JPH07107768A - 可変速駆動電動機の制御装置 - Google Patents
可変速駆動電動機の制御装置Info
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- JPH07107768A JPH07107768A JP6170576A JP17057694A JPH07107768A JP H07107768 A JPH07107768 A JP H07107768A JP 6170576 A JP6170576 A JP 6170576A JP 17057694 A JP17057694 A JP 17057694A JP H07107768 A JPH07107768 A JP H07107768A
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- current
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Abstract
(57)【要約】
【目的】電動機に結合した速度検出手段を使用せずに振
動を抑制して、安定な電動機制御が行えるようにするこ
とにある。 【構成】電流実際値と電圧実際値とを入力する第1状態
観測器15が出力する状態量推定値と、電流指令値又は
電圧指令値とを重み付加算器で加算し、その演算結果で
電力変換器5を制御する。又は電流実際値と電圧指令値
とを入力する第状態観測器32が出力する状態量推定値
と、電流指令値又は電圧指令値とを重み付加算器で加算
し、その演算結果で電力変換器5を制御する。又は電流
調節器51とフィルタ52とを組み合わせて、低い周波
数領域で帰還ゲインを高くして応答の劣化や制御誤差を
生じないようにしつつ、高い周波数領域での位相遅れが
少なくゲインが低下する周波数特性を持たせ、振動を抑
制する。
動を抑制して、安定な電動機制御が行えるようにするこ
とにある。 【構成】電流実際値と電圧実際値とを入力する第1状態
観測器15が出力する状態量推定値と、電流指令値又は
電圧指令値とを重み付加算器で加算し、その演算結果で
電力変換器5を制御する。又は電流実際値と電圧指令値
とを入力する第状態観測器32が出力する状態量推定値
と、電流指令値又は電圧指令値とを重み付加算器で加算
し、その演算結果で電力変換器5を制御する。又は電流
調節器51とフィルタ52とを組み合わせて、低い周波
数領域で帰還ゲインを高くして応答の劣化や制御誤差を
生じないようにしつつ、高い周波数領域での位相遅れが
少なくゲインが低下する周波数特性を持たせ、振動を抑
制する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、可変速運転により負
荷を駆動する際の機械振動を抑制する可変速駆動電動機
の制御装置に関する。
荷を駆動する際の機械振動を抑制する可変速駆動電動機
の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図33は可変速駆動電動機の制御装置の
従来例を示した回路図である。この図33の従来例回路
では、電動機2は弾性接手3を介して負荷4を結合して
おり、電力変換器5が電動機2へ電力を供給している。
この電力変換器5は制御装置9が制御するので、電動機
2は制御装置9が出力する制御信号に従って、速度設定
器8が設定する速度指令値に一致した回転速度で負荷4
を駆動する。この制御装置9は、速度調節器12,電流
調節器14,第5重み付加算器103 ,及び第3状態観測
器104 で構成している。
従来例を示した回路図である。この図33の従来例回路
では、電動機2は弾性接手3を介して負荷4を結合して
おり、電力変換器5が電動機2へ電力を供給している。
この電力変換器5は制御装置9が制御するので、電動機
2は制御装置9が出力する制御信号に従って、速度設定
器8が設定する速度指令値に一致した回転速度で負荷4
を駆動する。この制御装置9は、速度調節器12,電流
調節器14,第5重み付加算器103 ,及び第3状態観測
器104 で構成している。
【0003】前述したように、電動機2は弾性接手3を
介して負荷4を結合しているので、電動機2の慣性モー
メントをJM ,負荷4の慣性モーメントをJL ,弾性接
手3のばね定数をKS ,電動機速度をωM ,負荷速度を
ωL ,負荷トルクをτL ,軸トルクをτS ,駆動トルク
をτA とすると、電動機速度ωM と負荷速度ωL と軸ト
ルクτS との関係は下記の数1,数2,及び数3で表さ
れる。また、sはラプラス演算子である。
介して負荷4を結合しているので、電動機2の慣性モー
メントをJM ,負荷4の慣性モーメントをJL ,弾性接
手3のばね定数をKS ,電動機速度をωM ,負荷速度を
ωL ,負荷トルクをτL ,軸トルクをτS ,駆動トルク
をτA とすると、電動機速度ωM と負荷速度ωL と軸ト
ルクτS との関係は下記の数1,数2,及び数3で表さ
れる。また、sはラプラス演算子である。
【0004】
【数1】
【0005】
【数2】
【0006】
【数3】
【0007】ここで負荷トルクτL が零の場合、電動機
速度ωM は下記の数4となる。
速度ωM は下記の数4となる。
【0008】
【数4】
【0009】この数4の分母の多項式から、機械系は共
振を持つことがわかる。ここで制御可能な変数は駆動ト
ルクτA であって、このτA は下記の数5で表される。
但しKT は係数であり、IT は電動機2の電機子電流
(トルク成分)である。
振を持つことがわかる。ここで制御可能な変数は駆動ト
ルクτA であって、このτA は下記の数5で表される。
但しKT は係数であり、IT は電動機2の電機子電流
(トルク成分)である。
【0010】
【数5】τA =KT ・IT 第3状態観測器104 は、駆動トルクを発生する電動機2
の電機子電流実際値を電流検出器6から入力し、且つ速
度検出器7が検出する電動機2の速度実際値を入力し
て、負荷速度ωL ,負荷トルクτL ,軸トルクτS など
の直接検出ができない状態変数を推定する。速度調節器
12は速度検出器7が検出する速度実際値と、速度設定
器8が設定する速度指令値とを入力して、調節動作によ
り両入力の偏差を零にする電流指令値を出力する。第5
重み付加算器103 は前述した第3状態観測器104 が出力
する状態変数と、速度調節器12が出力する電流指令値
とに重みを付けて加算し、その結果を新たな電流指令値
として電流調節器14へ与えて駆動トルクを制御する。
の電機子電流実際値を電流検出器6から入力し、且つ速
度検出器7が検出する電動機2の速度実際値を入力し
て、負荷速度ωL ,負荷トルクτL ,軸トルクτS など
の直接検出ができない状態変数を推定する。速度調節器
12は速度検出器7が検出する速度実際値と、速度設定
器8が設定する速度指令値とを入力して、調節動作によ
り両入力の偏差を零にする電流指令値を出力する。第5
重み付加算器103 は前述した第3状態観測器104 が出力
する状態変数と、速度調節器12が出力する電流指令値
とに重みを付けて加算し、その結果を新たな電流指令値
として電流調節器14へ与えて駆動トルクを制御する。
【0011】電流検出器6は電動機2の電機子に流れる
電機子電流実際値を検出しており、この電流実際値と前
述した新たな電流指令値とを入力する電流調節器14
は、両入力の偏差を零にする電圧指令値を電力変換器5
へ出力し、電力変換器5がこの電圧指令値に従って出力
した電力で電動機2を運転する。
電機子電流実際値を検出しており、この電流実際値と前
述した新たな電流指令値とを入力する電流調節器14
は、両入力の偏差を零にする電圧指令値を電力変換器5
へ出力し、電力変換器5がこの電圧指令値に従って出力
した電力で電動機2を運転する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】図33の従来例回路で
は、第3状態観測器104 へは電流実際値と共に速度検出
器7が出力する速度実際値を入力して前述した状態変数
の推定を行い、その結果を電流調節器14へ電流指令値
として与えることにより、駆動トルクを制御して機械振
動を抑制するのであるが、速度検出器7は高い周波数領
域の信号を遮断してしまう特性を有するので、機械系が
振動した場合でも、この遮断周波数よりも高い周波数で
振動するならば、前述した第3状態観測器104 を使って
もこの振動を抑制出来ないことは明らかである。即ち、
速度検出器7の遮断周波数を越えた周波数での振動は抑
制できず、従って電動機2を安定に制御することが困難
になる不具合を有する。
は、第3状態観測器104 へは電流実際値と共に速度検出
器7が出力する速度実際値を入力して前述した状態変数
の推定を行い、その結果を電流調節器14へ電流指令値
として与えることにより、駆動トルクを制御して機械振
動を抑制するのであるが、速度検出器7は高い周波数領
域の信号を遮断してしまう特性を有するので、機械系が
振動した場合でも、この遮断周波数よりも高い周波数で
振動するならば、前述した第3状態観測器104 を使って
もこの振動を抑制出来ないことは明らかである。即ち、
速度検出器7の遮断周波数を越えた周波数での振動は抑
制できず、従って電動機2を安定に制御することが困難
になる不具合を有する。
【0013】そこでこの発明の目的は、電動機に結合し
た速度検出手段を使用せずに振動を抑制して、安定な電
動機制御が行えるようにすることにある。
た速度検出手段を使用せずに振動を抑制して、安定な電
動機制御が行えるようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明の可変速駆動電動機の制御装置は、電動機
へ電力を供給する電力変換手段と、この電動機が駆動す
る負荷を弾性接手を介して結合し、この電動機に結合し
た速度検出手段が検出する速度実際値と別途設定した速
度指令値とを入力して、両者を一致させる調節動作を行
う速度調節手段と、この速度調節手段が出力する電流指
令値と前記電動機の電機子電流検出手段が検出する電機
子電流実際値とを入力して、両者を一致させる調節動作
を行う電流調節手段とで制御装置を構成し、この電流調
節手段が出力する電圧指令値で前記電力変換手段を制御
する構成の可変速駆動電動機の制御装置において、前記
電動機の電機子電流実際値と電機子電圧実際値とを入力
して、状態量としての当該電動機の速度と前記負荷の速
度と軸トルクとを推定する第1状態観測器と、この第1
状態観測器が出力する状態量と前記電流指令値とを入力
し、これらに重みを付けて加算して前記電流調節手段へ
入力させる重み付加算手段とを前記制御装置に備える。
或いは前記第1状態観測器が出力する状態量と前記電流
指令値とを重み付加算手段へ入力し、この重み付加算手
段の出力を電圧指令値として前記電力変換手段へ与える
ものとする。
めにこの発明の可変速駆動電動機の制御装置は、電動機
へ電力を供給する電力変換手段と、この電動機が駆動す
る負荷を弾性接手を介して結合し、この電動機に結合し
た速度検出手段が検出する速度実際値と別途設定した速
度指令値とを入力して、両者を一致させる調節動作を行
う速度調節手段と、この速度調節手段が出力する電流指
令値と前記電動機の電機子電流検出手段が検出する電機
子電流実際値とを入力して、両者を一致させる調節動作
を行う電流調節手段とで制御装置を構成し、この電流調
節手段が出力する電圧指令値で前記電力変換手段を制御
する構成の可変速駆動電動機の制御装置において、前記
電動機の電機子電流実際値と電機子電圧実際値とを入力
して、状態量としての当該電動機の速度と前記負荷の速
度と軸トルクとを推定する第1状態観測器と、この第1
状態観測器が出力する状態量と前記電流指令値とを入力
し、これらに重みを付けて加算して前記電流調節手段へ
入力させる重み付加算手段とを前記制御装置に備える。
或いは前記第1状態観測器が出力する状態量と前記電流
指令値とを重み付加算手段へ入力し、この重み付加算手
段の出力を電圧指令値として前記電力変換手段へ与える
ものとする。
【0015】又は、前記電動機の電機子電流実際値と前
記電圧指令値とを入力して、状態量としての当該電動機
の速度と前記負荷の速度と軸トルクとを推定する第2状
態観測器と、この第2状態観測器が出力する状態量と前
記電流指令値とを入力し、これらに重みを付けて加算し
て前記電流調節手段へ入力させる重み付加算手段とを前
記制御装置に備える。或いは前記第2状態観測器が出力
する状態量と前記電流指令値とを重み付加算手段へ入力
し、この重み付加算手段の出力を電圧指令値として前記
電力変換手段へ与えるものとする。
記電圧指令値とを入力して、状態量としての当該電動機
の速度と前記負荷の速度と軸トルクとを推定する第2状
態観測器と、この第2状態観測器が出力する状態量と前
記電流指令値とを入力し、これらに重みを付けて加算し
て前記電流調節手段へ入力させる重み付加算手段とを前
記制御装置に備える。或いは前記第2状態観測器が出力
する状態量と前記電流指令値とを重み付加算手段へ入力
し、この重み付加算手段の出力を電圧指令値として前記
電力変換手段へ与えるものとする。
【0016】又は、前記電流調節手段に組み合わせる1
つ以上のフィルタを前記制御装置に備える。或いは前記
1つ以上のフィルタと、前記速度実際値を入力して電動
機逆起電力を演算する第1増幅手段と、前記電圧指令値
とこの第1増幅手段の演算結果との加算結果を前記電力
変換手段へ与える加算手段とを前記制御装置に備える。
或いは前記第1増幅手段と、この第1増幅手段の演算結
果を入力している前記電流調節手段に組み合わせる1つ
以上のフィルタとを前記制御装置に備える。
つ以上のフィルタを前記制御装置に備える。或いは前記
1つ以上のフィルタと、前記速度実際値を入力して電動
機逆起電力を演算する第1増幅手段と、前記電圧指令値
とこの第1増幅手段の演算結果との加算結果を前記電力
変換手段へ与える加算手段とを前記制御装置に備える。
或いは前記第1増幅手段と、この第1増幅手段の演算結
果を入力している前記電流調節手段に組み合わせる1つ
以上のフィルタとを前記制御装置に備える。
【0017】又は、前記電動機の電機子電圧実際値を入
力してその出力を前記電流調節手段へ与えるフィルタを
前記制御装置に備えるものとする。或いは前記フィルタ
と、前記第1増幅手段と、前記電圧指令値とこの第1増
幅手段の演算結果との加算結果を前記電力変換手段へ与
える加算手段とを前記制御装置に備えるものとする。又
は、前記電動機の電機子電圧実際値を入力してその出力
を前記電流調節手段へ与えるフィルタと、前記速度実際
値と電流実際値とを入力して状態量としての当該電動機
の速度と前記負荷の速度と軸トルクとを推定する第3状
態観測器と、この第3状態観測器が出力する状態量と前
記電流指令値とを入力し、これらに重みを付けて加算し
て前記電流調節手段へ入力させる重み付加算手段と、前
記電流調節手段に組み合わせる1つ以上のフィルタとを
前記制御装置に備えるものとする。
力してその出力を前記電流調節手段へ与えるフィルタを
前記制御装置に備えるものとする。或いは前記フィルタ
と、前記第1増幅手段と、前記電圧指令値とこの第1増
幅手段の演算結果との加算結果を前記電力変換手段へ与
える加算手段とを前記制御装置に備えるものとする。又
は、前記電動機の電機子電圧実際値を入力してその出力
を前記電流調節手段へ与えるフィルタと、前記速度実際
値と電流実際値とを入力して状態量としての当該電動機
の速度と前記負荷の速度と軸トルクとを推定する第3状
態観測器と、この第3状態観測器が出力する状態量と前
記電流指令値とを入力し、これらに重みを付けて加算し
て前記電流調節手段へ入力させる重み付加算手段と、前
記電流調節手段に組み合わせる1つ以上のフィルタとを
前記制御装置に備えるものとする。
【0018】
【作用】請求項1又は請求項2の発明では、電動機の電
機子電圧は、下記の数6に示すように当該電動機の逆起
電力(この逆起電力は電動機速度ωM に比例する)と電
機子抵抗と洩れインダクタンスの電圧降下との和に等し
い。但し、Rは電機子巻線抵抗,Lは洩れインダクタン
ス,KM は係数,IT は駆動トルクに関与する電流成
分,VT は同じく駆動トルクに関与する電機子電圧成分
である。
機子電圧は、下記の数6に示すように当該電動機の逆起
電力(この逆起電力は電動機速度ωM に比例する)と電
機子抵抗と洩れインダクタンスの電圧降下との和に等し
い。但し、Rは電機子巻線抵抗,Lは洩れインダクタン
ス,KM は係数,IT は駆動トルクに関与する電流成
分,VT は同じく駆動トルクに関与する電機子電圧成分
である。
【0019】
【数6】VT =(R+s・L)IT +KM ・ωM それ故電機子電圧VT と電機子電流IT とを状態観測器
へ入力すれば、電動機に結合されている機械系の負荷速
度ωL 軸トルクτS などの状態量をこの状態観測器で推
定することが可能になる。このようにして得られた前記
推定値と電流調節手段へ入力する電流指令値とを重みを
付けて加算するか、或いは前記推定値と電流調節手段が
出力する電圧指令値とを重みを付けて加算することで、
速度検出手段の周波数遮断特性とは無関係に、機械系の
振動を抑制することができる。
へ入力すれば、電動機に結合されている機械系の負荷速
度ωL 軸トルクτS などの状態量をこの状態観測器で推
定することが可能になる。このようにして得られた前記
推定値と電流調節手段へ入力する電流指令値とを重みを
付けて加算するか、或いは前記推定値と電流調節手段が
出力する電圧指令値とを重みを付けて加算することで、
速度検出手段の周波数遮断特性とは無関係に、機械系の
振動を抑制することができる。
【0020】請求項3又は請求項4の発明では、電流調
節手段が電力変換器へ与える電圧指令値は電機子電圧と
電力変換器の電圧制御誤差分との和に等しいことに着目
したものであって、前記電圧指令値と電機子電流IT と
を誤差分を加味して状態観測器へ入力すれば、電動機に
結合されている機械系の負荷速度ωL 軸トルクτS など
の状態量をこの状態観測器で推定することが可能にな
る。このようにして得られた前記推定値と電流調節手段
へ入力する電流指令値とを重みを付けて加算するか、或
いは前記推定値と電流調節手段が出力する電圧指令値と
を重みを付けて加算することで、速度検出手段の周波数
遮断特性とは無関係に、機械系の振動を抑制することが
できる。
節手段が電力変換器へ与える電圧指令値は電機子電圧と
電力変換器の電圧制御誤差分との和に等しいことに着目
したものであって、前記電圧指令値と電機子電流IT と
を誤差分を加味して状態観測器へ入力すれば、電動機に
結合されている機械系の負荷速度ωL 軸トルクτS など
の状態量をこの状態観測器で推定することが可能にな
る。このようにして得られた前記推定値と電流調節手段
へ入力する電流指令値とを重みを付けて加算するか、或
いは前記推定値と電流調節手段が出力する電圧指令値と
を重みを付けて加算することで、速度検出手段の周波数
遮断特性とは無関係に、機械系の振動を抑制することが
できる。
【0021】請求項5乃至請求項11では、フィルタと
電流調節手段とを組み合わせたときの電流制御の伝達特
性が、機械系の共振周波数の付近で適切なゲインと位相
とになるようにすれば、振動を抑制できることに着目し
たものである。即ち、機械的な振動が発生すると、電流
調節手段は電動機速度の振動成分の影響を受けるので、
電機子電流に変動が現れる。電流調節手段に電流指令値
が入力されてから電圧指令値が出力されるまでの間の伝
達関数をGR (s) ,電流調節手段に電機子電流実際値が
入力されてから電圧指令値が出力されるまでの間の伝達
関数をGF (s) ,電圧指令から電機子電圧までの間の電
力変換器の制御無駄時間をTD とすると、電機子電流の
変化は電流指令値IT * と電動機速度ωM とから、電機
子電流IT の微小変化ΔIT は下記の数7で表される。
但しΔIT * は電流指令値の微小変化,ΔωM は電動機
速度の微小変化,Rは巻線抵抗,Lは洩れインダクタン
ス,KM は係数である。
電流調節手段とを組み合わせたときの電流制御の伝達特
性が、機械系の共振周波数の付近で適切なゲインと位相
とになるようにすれば、振動を抑制できることに着目し
たものである。即ち、機械的な振動が発生すると、電流
調節手段は電動機速度の振動成分の影響を受けるので、
電機子電流に変動が現れる。電流調節手段に電流指令値
が入力されてから電圧指令値が出力されるまでの間の伝
達関数をGR (s) ,電流調節手段に電機子電流実際値が
入力されてから電圧指令値が出力されるまでの間の伝達
関数をGF (s) ,電圧指令から電機子電圧までの間の電
力変換器の制御無駄時間をTD とすると、電機子電流の
変化は電流指令値IT * と電動機速度ωM とから、電機
子電流IT の微小変化ΔIT は下記の数7で表される。
但しΔIT * は電流指令値の微小変化,ΔωM は電動機
速度の微小変化,Rは巻線抵抗,Lは洩れインダクタン
ス,KM は係数である。
【0022】
【数7】
【0023】前述の数4へこの数7と数5とを代入する
と、下記の数8が得られる。
と、下記の数8が得られる。
【0024】
【数8】
【0025】この数8の分母第2項は電流制御ループの
一巡伝達関数である。古典制御理論により、ループゲイ
ンが1を切る周波数において、位相遅れが 180度以内で
あるならば、安定な制御を行うことができる。ここで電
力変換器は前述した無駄時間TD による遅れを有するの
で、電流調節手段で振動を抑制するには、前記伝達関数
GR (s) の特性が、高い周波数領域では位相遅れが小さ
く、且つゲインが低下するものである必要がある。そこ
で電流調節手段に1つ又はそれ以上の数のフィルタを組
み合わせることで、低い周波数領域で帰還ゲインを高く
して応答の劣化や制御誤差を生じないようにしつつ、高
い周波数領域での位相遅れが少なくゲインが低下する周
波数特性を持たせることができるので、振動を抑制する
ことが可能となる。
一巡伝達関数である。古典制御理論により、ループゲイ
ンが1を切る周波数において、位相遅れが 180度以内で
あるならば、安定な制御を行うことができる。ここで電
力変換器は前述した無駄時間TD による遅れを有するの
で、電流調節手段で振動を抑制するには、前記伝達関数
GR (s) の特性が、高い周波数領域では位相遅れが小さ
く、且つゲインが低下するものである必要がある。そこ
で電流調節手段に1つ又はそれ以上の数のフィルタを組
み合わせることで、低い周波数領域で帰還ゲインを高く
して応答の劣化や制御誤差を生じないようにしつつ、高
い周波数領域での位相遅れが少なくゲインが低下する周
波数特性を持たせることができるので、振動を抑制する
ことが可能となる。
【0026】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を表した回路図で
あって請求項1に対応するが、この図1の第1実施例に
図示の電動機2,弾性接手3,負荷4,電力変換器5,
電流検出器6,速度検出器7,速度設定器8,速度調節
器12及び電流調節器14の名称・用途・機能は、図3
3で既述の従来例回路の場合と同じであるから、これら
の説明は省略する。
あって請求項1に対応するが、この図1の第1実施例に
図示の電動機2,弾性接手3,負荷4,電力変換器5,
電流検出器6,速度検出器7,速度設定器8,速度調節
器12及び電流調節器14の名称・用途・機能は、図3
3で既述の従来例回路の場合と同じであるから、これら
の説明は省略する。
【0027】この第1実施例回路では速度調節器12,
第1重み付加算器13,電流調節器14及び第1状態観
測器15で制御装置10を構成している。電動機速度ω
M ,軸トルクτS ,負荷速度ωL ,負荷トルクτL など
の状態量は、電流実際値と電圧実際値とを入力する第1
状態観測器15で推定し、この推定値を第1重み付加算
器13へ出力している。第1重み付加算器13は速度調
節器12が出力する電流指令値とこの推定値とを重みを
付けて加算し、その加算結果を電流指令値として電流調
節器14へ与えている。機械系の振動に伴う電流実際値
の変動を第1状態観測器15へ入力することで振動を抑
制するのは前述したとおりである。更に、第1状態観測
器15は速度検出器7が検出する速度実際値を入力して
いないから、速度検出器7の遮断周波数を越える高い周
波数領域での振動に対しても振動抑制効果を発揮するこ
とができる。
第1重み付加算器13,電流調節器14及び第1状態観
測器15で制御装置10を構成している。電動機速度ω
M ,軸トルクτS ,負荷速度ωL ,負荷トルクτL など
の状態量は、電流実際値と電圧実際値とを入力する第1
状態観測器15で推定し、この推定値を第1重み付加算
器13へ出力している。第1重み付加算器13は速度調
節器12が出力する電流指令値とこの推定値とを重みを
付けて加算し、その加算結果を電流指令値として電流調
節器14へ与えている。機械系の振動に伴う電流実際値
の変動を第1状態観測器15へ入力することで振動を抑
制するのは前述したとおりである。更に、第1状態観測
器15は速度検出器7が検出する速度実際値を入力して
いないから、速度検出器7の遮断周波数を越える高い周
波数領域での振動に対しても振動抑制効果を発揮するこ
とができる。
【0028】尚、本発明にかかる第1〜第5重み付加算
器(第2〜第5重み付加算器については後述)における
各指令値および状態量に対する重みは、予め求められて
いるものである。図2は本発明の第2実施例を表した回
路図であって請求項2に対応するが、この図2の第2実
施例回路における制御装置20は、速度調節器12,電
流調節器14,第1状態観測器15及び第2重み付加算
器21で構成している。電流実際値と電圧実際値とを入
力する第1状態観測器15が出力する状態量推定値と、
電流調節器14が出力する電圧指令値とを、第2重み付
加算器21が重みを付けて加算しており、この加算結果
を新たな電圧指令値として電力変換器5へ与えている。
このようにすることで、機械系に振動が発生しても、第
1状態観測器15の出力である電圧指令値が直ちに変化
して振動を抑制するし、この第1状態観測器15は速度
検出器7が検出する速度実際値を入力していないから、
速度検出器7の遮断周波数を越える高い周波数領域での
振動に対しても振動抑制効果を発揮する。
器(第2〜第5重み付加算器については後述)における
各指令値および状態量に対する重みは、予め求められて
いるものである。図2は本発明の第2実施例を表した回
路図であって請求項2に対応するが、この図2の第2実
施例回路における制御装置20は、速度調節器12,電
流調節器14,第1状態観測器15及び第2重み付加算
器21で構成している。電流実際値と電圧実際値とを入
力する第1状態観測器15が出力する状態量推定値と、
電流調節器14が出力する電圧指令値とを、第2重み付
加算器21が重みを付けて加算しており、この加算結果
を新たな電圧指令値として電力変換器5へ与えている。
このようにすることで、機械系に振動が発生しても、第
1状態観測器15の出力である電圧指令値が直ちに変化
して振動を抑制するし、この第1状態観測器15は速度
検出器7が検出する速度実際値を入力していないから、
速度検出器7の遮断周波数を越える高い周波数領域での
振動に対しても振動抑制効果を発揮する。
【0029】図3は本発明の第3実施例を表した回路図
であって請求項3に対応するが、この図3の第3実施例
回路における制御装置30は、速度調節器12,電流調
節器14,第3重み付加算器31及び第2状態観測器3
2で構成している。第2状態観測器32は電流実際値
と、電圧実際値の代わりに電圧指令値とを入力している
点が既述の第1実施例回路や第2実施例回路とは異なっ
ている。しかしながら電圧指令値は電圧実際値と電力変
換器5の制御誤差との和に等しいから、第1実施例回路
や第2実施例回路と同様に状態量を推定できるし、同様
の原理に従って振動を抑制出来る。
であって請求項3に対応するが、この図3の第3実施例
回路における制御装置30は、速度調節器12,電流調
節器14,第3重み付加算器31及び第2状態観測器3
2で構成している。第2状態観測器32は電流実際値
と、電圧実際値の代わりに電圧指令値とを入力している
点が既述の第1実施例回路や第2実施例回路とは異なっ
ている。しかしながら電圧指令値は電圧実際値と電力変
換器5の制御誤差との和に等しいから、第1実施例回路
や第2実施例回路と同様に状態量を推定できるし、同様
の原理に従って振動を抑制出来る。
【0030】図4は本発明の第4実施例を表した回路図
であって請求項4に対応するが、この図4の第4実施例
回路における制御装置40は、速度調節器12,電流調
節器14,第2状態観測器32及び第4重み付加算器4
1で構成していて、図3で既述の第3実施例回路におけ
る第3重み付加算器31が、電流指令値と第2状態観測
器32の出力とを重みを付けて加算していたのに対し
て、第4重み付加算器41が、電圧指令値と第2状態観
測器32の出力とを重みを付けて加算しているのが異な
っているのみである。
であって請求項4に対応するが、この図4の第4実施例
回路における制御装置40は、速度調節器12,電流調
節器14,第2状態観測器32及び第4重み付加算器4
1で構成していて、図3で既述の第3実施例回路におけ
る第3重み付加算器31が、電流指令値と第2状態観測
器32の出力とを重みを付けて加算していたのに対し
て、第4重み付加算器41が、電圧指令値と第2状態観
測器32の出力とを重みを付けて加算しているのが異な
っているのみである。
【0031】図5は本発明の第5実施例を表した回路図
であって請求項5に対応するが、この図5の第5実施例
回路における制御装置50は、速度調節器12,電流調
節器51及びフィルタ52で構成している。このフィル
タ52は電流調節器51と組み合わせることにより、前
述したように電流調節手段に1つ又はそれ以上の数のフ
ィルタを組み合わせることで、低い周波数領域で帰還ゲ
インを高くして応答の劣化や制御誤差を生じないように
しつつ、高い周波数領域での位相遅れが少なくゲインが
低下する周波数特性を持たせることができるので、振動
を抑制することが可能となる。
であって請求項5に対応するが、この図5の第5実施例
回路における制御装置50は、速度調節器12,電流調
節器51及びフィルタ52で構成している。このフィル
タ52は電流調節器51と組み合わせることにより、前
述したように電流調節手段に1つ又はそれ以上の数のフ
ィルタを組み合わせることで、低い周波数領域で帰還ゲ
インを高くして応答の劣化や制御誤差を生じないように
しつつ、高い周波数領域での位相遅れが少なくゲインが
低下する周波数特性を持たせることができるので、振動
を抑制することが可能となる。
【0032】図6は図5の第5実施例回路における電流
調節器51とフィルタ52の組合せの第1例を表した回
路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53と増
幅器541 とで構成している。尚、設定フィルタ53は電
流指令値にフィルタをかける必要が有る場合にのみ使用
すれば良いのであるが、以下に記述する各例ではこの設
定フィルタ53を使用するものとする。
調節器51とフィルタ52の組合せの第1例を表した回
路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53と増
幅器541 とで構成している。尚、設定フィルタ53は電
流指令値にフィルタをかける必要が有る場合にのみ使用
すれば良いのであるが、以下に記述する各例ではこの設
定フィルタ53を使用するものとする。
【0033】図7は図5の第5実施例回路における電流
調節器51とフィルタ52の組合せの第2例を表した回
路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53と増
幅器541 とで構成しているが、図6とは組合せ方が異な
っている。図8は図5の第5実施例回路における電流調
節器51とフィルタ52の組合せの第3例を表した回路
図であって、電流調節器51は設定フィルタ53と増幅
器541 とで構成しているが、図6,図7とは組合せ方が
異なっている。
調節器51とフィルタ52の組合せの第2例を表した回
路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53と増
幅器541 とで構成しているが、図6とは組合せ方が異な
っている。図8は図5の第5実施例回路における電流調
節器51とフィルタ52の組合せの第3例を表した回路
図であって、電流調節器51は設定フィルタ53と増幅
器541 とで構成しているが、図6,図7とは組合せ方が
異なっている。
【0034】図9は図5の第5実施例回路における電流
調節器51とフィルタ52の組合せの第4例を表した回
路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53と増
幅器542 とで構成している。図10は図5の第5実施例
回路における電流調節器51とフィルタ52の組合せの
第5例を表した回路図であって、電流調節器51は設定
フィルタ53と2つの増幅器543 ,544 とで構成してい
る。
調節器51とフィルタ52の組合せの第4例を表した回
路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53と増
幅器542 とで構成している。図10は図5の第5実施例
回路における電流調節器51とフィルタ52の組合せの
第5例を表した回路図であって、電流調節器51は設定
フィルタ53と2つの増幅器543 ,544 とで構成してい
る。
【0035】図11は図5の第5実施例回路における電
流調節器51とフィルタ52の組合せの第6例を表した
回路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53と
2つの増幅器545 ,546 とで構成している。図12は図
5の第5実施例回路における電流調節器51とフィルタ
52の組合せの第7例を表した回路図であって、電流調
節器51は設定フィルタ53と2つの増幅器547 ,548
とで構成している。
流調節器51とフィルタ52の組合せの第6例を表した
回路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53と
2つの増幅器545 ,546 とで構成している。図12は図
5の第5実施例回路における電流調節器51とフィルタ
52の組合せの第7例を表した回路図であって、電流調
節器51は設定フィルタ53と2つの増幅器547 ,548
とで構成している。
【0036】図13は図5の第5実施例回路における電
流調節器51とフィルタ52の組合せの第8例を表した
回路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53と
2つの増幅器549 ,550 とで構成している。図14は図
5の第5実施例回路における電流調節器51とフィルタ
52の組合せの第9例を表した回路図であって、電流調
節器51は設定フィルタ53と2つの増幅器551 ,552
とで構成している。
流調節器51とフィルタ52の組合せの第8例を表した
回路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53と
2つの増幅器549 ,550 とで構成している。図14は図
5の第5実施例回路における電流調節器51とフィルタ
52の組合せの第9例を表した回路図であって、電流調
節器51は設定フィルタ53と2つの増幅器551 ,552
とで構成している。
【0037】図15は図5の第5実施例回路における電
流調節器51とフィルタ52の組合せの第10例を表し
た回路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53
と2つの増幅器553 ,554 とで構成している。図16は
図5の第5実施例回路における電流調節器51とフィル
タ52の組合せの第11例を表した回路図であって、電
流調節器51は設定フィルタ53と2つの増幅器555 ,
556 とで構成している。
流調節器51とフィルタ52の組合せの第10例を表し
た回路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53
と2つの増幅器553 ,554 とで構成している。図16は
図5の第5実施例回路における電流調節器51とフィル
タ52の組合せの第11例を表した回路図であって、電
流調節器51は設定フィルタ53と2つの増幅器555 ,
556 とで構成している。
【0038】図17は図5の第5実施例回路における電
流調節器51とフィルタ52の組合せの第12例を表し
た回路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53
と3つの増幅器557 ,558 ,559 とで構成している。図
18は図5の第5実施例回路における電流調節器51と
フィルタ52の組合せの第13例を表した回路図であっ
て、電流調節器51は設定フィルタ53と3つの増幅器
560 ,561 ,562 とで構成している。
流調節器51とフィルタ52の組合せの第12例を表し
た回路図であって、電流調節器51は設定フィルタ53
と3つの増幅器557 ,558 ,559 とで構成している。図
18は図5の第5実施例回路における電流調節器51と
フィルタ52の組合せの第13例を表した回路図であっ
て、電流調節器51は設定フィルタ53と3つの増幅器
560 ,561 ,562 とで構成している。
【0039】図19は本発明の第6実施例を表した回路
図であって請求項6に対応するが、この図19の第6実
施例回路における制御装置60は速度調節器12,電流
調節器61,フィルタ62,及び第1増幅器63で構成
している。即ち、第1増幅器63は速度検出器7が検出
する速度実際値を入力して電動機2のその速度における
逆起電力を演算し、この演算結果を電流調節器61が出
力する電圧指令値を補償することで、制御の応答性を向
上させている。尚、速度検出器7では検出出来ないよう
な高い周波数領域では、電流調節器61とフィルタ62
との組合せにより振動を抑制するのは、図5で既述の第
5実施例回路の場合と同じである。
図であって請求項6に対応するが、この図19の第6実
施例回路における制御装置60は速度調節器12,電流
調節器61,フィルタ62,及び第1増幅器63で構成
している。即ち、第1増幅器63は速度検出器7が検出
する速度実際値を入力して電動機2のその速度における
逆起電力を演算し、この演算結果を電流調節器61が出
力する電圧指令値を補償することで、制御の応答性を向
上させている。尚、速度検出器7では検出出来ないよう
な高い周波数領域では、電流調節器61とフィルタ62
との組合せにより振動を抑制するのは、図5で既述の第
5実施例回路の場合と同じである。
【0040】図20は本発明の第7実施例を表した回路
図であって請求項7に対応するが、この図20の第7実
施例回路における制御装置70は速度調節器12,電流
調節器71,フィルタ62,及び第1増幅器63で構成
している。速度実際値を入力して逆起電力を演算する第
1増幅器63は、その演算結果を電流調節器71へ入力
させる構成にしている点が図19で既述の第6実施例回
路とは異なっているが、その作用と効果は同じである。
図であって請求項7に対応するが、この図20の第7実
施例回路における制御装置70は速度調節器12,電流
調節器71,フィルタ62,及び第1増幅器63で構成
している。速度実際値を入力して逆起電力を演算する第
1増幅器63は、その演算結果を電流調節器71へ入力
させる構成にしている点が図19で既述の第6実施例回
路とは異なっているが、その作用と効果は同じである。
【0041】図21は図20の第7実施例回路における
電流調節器71とフィルタ62と第1増幅器63との組
合せの第1例を表した回路図であって、電流調節器71
は設定フィルタ53(この設定フィルタ53の機能は図
6で既述済である)と増幅器711 とで構成している。図
22は図20の第7実施例回路における電流調節器71
とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第2例を
表した回路図であって、電流調節器71は設定フィルタ
53と増幅器712 とで構成している。
電流調節器71とフィルタ62と第1増幅器63との組
合せの第1例を表した回路図であって、電流調節器71
は設定フィルタ53(この設定フィルタ53の機能は図
6で既述済である)と増幅器711 とで構成している。図
22は図20の第7実施例回路における電流調節器71
とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第2例を
表した回路図であって、電流調節器71は設定フィルタ
53と増幅器712 とで構成している。
【0042】図23は図20の第7実施例回路における
電流調節器71とフィルタ62と第1増幅器63との組
合せの第3例を表した回路図であって、電流調節器71
は設定フィルタ53と2つの増幅器713 ,714 とで構成
している。図24は図20の第7実施例回路における電
流調節器71とフィルタ62と第1増幅器63との組合
せの第4例を表した回路図であって、電流調節器71は
設定フィルタ53と2つの増幅器715 ,716 とで構成し
ている。
電流調節器71とフィルタ62と第1増幅器63との組
合せの第3例を表した回路図であって、電流調節器71
は設定フィルタ53と2つの増幅器713 ,714 とで構成
している。図24は図20の第7実施例回路における電
流調節器71とフィルタ62と第1増幅器63との組合
せの第4例を表した回路図であって、電流調節器71は
設定フィルタ53と2つの増幅器715 ,716 とで構成し
ている。
【0043】図25は図20の第7実施例回路における
電流調節器71とフィルタ62と第1増幅器63との組
合せの第5例を表した回路図であって、電流調節器71
は設定フィルタ53と2つの増幅器717 ,718 とで構成
している。図26は図20の第7実施例回路における電
流調節器71とフィルタ62と第1増幅器63との組合
せの第6例を表した回路図であって、電流調節器71は
設定フィルタ53と2つの増幅器719 ,720 とで構成し
ている。
電流調節器71とフィルタ62と第1増幅器63との組
合せの第5例を表した回路図であって、電流調節器71
は設定フィルタ53と2つの増幅器717 ,718 とで構成
している。図26は図20の第7実施例回路における電
流調節器71とフィルタ62と第1増幅器63との組合
せの第6例を表した回路図であって、電流調節器71は
設定フィルタ53と2つの増幅器719 ,720 とで構成し
ている。
【0044】図27は図20の第7実施例回路における
電流調節器71とフィルタ62と第1増幅器63との組
合せの第7例を表した回路図であって、電流調節器71
は設定フィルタ53と3つの増幅器721 ,722 ,723 と
で構成している。図28は本発明の第8実施例を表した
回路図であって請求項8に対応するが、この図28の第
8実施例回路における制御装置80は速度調節器12,
電流調節器81,及びフィルタ82で構成しているが、
電圧実際値をフィルタ82へ入力し、このフィルタ82
の出力を電流調節器81へ入力している点が、図5で既
述の第5実施例回路とは異なっている。
電流調節器71とフィルタ62と第1増幅器63との組
合せの第7例を表した回路図であって、電流調節器71
は設定フィルタ53と3つの増幅器721 ,722 ,723 と
で構成している。図28は本発明の第8実施例を表した
回路図であって請求項8に対応するが、この図28の第
8実施例回路における制御装置80は速度調節器12,
電流調節器81,及びフィルタ82で構成しているが、
電圧実際値をフィルタ82へ入力し、このフィルタ82
の出力を電流調節器81へ入力している点が、図5で既
述の第5実施例回路とは異なっている。
【0045】図29は図28の第8実施例回路における
電流調節器81とフィルタ82との組合せの第1例を表
した回路図であって、電流調節器81は設定フィルタ5
3(この設定フィルタ53の機能は図6で既述済であ
る)と増幅器811 とで構成している。図30は図28の
第8実施例回路における電流調節器81とフィルタ82
との組合せの第2例を表した回路図であって、電流調節
器81は設定フィルタ53と2つの増幅器812 ,813 と
で構成している。
電流調節器81とフィルタ82との組合せの第1例を表
した回路図であって、電流調節器81は設定フィルタ5
3(この設定フィルタ53の機能は図6で既述済であ
る)と増幅器811 とで構成している。図30は図28の
第8実施例回路における電流調節器81とフィルタ82
との組合せの第2例を表した回路図であって、電流調節
器81は設定フィルタ53と2つの増幅器812 ,813 と
で構成している。
【0046】図31は本発明の第9実施例を表した回路
図であって請求項9に対応するが、この図30の第9実
施例回路における制御装置90は、速度調節器12,第
1増幅器63,電流調節器81,及びフィルタ82で構
成している。これは電流調節器81の出力に、第1増幅
器63の出力を加算している点が、図28で既述の第8
実施例回路とは異なっている。第1増幅器63は速度実
際値を入力して逆起電力を出力するのは、図19で既述
の第6実施例回路の場合と同じである。
図であって請求項9に対応するが、この図30の第9実
施例回路における制御装置90は、速度調節器12,第
1増幅器63,電流調節器81,及びフィルタ82で構
成している。これは電流調節器81の出力に、第1増幅
器63の出力を加算している点が、図28で既述の第8
実施例回路とは異なっている。第1増幅器63は速度実
際値を入力して逆起電力を出力するのは、図19で既述
の第6実施例回路の場合と同じである。
【0047】図32は本発明の第10実施例および第1
1実施例を表した回路図であって請求項10および請求
項11に対応するが、この図32の第10実施例回路に
おける制御装置100 は、速度調節器12,電流調節器10
1 ,フィルタ52,第5重み付加算器103 及び第3状態観
測器104 でなっていて、図5で既述の第5実施例回路に
第5重み付加算器103 と第3状態観測器104 とを付加し
た構成であるが、第3状態観測器104 は図33の従来例
回路と同様に電流実際値と速度実際値とを入力してい
る。
1実施例を表した回路図であって請求項10および請求
項11に対応するが、この図32の第10実施例回路に
おける制御装置100 は、速度調節器12,電流調節器10
1 ,フィルタ52,第5重み付加算器103 及び第3状態観
測器104 でなっていて、図5で既述の第5実施例回路に
第5重み付加算器103 と第3状態観測器104 とを付加し
た構成であるが、第3状態観測器104 は図33の従来例
回路と同様に電流実際値と速度実際値とを入力してい
る。
【0048】速度検出器7の遮断周波数以下の周波数領
域では第3状態観測器104 が振動を抑制するが、遮断周
波数以上の周波数領域では、既述したように電流調節器
101とフィルタ52とが振動抑制の作用をする。さらに、
第11実施例においては、フィルタ102 を付加し、電機
子電圧実際値をフィルタ102 を介して電流調節器101 に
入力している。
域では第3状態観測器104 が振動を抑制するが、遮断周
波数以上の周波数領域では、既述したように電流調節器
101とフィルタ52とが振動抑制の作用をする。さらに、
第11実施例においては、フィルタ102 を付加し、電機
子電圧実際値をフィルタ102 を介して電流調節器101 に
入力している。
【0049】尚、前述した各実施例回路はアナログ量で
の制御を行う回路を図示しているが、マイクロプロセッ
サを使用するデジタル量での制御であっても差し支えな
いことは勿論である。
の制御を行う回路を図示しているが、マイクロプロセッ
サを使用するデジタル量での制御であっても差し支えな
いことは勿論である。
【0050】
【発明の効果】この発明によれは、電動機で負荷を駆動
する機械系が振動する場合に、制御遅れが最も少ない電
流調節手段において振動を抑制させるようにして、電動
機に結合した速度検出手段が出力する速度実際値を、振
動抑制のための制御には使用しない(使用する場合で
も、遮断周波数以下の周波数領域のみで使用する)。即
ち電動機の電機子電流と電機子電圧とを入力して電動機
速度ωM ,軸トルクτS ,負荷トルクτL ,負荷速度ω
L などの状態量を推定する状態観測器を使用したり、電
流調節手段に1つ又はそれ以上の数のフィルタを組み合
わせることで、低い周波数領域で帰還ゲインを高くして
応答の劣化や制御誤差を生じないようにしつつ、高い周
波数領域での位相遅れが少なくゲインが低下する周波数
特性を持たせることができるので、振動を抑制すること
が可能となる。
する機械系が振動する場合に、制御遅れが最も少ない電
流調節手段において振動を抑制させるようにして、電動
機に結合した速度検出手段が出力する速度実際値を、振
動抑制のための制御には使用しない(使用する場合で
も、遮断周波数以下の周波数領域のみで使用する)。即
ち電動機の電機子電流と電機子電圧とを入力して電動機
速度ωM ,軸トルクτS ,負荷トルクτL ,負荷速度ω
L などの状態量を推定する状態観測器を使用したり、電
流調節手段に1つ又はそれ以上の数のフィルタを組み合
わせることで、低い周波数領域で帰還ゲインを高くして
応答の劣化や制御誤差を生じないようにしつつ、高い周
波数領域での位相遅れが少なくゲインが低下する周波数
特性を持たせることができるので、振動を抑制すること
が可能となる。
【0051】その結果、速度検出手段の遮断周波数より
も高い周波数領域での振動も有効に抑制できるので、安
定な制御が行える効果が得られる。
も高い周波数領域での振動も有効に抑制できるので、安
定な制御が行える効果が得られる。
【図1】本発明の第1実施例を表した回路図
【図2】本発明の第2実施例を表した回路図
【図3】本発明の第3実施例を表した回路図
【図4】本発明の第4実施例を表した回路図
【図5】本発明の第5実施例を表した回路図
【図6】図5の第5実施例回路における電流調節器51
とフィルタ52の組合せの第1例を表した回路図
とフィルタ52の組合せの第1例を表した回路図
【図7】図5の第5実施例回路における電流調節器51
とフィルタ52の組合せの第2例を表した回路図
とフィルタ52の組合せの第2例を表した回路図
【図8】図5の第5実施例回路における電流調節器51
とフィルタ52の組合せの第3例を表した回路図
とフィルタ52の組合せの第3例を表した回路図
【図9】図5の第5実施例回路における電流調節器51
とフィルタ52の組合せの第4例を表した回路図
とフィルタ52の組合せの第4例を表した回路図
【図10】図5の第5実施例回路における電流調節器5
1とフィルタ52の組合せの第5例を表した回路図
1とフィルタ52の組合せの第5例を表した回路図
【図11】図5の第5実施例回路における電流調節器5
1とフィルタ52の組合せの第6例を表した回路図
1とフィルタ52の組合せの第6例を表した回路図
【図12】図5の第5実施例回路における電流調節器5
1とフィルタ52の組合せの第7例を表した回路図
1とフィルタ52の組合せの第7例を表した回路図
【図13】図5の第5実施例回路における電流調節器5
1とフィルタ52の組合せの第9例を表した回路図
1とフィルタ52の組合せの第9例を表した回路図
【図14】図5の第5実施例回路における電流調節器5
1とフィルタ52の組合せの第9例を表した回路図
1とフィルタ52の組合せの第9例を表した回路図
【図15】図5の第5実施例回路における電流調節器5
1とフィルタ52の組合せの第10例を表した回路図
1とフィルタ52の組合せの第10例を表した回路図
【図16】図5の第5実施例回路における電流調節器5
1とフィルタ52の組合せの第11例を表した回路図
1とフィルタ52の組合せの第11例を表した回路図
【図17】図5の第5実施例回路における電流調節器5
1とフィルタ52の組合せの第12例を表した回路図
1とフィルタ52の組合せの第12例を表した回路図
【図18】図5の第5実施例回路における電流調節器5
1とフィルタ52の組合せの第13例を表した回路図
1とフィルタ52の組合せの第13例を表した回路図
【図19】本発明の第6実施例を表した回路図
【図20】本発明の第7実施例を表した回路図
【図21】図20の第7実施例回路における電流調節器
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第1
例を表した回路図
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第1
例を表した回路図
【図22】図20の第7実施例回路における電流調節器
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第2
例を表した回路図
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第2
例を表した回路図
【図23】図20の第7実施例回路における電流調節器
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第3
例を表した回路図
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第3
例を表した回路図
【図24】図20の第7実施例回路における電流調節器
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第4
例を表した回路図
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第4
例を表した回路図
【図25】図20の第7実施例回路における電流調節器
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第5
例を表した回路図
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第5
例を表した回路図
【図26】図20の第7実施例回路における電流調節器
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第6
例を表した回路図
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第6
例を表した回路図
【図27】図20の第7実施例回路における電流調節器
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第7
例を表した回路図
71とフィルタ62と第1増幅器63との組合せの第7
例を表した回路図
【図28】本発明の第8実施例を表した回路図
【図29】図28の第8実施例回路における電流調節器
81とフィルタ82との組合せの第1例を表した回路図
81とフィルタ82との組合せの第1例を表した回路図
【図30】図28の第8実施例回路における電流調節器
81とフィルタ82との組合せの第2例を表した回路図
81とフィルタ82との組合せの第2例を表した回路図
【図31】本発明の第9実施例を表した回路図
【図32】本発明の第10実施例および第11実施例を
表した回路図
表した回路図
【図33】可変速駆動電動機の制御装置の従来例を示し
た回路図
た回路図
2 電動機 3 弾性接手 4 負荷 5 電力変換器 6 電流検出器 7 速度検出器 8 速度設定器 10,20,30 制御装置 12 速度調節器 13 第1重み付加算器 14,51,61 電流調節器 15 第1状態観測器 21 第2重み付加算器 31 第3重み付加算器 32 第2状態観測器 40,50,60 制御装置 41 第4重み付加算器 52,62,82 フィルタ 53 設定フィルタ 63 第1増幅器 70,80,90 制御装置 71,81, 電流調節器 100 制御装置 101 電流調節器 102 フィルタ 103 第5重み付加算器 104 第3状態観測器 541〜562 増幅器 711〜723 増幅器 811〜813 増幅器
Claims (11)
- 【請求項1】電動機へ電力を供給する電力変換手段と、
この電動機が駆動する負荷を弾性接手を介して結合し、
この電動機に結合した速度検出手段が検出する速度実際
値と別途設定した速度指令値とを入力して、両者を一致
させる調節動作を行う速度調節手段と、この速度調節手
段が出力する電流指令値と前記電動機の電機子電流検出
手段が検出する電機子電流実際値とを入力して、両者を
一致させる調節動作を行う電流調節手段とで制御装置を
構成し、この電流調節手段が出力する電圧指令値で前記
電力変換手段を制御する構成の可変速駆動電動機の制御
装置において、 前記電動機の電機子電流実際値と電機子電圧実際値とを
入力して、状態量としての当該電動機の速度と前記負荷
の速度と軸トルクとを推定する第1状態観測器と、この
第1状態観測器が出力する状態量と前記電流指令値とを
入力し、これらに重みを付けて加算して前記電流調節手
段へ入力させる第1重み付加算手段とを前記制御装置に
備えることを特徴とする可変速駆動電動機の制御装置。 - 【請求項2】電動機へ電力を供給する電力変換手段と、
この電動機が駆動する負荷を弾性接手を介して結合し、
この電動機に結合した速度検出手段が検出する速度実際
値と別途設定した速度指令値とを入力して、両者を一致
させる調節動作を行う速度調節手段と、この速度調節手
段が出力する電流指令値と前記電動機の電機子電流検出
手段が検出する電機子電流実際値とを入力して、両者を
一致させる調節動作を行う電流調節手段とで制御装置を
構成し、この電流調節手段が出力する電圧指令値で前記
電力変換手段を制御する構成の可変速駆動電動機の制御
装置において、 前記電動機の電機子電流実際値と電機子電圧実際値とを
入力して、状態量としての当該電動機の速度と前記負荷
の速度と軸トルクとを推定する第1状態観測器と、この
第1状態観測器が出力する状態量と前記電圧指令値とを
入力し、これらに重みを付けて加算して前記電力変換手
段へ与える第2重み付加算手段とを前記制御装置に備え
ることを特徴とする可変速駆動電動機の制御装置。 - 【請求項3】電動機へ電力を供給する電力変換手段と、
この電動機が駆動する負荷を弾性接手を介して結合し、
この電動機に結合した速度検出手段が検出する速度実際
値と別途設定した速度指令値とを入力して、両者を一致
させる調節動作を行う速度調節手段と、この速度調節手
段が出力する電流指令値と前記電動機の電機子電流検出
手段が検出する電機子電流実際値とを入力して、両者を
一致させる調節動作を行う電流調節手段とで制御装置を
構成し、この電流調節手段が出力する電圧指令値で前記
電力変換手段を制御する構成の可変速駆動電動機の制御
装置において、 前記電動機の電機子電流実際値と前記電圧指令値とを入
力して、状態量としての当該電動機の速度と前記負荷の
速度と軸トルクとを推定する第2状態観測器と、この第
2状態観測器が出力する状態量と前記電流指令値とを入
力し、これらに重みを付けて加算して前記電流調節手段
へ入力させる第3重み付加算手段とを前記制御装置に備
えることを特徴とする可変速駆動電動機の制御装置。 - 【請求項4】電動機へ電力を供給する電力変換手段と、
この電動機が駆動する負荷を弾性接手を介して結合し、
この電動機に結合した速度検出手段が検出する速度実際
値と別途設定した速度指令値とを入力して、両者を一致
させる調節動作を行う速度調節手段と、この速度調節手
段が出力する電流指令値と前記電動機の電機子電流検出
手段が検出する電機子電流実際値とを入力して、両者を
一致させる調節動作を行う電流調節手段とで制御装置を
構成し、この電流調節手段が出力する電圧指令値で前記
電力変換手段を制御する構成の可変速駆動電動機の制御
装置において、 前記電動機の電機子電流実際値と前記電圧指令値とを入
力して、状態量としての当該電動機の速度と前記負荷の
速度と軸トルクとを推定する第2状態観測器と、この第
2状態観測器が出力する状態量と前記電圧指令値とを入
力し、これらに重みを付けて加算して前記電力変換手段
へ与える第4重み付加算手段とを前記制御装置に備える
ことを特徴とする可変速駆動電動機の制御装置。 - 【請求項5】電動機へ電力を供給する電力変換手段と、
この電動機が駆動する負荷を弾性接手を介して結合し、
この電動機に結合した速度検出手段が検出する速度実際
値と別途設定した速度指令値とを入力して、両者を一致
させる調節動作を行う速度調節手段と、この速度調節手
段が出力する電流指令値と前記電動機の電機子電流検出
手段が検出する電機子電流実際値とを入力して、両者を
一致させる調節動作を行う電流調節手段とで制御装置を
構成し、この電流調節手段が出力する電圧指令値で前記
電力変換手段を制御する構成の可変速駆動電動機の制御
装置において、 前記電流調節手段に組み合わせる1つ以上のフィルタを
前記制御装置に備えることを特徴とする可変速駆動電動
機の制御装置。 - 【請求項6】電動機へ電力を供給する電力変換手段と、
この電動機が駆動する負荷を弾性接手を介して結合し、
この電動機に結合した速度検出手段が検出する速度実際
値と別途設定した速度指令値とを入力して、両者を一致
させる調節動作を行う速度調節手段と、この速度調節手
段が出力する電流指令値と前記電動機の電機子電流検出
手段が検出する電機子電流実際値とを入力して、両者を
一致させる調節動作を行う電流調節手段とで制御装置を
構成し、この電流調節手段が出力する電圧指令値で前記
電力変換手段を制御する構成の可変速駆動電動機の制御
装置において、 前記電流調節手段に組み合わせる1つ以上のフィルタ
と、前記速度実際値を入力して電動機逆起電力を演算す
る第1増幅手段と、前記電圧指令値とこの第1増幅手段
の演算結果との加算結果を前記電力変換手段へ与える加
算手段とを前記制御装置に備えることを特徴とする可変
速駆動電動機の制御装置。 - 【請求項7】電動機へ電力を供給する電力変換手段と、
この電動機が駆動する負荷を弾性接手を介して結合し、
この電動機に結合した速度検出手段が検出する速度実際
値と別途設定した速度指令値とを入力して、両者を一致
させる調節動作を行う速度調節手段と、この速度調節手
段が出力する電流指令値と前記電動機の電機子電流検出
手段が検出する電機子電流実際値とを入力して、両者を
一致させる調節動作を行う電流調節手段とで制御装置を
構成し、この電流調節手段が出力する電圧指令値で前記
電力変換手段を制御する構成の可変速駆動電動機の制御
装置において、 前記速度実際値を入力して前記電流調節手段へその演算
結果である電動機逆起電力を与える第1増幅手段と、こ
の第1増幅手段の演算結果を入力している前記電流調節
手段に組み合わせる1つ以上のフィルタとを前記制御装
置に備えることを特徴とする可変速駆動電動機の制御装
置。 - 【請求項8】電動機へ電力を供給する電力変換手段と、
この電動機が駆動する負荷を弾性接手を介して結合し、
この電動機に結合した速度検出手段が検出する速度実際
値と別途設定した速度指令値とを入力して、両者を一致
させる調節動作を行う速度調節手段と、この速度調節手
段が出力する電流指令値と前記電動機の電機子電流検出
手段が検出する電機子電流実際値とを入力して、両者を
一致させる調節動作を行う電流調節手段とで制御装置を
構成し、この電流調節手段が出力する電圧指令値で前記
電力変換手段を制御する構成の可変速駆動電動機の制御
装置において、 前記電動機の電機子電圧実際値を入力してその出力を前
記電流調節手段へ与えるフィルタを前記制御装置に備え
ることを特徴とする可変速駆動電動機の制御装置。 - 【請求項9】電動機へ電力を供給する電力変換手段と、
この電動機が駆動する負荷を弾性接手を介して結合し、
この電動機に結合した速度検出手段が検出する速度実際
値と別途設定した速度指令値とを入力して、両者を一致
させる調節動作を行う速度調節手段と、この速度調節手
段が出力する電流指令値と前記電動機の電機子電流検出
手段が検出する電機子電流実際値とを入力して、両者を
一致させる調節動作を行う電流調節手段とで制御装置を
構成し、この電流調節手段が出力する電圧指令値で前記
電力変換手段を制御する構成の可変速駆動電動機の制御
装置において、 前記電動機の電機子電圧実際値を入力してその出力を前
記電流調節手段へ与えるフィルタと、前記速度実際値を
入力して電動機逆起電力を演算する第1増幅手段と、前
記電圧指令値とこの第1増幅手段の演算結果との加算結
果を前記電力変換手段へ与える加算手段とを前記制御装
置に備えることを特徴とする可変速駆動電動機の制御装
置。 - 【請求項10】電動機へ電力を供給する電力変換手段
と、この電動機が駆動する負荷を弾性接手を介して結合
し、この電動機に結合した速度検出手段が検出する速度
実際値と別途設定した速度指令値とを入力して、両者を
一致させる調節動作を行う速度調節手段と、この速度調
節手段が出力する電流指令値と前記電動機の電機子電流
検出手段が検出する電機子電流実際値とを入力して、両
者を一致させる調節動作を行う電流調節手段とで制御装
置を構成し、この電流調節手段が出力する電圧指令値で
前記電力変換手段を制御する構成の可変速駆動電動機の
制御装置において、 前記速度実際値と電流実際値とを入力して状態量として
の当該電動機の速度と前記負荷の速度と軸トルクとを推
定する第3状態観測器と、この第3状態観測器が出力す
る状態量と前記電流指令値とを入力し、これらに重み付
けて加算して前記電流調節手段へ入力させる第5重み付
加算器と、前記電流調節手段に組み合わせる1つ以上の
フィルタとを前記制御装置に備えることを特徴とする可
変速駆動電動機の制御装置。 - 【請求項11】請求項10に記載の可変速駆動電動機の
制御装置において、 前記電動機の電機子電圧実際値を入力してその出力を前
記電流調節手段へ与えるフィルタを前記制御装置に備え
ることを特徴とする可変速駆動電動機の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6170576A JPH07107768A (ja) | 1993-08-11 | 1994-07-22 | 可変速駆動電動機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-198689 | 1993-08-11 | ||
| JP19868993 | 1993-08-11 | ||
| JP6170576A JPH07107768A (ja) | 1993-08-11 | 1994-07-22 | 可変速駆動電動機の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07107768A true JPH07107768A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=26493532
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6170576A Pending JPH07107768A (ja) | 1993-08-11 | 1994-07-22 | 可変速駆動電動機の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07107768A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100301624B1 (ko) * | 1999-08-18 | 2001-11-01 | 최동환 | 브러시리스 직류전동기의 속도 센서리스 제어장치 및 방법 |
-
1994
- 1994-07-22 JP JP6170576A patent/JPH07107768A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100301624B1 (ko) * | 1999-08-18 | 2001-11-01 | 최동환 | 브러시리스 직류전동기의 속도 센서리스 제어장치 및 방법 |
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