JPH07109355A - 紫外線硬化性被覆材の製法及びそれを用いた耐摩耗性被覆材組成物 - Google Patents

紫外線硬化性被覆材の製法及びそれを用いた耐摩耗性被覆材組成物

Info

Publication number
JPH07109355A
JPH07109355A JP5278844A JP27884493A JPH07109355A JP H07109355 A JPH07109355 A JP H07109355A JP 5278844 A JP5278844 A JP 5278844A JP 27884493 A JP27884493 A JP 27884493A JP H07109355 A JPH07109355 A JP H07109355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating material
weight
solid content
reaction
material composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP5278844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3545439B2 (ja
Inventor
Hiroshi Fukushima
洋 福島
Misao Tamura
操 田村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Rayon Co Ltd filed Critical Mitsubishi Rayon Co Ltd
Priority to JP27884493A priority Critical patent/JP3545439B2/ja
Publication of JPH07109355A publication Critical patent/JPH07109355A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3545439B2 publication Critical patent/JP3545439B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paints Or Removers (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 紫外線照射により架橋硬化被膜を形成しうる
耐摩耗性被覆材組成物及びそれに用いる被覆材の製法の
開発。 【構成】 (1)コロイダルシリカ微粒子と(メタ)ア
クリロイルオキシ基又はビニル基を有するシラン化合物
の加水分解物とを極性溶媒の存在下に、脱水量が理論値
の30〜80%となった時点でコロイダルシリカの分散
媒を非極性溶媒で置換し、非極性溶媒中、固形分30〜
90重量%の状態で、さらに縮合反応させて紫外線硬化
性被覆材を製造する。 (2)上記(1)の製法で得られた被覆材を、(メタ)
アクリレート多官能化合物及び光重合開始剤と配合して
耐摩耗性被覆材組成物を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線硬化性被覆材の
製法、及びそれを用いた紫外線照射により、基材表面
に、耐摩耗性、表面平滑性、耐熱性、耐薬品性、耐久
性、耐候性及び基材との密着性に優れた架橋硬化被膜を
形成しうる被覆材組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリメ
タクリルイミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチ
レン樹脂、AS樹脂などから製造された合成樹脂成形品
は、ガラス製品に比べて軽量で耐衝撃性に優れるばかり
でなく、透明性も良好で成形加工が容易であるなどの種
々の利点を生かして、近年、自動車用プラスチック材料
等、種々の分野で利用されている。
【0003】しかし反面、これらの合成樹脂成形品は、
その表面の耐摩耗性が不足しているため、他の硬い物体
との接触、摩擦、ひっかきなどによって表面に損傷を受
けやすく、表面に発生した損傷はその商品価値を著しく
低下させたり、短期間で使用不能にさせたりするので表
面の耐摩耗性を改良することが強く要求されている。ま
た、上記した自動車用材料として使用される場合には、
その耐候性も重要な性能となる。
【0004】このような合成樹脂成形品の欠点を改良す
る方法については、従来より種々検討されてきており、
例えば、アルキルトリアルコキシシランを主成分とした
シラン混合物の部分加水分解縮合物とコロイダルシリカ
とからなる塗料を成形品表面に塗布し、次いでこれを加
熱処理することによって架橋硬化被膜を形成させ、耐摩
耗性を改良する方法が開示されている(米国特許第4,
006,271号明細書)。この方法によって、高度な
耐摩耗性は得られるが、成形品表面との密着性が不十分
な場合が多く、この密着性を改良するためにアクリル系
又はシリコン系等からなるポリマーをプライマーとして
用いる必要があり、処理工程が複雑となる問題点があ
る。また硬化時間が長いため、経済的にも不利であり、
生産性も劣る。この欠点を改善するものとして、コロイ
ダルシリカとメタクリロイル又はグリシジル基の官能基
を有するアルコキシシラン、非シリルアクリレートから
なる紫外線硬化性塗料を成形品表面に塗布し、次いでこ
れに紫外線を照射し、耐摩耗性合成樹脂成形品を得る方
法(特公表昭57−500984号公報)、及びコロイ
ダルシリカとシリルアクリレートの加水分解物、多官能
アクリレート及び光重合開始剤とからなる実質的に有機
溶剤を含有しない被覆材組成物及びその製法(特開昭5
8−1756号公報)が開示されている。これらの方法
は、紫外線を用いて硬化させる方法であり、従来問題で
あったシリコン系被膜の硬化時間を大幅に短縮できる利
点があり、また合成樹脂成形品の耐摩耗性改良について
も有利な方法である。
【0005】しかし、上記の方法の内、前者の方法で
は、生産性は向上できるものの、硬化被膜の耐久性や耐
候性に関して満足できるものではないという問題点があ
り、さらに、被覆材組成物を塗布する前に合成樹脂成形
品の表面をプライマー組成物で下塗りするという点で、
複雑な処理工程を改善できないという問題点がある。ま
た、後者の方法では、実質的に有機溶剤を含まないた
め、合成樹脂成形品表面に塗布した際の被膜の表面平滑
性に劣り、はじき、ピンホール等の表面欠陥が発生しや
すい。また、硬化性が十分でないために、過度の紫外線
エネルギーを必要とし、得られた硬化品は熱水テストや
サーマルサイクルテスト、耐候性テストにより性能低下
が起こる。
【0006】以上のように、コロイダルシリカのような
無機成分とアクリルモノマーのような有機成分とを組み
合わせた被覆材組成物は、耐摩耗性改良と硬化被膜の耐
久性や耐候性を両立できないのが現状であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の背景
になされたものであり、その目的とするところは、硬化
性に優れ、かつ基材表面に耐摩耗性、表面平滑性、耐熱
性、耐薬品性、耐久性、耐候性及び基材との密着性に優
れた架橋硬化被膜を形成しうる被覆材組成物及びそれに
用いる紫外線硬化性被覆材の製法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討し
た結果、コロイダルシリカとラジカル重合性シラン化合
物を特定な条件下で反応させることによって得られた紫
外線硬化性被覆材と特定な単量体及び光重合開始剤から
なる被覆材組成物を合成樹脂成形品に塗布した後、紫外
線を照射し硬化させることにより、耐摩耗性、耐候性及
び硬化性に優れた合成樹脂成形品が得られることを見出
し本発明を完成した。本発明は、(a−1)コロイダル
シリカ微粒子(固形分)40〜90重量%と、(a−
2)下記の一般式(I)
【化2】 (式中、XはCH2 =CH−COO−基、CH2 =C
(CH3 )−COO−基、又はCH2 =CH−基、R1
は炭素数0〜8のアルキレン基、R2 ,R3 は炭素数1
〜8のアルキル基、aは1〜3の正の整数、bは0〜2
の正の整数、a+bは1〜3の整数を表わす。)で示さ
れる単量体の加水分解物(固形分)60〜10重量%
(合計100重量%)とを極性溶媒の存在下に、脱水量
が理論値の30〜80%となった時点でコロイダルシリ
カの分散媒を非極性溶媒で置換し、さらに非極性溶媒
中、固形分30〜90重量%の状態で、縮合反応させる
ことを特徴とする紫外線硬化性被覆材の製法である。ま
た、本発明は、(A)請求項1記載の紫外線硬化性被覆
材(固形分)5〜50重量部、(B)1分子中に2個以
上の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する多官能性単
量体又は単量体混合物95〜50重量部、及び(C)光
重合開始剤0.01〜5重量部(上記(A)成分と上記
(B)成分との合計100重量部に対して)からなるこ
とを特徴とする耐摩耗性被覆材組成物である。
【0009】以下に本発明を詳細に説明する。まず、最
初に本発明の紫外線硬化性被覆材の製法に用いる各成分
について説明する。 (a−1)成分について (a−1)成分であるコロイダルシリカ微粒子は、一次
粒子径が1〜200mμの無水ケイ酸の超微粒子を水又
は有機溶媒に分散させたものである。コロイダルシリカ
に使用される分散媒としては、水、メタノール、エタノ
ール、イソプロパノール、n−プロパノール、イソブタ
ノール、n−ブタノールなどのアルコール系溶剤、エチ
レングリコールなどの多価アルコール系溶剤、エチルセ
ロソルブ、ブチルセロソルブなどの多価アルコール誘導
体、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジ
アセトンアルコールなどのケトン系溶剤、2−ヒドロキ
シエチルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルアクリ
レート、テトラヒドロフルフリルアクリレートなどのモ
ノマー類があるが、中でも炭素数3以下のアルコール系
溶剤が(a−2)成分との反応工程上特に好ましい。こ
れらのコロイダルシリカは、公知の方法で製造され、市
販をされている。粒子径は1〜200mμのものが好ま
しく、5〜80mμのものが特に好ましい。粒子径が1
mμに満たないものは(a−2)成分との反応工程にお
いてゲル化が起こりやすく、また、粒子径が200mμ
を超えるものは、被膜の透明性が低下する。
【0010】コロイダルシリカは、硬化被膜の耐摩耗性
を著しく改善でき、特に、ケイ砂等の微粒子に対する耐
摩耗性の改善効果が大きい。しかし、コロイダルシリカ
を単独で硬化被膜とした場合には、合成樹脂成形品表面
に対する密着性が劣る。
【0011】(a−2)成分について (a−2)成分である一般式(I)で示される単量体の
加水分解物は、(a−1)成分であるコロイダルシリカ
と被覆材組成物の(B)成分である1分子中に2個以上
の(メタ)アクリロイルオキシ基を有する多官能(メ
タ)アクリレートとの相溶性を向上させる成分である。
紫外線照射により重合活性を示すアクリロイル基、メタ
クリロイル基又はビニル基を有するシラン化合物を用い
ることで、(B)成分の多官能(メタ)アクリレートと
の化学結合形成が可能であり、硬化被膜に強靱性を付与
することができる。さらに、コロイダルシリカと併用す
ることで硬化被膜の耐摩耗性をさらに向上でき、特に、
スチールウール等の金属繊維に対する耐摩耗性の改善効
果が大きい。
【0012】(a−2)成分の具体例としては、3−メ
タクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−アクリ
ロキシプロピルトリメトキシシラン、2−メタクリロキ
シエチルトリメトキシシラン、2−アクリロキシエチル
トリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリ
エトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリエトキ
シシラン、2−メタクリロキシエチルトリエトキシシラ
ン、2−アクリロキシエチルトリエトキシシラン、3−
メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−
アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、ビニル
トリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシランなどか
ら選択される少なくとも1種のシラン化合物である。
【0013】次に、紫外線硬化性シリコンの製法につい
て説明する。この製法における最初の工程は(a−2)
成分である一般式(I)で示されるるシラン化合物を加
水分解させる工程である。この工程におけるシラン化合
物の加水分解は、 (1)シラン化合物1モルに対してアルコール溶媒等の
有機溶媒の存在下又は非存在下において、0.5〜6モ
ルの0.001〜0.1規定塩酸又は酢酸水溶液等の加
水分解触媒を加え、常温又は加熱下で攪拌し加水分解し
た後コロイダルシリカを加える方法。 (2)(a−1)成分のコロイダルシリカ及び(a−
2)成分のシラン化合物に、加水分解触媒を加え常温又
は還流下で攪拌するなどの常法によって得ることができ
る。
【0014】このようにして得られたシラン化合物の加
水分解物とコロイダルシリカ微粒子との反応は、常圧下
又は減圧下で水、アルコール等の揮発分(極性溶媒)を
留出させ、脱水量が理論留出量(理論値)の30〜80
%となった時点でコロイダルシリカの分散媒を常圧又は
減圧下で非極性溶媒とともに共沸留出させ、分散媒を非
極性溶媒に置換する。次いで、分散媒を非極性溶媒に置
換した後、60〜150℃、好ましくは80〜130℃
の温度で固形分を30〜90重量%、好ましくは50〜
80重量%に保ちながら、脱水量が理論値の30〜80
%となるまで、0.5〜10時間攪拌して縮合反応させ
る。なお、この縮合反応においては、必要により反応を
促進させる目的で酸、塩基、塩等の触媒を添加してもよ
い。
【0015】上記の反応において、脱水量が理論値の3
0%未満では、非極性溶媒中での脱水縮合を十分に行わ
せることが難しく、このような縮合物を用いた被覆材か
らは耐候性、耐摩耗性の良好な塗膜を形成することが難
しい。一方極性溶媒中で(a−1)成分のコロイダルシ
リカと(a−2)成分のシラン化合物との縮合を脱水量
が理論値の80%を越えて行わせることは極めて難し
い。
【0016】本発明に用いられる非極性溶媒とは、誘電
率、双極子能率あるいは水素結合パラメータを基準とし
て選ばれるものであり、広義には、中程度の極性を有す
る溶媒も本発明に含まれるものである。例えば、20℃
の誘電率が2〜10の範囲の非極性溶媒が本発明におい
ては特に好ましい溶媒である。
【0017】非極性溶媒の具体例としては、ベンゼン、
トルエン、キシレン、エチルベンゼン、シクロヘキサン
等の炭化水素類;トリクロルエチレン、テトラクロルエ
チレン等のハロゲン化炭化水素類;1,4−ジオキサ
ン、ジブチルエーテル等のエーテル類;メチルイソブチ
ルケトン等のケトン類;酢酸n−ブチル、酢酸イソブチ
ル、プロピオン酸エチル等のエステル類;エチレングリ
コールモノブチルエーテル等の多価アルコール誘導体を
挙げることができる。また、不飽和エチレン性化合物、
例えば、1分子中に1個以上の(メタ)アクリロイルオ
キシ基を有する単量体を非極性溶媒として用いることも
できる。これらの非極性溶媒の中でも芳香族炭化水素類
が好ましく、特に好ましい非極性溶媒としてトルエンを
挙げることができる。
【0018】非極性溶媒中でシラン化合物の加水分解物
とコロイダルシリカ微粒子とを反応させることで硬化性
が改善され、比較的厚膜下で紫外線吸収剤等の光安定剤
存在下においても透明な硬化被膜の形成が可能となる。
本発明以外の方法で製造された紫外線硬化性被覆材は硬
化性が十分ではなく、厚膜になると透明性の低下やクラ
ックの発生等外観欠陥が起こりやすく、また、硬化被膜
の耐摩耗性や耐久性、耐候性に問題がある。
【0019】本発明の紫外線硬化性被覆材を用いた被覆
材組成物は、硬化性に優れるばかりでなく、硬化被膜の
耐摩耗性や耐久性、さらには耐候性においても優れるも
のである。
【0020】縮合反応での固形分濃度、すなわち(a−
2)成分の固形分(シラノールとして換算)と(a−
1)成分の固形分の合計量は30〜90重量%となる範
囲である。固形分濃度が30重量%未満、すなわち非極
性溶媒が70重量%を超える場合、反応が不十分なこと
があり、厚膜下での硬化被膜の透明性に劣る。逆に、固
形分濃度が90重量%を超えると、急激な反応が起こる
場合があり、ゲルの生成等の問題が生じる。
【0021】また、縮合反応での温度は、60〜150
℃の範囲が好ましい。反応温度が60℃未満の場合、反
応が不十分なことがあり、反応に長時間を要する。逆に
反応温度が150℃を超えるとシリコンの縮合以外の反
応が生じたり、又はゲルの生成等の問題が生じる。
【0022】縮合反応での(a−1)成分の固形分と
(a−2)成分の固形分(シラノールとして換算)との
使用割合は、(a−1)/(a−2)=40〜90/6
0〜10重量%(合計100重量%)、好ましくは50
〜80/50〜20重量%である。使用割合が上記の範
囲をはずれた場合、例えば、(a−1)成分が90重量
%を超えると反応系が白濁したり、ゲルの生成等の問題
が生じ、逆に、40重量%未満の場合は、反応が不十分
なことがあり、被膜を厚く形成した場合、硬化被膜の透
明性が低下することがある。また、(a−1)成分が9
0重量%を超えると硬化被膜にクラックが発生しやすく
なったり、逆に、40重量%未満の場合は、硬化被膜の
耐摩耗性や透明性が低下する。
【0023】次に本発明の被覆材組成物について説明す
る。
【0024】(A)成分について (A)成分である紫外線硬化性被覆材は、上記の製法に
よって得られるものであり、硬化皮膜の耐摩耗性、耐候
性、耐久性を改善する成分である。(A)成分の使用割
合(固形分)は(A)成分及び(B)成分からなる被覆
材組成物100重量部中5〜50重量部、好ましくは1
0〜40重量部である。(A)成分の使用割合が被覆材
組成物中5重量部未満の場合、十分な耐摩耗性、耐候性
及び耐久性の改善硬化が得られず、逆に、50重量部を
超えるときは硬化皮膜にクラックの発生が認められる。
【0025】(B)成分について (B)成分である1分子中に2個以上の(メタ)アクリ
ロイルオキシ基を有する多官能単量体又は単量体混合物
は、耐摩耗性を低下させることなく、硬化被膜の強靱
性、密着性を改善する成分である。(A)成分のみから
形成される硬化被膜は、耐摩耗性は優れるものの密着性
が十分でなく、またクラック等が発生し易く、実用的な
硬化被膜の形成は困難である。
【0026】(B)成分の具体例としては、ビス(2−
アクリロキシエチル)−ヒドロキシエチル−イソシアヌ
レート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、
1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,9−ノナ
ンジオールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジ
アクリレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリ
コールジアクリレート、ウレタンアクリレートなどの2
官能性単量体;トリメチロールプロパントリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリス
(アクリロキシエチル)イソシアヌレート、ジトリメチ
ロールプロパンテトラアクリレート、ペンタエリスリト
ールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキ
サアクリレート、ウレタンアクリレート、多価アルコー
ルと多塩基酸及び(メタ)アクリル酸とから合成される
エステル化合物、例えばトリメチロールエタン/コハク
酸/アクリル酸=2/1/4モルから合成されるエステ
ル化合物等の3官能以上の多官能単量体等が挙げられ
る。他には、UV.EB硬化ハンドブック−原料編(高
分子刊行会)に記載してあるものを挙げることができ
る。
【0027】これらの多官能単量体の中でも、ビス(2
−アクリロキシエチル)−ヒドロキシエチルイソシアヌ
レート、トリス(アクリロキシエチル)イソシアヌレー
トが硬化被膜の強靱性、耐候性及び耐久性の改善効果が
大きいため特に好ましいものである。さらに、この両方
の多官能単量体に1,9−ノナンジオールジアクリレー
トの3種を併用した単量体混合物が耐候性、耐久性及び
基材との密着性に優れるため特に好ましい。
【0028】(B)成分の使用割合は(A)成分及び
(B)成分からなる被覆材組成物中100重量部中、9
5〜50重量部、好ましくは90〜60重量部である。
(B)成分の使用割合が被覆材組成物中、50重量部未
満では十分な強靱性、密着性、耐熱性及び耐候性を有す
る硬化被膜が得られず、逆に、95重量部を超えると耐
摩耗性が低下する。
【0029】(C)成分について 本発明の被覆材組成物には光重合開始剤(C)成分を配
合する。(C)成分の具体例としては、ベンゾイン、ベ
ンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、
ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチ
ルエール、アセトイン、ブチロイン、トルオイン、ベン
ジル、ベンゾフェノン、p−メトキシベンゾフェノン、
ジエトキシアセトフェノン、α,α−ジメトキシ−α−
フェニルアセトフェノン、メチルフェニルグリオキシレ
ート、エチルフェニルグリオキシレート、4,4−ビス
(ジメチルアミノベンゾフェノン)、2−ヒドロキシ−
2−メチル−1−フェニルプロパン−1−オン、1−ヒ
ドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、1−(4−イ
ソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプ
ロパン−1−オン等のカルボニル化合物;テトラメチル
チウラムジスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフ
ィド等の硫黄化合物;アゾビスイソブチロニトリル、ア
ゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル等のアゾ化合
物;ベンゾイルパーオキシド、ジターシャリーブチルパ
ーオキシド等のパーオキシド化合物;2,4,6−トリ
メチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキサイド等の
ホスフィンオキサイド化合物を挙げることができる。
【0030】光重合開始剤(C)成分の中でも、2,
4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオ
キサイドと他の光重合開始剤を併用して用いることが、
耐候性、耐久性の面で好ましい。
【0031】(C)成分の使用割合は、(A)成分と
(B)成分との合計100重量部に対して0.01〜5
重量部、好ましくは0.1〜3重量部である。(C)成
分の使用割合が5重量部を超えると硬化被膜の着色や耐
候性が低下する。
【0032】以上が本発明の被覆材組成物を構成する必
須な成分であるが、さらに、耐候性及び耐久性を改善す
る目的で本発明の被覆材組成物に紫外線吸収剤及び光安
定剤を添加することができる。使用される紫外線吸収剤
は特に限定されず、被覆材組成物に均一に溶解し、かつ
その耐候性が良好なものであれば使用可能であるが、被
覆材組成物に対する良好な溶解性及び耐候性改善効果と
いう点から、ベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾール
系、サリチル酸フェニル系、安息香酸フェニル系から誘
導された化合物で、それらの最大吸収波長が240〜3
80nmの範囲である紫外線吸収剤が好ましい。特に、
被覆材組成物に多量に含有させることができるという点
からベンゾフェノン系の紫外線吸収剤が、またポリカー
ボネート等の基材の黄変を防ぐことができるという点か
ら、ベンゾトリアゾール系の紫外線吸収剤が好ましい。
【0033】紫外線吸収剤の具体例としては、2−ヒド
ロキシベンゾフェノン、5−クロロ−2−ヒドロキシベ
ンゾフェノン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、
2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒ
ドロキシ−4−オクチロキシベンゾフェノン、4−ドデ
シロキシ−2−ヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロ
キシ−4−オクタデシロキシベンゾフェノン、2,2′
−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,
2′−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェ
ノン、フェニルサリシレート、p−tert.−ブチル
フェニルサリシレート、p−(1,1,3,3−テトラ
メチルブチル)フェニルサリシレート、3−ヒドロキシ
フェニルベンゾエート、フェニレン−1,3−ジベンゾ
エート、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)
ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−5−te
rt.−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−
(2−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert.−ブチルフ
ェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2−
ヒドロキシ−3,5−ジ−tert.−ブチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール、2−(2−ヒドロキシ−5−
tert.−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール等
が挙げられる。これらは2種以上を組み合わせて使用し
てもよい。
【0034】光安定剤としてヒンダードアミン系光安定
剤を使用することができる。この光安定剤は、紫外線吸
収剤と併用して用いることで、硬化被膜の耐候性をより
向上させる。ヒンダードアミン系光安定剤の具体例とし
ては、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−
ピペリジル)セバケート、ビス(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジル)セバケート、2−(3,5
−ジ−tert.−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)
−2−n−ブチルマロン酸ビス(1,2,2,6,6−
ペンタメチル−4−ピペリジル)等が挙げられるが、こ
れらの内、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−
4−ピペリジル)セバケート、ビス(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)セバケートが特に好ま
しい。
【0035】本発明の被覆材組成物には、さらに必要に
応じて、有機溶剤、酸化防止剤、黄変防止剤、ブルーイ
ング剤、顔料、レベリング剤、消泡剤、増粘剤、沈降防
止剤、帯電防止剤、防曇剤等の各種の添加剤が含まれて
いてもよい。
【0036】有機溶剤は被覆材組成物の均一溶解性、分
散安定性、さらには基材との密着性及び被膜の平滑性、
均一性などの面から、被覆材組成物中に配合して用いら
れ、有機溶剤として特に限定されるものではなく、上記
性能を満足するものであればよい。具体的には、アルコ
ール系、炭化水素系、ハロゲン化炭化水素系、エーテル
系、ケトン系、エステル系、多価アルコール誘導体等の
有機溶剤を挙げることができる。
【0037】本発明の被覆材組成物を基材に塗布するに
は、ハケ塗り、スプレーコート、ディップコート、スピ
ンコート、カーテンコートなどの方法が用いられる。
【0038】被覆材組成物の塗布量としては、硬化被膜
の膜厚が3〜30μm、好ましくは5〜25μm、特に
好ましくは8〜20μmである。硬化被膜の膜厚が3μ
m未満では十分な耐摩耗性が得られず、30μmを超え
る場合は、基材との密着性が低下したり、被膜にクラッ
クが発生しやすくなったりする。
【0039】基材に塗布された被膜を硬化させる手段と
しては、α,β及びγ線などの活性エネルギー線を照射
する公知の方法が用いられるが、本発明の被覆材組成物
を硬化させる手段としては紫外線を用いることが好まし
い。紫外線発生源としては実用的、経済性の面から紫外
線ランプが一般に用いられており、具体的には、低圧水
銀ランプ、高圧水銀ランプ、超高圧水銀ランプ、キセノ
ンランプ、メタルハライドランプなどが挙げられる。照
射する雰囲気は空気中でもよいし、窒素、アルゴン等の
不活性ガス中でもよい。
【0040】合成樹脂成形品表面に本発明の被覆材組成
物を塗布した後、紫外線放射エネルギーにて硬化させる
前に、硬化被膜の基材に対する密着性向上を目的とし
て、赤外線又は熱風乾燥炉を用いて、20℃〜120℃
で1分〜60分間の熱処理を行ってもよい。
【0041】本発明の被覆材組成物は、基材たる各種の
合成樹脂成形品の表面の改質に使用できるが、この合成
樹脂成形品としては、従来から耐摩耗性や耐候性等の改
善の要望のある各種の熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂が挙
げられる。具体例には、ポリメチルメタクリレート樹
脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ABS樹脂、アクリロニトリル−スチレン
共重合樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアリレート樹脂、ポ
リメタクリルイミド樹脂、ポリアリルジグリコールカー
ボネート樹脂などが挙げられる。なかんずく、ポリメチ
ルメタクリレート樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリス
チレン樹脂、ポリメタクリルイミド樹脂は、透明性に優
れ、かつ耐摩耗性改良要求も強いため、本発明の被覆材
組成物の基材として用いるのが特に有効である。また合
成樹脂成形品とは、これらの樹脂からなるシート状成形
品、フィルム状成形品、各種射出成形品などである。
【0042】
【実施例】以下の実施例により、本発明をさらに詳しく
説明する。なお、実施例中の評価は次のような方法で行
った。なお、例中の部は重量部を表わす。
【0043】1.耐摩耗性 (1)テーバー摩耗テスト ASTM D−1044に準拠し、摩耗輪CS−10
F、荷重500g、回転数500サイクルの条件で摩耗
テストを行った。摩耗した後、試料を中性洗剤を用いて
洗浄し、ヘーズメータで曇価を測定した。耐摩耗性は
(摩耗後の曇価−摩耗前の曇価)で示される。 (2)スチールウールテスト #000スチールウール(日本スチールウール(株)
製、ボンスター(登録商標))を1cm2 の円形パッド
に装着し、往復式摩耗試験機台上に保持された試料表面
にこのパッドを置いて荷重1,000g下で50サイク
ル摩耗した。この試料を中性洗剤を用いて洗浄し、ヘー
ズメータで曇価を測定した。耐摩耗性は(摩耗後の曇価
−摩耗前の曇価)で示される。
【0044】2.密着性 試料表面にカミソリで縦及び横にそれぞれ11本の1.
5mm間隔で基材に達する傷を入れ、100個のます目
をつくり、セロハンテープ(巾25mm、ニチバン
(株)製)をます目に対して圧着させて上方に急激には
がす。密着性の評価は、残存ます目数/全ます目数(1
00)で示す。
【0045】3.外観 (1)透明性 ASTM D−1003に準拠し、ヘーズメータを用い
て曇価で示す。 (2)クラック 目視で観察し、以下の判定基準とした。 ○…クラックの発生なし △…若干のクラックの発生あり ×…無数のクラックの発生あり
【0046】4.熱水性テスト 80℃の熱水に2時間浸漬し、次いで熱水から取り出し
た後、室温で1時間放置後、被膜の透明性とクラックに
ついて目視観察し、更に密着性について評価した。
【0047】5.耐候性テスト サンシャインウエザオメータ(スガ試験機(株)製、W
EL−SUN−DC型)を用い、ブラックパネル温度6
3℃、降雨12分/60分、サイクルの試験条件で2,
000時間加速暴露テストを行った。暴露終了サンプル
について透明性を曇価で示し、被膜のクラックについて
は目視にて観察し、さらに密着性について評価した。
【0048】実施例1 紫外線硬化性被覆材の調製(I) 攪拌棒、温度計及びコンデンサーを備えた3リットルの
4ツ口フラスコに、イソ−プロパノールシリカゾル(分
散媒:イソ−プロパノール,SiO2 濃度;30重量
%、一次粒子径;12mμ、商品名;IPA−ST、日
産化学工業(株)製)(以下、IPA−STと略称す
る。)2,000gと、3−メタクリロキシプロピルト
リメトキシシラン(商品名;A−174、日本ユニカー
(株)製)(以下、A−174と略称する。)382g
を入れ攪拌しながら昇温させ、揮発成分の還流が始まる
と同時に0.001規定の塩酸水溶液139gを徐々に
滴下させ、滴下終了後、還流下で2時間攪拌しながら加
水分解を行った。加水分解終了後、得られた液状物から
常圧下でアルコール及び水等の揮発成分を留出させ、脱
水量が理論値の70%となった時点でトルエン600g
を追加し共沸留出させた。更に、トルエン1,200g
を数回に分けて追加し、完全に溶媒置換を行い、トルエ
ンの分散系とした。このときの固形分(SiO2 600
gとA−174シラノール317gの合計量917g)
濃度は約60重量%であった。次に、反応系を昇温さ
せ、トルエンを留出させ脱水量が理論値の80%となっ
た時点で110℃で4時間反応を行った。なお、この反
応の過程で、固形分を約60重量%に保持するためにト
ルエンを数回に分けて追加し、固形分の調整を行った。
反応終了後、固形分量を高めるために、減圧下でトルエ
ン等揮発成分を留出させ、最終的な固形分を70重量%
とした。得られた紫外線硬化性被覆材(以下、反応液
(I)という。)は、濃褐色状でニュートン流体の透
明、粘稠な液体であり、25℃の粘度は8,000セン
チポイズであった。また、固形分濃度は、加熱残分
(%)で計算したところ71%であった。なお、加熱残
分(%)は、(加熱後の重量(g)/加熱前の重量
(g))×100(%)で示し、加熱条件は105℃で
3時間である。また、以下の実施例及び比較例における
固形分濃度は加熱残分(%)で示す。
【0049】実施例2 紫外線硬化性被覆材の調製(II) 実施例1の組成及び反応条件を用いて加水分解を行っ
た。加水分解終了後、得られた液状物から常圧下でアル
コール及び水等の揮発成分を留出させ、脱水量が理論値
の70%となった時点で酢酸n−ブチル600gを追加
し共沸留出させた。さらに、酢酸n−ブチル1200g
を数回に分けて追加し、完全に溶媒置換を行い、酢酸n
−ブチルの分散系とした。このときの固形分濃度は約6
5重量%であった。次に、反応系を昇温させ、酢酸n−
ブチルを留出させ、脱水量が理論値80%となった時点
で126℃で3時間反応を行った。なお、この反応の過
程で、固形分を約65重量%に保持するために酢酸n−
ブチルを数回に分けて追加し、固形分の調整を行った。
反応終了後、固形分量を高めるために減圧下で酢酸n−
ブチル等揮発成分を留出させ、最終的な固形分を約68
重量%とした。得られた紫外線硬化性被覆材(以下、反
応液(II)という。)は、濃橙色状でニュートン流体の
透明、粘稠な液体であり、25℃の粘度が約4,000
センチポイズであった。また、固形分濃度は加熱残分で
68%であった。
【0050】実施例3 紫外線硬化性被覆材の調製(III ) 実施例1の組成及び反応条件を用いて加水分解を行っ
た。加水分解終了後、得られた液状物から常圧下でアル
コール及び水等の揮発成分を留出させ、脱水量が理論値
の70%となった時点でメチルイソブチルケトン600
gを追加し共沸留出させた。さらに、メチルイソブチル
ケトン1,200gを数回に分けて追加し、完全に溶媒
置換を行い、メチルイソブチルケトンの分散系とした。
このときの固形分濃度は約60重量%であった。次に、
反応系を昇温させ、メチルイソブチルケトンを留出さ
せ、脱水量が理論値80%となった時点で116℃で4
時間反応を行った。なお、この反応の過程で、固形分を
約60重量%に保持するためにメチルイソブチルケトン
を数回に分けて追加し、固形分の調整を行った。反応終
了後、固形分を高めるために、減圧下でメチルイソブチ
ルケトン等揮発成分を留出させ、最終的な固形分を約6
9重量%とした。得られた紫外線硬化性被覆材(以下、
反応液(III )という。)は、濃い橙色のニュートン流
体の透明、粘稠な液体であり、25℃の粘度は約2,5
00センチポイズであった。また、固形分濃度は加熱残
分で69%であった。
【0051】比較例1 紫外線硬化性被覆材の調製(IV) IPA−ST1,000g、A−174 191g及び
0.001規定の塩酸水溶液69.5gを攪拌棒、温度
計及びコンデンサーを備えた2リットルの4ツ口フラス
コに入れ、常温で4時間攪拌しながら加水分解を行っ
た。加水分解後、この液状物を常温で2日間放置し、熟
成させた後、固形分濃度を調整するために、40℃の減
圧下においてアルコール及び水を留出させた。得られた
反応液(以下、反応液(IV)という。)は、淡い桃色の
透明液体で、25℃の粘度は約150センチポイズであ
り、固形分濃度は加熱残分で70%であった。
【0052】比較例2 紫外線硬化性被覆材の調製(V) IPA−ST1,000g及びA−174 191gを
比較例1で使用したのと同一の4ツ口フラスコに入れ、
常温で4時間攪拌して加水分解を行った。加水分解後、
この液状物を常温で4日間放置して熟成させた。得られ
た反応液(以下、反応液(V)という。)は無色透明
で、25℃の粘度は5センチポイズであり、固形分濃度
は加熱残分で37%であった。
【0053】比較例3 紫外線硬化性被覆材の調製(VI) IPA−ST1,000g及びA−174 191gを
比較例1で使用したのと同一の4ツ口フラスコに入れ、
攪拌しながら昇温した。揮発成分の還流が始まると同時
に、0.001規定の塩酸水溶液69.5gを徐々に滴
下し、滴下終了後、攪拌を続けながら還流下で2時間加
水分解を行った。加水分解終了後、得られた液状物を常
圧下で水及びアルコール等の揮発成分を留出させ、脱水
量が理論値の40%となるまで留出させた。引続き残り
の揮発成分を還流下(80〜83℃)で還流させながら
2時間反応させた。得られた反応液(以下、反応液(V
I)という。)は、桃色の透明液体で、25℃の粘度は
100センチポイズであり、固形分濃度は加熱残分で6
6.5%であった。
【0054】比較例4 紫外線硬化性被覆材の調製(VII ) 比較例3の組成及び反応条件を用いて加水分解を行っ
た。加水分解終了後、得られた液状物から常圧下でアル
コール及び水等の揮発成分を留出させ、脱水量が理論値
の70%となった時点でトルエン300gを追加し共沸
留出させた。さらに、トルエン600gを数回に分けて
追加し、完全に溶媒置換を行い、トルエンの分散系とし
た。このときの固形分濃度は約65重量%であった。次
に、反応系を昇温させ、トルエンを留出させながら、1
10℃で反応を続けたところ、高粘度状態となり、最後
にゲル化した。この時の固形分濃度は加熱残分で96%
であった。
【0055】比較例5 紫外線硬化性被覆材の調製(VIII) IPA−ST300g、A−174 57.3g及び
0.001規定塩取水溶液12.5gを用いて、比較例
3と同様にして加水分解を行った。加水分解終了後、得
られた液状物から常圧下でアルコール及び水等の揮発成
分を留出させ、脱水量が理論値の70%となった時点で
酢酸n−ブチル200gを追加し共沸留出させた。さら
に、酢酸n−ブチル1500gを数回に分けて追加し、
完全に溶媒置換を行い、酢酸n−ブチルの分散系とし
た。このときの固形分濃度は約10重量%であった。次
に、反応系の温度を90℃に保持し、2時間反応させ
た。得られた反応液(以下、反応液(VIII)という。)
は、橙色の透明液体で25℃の粘度は2.5センチポイ
ズであった。また、固形分濃度は加熱残分で13.8%
であった。
【0056】比較例6 紫外線硬化性被覆材の調製(IX) 比較例3の組成及び反応条件を用いて加水分解を行っ
た。加水分解終了後、得られた液状物から常圧下でアル
コール及び水等の揮発成分を留出させ、脱水量が理論値
の70%となった時点でエチルセロソルブ300gを追
加し共沸留出させた。さらに、エチルセロソルブ600
gを数回に分けて追加し、完全に溶媒置換を行い、エチ
ルセロソルブの分散系とした。このときの固形分濃度は
約65重量%であった。次に、反応系を昇温させ、12
0℃で2時間反応を行った。得られた紫外線硬化性被覆
材(以下、反応液(IX)という。)は、橙色の透明液
で、25℃の粘度は80センチポイズであった。また、
固形分濃度は加熱残分で63%であった。
【0057】比較例7 紫外線硬化性被覆材の調製(X) IPA−ST 250g(SiO2 75g)、A−17
4 361.2g及び0.001規定塩酸水溶液78.
6gを用いて、比較例3と同様にして加水分解を行っ
た。加水分解終了後、常圧下でアルコール及び水等の揮
発成分を留出させ、脱水量が理論値の70%となった時
点でトルエン300gを追加し共沸留出させた。さら
に、トルエン600gを数回に分けて追加し、完全に溶
媒置換を行い、トルエンの分散系とした。このときの固
形分濃度は約85重量%であった。次に、反応系を昇温
させ、90℃で4時間反応を行った。得られた紫外線硬
化性被覆材(以下、反応物(X)という。)は、淡褐色
透明液体で25℃の粘度は、250センチポイズであっ
た。また、固形分濃度は加熱残分で82%であった。
【0058】実施例4 紫外線硬化性被覆材の調製(XI) 実施例1の4ツ口フラスコに、メタシリカゾル(分散
媒;メタノール、SiO2 濃度30重量%、一次粒子
径;12μm、商品名;メタノールシリカゾル、日産化
学工業(株)製)2,000g、A−174 382.
9gを入れ、実施例1の方法に準じて加水分解を行っ
た。加水分解終了後、得られた液状物から常圧下でアル
コール及び水等の揮発成分を留出させ、脱水量が理論値
の70%となった時点でトルエン600gを追加し共沸
留出させた。さらに、トルエン1200gを数回に分け
て追加し、完全に溶媒置換を行い、トルエンの分散系と
した。このときの固形分濃度は約70重量%であった。
次に、反応系を昇温させ、トルエンを留出させ、脱水量
が理論値の80%となった時点で85℃で4時間反応を
行った。なお、この反応の過程で、固形分を約70%に
保持するためにトルエンを数回に分けて追加し、固形分
の調整を行った。反応終了後、固形分を高めるために、
減圧下でトルエン等揮発成分を留出させ、最終的な固形
分を80重量%とした。得られた紫外線硬化性被覆材
(以下、反応液(XI)という。)は、橙色のニュートン
流体を示す透明液体であり、25℃の粘度は2,500
センチポイズであった。また、固形分濃度は加熱残分で
82%であった。
【0059】実施例5〜12、比較例8〜16 上記実施例及び比較例で得られた反応液を用いて、表1
に示すように組成を有する被覆材組成物を調製したた。
次いで、この被覆材組成物をポリカーボネート樹脂(商
品名レキサンLS−2、色調111クリヤー、G.
E.,社製)の射出成形板(100mm×100m×3
mm(厚さ))にスプレー塗布し、室温で10分間放置
した後、熱風乾燥機中65℃で5分間熱処理した。次い
で、これを空気雰囲気下において高圧水銀灯(アイグラ
フィック社製)を用い、2,000mJ/cm2 (波長
320〜380nmの紫外線積算エネルギー量)の紫外
線を照射し、硬化被膜の厚さが13μmの耐摩耗性被膜
を表面に有するポリカーボネート樹脂の射出成形板を得
た。得られた評価結果を表2に示す。
【0060】実施例11 上記実施例1で得られた反応液(I)を用いて、表1に
示すような組成を有する被覆材組成物を調製した。次い
で、この被覆材組成物をメタクリル樹脂(アクリペット
VH、色調001、三菱レイヨン(株)製)の射出成形
板(100mm×100mm×3mm(厚さ))にスプ
レー塗布し、室温で10分間放置した後、熱風乾燥機中
60℃で5分間熱処理した。次いで、これを空気雰囲気
下において高圧水銀灯(アイグラフィック社製)を用
い、1600mJ/cm2 の紫外線を照射し、硬化被膜
の厚さが12μmの耐摩耗性被膜を表面に有するメタク
リル樹脂の射出成形板を得た。得られた評価結果を表2
に示す。
【0061】実施例12 上記実施例1で得られた反応液(I)を用いて、表1に
示すような組成を有する被覆材組成物を調製した。次い
で、この被覆材組成物をポリメタクリルイミド樹脂(P
50S 05、色調003、三菱レイヨン(株)製)の
射出成形板(100mm×120mm×3mm(厚
さ))に浸漬塗布し、室温で5分間放置した後、熱風乾
燥機中60℃で5分間熱処理した。次いで、これを空気
雰囲気下において高圧水銀灯(アイグラフィック社製)
を用い、2000mJ/cm2 の紫外線を照射し、硬化
被膜の厚さが10μmの耐摩耗性被膜を表面に有するポ
リメタクリルイミド樹脂の射出成形板を得た。得られた
評価結果を表2に示す。なお、表1中の略記号は以下の
化合物を表わす。
【0062】FA−731A:トリス(アクリロキシエ
チル)イソシアヌレート(日立化成工業(株)製) M−215:ビス(2−アクリロキシエチル)−ヒドロ
キシエチルイソシアヌレート(東亜合成化学工業(株)
製) C9 −DA:1,9−ノナンジオールジアクリレリート
(商品名ビスコート#260、大阪有機化学工業(株)
製) Lucirin−TPO:2,4,6−トリメチルベン
ゾイルジフェニルホスフィンオキサイド(BASF社
製) バイキュアー55:メチルフェニルグリオキシド(スト
ウファー社製) チヌビン−PS:2−(ヒドロキシ−5−t−ブチルフ
ェニル)ベンゾトリアゾール(チバガイギー社製) サノールLS−770:ビス(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)セバケート(三共(株)製)
【0063】
【表1】
【0064】
【表2】
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の製法によ
り得られた紫外線硬化性被覆材及びそれを用いた被覆材
組成物は、硬化性に優れるばかりでなく、合成樹脂成形
品の耐摩耗性改善効果に優れるものであり、耐久性、耐
候性の要求の強い自動車関連部品、特に前照灯用レンズ
カバーやテールランプあるいはサイドランプなどの用途
に特に有用である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a−1)コロイダルシリカ微粒子(固
    形分)40〜90重量%と、(a−2)下記の一般式
    (I) 【化1】 (式中、XはCH2 =CH−COO−基、CH2 =C
    (CH3 )−COO−基、又はCH2 =CH−基、R1
    は炭素数0〜8のアルキレン基、R2 ,R3 は炭素数1
    〜8のアルキル基、aは1〜3の正の整数、bは0〜2
    の正の整数、a+bは1〜3の整数を表わす。)で示さ
    れる単量体の加水分解物(固形分)60〜10重量%
    (合計100重量%)とを極性溶媒存在下に、脱水量が
    理論値の30〜80%となった時点でコロイダルシリカ
    の分散媒を非極性溶媒で置換し、さらに非極性溶媒中、
    固形分30〜90重量%の状態で、縮合反応させること
    を特徴とする紫外線硬化性被覆材の製法。
  2. 【請求項2】 (A)請求項1記載の紫外線硬化性被覆
    材(固形分)5〜50重量部、 (B)1分子中に2個以上の(メタ)アクリロイルオキ
    シ基を有する多官能単量体又は単量体混合物95〜50
    重量部、及び (C)光重合開始剤0.01〜5重量部(上記(A)成
    分と上記(B)成分との合計100重量部に対して)か
    らなることを特徴とする耐摩耗性被覆材組成物。
JP27884493A 1993-10-13 1993-10-13 紫外線硬化性被覆材の製法及びそれを用いた耐摩耗性被覆材組成物 Expired - Lifetime JP3545439B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27884493A JP3545439B2 (ja) 1993-10-13 1993-10-13 紫外線硬化性被覆材の製法及びそれを用いた耐摩耗性被覆材組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27884493A JP3545439B2 (ja) 1993-10-13 1993-10-13 紫外線硬化性被覆材の製法及びそれを用いた耐摩耗性被覆材組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07109355A true JPH07109355A (ja) 1995-04-25
JP3545439B2 JP3545439B2 (ja) 2004-07-21

Family

ID=17602941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27884493A Expired - Lifetime JP3545439B2 (ja) 1993-10-13 1993-10-13 紫外線硬化性被覆材の製法及びそれを用いた耐摩耗性被覆材組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3545439B2 (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997011129A1 (en) * 1995-09-20 1997-03-27 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Coating composition forming wear-resistant coat and article covered with the coat
US5635544A (en) * 1992-11-27 1997-06-03 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Process for preparing a UV-curable coating material and anti-abrasion coating composition
JP2000103887A (ja) * 1998-09-25 2000-04-11 Dainippon Printing Co Ltd プラスチック基材フィルム用ハードコート膜、ハードコートフィルム、コーティング溶液、プラスチック基材フィルム用ハードコート膜の形成方法、反射防止フィルム、熱線反射フィルム、及び紫外線遮蔽フィルム
JP2002511509A (ja) * 1998-04-09 2002-04-16 インスティトゥート フィア ノイエ マテリアーリエン ゲマインニュッツィゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクタ ハフトゥンク ナノ構造の成形体及び層並びに安定な水溶性前駆物質を用いたその製造方法
JP2002129066A (ja) * 2000-10-21 2002-05-09 Degussa Ag 放射線硬化性塗装系
JP2002322301A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Lintec Corp ハードコートシート
KR100393741B1 (ko) * 2000-10-18 2003-08-09 주식회사 큐시스 전기 전도성 마이크로겔을 함유한 자외선 경화형하드코팅제 및 이의용도
KR100650152B1 (ko) * 2005-11-02 2006-11-27 나노캠텍주식회사 광경화형 대전방지 하드코팅 조성물 및 이를 이용한대전방지 시트 및 전자부품용 대전방지 트레이
JP2007138144A (ja) * 2005-10-18 2007-06-07 Hitachi Chem Co Ltd シリカ系被膜形成用組成物
JP2008001870A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Harada Toso Kogyosho:Kk シリコン含有樹脂コーティング組成物
KR100841017B1 (ko) * 1999-09-09 2008-06-24 다다히로 오미 고효율 기체 온습도 조정용 장치 및 조정 방법
WO2011048775A1 (ja) * 2009-10-21 2011-04-28 株式会社豊田自動織機 車両用部材およびその製造方法
WO2011048776A1 (ja) * 2009-10-21 2011-04-28 株式会社豊田自動織機 硬化型コーティング剤組成物
JP2011173945A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Mitsubishi Rayon Co Ltd 被膜用シリカゾルの製造方法、被膜用組成物、被膜、被膜を表層に有する樹脂積層体、及びその製造方法
JP2013035274A (ja) * 2011-07-13 2013-02-21 Kansai Paint Co Ltd 積層体及び積層体の製造方法
US8426027B2 (en) 2008-03-27 2013-04-23 Fujikura Kasei Co., Ltd. Composition for coating plastic substrate, coating film formed therefrom, and formed body
WO2013161866A1 (ja) * 2012-04-25 2013-10-31 三菱レイヨン株式会社 積層体及び製造方法
JP2014005393A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Yokohama Rubber Co Ltd:The 硬化性樹脂組成物
WO2018003880A1 (ja) * 2016-07-01 2018-01-04 三菱ケミカル株式会社 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5635544A (en) * 1992-11-27 1997-06-03 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Process for preparing a UV-curable coating material and anti-abrasion coating composition
WO1997011129A1 (en) * 1995-09-20 1997-03-27 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Coating composition forming wear-resistant coat and article covered with the coat
US6306502B1 (en) 1995-09-20 2001-10-23 Mitsubishi Rayon Co., Ltd. Coating composition forming wear-resistant coat and article covered with the coat
JP2002511509A (ja) * 1998-04-09 2002-04-16 インスティトゥート フィア ノイエ マテリアーリエン ゲマインニュッツィゲ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクタ ハフトゥンク ナノ構造の成形体及び層並びに安定な水溶性前駆物質を用いたその製造方法
JP2000103887A (ja) * 1998-09-25 2000-04-11 Dainippon Printing Co Ltd プラスチック基材フィルム用ハードコート膜、ハードコートフィルム、コーティング溶液、プラスチック基材フィルム用ハードコート膜の形成方法、反射防止フィルム、熱線反射フィルム、及び紫外線遮蔽フィルム
KR100841017B1 (ko) * 1999-09-09 2008-06-24 다다히로 오미 고효율 기체 온습도 조정용 장치 및 조정 방법
KR100393741B1 (ko) * 2000-10-18 2003-08-09 주식회사 큐시스 전기 전도성 마이크로겔을 함유한 자외선 경화형하드코팅제 및 이의용도
JP2002129066A (ja) * 2000-10-21 2002-05-09 Degussa Ag 放射線硬化性塗装系
JP2002322301A (ja) * 2001-04-25 2002-11-08 Lintec Corp ハードコートシート
JP2007138144A (ja) * 2005-10-18 2007-06-07 Hitachi Chem Co Ltd シリカ系被膜形成用組成物
KR100650152B1 (ko) * 2005-11-02 2006-11-27 나노캠텍주식회사 광경화형 대전방지 하드코팅 조성물 및 이를 이용한대전방지 시트 및 전자부품용 대전방지 트레이
JP2008001870A (ja) * 2006-06-26 2008-01-10 Harada Toso Kogyosho:Kk シリコン含有樹脂コーティング組成物
US8426027B2 (en) 2008-03-27 2013-04-23 Fujikura Kasei Co., Ltd. Composition for coating plastic substrate, coating film formed therefrom, and formed body
US8642178B2 (en) 2009-10-21 2014-02-04 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Vehicle member and process for producing the same
JP2011088995A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Toagosei Co Ltd 硬化型コーティング剤組成物
JP2011088054A (ja) * 2009-10-21 2011-05-06 Toyota Industries Corp 車両用部材およびその製造方法
WO2011048776A1 (ja) * 2009-10-21 2011-04-28 株式会社豊田自動織機 硬化型コーティング剤組成物
US8940808B2 (en) 2009-10-21 2015-01-27 Kabushiki Kaisha Toyota Jidoshokki Curable coating agent composition
WO2011048775A1 (ja) * 2009-10-21 2011-04-28 株式会社豊田自動織機 車両用部材およびその製造方法
JP2011173945A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Mitsubishi Rayon Co Ltd 被膜用シリカゾルの製造方法、被膜用組成物、被膜、被膜を表層に有する樹脂積層体、及びその製造方法
JP2013035274A (ja) * 2011-07-13 2013-02-21 Kansai Paint Co Ltd 積層体及び積層体の製造方法
WO2013161866A1 (ja) * 2012-04-25 2013-10-31 三菱レイヨン株式会社 積層体及び製造方法
JPWO2013161866A1 (ja) * 2012-04-25 2015-12-24 三菱レイヨン株式会社 積層体及び製造方法
JP2014005393A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Yokohama Rubber Co Ltd:The 硬化性樹脂組成物
WO2018003880A1 (ja) * 2016-07-01 2018-01-04 三菱ケミカル株式会社 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法
JPWO2018003880A1 (ja) * 2016-07-01 2019-04-18 三菱ケミカル株式会社 活性エネルギー線硬化性樹脂組成物、樹脂成形品および樹脂成形品の製造方法
US11248065B2 (en) 2016-07-01 2022-02-15 Mitsubishi Chemical Corporation Active energy ray-curable resin composition, resin molded article, and method for producing resin molded article

Also Published As

Publication number Publication date
JP3545439B2 (ja) 2004-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3747065B2 (ja) 耐摩耗性被膜形成被覆組成物及び該被膜被覆物品
JPH07109355A (ja) 紫外線硬化性被覆材の製法及びそれを用いた耐摩耗性被覆材組成物
US5104929A (en) Abrasion resistant coatings comprising silicon dioxide dispersions
US5449702A (en) Coating composition and process for producing abrasion-resistant synthetic resin molded articles
US5635544A (en) Process for preparing a UV-curable coating material and anti-abrasion coating composition
JPWO1997011129A1 (ja) 耐摩耗性被膜形成被覆組成物及び該被膜被覆物品
WO1995021220A1 (en) Coating composition and surface-coated molding produced therewith
WO2008098872A1 (en) High refractive index hard coat
JPH0211665A (ja) コーティング組成物
JPH09157315A (ja) 紫外線硬化型樹脂原料組成物、それにより表面改質された樹脂成形品およびその成形品の製造方法
JP4372268B2 (ja) コーティング剤、および被覆層を有する樹脂成形品
JP3436492B2 (ja) 耐摩耗性薄膜を有する薄型物品、及び光学ディスク
JP3218132B2 (ja) 表面硬化皮膜の形成方法
JP3247266B2 (ja) 被覆用組成物、それを用いた表面被覆成形物、及びその製造方法
JP3819245B2 (ja) 被覆用硬化性組成物、被覆物品、および自動車用外板
JP3096862B2 (ja) 活性エネルギ−線硬化性塗料組成物
US5494645A (en) Process for producing abrasion-resistant synthetic resin molded articles
JP3782670B2 (ja) 被覆用硬化性組成物、被覆物品、自動車用外板、および活性エネルギー線硬化性組成物
JP3088511B2 (ja) 被覆用組成物及び表面被覆物品
JP3072193B2 (ja) 被覆用組成物及び表面被覆物品
EP0331087A2 (en) Ultraviolet-curing coating composition and production process of molded plastic article having hardened coating of modified surface characteristics
JPH05320289A (ja) 活性エネルギ−線硬化性被覆材組成物
JP3182660B2 (ja) 制電性被覆材組成物
JP3984424B2 (ja) 上塗り塗膜の形成方法、被覆物品、および自動車用外板
JPH05179160A (ja) 制電性被覆材組成物

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040330

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040408

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080416

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090416

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100416

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110416

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120416

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 9

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 9

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term