JPH07109344B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫

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JPH07109344B2
JPH07109344B2 JP27239090A JP27239090A JPH07109344B2 JP H07109344 B2 JPH07109344 B2 JP H07109344B2 JP 27239090 A JP27239090 A JP 27239090A JP 27239090 A JP27239090 A JP 27239090A JP H07109344 B2 JPH07109344 B2 JP H07109344B2
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【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は庫室を形成する断熱箱の側部に機械室を並設し
た構成の冷蔵庫に関する。
(ロ)従来の技術 実開昭60−146279号(実願昭59−34299号)公報には、
貯蔵室を構成する断熱箱の側部に、圧縮機、凝縮器、お
よび温度計や霜取表示灯などを具備した表示板を収納設
置する前面開口した機械室が並設され、この機械室の前
面開口を閉塞、開放する扉板がその一側の上下を枢支さ
れて設けられ、この扉板には前記表示板と相対向する部
分に窓を有すると共に、この窓の上下に通気口が形成さ
れ、そしてこの扉板は機械室側と扉板側に設けた係合部
材にて、閉止状態を保持されるようになっている貯蔵庫
が示されている。
(ハ)発明の解決しようとする課題 しかしこの場合、機械室を空冷するために外気を取り入
れ、排気するスリット状の多数の吸気路、排気路は金属
製の扉板に打ち抜き加工等により一体形成している。
従って吸気路、排気路の裏側には加工上、突出縁がバリ
状に張り出して残る。この露出している突出縁によっ
て、手、指が扉板を開閉する時や扉板を掃除するときに
引っ掛りケガをする危険性があった。
本発明はこのような危険性のない扉板で機械室の前面開
口を覆えるようにした構成の冷蔵庫を提供することを目
的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、貯蔵室を構成する断熱箱の側部に並設され、
内部に圧縮機、凝縮器等を収納する前面開口の機械室
と、この機械室の前面開口に開閉自在に枢支されている
金属製の扉板と、機械室への外気取入れ用のスリット部
を多数有し、前記扉板に形成した取付開口部に裏側より
装着される樹脂製のグリルとを備え、該グリルはその外
周フランジにより、前記取付開口部周辺の切起し部を覆
い隠すように取付けられていることを特徴とするもので
ある。
(ホ)作用 機械室への外気取入れ用のスリット部を有した別体の樹
脂製のグリルを、金属性の扉板に形成した取付開口部に
裏側より装着している。グリルの周辺部には外周フラン
ジが設けられていて、この外周フランジが取付開口部の
周辺より起立している切起し部を外より全て覆うように
グリルを取付開口部に装着する。これによって、扉板の
裏に鋭いエッジ等は露出したままとならなくなり、扉板
の清掃等を安全に、また容易に行える。
(ヘ)実施例 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図は断熱箱の側部に並設される機械室と、その前面
に取付けられている扉板の関係を示す斜視図にして、1
はレストラン等の調理場等で使用される機長のアンダー
カウンタータイプの冷蔵庫で、その前面開口に2枚の断
熱扉(図示せず)を備えた断熱箱2と、この断熱箱2の
左側に並設され、前面開口Aに金属製、例えば板金から
成る扉板3を備えた機械室4と、この断熱箱2および機
械室4の上面を覆い調理台となる金属製のトップテーブ
ル5とにより構成されている。前記機械室4内には、上
方に庫内すなわち前記断熱箱2内を冷却する蒸発器、デ
フロストヒータ、冷却用ファン、ファンモータ等を収納
する冷却箱6が配置され、下方には凝縮器7を最前部に
配置して、その後方へ順に冷却ファン、ファンモータ、
圧縮機と並べて構成したコンデンシングユニットが配置
されている。前記凝縮器7の前面には着脱式のフィルタ
8が装着され、冷却ファンで吸い込まれる外気の中の塵
埃がこのフィルタ8で取り除かれるようにしている。前
記冷却箱6の前方には、ファンモータ、圧縮機、デフロ
ストヒータを制御するリレーや、サーモスタット、更に
タイマー等の電装部品を収納した電装箱9が設けられ、
この電装箱9の前面には回動操作式の庫内温度設定摘子
10が設けられると共に、前記電装箱9のやや傾斜した前
面部分9aには庫内温度を示す温度計11が取り付けられて
いる。また前記電装箱9は前記断熱箱2の左壁2Aに取付
固定した電装箱取付板12によって装着固定されている。
次に前記扉板3自体の構成、およびその取付構造等につ
いて、第1図に加え、第2図の前記扉板3の取付部分の
構成を示す縦断面図を参照して説明を続ける。
板金を折曲加工して形成した金属製の前記扉板3は、そ
の左端の上下をヒンジシャフト15、16によって支持され
前記ヒンジシャフト15、16を中心として開方向(a矢
印)、閉方向(b矢印)に回転し、前記庫内温度設定摘
子10による設定温度変更や、前記扉板3を清掃する際に
容易に開閉できるようにしている。前記ヒンジシャフト
15、16は共に合成樹脂から成り、また上のヒンジシャフ
ト15と下のヒンジシャフト16とも同一の円筒形状に形成
されている。すなわち、中間に円盤状の鍔部17を有し、
一端部にくさび状の爪部18を複数個、円周上に配置構成
している。上方の前記ヒンジシャフト15はトップテーブ
ル5の前端部下面と嵌合するテーブル補強板19の下面に
設けた取付穴に、下方より嵌め入れられて、第2図に示
すように、前記爪部18が前記テーブル補強板19下面に掛
止して固定される。そして前記扉板3の上面3aには、こ
の前記ヒンジシャフト15よりやや大きい丸穴20が設けら
れており、この丸穴20に前記ヒンジシャフト15が挿入さ
れて、前記扉板3の上部の枢支が成される。この構成に
よれば、前記ヒンジシャフト15の前記鍔部17自身が従来
の枢支構造に必要とされていた別体のヒンジカラーの作
用をし、そのヒンジカラーを不用とできるので部品点数
を少なくでき、ヒンジ部の組み付けも簡単となる。そし
て、この場合、前記ヒンジシャフト15の前記鍔部17によ
って、前記テーブル補強板19下面と前記扉板3の前記上
面3aとの間にできる間隙Bは前記機械室4内を冷却した
後の暖気の吐出口となる。また、後述する仕切板より上
の扉板3部分の左右側辺と本体との間の間隙も暖気の吐
出口となる。
一方、下方の前記ヒンジシャフト16が下ヒンジ21に形成
した取付穴に嵌め込まれ、前記爪部18が引っ掛って同様
に前記下ヒンジ21に固定される。21Aは前記下ヒンジ21
の取付ネジである。そして前記扉板3の下面3bに設けた
同様の丸孔に前記ヒンジシャフト16が挿入され、上下の
前記ヒンジシャフト15、16を中心軸として前記扉板3が
回転する。
ところで、前記扉板3において、前記電装箱9に取り付
けられた前記温度計11に対向する部分には窓部25が形成
され、この窓部25には透明なシェード26が嵌め込まれ、
前記窓部25端面を覆い、剥き出しの窓部であるとその縁
部で掃除の際に手を傷付けたりする危険性を防いでい
る。そして前記シェード26が前記温度計11のカバーの役
目をし、水滴等が直接付着することがなく、前記温度計
11に印刷された目盛で汚れで見れなくなったりしない。
更に、前記扉板3の下部に、前記凝縮器7と対向する部
分に矩形状に開口部27が形成されている。この開口部27
の四辺に裏側へ突出する、すなわち前記機械室4側に切
起されている切起し部28を有している。そして、この扉
板3の前記開口部27に樹脂でできた一体成型の別体物で
あるグリル30が取外し可能に装着される構成となってい
る。前記グリル30は外気を取り入れるための多数のスリ
ット部31、31…が形成されていると共に、スリット部3
1,31…の周囲には外周フランジ32が形成されている。
下辺となる前記外周フランジ32には、2個の掛止片33、
33が下向きに屈曲形成され、一方、この掛止片33、33と
対応して、前記開口部27の下部の切起し部28に角孔34、
34が2個形成されている。また上面の前記外周フランジ
32および上部の前記切起し部28に、一本のビス35の取付
孔が設けられている。
よって、前記グリル30の前記開口部27への取付方は、前
記グリル30の前記掛止片33、33を前記扉板3の前記各孔
34、34に嵌合し、前記切起し部28の上面を前記ビス35で
固定する。これによって、前記切起し部28はその全周が
前記グリル30の前記外周フランジ32にすっかり覆われ、
前記グリル30を清掃する際、前記切起し部28で手を切っ
たりする危険性がなくなる。前記グリル30は樹脂性のた
め、前記スリット31、31…に深く手、指を入れて掃除し
ても、危険なく隅々まで拭ける。必要に応じては、前記
ビス35を外し、前記グリル30を完全に取り外して水洗い
もできる。
また、前記扉板3の裏面端部も上下、左右の4面とも密
着曲げ38が施され、前記扉板3を清掃する際、端面がな
いため手を切ったりする危険性を無くし、安全としてい
る。この点は第3図の扉板の取付部分の横断面図で更に
良く理解される。すなわち前記扉板3の左、右辺とも前
記密着曲げ38が施され、そして、前記開口部27の前記切
起し部28の左、右辺の端面も、前記グリル30の前記外周
フランジ32で保護されている。
40は前記凝縮器7の上側前端と対応するように前記グリ
ル30側にネジ39で固定され、扉板3を閉めた時、先端が
凝縮器7の前端に配したシール材44と当接し、前記凝縮
器7への吸気路41と前記凝縮器7を冷却後の暖気の排気
路42とを区画する仕切板で、吸気と排気の通路を分離し
ている。
45、46はストライクとキャッチャーとからなる一対の支
持具で、上のストライク45は第1図に示すように前記電
装箱取付板12の一部に形成したL字片47に装着固定され
下のストライク46は前記凝縮器7の管板48の前端面に固
定されている。
前記扉板3の閉止時の状況は第3図に示す通りであり、
前記扉板3の右端部は本体側すなわち、断熱箱2の左側
壁2Aに寸法的にwだけラップさせていて、前記機械室4
の内部がこの扉板63の右端部分で隠れるようにすること
ができる。
従来は第4図に示すように、扉板30Aは本体の左側壁2B
に対して、短めとなっていて機械室4A内が外部に露見す
るのを避けるためにストライク45Aを取付けている支持
具49を延長するなり、別のカバー部材を取付ける等し
て、その延出面49aにて隠す構成を採っていたが、本発
明の構成でそのような部材を不用とすることができ、構
成を簡易化できる。
以上の構成となっており、前記扉板3が閉められると前
記支持具45、46によって確実に閉止され、前記断熱箱2
内は前記冷却箱6により冷気が送られて冷却される。一
方、前記グリル30の前記スリット31、31…より外気が前
記扉板3内に取り入れられ、前記凝縮器7を通り抜けて
冷却し、熱交換により温度上昇した暖気は、前記排気路
42を通り、前記扉板3の上下の隙間B、及び仕切板40よ
り上の前記扉板3の左右側辺と本体との隙間から外部へ
排気される。なお、外気はグリル30のスリット部31,31
…の外に、扉板3の下面と下ヒンジ21との間隙C(第2
図参照)及び仕切板40より下の扉板3部分の左右側辺と
本体との間の間隙より取り入れられる。前記扉板3を開
け、裏側を拭き掃除する時、前記窓部25及び前記開口部
27はそれぞれ前記シェード26および前記グリル30で塞が
れていて、裏側に鋭利なエッジ部分が突出していないの
で、ケガの危険等なく前記扉板3を隅々まで奇麗にかつ
容易に清掃できる。前記扉板3の裏面周縁も前記密着曲
げ38の形成によって安全に拭き掃除できる。
すなわち、前記扉板3の各箇所にエッジがそのまま剥き
出しに存在しないように、工夫を施している。そして、
樹脂製の前記グリル30は前記ビス35を取れば、完全に前
記扉板3より取り外せて、汚れの取り難い前記スリット
31、31…の部分も確実に洗えるようにしている。
前記扉板3を閉めれば、その右側端部部分が本体壁にオ
ーバーラップして前記機械室4内を隠蔽する状況とな
る。また前記ヒンジシャフト15、16にはそれに一体に形
成した前記鍔部17により従来のヒンジカラーを代用させ
て、このヒンジシャフト15、16を本体に挿入するだけの
安価なヒンジ構造となりヒンジ構造の簡略化、その取付
作業の簡易化を図っている。
(ト)発明の効果 以上のように、本発明によれば、断熱箱の側部の機械室
を覆うようにその前面開口に、金属製の扉板が開閉自在
に枢支され、この扉板に機械室への外気取入れ用のスリ
ット部を多数有した樹脂製のグリルを装着させ、その装
着時に、扉板のグリル取付用の開口部周辺にある切起し
部がグリルの外周フランジで覆い隠される構造としてい
るため、扉板の裏は鋭い突起物等が無いプレーンな面と
なり、清掃の際にケガする等の危険性は無くなり、安全
であると共に、清掃もはかどる。
【図面の簡単な説明】
第1図本発明の一実施例である冷蔵庫の要部拡大斜視
図、第2図は同様の要部縦断面図、第3図は要部横断面
図、第4図は従来の構造を備える冷蔵庫の要部横断面図
である。 1……冷蔵庫、2……断熱箱、3……扉板、4……機械
室、7……凝縮器、27……開口部、28……切起し部、30
……グリル、31……スリット部、32……外周フランジ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貯蔵室を構成する断熱箱の側部に並設さ
    れ、内部に圧縮機、凝縮器等を収納する前面開口の機械
    室と、この機械室の前面開口に開閉自在に枢支されてい
    る金属製の扉板と、前記機械室への外気取入れ用のスリ
    ット部を多数有し、前記扉板に形成した取付開口部に裏
    側より装着される樹脂製のグリルとを備え、該グリルは
    その外周フランジにより、前記取付開口部周辺の切起し
    部を覆い隠すように取付けられていることを特徴とする
    冷蔵庫。
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