JPH07107797A - 誘導電動機の制御装置 - Google Patents

誘導電動機の制御装置

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JPH07107797A
JPH07107797A JP5244191A JP24419193A JPH07107797A JP H07107797 A JPH07107797 A JP H07107797A JP 5244191 A JP5244191 A JP 5244191A JP 24419193 A JP24419193 A JP 24419193A JP H07107797 A JPH07107797 A JP H07107797A
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JP
Japan
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current
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motor
torque
phase
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Application number
JP5244191A
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English (en)
Inventor
Masayuki Nashiki
政行 梨木
Motosumi Yura
元澄 由良
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘導電動機の出力トルクを精密かつ応答性よ
く制御し得る誘導電動機の制御装置を提供する。 【構成】 3相2相変換器1によってモータ電流の瞬時
値iu 、iv 、iw からモータ内部の励磁電流id 及び
トルク電流iq を直流量として検出し、これを磁束密度
指令から変換した励磁電流指令id *及びトルク指令を
変換したトルク電流指令iq *のそれぞれに対して独立
にフィードバック制御する。これにより、温度変化によ
る2次抵抗r2 の変動や、出力トルクの変化による電流
変化などのいかなる場合においてもモータ内部の実際の
励磁電流id 、トルク電流iq を所望の値に制御するこ
とができ、その結果、モータの出力トルクを精密かつ応
答性よく制御し得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械の主軸駆動等
に利用される誘導電動機の出力トルクを任意に制御する
誘導電動機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、速度制御やトルク制御を必要とす
る電動機としては制御が容易な直流電動機が広く用いら
れてきた。しかしながら、直流電動機は回転子に巻線を
持つために構造が複雑であり、高価であり、ブラシが摩
耗するために定期的に保守を行わなければならないとい
う問題点があった。
【0003】近年、誘導電動機の制御方法としてベクト
ル制御と呼ばれる制御方法が考案され、誘導電動機の出
力トルクを任意に制御することが可能となり、特に工作
機械の主軸駆動などの用途に直流電動機に代わって構造
が簡単で堅牢かつブラシ交換の必要のない誘導電動機が
多く用いられるようになっている。
【0004】図5は、ベクトル制御を用いた従来の誘導
電動機の制御装置の構成を示すブロック図である。
【0005】この制御装置は、入力される磁束密度指令
φ*に応じて必要な励磁電流指令値id*を発生する励
磁電流指令発生器21と、入力されるトルク指令T*を
磁束密度指令φ*で除算する除算器22とを有してお
り、除算器22には、除算器22の出力iq *を更に磁
束密度指令φ*で除算する除算器23が接続されてい
る。そして、除算器23には、係数1/r2 を乗じてす
べり角周波数の指令値ωs*を算出する乗算器24が接
続されており、乗算器24には、乗算器24の出力であ
るすべり角周波数の指令値ωs *と、モータ15の回転
を検出するエンコーダ16の出力を微分する微分器17
の出力すなわちモータ回転角周波数ωm とを加算してモ
ータ電流角周波数ωを出力する加算器18が接続されて
いる。
【0006】更に、加算器18には、モータ電流角周波
数ωを入力してsinωt信号とcosωt信号とを発
生する2相正弦波発生器2が接続されており、2相正弦
波発生器2と、励磁電流指令発生器21と、除算器22
とには、所定の演算を行ってモータ電流指令値iu *、
iv *、iw *を出力する2相3相変換器19が接続さ
れている。そして、2相3相変換器19には、インバー
タ20からモータへのu、v、w各相の電流を検出する
電流検出器5の出力iu 、iv 、iw を2相3相変換器
19の出力iu *、iv *、iw *より減算する減算器
25が接続されており、減算器25にはその減算値すな
わち誤差を増幅してモータ端子電圧の指令値eu *、e
v *、ew *を出力する電流誤差アンプ26が接続され
ており、電流誤差アンプ26にはインバータ20が接続
されている。27は電源である。
【0007】一般に、磁束密度指令φ*はモータの設計
上、予め設定された固定値である場合がほとんどである
が、高速の回転数領域においてモータの端子電圧をある
程度以下に抑えたい場合や、あえてモータの磁束密度を
低減して使用したい場合などにおいては、適宜可変され
た指令値が入力される。励磁電流指令発生器21は磁束
密度指令φ*に応じて必要な励磁電流指令値id *を発
生するものであり、誘導電動機の出力トルクは磁束密度
とトルク電流値の積に比例することから、その出力はト
ルク電流の指令値として与えられる。
【0008】ここで、図6の誘導電動機の等価回路によ
り励磁電流とトルク電流について説明する。なお、E1
、Id 、Em 、Iq 、I1 は交流量をベクトルで表現
したものとし、e、id 、iq はスカラ量を表すものと
する。
【0009】E1 はモータの端子に印加される端子電圧
ベクトルであり、後述する励磁電流ベクトルId の位相
を基準として次式のように表せられる。
【0010】 E1 =e・cos(ωt +θ1 ) …(1) なお、ωはモータ電流の角周波数であり、モータ電流周
波数をfとすると、次式のように表せられる。
【0011】 ω=2πf …(2) ここで、上記第1式中のθ1 は端子電圧ベクトルE1 と
後述する誘起電圧ベクトルEm との位相関係を表すもの
である。この端子電圧ベクトルE1 が相互インダクタン
スMに印加されることによって発生する磁化電流すなわ
ち励磁電流ベクトルId は、その位相をsinωtとす
ると、次式のように表せられる。
【0012】 Id =id ・sinωt …(3) ここで、相互インダクタンスMの両端に発生する誘起電
圧ベクトルEm と励磁電流ベクトルId との関係につい
て考えると、次のような関係がある。
【0013】 Em =p・M・Id =ω・M・id ・cosωt …(4) なお、pは微分演算子d/dtである。ここで注意する
ことは、誘起電圧ベクトルEm はモータ内部に誘起して
いる電圧であり、端子電圧ベクトルE1 とは大きさ、位
相とも異なるものである。
【0014】次に、トルク電流について説明する。
【0015】トルク電流ベクトルIq は、モータの回転
子に設けられたかご型導体による2次巻線に流れる電流
が相互誘導作用によって1次巻線に誘導されて流れるも
のである。トルク電流ベクトルIq と誘起電圧ベクトル
Em との関係は、図6から明らかなように、 Em =Iq (p・l2 +r2 /s) …(5) の関係がある。なお、l2 は2次漏れインダクタンス、
r2 は2次抵抗である。sは一般的にすべりと呼ばれ、
モータ電流の角周波数ωと回転子の回転角周波数ωm と
から s=ωs /ω …(6) ωs =ω−ωm …(7) と定義される変数であり、一般的には0.01〜0.0
5位の小さな値である。そのため、第5式において、l
2 はr2 /sに比べて比較的小さいことから無視するこ
とができ、トルク電流ベクトルIq は、 Iq =Em ・s/r2 …(8) となる。この第8式に第4式及び第6式を代入して、 Iq =M・id ・s/r2 ・cosωt・ωs …(9) を得る。この結果よりトルク電流ベクトルIq について
以下の2つのことが分かる。まず第1に、Iq の大きさ
はすべり角周波数ωs に比例していること、第2はIq
の位相が誘起電圧ベクトルEm と同相であることであ
る。上述した励磁電流ベクトルId とトルク電流ベクト
ルIq とはそれぞれ合流してモータの1次電流ベクトル
I1 となる。すなわち、第9式を Iq =iq ・cosωt …(10) と表すと、 I1 =Id +Iq =id ・sinωt+iq ・cosωt …(11) であり、 I1 =(id 2 +iq2 1/2 ・sin(ωt+θ2 ) …(12) θ2 =tan-1(iq /id ) …(13) となる。この1次電流ベクトルI1 がモータに流れるこ
とによって1次漏れインダクタンスl1 及び1次抵抗r
1 の両端には電圧効果が発生し、その結果端子電圧ベク
トルE1 は、 E1 =Em +(p・l1 ・r1 )I1 …(14) と表せられる。そして、第14式に第4式及び第11式
を代入して、 E1 =(ω・M・id +ω・l1 ・id +r1 ・iq )cosωt+(r1 ・ id −ω・l1 ・iq )sinωt …(15) となる。ここで、モータの軸出力について考えると、図
6の等価回路において2次側に伝達された電力から2次
抵抗r2 の損失分を差し引くことによって求めることが
できる。なお、これまでの説明は、すべて1相分の等価
回路を用いて説明したが、この1相がU相であるとする
と、U相の電力PU は、 PU =Em ・Iq −r2 ・iq 2 …(16) である。近似的に2次抵抗r2 の損失分を無視し、第1
6式に第4式及び第10式を代入すると、 PU =ω・M・id ・iq (cosωt)2 …(17) が得られる。ここで、3相の電動機を考慮して他の2相
の電力PV 、PW についても同様に考えると、 PV =ω・M・id ・iq {cos(ωt−120°)}2 …(18) PW =ω・M・id ・iq {cos(ωt+120°)}2 …(19) となり、これら3相分の電力を合計すると、最終的な軸
出力Pが次式のように得られる。
【0016】P=PU +PV +PW =ω・M・id ・i
q [(cosωt)2 +{cos(ωt−120°)}
2 +{cos(ωt+120°)}2 ] …(2
0)更に、上式を変形すると、 P=3/2・ω・M・id ・iq …(21) が得られる。第21式中の3/2は、各相と中性点間の
電位差を1相当たりの電圧として定義していること、i
d 及びiq が波高値を表していることによって発生して
いるものであり、説明の上で支障のないものである。ω
をモータ回転角周波数ωm にほぼ等しいとすると、モー
タの出力トルクTは、 T=P/ωm =3/2・M・id ・iq …(22) となる。
【0017】一方、トルク指令T*を磁束密度指令φ*
で除算する除算器22の出力iq*は、第22式におい
て、M・id が磁束密度であることから iq *=T・2/(3・M・id ) …(23) であり、トルク電流の指令値である。このiq*を更に
除算器23により磁束密度指令φ*で除算すると、第9
及び10式より iq */(・M・id )=r2 ・ωs * …(24) となり、これに乗算器24により係数1/r2 を乗算す
ることによって、 ωs *=iq */(・M・id ・r2 ) …(25) というように、すべり角周波数の指令値が得られる。こ
のωs *を第7式に従って加算器18によりモータ回転
各周波数ωm と加算すると、モータに印加すべきモータ
電流角周波数ωが得られる。
【0018】 ω=ωm +ωs * …(26) 次に、2相正弦波発生器2は、モータ電流角周波数ωを
入力としてsinωt信号とcosωt信号とを出力す
る。これらの2相正弦波は、2相3相変換器19に入力
され、励磁電流指令値id *、トルク電流指令値iq *
をもとに以下の演算によって各相のモータ電流指令値i
u *、iv *、iw *を出力する。
【0019】 iu *=id *・sinωt+iq *・cosωt …(27) iv *=id *・sin(ωt−120°)+iq *・cos(ωt−120 °)=(−id */2+31/2 /2・iq *)sinωt+(−31/2 /2・i d *−iq */2)cosωt …(28) iw *=id *・sin(ωt+120°)+iq *・cos(ωt+120 °)=(−id */2=31/2 /2・iq *)sinωt+(31/2 /2・id *−iq */2)cosωt …(29) これらのモータ電流指令値iu *、iv *、iw *に応
じて減算器25及び電流誤差アンプ26の働きによって
モータの実際の電流値iu 、iv 、iw を制御すること
によってモータが駆動される。なお、電流誤差アンプ2
6の出力はモータ端子電圧の指令値eu *、ev *、e
w *であり、インバータ19はモータに対してこの電圧
指令eu *、ev *、ew *に応じた電圧を出力する。
【0020】ここで、実際の電流値iu 、iv 、iw は
それぞれ電流指令値iu *、iv *、iw *に等しく制
御されていると仮定して、モータの出力トルクについて
考えてみると、第25式及び第26式が成立していれば
モータ内部において実際の励磁電流id 、トルク電流は
第9式を満たすことが可能となり、励磁電流指令値id
*、トルク電流指令値iq *に等しく制御される。その
結果、モータ出力トルクは第22式に示したとおり、所
望の値を得ることができる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来の誘導電動機の制
御装置は、以上のように、電流誤差アンプの働きによっ
てモータ電流指令値iu *、iv *、iw *に対してモ
ータ電流瞬時値iu 、iv 、iw を合わせるように制御
しており、モータに印加される電圧は電流誤差アンプの
出力によってのみ決定されている。そのため、出力トル
クの変化による電流変化などに対してモータに印加され
る端子電圧が変化するためにモータの磁束密度が変動し
てしまう。すなわち、モータ電流瞬時値iu 、iv 、i
w に誤差があった場合、モータ内部の励磁電流id に対
する影響をまったく考慮せずにモータに印加される端子
電圧が変化してしまうため、励磁電流id が変動してし
まう。
【0022】図7に示すように、I1 *は励磁電流指令
id *及びトルク電流指令iq *をベクトル合成した結
果であり、モータ1次電流指令ベクトルである。また、
E1は第15式にしたがって励磁電流指令id *及びト
ルク電流指令iq *によって発生する端子電圧ベクトル
であり、本来モータに印加すべき電圧である。1次電流
指令ベクトルI1 *と実際のモータの1次電流ベクトル
I1 との誤差がΔI1だけ発生したとすると、電流誤差
アンプのゲインKi の作用によってKi ・ΔI1 なる電
圧ベクトルが発生し、 E1 ´=E1 +Ki ・ΔI1 …(30) という電圧ベクトルがモータに印加される。このE1 ´
を第1式に代入し、順に解いていくと、当然、励磁電流
id 及びトルク電流iq はそれぞれの指令値とは異なる
ものとなる。その結果、特に励磁電流id が変動してし
まうことが重要な問題であり、励磁電流id の応答性が
一般的にトルク電流iq の応答に比べて著しく遅いこと
から一旦、変動を起こしてしまうとなかなか元の状態に
復帰せず、出力トルクは所望の応答を得ることができな
いという問題点があった。
【0023】また、従来の誘導電動機の制御装置におい
ては、電流誤差アンプの働きによって、モータ電流指令
値iu *、iv *、iw *に対してモータ電流瞬時値i
u 、iv 、iw を合わせるように制御しており、またす
べり角周波数ωs を第25式を満たすように、すなわち
2次抵抗r2 を含んだ変換式に基づいて制御しているの
みであり、実際にモータ内部において励磁電流成分、ト
ルク電流成分が所望の値に保たれているか否かはまった
く考慮されていない。言い換えると、第25式が満たさ
れていない場合には、モータ内部の励磁電流id 及びト
ルク電流iq を正しく制御することができない。ところ
が、2次抵抗r2 はかご型2次導体の表皮効果によって
急激な電流変化に対しては定常時の数倍の抵抗値になる
ことがあり、また温度変化によっても2倍程度に大きく
変化するため、第25式の係数が実際の値に合わなくな
り、実際の励磁電流id 、トルク電流iq はモータ内部
において所望の値にはならず、所望のトルク出力が得ら
れないという問題点があった。
【0024】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、誘導電動機の出力トルクを精密
かつ応答性よく制御し得る誘導電動機の制御装置を提供
することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述事情に
鑑みなされたもので、請求項1の発明に係る誘導電動機
の制御装置は、モータ電流角周波数ωを入力してsin
ωt信号及びcosωt信号を出力する2相正弦波発生
手段と、sinωt信号、cosωt信号及びモータ電
流の瞬時値iu 、iv 、iw を入力として励磁電流検出
値及びトルク電流検出値を出力する3相2相変換手段
と、前記磁束密度指令を励磁電流指令に変換して出力す
る励磁電流指令発生手段と、励磁電流指令から励磁電流
検出値を減算して励磁電流誤差を出力する第1の減算器
と、励磁電流誤差を入力としてモータに印加する励磁電
流同相電圧指令を出力する第1の増幅手段と、励磁電流
誤差とモータ電流角周波数ωとの積及び磁束密度指令と
モータ電流角周波数ωとの積に応じてモータに印加する
トルク電流同相電圧指令を出力する第2の増幅手段と、
前記トルク指令と磁束密度指令とに基づいてトルク電流
指令を発生するトルク電流指令発生手段と、前記トルク
電流指令からトルク電流検出値を減算してトルク電流誤
差を出力する第2の減算器と、トルク電流誤差を入力と
してすべり角周波数を出力する第3の増幅手段と、すべ
り角周波数とモータ回転角周波数との和からモータ電流
角周波数ωを出力する加算器とを備えることを特徴とす
るものである。
【0026】請求項2の発明に係る誘導電動機の制御装
置は、前記トルク電流指令を磁束密度指令によって除算
し、かつ係数1/r2 を乗じた結果をすべり角周波数の
予測値として前記すべり角周波数に加算するすべり角周
波数補償手段と、前記トルク電流指令に係数l1 を乗
じ、かつモータ電流角周波数ωを乗じた結果を励磁電流
同相電圧の予測値として励磁電流同相電圧指令値に加算
する励磁電流同相電圧補償手段と、前記トルク電流指令
値に係数r1 を乗じた結果をトルク電流同相電圧の予測
値としてトルク電流同相電圧指令に加算するトルク電流
同相電圧補償手段とを備えることを特徴とするものであ
る。
【0027】
【作用】上述構成に基づき、3相2相変換手段によって
モータ電流の瞬時値iu 、iv、iw からモータ内部の
励磁電流id 及びトルク電流iq を直流量として検出し
ており、これを磁束密度指令から変換した励磁電流指令
id *及びトルク指令を変換したトルク電流指令iq *
のそれぞれに対して独立にフィードバック制御している
ことから温度変化による2次抵抗r2 の変動や、出力ト
ルクの変化による電流変化などのいかなる場合において
もモータ内部の実際の励磁電流id 、トルク電流iq を
所望の値に制御することができ、その結果、モータの出
力トルクを精密かつ応答性よく制御し得る。
【0028】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図を用いて説明
する。
【0029】図1は、この発明に係る誘導電動機の制御
装置の構成を示すブロック図である。なお、図5と同一
構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0030】図1中の1は、モータ電流の瞬時値iu 、
iv 、iw と2相正弦波発生器2の出力したsinωt
信号及びcosωt信号とから第31式、第32式によ
って励磁電流検出値id 及びトルク電流検出値iq を求
める3相2相変換器であり、3は、トルク電流同相電圧
指令eq *及び励磁電流同相電圧指令ed *、sinω
t信号及びcosωt信号を用いてモータ端子電圧指令
値eu *、ev *、ew *を出力する2相3相変換器3
である。また、8、10、14は増幅器であり、11は
乗算器である。
【0031】 id =iu ・sinωt+iv ・sin(ωt−120°)+iw ・sin( ωt+120°) …(31) iq =iu ・cosωt+iv ・cos(ωt−120
°)+iw ・cos(ωt+120°)
…(32) 更に、6
は、励磁電流指令から励磁電流検出値を減算して励磁電
流誤差を出力する第1の減算器であり、8は、励磁電流
誤差を入力としてモータに印加する励磁電流同相電圧指
令を出力する第1の増幅器である。そして、10は、励
磁電流誤差とモータ電流角周波数ωとの積及び磁束密度
指令とモータ電流角周波数ωとの積に応じてモータに印
加するトルク電流同相電圧指令を出力する第2の増幅器
であり、22は、トルク指令と磁束密度指令とに基づい
てトルク電流指令を発生するトルク電流指令発生手段と
しての除算器である。更に、7は、トルク電流指令から
トルク電流検出値を減算してトルク電流誤差を出力する
第2の減算器であり、14は、トルク電流誤差を入力と
してすべり角周波数を出力する第3の増幅器である。ま
た、18は、すべり角周波数とモータ回転角周波数との
和からモータ電流角周波数ωを出力する加算器である。
【0032】ここで、第31式及び第32式の意味につ
いて説明する。
【0033】sinωt信号及びcosωt信号は、後
述する2相3相変換器3がモータ端子電圧指令の演算に
使用するものと同じであり、第3式に示したように、s
inωt信号の位相をモータ内部の磁束の回転位置と等
しいと仮定した位相基準信号である。第31式及び第3
2式の意味は、3相のモータ電流を磁束の回転位置を基
準とした2軸座標に投影するものであり、磁束の回転位
置をd軸、磁束位置から90°進んだ位相をq軸と称し
て一般的にd−q軸変換と呼ばれる。ここで注意するべ
きことは、モータ内部の磁束の回転位置を仮想してd軸
と定義している点であり、実際の磁束の回転位置はここ
で定義したd軸位置とは異なる可能性があることであ
る。このように異なる原因は、仮想したd軸位相に対し
てモータに印加されるモータ端子電圧ベクトルの位相が
不適切であるためであり、モータ内部の励磁電流が不適
切な電圧ベクトルによって予想しない位相に流れるため
である。
【0034】図2は、仮想したd軸位置と実際の磁束の
回転位置すなわち実際のd軸位置が異なる場合に、第3
1式及び第32式によって求まる励磁電流及びトルク電
流を示している。I1 は、モータ電流iu 、iv 、iw
をベクトル合成して得られるモータの1次電流ベクトル
であり、id は実際のモータ内部の励磁電流、iq は実
際のモータ内部のトルク電流である。いま仮想したd軸
が実際のd軸からθだけ遅れていたとすると、検出され
た励磁電流id ´はid に比べて小さくなり、また検出
されたトルク電流iq ´はiq に比べて大きくなってし
まう。しかしながら、後述するように、このような場合
においても本発明では実際のd軸が仮想したd軸に近づ
くようなモータ端子電圧ベクトルを自動的に発生して補
償しているため、仮想d軸は常に実際の磁束の回転位置
を表していると考えてもさしつかえない。なお、第31
式及び第32式はモータ電流iu 、iv 、iw の和が0
であることを利用して id =31/2 {iu ・cos(ωt−30°)+iv ・sinωt} …(33) iq =31/2 {iu ・sin(ωt−30°)−iv ・cosωt} …(34) と変形することもでき、iw の検出値を使用しなくても
等価な演算を行えるので、図1において電流検出器5を
3相中の2相のみに設けるだけで同様の制御を行うこと
ができる。
【0035】第31式及び第32式によって求まるid
及びiq はそれぞれ直流量であるので、励磁電流指令i
d *とトルク電流指令iq *との誤差演算をそれぞれ行
ってフィードバック制御することができる。まず、減算
器6は、励磁電流指令id *と励磁電流検出値id とか
ら励磁電流誤差を求めている。第15式に従って、id
と端子電圧ベクトルE1 との関係について考えると、モ
ータ回転数が極低速の場合すなわちモータ電流各周波数
ωが0と近時している場合には、第15式は、 E1 =r1 ・iq cosωt+r1 ・id ・sinωt …(35) と変形できる。この結果よりid を制御するためには、
id と同相すなわちsinωtと同相の電圧ベクトルを
モータに印加すればよいことが分かる。そこで、図1の
増幅器8は、励磁電流誤差を増幅して励磁電流同相電圧
指令ed *を出力している。このような極低速の場合、
E1 、id 、iq 及びI1 のベクトル図を図3(b)に
示す。また、モータ回転数が高い場合には、第15式並
びに図3(a)からも明らかなように上記の励磁電流と
同相の電圧ベクトルに加えて次式の電圧ベクトルE1
(q)をモータに印加すればよい。すなわち、第15式
からid 及びωを含む項を抽出することにより E1 (q)=id {ω(M+l1 )}cosωt …(36) となり、励磁電流誤差を増幅器10で増幅し、更に乗算
器11でモータ電流角周波数ωと乗算してトルク電流同
相電圧指令eq *を出力している。ただし、ここで、第
36式について検討してみると、この式の中でid ・ω
・M・cosωtは第4式に示した誘起電圧ベクトルE
m そのものであり、予めわかっている既知量である。そ
こで、加算器12で磁束密度指令φ*すなわちM・id
をトルク電流同相電圧指令eq *に対してフィードフォ
ーワード補償として加算補償している。このため、第3
6式の中でid ・ω・M・cosωtという成分につい
ては、増幅器10の出力を必要とすることなく得ること
ができるので、増幅器10の出力としてはid ・ω・l
1 ・cosωtという成分についてのみ出力すればよ
く、増幅器10の増幅率は比較的低く設定される。な
お、上記の増幅器8、10には単なる比例演算増幅器に
限らず、一般的なpi演算増幅器などを使用することが
できる。
【0036】次に、減算器7で得られたトルク電流誤差
について考える。第9式において、id が上記の制御に
よって正しく制御されているとすれば、トルク電流は大
きさがすべり角周波数ωs に比例しているので、増幅器
14によってトルク電流誤差を増幅し、すべり角周波数
指令ωs *を得ている。一方、モータ15に取り付けら
れたエンコーダ16からモータの回転角度を検出し、こ
れを微分器17で微分して得たモータ回転角周波数ωm
とすべり角周波数指令ωs *を加算器18で加算してモ
ータ電流角周波数ωを得ている。2相正弦波発生器2は
このωを入力としてsinωt信号及びcosωt信号
とを出力している。以上のように得られたトルク電流同
相電圧指令eq *及び励磁電流同相電圧指令ed *、s
inωt信号及びcosωt信号を用いて2相3相変換
器3は以下のようにモータ端子電圧指令値を出力する。
【0037】 eu *=ed *・sinωt+eq *・cosωt …(37) eu *=ed *・sin(ωt−120°)+eq *・cos(ωt−120 °)=(−ed */2+31/2 /2・eq *)sinωt+(−31/2 /2・e d *−eq */2)cosωt …(38) ew *=ed *・sin(ωt+120°)+eq *・cos(ωt+120 °)=(−ed */2−31/2 /2・eq *)sinωt+(31/2 /2・ed *−eq */2)cosωt …(39) そして、インバータ20はモータ15に対してこの電圧
指令eu *、ev *、ew *に応じた電圧を出力してお
り、その結果モータ15が駆動される。
【0038】ここで、実際のd軸位置すなわち磁束位置
が仮想したd軸位置に対して誤差を持っている場合にど
の様なモータ端子電圧ベクトルが発生するかについて説
明する。上述したように、実際のd軸位置が仮想したd
軸位置が仮想したd軸位置に対してずれてしまう原因
は、仮想したd軸位置に対してモータ端子電圧ベクトル
の位相が不適切なためであり、モータ内部の励磁電流が
不適切な電圧ベクトルによって予想しない位相に流れる
ためである。図2は、実際のd軸位置が仮想したd軸位
置に対して進んでいる場合について示したベクトル図で
あるが、この場合は印加しているモータ端子電圧ベクト
ルが本来の印加すべき位相よりも誤って進んだ位相に与
えられていることが考えられ、実際のd軸位置を仮想し
たd軸位置との関係を正すためには、モータ端子電圧ベ
クトルの位相を遅らせてやる必要がある。図2の例にお
いて3相2相変換器1によって求められた励磁電流id
´は仮想したd軸位置が遅れることによって実際のid
に比べて小さく検出されてしまうことから、減算器6の
出力する励磁電流誤差は正の値となり、増幅器8によっ
て出力される励磁電流同相電圧指令ed *は正方向に大
きくなる。ここでモータ端子電圧ベクトルE1 の内訳に
ついて考えてみると、第15式の変形から明らかなよう
に、 E1 =eq ・cosωt+ed ・sinωt …(40) であり、トルク電流同相電圧eq と、これに対して位相
が90°遅れた励磁電流同相電圧ed とのベクトル合成
である。したがって、上述のように励磁電流同相電圧指
令ed *が大きくなることによってモータ端子電圧ベク
トルE1 の位相は遅れるように変化することは明らかで
ある。ただし、ここでトルク電流同相電圧指令eq *の
内、増幅器10、乗算器11の働きによって励磁電流誤
差を増幅した結果として出力される電圧成分は前記の励
磁電流同相電圧指令ed *に比較して小さく、モータ端
子電圧ベクトルE1 の位相を考える上で無視できるもの
と仮定する。このように、本発明の誘導電動機の制御装
置においては、実際のd軸位置すなわち磁束位置が仮想
したd軸位置に対して誤差を持っている場合において、
自動的にその誤差を補償するようなモータ端子電圧ベク
トルが発生するため、常に実際のd軸位置は仮想したd
軸位置に等しく制御される。
【0039】次に、請求項2の発明の実施例を図4を用
いて説明する。
【0040】上述した実施例において、励磁電流id 及
びトルク電流iq をそれぞれの指令値id *、iq *に
対して遅れなく制御するためには、それぞれの増幅器
8、10、14はできるだけ高い増幅率とする必要があ
り、理論的には無限大とする必要がある。しかし、実際
には、サンプリング周期による遅れ時間要素や電流検出
器5のS/N比による電流検出誤差などの影響によって
制御の安定性を損なうことがあり、これを避けるために
はこれらの増幅器の増幅率を適当な有限値とせざるを得
ない。従って、励磁電流id 、トルク電流iq の応答に
は遅れが生じる結果となるが、この遅れを小さくするた
めに、図4の実施例においては、これらの増幅器の出力
信号に含まれる既知量にたいして以下のフィードフォー
ワード補償を行っている。まず、増幅器8及び10の出
力については第15式を変形することにより、モータ端
子電圧ベクトルE1 を次の4つの電圧成分に分けて考え
ることができる。
【0041】 E1 =id {ω・(M+l1 )}cosωt+r1 ・iq ・cosωt+r1 ・id ・sinωt−ω・l1 ・iq ・sinωt つまり大きさが励磁電流id に比例して位相がトルク電
流iq に等しい第1項と、トルク電流iq に大きさが比
例し、位相も等しい第2項と、励磁電流id に大きさが
比例し、位相も等しい第3項と、大きさがトルク電流i
q に比例して位相が励磁電流id に等しい第4項の4つ
である。これら4項の電圧成分について図1の実施例で
は、第1項は増幅器10と加算器12、乗算器11の働
きによって、また第3項は増幅器8の働きによって、そ
れぞれ得られているが第2項並びに第4項については考
慮されていない。そこで、まず第2項については乗算器
4によってトルク電流指令iq *に係数r1 を乗算し、
この結果を加算器13によってトルク電流同相電圧指令
eq *に加算補償している。次に、第4項については、
乗算器29によってトルク電流指令iq *に係数l1 を
乗算し、この結果に乗算器30でモータ電流角周波数ω
を乗算した後に減算器9によって励磁電流同相電圧指令
ed *に加算補償している。次に、増幅器14の出力に
ついてはトルク電流指令iq *を除算器23によって励
磁密度指令φ*で除算し、更に乗算器24で係数1/r
2 をかけた結果を加算器28によってすべり角周波数指
令ωs *に加算補償している。
【0042】なお、除算器23、乗算器24及び加算器
28によりすべり角周波数補償手段が構成されており、
減算器9、乗算器29、30により励磁電流同相電圧補
償手段が構成されており、乗算器4及び加算器13によ
りトルク電流同相電圧補償手段が構成されている。
【0043】更に、ここで加算補償した成分は、従来例
における除算器23及び乗算器24の出力成分とまった
く等価なものである。このように、増幅器8、10、1
4の各出力にそれぞれ予め既知の成分を加算補償するこ
とにより、これらの増幅器はこれらの成分を出力する必
要がなくなり、必要最小限の出力信号を出力するだけで
制御が行われるので、比較的低い増幅率であっても十分
な応答性を確保して励磁電流id 、トルク電流iq を制
御することができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
モータ内部の励磁電流id 及びトルク電流iq を励磁電
流指令id *及びトルク電流指令iq *に対してそれぞ
れ独立にフィードバック制御しているので、出力トルク
の変化による急激な電流変化に対してもモータ内部の励
磁電流id は影響を受けずに安定して制御されることが
可能となり、出力トルクの高い応答性を実現することが
できる。また、かご型2次導体の表皮効果の影響や温度
変化等による2次抵抗r2 の変動に対しても精度よく所
望の出力トルクを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る誘導電動機の制御装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】実際のd軸位置が仮想したd軸位置に対してず
れている場合について説明するためのベクトル図であ
る。
【図3】誘導電動機のトルク電流ベクトル、励磁電流ベ
クトル、誘起電圧ベクトル、端子電圧ベクトルの関係を
示すベクトル図である。
【図4】この発明に係る誘導電動機の制御装置の別の構
成を示すブロック図である。
【図5】従来の誘導電動機の制御装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】誘導電動機の等価回路図である。
【図7】従来のベクトル制御による誘導電動機の制御装
置における課題を説明するための図である。
【符号の説明】
1 3相2相変換器 2 2相正弦波発生器 3 2相3相変換器 4、24、29、30 乗算器 6、7、9 減算器 8、10、14 増幅器 13、18、28 加算器 21 励磁電流指令発生器 22、23 除算器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トルク指令と磁束密度指令とを入力とす
    る誘導電動機の制御装置において、 モータ電流角周波数ωを入力してsinωt信号及びc
    osωt信号を出力する2相正弦波発生手段と、 sinωt信号、cosωt信号及びモータ電流の瞬時
    値iu 、iv 、iw を入力として励磁電流検出値及びト
    ルク電流検出値を出力する3相2相変換手段と、 前記磁束密度指令を励磁電流指令に変換して出力する励
    磁電流指令発生手段と、 励磁電流指令から励磁電流検出値を減算して励磁電流誤
    差を出力する第1の減算器と、 励磁電流誤差を入力としてモータに印加する励磁電流同
    相電圧指令を出力する第1の増幅手段と、 励磁電流誤差とモータ電流角周波数ωとの積及び磁束密
    度指令とモータ電流角周波数ωとの積に応じてモータに
    印加するトルク電流同相電圧指令を出力する第2の増幅
    手段と、 前記トルク指令と磁束密度指令とに基づいてトルク電流
    指令を発生するトルク電流指令発生手段と、 前記トルク電流指令からトルク電流検出値を減算してト
    ルク電流誤差を出力する第2の減算器と、 トルク電流誤差を入力としてすべり角周波数を出力する
    第3の増幅手段と、すべり角周波数とモータ回転角周波
    数との和からモータ電流角周波数ωを出力する加算器
    と、 を備えることを特徴とする誘導電動機の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記トルク電流指令を磁束密度指令によ
    って除算し、かつ係数1/r2 を乗じた結果をすべり角
    周波数の予測値として前記すべり角周波数に加算するす
    べり角周波数補償手段と、 前記トルク電流指令に係数l1 を乗じ、かつモータ電流
    角周波数ωを乗じた結果を励磁電流同相電圧の予測値と
    して励磁電流同相電圧指令値に加算する励磁電流同相電
    圧補償手段と、 前記トルク電流指令値に係数r1 を乗じた結果をトルク
    電流同相電圧の予測値としてトルク電流同相電圧指令に
    加算するトルク電流同相電圧補償手段と、 を備えることを特徴とする請求項1記載の誘導電動機の
    制御装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1695861A2 (en) 2005-02-25 2006-08-30 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Forklift and method for controlling induction motor applied to the same

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1695861A2 (en) 2005-02-25 2006-08-30 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Forklift and method for controlling induction motor applied to the same
US7235948B2 (en) 2005-02-25 2007-06-26 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Forklift and method for controlling induction motor applied to the same

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