JPH0710847B2 - ピリドン−3−カルボキサミド化合物の製造方法 - Google Patents
ピリドン−3−カルボキサミド化合物の製造方法Info
- Publication number
- JPH0710847B2 JPH0710847B2 JP9402986A JP9402986A JPH0710847B2 JP H0710847 B2 JPH0710847 B2 JP H0710847B2 JP 9402986 A JP9402986 A JP 9402986A JP 9402986 A JP9402986 A JP 9402986A JP H0710847 B2 JPH0710847 B2 JP H0710847B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formula
- compound
- group
- production method
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pyridine Compounds (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−ピリジ
ンカルボキサミド類の製造方法に関するもであり、この
発明によつて得られる化合物は、医薬、農薬あるいはそ
れらの中間体として有用である。
ンカルボキサミド類の製造方法に関するもであり、この
発明によつて得られる化合物は、医薬、農薬あるいはそ
れらの中間体として有用である。
(従来技術) 従来、1,4−ジヒドロ−4−オキソ−3−ピリジンカル
ボキサミド類のうち、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−
4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド誘導体に属す
る化合物は、適当な3−アミノクロトンアミド誘導体に
ジケテンを無溶媒下に作用させることによつて生成する
ことが知られていた。すなわち、加藤ら(薬学雑誌、10
1,40−47(1981))の報告によると、3種類の3−ベン
ジルアミノクロトンアニリド化合物(式(I)におい
て、R1=フェニル基、4−メトキシフェニル基または4
−クロロフェニル基;R2=フェニル基;R3=メチル基そし
てn=1の場合に対応する)に溶媒を使用せず、60ない
し90℃の加熱下にジケテンを作用させて得られた反応混
合物から、シリカゲルカラムクロマトグラフイーによつ
て単離し得る、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オ
キソ−N−フェニル−1−フェニルメチル−3−ピリジ
ンカルボキサミドおよびその誘導体(式(III)におい
て、R1=フェニル基、4−メトキシフェニル基または4
−クロロフェニル基;R2=フェニル基;R3=メチル基そし
てn=1の場合に各々対応する)が2ないし9%の収率
で得られる。この方法は、工業的に容易に入手し得るジ
ケテンを用い、単に加熱下に反応させる操作上の単純さ
を持つものであるが、報告されたどの場合も低収率であ
り、工業的に応用しうる製造方法とは考えられない。加
藤等の方法による反応の主生成物はむしろ4−ヒドロキ
シ−6−メチル−1−フェニル−3−〔1−(フェニル
メチルイミノ)エチル〕−2(1H)−ピリジノンないし
その誘導体である。
ボキサミド類のうち、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−
4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド誘導体に属す
る化合物は、適当な3−アミノクロトンアミド誘導体に
ジケテンを無溶媒下に作用させることによつて生成する
ことが知られていた。すなわち、加藤ら(薬学雑誌、10
1,40−47(1981))の報告によると、3種類の3−ベン
ジルアミノクロトンアニリド化合物(式(I)におい
て、R1=フェニル基、4−メトキシフェニル基または4
−クロロフェニル基;R2=フェニル基;R3=メチル基そし
てn=1の場合に対応する)に溶媒を使用せず、60ない
し90℃の加熱下にジケテンを作用させて得られた反応混
合物から、シリカゲルカラムクロマトグラフイーによつ
て単離し得る、1,4−ジヒドロ−2,6−ジメチル−4−オ
キソ−N−フェニル−1−フェニルメチル−3−ピリジ
ンカルボキサミドおよびその誘導体(式(III)におい
て、R1=フェニル基、4−メトキシフェニル基または4
−クロロフェニル基;R2=フェニル基;R3=メチル基そし
てn=1の場合に各々対応する)が2ないし9%の収率
で得られる。この方法は、工業的に容易に入手し得るジ
ケテンを用い、単に加熱下に反応させる操作上の単純さ
を持つものであるが、報告されたどの場合も低収率であ
り、工業的に応用しうる製造方法とは考えられない。加
藤等の方法による反応の主生成物はむしろ4−ヒドロキ
シ−6−メチル−1−フェニル−3−〔1−(フェニル
メチルイミノ)エチル〕−2(1H)−ピリジノンないし
その誘導体である。
またカナダ国特許第1,115,278号によるとN−(4−ク
ロロフェニル)−3−(エチルアミノ)−2−ブテンア
ミド(式(I)においてR1=4−クロロフェニル基、
(CH2)nR2=エチル基およびR3=メチル基の場合に対応
する)のトルエン溶液に、トリエチルアミンおよびジケ
テン(50%アセトン溶液)を加え4時間還流下に加熱
し、冷却後反応混合物に10%塩酸を加えると油状物が分
離する。この油状物からまず1−エチル−1,4−ジヒド
ロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−N−(4−クロロフ
ェニル)−3−ピリジンカルボキサミドの塩酸塩が得ら
れ、さらに遊離のカルボキサミドが得られる(前出特許
実施例14参照)。この方法は、反応に溶媒を用いるこ
と、トリエチルアミンの共存下にジケテンを反応させる
こと、反応生成物を塩酸塩として不溶化することなどに
おいて、前記した加藤等の方法と異なるものであるが、
生成物の収率は記載されておらず、製造方法としての有
用性は不明である。
ロロフェニル)−3−(エチルアミノ)−2−ブテンア
ミド(式(I)においてR1=4−クロロフェニル基、
(CH2)nR2=エチル基およびR3=メチル基の場合に対応
する)のトルエン溶液に、トリエチルアミンおよびジケ
テン(50%アセトン溶液)を加え4時間還流下に加熱
し、冷却後反応混合物に10%塩酸を加えると油状物が分
離する。この油状物からまず1−エチル−1,4−ジヒド
ロ−2,6−ジメチル−4−オキソ−N−(4−クロロフ
ェニル)−3−ピリジンカルボキサミドの塩酸塩が得ら
れ、さらに遊離のカルボキサミドが得られる(前出特許
実施例14参照)。この方法は、反応に溶媒を用いるこ
と、トリエチルアミンの共存下にジケテンを反応させる
こと、反応生成物を塩酸塩として不溶化することなどに
おいて、前記した加藤等の方法と異なるものであるが、
生成物の収率は記載されておらず、製造方法としての有
用性は不明である。
Zankowska−Jasinskaらは(Bull.Acad.Pol.Sci.,Ser.Sc
i.Chim.1975,23(11)901参照)ベンゾイルアセトアニ
リド誘導体とアニリン誘導体とによるエナミンの塩酸や
ホスゲンによる自己編合反応により、1,4−ジヒドロ−
4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド誘導体を合成
しているが、この方法によると、2位および6位が同一
のものしか合成することはできない。また彼らは(Zes
z.Nauk.Uniw.Jagellonian.,Pr.Chem.1976,21,141参照)
ベンゾイルアセトアニリド誘導体、アセトアセトアニリ
ド誘導体およびそれらのShiff塩基のコハク酸クロリド
を触媒とした自己縮合反応により種々の1,4−ジヒドロ
−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド誘導体を合
成している。この方法においても、2位および6位が同
一のものしか合成することができない。
i.Chim.1975,23(11)901参照)ベンゾイルアセトアニ
リド誘導体とアニリン誘導体とによるエナミンの塩酸や
ホスゲンによる自己編合反応により、1,4−ジヒドロ−
4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド誘導体を合成
しているが、この方法によると、2位および6位が同一
のものしか合成することはできない。また彼らは(Zes
z.Nauk.Uniw.Jagellonian.,Pr.Chem.1976,21,141参照)
ベンゾイルアセトアニリド誘導体、アセトアセトアニリ
ド誘導体およびそれらのShiff塩基のコハク酸クロリド
を触媒とした自己縮合反応により種々の1,4−ジヒドロ
−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド誘導体を合
成している。この方法においても、2位および6位が同
一のものしか合成することができない。
(発明の目的) 以上に述べた先行技術から明らかなように、1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド類を収
率よく得る方法は従来知られていなかたった。それは目
的の生成物を選択的に与える条件が見いだされていなか
った理由によるものである。本発明者等は、1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド化合物
の簡便でかつ高収率な合成法をもとめ鋭意検討した結
果、β−ケトアミドと1級アミンによるエナミン(I)
とジケテンとケトンの付加体(II)による1,4−ジヒド
ロ−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド化合物を
有利に製造する本発明を完成した。
ドロ−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド類を収
率よく得る方法は従来知られていなかたった。それは目
的の生成物を選択的に与える条件が見いだされていなか
った理由によるものである。本発明者等は、1,4−ジヒ
ドロ−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド化合物
の簡便でかつ高収率な合成法をもとめ鋭意検討した結
果、β−ケトアミドと1級アミンによるエナミン(I)
とジケテンとケトンの付加体(II)による1,4−ジヒド
ロ−4−オキソ−3−ピリジンカルボキサミド化合物を
有利に製造する本発明を完成した。
(発明の構成) この発明は式(I): (式中R1はC1-3アルキル基、ハロゲン原子もしくはC1-3
アルコキシ基で置換されていてもよいアリール基を表わ
し、R2は水素原子;C1-3アルキル基、ハロゲン原子もし
くはC1-3アルコキシ基で置換されていてもよいアリール
基;又はC1−C11の直鎖状あるいは分岐状のアルキル基
を表わし、R3はC2−C11の直鎖状あるいは分岐状のアル
キル基を表わす。nは1ないし4の整数を表わす。) で表わされる化合物と、 式(II): (式中R4およびR5はC1−C4のアルキル基である。) で表わされる化合物とを不活性溶媒中で加熱反応させ、 式(III): (式中R1、R2、R3およびnの定義は式(I)中のものと
同一) で表わされる化合物を得ることを特徴とする1,4−ジヒ
ドロ−6−メチル−4−オキソ−3−ピリジンカルボキ
サミド化合物の製造法に関する。
アルコキシ基で置換されていてもよいアリール基を表わ
し、R2は水素原子;C1-3アルキル基、ハロゲン原子もし
くはC1-3アルコキシ基で置換されていてもよいアリール
基;又はC1−C11の直鎖状あるいは分岐状のアルキル基
を表わし、R3はC2−C11の直鎖状あるいは分岐状のアル
キル基を表わす。nは1ないし4の整数を表わす。) で表わされる化合物と、 式(II): (式中R4およびR5はC1−C4のアルキル基である。) で表わされる化合物とを不活性溶媒中で加熱反応させ、 式(III): (式中R1、R2、R3およびnの定義は式(I)中のものと
同一) で表わされる化合物を得ることを特徴とする1,4−ジヒ
ドロ−6−メチル−4−オキソ−3−ピリジンカルボキ
サミド化合物の製造法に関する。
この発明の方法に用いる原料の一つは式(I)で表わさ
れる化合物であり、一般的には次の式(IV)で表わされ
るケトアミド化合物と、 式(V)で表わされる第1級アミン H2N(CH2)nR2 (V) との脱水縮合反応の生成物として得られる物質である。
式(I)で表わされる化合物をこの発明の目的に使用す
る場合は、精製した物質を用いる必要はなく、上記脱水
縮合反応の粗反応混合物をそのまま利用できる。従つ
て、式(IV)および式(V)で表わされる化合物の脱水
縮合反応を、溶媒中で行なう場合は、式(I)と式(I
I)との反応で用いる不溶性溶媒と同一のものを選ぶこ
とによりプロセスを簡単にすることができる。
れる化合物であり、一般的には次の式(IV)で表わされ
るケトアミド化合物と、 式(V)で表わされる第1級アミン H2N(CH2)nR2 (V) との脱水縮合反応の生成物として得られる物質である。
式(I)で表わされる化合物をこの発明の目的に使用す
る場合は、精製した物質を用いる必要はなく、上記脱水
縮合反応の粗反応混合物をそのまま利用できる。従つ
て、式(IV)および式(V)で表わされる化合物の脱水
縮合反応を、溶媒中で行なう場合は、式(I)と式(I
I)との反応で用いる不溶性溶媒と同一のものを選ぶこ
とによりプロセスを簡単にすることができる。
式(I)で表わされる化合物の中には、R1がフェニル基
あるいはナフチル基などのアリール基、より具体的には
無置換のフェニル基の他に、炭素数1ないし3のアルキ
ル基、同アルコキシ基、フツ素、塩素、臭素等のハロゲ
ン原子、アセチルアミノ基の中から選ばれた置換基1な
いし5個で置換されたフェニル基および1−ナフチル基
が含まれる。
あるいはナフチル基などのアリール基、より具体的には
無置換のフェニル基の他に、炭素数1ないし3のアルキ
ル基、同アルコキシ基、フツ素、塩素、臭素等のハロゲ
ン原子、アセチルアミノ基の中から選ばれた置換基1な
いし5個で置換されたフェニル基および1−ナフチル基
が含まれる。
式(I)中のR2は水素原子;C1-3アルキル基、ハロゲン
原子もしくはC1-3アルコキシ基で置換されていてもよい
アリール基;又はC1〜C11の直鎖状あるいは分岐状のア
ルキル基を表わし、nは1ないし4の整数を表わす。従
つて、(CH2)nR2の基として、具体的には、メチル、エ
チル、プロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、イソ
ペンチル、ヘキシル、オクチル、2−エチルヘキシル、
ドデシルなどのアルキル基;フェニルメチル基、2−フ
ェニルエチル基、3−フェニルプロピル基、4−フェニ
ルブチル基およびこれらのフェニル基上に置換基を有す
るアラルキル基が掲げられる。
原子もしくはC1-3アルコキシ基で置換されていてもよい
アリール基;又はC1〜C11の直鎖状あるいは分岐状のア
ルキル基を表わし、nは1ないし4の整数を表わす。従
つて、(CH2)nR2の基として、具体的には、メチル、エ
チル、プロピル、ブチル、イソブチル、ペンチル、イソ
ペンチル、ヘキシル、オクチル、2−エチルヘキシル、
ドデシルなどのアルキル基;フェニルメチル基、2−フ
ェニルエチル基、3−フェニルプロピル基、4−フェニ
ルブチル基およびこれらのフェニル基上に置換基を有す
るアラルキル基が掲げられる。
R3はC2−C11の直鎖状あるいは分岐状のアルキル基を表
わす。従ってR3の基として具体的にはエチル、プロピ
ル、ブチル、イソブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘ
キシル、オクチル、2−エチルヘキシル、ドデシルなど
のアルキル基などを表わす。
わす。従ってR3の基として具体的にはエチル、プロピ
ル、ブチル、イソブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘ
キシル、オクチル、2−エチルヘキシル、ドデシルなど
のアルキル基などを表わす。
この発明の方法に用いる他の原料は式(II)で表わされ
る4H−1,3−ジオキシン−4−オン化合物であり、例え
ば、エム.エフ.キヤロール(M.F.Caroll)らによつて
報告された方法〔ジヤーナル・オブ・ジ・アメリカン・
ケミカル・ソサエテイ(J.Amer.Chem.Soc.),75,5400
(1953)参照〕に従い、ジケテンと対応するケトンとか
ら製造することができる。ジケテンとアセトンとの場合
は、それらの混合物にパラトルエンスルホン酸を少量加
え、3時間還流下に保ち、ジケテンの臭気が消失したら
過剰のアセトンを留去し、生成物は減圧下(2Torr)に
蒸留するとジケテンに対して91%の収率で得られる記述
がある。本発明者等の検討によれば、上記生成物の蒸留
は薄膜蒸発型の装置を用いて行なうことを必要とし、バ
ツチ方式の単蒸留によると所期の成績を得られないこと
が明らかとなつた。この欠点を回避しかつプロセスを簡
単にするために、ジケテンとアセトンとの粗反応生成物
を、精製工程を経ずにそのままこの発明の方法の原料と
して用いることを検討したところ、前記のキヤロールら
の方法によつて精製した標品を用いた場合と同等の反応
成績が得られることが確認された。式(II)で表わされ
る化合物の中で、この発明の目的に適するものは、ジケ
テンと低級アルキルケトンとの付加反応で得られるもの
であり、例えばジケテンとアセトン、メチルエチルケト
ンあるいはメチルイソブチルケトンとの付加物が挙げら
れるが、実用上特に有利に使用できるものはジケテンと
アセトンとの付加物である。
る4H−1,3−ジオキシン−4−オン化合物であり、例え
ば、エム.エフ.キヤロール(M.F.Caroll)らによつて
報告された方法〔ジヤーナル・オブ・ジ・アメリカン・
ケミカル・ソサエテイ(J.Amer.Chem.Soc.),75,5400
(1953)参照〕に従い、ジケテンと対応するケトンとか
ら製造することができる。ジケテンとアセトンとの場合
は、それらの混合物にパラトルエンスルホン酸を少量加
え、3時間還流下に保ち、ジケテンの臭気が消失したら
過剰のアセトンを留去し、生成物は減圧下(2Torr)に
蒸留するとジケテンに対して91%の収率で得られる記述
がある。本発明者等の検討によれば、上記生成物の蒸留
は薄膜蒸発型の装置を用いて行なうことを必要とし、バ
ツチ方式の単蒸留によると所期の成績を得られないこと
が明らかとなつた。この欠点を回避しかつプロセスを簡
単にするために、ジケテンとアセトンとの粗反応生成物
を、精製工程を経ずにそのままこの発明の方法の原料と
して用いることを検討したところ、前記のキヤロールら
の方法によつて精製した標品を用いた場合と同等の反応
成績が得られることが確認された。式(II)で表わされ
る化合物の中で、この発明の目的に適するものは、ジケ
テンと低級アルキルケトンとの付加反応で得られるもの
であり、例えばジケテンとアセトン、メチルエチルケト
ンあるいはメチルイソブチルケトンとの付加物が挙げら
れるが、実用上特に有利に使用できるものはジケテンと
アセトンとの付加物である。
さて、前記式(I)で表わされる化合物と式(II)で表
わされる化合物との反応条件のうち特に考慮すべきもの
は、反応温度、使用する不活性溶媒の選択などである。
反応温度についてはゲー.イエーガー(G.Jger)ら
〔リービツヒス・アンナーレン・デル・ヒエミー(Lieb
igs Ann.Chem.,)1976年、1689−1712頁参照〕の報告
の記述が一つの指針を与える。すなわちジケテンとアセ
トンとの付加物である2,2,6−トリメチル−4H−1,3−ジ
オキシン−4−オンは120℃以上の温度に加熱するとア
セトンとアセチルケテンとに分解する。従つて他の4H−
1,3−ジオキシン−4−オン誘導体の場合も、同様に熱
分解の温度を目安として反応温度を設定する。実際上反
応温度は約110℃から約140℃の間である。
わされる化合物との反応条件のうち特に考慮すべきもの
は、反応温度、使用する不活性溶媒の選択などである。
反応温度についてはゲー.イエーガー(G.Jger)ら
〔リービツヒス・アンナーレン・デル・ヒエミー(Lieb
igs Ann.Chem.,)1976年、1689−1712頁参照〕の報告
の記述が一つの指針を与える。すなわちジケテンとアセ
トンとの付加物である2,2,6−トリメチル−4H−1,3−ジ
オキシン−4−オンは120℃以上の温度に加熱するとア
セトンとアセチルケテンとに分解する。従つて他の4H−
1,3−ジオキシン−4−オン誘導体の場合も、同様に熱
分解の温度を目安として反応温度を設定する。実際上反
応温度は約110℃から約140℃の間である。
また式(II)で表わされる化合物の使用量は、式(I)
で表わされる化合物に対し、1.5〜3倍モルが望まし
い。
で表わされる化合物に対し、1.5〜3倍モルが望まし
い。
次に反応に使用する不活性溶媒の選択は、化学的な反応
活性、沸点、無水溶媒の作り易さ、この発明の目的とす
る生成物の室温における溶解度などを考慮して行なう。
具体的には芳香族炭化水素系の溶媒が適しており、ベン
ゼン、トルエン、キシレンあるいはこれらの混合物の使
用が望ましい。これらの溶媒の使用はまた、反応の進行
に従つて生成する下式(VI)で表わされるケトン類、 (式中R4およびR5はC1〜C4のアルキル基であり、式(I
I)中のR4およびR5の定義に同じ) 例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン等と共沸混合物を形成しないために、蒸留分離
操作が容易となり、上記ケトンの回収再使用に有利であ
る。反応で生成するケトンを回収しジケテンと反応させ
ることによつて、前記式(II)で表わされる4H−1,3−
ジオキシン−4−オン化合物を得ることが出来るので、
実質的にジケテンのみの消費によつて本発明の方法は1,
4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−3−ピリジン
カルボキサミド化合物の製造を可能にするものである。
活性、沸点、無水溶媒の作り易さ、この発明の目的とす
る生成物の室温における溶解度などを考慮して行なう。
具体的には芳香族炭化水素系の溶媒が適しており、ベン
ゼン、トルエン、キシレンあるいはこれらの混合物の使
用が望ましい。これらの溶媒の使用はまた、反応の進行
に従つて生成する下式(VI)で表わされるケトン類、 (式中R4およびR5はC1〜C4のアルキル基であり、式(I
I)中のR4およびR5の定義に同じ) 例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチ
ルケトン等と共沸混合物を形成しないために、蒸留分離
操作が容易となり、上記ケトンの回収再使用に有利であ
る。反応で生成するケトンを回収しジケテンと反応させ
ることによつて、前記式(II)で表わされる4H−1,3−
ジオキシン−4−オン化合物を得ることが出来るので、
実質的にジケテンのみの消費によつて本発明の方法は1,
4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−3−ピリジン
カルボキサミド化合物の製造を可能にするものである。
以下実施例によつて、この発明をさらに具体的に説明す
る。
る。
参考例1. ジケテン(327g,3.89モル)、アセトン(240g,4.13モ
ル)およびパラトルエンスルホン酸1水和物(1.0g)を
1リツトルの3つ口フラスコに秤り取り、攪拌機、還流
冷却器および温度計を取り付けて、攪拌しながら油浴で
加熱した。反応混合物の温度は24℃から1時間後に75℃
となり、2時間後に90℃に上昇した。その後さらに加熱
を続け反応混合物の温度を97ないし100℃に保ち、加熱
開始から5時間後に油浴を除き、暗褐色の反応混合物を
室温にて放冷した。粗反応生成物の重量は564gであつ
た。反応収率を100%とすると、この粗反応生成物1.00g
は2,2,6−トリメチル−4H−1,3−ジオキシン−4−オン
6.9mmolを含むことになる。
ル)およびパラトルエンスルホン酸1水和物(1.0g)を
1リツトルの3つ口フラスコに秤り取り、攪拌機、還流
冷却器および温度計を取り付けて、攪拌しながら油浴で
加熱した。反応混合物の温度は24℃から1時間後に75℃
となり、2時間後に90℃に上昇した。その後さらに加熱
を続け反応混合物の温度を97ないし100℃に保ち、加熱
開始から5時間後に油浴を除き、暗褐色の反応混合物を
室温にて放冷した。粗反応生成物の重量は564gであつ
た。反応収率を100%とすると、この粗反応生成物1.00g
は2,2,6−トリメチル−4H−1,3−ジオキシン−4−オン
6.9mmolを含むことになる。
参考例2. ジケテン(110g,1.31モル)、メチルイソブチルケトン
(145g,1.48モル)およびパラトルエンスルホン酸1水
和物(0.5g)を500ミリリツトルの3つ口フラスコに秤
り取り、攪拌機、還流冷却器および温度計を取り付け
て、攪拌しながら油浴で95ないし98℃に10時間加熱し
た。この反応粗液の21gを分取しクーゲルロール蒸留
し、主留13.9g(0.2Torr,106℃)を得た。標品はデヒド
ロ酢酸を含み、核磁気共鳴吸収スペクトルのシグナル積
分値から、純度91%と推定された。
(145g,1.48モル)およびパラトルエンスルホン酸1水
和物(0.5g)を500ミリリツトルの3つ口フラスコに秤
り取り、攪拌機、還流冷却器および温度計を取り付け
て、攪拌しながら油浴で95ないし98℃に10時間加熱し
た。この反応粗液の21gを分取しクーゲルロール蒸留
し、主留13.9g(0.2Torr,106℃)を得た。標品はデヒド
ロ酢酸を含み、核磁気共鳴吸収スペクトルのシグナル積
分値から、純度91%と推定された。
N.M.R.シグナル(CDCl3):δ(p.p.m.) 0.97(6H,d.,J=6Hz)、 1.62(3H,s.)、1.93(3H,s.)、 5.13(1H,s.)。
実施例1. 2−ブチル−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ
−N−フェニル−1−フェニルメチル−3−ピリジンカ
ルボキサミドの合成 3−オキソヘプタン酸アニリド2.93g(13.4mmol)、ベ
ンジルアミン1.43g(13.4mmol)、酢酸2滴およびトル
エン20mlの混合物を、攪拌しながら1.5時間還流温度に
保ち、その間に生成する水を約12mlのトルエンと共に系
外に留去した。この反応混合物を還流下に保ちながら、
2,2,6−トリメチル−4H−1,3−ジオキシン−4−オン4.
74g(33.4mmol)のトルエン(12ml)溶液を30分間かけ
て滴下した後、さらに1.5時間加熱した。反応液を室温
に冷却した後、減圧下濃縮し、得られた黄色油状物をカ
ラムクロマトグラフィーにより分離し、題記化合物を1.
78g(収率35.6%)得た。
−N−フェニル−1−フェニルメチル−3−ピリジンカ
ルボキサミドの合成 3−オキソヘプタン酸アニリド2.93g(13.4mmol)、ベ
ンジルアミン1.43g(13.4mmol)、酢酸2滴およびトル
エン20mlの混合物を、攪拌しながら1.5時間還流温度に
保ち、その間に生成する水を約12mlのトルエンと共に系
外に留去した。この反応混合物を還流下に保ちながら、
2,2,6−トリメチル−4H−1,3−ジオキシン−4−オン4.
74g(33.4mmol)のトルエン(12ml)溶液を30分間かけ
て滴下した後、さらに1.5時間加熱した。反応液を室温
に冷却した後、減圧下濃縮し、得られた黄色油状物をカ
ラムクロマトグラフィーにより分離し、題記化合物を1.
78g(収率35.6%)得た。
融点132−134℃ 実施例2. 2−ブチル−N−(2−クロロフェニル)−1,4−ジヒ
ドロ−6−メチル−4−オキソ−1−フェニルメチル−
3−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(2−クロロフェニル)−3−オキソヘプタン酸ア
ミド3.10g(12.2mmol)、ベンジルアミン1.31g(12.2mm
ol)、酢酸2滴およびトルエン20mlの混合物を攪拌させ
ながら1.5時間還流温度に保ちその間に生成する水を約1
2mlのトルエンと共に系外に留去した。この反応混合物
を還流温度に保ちながら、2−エチル−2,6−ジメチル
−4H−1,3−ジオキシン−4−オン4.78g(30.61mmol)
を30分間かけて滴下した後、さらに1.5時間加熱を続け
た。反応液を室温に冷却した後、減圧下に濃縮し得られ
た黄色油状物をカラムクロマトグラフィーにて精製し題
記化合物を1.55g(収率31%)得た。
ドロ−6−メチル−4−オキソ−1−フェニルメチル−
3−ピリジンカルボキサミドの合成 N−(2−クロロフェニル)−3−オキソヘプタン酸ア
ミド3.10g(12.2mmol)、ベンジルアミン1.31g(12.2mm
ol)、酢酸2滴およびトルエン20mlの混合物を攪拌させ
ながら1.5時間還流温度に保ちその間に生成する水を約1
2mlのトルエンと共に系外に留去した。この反応混合物
を還流温度に保ちながら、2−エチル−2,6−ジメチル
−4H−1,3−ジオキシン−4−オン4.78g(30.61mmol)
を30分間かけて滴下した後、さらに1.5時間加熱を続け
た。反応液を室温に冷却した後、減圧下に濃縮し得られ
た黄色油状物をカラムクロマトグラフィーにて精製し題
記化合物を1.55g(収率31%)得た。
融点121−123℃ 実施例3. 2−ブチル−N−(2,6−ジエチルフェニル)−1,4−ジ
ヒドロ−1,6−ジメチル−4−オキソ−3−ピリジンカ
ルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−3−オキソ−ヘプタ
ン酸アミド5.86g(21.3mmol)をトルエン25mlに溶解
し、メチルアミン40%水溶液3.31g(42.6mmol)および
酢酸2滴を加え室温にて3時間攪拌した。
ヒドロ−1,6−ジメチル−4−オキソ−3−ピリジンカ
ルボキサミドの合成 N−(2,6−ジエチルフェニル)−3−オキソ−ヘプタ
ン酸アミド5.86g(21.3mmol)をトルエン25mlに溶解
し、メチルアミン40%水溶液3.31g(42.6mmol)および
酢酸2滴を加え室温にて3時間攪拌した。
次いで反応混合物を還流温度まで熱し、水分を約15mlの
トルエンと共に系外に留去した。還流を続けながら、2,
2,6−トリメチル−4H−1,3−ジオキシン−4−オンの2.
0Mトルエン溶液26.7mlを30分かけて滴下し、さらに45分
間加熱を続けた。この間に20mlの留出物を系外に除去し
た。反応混合物をシリカゲルクロマトグラフィーにより
分離し、題記化合物を3.44g(収率45.6%)得た。
トルエンと共に系外に留去した。還流を続けながら、2,
2,6−トリメチル−4H−1,3−ジオキシン−4−オンの2.
0Mトルエン溶液26.7mlを30分かけて滴下し、さらに45分
間加熱を続けた。この間に20mlの留出物を系外に除去し
た。反応混合物をシリカゲルクロマトグラフィーにより
分離し、題記化合物を3.44g(収率45.6%)得た。
融点95.5−96.0℃ 実施例4. 1−ブチル−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ
−N−フェニル−2−ブロピル−3−ピリジンカルボキ
サミドの合成 3−オキソ−ヘキサン酸アニリド4.16g(20.3mmol)、
ブチルアミン2.08g(28.4mmol)およびトルエン25mlの
混合物に酢酸3敵を加え、室温で攪拌した後ゆっくりと
還流温度まで加熱した。
−N−フェニル−2−ブロピル−3−ピリジンカルボキ
サミドの合成 3−オキソ−ヘキサン酸アニリド4.16g(20.3mmol)、
ブチルアミン2.08g(28.4mmol)およびトルエン25mlの
混合物に酢酸3敵を加え、室温で攪拌した後ゆっくりと
還流温度まで加熱した。
1.5時間の還流の間に生成する水および過剰のアミンを
トルエン約12mlと共に系外に留出した。さらに2,2,6−
トリメチル−4H−1,3−ジオキシン−4−オン7.2gのト
ルエン(20ml)溶液を30分間かけて滴下し、生成する低
沸分を留出しながら45分間加熱還流を続けた後、反応液
を室温下に放置した。以下前例と同様にして、黄色油状
物である題記化合物を1.39g(収率21.0%)得た。
トルエン約12mlと共に系外に留出した。さらに2,2,6−
トリメチル−4H−1,3−ジオキシン−4−オン7.2gのト
ルエン(20ml)溶液を30分間かけて滴下し、生成する低
沸分を留出しながら45分間加熱還流を続けた後、反応液
を室温下に放置した。以下前例と同様にして、黄色油状
物である題記化合物を1.39g(収率21.0%)得た。
融点116〜117℃ 実施例5〜11. 対応するβ−ケトアミドと1級アミンを用い実施例1の
方法に従って反応をおこない次の化合物を得た。
方法に従って反応をおこない次の化合物を得た。
1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−N−フェニ
ル−1,2−ビス−(フェニルメチル)−3−ピリジンカ
ルボキサミド(実施例5) 収率 36.4% 融点 190.5−193℃ 2−エチル−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ
−N−フェニル−1−フェニルメチル−3−ピリジンカ
ルボキサミド(実施例6) 収率 35.4% 融点 155−157℃ 1,4−ジヒドロ−6−メチル−1−(4−メチルフェニ
ルメチル)−4−オキソ−2−ペンチル−N−フェニル
−3−ピリジンカルボキサミド(実施例7) 収率 20.0% 融点 151−152.5℃ 1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−2−ペンチ
ル−N−フェニル−1−フェニルメチル−3−ピリジン
カルボキサミド(実施例8) 収率 40.0% 融点 114−115.5℃ 1−(4−クロロフェニルメチル)−1,4−ジヒドロ−
6−メチル−N−(2−メチルフェニル)−4−オキソ
−2−ペンチル−3−ピリジンカルボキサミド(実施例
9) 収率 30.6% 融点 155−156.5℃ N−(2−クロロフェニル)−2−エチル−1,4−ジヒ
ドロ−6−メチル−4−オキソ−1−フェニルメチル−
3−ピリジンカルボキサミド(実施例10) 収率 42.0% 融点 174.5−177℃ 2−(2−フリル)−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4
−オキソ−N−フェニル−1−フェニルメチル−3−ピ
リジンカルボキサミド(実施例11) 収率 25%(油状) 以上実施例記載の合成によって得られた化合物の分子式
および赤外吸収スペクトル(IR)、プロトン核磁気共鳴
スペクトル(IH−NMR)のデーターを表Iに記した。な
お、NMRの溶媒はCDCl3を用い、IRはKBr法で測定した。
ル−1,2−ビス−(フェニルメチル)−3−ピリジンカ
ルボキサミド(実施例5) 収率 36.4% 融点 190.5−193℃ 2−エチル−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ
−N−フェニル−1−フェニルメチル−3−ピリジンカ
ルボキサミド(実施例6) 収率 35.4% 融点 155−157℃ 1,4−ジヒドロ−6−メチル−1−(4−メチルフェニ
ルメチル)−4−オキソ−2−ペンチル−N−フェニル
−3−ピリジンカルボキサミド(実施例7) 収率 20.0% 融点 151−152.5℃ 1,4−ジヒドロ−6−メチル−4−オキソ−2−ペンチ
ル−N−フェニル−1−フェニルメチル−3−ピリジン
カルボキサミド(実施例8) 収率 40.0% 融点 114−115.5℃ 1−(4−クロロフェニルメチル)−1,4−ジヒドロ−
6−メチル−N−(2−メチルフェニル)−4−オキソ
−2−ペンチル−3−ピリジンカルボキサミド(実施例
9) 収率 30.6% 融点 155−156.5℃ N−(2−クロロフェニル)−2−エチル−1,4−ジヒ
ドロ−6−メチル−4−オキソ−1−フェニルメチル−
3−ピリジンカルボキサミド(実施例10) 収率 42.0% 融点 174.5−177℃ 2−(2−フリル)−1,4−ジヒドロ−6−メチル−4
−オキソ−N−フェニル−1−フェニルメチル−3−ピ
リジンカルボキサミド(実施例11) 収率 25%(油状) 以上実施例記載の合成によって得られた化合物の分子式
および赤外吸収スペクトル(IR)、プロトン核磁気共鳴
スペクトル(IH−NMR)のデーターを表Iに記した。な
お、NMRの溶媒はCDCl3を用い、IRはKBr法で測定した。
Claims (13)
- 【請求項1】式(I): (式中R1はC1-3アルキル基、ハロゲン原子もしくはC1-3
アルコキシ基で置換されていてもよいアリール基を表わ
し、R2は水素原子;C1-3アルキル基、ハロゲン原子もし
くはC1-3アルコキシ基で置換されていてもよいアリール
基;又はC1−C11の直鎖状あるいは分岐状のアルキル基
を表わし、R2はC2−C11の直鎖状あるいは分岐状のアル
キル基を表わす。nは1ないし4の整数を表わす。) で表わされる化合物と、 式(II): (式中R4およびR5はC1−C4のアルキル基である。) で表わされる化合物とを不活性溶媒中で加熱反応させ、 式(III): (式中R1、R2、R3およびnの定義は式(I)中のものと
同一) で表わされる化合物を得ることを特徴とする1,4−ジヒ
ドロ−6−メチル−4−オキソ−3−ピリジンカルボキ
サミド化合物の製造方法。 - 【請求項2】式(II)におけるR4およびR5がメチル基、
エチル基またはイソブチル基の化合物である特許請求の
範囲第1項に記載の製造方法。 - 【請求項3】式(II)におけるR4およびR5がともにメチ
ル基の化合物である特許請求の範囲第1項記載の製造方
法。 - 【請求項4】式(II)の化合物が、ジケテンとアセトン
との混合物を約100℃以下の温度で反応させて得られる
粗反応液からなる特許請求の範囲第1項に記載の製造方
法。 - 【請求項5】式(I)の化合物が式(IV) の化合物と式(V) H2N(CH2)nR2 (V) (式(IV)中のR1およびR3、式(V)中のR2は各々式
(I)中で定義されたものと同一) の化合物とを不活性溶媒中で脱水縮合した粗反応液から
なる特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。 - 【請求項6】不活性溶媒がトルエンまたはキシレン又は
メシチレンである特許請求の範囲第1項〜第4項の何れ
か1つに記載の製造方法。 - 【請求項7】不活性溶媒がトルエンまたはキシレン又は
メシチレンである特許請求の範囲第5項に記載の製造方
法。 - 【請求項8】不活性溶媒がトルエンである特許請求の範
囲第5項に記載の製造方法。 - 【請求項9】不活性溶媒が同一であって、トルエンであ
る特許請求の範囲第1項〜第5項の何れか1つに記載の
製造方法。 - 【請求項10】反応中に生成するケトンを回収し再使用
する特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。 - 【請求項11】式(I)のR1及びR2がフェニル基または
置換フェニル基の化合物である特許請求の範囲第1項に
記載の製造方法。 - 【請求項12】式(I)の化合物と式(II)の化合物と
の反応温度が110℃〜140℃である特許請求の範囲第1項
に記載の製造方法。 - 【請求項13】式(II)の化合物が式(I)の化合物に
対して1.5〜3倍モル使用される特許請求の範囲第1項
または第12項記載の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9402986A JPH0710847B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | ピリドン−3−カルボキサミド化合物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9402986A JPH0710847B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | ピリドン−3−カルボキサミド化合物の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62249970A JPS62249970A (ja) | 1987-10-30 |
| JPH0710847B2 true JPH0710847B2 (ja) | 1995-02-08 |
Family
ID=14099137
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9402986A Expired - Lifetime JPH0710847B2 (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | ピリドン−3−カルボキサミド化合物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710847B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102007023934A1 (de) * | 2007-05-23 | 2008-11-27 | Wacker Chemie Ag | Verfahren zur Herstellung von ß-Ketocarbonyl-funktionellen Organosiliciumverbindungen |
-
1986
- 1986-04-23 JP JP9402986A patent/JPH0710847B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62249970A (ja) | 1987-10-30 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0220518A2 (en) | Preparation of substituted and disubstituted pyridine-2,3-dicarboxylate esters | |
| JPH0764798B2 (ja) | N−エチル(メタ)アクリルアミドの新規置換誘導体およびその製造法 | |
| JP3563643B2 (ja) | イミダゾリン化合物、その中間体、およびそれらの製造方法、並びにアゼピン化合物およびその塩の製造方法 | |
| JPH0710847B2 (ja) | ピリドン−3−カルボキサミド化合物の製造方法 | |
| EP0259663B1 (en) | Process for producing tetrafluorophihalic acid | |
| HU220971B1 (hu) | Eljárás 0-(3-amino-2-hidroxi-propil)-hidroximsav-halogenidek előállítására | |
| EP0578849B1 (en) | Process for the preparation of 1,3-dioxane-4,6-dione derivates | |
| JPH075557B2 (ja) | ピリドン−3−カルボキサミド誘導体の製造法 | |
| JPH062747B2 (ja) | 2‐アルキル‐4,5‐ジヒドロキシメチルイミダゾールの製法 | |
| US6271378B1 (en) | Process for preparing tricyclic compounds having antihistaminic activity | |
| JP2659587B2 (ja) | 4―アジリジニルピリミジン誘導体及びその製造法 | |
| JPH0150702B2 (ja) | ||
| US5041620A (en) | Method for producing optically active 2-cyclopenten-4-one-1-ol esters, 2-cyclopenteno-4-one-1-ol ester and complexes thereof with optically active 1,6-diphenyl-2,4-hexadiyne-1,6-diol | |
| JP4521090B2 (ja) | 1,1,1−トリフルオロ−2−アミノアルカンの製造方法 | |
| JPH0710843B2 (ja) | ピリドン−3−カルボキサミド化合物の製造法 | |
| ZA200104631B (en) | Process for preparing tricyclic compounds having antihistaminic activity. | |
| JPH075555B2 (ja) | ピリドン−3−カルボキサミドの製法 | |
| US4551525A (en) | Process for preparing N-(2-pyridyl)-2-methyl-4-hydroxy-2H-1,2-benzothiazine-3-carboxamide-1,1-dioxide | |
| JP3919251B2 (ja) | ジシアノピラジン誘導体及びその製造方法 | |
| JPH02134343A (ja) | シクロペンテン、シクロペンタンおよびシクロヘキサン誘導体の製造方法 | |
| US4568760A (en) | Process for the preparation of lactic acid silyl esters | |
| US4091033A (en) | Method of making 2-alkoxy-2,3-dihydro-benzofuran-5-ols and their alkyl sulfonic acid esters | |
| JPH021137B2 (ja) | ||
| KR820000786B1 (ko) | 우라실 유도체의 제조법 | |
| KR0129789B1 (ko) | N-알로일-c-(n-메틸아닐리노)이미도일클로라이드유도체및그제조방법 |