JPH07108155A - 回転容器 - Google Patents
回転容器Info
- Publication number
- JPH07108155A JPH07108155A JP5255733A JP25573393A JPH07108155A JP H07108155 A JPH07108155 A JP H07108155A JP 5255733 A JP5255733 A JP 5255733A JP 25573393 A JP25573393 A JP 25573393A JP H07108155 A JPH07108155 A JP H07108155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diameter side
- rotary container
- container
- side end
- stirring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 3
- 238000002156 mixing Methods 0.000 abstract description 3
- 238000013019 agitation Methods 0.000 abstract 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 41
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 37
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 35
- 239000002002 slurry Substances 0.000 description 21
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 12
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 11
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 11
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 6
- 238000001354 calcination Methods 0.000 description 5
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 4
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 4
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 2
- 229910001026 inconel Inorganic materials 0.000 description 2
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000011084 recovery Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 239000003960 organic solvent Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mixers With Rotating Receptacles And Mixers With Vibration Mechanisms (AREA)
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】回転容器の撹拌効果を高めて、均質な処理が行
えるようにする。 【構成】横向きに配置され、かつ収納する被処理物をそ
の軸心回りに回転しつつ処理する円錐台筒形の回転容器
2であって、容器内面には大径側から小径側にわたって
配設された撹拌用突条体6を備えており、撹拌用突条体
6は、容器回転時、大径側端部6aが小径側端部6bよ
り先行する位置に配設されている。
えるようにする。 【構成】横向きに配置され、かつ収納する被処理物をそ
の軸心回りに回転しつつ処理する円錐台筒形の回転容器
2であって、容器内面には大径側から小径側にわたって
配設された撹拌用突条体6を備えており、撹拌用突条体
6は、容器回転時、大径側端部6aが小径側端部6bよ
り先行する位置に配設されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納する被処理物を回
転しつつ処理する円錐台筒形の回転容器に関する。
転しつつ処理する円錐台筒形の回転容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、粉状のセラミック原料と溶液
とを混合してなるセラミックスラリを乾燥仮焼する際に
用いられる回転容器として、図5に示すものがある。こ
の回転容器50はセラミックスラリの熱処理装置を構成
するものであって、円錐台形状をしており横向き支持さ
れて軸心回りに回転駆動されるようになっている。この
回転容器50は内部に収納される多数個の転動体51と
ともに用いることによってセラミックスラリを乾燥仮焼
するようになっている。すなわち、回転容器50の大径
側端部50aの注入口52を通じて滴下などによって回
転容器50内に少量ずつセラミックスラリを注入する。
注入したセラミックスラリ中の溶液分は、加熱された回
転容器50及び転動体51に接触することによって蒸発
し、溶液分を失ったセラミック成分は転動体51の表面
上に被着することになる。転動体51に被着したセラミ
ック成分は、回転容器50の回転駆動によって転動体5
1が互いに衝突しながら擦り合わされることによって細
かく粉砕され、最後にセラミック微粉末となったセラミ
ック成分は回転容器50の小径側端部50bに設けた取
り出し口53から外部へと取り出されるようになってい
る。つまり、この回転容器50と転動体51とを用いれ
ば、乾燥仮焼と同時に粉砕も行えるようになっている。
とを混合してなるセラミックスラリを乾燥仮焼する際に
用いられる回転容器として、図5に示すものがある。こ
の回転容器50はセラミックスラリの熱処理装置を構成
するものであって、円錐台形状をしており横向き支持さ
れて軸心回りに回転駆動されるようになっている。この
回転容器50は内部に収納される多数個の転動体51と
ともに用いることによってセラミックスラリを乾燥仮焼
するようになっている。すなわち、回転容器50の大径
側端部50aの注入口52を通じて滴下などによって回
転容器50内に少量ずつセラミックスラリを注入する。
注入したセラミックスラリ中の溶液分は、加熱された回
転容器50及び転動体51に接触することによって蒸発
し、溶液分を失ったセラミック成分は転動体51の表面
上に被着することになる。転動体51に被着したセラミ
ック成分は、回転容器50の回転駆動によって転動体5
1が互いに衝突しながら擦り合わされることによって細
かく粉砕され、最後にセラミック微粉末となったセラミ
ック成分は回転容器50の小径側端部50bに設けた取
り出し口53から外部へと取り出されるようになってい
る。つまり、この回転容器50と転動体51とを用いれ
ば、乾燥仮焼と同時に粉砕も行えるようになっている。
【0003】なお、図中、符号54は回転容器50を収
納するハウジング、55はハウジング54内に設けられ
て、回転容器50を外から加熱するスパイラルヒータ、
56は回転容器50を支持するローラ、57はローラ5
6を介して回転容器50を回転駆動する電動機、58は
処理済みのセラミック微粉末の回収容器である。
納するハウジング、55はハウジング54内に設けられ
て、回転容器50を外から加熱するスパイラルヒータ、
56は回転容器50を支持するローラ、57はローラ5
6を介して回転容器50を回転駆動する電動機、58は
処理済みのセラミック微粉末の回収容器である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この回転容
器50では、熱処理後に得られるセラミック微粉末の品
質を安定させるためには、転動体51の撹拌、およびセ
ラミックス成分の解砕効果を高める必要があり、そのた
めには、転動体数量を増加させる、容器回転数を上昇さ
せる等の対策が考えられる。しかしながら、円錐台形状
の回転容器50では、構造的に、転動体51や処理中の
セラミックスラリが大径側に集まりやすく、このような
特徴を有する円錐台形状の回転容器50に上記対策を講
じても、十分なる撹拌、解砕効果が得られなかった。さ
らには、転動体数量を増加させる場合には、加熱容量が
増大して生産効率を低下させるという不都合があり、ま
た、容器回転数を上昇させる場合には、回転駆動にかか
わる部品の寿命が縮まるという不都合があった。
器50では、熱処理後に得られるセラミック微粉末の品
質を安定させるためには、転動体51の撹拌、およびセ
ラミックス成分の解砕効果を高める必要があり、そのた
めには、転動体数量を増加させる、容器回転数を上昇さ
せる等の対策が考えられる。しかしながら、円錐台形状
の回転容器50では、構造的に、転動体51や処理中の
セラミックスラリが大径側に集まりやすく、このような
特徴を有する円錐台形状の回転容器50に上記対策を講
じても、十分なる撹拌、解砕効果が得られなかった。さ
らには、転動体数量を増加させる場合には、加熱容量が
増大して生産効率を低下させるという不都合があり、ま
た、容器回転数を上昇させる場合には、回転駆動にかか
わる部品の寿命が縮まるという不都合があった。
【0005】したがって、本発明においては、回転容器
の撹拌効果を高めて、均質な処理が行えるようにするこ
とを目的としている。
の撹拌効果を高めて、均質な処理が行えるようにするこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明においては、横向きに配置され、かつ
収納する被処理物をその軸心回りに回転しつつ処理する
円錐台筒形の回転容器であって、容器内面には大径側か
ら小径側にわたって配設された撹拌用突条体を備えてお
り、該撹拌用突条体は、容器回転時。大径側端部が小径
側端部より先行する位置に配設されていることに特徴を
有している。
るために、本発明においては、横向きに配置され、かつ
収納する被処理物をその軸心回りに回転しつつ処理する
円錐台筒形の回転容器であって、容器内面には大径側か
ら小径側にわたって配設された撹拌用突条体を備えてお
り、該撹拌用突条体は、容器回転時。大径側端部が小径
側端部より先行する位置に配設されていることに特徴を
有している。
【0007】
【作用】上記構成によれば、容器内部の底側に位置する
被処理物は回転容器の回転に伴って、撹拌用突条体によ
ってすくい上げられて撹拌されることになる。このと
き、撹拌用突条体の大径側端部が小径側端部より先行す
る位置になっているので、被処理物をすくい上げた撹拌
用突条体の大径側端部は小径側端部よりも上側に位置す
ることになる。そのため、すくい上げられた被処理物は
撹拌用突条体の大径側から小径側に向かって移動し、最
後には、小径側端部から回転容器内部の下側に向かって
落下することになる。つまり、撹拌用突条体によってす
くい上げられた大径側の被処理物は小径側に移動したの
ち回転容器内部の底側に戻ることになる。
被処理物は回転容器の回転に伴って、撹拌用突条体によ
ってすくい上げられて撹拌されることになる。このと
き、撹拌用突条体の大径側端部が小径側端部より先行す
る位置になっているので、被処理物をすくい上げた撹拌
用突条体の大径側端部は小径側端部よりも上側に位置す
ることになる。そのため、すくい上げられた被処理物は
撹拌用突条体の大径側から小径側に向かって移動し、最
後には、小径側端部から回転容器内部の下側に向かって
落下することになる。つまり、撹拌用突条体によってす
くい上げられた大径側の被処理物は小径側に移動したの
ち回転容器内部の底側に戻ることになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して詳
細に説明する。図1は、本実施例に係る回転容器を備え
た熱処理装置の概略構造を示す縦断面図である。
細に説明する。図1は、本実施例に係る回転容器を備え
た熱処理装置の概略構造を示す縦断面図である。
【0009】この熱処理装置1は、セラミックスラリに
対する乾燥や仮焼などの熱処理を行うことによって固形
状のセラミック微粉末を得る際に用いられるものであ
り、図1で示すように、横向き支持されて軸心P回りに
回転駆動される円錐台筒形形状の回転容器2と、メディ
ア(玉石)などと呼ばれて回転容器2内に収納された多
数個の転動体3とを備えている。そして、この回転容器
2における大径側端部2a及び小径側端部2bには共に
円筒形状とされた連通管4,5のそれぞれが回転容器2
の軸心Pと同一の軸心上に位置するようにして接続され
ており、回転容器2は連通管4よりも連通管5の方が低
くなる傾斜状態、例えば、1〜3度の角度で傾いた状態
となるようにして支持されている。
対する乾燥や仮焼などの熱処理を行うことによって固形
状のセラミック微粉末を得る際に用いられるものであ
り、図1で示すように、横向き支持されて軸心P回りに
回転駆動される円錐台筒形形状の回転容器2と、メディ
ア(玉石)などと呼ばれて回転容器2内に収納された多
数個の転動体3とを備えている。そして、この回転容器
2における大径側端部2a及び小径側端部2bには共に
円筒形状とされた連通管4,5のそれぞれが回転容器2
の軸心Pと同一の軸心上に位置するようにして接続され
ており、回転容器2は連通管4よりも連通管5の方が低
くなる傾斜状態、例えば、1〜3度の角度で傾いた状態
となるようにして支持されている。
【0010】なお、これら回転容器2及び連通管4,5
と転動体3のそれぞれとは、アルミナや石英もしくは耐
熱金属(例えばインコネル)を用いて作製されたもので
あり、球形状や円柱形状などを有する転動体3は回転容
器2の内容積やセラミック微粉末の特性などを考慮した
うえでの選択に基づいて使用されている。そして、例え
ば、回転容器2の最大内径が200〜250mm程度で
ある場合には、20〜30mm程度の直径を有する転動
体3を用いるのが最適とされている。
と転動体3のそれぞれとは、アルミナや石英もしくは耐
熱金属(例えばインコネル)を用いて作製されたもので
あり、球形状や円柱形状などを有する転動体3は回転容
器2の内容積やセラミック微粉末の特性などを考慮した
うえでの選択に基づいて使用されている。そして、例え
ば、回転容器2の最大内径が200〜250mm程度で
ある場合には、20〜30mm程度の直径を有する転動
体3を用いるのが最適とされている。
【0011】回転容器2の内周面には大径側から小径側
にわたって撹拌用突条体6が設けられている。撹拌用突
条体6は、図2に示すように棒状体の両端を90度屈曲
してコの字形に形成されており、両端を回転容器2の内
周面に接着して取り付けられている。このようにして取
り付けられた撹拌用突条体6と回転容器2の内周面との
間には隙間Sが形成されるが、この隙間はS、転動体3
の直径より小さいものとなっている。撹拌用突条体6を
隙間Sを有するように構成するのは、その熱容量をでき
るだけ小さくするためである。なお、本実施例では、回
転容器2の内周面に撹拌用突条体6を単一取り付けてい
るが、回転容器2の内周面に周方向間隔をあけて複数の
撹拌用突条体6を設けてもよいのはいうまでもない。
にわたって撹拌用突条体6が設けられている。撹拌用突
条体6は、図2に示すように棒状体の両端を90度屈曲
してコの字形に形成されており、両端を回転容器2の内
周面に接着して取り付けられている。このようにして取
り付けられた撹拌用突条体6と回転容器2の内周面との
間には隙間Sが形成されるが、この隙間はS、転動体3
の直径より小さいものとなっている。撹拌用突条体6を
隙間Sを有するように構成するのは、その熱容量をでき
るだけ小さくするためである。なお、本実施例では、回
転容器2の内周面に撹拌用突条体6を単一取り付けてい
るが、回転容器2の内周面に周方向間隔をあけて複数の
撹拌用突条体6を設けてもよいのはいうまでもない。
【0012】撹拌用突条体6は、回転容器2の同材質と
なっている。すなわち、回転容器2がインコネルなどの
金属から構成される場合であるならば、撹拌用突条体6
も同様の金属から構成され、回転容器2が石英やアルミ
ナから構成される場合であるならば、撹拌用突条体6も
同様に石英やアルミナによって構成される。なお、撹拌
用突条体6を石英から構成する場合には、溶接によって
回転容器2に接着し、その他の材質であるならば、溶融
接着、又は接着剤にて回転容器2に接着する。
なっている。すなわち、回転容器2がインコネルなどの
金属から構成される場合であるならば、撹拌用突条体6
も同様の金属から構成され、回転容器2が石英やアルミ
ナから構成される場合であるならば、撹拌用突条体6も
同様に石英やアルミナによって構成される。なお、撹拌
用突条体6を石英から構成する場合には、溶接によって
回転容器2に接着し、その他の材質であるならば、溶融
接着、又は接着剤にて回転容器2に接着する。
【0013】このようにして回転容器2に取り付けられ
撹拌用突条体6は、その取り付け具合に特徴がある。す
なわち、撹拌用突条体6は、回転容器2の回転時、撹拌
用突条体6の大径側端部6aが小径側端部6bより先行
する位置になるように傾いた状態で取り付けられてい
る。具体的には、図1では、大径側端部6aが小径側端
部6bより上になるように傾いて回転容器2に取り付け
られている。これは回転容器2の大径側からみて時計回
りに回転容器2が回転駆動される場合の取り付け具合で
ある。
撹拌用突条体6は、その取り付け具合に特徴がある。す
なわち、撹拌用突条体6は、回転容器2の回転時、撹拌
用突条体6の大径側端部6aが小径側端部6bより先行
する位置になるように傾いた状態で取り付けられてい
る。具体的には、図1では、大径側端部6aが小径側端
部6bより上になるように傾いて回転容器2に取り付け
られている。これは回転容器2の大径側からみて時計回
りに回転容器2が回転駆動される場合の取り付け具合で
ある。
【0014】また、図4(この図は図1のA−A線断面
図に相当する)に示すように、撹拌用突条体6を傾ける
ことなく取り付けた場合、撹拌用突条体6は回転容器2
の回転駆動中において容器底側を過ぎて上昇する際に
は、暫くのあいだ、大径側端部6aが小径側端部6bよ
り下側に位置することになる。つまり、円錐台形の回転
容器2では、その構造上、軸心Pに沿って取り付けた撹
拌用突条体6であっても、その回転上昇運動時ではしば
らくは水平にならずに、大径側端部6aのほうが小径側
端部6bより下側に位置するという特徴がある。そのた
め、撹拌用突条体6の取り付けはこのような撹拌用突条
体6の回転運動傾向を配慮して、余分に傾き配置する必
要がある。
図に相当する)に示すように、撹拌用突条体6を傾ける
ことなく取り付けた場合、撹拌用突条体6は回転容器2
の回転駆動中において容器底側を過ぎて上昇する際に
は、暫くのあいだ、大径側端部6aが小径側端部6bよ
り下側に位置することになる。つまり、円錐台形の回転
容器2では、その構造上、軸心Pに沿って取り付けた撹
拌用突条体6であっても、その回転上昇運動時ではしば
らくは水平にならずに、大径側端部6aのほうが小径側
端部6bより下側に位置するという特徴がある。そのた
め、撹拌用突条体6の取り付けはこのような撹拌用突条
体6の回転運動傾向を配慮して、余分に傾き配置する必
要がある。
【0015】さらに、回転容器2の外側周囲は断熱材か
らなるハウジング7によって囲まれており、このハウジ
ング7を貫通して外部に突出した連通管4は電動機8が
連結されたローラ9によって支持される一方、同じくハ
ウジング7の外部にまで突出した連通管5は回転自在の
ローラ10によって支持されている。そこで、この回転
容器2は、連通管4,5及びローラ9,10を介したう
え電動機8によって所定の低速状態で回転駆動されるこ
とになる。ハウジング7内には、回転容器2を加熱する
複数本のスパイラルヒータ11が回転容器2に沿うよう
に設けられている。また、ハウジング7の連通管5側端
部には、熱処理済みとなった固形状のセラミック微粉末
を回収するための回収容器12が設けられている。
らなるハウジング7によって囲まれており、このハウジ
ング7を貫通して外部に突出した連通管4は電動機8が
連結されたローラ9によって支持される一方、同じくハ
ウジング7の外部にまで突出した連通管5は回転自在の
ローラ10によって支持されている。そこで、この回転
容器2は、連通管4,5及びローラ9,10を介したう
え電動機8によって所定の低速状態で回転駆動されるこ
とになる。ハウジング7内には、回転容器2を加熱する
複数本のスパイラルヒータ11が回転容器2に沿うよう
に設けられている。また、ハウジング7の連通管5側端
部には、熱処理済みとなった固形状のセラミック微粉末
を回収するための回収容器12が設けられている。
【0016】つぎに、本実施例に係る熱処理装置1を用
いることにより、セラミックスラリに対する乾燥や仮焼
などの熱処理を行って固形状のセラミック微粉末を得る
際の手順について説明する。
いることにより、セラミックスラリに対する乾燥や仮焼
などの熱処理を行って固形状のセラミック微粉末を得る
際の手順について説明する。
【0017】まず、水や有機溶媒などの溶液を加えて混
合された成分調製済みの混合体(例えば、セラミックス
ラリ)を用意する一方、多数個の転動体3を収納した回
転容器2を電動機8によって0.4〜10rpm程度の
低速で回転させながらスパイラルヒータ11を用いて回
転容器2及び転動体3を1200℃というような所要温
度まで加熱する。つぎに、図示しないスラリ供給手段に
よって大径側の連通管4から回転容器2内の転動体3上
に少量ずつセラミックスラリを供給する。
合された成分調製済みの混合体(例えば、セラミックス
ラリ)を用意する一方、多数個の転動体3を収納した回
転容器2を電動機8によって0.4〜10rpm程度の
低速で回転させながらスパイラルヒータ11を用いて回
転容器2及び転動体3を1200℃というような所要温
度まで加熱する。つぎに、図示しないスラリ供給手段に
よって大径側の連通管4から回転容器2内の転動体3上
に少量ずつセラミックスラリを供給する。
【0018】すると、回転容器2内に滴下して供給され
たセラミックスラリは、予め加熱されていた回転容器2
及び転動体3と接触して加熱されることになり、セラミ
ックスラリに含まれていた水などの溶液分は速やかに蒸
発させられてしまうことになる結果、転動体3の表面上
にはセラミックスラリ中のセラミック成分のみが付着し
て残ることになる。ところが、これら転動体3は回転容
器2の回転に伴って互いに混ぜ合わされているのである
から、転動体3それぞれの表面上に拡がって残ったセラ
ミック成分は転動体3同士が衝突し合いながら擦り合わ
されることによって粉砕されてしまう。
たセラミックスラリは、予め加熱されていた回転容器2
及び転動体3と接触して加熱されることになり、セラミ
ックスラリに含まれていた水などの溶液分は速やかに蒸
発させられてしまうことになる結果、転動体3の表面上
にはセラミックスラリ中のセラミック成分のみが付着し
て残ることになる。ところが、これら転動体3は回転容
器2の回転に伴って互いに混ぜ合わされているのである
から、転動体3それぞれの表面上に拡がって残ったセラ
ミック成分は転動体3同士が衝突し合いながら擦り合わ
されることによって粉砕されてしまう。
【0019】そして、溶液分を失って細かく粉砕された
セラミック成分はその重量が徐々に軽くなる結果、回転
容器2の円錐壁に沿って上へと浮き上がってくる。ま
た、新たに供給されたセラミックスラリは、溶液分を含
んで重量が重いために、転動体3の下側へと沈み込むこ
とになり、沈み込んだセラミックスラリは溶液分の蒸発
及びセラミック成分の粉砕を繰り返すことになる。
セラミック成分はその重量が徐々に軽くなる結果、回転
容器2の円錐壁に沿って上へと浮き上がってくる。ま
た、新たに供給されたセラミックスラリは、溶液分を含
んで重量が重いために、転動体3の下側へと沈み込むこ
とになり、沈み込んだセラミックスラリは溶液分の蒸発
及びセラミック成分の粉砕を繰り返すことになる。
【0020】このようにしてセラミックスラリが乾燥仮
焼され、さらには粉砕されるのであるが、回転容器2が
円錐台形状をしているために転動体3は容器大径側に偏
在しやすく、そのために回転容器2内における転動体3
の転動、特に容器軸心P方向にわたる転動が不十分なも
のとなりやすくなっている。しかしながら、この回転容
器2は内周面に撹拌用突条体6を備えており、この撹拌
用突条体6の働きによって、転動体3を容器軸心P方向
にわたって十分に撹拌している。以下、回転容器2内に
おける転動体3の転動を図3を基にして説明する。図3
は図1のA−A線断面図である。
焼され、さらには粉砕されるのであるが、回転容器2が
円錐台形状をしているために転動体3は容器大径側に偏
在しやすく、そのために回転容器2内における転動体3
の転動、特に容器軸心P方向にわたる転動が不十分なも
のとなりやすくなっている。しかしながら、この回転容
器2は内周面に撹拌用突条体6を備えており、この撹拌
用突条体6の働きによって、転動体3を容器軸心P方向
にわたって十分に撹拌している。以下、回転容器2内に
おける転動体3の転動を図3を基にして説明する。図3
は図1のA−A線断面図である。
【0021】前述したように、大径側端部6aが小径側
端部6bより回転容器2の回転方向先行する位置にくる
ように撹拌用突条体6は傾いて取り付けられている。そ
のため、回転容器2がその大径側からみて時計回りに回
転駆動されると、撹拌用突条体6は回転容器2内の大径
側に位置する転動体3に接触してこの位置の転動体3を
主にその大径側端部6aで持ち上げることになる。そし
て、撹拌用突条体6が図中仮想線に示す位置にくるまで
さらに回転容器2が回転駆動されると、撹拌用突条体6
は大径側端部6aの方が小径側端部6bより高い位置に
なるので、大径側端部6a側ですくい上げられた転動体
3は小径側端部6bまで撹拌用突条体6に沿って転動し
て、最後には小径側端部6bから回転容器2の底側に向
かって落下する。回転容器2の回転駆動中、このように
な転動体3の持ち上げおよび容器軸心P方向に沿った移
送が繰り返されるので転動体3の回転容器軸心P方向に
わたる撹拌が十分に行われることになり、その分、セラ
ミック成分の撹拌解砕効果が高まる。
端部6bより回転容器2の回転方向先行する位置にくる
ように撹拌用突条体6は傾いて取り付けられている。そ
のため、回転容器2がその大径側からみて時計回りに回
転駆動されると、撹拌用突条体6は回転容器2内の大径
側に位置する転動体3に接触してこの位置の転動体3を
主にその大径側端部6aで持ち上げることになる。そし
て、撹拌用突条体6が図中仮想線に示す位置にくるまで
さらに回転容器2が回転駆動されると、撹拌用突条体6
は大径側端部6aの方が小径側端部6bより高い位置に
なるので、大径側端部6a側ですくい上げられた転動体
3は小径側端部6bまで撹拌用突条体6に沿って転動し
て、最後には小径側端部6bから回転容器2の底側に向
かって落下する。回転容器2の回転駆動中、このように
な転動体3の持ち上げおよび容器軸心P方向に沿った移
送が繰り返されるので転動体3の回転容器軸心P方向に
わたる撹拌が十分に行われることになり、その分、セラ
ミック成分の撹拌解砕効果が高まる。
【0022】セラミック成分の撹拌解砕が進行すると、
回転容器2内の上側には処理済みとなった固形状のセラ
ミック微粉末が徐々に溜まってくることとなり、溜まっ
たセラミック微粉末は回転容器2に接続された連通管5
から外部へと向かって排出されてくる。そして、これら
排出されてきたセラミック微粉末は、連通管5の下側に
設置されていた回収容器12内に溜まることになり、処
理済みで固形状となったセラミック微粉末が得られる。
なお、この回転容器2内におけるセラミックスラリの滞
留時間、すなわち、セラミックスラリの注入からセラミ
ック微粉末の排出に至るまでに要する時間は、回転容器
2の傾斜状態や回転速度を調整することによって制御さ
れている。
回転容器2内の上側には処理済みとなった固形状のセラ
ミック微粉末が徐々に溜まってくることとなり、溜まっ
たセラミック微粉末は回転容器2に接続された連通管5
から外部へと向かって排出されてくる。そして、これら
排出されてきたセラミック微粉末は、連通管5の下側に
設置されていた回収容器12内に溜まることになり、処
理済みで固形状となったセラミック微粉末が得られる。
なお、この回転容器2内におけるセラミックスラリの滞
留時間、すなわち、セラミックスラリの注入からセラミ
ック微粉末の排出に至るまでに要する時間は、回転容器
2の傾斜状態や回転速度を調整することによって制御さ
れている。
【0023】上記実施例では回転容器2を、容器大径側
からみて時計回りに回転駆動するようにしているので、
撹拌用突条体6の傾き配置は、図1において、大径側端
部6aが小径側端部6bより上側になるように傾き配置
されているが、回転容器2を容器大径側からみて反時計
回りに回転駆動する場合では、逆に、小径側端部6bが
大径側端部6aより上側になるように傾き配置すればよ
いのはいうまでもない。
からみて時計回りに回転駆動するようにしているので、
撹拌用突条体6の傾き配置は、図1において、大径側端
部6aが小径側端部6bより上側になるように傾き配置
されているが、回転容器2を容器大径側からみて反時計
回りに回転駆動する場合では、逆に、小径側端部6bが
大径側端部6aより上側になるように傾き配置すればよ
いのはいうまでもない。
【0024】ところで、上記実施例では、本発明をセラ
ミックスラリの乾燥仮焼に用いる回転容器2において実
施していたが、このほか、被処理物の粉砕を行うボール
ミルの容器や、洗浄ポット、電子部品の表面樹脂コート
時に用いられる容器等にも用いることができるのはいう
までもない。
ミックスラリの乾燥仮焼に用いる回転容器2において実
施していたが、このほか、被処理物の粉砕を行うボール
ミルの容器や、洗浄ポット、電子部品の表面樹脂コート
時に用いられる容器等にも用いることができるのはいう
までもない。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、円錐台筒
形をしている回転容器の構造上、その大径側に偏在しや
すい被処理物を撹拌用突条体によってすくい上げて小径
側に移送するので、被処理物の撹拌を十分に行うことが
できるようになり、その分、処理精度が向上して均質な
処理済み品が得られるようになった。
形をしている回転容器の構造上、その大径側に偏在しや
すい被処理物を撹拌用突条体によってすくい上げて小径
側に移送するので、被処理物の撹拌を十分に行うことが
できるようになり、その分、処理精度が向上して均質な
処理済み品が得られるようになった。
【図1】本発明の一実施例に係る回転容器を備えた熱処
理装置の構成を示す断面図である。
理装置の構成を示す断面図である。
【図2】回転容器の要部を示す断面図である。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】実施例の参考図である。
【図5】従来例の構成を示す断面図である。
2 回転容器 6 撹拌用突条体 6a 大径側端部 6b 小径側端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 薮内 正三 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 平瀬 幸 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】横向きに配置され、かつ収納する被処理物
をその軸心回りに回転しつつ処理する円錐台筒形の回転
容器であって、 容器内面には大径側から小径側にわたって配設された撹
拌用突条体(6)を備えており、該撹拌用突条体(6)
は、容器回転時、大径側端部(6a)が小径側端部(6
b)より先行する位置に配設されていることを特徴とす
る回転容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5255733A JPH07108155A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 回転容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5255733A JPH07108155A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 回転容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07108155A true JPH07108155A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17282879
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5255733A Pending JPH07108155A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 回転容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07108155A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017154138A (ja) * | 2017-05-15 | 2017-09-07 | 株式会社東芝 | 水処理装置 |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP5255733A patent/JPH07108155A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017154138A (ja) * | 2017-05-15 | 2017-09-07 | 株式会社東芝 | 水処理装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6104015A (en) | Continuous microwave rotary furnace for processing sintered ceramics | |
| JP2011067764A (ja) | コンクリートスラッジ微粉末の回収方法および回収装置ならびにコンクリートスラッジ微粉末 | |
| JP4603688B2 (ja) | ばら粒状材料の高密度化 | |
| CN115007270A (zh) | 一种生石灰加工用的磨粉加工系统及加工方法 | |
| JP3132267B2 (ja) | セラミック熱処理装置 | |
| JPH07108155A (ja) | 回転容器 | |
| CN114713507A (zh) | 一种陶瓷制釉设备 | |
| JPH05236A (ja) | 攪拌造粒装置 | |
| JP3877450B2 (ja) | 粉体処理装置 | |
| US5709345A (en) | Fine powder heat treating apparatus | |
| US3060496A (en) | Apparatus for making nodules or pellets | |
| CN108211906B (zh) | 一种js聚合物水泥基防水涂料搅拌设备 | |
| CA2523429C (en) | Densifying of a bulk particulate material | |
| SU985647A1 (ru) | Распылительна сушилка дл жидких продуктов в кип щем слое инертных тел | |
| JPH07108158A (ja) | セラミック原料熱処理装置 | |
| CN223154014U (zh) | 一种石灰石煅烧用定量投料装置 | |
| JPH092862A (ja) | セラミックスラリ乾燥造粒装置、セラミックスラリの造粒乾燥方法、セラミック粉末の製造方法、およびセラミック粉末の生産方式 | |
| JP3319080B2 (ja) | セラミック原料熱処理装置 | |
| CN214981993U (zh) | 一种均匀的工业陶瓷原料混合设备 | |
| CN210993077U (zh) | 一种单锥结晶干燥器排料口的搅拌结构 | |
| US20050161167A1 (en) | Densifying of a bulk particulate material | |
| KR100729131B1 (ko) | 연속식 분생석회 제조방법 및 그 제조장치 | |
| CN112318706B (zh) | 一种瓷器生产用原料搅拌装置 | |
| JP2699715B2 (ja) | 粉体原料の混合造粒方法 | |
| JPH10137689A (ja) | 縦型すりもみ装置 |