JPH07107910A - 臭いセンサ制御式炒葉装置 - Google Patents
臭いセンサ制御式炒葉装置Info
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- JPH07107910A JPH07107910A JP28205093A JP28205093A JPH07107910A JP H07107910 A JPH07107910 A JP H07107910A JP 28205093 A JP28205093 A JP 28205093A JP 28205093 A JP28205093 A JP 28205093A JP H07107910 A JPH07107910 A JP H07107910A
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- Tea And Coffee (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 臭いセンサにより機械的に茶葉の殺青程度を
計測し、その数値を基に、茶葉が理想殺青状態となるよ
うに自動制御される炒葉装置を提供する。 【構成】 生茶葉Aを炒り加工する炒葉装置において、
この装置には炒釜1内部の茶葉Aの臭いを検出する臭い
センサ8を具え、且つこの臭いセンサ8により検出され
る数値を基に、各炒葉機1、2、3を自動制御する制御
装置9を設けていることを特徴とする。 【効果】 従来熟練した作業者が行っていたような、茶
葉Aの臭いを鼻で直接嗅ぐ官能検査を行い、その結果よ
り長年の勘に基づき各炒葉機を駆動調節する等の作業が
なくなり、比較的経験を有さない者でも常に安定した最
良品質の釜炒り茶の生産が可能となった。
計測し、その数値を基に、茶葉が理想殺青状態となるよ
うに自動制御される炒葉装置を提供する。 【構成】 生茶葉Aを炒り加工する炒葉装置において、
この装置には炒釜1内部の茶葉Aの臭いを検出する臭い
センサ8を具え、且つこの臭いセンサ8により検出され
る数値を基に、各炒葉機1、2、3を自動制御する制御
装置9を設けていることを特徴とする。 【効果】 従来熟練した作業者が行っていたような、茶
葉Aの臭いを鼻で直接嗅ぐ官能検査を行い、その結果よ
り長年の勘に基づき各炒葉機を駆動調節する等の作業が
なくなり、比較的経験を有さない者でも常に安定した最
良品質の釜炒り茶の生産が可能となった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は釜炒り茶の製造装置に関
するものであって、特に生茶葉の殺青を機械的に管理す
る新規な炒葉装置に係るものである。
するものであって、特に生茶葉の殺青を機械的に管理す
る新規な炒葉装置に係るものである。
【0002】
【発明の背景】釜炒り茶の製造方法の大略は、まず炒葉
工程において生茶葉を数100℃の炒釜に投入して炒
り、生茶葉のいわゆる青臭みを消す殺青を行うとともに
茶葉内の酸化酵素の活性を失わせ、次いで揉捻工程、水
乾工程において適宜の茶葉の揉み込みと乾燥とを行うも
のであり、このような製法により特有の香味に優れた釜
炒り茶が得られている。ところでこのような釜炒り茶に
あっては、生茶葉の炒葉工程が製品品質の優劣に多大な
影響を及ぼす。
工程において生茶葉を数100℃の炒釜に投入して炒
り、生茶葉のいわゆる青臭みを消す殺青を行うとともに
茶葉内の酸化酵素の活性を失わせ、次いで揉捻工程、水
乾工程において適宜の茶葉の揉み込みと乾燥とを行うも
のであり、このような製法により特有の香味に優れた釜
炒り茶が得られている。ところでこのような釜炒り茶に
あっては、生茶葉の炒葉工程が製品品質の優劣に多大な
影響を及ぼす。
【0003】そして炒葉工程でも、特に生茶葉の青臭み
を消す殺青の監視は極めて大切な作業であるが、従来こ
の監視は熟練した作業者の鼻による官能検査によって判
断され、その監視結果から炒釜の傾斜角度や温度等を調
節していた。しかしながら熟練した作業者の減少に伴
い、また更なる生産性の向上あるいは製品の均質化をね
らって、上記作業の機械化ないしは自動化が望まれてい
た。
を消す殺青の監視は極めて大切な作業であるが、従来こ
の監視は熟練した作業者の鼻による官能検査によって判
断され、その監視結果から炒釜の傾斜角度や温度等を調
節していた。しかしながら熟練した作業者の減少に伴
い、また更なる生産性の向上あるいは製品の均質化をね
らって、上記作業の機械化ないしは自動化が望まれてい
た。
【0004】
【開発を試みた技術的事項】本発明はこのような背景か
らなされたものであって、臭いセンサにより機械的に計
測された殺青程度を基にその値をフィードバックして自
動的に炒葉装置を制御することにより、茶葉の殺青状態
をコントロールする新規な臭いセンサ制御式炒葉装置を
試みたものである。
らなされたものであって、臭いセンサにより機械的に計
測された殺青程度を基にその値をフィードバックして自
動的に炒葉装置を制御することにより、茶葉の殺青状態
をコントロールする新規な臭いセンサ制御式炒葉装置を
試みたものである。
【0005】
【目的達成の手段】すなわち本発明たる臭いセンサ制御
式炒葉装置は、生茶葉を炒り加工する炒釜を具えた一基
または複数基の炒葉機から成る炒葉装置において、この
装置には炒釜内部の茶葉の臭いを検出する臭いセンサを
具え、且つこの臭いセンサにより検出される数値を基
に、各炒葉機を制御する制御装置を設けていることを特
徴として成るものであり、これにより前記目的を達成し
ようとするものである。
式炒葉装置は、生茶葉を炒り加工する炒釜を具えた一基
または複数基の炒葉機から成る炒葉装置において、この
装置には炒釜内部の茶葉の臭いを検出する臭いセンサを
具え、且つこの臭いセンサにより検出される数値を基
に、各炒葉機を制御する制御装置を設けていることを特
徴として成るものであり、これにより前記目的を達成し
ようとするものである。
【0006】
【発明の作用】炒釜の前後に具えた臭いセンサの検出数
値が制御装置に供給され、制御装置はあらかじめ入力し
ておいた理想臭値のデータと比較して、炒釜の傾斜角
度、バーナの火力、排蒸ブロワの排蒸量、炒釜駆動モー
タの回転速度等を自動制御する。
値が制御装置に供給され、制御装置はあらかじめ入力し
ておいた理想臭値のデータと比較して、炒釜の傾斜角
度、バーナの火力、排蒸ブロワの排蒸量、炒釜駆動モー
タの回転速度等を自動制御する。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて説明す
る。まず全体構成の大略を示すと、図1に示すように本
装置は第一炒葉機1と、第二炒葉機2と、この第二炒葉
機2の下段に組み合わされた第三炒葉機3とを具え、更
に補機として第一炒葉機1に対しての生茶葉Aを投入す
る投入装置4と、第一炒葉機1と第二炒葉機2との間に
設けられる中継コンベヤ5と、更に第三炒葉機3の後段
に設けられる後処理装置6と、更にその後段に設けられ
る加工装置7より成る。そして第一炒葉機1の炒釜11
1の取出側に臭いセンサ8を臨ませ、上記諸装置を制御
する制御装置9を具える。
る。まず全体構成の大略を示すと、図1に示すように本
装置は第一炒葉機1と、第二炒葉機2と、この第二炒葉
機2の下段に組み合わされた第三炒葉機3とを具え、更
に補機として第一炒葉機1に対しての生茶葉Aを投入す
る投入装置4と、第一炒葉機1と第二炒葉機2との間に
設けられる中継コンベヤ5と、更に第三炒葉機3の後段
に設けられる後処理装置6と、更にその後段に設けられ
る加工装置7より成る。そして第一炒葉機1の炒釜11
1の取出側に臭いセンサ8を臨ませ、上記諸装置を制御
する制御装置9を具える。
【0008】以下前記諸装置を更に詳細に説明する。ま
ず図3〜5に主として示す第一炒葉機1について説明す
る。このものは生茶葉Aの投入を受け、それを炒る装置
であって、主たる作用は生茶葉Aの青臭みを除去する殺
青作用である。このものはフレーム10に対し直接炒葉
作用を行う炒葉機ユニット11を取り付け、この炒葉機
ユニット11の下方に火炉ユニット12を設け、更に炒
葉機ユニット11には駆動装置13を付設するととも
に、生茶葉Aの投入側には送込装置14、取出側に取出
シュート15を具えた構成をとる。
ず図3〜5に主として示す第一炒葉機1について説明す
る。このものは生茶葉Aの投入を受け、それを炒る装置
であって、主たる作用は生茶葉Aの青臭みを除去する殺
青作用である。このものはフレーム10に対し直接炒葉
作用を行う炒葉機ユニット11を取り付け、この炒葉機
ユニット11の下方に火炉ユニット12を設け、更に炒
葉機ユニット11には駆動装置13を付設するととも
に、生茶葉Aの投入側には送込装置14、取出側に取出
シュート15を具えた構成をとる。
【0009】まずフレーム10は固定フレーム101に
対し可動フレーム102を幾分か回動自在に取り付ける
ものであって、炒葉機ユニット11における投入側近く
をピボット103として回動支点とする。そして固定フ
レーム101の前記ピボット103の反対側の位置には
角度調整装置105を設けるものであって、このものは
角度調整モータM1 で駆動されるギヤユニット106を
固定フレーム101からの門形に立ち上げたサブフレー
ムに設け、このギヤユニット106に取り付けられたボ
ールネジ機構等を利用した吊下杆107によって前記可
動フレーム102の自由端側を吊持するように構成した
ものである。従って角度調整モータM1の駆動によりギ
ヤユニット106を適宜の方向に駆動すると、ボールネ
ジ機構により吊下杆107が上下に昇降し、可動フレー
ム102の設定角度を調整するように図るものであり、
実質的には可動フレーム102に固定状態に置かれた炒
葉機ユニット11の傾斜角度が設定されるのである。
対し可動フレーム102を幾分か回動自在に取り付ける
ものであって、炒葉機ユニット11における投入側近く
をピボット103として回動支点とする。そして固定フ
レーム101の前記ピボット103の反対側の位置には
角度調整装置105を設けるものであって、このものは
角度調整モータM1 で駆動されるギヤユニット106を
固定フレーム101からの門形に立ち上げたサブフレー
ムに設け、このギヤユニット106に取り付けられたボ
ールネジ機構等を利用した吊下杆107によって前記可
動フレーム102の自由端側を吊持するように構成した
ものである。従って角度調整モータM1の駆動によりギ
ヤユニット106を適宜の方向に駆動すると、ボールネ
ジ機構により吊下杆107が上下に昇降し、可動フレー
ム102の設定角度を調整するように図るものであり、
実質的には可動フレーム102に固定状態に置かれた炒
葉機ユニット11の傾斜角度が設定されるのである。
【0010】次にこのようなフレーム10に搭載される
炒葉機ユニット11について説明する。まず直接炒葉作
用を行う炒釜111が前記可動フレーム102に対して
回転自在に搭載される。すなわち炒釜111は回転ドラ
ム状を成し、その内部に複数条(一例として六条)の攪
拌リブ111aを設けるとともに、その外周部は火炉風
導112によって囲まれる。そして炒釜111はベアリ
ング113によって可動フレーム102によって回転自
在に搭載されるとともに、生茶葉Aの投入側端縁にリン
グギヤ114を設け、ここに後述する駆動装置13から
の回転を受けて、回転駆動される。
炒葉機ユニット11について説明する。まず直接炒葉作
用を行う炒釜111が前記可動フレーム102に対して
回転自在に搭載される。すなわち炒釜111は回転ドラ
ム状を成し、その内部に複数条(一例として六条)の攪
拌リブ111aを設けるとともに、その外周部は火炉風
導112によって囲まれる。そして炒釜111はベアリ
ング113によって可動フレーム102によって回転自
在に搭載されるとともに、生茶葉Aの投入側端縁にリン
グギヤ114を設け、ここに後述する駆動装置13から
の回転を受けて、回転駆動される。
【0011】更に炒釜111内には排蒸管116が設け
られるものであって、炒釜111における生茶葉Aの投
入側からその全長1/3程度の範囲まで延長形成され
る。そして排蒸管116はその先端をメッシュ状に開口
させた排蒸孔116aを有するとともに、外部に引き出
された位置で適宜のジョイントを介してホース状の固定
排蒸管117に接続されるものであり、排蒸管116自
体は前記送込装置14の一部を構成するから後述するよ
うに回転駆動される。
られるものであって、炒釜111における生茶葉Aの投
入側からその全長1/3程度の範囲まで延長形成され
る。そして排蒸管116はその先端をメッシュ状に開口
させた排蒸孔116aを有するとともに、外部に引き出
された位置で適宜のジョイントを介してホース状の固定
排蒸管117に接続されるものであり、排蒸管116自
体は前記送込装置14の一部を構成するから後述するよ
うに回転駆動される。
【0012】次に火炉ユニット12について説明する。
このものは図3に示すように熱源としてガンタイプのバ
ーナ121を適用するものであり、バーナ121は炒釜
111の下面にほぼ延長形成された燃焼室122内を加
熱するとともに、火炉風導112の下面側を長手方向に
沿ってほぼ二分割した一方の範囲に設けられる連通口1
23を介して、前記燃焼室122は炒葉機ユニット11
における火炉風導112と連通する。これによって火炉
ユニット12におけるバーナ121の熱は火炉風導11
2に導かれるとともに、煙突状の排風ダクト112aか
ら外部に排出される。
このものは図3に示すように熱源としてガンタイプのバ
ーナ121を適用するものであり、バーナ121は炒釜
111の下面にほぼ延長形成された燃焼室122内を加
熱するとともに、火炉風導112の下面側を長手方向に
沿ってほぼ二分割した一方の範囲に設けられる連通口1
23を介して、前記燃焼室122は炒葉機ユニット11
における火炉風導112と連通する。これによって火炉
ユニット12におけるバーナ121の熱は火炉風導11
2に導かれるとともに、煙突状の排風ダクト112aか
ら外部に排出される。
【0013】次に炒葉機ユニット11における炒釜11
1を回転させるための駆動装置13について説明する。
このものは図4(a)に示すように炒釜駆動モータM2
を駆動源とするものであって、この炒釜駆動モータM2
から減速機131に対しチェーン132によって回転を
伝達し、更に減速機131の回転はピニオンギヤ133
に対してチェーン134を介してその回転を伝達する。
そしてピニオンギヤ133は前記回転ドラムタイプの炒
釜111のリングギヤ114と噛み合い、これを回転さ
せるのである。
1を回転させるための駆動装置13について説明する。
このものは図4(a)に示すように炒釜駆動モータM2
を駆動源とするものであって、この炒釜駆動モータM2
から減速機131に対しチェーン132によって回転を
伝達し、更に減速機131の回転はピニオンギヤ133
に対してチェーン134を介してその回転を伝達する。
そしてピニオンギヤ133は前記回転ドラムタイプの炒
釜111のリングギヤ114と噛み合い、これを回転さ
せるのである。
【0014】次に炒葉機ユニット11に対して生茶葉A
を送り込む送込装置14について説明する。送込装置1
4は炒葉機ユニット11における炒釜111の投入側に
設けられるものであって、投入ホッパ141内に投入さ
れた茶葉Aを送込スクリュー142によって炒釜111
内に送り込むようにする。すなわち投入ホッパ141は
上方をロート状に広げた形状を有するとともに、その下
方を前記炒釜111の投入側開口に嵌まり込むような状
態に設定したものである。そして送込スクリュー142
は前記排蒸管116を利用して形成するものである。従
って基本的には排蒸管116自体は回転する必要はない
が、送込スクリュー142の軸を兼用するため回転駆動
する。
を送り込む送込装置14について説明する。送込装置1
4は炒葉機ユニット11における炒釜111の投入側に
設けられるものであって、投入ホッパ141内に投入さ
れた茶葉Aを送込スクリュー142によって炒釜111
内に送り込むようにする。すなわち投入ホッパ141は
上方をロート状に広げた形状を有するとともに、その下
方を前記炒釜111の投入側開口に嵌まり込むような状
態に設定したものである。そして送込スクリュー142
は前記排蒸管116を利用して形成するものである。従
って基本的には排蒸管116自体は回転する必要はない
が、送込スクリュー142の軸を兼用するため回転駆動
する。
【0015】この回転駆動の構成について説明すると、
送込スクリュー142を具えた排蒸管116はベアリン
グ143によって回転自在に支持されるとともに、その
端部にスプロケット144を取り付け、このスプロケッ
ト144に対し減速機145からの回転がチェーン14
6を介して伝達される。なお符号M3 は前記減速機14
5に対して回転を与える駆動源である送込駆動モータで
ある。
送込スクリュー142を具えた排蒸管116はベアリン
グ143によって回転自在に支持されるとともに、その
端部にスプロケット144を取り付け、このスプロケッ
ト144に対し減速機145からの回転がチェーン14
6を介して伝達される。なお符号M3 は前記減速機14
5に対して回転を与える駆動源である送込駆動モータで
ある。
【0016】更に第一炒葉機1には炒釜111の取出側
に前記取出シュート15を設けるとともに、前面に操作
パネル16を設ける。
に前記取出シュート15を設けるとともに、前面に操作
パネル16を設ける。
【0017】また第一炒葉機1の炒釜111内部の取出
側には、本発明の特徴である臭いセンサ8を設ける。こ
の臭いセンサ8は生茶葉Aに含まれている硫化水素やア
ンモニア等よりなる青臭を検出するもので、一例として
センサ素子82を組み込んだブリッジ回路と、臭いを吸
引するマイクロエアーポンプとを吸引口81を具えた機
枠に収納されたものである。センサ素子82について簡
単に述べると、図9に示すように直径が約0.4mmの多
孔質の金属酸化物焼結半導体83で出来た球体であり、
その中心に白金線コイル84が埋設された二端子の構造
で、前記金属酸化物焼結半導体83は高感度検知に有利
なn型半導体である。また前記白金線コイル84は金属
酸化物焼結半導体83を加熱するためのヒーターと、金
属酸化物焼結半導体83の抵抗値変化を検出するための
電極とを兼ねている。そして前記センサ素子82をブリ
ッジ回路に組み込み、金属酸化物焼結半導体83表面で
のにおい分子の吸着による熱伝導度変化及び電機伝導度
変化を白金線コイル84両端の電機抵抗値変化として捕
らえ、ブリッジ回路の偏差電圧として取り出す。
側には、本発明の特徴である臭いセンサ8を設ける。こ
の臭いセンサ8は生茶葉Aに含まれている硫化水素やア
ンモニア等よりなる青臭を検出するもので、一例として
センサ素子82を組み込んだブリッジ回路と、臭いを吸
引するマイクロエアーポンプとを吸引口81を具えた機
枠に収納されたものである。センサ素子82について簡
単に述べると、図9に示すように直径が約0.4mmの多
孔質の金属酸化物焼結半導体83で出来た球体であり、
その中心に白金線コイル84が埋設された二端子の構造
で、前記金属酸化物焼結半導体83は高感度検知に有利
なn型半導体である。また前記白金線コイル84は金属
酸化物焼結半導体83を加熱するためのヒーターと、金
属酸化物焼結半導体83の抵抗値変化を検出するための
電極とを兼ねている。そして前記センサ素子82をブリ
ッジ回路に組み込み、金属酸化物焼結半導体83表面で
のにおい分子の吸着による熱伝導度変化及び電機伝導度
変化を白金線コイル84両端の電機抵抗値変化として捕
らえ、ブリッジ回路の偏差電圧として取り出す。
【0018】また以上のような臭いセンサ8の他に、に
おいの質、種類、強度を識別することのできる公知のニ
オイ識別装置を適用することもできる。このものは焼結
型熱線型半導体式ニオイ検知センサと薄膜型半導体式ニ
オイ検知センサのような、二種類の異なったにおい検知
センサの電機出力をX−Yレコーダーに入力し、におい
のパターンを記録することにより、においの質、種類、
強度を識別するもので、前記ニオイ識別装置を使用する
ことにより、青臭の原因となっている生茶葉Aに含まれ
る硫化水素やアンモニアに、臭い検知対象物を限定する
などして、臭い判断をより厳密にすることができる。
おいの質、種類、強度を識別することのできる公知のニ
オイ識別装置を適用することもできる。このものは焼結
型熱線型半導体式ニオイ検知センサと薄膜型半導体式ニ
オイ検知センサのような、二種類の異なったにおい検知
センサの電機出力をX−Yレコーダーに入力し、におい
のパターンを記録することにより、においの質、種類、
強度を識別するもので、前記ニオイ識別装置を使用する
ことにより、青臭の原因となっている生茶葉Aに含まれ
る硫化水素やアンモニアに、臭い検知対象物を限定する
などして、臭い判断をより厳密にすることができる。
【0019】以上のような臭いセンサ8を支持アームを
介して可動フレーム102に取り付け、炒釜111内部
の茶葉A取出側に臨ませる。なお図10に示すように、
臭いセンサ8本体は炒釜111外部に設け、臭いセンサ
8の吸引口に吸引パイプ85を接続して、その先端を炒
釜111内部の茶葉A取出側に臨ませるようにしてもよ
い。またもちろん第一炒葉機1のほか第二炒葉機2及び
第三炒葉機3にも前記臭いセンサ8を設けるようにして
もよい。
介して可動フレーム102に取り付け、炒釜111内部
の茶葉A取出側に臨ませる。なお図10に示すように、
臭いセンサ8本体は炒釜111外部に設け、臭いセンサ
8の吸引口に吸引パイプ85を接続して、その先端を炒
釜111内部の茶葉A取出側に臨ませるようにしてもよ
い。またもちろん第一炒葉機1のほか第二炒葉機2及び
第三炒葉機3にも前記臭いセンサ8を設けるようにして
もよい。
【0020】次に第二炒葉機2について説明する。この
ものは基本構成は前記第一炒葉機1とほぼ同様とするも
のであって、その構成は回転胴タイプの炒釜を適用した
ものである。具体的にはフレーム20に対して直接炒葉
作用を行う炒葉機ユニット21が搭載され、更に炒葉機
ユニット21の下方に火炉ユニット22を設け、更に駆
動源を炒釜駆動モータM4 とする炒釜211の駆動装置
23と、駆動源を送込駆動モータM5 とする送込装置2
4と、更に炒葉機ユニット21で加工された茶葉Aを取
り出す取出シュート25とを具えて構成される。
ものは基本構成は前記第一炒葉機1とほぼ同様とするも
のであって、その構成は回転胴タイプの炒釜を適用した
ものである。具体的にはフレーム20に対して直接炒葉
作用を行う炒葉機ユニット21が搭載され、更に炒葉機
ユニット21の下方に火炉ユニット22を設け、更に駆
動源を炒釜駆動モータM4 とする炒釜211の駆動装置
23と、駆動源を送込駆動モータM5 とする送込装置2
4と、更に炒葉機ユニット21で加工された茶葉Aを取
り出す取出シュート25とを具えて構成される。
【0021】なおフレーム20は上部フレーム201と
下部フレーム202が組み合わされたものであって、上
部フレーム201に対して第二炒葉機2を搭載する。因
みに下部フレーム202には後述するように第三炒葉機
3を搭載するものであり、結果的に第二炒葉機2と第三
炒葉機3とは上下に重ね合わされたような取付態様を有
する。
下部フレーム202が組み合わされたものであって、上
部フレーム201に対して第二炒葉機2を搭載する。因
みに下部フレーム202には後述するように第三炒葉機
3を搭載するものであり、結果的に第二炒葉機2と第三
炒葉機3とは上下に重ね合わされたような取付態様を有
する。
【0022】次に第三炒葉機3について説明する。この
ものは炒葉機ユニット31及びこれを加熱するための火
炉ユニット32、更に炒葉機ユニット31内の茶葉Aを
攪拌するための駆動装置33、更に炒葉機ユニット31
から茶葉Aを取り出すための取出装置35とを具えて成
る。まずこの第三炒葉機3は第一炒葉機1、第二炒葉機
2を通過して炒られた茶葉Aを更に水分除去、香味付与
等のために加熱するためのものである。
ものは炒葉機ユニット31及びこれを加熱するための火
炉ユニット32、更に炒葉機ユニット31内の茶葉Aを
攪拌するための駆動装置33、更に炒葉機ユニット31
から茶葉Aを取り出すための取出装置35とを具えて成
る。まずこの第三炒葉機3は第一炒葉機1、第二炒葉機
2を通過して炒られた茶葉Aを更に水分除去、香味付与
等のために加熱するためのものである。
【0023】炒釜311は上部が開放し、半円胴底板か
ら側板が設けられたいわゆる樋状の固定釜であって、そ
の下方に火炉風導312を配置する。まず炒釜311内
には投入される茶葉Aの攪拌を行うための攪拌装置31
3が設けられるものであって、このものは攪拌軸314
に対し攪拌腕315を具えて成り、この攪拌腕315の
先端にはさらい板316が取り付けられている。一方、
火炉ユニット32は火炉風導312と実質的には一体化
した形態をとり、熱源としていわゆるガンタイプのバー
ナ321を火炉風導312の側面に取り付けて成る。
ら側板が設けられたいわゆる樋状の固定釜であって、そ
の下方に火炉風導312を配置する。まず炒釜311内
には投入される茶葉Aの攪拌を行うための攪拌装置31
3が設けられるものであって、このものは攪拌軸314
に対し攪拌腕315を具えて成り、この攪拌腕315の
先端にはさらい板316が取り付けられている。一方、
火炉ユニット32は火炉風導312と実質的には一体化
した形態をとり、熱源としていわゆるガンタイプのバー
ナ321を火炉風導312の側面に取り付けて成る。
【0024】更に前記炒葉機ユニット31における攪拌
装置313の駆動装置33について述べると、駆動源は
炒葉機ユニット31の取出側近くに設けた攪拌装置駆動
モータM6 とするものであって、このものは減速機33
1をほぼ一体に組み込み、更にこの減速機331からチ
ェーン332を介して前記攪拌装置313における攪拌
軸314の一端に取り付けたスプロケット333に回転
を伝達する。なお炒釜311に対しての茶葉A投入用の
ホッパは特に設けず、第二炒葉機2における取出シュー
ト25がその送出側開口端を炒釜311の端部に臨ませ
ることによって、直接茶葉Aが炒釜311に投入され
る。
装置313の駆動装置33について述べると、駆動源は
炒葉機ユニット31の取出側近くに設けた攪拌装置駆動
モータM6 とするものであって、このものは減速機33
1をほぼ一体に組み込み、更にこの減速機331からチ
ェーン332を介して前記攪拌装置313における攪拌
軸314の一端に取り付けたスプロケット333に回転
を伝達する。なお炒釜311に対しての茶葉A投入用の
ホッパは特に設けず、第二炒葉機2における取出シュー
ト25がその送出側開口端を炒釜311の端部に臨ませ
ることによって、直接茶葉Aが炒釜311に投入され
る。
【0025】次に炒釜311からの茶葉Aの取り出しを
行う取出装置35について説明すると、まず炒釜311
の取出側端部に取出シュート351を設けるものであっ
て、その取出シュート351の下端部には振動コンベヤ
状の取出コンベヤ352の始端側を臨ませる。すなわち
取出コンベヤ352は取出トラフ353を支承スプリン
グ354で支持するとともに、取出トラフ353を偏心
駆動機構から成る起振装置355に接続し、取出トラフ
353に振動を与え、これによって一定方向に生茶葉A
を送り出すようにしているのである。具体的には生茶葉
Aを移送する取出コンベヤ352を炒釜311の下面に
沿って、その全長にわたり投入側に至る範囲に設けてい
るのである。
行う取出装置35について説明すると、まず炒釜311
の取出側端部に取出シュート351を設けるものであっ
て、その取出シュート351の下端部には振動コンベヤ
状の取出コンベヤ352の始端側を臨ませる。すなわち
取出コンベヤ352は取出トラフ353を支承スプリン
グ354で支持するとともに、取出トラフ353を偏心
駆動機構から成る起振装置355に接続し、取出トラフ
353に振動を与え、これによって一定方向に生茶葉A
を送り出すようにしているのである。具体的には生茶葉
Aを移送する取出コンベヤ352を炒釜311の下面に
沿って、その全長にわたり投入側に至る範囲に設けてい
るのである。
【0026】次に以上述べた第一炒葉機1、第二炒葉機
2、第三炒葉機3に対し、付設される補機類について説
明する。まず第一炒葉機1に対して生茶葉Aを投入する
投入装置4について簡単に説明する。このものは生茶葉
Aの流量計測装置41と、炒葉機ユニット11に生茶葉
Aを移送する投入コンベヤ43と、第一炒葉機1に付設
された投入ホッパ141へ生茶葉Aを供給する投入シュ
ート42とから成る。
2、第三炒葉機3に対し、付設される補機類について説
明する。まず第一炒葉機1に対して生茶葉Aを投入する
投入装置4について簡単に説明する。このものは生茶葉
Aの流量計測装置41と、炒葉機ユニット11に生茶葉
Aを移送する投入コンベヤ43と、第一炒葉機1に付設
された投入ホッパ141へ生茶葉Aを供給する投入シュ
ート42とから成る。
【0027】次に第一炒葉機1と第二炒葉機2との間を
結ぶ中継コンベヤ5について説明する。このものは第一
炒葉機1における取出シュート15の下方に臨む振動コ
ンベヤタイプの受取コンベヤ51と、バケットコンベヤ
を垂直配置した垂直コンベヤ52と、更にその上方にお
いて第二炒葉機2における投入ホッパ241に連なる投
入コンベヤ53とを有するものであり、前記中継コンベ
ヤ5は全体として第二炒葉機2の投入位置が充分高いと
ころにあることから、オーバーブリッジ状に構成してい
る。
結ぶ中継コンベヤ5について説明する。このものは第一
炒葉機1における取出シュート15の下方に臨む振動コ
ンベヤタイプの受取コンベヤ51と、バケットコンベヤ
を垂直配置した垂直コンベヤ52と、更にその上方にお
いて第二炒葉機2における投入ホッパ241に連なる投
入コンベヤ53とを有するものであり、前記中継コンベ
ヤ5は全体として第二炒葉機2の投入位置が充分高いと
ころにあることから、オーバーブリッジ状に構成してい
る。
【0028】第三炒葉機3における取出装置35の後段
には後処理装置6を設けるものであって、具体的には受
取コンベヤ61と、回転ドラムに茶葉Aを投入して粉粒
状になったものを取り出す粉取装置62とを組み合わせ
て成る。更に後処理装置6の後段には加工装置7を設け
るものであり、これは具体的には受取コンベヤ71と煎
茶製造装置におけると同様の揉捻機72を適用したもの
である。また必要に応じて乾燥装置として水乾装置を付
設する。
には後処理装置6を設けるものであって、具体的には受
取コンベヤ61と、回転ドラムに茶葉Aを投入して粉粒
状になったものを取り出す粉取装置62とを組み合わせ
て成る。更に後処理装置6の後段には加工装置7を設け
るものであり、これは具体的には受取コンベヤ71と煎
茶製造装置におけると同様の揉捻機72を適用したもの
である。また必要に応じて乾燥装置として水乾装置を付
設する。
【0029】本発明たる臭いセンサ制御式炒葉装置の具
体的な構造は以上述べたような構成を有するものであ
り、次のように作動して生茶葉Aの炒り加工を行う。 i)生茶葉の加工概要 周知のとおり釜炒り茶は煎茶と相違し、生茶葉を蒸し加
工せず、炒り加工をいきなり行うものであり、炒り加工
は本実施例においては、第一炒葉機1、第二炒葉機2、
第三炒葉機3の三段階にわたって行われる。この際、第
一炒葉機1の作用温度を最も高く設定し、第二炒葉機
2、第三炒葉機3は順次加工温度を下げる傾向にあり、
第一炒葉機1においては茶葉Aの青臭みを除去する殺青
を主とするとともに、第二炒葉機2、第三炒葉機3にお
いては主としてその水分除去を行う。なお酸化酵素を不
活性化する処理も同時になされる。
体的な構造は以上述べたような構成を有するものであ
り、次のように作動して生茶葉Aの炒り加工を行う。 i)生茶葉の加工概要 周知のとおり釜炒り茶は煎茶と相違し、生茶葉を蒸し加
工せず、炒り加工をいきなり行うものであり、炒り加工
は本実施例においては、第一炒葉機1、第二炒葉機2、
第三炒葉機3の三段階にわたって行われる。この際、第
一炒葉機1の作用温度を最も高く設定し、第二炒葉機
2、第三炒葉機3は順次加工温度を下げる傾向にあり、
第一炒葉機1においては茶葉Aの青臭みを除去する殺青
を主とするとともに、第二炒葉機2、第三炒葉機3にお
いては主としてその水分除去を行う。なお酸化酵素を不
活性化する処理も同時になされる。
【0030】ii) 第一炒葉機 投入装置4から炒葉機ユニット11の投入ホッパ141
に生茶葉Aが投入され、送込スクリュー142により生
茶葉Aは回転する炒釜111内に投入されてゆく。この
とき、茶葉Aの投入量は当然ながらそれぞれ設定された
炒葉機の加工能力に応じてなされるものであり、投入量
の単純な設定は投入装置4における流量計測装置41に
よって設定され、一定量の茶葉投入量が計測されながら
投入され、またそのデータが制御装置9に出力される。
そして生茶葉Aは炒釜111が回転することによって攪
拌リブ111aに掻き上げられて攪拌状態になりながら
炒釜111の内面に接し、炒り加工がされてゆくのであ
る。因みに第一炒葉機1における炒釜111の温度は3
00〜330℃程度の温度に設定することが通常であ
る。そしてこれら炒り加工がされた茶葉Aは炒釜111
の傾斜に沿って順次取出側に移行してゆき、炒釜111
の取出口側の取出シュート15から中継コンベヤ5に排
出される。
に生茶葉Aが投入され、送込スクリュー142により生
茶葉Aは回転する炒釜111内に投入されてゆく。この
とき、茶葉Aの投入量は当然ながらそれぞれ設定された
炒葉機の加工能力に応じてなされるものであり、投入量
の単純な設定は投入装置4における流量計測装置41に
よって設定され、一定量の茶葉投入量が計測されながら
投入され、またそのデータが制御装置9に出力される。
そして生茶葉Aは炒釜111が回転することによって攪
拌リブ111aに掻き上げられて攪拌状態になりながら
炒釜111の内面に接し、炒り加工がされてゆくのであ
る。因みに第一炒葉機1における炒釜111の温度は3
00〜330℃程度の温度に設定することが通常であ
る。そしてこれら炒り加工がされた茶葉Aは炒釜111
の傾斜に沿って順次取出側に移行してゆき、炒釜111
の取出口側の取出シュート15から中継コンベヤ5に排
出される。
【0031】iii)第二炒葉機 茶葉Aは中継コンベヤ5から第二炒葉機に送り込まれる
が、第二炒葉機2は第一炒葉機1とほぼ同様、回転ドラ
ムタイプの炒釜211を適用するものであるから、茶葉
Aの受ける基本的な炒り加工は同じである。しかし、第
二炒葉機2においては、第一炒葉機1より低い、例えば
200〜220℃程度の温度(炒釜211の表面温度)
で加工される。そしてこれら炒り加工がされた茶葉Aは
炒釜211の取出口側の取出シュート25から第三炒葉
機3の炒釜311に排出される。
が、第二炒葉機2は第一炒葉機1とほぼ同様、回転ドラ
ムタイプの炒釜211を適用するものであるから、茶葉
Aの受ける基本的な炒り加工は同じである。しかし、第
二炒葉機2においては、第一炒葉機1より低い、例えば
200〜220℃程度の温度(炒釜211の表面温度)
で加工される。そしてこれら炒り加工がされた茶葉Aは
炒釜211の取出口側の取出シュート25から第三炒葉
機3の炒釜311に排出される。
【0032】iv) 第三炒葉機 第三炒葉機3はいわゆる固定釜と称される固定樋状の炒
釜311を有するものであり、ここに投入された茶葉A
は炒釜311内において回転する攪拌装置313によっ
て炒釜311の底部に触れながらさらわれるようにして
攪拌され、取出側に移行してゆく。この際、茶葉Aの移
送は炒釜311が幾分か傾斜していることによって行え
るし、本実施例のように攪拌腕315の先端のさらい板
316が全体として作用方向が傾斜していることによ
り、あたかもスクリューコンベヤ状の作用をして出口側
に順次移送させてゆく。前記炒葉機ユニット31におけ
る炒釜311の加工温度は概ね130〜150℃程度の
範囲に設定される。そしてこれら炒り加工がされた茶葉
Aは炒釜311の取出口側の取出シュート351から取
出コンベヤ352に排出される。
釜311を有するものであり、ここに投入された茶葉A
は炒釜311内において回転する攪拌装置313によっ
て炒釜311の底部に触れながらさらわれるようにして
攪拌され、取出側に移行してゆく。この際、茶葉Aの移
送は炒釜311が幾分か傾斜していることによって行え
るし、本実施例のように攪拌腕315の先端のさらい板
316が全体として作用方向が傾斜していることによ
り、あたかもスクリューコンベヤ状の作用をして出口側
に順次移送させてゆく。前記炒葉機ユニット31におけ
る炒釜311の加工温度は概ね130〜150℃程度の
範囲に設定される。そしてこれら炒り加工がされた茶葉
Aは炒釜311の取出口側の取出シュート351から取
出コンベヤ352に排出される。
【0033】v)臭いセンサによる制御 次に臭いセンサ8の作用について述べると、臭いセンサ
8は茶葉の炒り加工中に、臭いの検出及びそのリセット
とを行い、検出値を制御装置9に送信する。制御装置9
は理想臭値と比べ、前記検出値が大きい場合、すなわち
青臭が強い場合には、炒釜111の傾斜角度を小さくし
て炒り加工時間を長くしたり、バーナ121の火力を強
めたり制御する。また検出値が小さい場合には、炒釜1
11の傾斜角度を大きくして炒り加工時間を短くした
り、バーナ121の火力を弱めたり制御する。またこの
ほか炒釜111の傾斜角度、バーナ121の火力の他、
炒釜111の回転速度、排蒸ブロワ118の回転数等の
制御も適宜行い得る。なお、制御装置9の大略としては
図11のブロック図に示すようにCPUとRAMとRO
Mとより成り、臭いセンサ8の検出値はRAMに記憶さ
れ、また前記検出値と、あらかじめROMに入力してお
いた理想臭値との差とをCPUにて計算し、その数値の
差を基に、生茶葉Aが適正な臭値となるように第一炒葉
機1等の各装置を制御する。
8は茶葉の炒り加工中に、臭いの検出及びそのリセット
とを行い、検出値を制御装置9に送信する。制御装置9
は理想臭値と比べ、前記検出値が大きい場合、すなわち
青臭が強い場合には、炒釜111の傾斜角度を小さくし
て炒り加工時間を長くしたり、バーナ121の火力を強
めたり制御する。また検出値が小さい場合には、炒釜1
11の傾斜角度を大きくして炒り加工時間を短くした
り、バーナ121の火力を弱めたり制御する。またこの
ほか炒釜111の傾斜角度、バーナ121の火力の他、
炒釜111の回転速度、排蒸ブロワ118の回転数等の
制御も適宜行い得る。なお、制御装置9の大略としては
図11のブロック図に示すようにCPUとRAMとRO
Mとより成り、臭いセンサ8の検出値はRAMに記憶さ
れ、また前記検出値と、あらかじめROMに入力してお
いた理想臭値との差とをCPUにて計算し、その数値の
差を基に、生茶葉Aが適正な臭値となるように第一炒葉
機1等の各装置を制御する。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上述べたような構成を有する
ものであり、制御装置9が各炒釜の前後に具えた臭いセ
ンサ8の検出値とあらかじめ入力しておいたデータを比
較して、炒釜111の傾斜角度、バーナ121の火力、
排蒸ブロワ118の排蒸量、炒釜駆動モータM2 の回転
速度等を自動制御することにより、従来熟練した作業者
が行っていたような、茶葉Aの臭いを鼻で直接嗅ぐ官能
検査を行い、その結果より長年の勘に基づき各炒葉装置
を駆動調節する等の作業がなくなり、比較的経験を有さ
ない者でも常に安定した最良品質の釜炒り茶の生産が可
能となった。
ものであり、制御装置9が各炒釜の前後に具えた臭いセ
ンサ8の検出値とあらかじめ入力しておいたデータを比
較して、炒釜111の傾斜角度、バーナ121の火力、
排蒸ブロワ118の排蒸量、炒釜駆動モータM2 の回転
速度等を自動制御することにより、従来熟練した作業者
が行っていたような、茶葉Aの臭いを鼻で直接嗅ぐ官能
検査を行い、その結果より長年の勘に基づき各炒葉装置
を駆動調節する等の作業がなくなり、比較的経験を有さ
ない者でも常に安定した最良品質の釜炒り茶の生産が可
能となった。
【図1】本発明の炒葉装置の全体構成の大略を示す正面
図である。
図である。
【図2】同上主要装置を拡大して示す正面図である。
【図3】第一炒葉機を拡大して示す正面図である。
【図4】同上右側面図並びに左側面図である。
【図5】同上一部を破断して内部構造を透視して示す斜
視図である。
視図である。
【図6】第二炒葉機を拡大して示す正面図である。
【図7】第三炒葉機を拡大して示す正面図である。
【図8】同上右側面図並びに左側面図である。
【図9】臭いセンサの内部構造を透視して示す正面図並
びにセンサ素子を拡大して示す斜視図である。
びにセンサ素子を拡大して示す斜視図である。
【図10】臭いセンサを炒釜外部に設けた実施例を示す
骨格的縦断面図である。
骨格的縦断面図である。
【図11】制御装置と臭いセンサ並びに駆動装置との接
続関係を模式的に示すブロック図である。
続関係を模式的に示すブロック図である。
1 第一炒葉機 10 フレーム 101 固定フレーム 102 可動フレーム 103 ピボット 105 角度調整装置 106 ギヤユニット 107 吊下杆 11 炒葉機ユニット 111 炒釜 111a 攪拌リブ 112 火炉風導 112a 排風ダクト 113 ベアリング 114 リングギヤ 116 排蒸管 116a 排蒸孔 117 固定排蒸管 118 排蒸ブロワ 12 火炉ユニット 121 バーナ 122 燃焼室 123 連通口 13 駆動装置 131 減速機 132 チェーン 133 ピニオンギヤ 134 チェーン 14 送込装置 141 投入ホッパ 142 送込スクリュー 143 ベアリング 144 スプロケット 145 減速機 146 チェーン 15 取出シュート 16 操作パネル 2 第二炒葉機 20 フレーム 201 上部フレーム 202 下部フレーム 21 炒葉機ユニット 211 炒釜 22 火炉ユニット 23 駆動装置 24 送込装置 241 投入ホッパ 25 取出シュート 3 第三炒葉機 31 炒葉機ユニット 311 炒釜 312 火炉風導 313 攪拌装置 314 攪拌軸 315 攪拌腕 316 さらい板 32 火炉ユニット 321 バーナ 33 駆動装置 331 減速機 332 チェーン 333 スプロケット 35 取出装置 351 取出シュート 352 取出コンベヤ 353 取出トラフ 354 支承スプリング 355 起振装置 4 投入装置 41 流量計測装置 42 投入シュート 43 投入コンベヤ 5 中継コンベヤ 51 受取コンベヤ 52 垂直コンベヤ 53 投入コンベヤ 6 後処理装置 61 受取コンベヤ 62 粉取装置 7 加工装置 71 受取コンベヤ 72 揉捻機 8 臭いセンサ 81 吸引口 82 センサ素子 83 金属酸化物焼結半導体 84 白金線コイル 85 吸引パイプ 9 制御装置 A 生茶葉、茶葉 M1 角度調整モータ M2 炒釜駆動モータ M3 送込駆動モータ M4 炒釜駆動モータ M5 送込駆動モータ M6 攪拌装置駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 米山 宏 静岡県榛原郡相良町大沢539−1 (72)発明者 中野 文雄 静岡県榛原郡金谷町志戸呂576−8
Claims (1)
- 【請求項1】 生茶葉を炒り加工する炒釜を具えた一基
または複数基の炒葉機から成る炒葉装置において、この
装置には炒釜内部の茶葉の臭いを検出する臭いセンサを
具え、且つこの臭いセンサにより検出される数値を基
に、各炒葉機を制御する制御装置を設けていることを特
徴とする臭いセンサ制御式炒葉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28205093A JPH07107910A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 臭いセンサ制御式炒葉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28205093A JPH07107910A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 臭いセンサ制御式炒葉装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07107910A true JPH07107910A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17647517
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28205093A Pending JPH07107910A (ja) | 1993-10-15 | 1993-10-15 | 臭いセンサ制御式炒葉装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07107910A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109548898A (zh) * | 2018-12-10 | 2019-04-02 | 松阳县温记茶厂 | 一种往复循环炒干机 |
-
1993
- 1993-10-15 JP JP28205093A patent/JPH07107910A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109548898A (zh) * | 2018-12-10 | 2019-04-02 | 松阳县温记茶厂 | 一种往复循环炒干机 |
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