JPH07108394B2 - 濾過器の製造方法 - Google Patents

濾過器の製造方法

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JPH07108394B2
JPH07108394B2 JP9601388A JP9601388A JPH07108394B2 JP H07108394 B2 JPH07108394 B2 JP H07108394B2 JP 9601388 A JP9601388 A JP 9601388A JP 9601388 A JP9601388 A JP 9601388A JP H07108394 B2 JPH07108394 B2 JP H07108394B2
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hollow fiber
activated carbon
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water
filter
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朋信 大津
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、飲料水等を濾過する濾過器に関するものであ
る。
従来の技術 最近、無数の微孔を有する中空糸を束ねて構成される中
空糸膜が飲料水等を濾過するための濾材として用いられ
るようになって来ている。中空糸膜とは、中空糸壁面の
微孔を利用して水を濾過する一種のフィルタのことであ
って、使用時には水中空糸外部から壁面を浸透して中空
糸内部へ流入し、その時水の中の塵が濾され、中空糸内
へ流入した水は中空糸端部の開口部より外部へ流出す
る。中空糸膜は細菌までもこし取るという優れた性能を
持ちながら、次のような欠点があって広く使用されるに
は至っていない。すなわち、長期間使用すると中空糸の
表面に無数の一般細菌が付着し、それが増殖し、例えば
そこから発生する硫化水素等の化学物質がいくらか濾過
水中に混入し、濾過水が悪臭を発するという欠点であ
る。
以下、中空糸膜を用いた従来の濾過器の一例について図
面に基づいて説明する。
第2図は従来の濾過器を縦方向に分割した断面図であ
る。第2図において、1は濾過器本体(以下本体とす
る)で、下部に原水を導く給水管2を備え、上部には吐
出管3を備えた蓋4が取り付けられている。5は中空糸
膜を構成する中空糸、6は中空糸膜ケースである。中空
糸5の壁面には無数の微孔が設けられており、U字状に
曲げられて束ねられ、その端部5aは合成樹脂等により中
空糸膜ケース6に固着されている。つまり、複数の中空
糸5の間の隙間および中空糸5と中空糸膜ケース6の内
壁との間に合成樹脂が充填され、この合成樹脂が中空糸
5の外を水が通過しないようにするとともに、中空糸5
を中空糸膜ケース6内に固定している。7は中空糸膜ケ
ース6に設けられた濾過水流出口である。8は活性炭ケ
ースで、下方に原水の流入口9を備え、内部に濾材とし
て粒状活性炭10を封入し、活性炭収容部の両側に粒状活
性炭10の逆流及び流出を防ぐように網フィルター11,12
を備えている。活性炭ケース8へ封入する粒状活性炭と
しては粒の大きさが0.21〜0.24mmのものを用いる。そし
て、中空糸膜ケース6と活性炭ケース8を接合すること
によって濾過用カートリッジ13が完成し、これが濾過器
本体1内に挿入されている。14は中空糸5の表面に付着
した一般細菌等の死骸や細菌自身から発生する硫化水素
臭を吸着する粉末活性炭である。
次に粉末活性炭14の封入および濾過用カートリッジ13を
組み立てる方法を説明する。
第4図は粉末活性炭を注入する様子を示した図である。
第4図において、中空糸膜ケース6の開口部を上にし
て、じょうご等により上方より粉末活性炭を一定量注入
する。そして、第5図に示すように中空糸膜ケース6の
開口部に活性炭ケース8を嵌めあわせ、両ケースを超音
波溶着によって接合する。
次に使用状態について説明する。使用する際は本濾過器
内に第2図に示される矢印に沿って水を通す。すなわ
ち、給水管2より給水された原水は、粒状活性炭10によ
り残留塩素等が除去され、中空糸50を束ねて構成される
中空糸膜に鉄錆等のにごりの成分及び一般細菌等が除去
されて吐出管3より吐出する。また、通水によって粉末
活性炭14は第3図に示すように中空糸5にその表面を覆
うように付着する。ところで、単に粉末活性炭14を中空
糸膜ケース6に注入するだけでは粉末活性炭14は中空糸
束の先端部15に付着するだけであるが、通水した時に水
流によって中空糸束の付け根16にまで入り込んで行く。
そしてこの粉末活性炭14が、中空糸5の表面に付着した
一般細菌の死骸や細菌の増殖により発生する硫化水素臭
を吸着する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら中空糸膜ケース6に入れられる粉末活性炭
14の中には、複数の粒子が押し固められたり、また水分
が混ざったりして、ある程度大きな活性炭固まりが出来
ている場合がある。これらは水に濡れても水はその表皮
部のみに染む込むだけであり、なかなか溶解しない。そ
して、中空糸の束は中空糸膜ケース6内にいっぱいにな
っており、通水させた時に上記活性炭固まりが中空糸束
の中や中空糸と中空糸膜ケース内壁との間に詰まってし
まう。すると、他の細かい粒子が中空糸束の付け根部16
にまで行き渡りにくくなり、中空糸束の先端部から付け
根部まで一様に活性炭粒子を付着させることが困難であ
った。
本発明は以上の課題に鑑みてなされたものであり、粉末
活性炭を中空糸束の付け根部にまで行き亘らせることが
できる濾過器の製造方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 以上の課題を解決するため本発明の濾過器の製造方法
は、ケース内に粉末活性炭を封入した後、水流入口から
入って前記ケース内を通って水流出口から出る空気流を
起こすことを特徴とする。
また複数の中空糸をU字状に曲げるとともに中空糸の各
々の両端部を揃えてケース内に束ねて収容するのが適当
である。
さらに空気流としてリーク試験の空気流を用いるのが適
当である。
作用 粉末状活性炭を封入した後に空気流を起こすから、活性
炭の固まりは空気流によって粉砕され細かい粒子とな
る。また中空糸をU字状に曲げて各々の中空糸の両端部
を揃えてケース内に束ねて収容しているからコンパクト
な構成とすることができる。さらに空気流としてリーク
試験の空気流を用いているから、漏れ等の試験と同時に
活性炭の粉砕と中空糸の表面への付着を行うことができ
る。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。第1
図において、中空糸膜ケース6および中空糸5の構成、
中空糸膜ケース6に中空糸5を固定するための方法、活
性炭ケース8およびこの内部の構成等は従来例のものと
同様であるので、各部に同一の番号を付すとともに詳細
な説明は省略する。
以下、濾過用カートリッジを完成させる迄の製造過程を
説明する。最初に活性炭ケース8の底部に網フィルター
11を取り付ける。そして粒状活性炭10を注入し、網フィ
ルター12を取り付ける。一方中空糸膜ケース6内には粉
末活性炭14を注入する。そして中空糸膜ケース6と活性
炭ケース8とを嵌め合わせ、超音波溶着等によって両者
を接合する。
17は電動送風機、18は電動送風機17の空気吹き出しノズ
ルである。以上のように濾過用カートリッジの組み立て
が終了したあとは、活性炭ケース8の下部に設けられた
流入口9に電動送風機17の空気吹き出しノズル18を接続
し、送風動作を開始させる。流速は流入口9において約
8m/sとなるように設定する。送風動作中、空気は矢印に
示されるように活性炭ケース8から中空糸膜ケース6に
進入し、中空糸5表面の微孔を通って中空糸5内に進入
し、中空糸5の端部から外へ出る。粉末活性炭14はこの
空気流によって舞い上り、中空糸5の表面へ吸い寄せら
れて中空糸5の表面に付着する。もちろん粉末活性炭14
は乾燥しており、中空糸束の付け根部16にまで良く行き
渡り、中空糸束の先端吹から付け根部まで一様に付着す
る。またある程度大きな活性炭固まりも、この空気流の
力によって跳りながら徐々に粉砕され、数秒の内に完全
に粉末状となり、中空糸5の表面に付着する。
ところで、濾過用カートリッジ13の組み立てが終了した
あと、通水時に漏れ等が起ころないかどうかを検査する
必要がある。その一つの方法として空気を用いたリーク
試験がある。すなわち、流入口9にリーク試験用加圧装
置を接続し、所定の空気圧をかけ、濾過用カートリッジ
13を通過する空気の量が規定範囲内に納まっていか否か
を調べるというものである。以上の実施例では単に粉末
活性炭14を中空糸5の表面に付着させるためだけに送風
処理を行ったが、上記リーク試験時にも同じ方向に空気
が流れるので、上記リーク試験で粉末活性炭を中空糸の
表面に付着させる送風処理を兼ねれば、それだけ工数を
少なくする事が出来る。
発明の効果 以上のように本発明は、中空糸膜ケース内に粉末活性炭
を封入した後、上記中空糸膜ケースの水流入口から入っ
てケース内を通って水流出口から出る空気流を起こす事
により、大きな活性炭固まりが出来ている場合でもその
活性炭固まりは空気流によって粉砕されて細かい粒子と
なり、中空糸束の中や中空糸と中空糸膜ケース内壁との
間に詰まることがない。従って活性炭粒子は良好に中空
糸束の付け根部にまで行き渡り、中空糸束の先端部から
付け根部まで一様に付着することとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例において粉末活性炭を中空糸に
付着させる送風処理を示すための濾過用カートリッジの
断面図、第2図は同濾過用カートリッジを内蔵した濾過
器の使用状態を示す断面図、第3図は同濾過用カートリ
ッジ内部の中空糸を示す図、第4図は同濾過用カートリ
ッジに粉末活性炭を注入した状態を示す断面図、第5図
は同濾過用カートリッジの組立終了の状態示す断面図で
ある。 1……本体ケース、2……給水管 3……吐出管、4……蓋 5……中空糸、6……中空糸膜ケース 8……活性炭ケース、10……粒状活性炭 11,12……網フィルター 14……粉末活性炭、17……電動送風機 18……空気吹き出しノズル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表面に微孔が設けられた複数の中空糸を水
    流入口と水流出口を有するケース内に束ねて収容し、前
    記ケース内の前記水流出口付近に複数の中空糸の間の隙
    間を充填する充填体を設けた濾過器の製造方法であっ
    て、前記ケース内に粉末活性炭を封入した後、前記水流
    入口から入って前記ケース内を通って前記水流出口から
    出る空気流を起こすことを特徴とする濾過器の製造方
    法。
  2. 【請求項2】前記中空糸をU字状に曲げるとともに前記
    中空糸の両端部を揃えてケース内に束ねて収容したこと
    を特徴とする請求項1記載の濾過器の製造方法。
  3. 【請求項3】前記水流入口から入って前記ケース内を通
    って前記水流出口から出る空気流がリーク試験の空気流
    であることを特徴とする請求項1または2記載の濾過器
    の製造方法。
JP9601388A 1988-04-19 1988-04-19 濾過器の製造方法 Expired - Lifetime JPH07108394B2 (ja)

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JP2726784B2 (ja) * 1992-06-18 1998-03-11 シーケーディ株式会社 浄水装置の濾過器
US5744236A (en) * 1996-11-27 1998-04-28 Alliedsignal Inc. Hollow fibers impregnated with solid particles
US6117802A (en) * 1997-10-29 2000-09-12 Alliedsignal Inc. Electrically conductive shaped fibers

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