JPH07109736A - 植生基盤及びそれを用いる環境緑化工法 - Google Patents
植生基盤及びそれを用いる環境緑化工法Info
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- JPH07109736A JPH07109736A JP5220168A JP22016893A JPH07109736A JP H07109736 A JPH07109736 A JP H07109736A JP 5220168 A JP5220168 A JP 5220168A JP 22016893 A JP22016893 A JP 22016893A JP H07109736 A JPH07109736 A JP H07109736A
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Landscapes
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 環境緑化事業にかかるコストの低減を可能と
し、社会全体としての環境緑化事業をより一層推進する
事。 【構成】 法面70に図4の様な鉛直方向の孔40を掘り、
さらに法面70の中程にある犬走り部80と法面70とが接し
ている部分にも孔40を掘る。孔40は法面形成層50を貫通
し、その下層である土壌60に達している。又、孔40は植
生基盤10を植栽できる様な面積と容量の二つの大きさを
持つ。その後、素焼により製造しておいた植生基盤本体
に、オオイタビ20の苗又は種子を土壌60とともに収納
し、その植生基盤10を上記孔40へ挿入する。その結果、
オオイタビ20は、低木状態で石垣を這うので、法面70を
緑化しつつ法面70表層が滑落しにくくなる。それに加え
て茎が引っ張り力に対して強いので、より一層法面70表
層が滑落しにくくなる。常緑なので四季を通じての緑化
が出来る。
し、社会全体としての環境緑化事業をより一層推進する
事。 【構成】 法面70に図4の様な鉛直方向の孔40を掘り、
さらに法面70の中程にある犬走り部80と法面70とが接し
ている部分にも孔40を掘る。孔40は法面形成層50を貫通
し、その下層である土壌60に達している。又、孔40は植
生基盤10を植栽できる様な面積と容量の二つの大きさを
持つ。その後、素焼により製造しておいた植生基盤本体
に、オオイタビ20の苗又は種子を土壌60とともに収納
し、その植生基盤10を上記孔40へ挿入する。その結果、
オオイタビ20は、低木状態で石垣を這うので、法面70を
緑化しつつ法面70表層が滑落しにくくなる。それに加え
て茎が引っ張り力に対して強いので、より一層法面70表
層が滑落しにくくなる。常緑なので四季を通じての緑化
が出来る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土壌や苗又は種子を収
納した植生基盤と、環境緑化工法に関するものである。
納した植生基盤と、環境緑化工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、法面を緑化する工法として、客土
袋を法面に設置し、それを部材(リブネット・アイビネ
ット)と吹付工により固定し、低木花木類やナツツタ等
の蔓生植物や芝を植栽して、法面を樹木又は芝で緑化し
ていた。
袋を法面に設置し、それを部材(リブネット・アイビネ
ット)と吹付工により固定し、低木花木類やナツツタ等
の蔓生植物や芝を植栽して、法面を樹木又は芝で緑化し
ていた。
【0003】又、有機質や粘土を含む土に連続繊維をま
ぜたものを、緑化する場所に吹き付けて、その後植物を
植栽する工法や、菌根を形成する菌を濃縮させて作った
土などを植生基盤材に混ぜて、法面に吹き付ける等の工
法もあった。
ぜたものを、緑化する場所に吹き付けて、その後植物を
植栽する工法や、菌根を形成する菌を濃縮させて作った
土などを植生基盤材に混ぜて、法面に吹き付ける等の工
法もあった。
【0004】また従来、法面の緑化工法と、それに用い
られていた植栽用ポットとして、次の様なものがあった
(特開平1ー304218参照)。
られていた植栽用ポットとして、次の様なものがあった
(特開平1ー304218参照)。
【0005】図8に於て、1’は腐蝕性ポット本体であ
り、その腐蝕性ポット本体1’は、側部に水抜き孔5’
が形成され、底部4’側より以下のものを順次設けて有
る。大粒な焼いた赤土からなる荒粒土6’を70%を含
み、水分含有及び空気を各々15%有する第1層7’
と、腐蝕性ポット本体1’と同材質からなる第2層8’
と、中粒赤土9’に炭化物10’を混合した第3層1
1’とが設けて有り、又、細粒赤土と酵素複合有機物と
を配合した植生土である第4層12’と、化学肥料を土
に配合した植生土である第5層13’と、その第5層1
3’の上には覆土14’とが設けられている。そして、
腐蝕性ポット本体1’の上部開口部には、蓋体としての
吸水性を有するシート16’が貼着によって取り付けら
れている。
り、その腐蝕性ポット本体1’は、側部に水抜き孔5’
が形成され、底部4’側より以下のものを順次設けて有
る。大粒な焼いた赤土からなる荒粒土6’を70%を含
み、水分含有及び空気を各々15%有する第1層7’
と、腐蝕性ポット本体1’と同材質からなる第2層8’
と、中粒赤土9’に炭化物10’を混合した第3層1
1’とが設けて有り、又、細粒赤土と酵素複合有機物と
を配合した植生土である第4層12’と、化学肥料を土
に配合した植生土である第5層13’と、その第5層1
3’の上には覆土14’とが設けられている。そして、
腐蝕性ポット本体1’の上部開口部には、蓋体としての
吸水性を有するシート16’が貼着によって取り付けら
れている。
【0006】従って、図9に示すように、岩盤などの法
面17’に植栽した状態で放置しておくと、例えば数週
間で種子15’より芽、根が成長して活着し、さらに時
間の経過と共に成長する。
面17’に植栽した状態で放置しておくと、例えば数週
間で種子15’より芽、根が成長して活着し、さらに時
間の経過と共に成長する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
環境緑化に用いられる植栽用ポットや緑化工法であって
は、様々な環境を緑化する場合に、コストの高騰が起こ
っていた。又、その様なコストの高騰が起こってしまう
事で、社会全体としての環境緑化事業が停滞する(環境
緑化事業に多大な時間を必要とする。)といった課題を
抱えていた。
環境緑化に用いられる植栽用ポットや緑化工法であって
は、様々な環境を緑化する場合に、コストの高騰が起こ
っていた。又、その様なコストの高騰が起こってしまう
事で、社会全体としての環境緑化事業が停滞する(環境
緑化事業に多大な時間を必要とする。)といった課題を
抱えていた。
【0008】そこで本発明は、上記従来の環境緑化工法
の課題を解決するものであり、環境緑化事業にかかるコ
ストの低減を可能とし、社会全体としての環境緑化事業
をより一層推進することが出来る植生基盤及び環境緑化
工法を提供することを目的とする。
の課題を解決するものであり、環境緑化事業にかかるコ
ストの低減を可能とし、社会全体としての環境緑化事業
をより一層推進することが出来る植生基盤及び環境緑化
工法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、箱状であっ
て、上壁に孔が穿設されており、下壁に開口部が設けら
れた植生基盤本体と、開口部を封鎖するように取付けら
れている多孔性の部材と、植生基盤本体内に収納されて
いる肥料及び/又は土と、その肥料及び/又は土に設け
られている苗又は種子とを備える植生基盤である。
て、上壁に孔が穿設されており、下壁に開口部が設けら
れた植生基盤本体と、開口部を封鎖するように取付けら
れている多孔性の部材と、植生基盤本体内に収納されて
いる肥料及び/又は土と、その肥料及び/又は土に設け
られている苗又は種子とを備える植生基盤である。
【0010】又、本発明は、上記本発明に於て、植生基
盤本体の素材が苗又は種子の成長に適する腐食性を持つ
ことを特徴とする植生基盤である。
盤本体の素材が苗又は種子の成長に適する腐食性を持つ
ことを特徴とする植生基盤である。
【0011】又、本発明は、上記本発明に於て、植生基
盤本体の素材としては、木を用いることを特徴とする植
生基盤である。
盤本体の素材としては、木を用いることを特徴とする植
生基盤である。
【0012】又、本発明は、上記本発明に於て、植生基
盤本体の素材が腐食性を持たないことを特徴とする植生
基盤である。
盤本体の素材が腐食性を持たないことを特徴とする植生
基盤である。
【0013】又、本発明は、上記植生基盤を土木構造物
又は建築物の壁を緑化する為に用いられることを特徴と
するものである。
又は建築物の壁を緑化する為に用いられることを特徴と
するものである。
【0014】又、本発明は、上記植生基盤本体が一体的
に形成されていることを特徴とするものである。
に形成されていることを特徴とするものである。
【0015】又、本発明は、上記苗又は種子が、オオイ
タビであることを特徴とするものである。
タビであることを特徴とするものである。
【0016】又、本発明は、コンクリート壁の所定の場
所に孔を貫通させ、その孔に上記何れか記載の植生基盤
を挿入することを特徴とする環境緑化工法である。
所に孔を貫通させ、その孔に上記何れか記載の植生基盤
を挿入することを特徴とする環境緑化工法である。
【0017】又、本発明は、上記本発明の環境緑化工法
に於て、挿入される植生基盤が鉛直方向に設置される事
を特徴とする環境緑化工法である。
に於て、挿入される植生基盤が鉛直方向に設置される事
を特徴とする環境緑化工法である。
【0018】
【作用】本発明の植生基盤は、箱状であって、上壁に孔
が穿設されており、下壁に開口部が設けられた植生基盤
本体を製造し、その中に肥料及び/又は土と、苗又は種
子とを収納し、上記開口部を多孔性の部材で封鎖するこ
とにより製造できるので、製造コストが安価なものにな
る。
が穿設されており、下壁に開口部が設けられた植生基盤
本体を製造し、その中に肥料及び/又は土と、苗又は種
子とを収納し、上記開口部を多孔性の部材で封鎖するこ
とにより製造できるので、製造コストが安価なものにな
る。
【0019】又、本発明の植生基盤は、緑化する場所に
植栽した後、苗又は種子の成長に適応した植生基盤本体
が腐食を起こす。そして、苗又は種子の成育を促し、助
ける作用もする。
植栽した後、苗又は種子の成長に適応した植生基盤本体
が腐食を起こす。そして、苗又は種子の成育を促し、助
ける作用もする。
【0020】又、本発明の植生基盤は、植生基盤本体が
素材として木を用いているので、植生基盤を緑化する場
所に植栽した後は植生基盤本体が腐食をする。
素材として木を用いているので、植生基盤を緑化する場
所に植栽した後は植生基盤本体が腐食をする。
【0021】又、本発明の植生基盤は、緑化する場所に
植栽する。その後は植生基盤本体の素材が腐食をしな
い。
植栽する。その後は植生基盤本体の素材が腐食をしな
い。
【0022】又、本発明の植生基盤は、その本体が一体
成形されるので、その製造コストがより一層安価なもの
になる。
成形されるので、その製造コストがより一層安価なもの
になる。
【0023】又、本発明の植生基盤の上記苗又は種子が
オオイタビであるので、法面緑化に最適であり、管理を
必要としないので管理費用が掛からず、低木であるので
転倒しにくく、傾斜した石垣を這うので法面を緑化しつ
つ法面表層が滑落しにくくなる。それに加えて茎が引っ
張り力に対して強いので、より一層法面表層が滑落しに
くくなる。又、常緑なので四季を通じての緑化が出来、
更に繁殖力が旺盛であることにより非常に長期に亙って
の緑化が可能である。
オオイタビであるので、法面緑化に最適であり、管理を
必要としないので管理費用が掛からず、低木であるので
転倒しにくく、傾斜した石垣を這うので法面を緑化しつ
つ法面表層が滑落しにくくなる。それに加えて茎が引っ
張り力に対して強いので、より一層法面表層が滑落しに
くくなる。又、常緑なので四季を通じての緑化が出来、
更に繁殖力が旺盛であることにより非常に長期に亙って
の緑化が可能である。
【0024】又、本発明は、上記何れか記載の植生基盤
を用いて、土木構造物又は建築物の壁を緑化する時に植
栽する。
を用いて、土木構造物又は建築物の壁を緑化する時に植
栽する。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0026】本発明の第1実施例としての植生基盤を図
1に示す。本実施例の植生基盤は、植生基盤本体1と、
開口部3を封鎖するように取付けられている多孔性の部
材4と、植生基盤本体1内に収納されている肥料及び土
5と、その肥料及び土5の所定の位置に配置した苗又は
種子とで構成されている。その植生基盤本体1は、円筒
形の様な形状をし、素材は木で出来ている。植生基盤本
体1の上壁には穿設された孔2があり、この孔2は、苗
又は種子が植生基盤本体1内から外界へと成長できる様
な円形の孔である。又、植生基盤本体1の下壁には開口
した開口部3がある。上記円形の孔2の大きさは、図か
ら明らかなように、開口部3の方が大きい。そして、植
生基盤本体1は、上壁、側壁、下壁とが一体的に成形さ
れている。
1に示す。本実施例の植生基盤は、植生基盤本体1と、
開口部3を封鎖するように取付けられている多孔性の部
材4と、植生基盤本体1内に収納されている肥料及び土
5と、その肥料及び土5の所定の位置に配置した苗又は
種子とで構成されている。その植生基盤本体1は、円筒
形の様な形状をし、素材は木で出来ている。植生基盤本
体1の上壁には穿設された孔2があり、この孔2は、苗
又は種子が植生基盤本体1内から外界へと成長できる様
な円形の孔である。又、植生基盤本体1の下壁には開口
した開口部3がある。上記円形の孔2の大きさは、図か
ら明らかなように、開口部3の方が大きい。そして、植
生基盤本体1は、上壁、側壁、下壁とが一体的に成形さ
れている。
【0027】また、植生基盤本体1は木製であり、それ
故、植生基盤を例えば土の中に植栽すると植生基盤本体
1はゆっくり腐蝕してゆく。即ち、本実施例の植生基盤
は球根類や、根が主に鉛直方向に伸びる品種の植物等に
適している。又、植生基盤本体1の素材の木としては、
木屑などを固めたものや合板等でも良い。
故、植生基盤を例えば土の中に植栽すると植生基盤本体
1はゆっくり腐蝕してゆく。即ち、本実施例の植生基盤
は球根類や、根が主に鉛直方向に伸びる品種の植物等に
適している。又、植生基盤本体1の素材の木としては、
木屑などを固めたものや合板等でも良い。
【0028】また、多孔性の部材4は、例えば、腐蝕可
能な麻等の繊維ネット等が使用され、植生基盤本体1の
開口部3を覆った状態で側壁に針金,麻等で固定されて
いる。このネットには切れ目4aが形成されており、根
がそこから外へ出やすいようになっている。
能な麻等の繊維ネット等が使用され、植生基盤本体1の
開口部3を覆った状態で側壁に針金,麻等で固定されて
いる。このネットには切れ目4aが形成されており、根
がそこから外へ出やすいようになっている。
【0029】本実施例の植生基盤の組立法としては、苗
又は種子を所定の位置に配置した肥料及び土5を植生基
盤本体1内の開口部3から収納する。例えば、オオイタ
ビの茎の小片を、土表面から1〜2cm下に埋設する。そ
の後多孔性の部材4を開口部3が封鎖される様に取付け
て、肥料及び土5を植生基盤本体1内に保持させる。
又は種子を所定の位置に配置した肥料及び土5を植生基
盤本体1内の開口部3から収納する。例えば、オオイタ
ビの茎の小片を、土表面から1〜2cm下に埋設する。そ
の後多孔性の部材4を開口部3が封鎖される様に取付け
て、肥料及び土5を植生基盤本体1内に保持させる。
【0030】あるいは、まず、植生基盤本体1内に肥料
及び土5のみを収納し、多孔性の部材4を開口部3が封
鎖される様に取付けた後、種子又は苗を植えた土の塊を
孔2から、肥料及び土5の任意の場所へ配設する事も出
来る。
及び土5のみを収納し、多孔性の部材4を開口部3が封
鎖される様に取付けた後、種子又は苗を植えた土の塊を
孔2から、肥料及び土5の任意の場所へ配設する事も出
来る。
【0031】次に、本発明の第2実施例としての植生基
盤を図2に示す。本実施例の植生基盤も、植生基盤本体
1と、開口部3を封鎖するように取付けられている多孔
性の部材4と、植生基盤本体1内に収納されている肥料
及び土5と、その肥料及び土5の所定の位置に配置した
苗又は種子とで構成されている。その植生基盤本体1
は、上壁から下壁にかけて裾広がりの様に広がっている
台形状円錐形の様な形状をし、素材は陶磁器(素焼)で
出来ている。植生基盤本体1の上壁には穿設された孔2
があり、この孔2は、苗又は種子が植生基盤本体1内か
ら外界へと成長できる様な円形の孔である。又、植生基
盤本体1の下壁には開口した開口部3がある。そして、
植生基盤本体1は一体的に成形されている。
盤を図2に示す。本実施例の植生基盤も、植生基盤本体
1と、開口部3を封鎖するように取付けられている多孔
性の部材4と、植生基盤本体1内に収納されている肥料
及び土5と、その肥料及び土5の所定の位置に配置した
苗又は種子とで構成されている。その植生基盤本体1
は、上壁から下壁にかけて裾広がりの様に広がっている
台形状円錐形の様な形状をし、素材は陶磁器(素焼)で
出来ている。植生基盤本体1の上壁には穿設された孔2
があり、この孔2は、苗又は種子が植生基盤本体1内か
ら外界へと成長できる様な円形の孔である。又、植生基
盤本体1の下壁には開口した開口部3がある。そして、
植生基盤本体1は一体的に成形されている。
【0032】本実施例の植生基盤は、植生基盤本体1が
陶磁器製であるので、植生基盤を植栽した後は植生基盤
本体1は腐蝕しない。即ち、本実施例の植生基盤は、蔦
などの蔓生植物や、根の短い品種の植物や、気根を張り
巡らせる亜熱帯地方が主な住処である様な植物等に適し
ている。
陶磁器製であるので、植生基盤を植栽した後は植生基盤
本体1は腐蝕しない。即ち、本実施例の植生基盤は、蔦
などの蔓生植物や、根の短い品種の植物や、気根を張り
巡らせる亜熱帯地方が主な住処である様な植物等に適し
ている。
【0033】本実施例の植生基盤の組立法としては、苗
又は種子を所定の置に配置した肥料及び土5を、植生基
盤本体1内の開口部3から収納する。その後、多孔性の
部材4を開口部3を封鎖する様に取付けて、肥料及び土
5を植生基盤本体1内に保持させる。
又は種子を所定の置に配置した肥料及び土5を、植生基
盤本体1内の開口部3から収納する。その後、多孔性の
部材4を開口部3を封鎖する様に取付けて、肥料及び土
5を植生基盤本体1内に保持させる。
【0034】あるいは、まず、植生基盤本体1内に肥料
及び土5のみを収納し、多孔性の部材4を開口部3が封
鎖される様に取付けた後、種子又は苗を植えた土の塊を
孔2から肥料及び土5の任意の場所へ配設する事も出来
る。
及び土5のみを収納し、多孔性の部材4を開口部3が封
鎖される様に取付けた後、種子又は苗を植えた土の塊を
孔2から肥料及び土5の任意の場所へ配設する事も出来
る。
【0035】次に、本発明の植生基盤を用いた実施例で
ある第3実施例を、図面を参照しながら説明をする。
ある第3実施例を、図面を参照しながら説明をする。
【0036】図3に於て、10は植生基盤であり、20は
緑化するオオイタビという植物、30は植物2の根、4
0は植生基盤1を植栽するための孔、50は法面形成
層、60は土壌、70は法面、80は法面小段部であ
る。
緑化するオオイタビという植物、30は植物2の根、4
0は植生基盤1を植栽するための孔、50は法面形成
層、60は土壌、70は法面、80は法面小段部であ
る。
【0037】図3の様に、吹き付け工法等によって作ら
れた、法面表面が凹凸の多い不規則な法面形成層50に
対して直角な孔40を掘る。又、法面70の中程に犬走
り部である法面小段部80があり、その法面70の裾と
法面小段部80が接している部分にも孔40を掘る。孔
40は法面形成層50を貫通し、その下層である土壌6
0に達している。又、孔40は植生基盤10を植栽でき
る様な面積と容量の二つの大きさを持つ。又、孔40
と、その孔40に隣接する隣の孔40との間隔は約1本
/10m2メートル毎とする。
れた、法面表面が凹凸の多い不規則な法面形成層50に
対して直角な孔40を掘る。又、法面70の中程に犬走
り部である法面小段部80があり、その法面70の裾と
法面小段部80が接している部分にも孔40を掘る。孔
40は法面形成層50を貫通し、その下層である土壌6
0に達している。又、孔40は植生基盤10を植栽でき
る様な面積と容量の二つの大きさを持つ。又、孔40
と、その孔40に隣接する隣の孔40との間隔は約1本
/10m2メートル毎とする。
【0038】その後、上記実施例で説明した、緑化した
い植物20(オオイタビ)の苗又は種子の入った植生基
盤10を孔40へと植栽する。そして、孔40と植生基
盤10との間隙は、その間隙の大きさに応じて、堀だし
た土壌60を用いて穴埋めする。
い植物20(オオイタビ)の苗又は種子の入った植生基
盤10を孔40へと植栽する。そして、孔40と植生基
盤10との間隙は、その間隙の大きさに応じて、堀だし
た土壌60を用いて穴埋めする。
【0039】この様な作業は法面の傾斜が急な場合に適
用する事が望ましい。
用する事が望ましい。
【0040】又、吹き付け工法等によって作られた、表
面が凹凸の多い不規則な法面に植栽する他の作業方法と
して、図4の様に鉛直方向に孔40を掘ることもでき
る。又、法面70の中程に犬走り部である法面小段部8
0があり、その法面70の法尻と法面小段部80が接し
ている部分にも孔40を掘る。孔40は法面形成層50
を貫通し、その下層である土壌60に達している。又、
孔40は植生基盤10を植栽できる様な面積と容量の二
つの大きさを持つ。又、孔40と、その孔40に隣接す
る隣の孔40との間隔は約1本/10m2メートル毎とす
る。
面が凹凸の多い不規則な法面に植栽する他の作業方法と
して、図4の様に鉛直方向に孔40を掘ることもでき
る。又、法面70の中程に犬走り部である法面小段部8
0があり、その法面70の法尻と法面小段部80が接し
ている部分にも孔40を掘る。孔40は法面形成層50
を貫通し、その下層である土壌60に達している。又、
孔40は植生基盤10を植栽できる様な面積と容量の二
つの大きさを持つ。又、孔40と、その孔40に隣接す
る隣の孔40との間隔は約1本/10m2メートル毎とす
る。
【0041】その後、緑化したい植物20(オオイタ
ビ)の苗又は種子の入った植生基盤10を孔40へと植
栽する。そして孔40と植生基盤10との間隙には、堀
だした土壌60を用いて穴埋めする。
ビ)の苗又は種子の入った植生基盤10を孔40へと植
栽する。そして孔40と植生基盤10との間隙には、堀
だした土壌60を用いて穴埋めする。
【0042】この様な作業は、法面の傾斜がゆるやかな
場合に適用する事が望ましい。
場合に適用する事が望ましい。
【0043】又、本実施例の植物20として選定したオ
オイタビの特徴は、暖地性の常緑低木で、その茎は非常
に強く、石垣などに這う性質を持ち、大きくならないで
灰褐色をしている。又、あちこちから気根を出して他物
に吸着し、葉は密に茂る。又、日当りの良い場所を好む
が、半陰陽にも適応し、水はけの良い土壌を好む。
オイタビの特徴は、暖地性の常緑低木で、その茎は非常
に強く、石垣などに這う性質を持ち、大きくならないで
灰褐色をしている。又、あちこちから気根を出して他物
に吸着し、葉は密に茂る。又、日当りの良い場所を好む
が、半陰陽にも適応し、水はけの良い土壌を好む。
【0044】この様な、オオイタビの特徴は、法面緑化
に最適であり、管理を必要としないので管理費用が掛か
らず、低木であるので転倒しにくく、石垣を這うので法
面を緑化しつつ法面表層が滑落しにくくなる。それに加
えて茎が引っ張り力に対して強いので、より一層法面表
層が滑落しにくくなる。又、常緑なので四季を通じての
緑化が出来、更に繁殖力が旺盛であることにより非常に
長期に亙っての緑化が可能である。
に最適であり、管理を必要としないので管理費用が掛か
らず、低木であるので転倒しにくく、石垣を這うので法
面を緑化しつつ法面表層が滑落しにくくなる。それに加
えて茎が引っ張り力に対して強いので、より一層法面表
層が滑落しにくくなる。又、常緑なので四季を通じての
緑化が出来、更に繁殖力が旺盛であることにより非常に
長期に亙っての緑化が可能である。
【0045】次に、本発明の植生基盤を用いた実施例で
ある第4実施例を、図面を参照しながら説明をする。
ある第4実施例を、図面を参照しながら説明をする。
【0046】図5に於て、10は植生基盤であり、20
は緑化する植物オオイタビ、30は植物20の根、40は
植生基盤10を植栽するための孔、50は法面形成層、
60は土壌、70は法面、80は法面小段部である。
は緑化する植物オオイタビ、30は植物20の根、40は
植生基盤10を植栽するための孔、50は法面形成層、
60は土壌、70は法面、80は法面小段部である。
【0047】図5の様に、法面表面が規則的なブロック
状の法面形成層50に対して直角な孔40を掘る。又、
法面70の中程に犬走り部である法面小段部80があ
り、その法面70の法尻と法面小段部80が接している
部分にも孔40を掘る。孔40は法面形成層50を貫通
し、その下層である土壌60に達する深さと、植生基盤
10を植栽できる様な面積と容量の二つの大きさを持
つ。又、孔40と、その孔40に隣接する隣の孔40と
の間隔は約1本/10m2メートル毎とする。
状の法面形成層50に対して直角な孔40を掘る。又、
法面70の中程に犬走り部である法面小段部80があ
り、その法面70の法尻と法面小段部80が接している
部分にも孔40を掘る。孔40は法面形成層50を貫通
し、その下層である土壌60に達する深さと、植生基盤
10を植栽できる様な面積と容量の二つの大きさを持
つ。又、孔40と、その孔40に隣接する隣の孔40と
の間隔は約1本/10m2メートル毎とする。
【0048】その後、上記実施例で説明した、緑化した
い植物20(オオイタビ)の苗又は種子の入った植生基
盤10を孔40へと植栽する。そして、孔40と植生基
盤10との間隙には、堀だした土壌60を用いて穴埋め
する。
い植物20(オオイタビ)の苗又は種子の入った植生基
盤10を孔40へと植栽する。そして、孔40と植生基
盤10との間隙には、堀だした土壌60を用いて穴埋め
する。
【0049】この様な作業は法面の傾斜が急な場合に適
用する事が望ましい。
用する事が望ましい。
【0050】又、ブロック状の法面に植栽する別の作業
方法としては、図6の様に鉛直方向に孔40を掘ること
もできる。又、法面70の中程に犬走り部である法面小
段部80があり、その法面70の法尻と法面小段部80
が接している部分にも孔40を掘る。孔40は法面形成
層50を貫通し、その下層である土壌60に達してい
る。又、孔40は植生基盤10を植栽できる様な面積と
容量の二つの大きさを持つ。又、孔40と、その孔40
に隣接する隣の孔40との間隔は約1本/10m2メート
ル毎とする。
方法としては、図6の様に鉛直方向に孔40を掘ること
もできる。又、法面70の中程に犬走り部である法面小
段部80があり、その法面70の法尻と法面小段部80
が接している部分にも孔40を掘る。孔40は法面形成
層50を貫通し、その下層である土壌60に達してい
る。又、孔40は植生基盤10を植栽できる様な面積と
容量の二つの大きさを持つ。又、孔40と、その孔40
に隣接する隣の孔40との間隔は約1本/10m2メート
ル毎とする。
【0051】その後、上記実施例で説明した、緑化した
い植物20(オオイタビ)の苗又は種子の入った植生基
盤10を孔40へと植栽する。そして、孔40と植生基
盤10との間隙には、堀だした土壌60を用いて穴埋め
する。
い植物20(オオイタビ)の苗又は種子の入った植生基
盤10を孔40へと植栽する。そして、孔40と植生基
盤10との間隙には、堀だした土壌60を用いて穴埋め
する。
【0052】この様な作業は法面の傾斜がゆるやかな場
合に適用する事が望ましい。
合に適用する事が望ましい。
【0053】又、本実施例の植物20として選定したオ
オイタビの特徴は、第3実施例で述べた内容と同様であ
る。
オイタビの特徴は、第3実施例で述べた内容と同様であ
る。
【0054】次に、本発明の植生基盤を用いた実施例で
ある第5実施例を、図面を参照しながら説明をする。
ある第5実施例を、図面を参照しながら説明をする。
【0055】図7に於て、10は植生基盤であり、20
は緑化する植物(特に高山に強い植物)、31は建築
物、41は空調室外機、51は貯水タンク、61は屋上を
指し、71は植物給水用の溝状水路で、81は水であ
る。
は緑化する植物(特に高山に強い植物)、31は建築
物、41は空調室外機、51は貯水タンク、61は屋上を
指し、71は植物給水用の溝状水路で、81は水であ
る。
【0056】図7の様に、低中層や高層の建築物31の
屋上61の外周部に、植物へ給水する事の出来る溝状の
水路71を設けてある。溝状の水路71は、雨からや、
必要に応じて空調室外機41又は貯水タンク51から、
水81が供給される。又、溝状の水路71は定期的に排
水できる様になっている。そしてこの溝状の水路71の
上に、上記実施例で説明したような、成長した植物や緑
化したい植物20の苗又は種子の入った植生基盤10を
固定する。又、この時、植生基盤10内に収納されている
肥料及び土5は、ペースト状などの固形のものが望まし
い。又、植生基盤10の固定は、空調室外機41や貯水
タンク51に植物20の根や茎等が絡み付くことの無い
ような範囲の場所に固定部材で固定すれば良い。
屋上61の外周部に、植物へ給水する事の出来る溝状の
水路71を設けてある。溝状の水路71は、雨からや、
必要に応じて空調室外機41又は貯水タンク51から、
水81が供給される。又、溝状の水路71は定期的に排
水できる様になっている。そしてこの溝状の水路71の
上に、上記実施例で説明したような、成長した植物や緑
化したい植物20の苗又は種子の入った植生基盤10を
固定する。又、この時、植生基盤10内に収納されている
肥料及び土5は、ペースト状などの固形のものが望まし
い。又、植生基盤10の固定は、空調室外機41や貯水
タンク51に植物20の根や茎等が絡み付くことの無い
ような範囲の場所に固定部材で固定すれば良い。
【0057】以上の作業によって、低中層や高層の建築
物31の屋上61が緑化される。
物31の屋上61が緑化される。
【0058】次に、本発明の植生基盤を用いた実施例で
ある、護岸の緑化に関する第6実施例を説明をする。
ある、護岸の緑化に関する第6実施例を説明をする。
【0059】その工法としては、河川等の護岸、堰堤
に、浮石等を入れたネット状の網袋を敷き詰め、その網
袋の中に上記実施例で用いた植生基盤10を挿入出来る
様に、浮石を除去あるいは移動し、孔を形成する。
に、浮石等を入れたネット状の網袋を敷き詰め、その網
袋の中に上記実施例で用いた植生基盤10を挿入出来る
様に、浮石を除去あるいは移動し、孔を形成する。
【0060】そして、その孔に、緑化する任意の植物の
苗又は種子等の入った上記実施例で用いた植生基盤10
を挿入する事により植栽を行う。
苗又は種子等の入った上記実施例で用いた植生基盤10
を挿入する事により植栽を行う。
【0061】この様な作業によって護岸が緑化される。
又、その護岸の緑化においては、水質を浄化する葦等
を、緑化する植物と一緒に植栽する事により、護岸近傍の
水が浄化される。又、緑化する植物が護岸近傍の水の浄
化をする性質を持ち合わせるものであれば更に良い。
又、その護岸の緑化においては、水質を浄化する葦等
を、緑化する植物と一緒に植栽する事により、護岸近傍の
水が浄化される。又、緑化する植物が護岸近傍の水の浄
化をする性質を持ち合わせるものであれば更に良い。
【0062】尚、上記第1、2実施例に於て、植生基盤
本体の素材は陶磁器や木であったが、その植生基盤本体
の素材としては、苗又は種子に成長の早さなどの状態に
順応して腐蝕し、その腐蝕によって苗又は種子の養分に
なる緑肥,堆肥,腐葉等の有機肥料等を濃縮したものや、
苗又は種子の好みの環境に適合して腐蝕性を持たないプ
ラスチック等、要するに、緑化させるための色々な苗又
は種子の成長の状態や好みの環境に順応し、緑化用途に
則した苗又は種子の、育成の仕方に適した素材が望まし
い。
本体の素材は陶磁器や木であったが、その植生基盤本体
の素材としては、苗又は種子に成長の早さなどの状態に
順応して腐蝕し、その腐蝕によって苗又は種子の養分に
なる緑肥,堆肥,腐葉等の有機肥料等を濃縮したものや、
苗又は種子の好みの環境に適合して腐蝕性を持たないプ
ラスチック等、要するに、緑化させるための色々な苗又
は種子の成長の状態や好みの環境に順応し、緑化用途に
則した苗又は種子の、育成の仕方に適した素材が望まし
い。
【0063】又、上記第1、2実施例に於て、植生基盤
本体の形状は円筒形や台形状の円錐形の様な箱状のもの
であったが、その植生基盤本体の形状としては、植生基
盤本体の下壁から上壁にかけて、茶碗の様に広がってい
る逆台形状で円錐の様な形や、壷形、楕円形状の円筒形
等、要するに、緑化させるための色々な苗又は種子等の
成長や苗又は種子の性質に適し、且緑化環境に適する形
状であれば任意の形状で良い。
本体の形状は円筒形や台形状の円錐形の様な箱状のもの
であったが、その植生基盤本体の形状としては、植生基
盤本体の下壁から上壁にかけて、茶碗の様に広がってい
る逆台形状で円錐の様な形や、壷形、楕円形状の円筒形
等、要するに、緑化させるための色々な苗又は種子等の
成長や苗又は種子の性質に適し、且緑化環境に適する形
状であれば任意の形状で良い。
【0064】また、本発明の植生基盤の開口部は、上記
実施例では、円形であったが、四角形等他の形状でもか
まわない。また、開口部の大きさは、上記実施例では孔
より大きなものであったが、本発明はこれに限られな
い。
実施例では、円形であったが、四角形等他の形状でもか
まわない。また、開口部の大きさは、上記実施例では孔
より大きなものであったが、本発明はこれに限られな
い。
【0065】また、本発明の植生基盤の中には、上記実
施例では、土、肥料が収納されていたが、土、または肥
料が収納されていてもよい。
施例では、土、肥料が収納されていたが、土、または肥
料が収納されていてもよい。
【0066】また、本発明の植生基盤本体は、上記実施
例では、一体成形であったが、それに限らず、側壁部を
作っておき、それから上壁を取り付けてもよい。また、
その材料は、上記実施例では、木製又は陶磁器製であっ
たが、それ以外の素材であってももちろん良い。
例では、一体成形であったが、それに限らず、側壁部を
作っておき、それから上壁を取り付けてもよい。また、
その材料は、上記実施例では、木製又は陶磁器製であっ
たが、それ以外の素材であってももちろん良い。
【0067】また、本発明の苗、種子は、オオイタビに
限らず、ヒメイタビ,イタビカズラ等のツル科の植物や、
他の植物でもよい。
限らず、ヒメイタビ,イタビカズラ等のツル科の植物や、
他の植物でもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明した所から明かな様に、本発明
では、安価な植生基盤を環境緑化全般に用いることによ
って、簡単に低コストで環境緑化を実施する事が出来、
様々な環境緑化事業を、より一層推進させる事が可能に
なる。
では、安価な植生基盤を環境緑化全般に用いることによ
って、簡単に低コストで環境緑化を実施する事が出来、
様々な環境緑化事業を、より一層推進させる事が可能に
なる。
【0069】又、本発明の植生基盤は、その本体の形状
や素材を、様々な種類の植物に適応できる様に選択する
ことが出来、苗又は種子や球根からの早期成育を達成す
る効果がある。
や素材を、様々な種類の植物に適応できる様に選択する
ことが出来、苗又は種子や球根からの早期成育を達成す
る効果がある。
【0070】又、本発明の植生基盤は、その本体を一体
成形することも出来、植生基盤の製造コストがより一層
安価になる。
成形することも出来、植生基盤の製造コストがより一層
安価になる。
【0071】又、本発明の植生基盤は、緑化に用いる植
物の苗又は種子としてオオイタビを用いた場合は、植栽
後の管理を必要とせず管理費用が掛からず、低木である
ので転倒しにくく、石垣を這うので法面を緑化しつつ法
面表層が滑落しにくくなる。それに加えて茎が引っ張り
力に対して強いので、より一層法面表層が滑落しにくく
なる。又、常緑なので四季を通じての緑化が出来、更に
繁殖力が旺盛であることにより非常に長期に亙っての緑
化が可能である。
物の苗又は種子としてオオイタビを用いた場合は、植栽
後の管理を必要とせず管理費用が掛からず、低木である
ので転倒しにくく、石垣を這うので法面を緑化しつつ法
面表層が滑落しにくくなる。それに加えて茎が引っ張り
力に対して強いので、より一層法面表層が滑落しにくく
なる。又、常緑なので四季を通じての緑化が出来、更に
繁殖力が旺盛であることにより非常に長期に亙っての緑
化が可能である。
【図1】本発明の第1実施例の植生基盤の断面図
(a)、上面図(b)、底面図(c)である。
(a)、上面図(b)、底面図(c)である。
【図2】本発明の第2実施例の植生基盤の断面図
(a)、上面図(b)、底面図(c)である。
(a)、上面図(b)、底面図(c)である。
【図3】本発明の植生基盤を用いた環境緑化工法の一実
施例である第3実施例を示す断面図である。
施例である第3実施例を示す断面図である。
【図4】本発明の第3実施例での、他の作業方法を示す
断面図である。
断面図である。
【図5】本発明の植生基盤を用いた環境緑化工法の一実
施例である第4実施例を示す断面図である。
施例である第4実施例を示す断面図である。
【図6】本発明の第4実施例での、他の作業方法を示す
断面図である
断面図である
【図7】本発明の植生基盤を用いた環境緑化工法の一実
施例である第5実施例の斜視図である。
施例である第5実施例の斜視図である。
【図8】従来からある、環境緑化に用いる植栽用ポット
の断面図である。
の断面図である。
【図9】従来の環境緑化工法を示した断面斜視図であ
る。
る。
1 植生基盤本体 2 孔(植物が植生基盤内から外界へ成長していく為
等用) 3 開口部 4 部材 4a 切れ目 5 肥料及び/又は土 10 植生基盤 20 植物 30 根 40 孔(植生基盤植栽用) 50 法面形成層 60 土壌 70 法面 80 法面小段部(犬走り部) 31 建築物 41 空調室外機 51 貯水タンク 61 屋上 71 溝状の水路 81 水
等用) 3 開口部 4 部材 4a 切れ目 5 肥料及び/又は土 10 植生基盤 20 植物 30 根 40 孔(植生基盤植栽用) 50 法面形成層 60 土壌 70 法面 80 法面小段部(犬走り部) 31 建築物 41 空調室外機 51 貯水タンク 61 屋上 71 溝状の水路 81 水
Claims (9)
- 【請求項1】箱状であって、上壁に孔が穿設されてお
り、下壁に開口部が設けられた植生基盤本体と、前記開
口部を封鎖するように取付けられている多孔性の部材
と、前記植生基盤本体内に収納されている肥料及び/又
は土と、その肥料及び/又は土に設けられている苗又は
種子とを備えることを特徴とする植生基盤。 - 【請求項2】前記植生基盤本体の素材は、前記苗又は種
子の成長に適する腐食性を持つことを特徴とする請求項
1記載の植生基盤。 - 【請求項3】前記植生基盤本体の素材として、木を用い
ることを特徴とする請求項1又は2記載の植生基盤。 - 【請求項4】前記植生基盤本体の素材は、腐食性を持た
ないことを特徴とする請求項1記載の植生基盤。 - 【請求項5】前記植生基盤は、土木構造物又は建築物の
壁を緑化する為に用いられることを特徴とする請求項1
〜4の何れか記載の植生基盤。 - 【請求項6】前記植生基盤本体は、一体的に成形された
ものであることを特徴とする請求項1〜5の何れか記載
の植生基盤。 - 【請求項7】前記苗又は種子は、オオイタビであること
を特徴とする請求項1〜6の何れか記載の植生基盤。 - 【請求項8】コンクリートの壁を形成し、そのコンクリ
ートの壁の所定の場所に孔を貫通させ、その孔に請求項
1〜7の何れか記載の植生基盤を挿入することを特徴と
する環境緑化工法。 - 【請求項9】前記挿入される植生基盤は、鉛直方向に設
置される事を特徴とする請求項8記載の環境緑化工法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5220168A JPH07109736A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 植生基盤及びそれを用いる環境緑化工法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5220168A JPH07109736A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 植生基盤及びそれを用いる環境緑化工法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07109736A true JPH07109736A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=16746955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5220168A Pending JPH07109736A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 植生基盤及びそれを用いる環境緑化工法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07109736A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012034648A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Iej:Kk | 無土壌法面の緑化システム |
| CN105191733A (zh) * | 2015-10-20 | 2015-12-30 | 宝鸡市林业科学研究所 | 坡面孔植绿化方法 |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP5220168A patent/JPH07109736A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012034648A (ja) * | 2010-08-10 | 2012-02-23 | Iej:Kk | 無土壌法面の緑化システム |
| CN105191733A (zh) * | 2015-10-20 | 2015-12-30 | 宝鸡市林业科学研究所 | 坡面孔植绿化方法 |
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