JPH07109399B2 - 粉粒体見掛密度の自動測定方法及びその装置 - Google Patents
粉粒体見掛密度の自動測定方法及びその装置Info
- Publication number
- JPH07109399B2 JPH07109399B2 JP2289406A JP28940690A JPH07109399B2 JP H07109399 B2 JPH07109399 B2 JP H07109399B2 JP 2289406 A JP2289406 A JP 2289406A JP 28940690 A JP28940690 A JP 28940690A JP H07109399 B2 JPH07109399 B2 JP H07109399B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- granular material
- powder
- weight
- sample container
- apparent density
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
本発明は、粉粒体の見掛密度を連続的に自動測定するよ
うにした粉粒体見掛密度の自動測定方法及びその装置に
関する。
うにした粉粒体見掛密度の自動測定方法及びその装置に
関する。
粉粒体見掛密度の測定方法は、日本工業規格の金属粉の
見掛密度試験方法(JISZ2504)に規定されている。この
見掛密度試験方法は、100gの試料を105±5℃で1時間
乾燥してから底部に孔径2.5mmのオリフィスを有する漏
斗に注ぎ、この漏斗から25cm3の容器に溢れるまで流し
込み盛り上がった試料をヘラで擦り切ってから容器内の
試料重量を容器体積(25cm3)で除して見掛密度を算出
する。 このように、粉粒体の見掛密度の測定方法においては、
試料の前処理が1時間と長いこと、余剰試料をヘラで擦
り切る場合に個人差があり、重量誤差が生じ易いことか
ら正確な見掛密度及び流動度の測定が困難であると共
に、全ての工程に作業者が介在しており、測定時間が長
く作業能率が悪いという問題点があった。 そこで、上記問題点を解決するために、特開昭57-53640
号公報、特開昭57-70429号公報、特開昭60-22644号公報
及び特開平1-129134号公報に記載されているように粉粒
体の見掛密度或いは見掛密度及び粒度分布を自動的に測
定する装置が提案されている。
見掛密度試験方法(JISZ2504)に規定されている。この
見掛密度試験方法は、100gの試料を105±5℃で1時間
乾燥してから底部に孔径2.5mmのオリフィスを有する漏
斗に注ぎ、この漏斗から25cm3の容器に溢れるまで流し
込み盛り上がった試料をヘラで擦り切ってから容器内の
試料重量を容器体積(25cm3)で除して見掛密度を算出
する。 このように、粉粒体の見掛密度の測定方法においては、
試料の前処理が1時間と長いこと、余剰試料をヘラで擦
り切る場合に個人差があり、重量誤差が生じ易いことか
ら正確な見掛密度及び流動度の測定が困難であると共
に、全ての工程に作業者が介在しており、測定時間が長
く作業能率が悪いという問題点があった。 そこで、上記問題点を解決するために、特開昭57-53640
号公報、特開昭57-70429号公報、特開昭60-22644号公報
及び特開平1-129134号公報に記載されているように粉粒
体の見掛密度或いは見掛密度及び粒度分布を自動的に測
定する装置が提案されている。
しかしながら、上記従来の各粉粒体見掛密度の自動測定
装置にあっては、試料容器として前述したJISZ2504に準
拠して幅広投入口を有する有底円筒状に形成された試料
容器を採用しているので、この試料容器に粉粒体を溢れ
るまで投入したときに、その上部の余剰試料の重量が試
料容器内の試料に対して占める重量の比が比較的多く、
余剰試料を排除しないと見掛密度の測定値の精度が極端
に低下することになる。この結果、余剰試料を排除する
工程と排除機構を必要とし、装置が複雑高価となると共
に、上部の余剰試料を排除するまでの間に、試料容器が
振動すると余剰試料の一部が容器内に追加充填されて見
掛密度が変化し、振動の多い環境では測定の信頼性,再
現性が低下するという未解決の課題があった。 そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目し
てなされたものであり、余剰試料の排除を行うことな
く、またそのための排除機構を設けることなく、しかも
振動の多い環境でも測定の信頼性,再現性を向上するこ
とができる粉粒体見掛密度の自動測定方法及びその装置
を提供することを目的としている。
装置にあっては、試料容器として前述したJISZ2504に準
拠して幅広投入口を有する有底円筒状に形成された試料
容器を採用しているので、この試料容器に粉粒体を溢れ
るまで投入したときに、その上部の余剰試料の重量が試
料容器内の試料に対して占める重量の比が比較的多く、
余剰試料を排除しないと見掛密度の測定値の精度が極端
に低下することになる。この結果、余剰試料を排除する
工程と排除機構を必要とし、装置が複雑高価となると共
に、上部の余剰試料を排除するまでの間に、試料容器が
振動すると余剰試料の一部が容器内に追加充填されて見
掛密度が変化し、振動の多い環境では測定の信頼性,再
現性が低下するという未解決の課題があった。 そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目し
てなされたものであり、余剰試料の排除を行うことな
く、またそのための排除機構を設けることなく、しかも
振動の多い環境でも測定の信頼性,再現性を向上するこ
とができる粉粒体見掛密度の自動測定方法及びその装置
を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る粉粒体見掛密
度の自動測定方法は、既知の容積の試料容器に充填され
た粉粒体試料の重量を自動測定して粉粒体の見掛密度を
求める粉粒体見掛密度の自動測定方法において、粉粒体
製造設備で製造された粉粒体の一部を粉粒体採取手段に
より採取し、採取された粉粒体試料を、前記粉粒体採取
手段下部の供給ノズルを介して、投入口が細径の試料容
器内に、該試料容器重量を連続測定しつつ流下させ、所
定時間毎の重量変化量が予め設定した設定変化量以下に
なったときに、試料容器の試料充填後の重量をWd、試料
容器の空時の重量をWv、試料容器の容積をV、補正係数
をαとしたときの粉粒体の見掛密度Dを D={(Wd−Wv)/V}+α に基づいて算出することを特徴としている。 また、本発明に係る粉粒体見掛密度の自動測定装置は、
粉粒体の見掛密度を繰り返し自動測定する粉粒体見掛密
度の自動測定装置であって、粉粒体製造設備で製造され
た粉粒体の一部を採取し、細径の供給ノズルを介して流
下させる粉粒体採取手段と、該粉粒体採取手段の供給ノ
ズルから流下される粉粒体を受ける投入口が細径の試料
容器と、該試料容器を前記供給ノズルから流下される粉
粒体を受ける投入位置とこれに対して倒立して粉粒体を
排出する排出位置との間に反転させる反転手段と、前記
試料容器内の粉粒体重量を測定する重量測定手段と、該
重量測定手段で測定した粉粒体重量を所定時間毎に読み
込んで重量変化量を算出し、予め設定された設定変化量
と比較して、重量変化量が設定変化量以下になったとき
に粉粒体採取停止指令及び見掛密度演算開始指令を出力
する重量変化量監視手段と、前記見掛密度演算開始指令
を受けて前記重量測定手段で測定した前記試料容器内の
試料重量と当該試料容器の容積とから見掛密度を演算す
る演算手段とを備えたことを特徴としている。
度の自動測定方法は、既知の容積の試料容器に充填され
た粉粒体試料の重量を自動測定して粉粒体の見掛密度を
求める粉粒体見掛密度の自動測定方法において、粉粒体
製造設備で製造された粉粒体の一部を粉粒体採取手段に
より採取し、採取された粉粒体試料を、前記粉粒体採取
手段下部の供給ノズルを介して、投入口が細径の試料容
器内に、該試料容器重量を連続測定しつつ流下させ、所
定時間毎の重量変化量が予め設定した設定変化量以下に
なったときに、試料容器の試料充填後の重量をWd、試料
容器の空時の重量をWv、試料容器の容積をV、補正係数
をαとしたときの粉粒体の見掛密度Dを D={(Wd−Wv)/V}+α に基づいて算出することを特徴としている。 また、本発明に係る粉粒体見掛密度の自動測定装置は、
粉粒体の見掛密度を繰り返し自動測定する粉粒体見掛密
度の自動測定装置であって、粉粒体製造設備で製造され
た粉粒体の一部を採取し、細径の供給ノズルを介して流
下させる粉粒体採取手段と、該粉粒体採取手段の供給ノ
ズルから流下される粉粒体を受ける投入口が細径の試料
容器と、該試料容器を前記供給ノズルから流下される粉
粒体を受ける投入位置とこれに対して倒立して粉粒体を
排出する排出位置との間に反転させる反転手段と、前記
試料容器内の粉粒体重量を測定する重量測定手段と、該
重量測定手段で測定した粉粒体重量を所定時間毎に読み
込んで重量変化量を算出し、予め設定された設定変化量
と比較して、重量変化量が設定変化量以下になったとき
に粉粒体採取停止指令及び見掛密度演算開始指令を出力
する重量変化量監視手段と、前記見掛密度演算開始指令
を受けて前記重量測定手段で測定した前記試料容器内の
試料重量と当該試料容器の容積とから見掛密度を演算す
る演算手段とを備えたことを特徴としている。
本発明においては、粉粒体の見掛密度を測定するに当た
って、粉粒体採取手段によって、粉粒体製造設備で製造
された粉粒体の一部を採取し、これを細径の供給ノズル
から流下させる。この供給ノズルの下側には、投入口を
細径とした例えばフラスコ状の試料容器が配設され、こ
の試料容器重量を連続的に測定しつつ、試料容器内に供
給ノズルから流下した粉粒体が投入口から溢れるまで投
入される。投入中は、前記試料容器の重量は、或る速度
で増え続け、所定時間毎の重量変化量が大きな値となる
が、粉粒体が投入口から溢れ、投入口上端より上に堆積
した試料の山から試料が周辺に流れ落ちるようになる
と、試料容器の重量はもう増加しなくなり、所定時間毎
の重量変化量が予め設定した設定変化量以下になって、
充填終了が検知できる。 ここで、試料容器の投入口は細径であるので、粉粒体を
投入口から溢れさせたときに、その上部に残留する余剰
試料の重量は、試料容器内に収納された試料の重量に比
較して遥かに少なくなり、余剰試料が見掛密度の測定精
度に与える影響は無視することができ、余剰試料を排除
する必要がなく、従って排除機構を設ける必要がない。 また、余剰試料の量が、従来の広口容器に充填する場合
に比べて極めて少なく、振動の多い環境下でも余剰試料
が試料容器内へ圧密充填される量が少なく振動による見
掛密度の変化も少ない。そして、重量測定手段で、試料
を収容した試料容器の重量を測定し、この測定重量から
空の試料容器の重量を減算して試料重量を求め、これを
試料容器の容積又はこれに必要に応じて所定の補正値を
加算した値で除することにより、見掛密度を算出するこ
とができる。さらに、求めた見掛密度は、補正係数を加
えて、JISZ2504で規格される測定法による測定値へ補正
される。 なお、本発明装置においては、重量測定手段で測定した
粉粒体重量を所定時間毎に読み込んで重量変化量を算出
し、予め設定された設定変化量と比較して、重量変化量
が設定変化量以下になったときに粉粒体採取停止指令及
び見掛密度演算開始指令を出力する重量変化量監視手段
と、前記見掛密度演算開始信号を受けて前記重量測定手
段で測定した前記試料容器内の試料重量と当該試料容器
の容積とから見掛密度を演算する演算手段とを備えたの
で、試料容器への粉粒体の充填終了を簡単に、自動的に
検出し、速やかに粉粒体採取を停止し、見掛密度を演算
すると共に次の段階に移行することができる。 そして、重量測定手段での重量測定が終了したら反転手
段によって試料容器を反転倒立させることにより、試料
容器内の試料を廃棄し、再度試料容器を反転させてその
投入口を供給ノズルに対向させることにより、次の見掛
密度測定に備える。
って、粉粒体採取手段によって、粉粒体製造設備で製造
された粉粒体の一部を採取し、これを細径の供給ノズル
から流下させる。この供給ノズルの下側には、投入口を
細径とした例えばフラスコ状の試料容器が配設され、こ
の試料容器重量を連続的に測定しつつ、試料容器内に供
給ノズルから流下した粉粒体が投入口から溢れるまで投
入される。投入中は、前記試料容器の重量は、或る速度
で増え続け、所定時間毎の重量変化量が大きな値となる
が、粉粒体が投入口から溢れ、投入口上端より上に堆積
した試料の山から試料が周辺に流れ落ちるようになる
と、試料容器の重量はもう増加しなくなり、所定時間毎
の重量変化量が予め設定した設定変化量以下になって、
充填終了が検知できる。 ここで、試料容器の投入口は細径であるので、粉粒体を
投入口から溢れさせたときに、その上部に残留する余剰
試料の重量は、試料容器内に収納された試料の重量に比
較して遥かに少なくなり、余剰試料が見掛密度の測定精
度に与える影響は無視することができ、余剰試料を排除
する必要がなく、従って排除機構を設ける必要がない。 また、余剰試料の量が、従来の広口容器に充填する場合
に比べて極めて少なく、振動の多い環境下でも余剰試料
が試料容器内へ圧密充填される量が少なく振動による見
掛密度の変化も少ない。そして、重量測定手段で、試料
を収容した試料容器の重量を測定し、この測定重量から
空の試料容器の重量を減算して試料重量を求め、これを
試料容器の容積又はこれに必要に応じて所定の補正値を
加算した値で除することにより、見掛密度を算出するこ
とができる。さらに、求めた見掛密度は、補正係数を加
えて、JISZ2504で規格される測定法による測定値へ補正
される。 なお、本発明装置においては、重量測定手段で測定した
粉粒体重量を所定時間毎に読み込んで重量変化量を算出
し、予め設定された設定変化量と比較して、重量変化量
が設定変化量以下になったときに粉粒体採取停止指令及
び見掛密度演算開始指令を出力する重量変化量監視手段
と、前記見掛密度演算開始信号を受けて前記重量測定手
段で測定した前記試料容器内の試料重量と当該試料容器
の容積とから見掛密度を演算する演算手段とを備えたの
で、試料容器への粉粒体の充填終了を簡単に、自動的に
検出し、速やかに粉粒体採取を停止し、見掛密度を演算
すると共に次の段階に移行することができる。 そして、重量測定手段での重量測定が終了したら反転手
段によって試料容器を反転倒立させることにより、試料
容器内の試料を廃棄し、再度試料容器を反転させてその
投入口を供給ノズルに対向させることにより、次の見掛
密度測定に備える。
以下、本発明装置の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図は本発明装置の一実施例を示す正面図である。 図中、1は下面に配設されたキャスター2によって移動
可能で且つ同様に下面に配設されたアジャスタ3によっ
て任意の位置の床等の固定部に位置調整可能に固定され
る筐体であって、この筐体1の上端部に粉粒体採取手段
としての採取機構4が配設されている。 この採取機構4は、第2図に示すように、粉粒体の製造
設備に連通された垂直方向に延長する粉粒体搬送用配管
5の途中に配設した粉粒体採取用管路6aを有するT型継
手6と、筐体1の上面に配設された架台7上に粉粒体採
取用管路6aを挟んで並設された2つの複動形エアシリン
ダ8,9と、これらエアシリンダ8,9のピストンロッド8a,9
aの先端間に橋架された連結板10と、この連結板10の中
央部に配設されたロータリアクチュエータ11と、このロ
ータリアクチュエータ11の出力軸11aにカップリング12
を介して連結され、その先端が粉粒体採取用管路6a内に
装入された回転軸13と、この回転軸13の先端に取付けら
れた採取カップ14と、この採取カップ14で採取した粉粒
体試料を落下させる案内筒15と、この案内筒15の底部に
配設され下端に細径の供給ノズル16が形成された漏斗17
とで構成されている。 そして、各エアシリンダ8,9にエアを供給する4ポート
2位置スプリングオフセット形の電磁方向切換弁18がそ
のソレノイド18aに後述する演算制御装置30から供給さ
れる切換信号CS1がオフ状態であるノーマル位置にある
状態で、エアシリンダ8,9のピストンロッド8a,9aが伸長
して採取カップ14が案内筒15に対向する排出位置とな
り、この状態から電磁方向切換弁18のソレノイド18aに
演算制御装置30からオン状態の切換信号CS1を供給して
オフセット位置に切換えることにより、エアシリンダ8,
9のピストンロッド8a,9aが収縮して採取カップ14が粉粒
体搬送用配管5内を流下する粉粒体を受ける採取位置に
移動される。また、ロータリアクチュエータ11は後述す
る演算制御装置30から駆動信号CS2が入力される毎に、
その出力軸11aが180度回転し、採取カップ14内の粉粒体
試料が案内筒15内に排出される。 一方、案内筒15の下端には、前記第1図に示すように、
測定ユニット20が一体に連結されている。この測定ユニ
ット20は、筐体1にアングル材20aで固定された大径の
円筒状胴部20bと、その上下両端に連設された円錐形部2
0c,20dと、これらに連設された円筒部20e,20fとで構成
されており、円錐形部20c内に採取機構4の供給ノズル1
6の下端が延長されていると共に、円筒状胴部20b内に試
料容器21が上下に反転自在に配設され、且つ円筒部20f
の下端には、測定済の粉粒体試料を回収する回収タンク
22が連設されている。 試料容器21は、第3図に示すように、有底の円筒状胴部
21aと、その上方に連設する円錐台部21bと、その上方に
連設する前記供給ノズル16よりは大径の細径円筒部21c
とで構成され、円筒状胴部21aの底面が反転機構23に支
持されて、細径円筒部21cの上端の投入口21dが供給ノズ
ル12の下端面に対向する正立位置及びこれより180度反
転した倒立位置との間に往復動される。 反転機構23は、筐体1に形成された中央水平棚部1c上に
固着されたロータリアクチュエータ24と、その回転軸24
aにカップリング25を介して連結された回転軸26と、こ
の回転軸26を支持するベアリングユニット27と、回転軸
26の先端に取付けられた重量測定手段を構成するロード
セル28と、このロードセル28の自由端に取付けられ試料
容器21の底部を支持する支持棒29とで構成され、ロータ
リアクチュエータ24を回動駆動することにより、試料容
器21を正立位置及び反転倒立位置に位置決めする。 そして、ロードセル28の重量測定データが筐体1の水平
棚1dに載置された演算制御装置30に供給される。 演算制御装置30は、第4図に示すように、インタフェー
ス回路30a、演算処理装置30b及び記憶装置30cを少なく
とも備えたマイクロコンピュータ30dを有し、インタフ
ェース回路30aの入力側に、演算制御装置30の前面に設
けられた起動スイッチ31からの起動信号及びロードセル
28の測定データが入力され、且つ出力側に、採取機構4
のエアシリンダ8,9を作動制御する電磁方向切換弁18の
ソレノイド18aを駆動する駆動回路32、採取カップ14を
回転させるロータリアクチュエータ11を駆動制御する駆
動回路33、試料容器21を回転させるロータリアクチュエ
ータ24を駆動制御する駆動回路34、測定結果を表示する
CRTディスプレイ35及び測定結果を印字するプリンタ36
が接続されている。 そして、演算処理装置30bは、起動スイッチ31が押下さ
れたときに、予め設定されたシーケンスプログラムに従
って採取機構4に対して粉粒体搬送用配管5内を搬送さ
れる粉粒体を採取して供給ノズル16に投入する採取指令
を出力すると共に、ロードセル28から入力される重量測
定データを監視して所定時間毎の重量変化量が予め設定
された設定変化量以下に小さくなったときに採取停止指
令及び見掛密度演算開始指令を出力する重量変化量監視
手段を内蔵しており、採取停止指令及び見掛密度演算開
始指令を出力する。この指令により、このときの重量測
定データと試料容器21が空の状態の重量測定データとに
基づいてないぞをされた演算手段が下記(1)式の演算
を行って粉粒体の見掛密度D(g/cm3)を算出し、算出
結果をCRTディスプレイ35及びプリンタ36に出力する。 D={(Wd−Wv)/V}+α ……(1) ここで、Wdは試料容器21の試料充填後の重量、Wvは試料
容器21の空時の重量、Vは試料容器21の容積、αはJISZ
2504で規定される従来の手動測定装置と自動機との間の
補正係数である。 記憶装置30cは、演算処理装置30bの処理に必要なプログ
ラムが予め記憶されていると共に、演算処理装置30bの
処理結果を逐次記憶し、且つ予め設定した補正係数αが
記憶されている。ここで、補正係数αは、後述する同一
試料を使用した従来のJISZ2504に従う手動測定装置によ
る見掛密度測定結果と本発明による自動測定装置の見掛
密度測定結果とを表す第7図から求めて、演算式又はマ
ップの形で記憶装置30cに記憶する。 次に、上記実施例の動作を演算制御装置30の処理手順を
示す第5図及び第6図を伴って説明する。 先ず、予め計測した試料容器21の容積Vと補正係数αを
演算制御装置30のマイクロコンピュータ30dに登録し、
この登録が完了したら起動スイッチ31を押下する。 この起動スイッチ31が押下されると、マイクロコンピュ
ータ30dで第5図の処理が予め設定された所定時間(分
単位、時単位等任意の時間)毎にタイマ割込処理として
実行される。 すなわち、ステップで、ロードセル28から入力される
空の試料容器21の重量データを読込み、次いでステップ
に移行して採取機構4の採取カップ14を粉粒体搬送用
配管5内に装入するように、電磁方向切換弁18をオフセ
ット位置に切換えるオン状態の切換信号CS1を送出し、
次いでステップに移行して採取カップ14内に粉粒体が
溢れる程度に充填されるに十分な設定時間T1(例えば
数秒程度)が経過したか否かを判定し、設定時間が経過
していないときにはこれが経過するまで待機し、設定時
間が経過したときにはステップに移行する。 このステップでは、切換信号CS1をオフ状態として電
磁方向切換弁18をノーマル位置に切換え、これによって
エアシリンダ8,9のピストンロッド8a,9aを収縮させて採
取カップ14を投入位置に移動させ、次いでステップに
移行して、ローアリアクチュエータ11に対して採取カッ
プ14を180度反転させる駆動信号CS2を駆動回路33に出力
して、採取カップ14を反転させて、充填されている粉粒
体を案内筒15に投入し、この粉粒体を漏斗17を介して供
給ノズル16に落下させ、この供給ノズル16から流下する
粉粒体を試料容器21の投入口21dから試料容器21内に充
填する。 次いで、ステップに移行して、第6図に示す重量変化
量監視用タイマ割込処理が起動されているか否かを判定
し、起動されていないときには、ステップに移行して
これを起動してからステップに移行し、起動されてい
るときには、直接ステップに移行する。 このステップでは、ロータリアクチュエータ11に対し
て採取カップ14をさらに180度反転させる駆動信号CS2を
駆動回路33に出力して採取カップ14を採取位置に反転さ
せてからステップに移行する。 このステップでは、第6図に示す重量変化量監視用タ
イマ割込処理で算出された重量変化量ΔWdを読込み、
これが予め設定した設定変化量γ以下となったか否かを
判定する。この判定は、試料容器21内に充填される粉粒
体試料が投入口21dから溢れる状態となったか否かを判
定するものであり、ΔWd>γであるときには、試料容
器21内への粉粒体充填中であると判断して前記ステップ
に戻り、ΔWd≦γであるときには、試料容器21から
粉粒体試料が溢れる状態となったものと判断してステッ
プに移行する。 このステップでは、ロードセル28の重量測定データを
読込み、次いでステップに移行して、前記(1)式の
演算を行って見掛密度Dを算出し、これを記憶装置30c
の所定記憶領域に記憶する。次いで、ステップに移行
して、算出した見掛密度DをCRTディスプレイ35及びプ
リンタ36に送出して、表示及び印字を行ってからステッ
プに移行する。 このステップでは、第6図に重量変化量監視用タイマ
割込処理を停止させ、次いでステップに移行して、反
転機構23のロータリアクチュエータ24に対して駆動信号
CS3を出力し、これによって試料容器21を第1図で鎖線
図示のように180度反転させて倒立状態とし、内部に充
填されている粉粒体試料を回収タンク22に廃棄し、次い
でステップに移行して、試料容器21内の粉粒体試料が
全て廃棄されるに十分な設定時間T2が経過したか否か
を判定し、設定時間T2が経過していないときにはこれ
が経過するまで待機し、設定時間T2が経過したときに
ステップに移行する。 このステップでは、反転機構23のロータリアクチュエ
ータ24に対して再度駆動信号CS3を出力し、これによっ
て試料容器21を第1図で点線図示の正立状態で且つ投入
口21dが供給ノズル16に下方から対向する位置に復帰さ
せてからタイマ割込処理を終了して所定のメインプログ
ラムに復帰する。 一方、第6図の重量変化量監視処理は、所定時間(例え
ば1秒)毎のタイマ割込処理として実行され、先ずステ
ップで現在のロードセル28の重量測定データWdiを読
込み、次いでステップに移行して前回のタイマ割込処
理で読込んだ重量測定データWdi-1を読出して、両者の
差値ΔWd(=Wdi−Wdi-1)を算出し、これを記憶装
置30cの所定記憶領域に更新記憶し、次いでステップ
に移行してステップで読込んだ重量測定データWdiを
前回重量測定データWdi-1として記憶装置30cの所定記
憶領域に更新記憶してからタイマ割込処理を終了して第
5図の見掛密度測定処理に復帰する。 したがって、予め設定された所定時間毎に、第5図の見
掛密度測定処理が実行されることにより、採取機構4の
採取カップ14で粉粒体搬送用配管5内を流下する粉粒体
を試料として採取し、これを供給ノズル16を介して試料
容器21に充填する。このとき、粉粒体が試料容器21内に
投入されている間は、供給ノズル12から流下する粉粒体
流量に応じてロードセル28の重量測定データが略一定の
増加率で増加し、粉粒体が試料容器21の投入口21dから
溢れる状態となると、ロードセル28の重量測定データの
増加率が低くなって、第6図の重量変化量監視処理によ
る変化量ΔWdが小さい値となって、設定値γ以下とな
ることから、粉粒体が試料容器21の投入口21dから溢れ
たことを検出することができ、これを検出したときに
は、採取機構4による粉粒体の採取を中止する。 このように、試料容器21の投入口21dから粉粒体が溢れ
る状態となると、試料容器21の投入口21上端より上に余
剰試料が残ることになるが、試料容器21の投入口21dが
細径に選定されていることにより、余剰試料の重量は試
料容器21内の粉粒体試料の重量に比較して充分小さい値
となり、無視することができる。このため、余剰試料を
排除することなく、見掛密度Dの測定を行っても見掛密
度を高精度で測定することが可能となる。 ここで、同一粉粒体試料を使用して、上記実施例による
本発明装置の補正係数αを零としたとき即ち補正前の見
掛密度測定値とJISZ2504で規定される従来の手順測定装
置で測定した見掛密度測定値とを比較した結果、第7図
に示すようになり、両者の値には一次式で表せる非常に
強い正の相関が認められ、実用上問題のない範囲である
ことが確認され、従って補正係数αを第7図から求めて
前記(1)式の補正演算を行うことにより、高精度で見
掛密度を測定することができる。 なお、試料容器21の投入口21d上における余剰試料の重
量は、粉粒体試料の見掛密度によって異なるが、粉粒体
試料の見掛密度に相関のある安息角によって決めるもの
である。すなわち、見掛密度の大きな粒子は、安息角が
小さいので、余剰試料が少なくなり、逆に見掛密度の小
さな粒子では安息角が大きいので、余剰試料が多くなる
という関係が成立し、したがって、この関係を予め把握
しておき、これを補正値として算出した見掛密度Dを補
正することにより、より一層測定精度を向上させること
ができる。 以上のように、上記実施例によると、試料容器21の投入
口21d上に残る余剰試料が試料容器21内の粉粒体試料に
比較して極めて少ないく無視し得る程度とすることがで
きるので、この余剰試料を排除する特別な排除機構を設
ける必要が全くなく、この分全体の構成を簡易小型化す
ることができると共に、安価に構成することができ、し
かも外部からの振動が伝達される環境下で使用する場合
には、試料容器21上の余剰試料が少量であって無視する
ことができ、振動環境下でも安定して高精度の見掛密度
測定を行うことができる。 なお、上記実施例においては、採取機構4として採取カ
ップ14をエアシリンダ8,9及びロータリアクチュエータ1
1で進退及び回転させる場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、粉粒体搬送用配管5に分岐
管及びバタフライ弁等の方向切換弁を配設し、分岐管を
案内筒15に連設すると共に、方向切換弁で分岐管に粉粒
体を導入することにより、粉粒体試料を供給ノズル16に
供給するようにしてもよい。 また、上記実施例においては、重量測定手段としてのロ
ードセル28を反転機構23の回転軸26の途中に介挿した場
合について説明したが、これに限らず回転軸26と試料容
器21との間に配設するようにしてもよく、さらに重量測
定手段としては、ロードセル28に限らず他の重量測定素
子を適用することもできる。 さらに、上記実施例においては、反転機構23で試料容器
21を正立位置及び倒立位置に反転させる場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、試料容器21
の円筒胴部21bの重心位置より上方に軸方向と直角な回
転軸を固着し、この回転軸をロードセルを介挿した軸受
で回転自在に支承すると共に、円筒胴部21bの底部にワ
イヤ等の牽引索を連繋して、この牽引索を巻胴或いはエ
アシリンダ等の直線移動機構で牽引することにより、試
料容器21を倒立させるようにしてもよい。 またさらに、上記実施例においては、測定開始時に空の
試料容器21の重量を測定する場合について説明したが、
これに限らず予め試料容器21の重量を測定しておき、こ
れを記憶装置30cに記憶させておくようにしてもよい。
可能で且つ同様に下面に配設されたアジャスタ3によっ
て任意の位置の床等の固定部に位置調整可能に固定され
る筐体であって、この筐体1の上端部に粉粒体採取手段
としての採取機構4が配設されている。 この採取機構4は、第2図に示すように、粉粒体の製造
設備に連通された垂直方向に延長する粉粒体搬送用配管
5の途中に配設した粉粒体採取用管路6aを有するT型継
手6と、筐体1の上面に配設された架台7上に粉粒体採
取用管路6aを挟んで並設された2つの複動形エアシリン
ダ8,9と、これらエアシリンダ8,9のピストンロッド8a,9
aの先端間に橋架された連結板10と、この連結板10の中
央部に配設されたロータリアクチュエータ11と、このロ
ータリアクチュエータ11の出力軸11aにカップリング12
を介して連結され、その先端が粉粒体採取用管路6a内に
装入された回転軸13と、この回転軸13の先端に取付けら
れた採取カップ14と、この採取カップ14で採取した粉粒
体試料を落下させる案内筒15と、この案内筒15の底部に
配設され下端に細径の供給ノズル16が形成された漏斗17
とで構成されている。 そして、各エアシリンダ8,9にエアを供給する4ポート
2位置スプリングオフセット形の電磁方向切換弁18がそ
のソレノイド18aに後述する演算制御装置30から供給さ
れる切換信号CS1がオフ状態であるノーマル位置にある
状態で、エアシリンダ8,9のピストンロッド8a,9aが伸長
して採取カップ14が案内筒15に対向する排出位置とな
り、この状態から電磁方向切換弁18のソレノイド18aに
演算制御装置30からオン状態の切換信号CS1を供給して
オフセット位置に切換えることにより、エアシリンダ8,
9のピストンロッド8a,9aが収縮して採取カップ14が粉粒
体搬送用配管5内を流下する粉粒体を受ける採取位置に
移動される。また、ロータリアクチュエータ11は後述す
る演算制御装置30から駆動信号CS2が入力される毎に、
その出力軸11aが180度回転し、採取カップ14内の粉粒体
試料が案内筒15内に排出される。 一方、案内筒15の下端には、前記第1図に示すように、
測定ユニット20が一体に連結されている。この測定ユニ
ット20は、筐体1にアングル材20aで固定された大径の
円筒状胴部20bと、その上下両端に連設された円錐形部2
0c,20dと、これらに連設された円筒部20e,20fとで構成
されており、円錐形部20c内に採取機構4の供給ノズル1
6の下端が延長されていると共に、円筒状胴部20b内に試
料容器21が上下に反転自在に配設され、且つ円筒部20f
の下端には、測定済の粉粒体試料を回収する回収タンク
22が連設されている。 試料容器21は、第3図に示すように、有底の円筒状胴部
21aと、その上方に連設する円錐台部21bと、その上方に
連設する前記供給ノズル16よりは大径の細径円筒部21c
とで構成され、円筒状胴部21aの底面が反転機構23に支
持されて、細径円筒部21cの上端の投入口21dが供給ノズ
ル12の下端面に対向する正立位置及びこれより180度反
転した倒立位置との間に往復動される。 反転機構23は、筐体1に形成された中央水平棚部1c上に
固着されたロータリアクチュエータ24と、その回転軸24
aにカップリング25を介して連結された回転軸26と、こ
の回転軸26を支持するベアリングユニット27と、回転軸
26の先端に取付けられた重量測定手段を構成するロード
セル28と、このロードセル28の自由端に取付けられ試料
容器21の底部を支持する支持棒29とで構成され、ロータ
リアクチュエータ24を回動駆動することにより、試料容
器21を正立位置及び反転倒立位置に位置決めする。 そして、ロードセル28の重量測定データが筐体1の水平
棚1dに載置された演算制御装置30に供給される。 演算制御装置30は、第4図に示すように、インタフェー
ス回路30a、演算処理装置30b及び記憶装置30cを少なく
とも備えたマイクロコンピュータ30dを有し、インタフ
ェース回路30aの入力側に、演算制御装置30の前面に設
けられた起動スイッチ31からの起動信号及びロードセル
28の測定データが入力され、且つ出力側に、採取機構4
のエアシリンダ8,9を作動制御する電磁方向切換弁18の
ソレノイド18aを駆動する駆動回路32、採取カップ14を
回転させるロータリアクチュエータ11を駆動制御する駆
動回路33、試料容器21を回転させるロータリアクチュエ
ータ24を駆動制御する駆動回路34、測定結果を表示する
CRTディスプレイ35及び測定結果を印字するプリンタ36
が接続されている。 そして、演算処理装置30bは、起動スイッチ31が押下さ
れたときに、予め設定されたシーケンスプログラムに従
って採取機構4に対して粉粒体搬送用配管5内を搬送さ
れる粉粒体を採取して供給ノズル16に投入する採取指令
を出力すると共に、ロードセル28から入力される重量測
定データを監視して所定時間毎の重量変化量が予め設定
された設定変化量以下に小さくなったときに採取停止指
令及び見掛密度演算開始指令を出力する重量変化量監視
手段を内蔵しており、採取停止指令及び見掛密度演算開
始指令を出力する。この指令により、このときの重量測
定データと試料容器21が空の状態の重量測定データとに
基づいてないぞをされた演算手段が下記(1)式の演算
を行って粉粒体の見掛密度D(g/cm3)を算出し、算出
結果をCRTディスプレイ35及びプリンタ36に出力する。 D={(Wd−Wv)/V}+α ……(1) ここで、Wdは試料容器21の試料充填後の重量、Wvは試料
容器21の空時の重量、Vは試料容器21の容積、αはJISZ
2504で規定される従来の手動測定装置と自動機との間の
補正係数である。 記憶装置30cは、演算処理装置30bの処理に必要なプログ
ラムが予め記憶されていると共に、演算処理装置30bの
処理結果を逐次記憶し、且つ予め設定した補正係数αが
記憶されている。ここで、補正係数αは、後述する同一
試料を使用した従来のJISZ2504に従う手動測定装置によ
る見掛密度測定結果と本発明による自動測定装置の見掛
密度測定結果とを表す第7図から求めて、演算式又はマ
ップの形で記憶装置30cに記憶する。 次に、上記実施例の動作を演算制御装置30の処理手順を
示す第5図及び第6図を伴って説明する。 先ず、予め計測した試料容器21の容積Vと補正係数αを
演算制御装置30のマイクロコンピュータ30dに登録し、
この登録が完了したら起動スイッチ31を押下する。 この起動スイッチ31が押下されると、マイクロコンピュ
ータ30dで第5図の処理が予め設定された所定時間(分
単位、時単位等任意の時間)毎にタイマ割込処理として
実行される。 すなわち、ステップで、ロードセル28から入力される
空の試料容器21の重量データを読込み、次いでステップ
に移行して採取機構4の採取カップ14を粉粒体搬送用
配管5内に装入するように、電磁方向切換弁18をオフセ
ット位置に切換えるオン状態の切換信号CS1を送出し、
次いでステップに移行して採取カップ14内に粉粒体が
溢れる程度に充填されるに十分な設定時間T1(例えば
数秒程度)が経過したか否かを判定し、設定時間が経過
していないときにはこれが経過するまで待機し、設定時
間が経過したときにはステップに移行する。 このステップでは、切換信号CS1をオフ状態として電
磁方向切換弁18をノーマル位置に切換え、これによって
エアシリンダ8,9のピストンロッド8a,9aを収縮させて採
取カップ14を投入位置に移動させ、次いでステップに
移行して、ローアリアクチュエータ11に対して採取カッ
プ14を180度反転させる駆動信号CS2を駆動回路33に出力
して、採取カップ14を反転させて、充填されている粉粒
体を案内筒15に投入し、この粉粒体を漏斗17を介して供
給ノズル16に落下させ、この供給ノズル16から流下する
粉粒体を試料容器21の投入口21dから試料容器21内に充
填する。 次いで、ステップに移行して、第6図に示す重量変化
量監視用タイマ割込処理が起動されているか否かを判定
し、起動されていないときには、ステップに移行して
これを起動してからステップに移行し、起動されてい
るときには、直接ステップに移行する。 このステップでは、ロータリアクチュエータ11に対し
て採取カップ14をさらに180度反転させる駆動信号CS2を
駆動回路33に出力して採取カップ14を採取位置に反転さ
せてからステップに移行する。 このステップでは、第6図に示す重量変化量監視用タ
イマ割込処理で算出された重量変化量ΔWdを読込み、
これが予め設定した設定変化量γ以下となったか否かを
判定する。この判定は、試料容器21内に充填される粉粒
体試料が投入口21dから溢れる状態となったか否かを判
定するものであり、ΔWd>γであるときには、試料容
器21内への粉粒体充填中であると判断して前記ステップ
に戻り、ΔWd≦γであるときには、試料容器21から
粉粒体試料が溢れる状態となったものと判断してステッ
プに移行する。 このステップでは、ロードセル28の重量測定データを
読込み、次いでステップに移行して、前記(1)式の
演算を行って見掛密度Dを算出し、これを記憶装置30c
の所定記憶領域に記憶する。次いで、ステップに移行
して、算出した見掛密度DをCRTディスプレイ35及びプ
リンタ36に送出して、表示及び印字を行ってからステッ
プに移行する。 このステップでは、第6図に重量変化量監視用タイマ
割込処理を停止させ、次いでステップに移行して、反
転機構23のロータリアクチュエータ24に対して駆動信号
CS3を出力し、これによって試料容器21を第1図で鎖線
図示のように180度反転させて倒立状態とし、内部に充
填されている粉粒体試料を回収タンク22に廃棄し、次い
でステップに移行して、試料容器21内の粉粒体試料が
全て廃棄されるに十分な設定時間T2が経過したか否か
を判定し、設定時間T2が経過していないときにはこれ
が経過するまで待機し、設定時間T2が経過したときに
ステップに移行する。 このステップでは、反転機構23のロータリアクチュエ
ータ24に対して再度駆動信号CS3を出力し、これによっ
て試料容器21を第1図で点線図示の正立状態で且つ投入
口21dが供給ノズル16に下方から対向する位置に復帰さ
せてからタイマ割込処理を終了して所定のメインプログ
ラムに復帰する。 一方、第6図の重量変化量監視処理は、所定時間(例え
ば1秒)毎のタイマ割込処理として実行され、先ずステ
ップで現在のロードセル28の重量測定データWdiを読
込み、次いでステップに移行して前回のタイマ割込処
理で読込んだ重量測定データWdi-1を読出して、両者の
差値ΔWd(=Wdi−Wdi-1)を算出し、これを記憶装
置30cの所定記憶領域に更新記憶し、次いでステップ
に移行してステップで読込んだ重量測定データWdiを
前回重量測定データWdi-1として記憶装置30cの所定記
憶領域に更新記憶してからタイマ割込処理を終了して第
5図の見掛密度測定処理に復帰する。 したがって、予め設定された所定時間毎に、第5図の見
掛密度測定処理が実行されることにより、採取機構4の
採取カップ14で粉粒体搬送用配管5内を流下する粉粒体
を試料として採取し、これを供給ノズル16を介して試料
容器21に充填する。このとき、粉粒体が試料容器21内に
投入されている間は、供給ノズル12から流下する粉粒体
流量に応じてロードセル28の重量測定データが略一定の
増加率で増加し、粉粒体が試料容器21の投入口21dから
溢れる状態となると、ロードセル28の重量測定データの
増加率が低くなって、第6図の重量変化量監視処理によ
る変化量ΔWdが小さい値となって、設定値γ以下とな
ることから、粉粒体が試料容器21の投入口21dから溢れ
たことを検出することができ、これを検出したときに
は、採取機構4による粉粒体の採取を中止する。 このように、試料容器21の投入口21dから粉粒体が溢れ
る状態となると、試料容器21の投入口21上端より上に余
剰試料が残ることになるが、試料容器21の投入口21dが
細径に選定されていることにより、余剰試料の重量は試
料容器21内の粉粒体試料の重量に比較して充分小さい値
となり、無視することができる。このため、余剰試料を
排除することなく、見掛密度Dの測定を行っても見掛密
度を高精度で測定することが可能となる。 ここで、同一粉粒体試料を使用して、上記実施例による
本発明装置の補正係数αを零としたとき即ち補正前の見
掛密度測定値とJISZ2504で規定される従来の手順測定装
置で測定した見掛密度測定値とを比較した結果、第7図
に示すようになり、両者の値には一次式で表せる非常に
強い正の相関が認められ、実用上問題のない範囲である
ことが確認され、従って補正係数αを第7図から求めて
前記(1)式の補正演算を行うことにより、高精度で見
掛密度を測定することができる。 なお、試料容器21の投入口21d上における余剰試料の重
量は、粉粒体試料の見掛密度によって異なるが、粉粒体
試料の見掛密度に相関のある安息角によって決めるもの
である。すなわち、見掛密度の大きな粒子は、安息角が
小さいので、余剰試料が少なくなり、逆に見掛密度の小
さな粒子では安息角が大きいので、余剰試料が多くなる
という関係が成立し、したがって、この関係を予め把握
しておき、これを補正値として算出した見掛密度Dを補
正することにより、より一層測定精度を向上させること
ができる。 以上のように、上記実施例によると、試料容器21の投入
口21d上に残る余剰試料が試料容器21内の粉粒体試料に
比較して極めて少ないく無視し得る程度とすることがで
きるので、この余剰試料を排除する特別な排除機構を設
ける必要が全くなく、この分全体の構成を簡易小型化す
ることができると共に、安価に構成することができ、し
かも外部からの振動が伝達される環境下で使用する場合
には、試料容器21上の余剰試料が少量であって無視する
ことができ、振動環境下でも安定して高精度の見掛密度
測定を行うことができる。 なお、上記実施例においては、採取機構4として採取カ
ップ14をエアシリンダ8,9及びロータリアクチュエータ1
1で進退及び回転させる場合について説明したが、これ
に限定されるものではなく、粉粒体搬送用配管5に分岐
管及びバタフライ弁等の方向切換弁を配設し、分岐管を
案内筒15に連設すると共に、方向切換弁で分岐管に粉粒
体を導入することにより、粉粒体試料を供給ノズル16に
供給するようにしてもよい。 また、上記実施例においては、重量測定手段としてのロ
ードセル28を反転機構23の回転軸26の途中に介挿した場
合について説明したが、これに限らず回転軸26と試料容
器21との間に配設するようにしてもよく、さらに重量測
定手段としては、ロードセル28に限らず他の重量測定素
子を適用することもできる。 さらに、上記実施例においては、反転機構23で試料容器
21を正立位置及び倒立位置に反転させる場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、試料容器21
の円筒胴部21bの重心位置より上方に軸方向と直角な回
転軸を固着し、この回転軸をロードセルを介挿した軸受
で回転自在に支承すると共に、円筒胴部21bの底部にワ
イヤ等の牽引索を連繋して、この牽引索を巻胴或いはエ
アシリンダ等の直線移動機構で牽引することにより、試
料容器21を倒立させるようにしてもよい。 またさらに、上記実施例においては、測定開始時に空の
試料容器21の重量を測定する場合について説明したが、
これに限らず予め試料容器21の重量を測定しておき、こ
れを記憶装置30cに記憶させておくようにしてもよい。
以上説明したように、本発明に係る粉粒体見掛密度の自
動測定方法及びその装置によれば、試料容器の投入口を
細径とし、これに細径の供給ノズルを介して粉粒体試料
を投入口上端より溢れるようになるまで充填するように
しているので、試料容器の投入口上端より上に残留する
余剰試料の重量を試料容器内の粉粒体試料の重量に比較
して遥かに小さい値として無視できるようになり、余剰
試料を排除する特別な工程や排除機構を設ける必要が全
くなく、この分全体の装置を簡易小型化することができ
ると共に、安価に構成することができ、しかも振動の多
い環境下でも安定して高精度に見掛密度を自動測定する
ことができるという効果が得られる。
動測定方法及びその装置によれば、試料容器の投入口を
細径とし、これに細径の供給ノズルを介して粉粒体試料
を投入口上端より溢れるようになるまで充填するように
しているので、試料容器の投入口上端より上に残留する
余剰試料の重量を試料容器内の粉粒体試料の重量に比較
して遥かに小さい値として無視できるようになり、余剰
試料を排除する特別な工程や排除機構を設ける必要が全
くなく、この分全体の装置を簡易小型化することができ
ると共に、安価に構成することができ、しかも振動の多
い環境下でも安定して高精度に見掛密度を自動測定する
ことができるという効果が得られる。
第1図は本発明の一実施例を示す正面図、第2図は採取
機構の一例を示す概略斜視図、第3図は試料容器の拡大
正面図、第4図は演算制御装置の一例を示すブロック
図、第5図及び第6図は夫々演算制御装置の処理手順の
一例を示すフローチャート、第7図は本発明の自動測定
装置と従来の手動測定装置との見掛密度測定結果を示す
グラフである。 図中、1は筐体、4は採取機構、8,9はエアシリンダ、1
1はロータリアクチュエータ、14は採取カップ、16は供
給ノズル、20は測定ユニット、21は試料容器、22は回収
タンク、23は反転機構、24はロータリアクチュエータ、
28はロードセル、30は演算制御装置、35はCRTディスプ
レイ、36はプリンタである。
機構の一例を示す概略斜視図、第3図は試料容器の拡大
正面図、第4図は演算制御装置の一例を示すブロック
図、第5図及び第6図は夫々演算制御装置の処理手順の
一例を示すフローチャート、第7図は本発明の自動測定
装置と従来の手動測定装置との見掛密度測定結果を示す
グラフである。 図中、1は筐体、4は採取機構、8,9はエアシリンダ、1
1はロータリアクチュエータ、14は採取カップ、16は供
給ノズル、20は測定ユニット、21は試料容器、22は回収
タンク、23は反転機構、24はロータリアクチュエータ、
28はロードセル、30は演算制御装置、35はCRTディスプ
レイ、36はプリンタである。
Claims (2)
- 【請求項1】既知の容積の試料容器に充填された粉粒体
試料の重量を自動測定して粉粒体の見掛密度を求める粉
粒体見掛密度の自動測定方法において、粉粒体製造設備
で製造された粉粒体の一部を粉粒体採取手段により採取
し、採取された粉粒体試料を、前記粉粒体採取手段下部
の供給ノズルを介して、投入口が細径の試料容器内に、
該試料容器重量を連続測定しつつ流下させ、所定時間毎
の重量変化量が予め設定した設定変化量以下になったと
きに、試料容器の試料充填後の重量をWd、試料容器の空
時の重量をWv、試料容器の容積をV、補正係数をαとし
たときの粉粒体の見掛密度Dを D={(Wd−Wv)/V}+α に基づいて算出することを特徴とする粉粒体見掛密度の
自動測定方法。 - 【請求項2】粉粒体の見掛密度を繰り返し自動測定する
粉粒体見掛密度の自動測定装置であって、粉粒体製造設
備で製造された粉粒体の一部を採取し、細径の供給ノズ
ルを介して流下させる粉粒体採取手段と、該粉粒体採取
手段の供給ノズルから流下される粉粒体を受ける投入口
が細径の試料容器と、該試料容器を前記供給ノズルから
流下される粉粒体を受ける投入位置とこれに対して倒立
して粉粒体を排出する排出位置との間に反転させる反転
手段と、前記試料容器内の粉粒体重量を測定する重量測
定手段と、該重量測定手段で測定した粉粒体重量を所定
時間毎に読み込んで重量変化量を算出し、予め設定され
た設定変化量と比較して、重量変化量が設定変化量以下
になったときに粉粒体採取停止指令及び見掛密度演算開
始指令を出力する重量変化量監視手段と、前記見掛密度
演算開始指令を受けて前記重量測定手段で測定した前記
試料容器内の試料重量と当該試料容器の容積とから見掛
密度を演算する演算手段とを備えたことを特徴とする粉
粒体見掛密度の自動測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2289406A JPH07109399B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 粉粒体見掛密度の自動測定方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2289406A JPH07109399B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 粉粒体見掛密度の自動測定方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04161838A JPH04161838A (ja) | 1992-06-05 |
| JPH07109399B2 true JPH07109399B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=17742827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2289406A Expired - Lifetime JPH07109399B2 (ja) | 1990-10-26 | 1990-10-26 | 粉粒体見掛密度の自動測定方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07109399B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001324376A (ja) * | 2000-05-15 | 2001-11-22 | Anritsu Corp | 計量装置及び組合せ計量装置 |
| AT14418U1 (de) * | 2014-06-05 | 2015-11-15 | Binder Co Ag | Verfahren zur Expansion von sandkornförmigem Rohmaterial |
| CN113776986B (zh) * | 2021-08-27 | 2023-10-27 | 中国人民解放军63653部队 | 一种测定堆料表观密度的装置及其测定方法 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6222826Y2 (ja) * | 1980-05-30 | 1987-06-10 | ||
| JPS63107839U (ja) * | 1986-12-29 | 1988-07-12 | ||
| JPH01129134A (ja) * | 1987-11-16 | 1989-05-22 | Kawasaki Steel Corp | 粉粒体特性の連続測定方法およびその装置 |
-
1990
- 1990-10-26 JP JP2289406A patent/JPH07109399B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04161838A (ja) | 1992-06-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6121556A (en) | Granular material weighing system | |
| KR0143227B1 (ko) | 유동물질의 정량측정 장치 및 그 측정방법과 그 방법의 응용 | |
| JP4053624B2 (ja) | 重量制御方法及び装置 | |
| US6805175B1 (en) | Powder transfer method and apparatus | |
| JP3732614B2 (ja) | 定量秤 | |
| JP2009150877A (ja) | 分配物質を注ぐ漏斗状器具を備えた実験室用装置 | |
| JP2003130719A (ja) | 粉粒体計量装置 | |
| NL8300190A (nl) | Werkwijze en inrichting voor het bepalen van waarden, betreffende de massa van een materiaalstroom. | |
| WO2021118652A1 (en) | Multiple sample automatic gravimetric dosing and cleaning system | |
| US20100269954A1 (en) | Method and apparatus for gravimetrically metering pourable or flowable material to be weighed | |
| US4805462A (en) | Method and apparatus for continuously measuring a flow rate of a stream of flowable bulk material | |
| JPH04161838A (ja) | 粉粒体見掛密度の自動測定方法及びその装置 | |
| JP3445745B2 (ja) | 粉粒体定量供給搬出装置 | |
| US3643493A (en) | Measuring specific surface of powders | |
| CN113970503B (zh) | 一种容重在线自动检测装置及其应用方法 | |
| US6829955B1 (en) | Particle size distribution analyser | |
| CA1144394A (en) | Rotating riffler | |
| CN118339436A (zh) | 用于能流动的松散物料的重量测定的计量单元 | |
| JP2502950B2 (ja) | 組合せ計量方法およびその装置 | |
| JP2535580Y2 (ja) | 粉粒体の秤量装置 | |
| NL1027168C1 (nl) | Vulmachine, in het bijzonder voor het vullen van zakken met een sterk samendrukbaar bulkmateriaal, alsmede werkwijze voor het aanpassen van een vulmachine. | |
| JP3375609B2 (ja) | 粉体定量採取装置 | |
| CN221350254U (zh) | 一种可自下料粉体计量称结构 | |
| JPH08188258A (ja) | 粉粒体計量供給装置 | |
| US3885716A (en) | Appliance to measure out a given volume of powder |