記移動子の移
動によって移動台の粗動を行い、前記各微小変位発生部
発生する一方向の微小変位の組み合わせによって移動
台の姿勢を制御することを特徴とする。
【0008】変位発生部は移動台を支持する脚部に設け
たことを特徴とする。
【0009】移動台の脚部は、移動子に取付けられた中
間台に支持されていることを特徴とする。
【0010】移動台の脚部は移動子に直接支持されてい
ることを特徴とする。
【0011】変位発生部は移動子に設けたことを特徴と
する。
【0012】微小変位発生部は一方向にのみ変位を発生
させるものであることを特徴とする。
【0013】移動台の姿勢の制御は、移動台走行時のピ
ッチング,ローリング,ヨーイングを補正する方向に、
各移動子の変位発生部を制御することを特徴とする。
【0014】移動台の姿勢を外部から認識し、この認識
された姿勢情報に基づいて、変位発生部を制御すること
を特徴とする。
【0015】移動台に作用する力を検出し、この検出さ
れた力情報に基づいて、移動子の変位発生部を制御する
ことを特徴とする。
【0016】移動子に変位検出手段を設け、該変位検出
手段によって検出された変位情報から移動台の姿勢を認
識し、この認識された姿勢情報に基づいて、変位発生部
を制御することを特徴とする。
【0017】移動子に力検出手段を設け、該値から検出
手段によって検出された力情報から移動台の姿勢を認識
し、この認識された姿勢情報に基づいて、変位発生部を
制御することを特徴とする。
【0018】力検出手段によって検出された力情報から
移動子の変位量を求め、該変位量分を相殺するように変
位発生部に変位を発生させることによって移動台の姿勢
を一定位置に維持することを特徴とする。
【0019】移動台が工作機械の加工テーブルであり、
加工テーブル上のワークと工具の相対位置を認識し、適
正な相対位置となるように移動台の姿勢を制御すること
を特徴とする。
【0020】
【作用】上記構成の移動台装置の姿勢制御システムにあ
っては、移動子を移動させることによって移動台の粗動
送りを行う。一方、移動台と移動子の間に設けた微小変
位発生手段で微小変位を発生させることにより、移動台
の姿勢を制御する。すなわち、本願発明は、移動台を支
持する直線案内装置の複数の移動子に着目し、移動子の
支持面で姿勢を制御するようにしたものである。このよ
うに移動子の部分に変位発生部を設けているので、その
組み合わせ方でどのようなテーブルの姿勢制御も行うこ
とができ、非常に汎用性の高い姿勢制御システムを構築
することができる。
【0021】姿勢の制御は、移動台走行時のピッチン
グ,ローリング,ヨーイングを補正するようにすれば、
ピッチング,ローリング,ヨーイングの影響を無視する
ことができる。
【0022】また、移動台の姿勢を外部から認識し、こ
の認識された姿勢情報に基づいて、各移動子の変位発生
部を制御することにより、移動台の姿勢の制御を精密に
行える。
【0023】一方、移動台に作用する力を検出し、この
力情報に基づいて各移動子の変位発生部を制御すること
により、力に応じた最適な姿勢を得ることができる。
【0024】また、各移動子に変位検出手段を設け、検
出された変位情報から移動台の姿勢を認識するようにす
れば、外部の姿勢認識手段が不要となる。
【0025】また、各移動子に力検出手段を設ければ、
外部の力検出手段が不要となる。
【0026】また、力検出手段によって検出された力情
報から各摺動子の変位量を求め、該変位量分を相殺する
ように各移動子の変位発生部に変位を発生させることに
よって移動台の姿勢を一定位置に維持するようにすれ
ば、見かけ上剛性無限大の移動台装置を実現できる。
【0027】そして、移動台を工作機械の加工テーブル
として用い、加工テーブル上のワークと工具の相対位置
を認識し、適正な相対位置となるように移動台の姿勢を
制御するようにすれば、工作機械の他の構成要素が熱や
力によって変形したとしても、常に加工状態を一定に保
つことができ、加工精度の向上を図ることができる。
【実施例】以下に本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。
【0028】図1は本発明の一実施例に係る移動台装置
の姿勢制御システムの基本構成を示している。移動台装
置は、移動台の直線案内として転がり直線運動案内装置
を用いたものである。転がり直線運動案内装置は、軌道
レール1に転動体2を介して複数の移動子3を移動自在
に設けた構成で、この移動子3および軌道レール1の少
なくともいずれか一方、図示例では移動子3に移動台7
が取付けられ、軌道レール1はベース101に固定され
ている。
【0029】移動台7はボールねじ等の粗動送り系10
3によって直線方向に駆動され、NC情報に基づいて粗
動制御装置111から粗動指令信号が出力され、モータ
ドライバ112を介して粗動送りモータ113が駆動さ
れる。この粗動送り系103の制御はオープンループ制
御としてもよいし、移動台7の位置をフィードバックし
てクローズドループ制御としてもよい。
【0030】一方、変位発生手段4の制御は、外部セン
サ114あるいは移動子3に設けられた力検出手段9や
変位検出手段8から得られる移動台7の姿勢に関する情
報に基づいてなされる。移動台7の姿勢は軌道レール
1,移動子3,ベース101,粗動送り系103のボー
ルねじ軸105,ボ−ルナット106等の各システム構
成要素の変形によって変化するものであり、各構成要素
の変形は熱と力によって生じる。移動台7の姿勢を知る
ための外部センサ114としては、まず移動台7自体の
変位を直接見るための変位センサやビデオカメラ等の視
覚センサを用いることができる。また、移動台7の姿勢
を直接検出するのではなく、各構成要素の変形量を検出
するようにしてもよい。各構成要素の変形量を検出する
には、構成要素の変形量を変形センサによって直接検出
してもよいし、ひずみを検出するようにしてもよい。ま
た、各構成要素に加わる熱と力を検出して変形量を演算
するようにしてもよい。さらに、各構成要素の内力状態
によって音を含む振動特性が変化することも考えられる
ので、振動特性を姿勢情報として検出するようにしても
よい。要するにすべての構成要素は、ひずみ・温度・音
・形等として情報を発生しており、これら構成要素から
発せられる情報のうち、利用可能なあらゆる情報をもと
にして微動制御装置100にて移動台の姿勢7を認識し
て微動制御量を演算し、変位発生手段ドライバ114を
介して変位発生手段4を駆動制御するようになってい
る。
【0031】図2は移動台装置に設ける変位発生部の各
種実施例を示している。図2(c) は微小変位発生手段を
移動台に設けたものであり、図2(d) ,(e) は変位発生
部を移動台を支持する脚部に設けたものである。このう
ち、図2(d) は移動台の脚部が移動子に取付けられた中
間台に支持した例で、図2(e) は移動台の脚部が移動子
に直接支持されている例である。
【0032】また、図2(f) は変位発生手段が移動子に
設けられている例である。能としたものである。
【0033】図3は図2(f) の移動子に変位発生手段を
設けた場合を例にとって、移動台の姿勢制御状態を示し
ている。すなわち、図2(a) ,(b) に示すように、軌道
レール1に沿って移動子3が移動する方向をY軸、軌道
レール1に対して直交しかつ移動子3の疑似摺動面に平
行方向をX軸、移動子3の疑似摺動面Sに対して直交す
る上下方向をZ軸とした場合に、図3(b) はZ軸方向
に、図3(c) はX軸方向に、図3(d) はY軸方向に、そ
れぞれ変位を発生させる様子を示している。
【0034】また、図3(e) 〜 (g)には、移動台7の姿
勢を、移動台7がY軸回りに回動するローリング,X軸
回りに回動するピッチング,Z軸回りに回動するヨーイ
ングを補正する方向に、各移動子3の変位発生部4を制
御する。
【0035】また、力検出手段によって検出された力情
報から各摺動子の変位量を求め、該変位量分を相殺する
ように各移動子の変位発生部に変位を発生させることに
よって移動台の姿勢を一定位置に維持するようにすれ
ば、見かけ上剛性無限大の移動台装置を実現できる。図
4には、移動台装置の各種構成例を示している。
【0036】すなわち、図4(a) は軌道レール1を一軸
構成としたもの、図4(b) は軌道レール1を2軸構成と
した例であるが、図1に示す例とは逆に、軌道レール1
に移動台7を取りつけたものである。
【0037】図4(c) は2軸対向使用の例で、移動子3
を左右に対向して配置したものである。
【0038】図4(d) に示す例は、左右の移動子3を上
下方向と水平方向に配置したものである。
【0039】図4(e) は、2軸対向使用の例を90度回
転させた構成例である。
【0040】図4(f) に閉める例は同図(c) に示す例と
反対の構成であり、同図 (g)は同図(d) に示す例と反対
の構成例である。
【0041】図5は図4(c) ,(f) ,(e) の2軸対向使
用の場合に、一方の移動子3に変位発生部4を設けない
でばねで支持するようにしたものである。
【0042】なお、この図4,図5に示す構成例は、い
ずれもY軸方向の一軸方向に移動する場合であるが、図
6に示すように、XY軸の2方向へ移動可能な構成とし
てもよい。
【0043】図7および図8は、移動台7を工作機械の
加工テーブルとして用いる場合の実施例を示している。
すなわち、移動台7上のワークWと工具Tの相対位置を
認識し、適正な相対位置となるように移動台の姿勢を制
御するものである。
【0044】図7はこの基本的なシステム構成を示すも
ので、図1のシステムに加えて工具T側に作用する力,
熱,変形量等を検出するセンサ116を設け、工具Tと
移動台7上の相対位置を認識し、最適な加工状態となる
ように、移動台7の姿勢を制御するものである。
【0045】すなわち、マシニングセンタを例にとる
と、図31に示したように、すべての構成要素は熱と力
によって変形しており、工具Tの姿勢も変化してしま
う。そこで、コラム等をアクティブな構造体として工具
Tの姿勢を制御することも試みられているが、この発明
では工具Tの姿勢の変化に追随させて移動台7の姿勢を
制御するものである。
【0046】そのためには、まず工具TとワークWの相
対位置関係を正確に認識する必要がある。この工具Tと
ワークWの相対位置は、工具Tの位置,姿勢とワークW
の位置,姿勢を個別に検出することによって認識するこ
とができる。また、位置自体を検出しないで、工具Tと
ワークW間の加工反力の大きさと方向を検出することに
よって、工具TとワークWの相対位置を判断することも
可能である。また、音センサによって工具TとワークW
の相対位置を認識することも可能である。また、視覚セ
ンサによって相対的な位置関係を検出することもでき
る。
【0047】このように、工具Tの姿勢変化に追随する
ように移動台7の姿勢を制御することにより、工作機械
の他の構成要素が熱や力によって変形したとしても、常
に加工状態を最適状態に保つことができる。
【0048】図9(a) 〜(c) は、本発明の変位発生直線
運動用案内装置の概念的な構成を示している。この変位
発生直線運動用案内装置は、直線的に延びる軌道レール
1と、この軌道レール1に転動体としての多数のボール
2を介して組みつけられる摺動台3と、から構成され
る。そして、摺動台3には変位発生部4が設けられてお
り、この変位発生部4によって変位を発生させて摺動台
3によって案内される可動テーブル等の被案内部材5の
位置を制御可能としている。
【0049】変位発生方向としては、図9(d) に示すよ
うに、軌道レール1に沿って摺動台3が移動する方向を
Y軸、軌道レール1に対して直交しかつ摺動台3の疑似
摺動面に平行方向をX軸、摺動台3の疑似摺動面Sに対
して直交する上下方向をZ軸とした場合に、図9(a) で
はZ軸方向に、図9(b) ではX軸方向に、図9(c) では
Y軸方向に、それぞれ変位を発生する様子を示してい
る。
【0050】図10(a) は、この変位発生部4の変位量
を検出する変位検出手段8を設けた例を示している。こ
のように変位検出手段8を設けることにより、実際の変
位量をモニタすることができ、この変位情報に基づいて
変位発生部4の作動を制御すれば、被案内部材5の位置
をより精密に制御することが可能となる。また、図10
(b) は摺動台3に作用する力を検出する力検出手段9を
設けたもので、作用する力情報に基づいて変位発生部4
を制御することもできる。
【0051】変位検出手段8としては、たとえば、図1
1(a) に示すような歪みゲージ等の抵抗式センサ8a,
同図(b) に示すような圧電素子を用いて変位を電圧変化
として検出するセンサ8b、同図(c) に示すような作動
トランスやうず電流センサ等の電磁誘導式センサ8c、
同図(d) に示すような静電容量式のセンサ8d、同図
(e) に示すような光りファイバ等を用いた光り干渉方式
のセンサ8e等、微小変位を検出可能な種々のセンサを
用いることができる。また、図11(f) , (g)には力検
出手段の一例を示している。すなわち、図11(f) に示
すものは、荷重に応じて荷重作用方向に弾性変形する弾
性部材9bと、この弾性部材9bのひずみ量を検出する
ための歪みゲージ9aと、から構成されており、弾性部
材9bの歪み量の検出値から作用する力を検出するもの
である。
【0052】図11(g) に示す例は、弾性部材9bと、
この弾性部材9bに並べて配置される圧電素子9cの歪
み量の検出値から作用する力を検出するものである。
【0053】もちろん、力検出手段としては、この図示
例の他種々の検出手段を用いることができる。
【0054】図12は変位発生部4の各種基本構成例を
示している。
【0055】すなわち、図12(a) はZ軸方向に変位を
発生する場合、図10(b) はX軸方向に変位を発生させ
る場合、図12(c) はY軸方向に変位を発生させる場合
の構成例である。その他図示しないが、図11(b) ,
(c) の構成を組合せることによりXY軸の二方向に変位
を発生させることもできるし、また図11(a) と図11
(b) の構成を組み合わせることによりXZ軸の二方向
に、図11(a) と図11(c) の構成を組合せることによ
りYZ軸の二方向に変位を発生させることができる。さ
らに、図11(a) 〜(c) の三つの構成を組合せることに
よりXYZ軸の三方向に変位を発生させることができ
る。さらにまた、XYZ軸方向に限らず、任意の方向に
変位を発生させるように構成することが可能である。
【0056】いずれの例も、変位発生部の構成として、
変位方向に弾性変形可能でかつ変位方向以外の方向には
剛な弾性部材6と、変位方向に伸縮可能な圧電素子や電
歪素子等の変位手段7と、を備えており、この弾性部材
6と変位手段7とが摺動台本体部31とテーブル等が取
り付けられる取付部32との対向面間に並べて設けられ
ている。
【0057】図12(d) に示す例は、変位伝達部材33
を用いたものである。すなわち、ボールが転動する部分
を有する摺動台本体部31と取付部32の対向面間には
弾性部材6のみを設け、変位発生伝達部材の一端33a
を摺動台本体部31にと取付部32のいずれか一方、図
示例では取付部32に固定し、この変位伝達部材33の
自由端部33bと摺動台本体部31と取付部32の他方
側の部材、この実施例では摺動台本体部31との間に変
位手段7を介在させたものである。
【0058】変位手段6としては、圧電素子や電歪素子
の他に、物体の熱膨張を利用して伸縮させる熱アクチュ
エータや、図12(e) ,(f) に示すような、流体圧によ
って伸縮するアクチュエータ7a、その他ボイスコイル
や磁歪素子等、要するに指令値に基づいて指令値に比例
して伸縮する各種アクチュエータを適用することができ
る。
【0059】図13は、図12に示した変位発生部の基
本構成において、弾性部材6として薄肉の板ばね構成と
した場合の各種構成例を示している。
【0060】図13(a) は図12(a) に示すZ軸方向に
変位を発生させる場合の弾性部材の基本構成を示す。す
なわち、この弾性部材6Aは、変位発生方向には弾性変
形可能でその他の方向には剛な薄肉構造になっており、
一端が取付部32に固定され、他端が摺動台本体部31
に固定されている。
【0061】図13(b) は、図12(d) に示した変位伝
達部材を用いた変位発生部の具体例を示している。
【0062】図13(c) は、弾性部材6Bとして薄肉の
環状平板構造のものを用いた場合の例を示す。図13
(d) 〜(f) はこの弾性部材6Bの平面形状を示すもの
で、同図(d) に示すように単なる環状平板形状としても
よく、また同図(e) ,(f) に示すように適当な穴6Cを
設けた形状としてもよい。
【0063】図13 (g)〜(i) は、変位手段7と弾性部
材6Bの配置構成例を示している。
【0064】図13 (g)は、弾性部材6Bと変位手段7
を共にリング状に形成して同心的に配置した例である。
【0065】図13(h) は、棒状の変位手段7と、リン
グ状の弾性部材6Bを用いたもので、棒状の変位手段7
を三か所に配置した例を示している図13(i) は、棒状
の変位手段7を用いると共に、弾性部材6Bを棒状の変
位手段7をさけるように円周方向に分割構成としたもの
である。
【0066】図14は、図12(b) ,(c) に示すX軸,
Y軸方向に変位を発生させる場合の弾性部材の基本的な
構成例を示している。
【0067】図14(a) は、弾性部材6Dを互いに平行
に配置される薄肉部より構成される平行平板構造とした
例であり、X軸あるいはY軸方向の一方向にのみ弾性変
形可能な構造となっている。
【0068】図14(b) は、弾性部材6Eの構造として
薄肉円筒形状としたものである。このようにすれば、X
軸,Y軸方向のいずれの方向にも弾性変形可能であり、
弾性変形の方向は一方向に限定されない。
【0069】次に、本発明のより具体的な実施例につい
て説明する。以下、第1実施例から第8実施例までがZ
軸変位型の実施例であり、第9実施例がX軸変位型の実
施例、第10実施例がY軸変位型の実施例であり、第1
1実施例がXY軸二方向変位型の実施例であり、第12
実施例がX軸Y軸変位型の変形例である。
【0070】[第1実施例]図15および図16は第1
の実施例を示している。この第1実施例は、Z軸方向に
変位を発生させる図12(a) のモデル構成を具体化した
ものであり、図15は概略構成を示し、図10はより具
体的な構成例を示している。
【0071】まず、図15に基づいて概略構成を説明
し、次いで図14に基づいてより詳細な部分を説明す
る。
【0072】図15の例は、弾性部材6Bとして図13
(c) に示す薄肉の環状平板構造のものを適用した例であ
る。すなわち、摺動台3が、ボール2が転動する部分を
有する摺動台本体部31と、被案内部材5が取り付けら
れる取付部32と、摺動台本体部31と取付部32との
間に介在される変位発生部4とから構成されている。
【0073】変位発生部4は、板ばね状の弾性部材6B
と、取付部31とスライド部32間の間隔を可変とする
変位手段7とから構成される。弾性部材6Bは薄肉の環
状平板形状であり、その外端が環状の取付部32内端に
固定され、その内端が摺動台本体部31に固定され、Z
軸方向に弾性変形可能に構成されている。
【0074】弾性部材6Bを環状平板構造とすることに
より、弾性部材6BはZ軸方向には弾性変形可能でかつ
Z軸以外のX,Y軸方向には剛な構成となっており、X
軸,Y軸方向の剛性を高剛性に保つことができる。
【0075】弾性部材6Bの表面には、弾性部材6Bの
弾性変形に対応する変位量を検出するための検出手段と
しての抵抗式センサ8aが貼着されている。この抵抗式
センサ8aは、図15(b) に示すように、もっとも歪み
の大きい弾性部材6Bの付けね部に貼着することによっ
て感度が高められている。
【0076】次に図10の例について、図15と異なる
点およびより具体化されている点を説明する。
【0077】この図示例では、摺動台3を構成する四角
形のブロック体を加工することによって取付部32と弾
性部材6Bと摺動台本体部31とを一体構成としてあ
る。すなわち、摺動台3の前後左右の側面に全周的にス
リット34を形成し、一方、摺動台3の上面中央に円形
の凹部35を形成し、凹部35底面とスリット34の間
を薄肉にして弾性部材6Bを構成している。この摺動台
3の凹部35の開口部は蓋体36によって閉塞されてい
る。
【0078】抵抗式センサ8aとしては、弾性部材6B
の外径端部と内径端部に4枚づつ等配し、内径端側と外
径端側の抵抗式センサ8aの位相を45度ずらして配置
してある。また、抵抗式センサ8aを弾性部材6Bの凹
部34側の表面に取付け、抵抗式センサ8aからの信号
線は取付部31に固定される接続端子9を通じて取り出
される。
【0079】図18には、このような変位発生直線運動
用案内装置の制御ブロック図が示されている。
【0080】すなわち、圧電素子等の変位手段7を動作
させるために、指令値をアナログ信号に変換するD/A
コンバータ100と、この信号を増幅するドライブアン
プ101と、弾性部材6Bに貼着された抵抗式センサ8
aの抵抗値を読むためのストレインアンプ102と、ス
トレイアンプ102から出力されたアナログの検出値を
ディジタル信号に変換するA/Dコンバータ103と、
それを処理しコントロールする演算回路104と、から
構成されている。そして、抵抗式センサ8aによて検出
された変位情報を常時モニタして演算回路104にフィ
ードバックし、適切な変位を発生させるように圧電素子
等の変位手段7を制御して逐次変位が調整される。すな
わち、摺動台3に取付けられるテーブル等の被案内部材
の位置が制御されることになる。
【0081】制御構成としては、図中点線で示すよう
に、抵抗式センサからのアナログ情報をディジタル情報
に変換せずに直接指令値のアナログ信号と比較して制御
するように構成してもよい。
【0082】[第2実施例]図18は第2実施例を示す
もので、この実施例は変位発生部4に図13(b) に示さ
れるような変位伝達部材33を利用したものである。変
位の発生方向はZ軸方向であり、変位検出手段として抵
抗式センサ8aを弾性部材6に貼着したものである。
【0083】[第3実施例]図19は第3実施例を示す
もので、この実施例も変位発生部4の構成として図13
(c) に示される環状薄肉平板構造の弾性部材6Bを適用
したもので、Z軸方向に変位を発生させるタイプであ
る。そして、変位を検出する代わりに、力検出手段9を
設けて力を検出するようになっている。
【0084】力検出手段9としては、図11(f) ,(g)
に示すような力に対応して変形する弾性部材のひずみを
抵抗式センサ9aによって電気信号に変換して検出する
ものである。弾性部材9bとしては、変位発生部4に適
用した弾性部材6Bと同様に、力の作用方向に弾性変形
可能でかつ他の方向には剛な薄肉の環状平板形状の板ば
ねが用いられ、摺動台本体部31,取付部32および変
位発生部4と一体構造となっている。そして、変位発生
部4を所定量伸長させると、その分だけ力が増大し、力
の増大分に応じて力検出手段9の弾性部材6bがたわ
み、そのたわみ量を抵抗式センサ9aにて電気抵抗変化
として検出するようになっている。
【0085】[第4実施例]図20は本発明の第4実施
例を示している。この実施例は、図18の第2実施例と
同様に変位伝達部材33を用いたタイプに、変位検出手
段の代わりに第3実施例と同様の力検出手段9を適用し
たものである。
【0086】[第5実施例]図21および図22は、本
発明の第5実施例を示している。このうち、図21は概
略構成を示し、図22はより具体的な構成例を示してい
る。
【0087】すなわち、図21に示す例は、図15に示
す第1実施例の変位発生部4を摺動台本体部31と分離
して別体構成としたものである。
【0088】図22(a) に示される具体例は、図16に
示す具体例の変位発生部4を摺動台本体部31と分離し
て別体構成としたものである。
【0089】このように変位発生部4を分離しておけ
ば、既存の製品に変位発生用アタッチメントとして取付
けることができる。
【0090】図22(b) ,(c) は、変位発生部4の変形
例を示している。
【0091】図22(b) に示すものは、薄肉環状平板構
成の弾性部材6Bを互いに平行に組み合わせた平行平板
構造としたものである。
【0092】図22(c) に示すものは、両端にフランジ
付き円筒体の内外周に切り込みを入れて薄肉の環状平板
構造の弾性部材6Bを構成したもので、両端のフランジ
部間に圧電素子等の変位手段7を介在させ、より簡略化
した構成例を示す。
【0093】[第6実施例]図23は本発明の第6実施
例を示している。この実施例は、図18に示す第2実施
例の変位発生部4を、摺動台本体部31と分離して別体
構成としたものである。
【0094】[第7実施例]図24は本発明の第7実施
例を示している。この実施例は、図19に示す第3実施
例の変位発生部4を、摺動台本体部31と分離して別体
構成としたものである。
【0095】[第8実施例]図25は本発明の第8実施
例を示している。この実施例は、図20に示す第4実施
例の変位発生部4を、摺動台本体部31と別体構成とし
たものである。
【0096】[第9実施例]図26は本発明の第9実施
例を示している。この実施例はX軸方向変位型で、図1
2(b) の基本構成の変位発生部の構造として図14(a)
のものを適用したものである。
【0097】図26(a) は変位発生部4と摺動台3を一
体構造としたもので、図26(b) は変位発生部4を摺動
台本体部31と分離して別体構成としたものである。
【0098】[第10実施例]図27は本発明の第10
実施例を示している。この実施例はY軸方向変位型で、
図12(c) の基本構成の変位発生部の構造として図14
(a) のものを適用したものである。
【0099】図27(a) は変位発生部と摺動台3を一体
構造としたもので、図27(b) は変位発生部4を摺動台
本体部31と分離して別体構成としたものである。
【0100】[第11実施例]図28(a) ,(b) は本発
明の第11実施例を示している。この実施例はX軸,Y
軸の両軸方向に変位を発生させるもので、図26に示す
第9実施例と図27に示す第10実施例を組み合わせた
ものである。
【0101】図28(c) は、変位発生部4を摺動台本体
部31と分離して別体構成としたものである。
【0102】[第12実施例]図29および図30は本
発明の第12実施例であり、X軸方向とY軸方向に変位
を発生させるために、図14(b) に示すような共通の薄
肉円筒状の弾性部材を適用したものである。
【0103】図29(a) は変位手段7をX軸に沿って設
け、X軸方向に変位を発生させる構成であり、図29
(b) は変位手段7をY軸方向に沿って設け、Y軸方向に
変位を発生させる構成である。
【0104】また、図29(c) は、変位発生部4を摺動
台本体部31とは分離して別体構成とした例である。
【0105】図30は、図29(a) の構成をより具体化
した構成例であり、て第12実施例の図薄肉円筒状弾性
部材6Dを用いたタイプのより具体的な構成例である。
【0106】すなわち、摺動台本体部31の一端から取
付部32の側面との間に所定の間隔を隔てて腕部37を
設け、この腕部37と取付部32の間に変位手段7が介
在されており、この微小変位手段7を伸縮作動させるこ
とによって取付部31に取付けられた被案内部材の位置
を制御するようになっている。
【0107】
【発明の効果】本発明は以上の構成および作用を有する
もので、変位発生部を設けることによって移動台を変位
させ、移動台に取り付けられる被案内部材の位置を精密
に制御することができる。特に、複数の移動子と移動台
の間にそれぞれ変位発生部を設けているので、その組み
合わせ方でどのようなテーブルの姿勢制御も行うことが
でき、非常に汎用性の高い姿勢制御システムを構築する
ことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例に係る移動台装置の姿
勢制御システムの基本的なシステム構成を示す図であ
る。
【図2】図2(a) は移動台装置の基本的な構成を示す概
略斜視図、同図(b) は転がり直線運動案内装置の模式的
断面図、同図(c) 〜(f) は変位発生手段の各種構成例を
模式的に示す図である。
【図3】図3(a) は本発明の移動台装置の制御システム
が適用される移動台装置の概略斜視図、同図(b) は同図
(a) の移動台装置に用いられる直線運動用案内装置の基
本的な構成を示す断面図、同図(c) 〜 (g)は同図(a) の
移動台装置の姿勢制御状態を示す概略図である。
【図4】図4(a) 〜 (g)は移動台装置の各種構成例を示
す図である。
【図5】図5(a) 〜(c) は移動台装置の他の構成例を示
す図である。
【図6】図6はXY方向に移動する移動台装置を示すも
ので、同図(a) は概略斜視図、同図(b) は正面図、同図
(c) は側面図である。
【図7】図7は工作機械の工作テーブルに用いる場合の
制御システムの基本的構成図である。
【図8】図8は工作機械の加工テーブルの状態を示す断
面図である。
【図9】図9は変位発生直線運動用案内装置の概念構成
を示す図、同図(b) は同図(a)の変位発生部の基本的な
構成例を示す図、同図(c) ,(d) は同図(b) の変位発生
部の微小変位手段を流体圧シリンダを利用した場合の概
略構成を示す図である。
【図10】図10(a) は図7の構成に変位検出手段を設
けた場合の概念構成を示す図、同図(b) は図9の構成に
力検出手段を設けた場合の概念構成を示す図である。
【図11】図11(a) 〜(e) は変位検出手段を用いた場
合の変位発生部近傍の構成図、同図(f) , (g)は力検出
手段を用いた場合の変位発生部近傍の構成図である。
【図12】図12(a) 〜(c) は変位発生部の基本的な構
成例を模式的に示す図、同図(d)は変位伝達部材を用い
た構成例を模式的に示す図、同図(e) ,(f) は変位手段
として流体圧シリンダを用いた例を模式的に示す図であ
る。
【図13】図13(a) は図10に示す変位発生部の弾性
部材を板ばねにより構成した場合の要部断面図、同図
(b) は図12(d) に示す変位発生部の弾性部材を板ばね
により構成した場合の要部断面図、同図(c) は弾性部材
を薄肉環状平板構造の板ばねによって構成した例を示す
断面図、同図(d) 〜(f) は同図(c) の弾性部材の各種態
様を示す平面図、同図 (g)〜(i) は弾性部材と変位手段
の各種配置構成例を示す図である。
【図14】図14(a) は横方向に変位を発生させる場合
の変位発生部を平行平板構造の板ばねを用いて構成した
場合の模式図、同図(b) は弾性部材を薄肉円筒状に形成
した場合の模式的な構成図である。
【図15】図15は本発明の第1実施例に係る直線運動
用案内装置を示すもので、同図(a) は概略構成図、同図
(b) は変位発生状態の要部断面図である。
【図16】図16は図15の構成をより具体化した直線
運動用案内装置を示すもので、同図(a) は概略構成図、
同図(b) は平面図、同図(c) ,(d) は動作状態を説明す
るための要部断面図である。
【図17】図17は図15の装置の制御ブロック図であ
る。
【図18】図18は本発明の第2実施例に係る直線運動
用案内装置を示す概略構成図である。
【図19】図19は本発明の第3実施例に係る直線運動
用案内装置を示すもので、同図(a) は概略構成図、同図
(b) は動作状態を説明するための要部断面図である。
【図20】図20は本発明の第4実施例に係る直線運動
用案内装置を示す概略構成図である。
【図21】図21は本発明の第5実施例に係る直線運動
用案内装置を示す概略構成図である。
【図22】図22は本発明の図21の変位発生部を分割
構成とした例を示す基本構成図である。
【図23】図23は本発明の第6実施例に係る直線運動
用案内装置を示す概略構成図である。
【図24】図24は本発明の第7実施例に係る直線運動
用案内装置を示す概略構成図である。
【図25】図25は本発明の第8実施例に係る直線運動
用案内装置を示す概略構成図である。
【図26】図26(a) は本発明の第9実施例に係る直線
運動用案内装置を示す概略構成図、同図(b) は同図(a)
の変位発生部を分離した概略構成図である。
【図27】図27(a) は本発明の第10実施例に係る直
線運動用案内装置を示す概略構成図、同図(b) は同図
(a) の変位発生部を分離した概略構成図である。
【図28】図28(a) は本発明の第11実施例に係る直
線運動用案内装置を示す概略構成図、同図(b) は同図
(a) の変位発生部を分離した概略構成図である。
【図29】図29は本発明の第12実施例に係る直線運
動用案内装置を示すもので、同図(a) はX軸変位型の概
略構成図、同図(b) はY軸変位型の概略構成図、同図
(c)は同図(a) の変位発生部を分離した概略構成図であ
る。
【図30】図30は図29(a) の構成をより具体化した
直線運動用案内装置を示し、同図(a) は概略構成図、同
図(b) は平面図である。
【図31】図31は工作機械の加工で生じる基本的な物
理現象を示す図である。
【符号の説明】
1 軌道レール 2 ボール(転動体) 3 摺動台 31 摺動台本体部 32 取付部 4 変位発生部 5 被案内部材 6,6A,6B,6D 弾性部材 7 微小変位手段 8 変位検出手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軌道レールに転動体を介して移動子を移動
    自在に設け、該移動子および軌道レールの少なくとも一
    方側に移動台を取り付けた移動台装置において、前記移動子を複数設け、 前記移動台と個々の移動子の間
    それぞれ微小変位発生部を設け、前記移動子の移動に
    よって移動台の粗動を行い、前記微小変位発生部で
    生する一方向の微小変位の組み合わせによって移動台の
    姿勢を制御することを特徴とする移動台装置の姿勢制御
    システム。
  2. 【請求項2】 変位発生部は移動台を支持する脚部に設
    けた請求項1に記載の移動台装置の姿勢制御システム。
  3. 【請求項3】 移動台の脚部は、移動子に取付けられた
    中間台に支持されている請求項2に記載の移動台装置の
    姿勢制御システム。
  4. 【請求項4】 移動台の脚部は移動子に直接支持されて
    いる請求項2に記載の移動台装置の姿勢制御システム。
  5. 【請求項5】 変位発生部は移動子に設けた請求項1に
    記載の移動台装置の姿勢制御システム。
  6. 【請求項6】微小変位発生部は一方向にのみ変位を発生
    させるものである請求項1に記載の移動台装置の姿勢制
    御システム。
  7. 【請求項7】 移動台の姿勢の制御は、移動台走行時の
    ピッチング,ローリング,ヨーイングを補正する方向
    に、各移動子の変位発生部を制御する請求項1,2,
    3,4,5または6に記載の移動台装置の姿勢制御シス
    テム。
  8. 【請求項8】 移動台の姿勢を外部から認識し、この認
    識された姿勢情報に基づいて、変位発生部を制御する請
    求項1,2,3,4,5,6または7に記載の移動台装
    置の姿勢制御システム。
  9. 【請求項9】 移動台に作用する力を検出し、この検出
    された力情報に基づいて、移動子の変位発生部を制御す
    る請求項1,2,3,4,5,6,7または8に記載の
    移動台装置の姿勢制御システム。
  10. 【請求項10】 移動子に変位検出手段を設け、該変位
    検出手段によって検出された変位情報から移動台の姿勢
    を認識し、この認識された姿勢情報に基づいて、変位発
    生部を制御する請求項1乃至9のいずれか一の請求項に
    記載の移動台装置の姿勢制御システム。
  11. 【請求項11】 移動子に力検出手段を設け、該検出手
    段によって検出された力情報から移動台の姿勢を認識
    し、この認識された姿勢情報に基づいて、変位発生部を
    制御する請求項1乃至9のいずれか一の請求項に記載の
    移動台装置の姿勢制御システム。
  12. 【請求項12】 力検出手段によって検出された力情報
    から移動子の変位量を求め、該変位量分を相殺するよう
    に変位発生部に変位を発生させることによって移動台の
    姿勢を一定位置に維持することを特徴とする請求項11
    に記載の移動台装置の姿勢制御システム。
  13. 【請求項13】 移動台が工作機械の加工テーブルであ
    り、加工テーブル上のワークと工具の相対位置を認識
    し、適正な相対位置となるように移動台の姿勢を制御す
    る請求項1乃至12のいずれか一の請求項に記載の移動
    台装置の姿勢制御システム。
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