JPH07107094A - パケット交換装置 - Google Patents

パケット交換装置

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JPH07107094A
JPH07107094A JP24703193A JP24703193A JPH07107094A JP H07107094 A JPH07107094 A JP H07107094A JP 24703193 A JP24703193 A JP 24703193A JP 24703193 A JP24703193 A JP 24703193A JP H07107094 A JPH07107094 A JP H07107094A
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JP
Japan
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packet
switch element
stage
tag
switching device
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Application number
JP24703193A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Kaneko
康幸 金子
Shigeyasu Natsubori
重靖 夏堀
Yoshiaki Takahata
由彰 高畠
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ルーチング情報を含むタグの長さを短く抑
え、パケット交換装置内の各スイッチエレメントが自律
分散的にセルフルーチングを行うとともに、マルチポイ
ント接続用コネクション数が増加した場合でもパケット
の廃棄、遅延を抑え、収容可能コネクション数を増大す
ることが可能なパケット交換装置の提供。 【構成】 本発明では、複数の入側及び出側伝送路、並
びに複数の段及び各段ごとの行に配置された複数のスイ
ッチエレメントを有し、各入側伝送路からの入力パケッ
トを、それに付加されたヘッダに基づいて各スイッチエ
レメントが自律分散的に交換処理を行って所望の出側伝
送路へ出力するパケット交換装置において、各スイッチ
エレメント4は、それぞれに予め与えられた段及びその
段における行の位置情報と前記パケットに付加された前
記ヘッダに含まれるルーチング情報に基づいて、前記交
換処理を行うことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パケット交換装置に係
わり、特にパケット化マルチメディア通信システムに用
いられるマルチポイント接続機能を有するパケット交換
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパケット交換装置では、各パケッ
トに当該パケット交換装置内におけるルーチング情報を
示すタグを付加し、パケット交換装置内の各スイッチエ
レメントが、予め与えられたパケット交換装置内におけ
る段に関する位置情報および前記ルーチング情報によっ
て自律分散的にセルフルーチングを行っている。
【0003】パケット通信システムのサービス形態の1
つにパケット化マルチメディア通信システムがあるが、
上記のようなパケット交換装置においてマルチポイント
接続機能を実現する方法としては主に次に示す3つの方
法があった。
【0004】1)第1の方法としては、各スイッチエレ
メントにパケットをコピーするコピー手段を設けるとと
もに、各パケットに付与するタグにパケット交換装置内
におけるマルチポイント接続情報を含ませておき、パケ
ット交換装置内の各スイッチエレメントが、予め与えら
れたパケット交換装置内における段に関する位置情報お
よび前記マルチポイント接続情報によって自律分散的に
セルフルーチングを行うという方法が存在する。
【0005】しかし、それぞれのスイッチエレメントの
検索するタグの位置は、当該スイッチエレメントの属す
る段およびその段における行によって異なるため、マル
チポイント接続機能を実現するためには各パケットにコ
ピーの分岐情報を付与することが不可能であって、各段
のスイッチエレメントがタグの内容を書き換えることが
必要不可欠となり、その処理に要する遅延が増大してし
まうという欠点が存在した。
【0006】また、この方法ではスイッチ規模の増大に
伴って、ルーチング情報を含むタグの長さが大きくなっ
てしまい、タグに要するオーバーヘッドが非常に大きく
なってしまうという欠点が存在した。
【0007】2)第2の方法として、図10に示すよう
にパケット交換装置100内にマルチポイント接続機能
用の出線ポート102を用意し、この出力ポート102
にマルチポイント接続機能用モジュール101を接続
し、マルチポイント接続用のパケットは全て出力ポート
102に送出してマルチポイント接続機能用モジュール
101でパケットヘッダとタグの書き換えおよびパケッ
トのコピーを行う方法があった。
【0008】しかし、この方法ではマルチポイント接続
用のパケットが多数パケット交換装置に到着した場合、
前記マルチポイント接続機能用モジュール101に接続
されているスイッチエレメントが高負荷になるという問
題点および前記マルチポイント接続機能用モジュール1
01においてパケットの廃棄、遅延が増大するといった
問題点が存在した。
【0009】3)第3の方法としては、図11に示すよ
うにマルチポイント接続用コネクションテーブル103
を参照してパケットヘッダにマルチポイント接続用コネ
クション識別番号を与え、各段のスイッチエレメント1
04は前記マルチポイント接続用コネクション番号を基
に前記スイッチエレメント104内のテーブル(図示せ
ず)を参照しパケットを必要数分コピーするという方法
が考えられていた。
【0010】しかし、この方法では、前記各スイッチエ
レメント104がパケットヘッダを基にテーブルを参照
するために、テーブル用の記憶量による制限、およびテ
ーブル参照に要する時間による制限が存在した。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
マルチポイント接続機能を有するパケット交換装置で
は、処理に要する遅延が増大し、またスイッチ規模の増
大に伴って、タグに要するオーバーヘッドが非常に大き
くなってしまうという問題点、パケットの廃棄、遅延が
増大するという問題点、あるいは前記テーブルを設けた
場合このテーブル用の記憶量による制限およびテーブル
参照に要する時間による制限が存在するという問題点が
あった。
【0012】本発明は、上記した課題を解決するために
なされたものであり、ルーチング情報を含むタグの長さ
をできる限り抑え、各スイッチエレメントが自律分散的
にセルフルーチングを行うとともに、マルチポイント接
続用コネクション数が増加した場合でもパケットの廃
棄、遅延を抑え、収容可能コネクション数を増大するこ
とが可能なパケット交換装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、複数の入側伝送路、複数の出側伝送
路、および複数の段を形成し且つ各段ごとに複数の行を
形成するように配置された複数のスイッチエレメントを
有し、各入側伝送路から入力したパケットを、当該パケ
ットに付加されたヘッダに基づいて前記スイッチエレメ
ントの各々が自律分散的に交換処理を行うことによって
所望の出側伝送路へ出力するパケット交換装置におい
て、前記スイッチエレメントの各々は、前記各スイッチ
エレメントに予め与えられた段方向の位置情報およびそ
の段における行方向の位置情報、ならびに前記各スイッ
チエレメントに入力された前記パケットに付加された前
記ヘッダに含まれるルーチング情報に基づいて、前記交
換処理を行うことを特徴とする。
【0014】また、好ましくは、前記スイッチエレメン
トの各々に、パケットをコピーする手段を設け、前記ス
イッチエレメントの各々は、前記位置情報および前記ル
ーチング情報に基づいて決定される当該スイッチエレメ
ントの1つまたは複数の出力端にパケットをコピーして
出力するように構成しても良い。
【0015】ここで、前記パケット交換装置が、接続す
べき入側伝送路および出側伝送路の組合わせに対して、
それらの間の経路が一意に決まるものである場合、前記
スイッチエレメントの各々に、パケットをコピーするコ
ピー手段を設け、前記ルーチング情報には、各出側伝送
路ごとに前記パケットを出力するかしないかを指示する
ためのデータを含ませ、前記スイッチエレメントの各々
は、前記位置情報および前記ルーチング情報に基づいて
決定される当該スイッチエレメントの1つまたは複数の
出力端にパケットをコピーして出力するように構成して
も良い。
【0016】一方、前記パケット交換装置が、所望の入
側伝送路から所望の出側伝送路群への呼の接続要求があ
ったときに、それらの間に経路が多数存在するものであ
る場合、前記スイッチエレメントの各々に、パケットを
コピーするコピー手段を設け、前記ルーチング情報に
は、マルチポイント接続コネクション時の各スイッチエ
レメントにおける分岐情報の全てを含ませ、前記スイッ
チエレメントの各々は、前記位置情報および前記ルーチ
ング情報に基づいて決定される当該スイッチエレメント
の1つまたは複数の出力端にパケットをコピーして出力
するように構成しても良い。
【0017】
【作用】本発明のパケット交換装置では、パケット交換
装置内の各スイッチエレメントが段に関する位置情報の
みならず行に関する位置情報も所有することで、各スイ
ッチエレメントは、前記位置情報および入力されるパケ
ットに付加されたタグに基づいて、自律分散的にパケッ
トの交換処理を行う。
【0018】それゆえ、各スイッチエレメントにそれぞ
れパケットをコピーする手段を設け、当該交換装置にお
ける最終的な複数の出力ポートの情報あるいは各スイッ
チエレメントにおける全ての分岐情報をパケットに付加
するタグ内に与えることで、従来のコピー機能用の別付
けモジュールや各スイッチエレメントごとのマルチポイ
ント接続用コネクションテーブルを必要とする事無し
に、マルチポイント接続機能を備えたパケット交換装置
を提供することが可能となる。
【0019】従って、この場合、タグの長さを抑えるこ
とができ、また、マルチポイント接続用コネクション数
が増加した場合でもパケットの廃棄、遅延を抑え、収容
可能コネクション数を増大することが可能となる。
【0020】ここに、入側伝送路のポート番号と出側伝
送路のポート番号を与えられた時、ノード内部における
経路が一意に決定する、例えばバッチャ・バンヤン網接
続のごとき構成を有するパケット交換装置においては、
各スイッチエレメントに前記位置情報を予め設定してお
くことで、ルーチング情報を与えるヘッダ長を出側伝送
路のポート数分のビット数で任意のマルチポイント接続
機能を提供することが可能となる。
【0021】また、入側伝送路のポート番号と出側伝送
路のポート番号を与えられてた時、ノード内部における
経路が多数存在する、例えば3段クロス網接続のごとき
構成を有するパケット交換装置においては、各スイッチ
エレメントに前記位置情報を予め設定しておくことで、
ルーチング情報を与えたタグ長を減少させることが可能
となる。例えば、入力端の入力線数8、出力端の出力線
数8のスイッチエレメントを3段クロス網接続し、入力
ポートの入力線数64、出力ポートの出力線数64のス
イッチノード(交換装置)を構成した場合は11バイト
まで減少させることが可能となる。また、この場合、2
段目から3段目へのルーチングの方向を行の大きくなる
方向のみルーチングを行うという規則を付加すること
で、前記タグ長を10バイトまで減少させることが可能
となる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例に
ついて説明する。なお、以下の説明において、パケット
交換装置の入力ポートおよび出力ポートに対して、パケ
ット交換装置内部の各スイッチエレメントの入力ポート
および出力ポートのことを入力端および出力端と呼んで
区別することとする。
【0023】図1は、本発明の第1の実施例に係るパケ
ット交換装置の要部概略構成を示す図である。このパケ
ット交換装置2内には複数のスイッチエレメント4がm
段およびn行の形に配設されており、各段におけるスイ
ッチエレメントは後段に属するスイッチエレメントのう
ちの少なくとも2つのスイッチエレメントに接続され
る。
【0024】本発明では、従来と違って各スイッチエレ
メント4(41 ,42 ,43 ,44)には、段情報のみ
ならず、その段における行情報をも予め設定しておく。
例えば、図1では、スイッチエレメント42 の段番号は
“0”、行番号は“n−1”であり、これを(0,n−
1)と示している。この段情報および行情報からなる位
置情報は、各スイッチエレメント4の内部に設けた図示
しない位置情報保持手段に格納しておく。
【0025】一方、入力されるパケットには、所定のル
ーチング情報を含むタグが付加されているものとする。
当該パケット交換装置2の各入力ポートに送り込まれて
きたパケットは、各段のスイッチエレメント4で次々と
転送処理され、当該パケット交換装置2のタグが指示す
る所定の出力ポートから送り出される。その際、本発明
では入力端からパケットを取り込んだ各スイッチエレメ
ント4は、それぞれ予め与えられている段情報および行
情報からなる位置情報、ならびに入力されるパケットに
付加されたタグから当該スイッチエレメントにおける出
力端を決定し、該当する出力端に当該パケットを送り出
す。
【0026】ここに、上記のようにして各スイッチエレ
メント4での出力ポートの指定をさせる場合だけでな
く、各スイッチエレメント4にはパケットをコピーする
コピー手段を設け、タグには各スイッチエレメント4に
おける複数の入力端あるいは最終的にパケットを送り出
す複数の出力ポートを指示するための情報を含ませれ
ば、このタグおよび前記位置情報の内容に従って、各ス
イッチエレメント4が上記のような転送動作を行うとと
もに、前記タグおよび位置情報の内容に従って決定され
る所定のスイッチエレメントがパケットをコピーして所
定の複数の出力端にパケットを送り出すことによって、
マルチポイント接続機能を実現することが可能となる。
【0027】なお、コピー手段としては既知のものを用
いれば良く、例えば取り込んだパケットを一時格納する
バッファを設け、このバッファから同一パケットを必要
回数読み出すように構成しても良い。
【0028】なお、各段における行数は、段ごとに異な
っていても構わない。また、例えばバッチャ・バンヤン
網のごとくノード内経路が一意に決定されるスイッチエ
レメント間接続法においてパケット交換装置における出
力ポート番号を与えた場合、あるいは3段クロス網のご
とくパケット交換装置内経路が多数存在するスイッチエ
レメント間接続法において前記パケット交換装置におけ
る出力ポート番号と2段目のスイッチエレメント番号を
与えた場合でも、パケット交換装置内における経路を一
意に決定することが可能となる。
【0029】次に、本発明の第2の実施例に係るパケッ
ト交換装置について説明する。本実施例のパケット交換
装置の要部概略構成を図2に、マルチポイント接続機能
を有するパケットのルーチング情報を含むタグを図3に
示す。
【0030】このパケット交換装置は、内部にm段、n
行のバッチャ・バンヤン網を構成する複数のスイッチエ
レメント14を有する。各スイッチエレメント14に
は、段情報のみならず、その段における行情報をも予め
設定しておく。また、各スイッチエレメント14は、そ
れぞれ内部に前記したようなコピー手段を有する。
【0031】図2に示すバッチャ・バンヤン網では網の
入力ポートと出力ポートを与えられた場合、網内部での
経路は一意に決定される。このため網内での段および行
に関する位置情報を与えられた各スイッチエレメント1
4は、網での出力ポート線それぞれに1ビットを割り当
てたルーチング情報を含むタグから、パケットを出力す
る出力ポートを決定することが可能となる。
【0032】図3のタグは、各ビットがそれぞれ対応す
る出力ポートからパケットを送り出すかどうかを示すも
のである。図3では、ビットF1 およびビットF0
“1”が立っているので、パケットを出力ポートP1お
よび出力ポートP3から出力すべきことが指示される。
【0033】ここで、図3に示すルーチング情報を含む
タグが入力ポートから到着した場合の各スイッチエレメ
ント14の動作を詳細に説明する。図3のタグを付与さ
れたパケットが位置情報(0、0)のスイッチエレメン
ト142 に入力された場合、このスイッチエレメント1
2 は、前記タグのなかで“1”が立っている位置の出
力ポートに最終的にパケットを出力するためには、パケ
ットを上側の出力端に出力する必要があるのか、下側の
出力端に出力する必要があるのか、あるいは両側の出力
端に出力する必要があるのかを、その位置情報とタグ情
報から一意に決定することが可能となる。そして、前記
転送動作を各スイッチエレメントが自律分散的に行うこ
とで、前記タグのなかで“1”の立っている出力ポート
にパケットを出力することが可能となる。
【0034】次に、本発明の第3の実施例に係るパケッ
ト交換装置について説明する。図4に、本実施例のパケ
ット交換装置内部の要部概略構成を示す。このパケット
交換装置は、8×8のスイッチエレメント24を各段8
個、これを3段クロス網接続したものである。各スイッ
チエレメント24には、段情報のみならず、その段にお
ける行情報をも予め設定しておく。また、各スイッチエ
レメント24は、それぞれ内部に前記したようなコピー
手段を有する。なお、図中では、各スイッチエレメント
24同士を結合する信号線は省略した。
【0035】このマルチポイント接続機能を具備したパ
ケットのルーチング情報を含むタグの一例を図5に示
す。例えば、3段クロス網では網の入力ポートと出力ポ
ートを与えられた場合、網内部における経路は多数存在
する。上記のような網間接続法の場合、各スイッチエレ
メントは段および行の位置情報と出力ポート線1本に対
して1ビット与えることでルーチング情報としたタグか
らでは、パケット交換装置内経路が多数存在するため
に、前記出力ポート線群にパケットを出力することはで
きないが、図5に示す全17バイトのルーチング情報を
与えたタグをパケットに付与することで各スイッチエレ
メントはパケットの転送、分岐動作を行うことが可能と
なる。
【0036】次に、図5に示したルーチング情報を与え
たタグが転送されてきた場合の、各段でのスイッチエレ
メント24の動作を説明する。なお、説明の便宜上、図
4において最も左側に位置するスイッチエレメント、中
央に位置するスイッチエレメント、最も右側に位置する
スイッチエレメントをそれぞれ1段目、2段目および3
段目のスイッチエレメントと呼ぶこととし、また、最も
上の行に位置するスイッチエレメントを説明の便宜上か
ら0番目のスイッチエレメントと呼び、以下同様にして
順序づけをし、最も下の行に位置するスイッチエレメン
トを7番目のスイッチエレメントと呼ぶこととする。
【0037】まず、1段目のスイッチエレメント241
にパケットが転送されてきた場合、このスイッチエレメ
ント241 はタグの始めの1バイト(図中の25)を検
索して、“1”が立っているビットに対応する2段目の
スイッチエレメント242 ,243 ,244 にパケット
を転送する。
【0038】次に、パケットが転送された2段目のスイ
ッチエレメント242 ,243 ,244 はタグの2バイ
ト目から9バイト目の8バイト(図中の26)の中で各
スイッチエレメント242 ,243 ,244 に対応する
部分のバイトを検索し“1”が立っているビットに対応
する3段目のスイッチエレメントにパケットを転送す
る。例えば、2段目の3番目のスイッチエレメント24
3 は、タグの先頭から5バイト目(図中の27)を検索
し、その8ビットの中で“1”の立っている3段目の2
番目および6番目のスイッチエレメント245 ,247
にパケットを転送する。このとき、スイッチエレメント
243 は、前記コピー手段を用いて、2つの出力端から
パケットを出力する。
【0039】パケットが転送された3段目の各スイッチ
エレメント245 ,246 ,247,248 は、タグの
10バイト目から17バイト目(図中の28)の中で各
スイッチエレメント245 ,246 ,247 ,248
対応する部分のバイトを検索し“1”が立っているビッ
トに対応する出力ポートにパケットを転送する。例えば
3段目の4番目のスイッチエレメント246 は、14バ
イト目(図中の29)を検索し、その8ビットの中で
“1”の立っている0番の出力ポートおよび7番の出力
ポートにパケットを転送する。上記の方法でマルチポイ
ント接続機能を提供することが可能となる。
【0040】次に、図6に、必要なバイト数を図4のタ
グよりも6バイト減少させた他のタグの例を示す。以
下、図6に示した全11バイトからなるルーチング情報
を含むタグにおいて、図4に示すマルチポイント接続要
求が起きた場合の各スイッチエレメント24の動作を説
明する。
【0041】まず、パケットが転送されてきた1段目の
スイッチエレメント241 は図6のタグの各行の先頭3
ビットを検索する。図6の場合ではタグの先頭3ビット
には0、3、6、X(固定値またはランダム値)が記載
されているために、2段目の0、3および6番目のスイ
ッチエレメント242 ,243 ,244 、ならびにX番
目のスイッチエレメントにパケットを転送する。
【0042】パケットが転送されてきた2段目の各スイ
ッチエレメント242 ,243 ,244 は、タグの各行
の先頭3ビットに記載された値が自らの位置を示してい
る場合に後半の1バイトを検索し、それが全て“0”の
場合はそのパケットを廃棄する。一方、後半1バイトが
全て“0”ではない場合は、タグにおける当該行のタグ
先頭からの行数を求め、3段目のその行数にあたるスイ
ッチエレメント245,246 ,247 ,248 にパケ
ットを転送する。例えば2段目の0番目のスイッチエレ
メント242 は3段目の1番目のスイッチエレメント2
8 に、2段目の3番目のスイッチエレメント243
3段目の2番目および6番目の各スイッチエレメント2
5 ,247 に、2段目の6番目のスイッチエレメント
244 は3段目の4番目のスイッチエレメント246
それぞれパケットを転送する。
【0043】また、パケットが転送されてきた3段目の
各スイッチエレメント245 ,246 ,247 ,248
は、自らの位置に対応する、タグにおける先頭からの行
数の位置にあるデータの後半1バイトを検索し、前記1
バイトの中で“1”の立っている出力ポートにパケット
を転送する。例えば、3段目の1番目のスイッチエレメ
ント24は248 、タグの2行目(図中の30)の後半
1バイトを検索し、“1”が立っている0番および1番
の出力ポートにパケットを転送する。上記の方法でマル
チポイント接続機能が可能となる。
【0044】次に、図6のタグではノード内で廃棄され
るパケットが必ず存在し、トラヒックが増加する点を回
避するために、図6のタグより1バイト分情報を多くし
たタグの第3の例を図7に示す。
【0045】図6のタグの各行で2段目のスイッチエレ
メントを示す部分が先頭3ビットであったため、2段目
のスイッチエレメントに転送しないという情報を含める
ことができず、2段目の全てのスイッチエレメントに不
必要なパケットを転送してしまうからである。このた
め、高負荷時は図7に示す全12バイトのルーチング情
報を含むタグを与えることで、パケット交換装置内での
負荷を減少させることが可能となる。
【0046】以下、図7に示すタグが転送されてきた場
合の各段でのスイッチエレメント24の動作を説明す
る。図6に示したタグの場合と異なるのは各行先頭4ビ
ットの中の8パターンを2段目には転送しないように設
定する。このためパケットが転送されてきた1段目スイ
ッチエレメントはタグの各行先頭4ビットを検索し、そ
の値が0から7までの場合のみパケットを転送し、前記
先頭4ビットがそれ以外の値の場合はその行を読み飛ば
す。上記の方法でパケット交換装置内部で不必要なパケ
ットを生成することなしに、マルチポイント接続機能を
提供することが可能となる。
【0047】次に、本発明の第4の実施例に係るパケッ
ト交換装置について説明する。図8に、本実施例のパケ
ット交換装置内部の要部概略構成を示す。このパケット
交換装置は、8×8のスイッチエレメント34を各段8
個、これを3段クロス網接続したものである。各スイッ
チエレメント34には、段情報のみならず、その段にお
ける行情報をも予め設定しておく。また、各スイッチエ
レメント34は、それぞれ内部に前記したようなコピー
手段を有する。なお、図中では、各スイッチエレメント
34を結合する信号線は省略した。
【0048】本実施例は、前述した図4のパケット交換
装置と概略的には同様の構成を有しているが、2段目の
スイッチエレメントは行方向が等しいかあるいは大きく
なる3段目のスイッチエレメントだけにパケットを転送
するようにして点が特徴である。
【0049】図9は、本実施例で用いるタグの一例であ
り、全10バイトのルーチング情報を与えたものであ
る。以下、図9に示したルーチング情報を与えたタグが
付与されたパケットにおいて、図8に示すマルチポイン
ト接続要求が生じた場合の、各段でのスイッチエレメン
トの動作を説明する。
【0050】図9のタグを付与されたパケットが到着し
た1段目のスイッチエレメント341 はタグの先頭1バ
イト(図中の31)を検索し、“1”が立っている2段
目の0、3および6番目のスイッチエレメント342
343 ,344 にパケットを転送する。
【0051】パケットを受け取った2段目の各スイッチ
エレメント342 ,343 ,344は、タグの1行目
(図中の31)の自分の位置を示すビットから次の1が
立っているビットまでのうちで、タグの2行目(図中の
32)の“1”が立っている部分に相当する3段目の各
スイッチエレメントにパケットを転送する。つまり、2
段目の0番目のスイッチエレメント342 は3段目の1
番目および2番目のスイッチエレメント348 と34
5 、また2段目の3番目のスイッチエレメント343
3段目の4番目のスイッチエレメント346 に、また2
段目の6番目のスイッチエレメント344 は3段目の6
番目のスイッチエレメント347 にパケットを転送す
る。
【0052】また、パケットが転送されてきた3段目の
各スイッチエレメント345 ,346 ,347 ,348
は、図9のタグの3行目から10行目(図中の33)ま
での自分の位置を示している行を検索し、その1バイト
の中で“1”の立っている出力ポートにパケットを出力
する。つまり、3段目の1番目のスイッチエレメント3
8 は、0および1番の出力ポートに、3段目の2番目
のスイッチエレメント345 は、5、6および7番の出
力ポートにと入った具合にパケットを転送する。上記の
方法で全10バイトのタグでマルチポイント接続機能を
提供することが可能となる。
【0053】なお、第3および第4の実施例では、クロ
ス網接続の一例として8×8のスイッチエレメントを各
段8個、これを3段クロス網接続したものを用いて説明
したが、本発明はその他の構成のクロス網接続について
も容易に適用することが可能である。なお、その場合の
タグの構成やパケット交換装置の動作については、当業
者であれば容易に理解できるので、ここでの詳細な説明
は省略する。また、本発明は上述した各実施例に限定さ
れるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々
変形して実施することができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によればパ
ケット交換装置内の各スイッチエレメントには、段情報
のみならず、行に関する位置情報をも予め設定してお
き、各スイッチエレメントは、それぞれ予め与えられて
いる段情報および行情報からなる位置情報、ならびに入
力されるパケットに付加されたタグに基づいて、自律分
散的に交換処理を行うように構成した。
【0055】それゆえ、各スイッチエレメントにそれぞ
れパケットをコピーする手段を設け、当該交換装置にお
ける最終的な複数の出力ポートの情報あるいは各スイッ
チエレメントにおける全ての分岐情報をパケットに付加
するタグ内に与えることで、従来のコピー機能用の別付
けモジュールや各スイッチエレメントごとのマルチポイ
ント接続用コネクションテーブルを必要とする事無し
に、マルチポイント接続機能を備えたパケット交換装置
を提供することが可能となる。
【0056】従って、この場合、タグの長さを抑えるこ
とができ、また、マルチポイント接続用コネクション数
が増加した場合でもパケットの廃棄、遅延を抑え、収容
可能コネクション数を増大することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るパケット交換装置
の要部概略構成を示す図
【図2】本発明の第2の実施例に係るパケット交換装置
の要部概略構成を示す図
【図3】マルチポイント接続機能を有するパケットのル
ーチング情報を含むタグの一例を示す図
【図4】本発明の第3の実施例に係るパケット交換装置
内部の要部概略構成を示す図
【図5】図4の3段クロス網における全17バイトのル
ーチング情報を与えたタグの一例を示す図
【図6】図4の3段クロス網における全11バイトのル
ーチング情報を与えたタグの一例を示す図
【図7】図4の3段クロス網における全12バイトのル
ーチング情報を与えたタグの一例を示す図
【図8】本発明の第4の実施例に係るパケット交換装置
内部の要部概略構成を示す図
【図9】図8における全10バイトのルーチング情報を
与えたタグの一例を示す図
【図10】従来のマルチポイント接続機能を具備したパ
ケット交換装置の一例を示す図
【図11】従来のマルチポイント接続機能を具備したパ
ケット交換装置の一例を示す図
【符号の説明】
2,12,…パケット交換装置 4,41 ,42 ,43 ,44 ,14,24,34…スイ
ッチエレメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/00 3/52 101 Z 9076−5K 11/04 9077−5K H04L 11/20 102 A 9076−5K H04Q 11/04 R

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入側伝送路、複数の出側伝送路、お
    よび複数の段を形成し且つ各段ごとに複数の行を形成す
    るように配置された複数のスイッチエレメントを有し、
    各入側伝送路から入力したパケットを、当該パケットに
    付加されたヘッダに基づいて前記スイッチエレメントの
    各々が自律分散的に交換処理を行うことによって所望の
    出側伝送路へ出力するパケット交換装置において、 前記スイッチエレメントの各々は、前記各スイッチエレ
    メントに予め与えられた段方向の位置情報およびその段
    における行方向の位置情報、ならびに前記各スイッチエ
    レメントに入力された前記パケットに付加された前記ヘ
    ッダに含まれるルーチング情報に基づいて、前記交換処
    理を行うことを特徴とするパケット交換装置。
JP24703193A 1993-10-01 1993-10-01 パケット交換装置 Pending JPH07107094A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013009392A (ja) * 2006-12-28 2013-01-10 Alcatel-Lucent Usa Inc マルチキャストルーティングのための方法および装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013009392A (ja) * 2006-12-28 2013-01-10 Alcatel-Lucent Usa Inc マルチキャストルーティングのための方法および装置

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