JPH07109737A - 遮水シートの保護構造 - Google Patents

遮水シートの保護構造

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JPH07109737A
JPH07109737A JP5255565A JP25556593A JPH07109737A JP H07109737 A JPH07109737 A JP H07109737A JP 5255565 A JP5255565 A JP 5255565A JP 25556593 A JP25556593 A JP 25556593A JP H07109737 A JPH07109737 A JP H07109737A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
protective layer
sheet
artificial soil
blocking sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP5255565A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kuroiwa
正夫 黒岩
Masahito Motosugi
方人 本杉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP5255565A priority Critical patent/JPH07109737A/ja
Publication of JPH07109737A publication Critical patent/JPH07109737A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 急斜面や凹凸面に設置した遮水シートを覆う
保護層を容易に形成することができるとともに所定厚さ
の保護層を確実に形成することができ、かつ景観に優れ
た遮水シートの保護構造を提供する。 【構成】 急斜面に沿って敷設した遮水シート10の保
護層11´を植物種子と緑化基材とを含む植生のための
人工土壌によって形成する。すなわち、遮水シート10
の表面のゴミ等を除去するとともに、必要に応じて、補
強用の金網13を遮水シート10の表面に設置し、しか
る後にモルタルガン等の装置を用いて上記人工土壌を例
えば3〜10cmの厚さに吹き付ける。そしてかかる人
工土壌による保護層11´は所定時間の経過後に緑化し
て植生を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は遮水シートの保護構造
に関し、特に遮水シートを覆って敷設される保護層から
なる遮水シートの保護構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、産業廃棄物や一般廃棄物を投棄
する埋立型の廃棄物処分場では、該処分場から漏出する
汚水が地下浸透し、環境汚染を引き起こすことを防止す
るために、処分場の底面に遮水工として遮水シートを敷
設することが義務付けられている。そして、かかる遮水
シートとしては、確実性、安全性、施工性、経済性等の
観点から、軟質の合成樹脂系あるいはゴム系の遮水シー
トが主として用いられている。また、ゴルフ場のウォー
ターハザード、簡易貯水池、溜池、プール等の凹所に水
を貯留する施設の底面には、貯留水の漏出を防止すべ
く、廃棄物処分場と同様に遮水シートが敷設される。さ
らに、地中構造物等においては、地下水等が当該構造物
内に漏水するのを防止すべく、かかる構造物の周囲を覆
って遮水シートが敷設される場合がある。
【0003】一方、これらの遮水シートは、廃棄物や地
中などに存在する突起物によって容易に破損し、汚水や
貯留水等を漏出させる原因となるため、従来より、遮水
シートを覆って土、砂、不織布等の保護材からなる保護
層を敷設施工し、これを保護構造として遮水シートを防
護する方法が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
土、砂、不織布等を保護材とした遮水シートの保護構造
では、特に、急斜面や凹凸面に設置した遮水シートを覆
って保護層を敷設施工する場合には、これらの保護材を
急斜面から滑り落ちないように施工するのが困難である
とともに、凹凸面に沿って所定の厚さで均一に保護層を
敷設するのが容易でないという問題があった。
【0005】また、上記土、砂、不織布等による保護層
は、例えば廃棄物処分場における廃棄物の投棄前の如
く、これらが地表面に表出した状態におかれている場合
には景観に劣るという問題があった。
【0006】そこで、この発明は、かかる従来の問題点
に着目してなされたもので、急斜面や凹凸面に設置した
遮水シートを覆う保護層を容易に形成することができる
とともに所定厚さの保護層を確実に形成することのでき
る遮水シートの保護構造を提供することを目的とするも
のである。
【0007】また、この発明は、地表面に表出した状態
におかれている場合であっても景観を損なうことのない
遮水シートの保護構造を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するためになされたもので、その要旨は、遮水シー
トを覆って敷設される保護層からなる遮水シートの保護
構造において、前記保護層が、遮水シートの表面に吹き
付けられた、植物種子と緑化基材とを含む植生のための
人工土壌からなることを特徴とする遮水シートの保護構
造にある。
【0009】ここで、上記記載において植物種子と緑化
基材とを含む植生のための人工土壌とは、植生工のうち
土壌成分の少ない地盤の法面保護工として採用されてい
る厚層基材吹付工に使用する人工土壌をいい、この人工
土壌は、砂質土を主成分とし、植物種子と緑化基材とを
含むものである。
【0010】そして、上記人工土壌を構成する砂質土と
しては山砂を用いることが好ましく、さらに好ましくは
粘土、シルト分を10〜20%含有する砂質土を使用す
る。
【0011】また、上記人工土壌に含まれる植物種子と
しては在来草種(野草)を使用することが植生の安定及
び保護層による被覆保護効果の永続性を図るうえで好ま
しいが、在来草種のみによる緑化は早い時期での被覆形
成が非常に困難であるため、さらに好ましくは在来草種
と外来草種(牧草)とを併用して使用する。
【0012】ここで、上記在来草種としては、多年性植
物で表面を密に被覆することができ、また、発芽が早
く、むらなく発芽し、繁殖力旺盛でかつ初期成長の早い
植物であることが好ましく、例えば、やしやぶし、すす
き、いたどり、えにしだ、よもぎ、いたちはぎ、めどは
ぎ、やまはぎ、れんげ等を使用することができる。
【0013】また、上記外来草種としては、例えばイタ
リアンライグラス、チモシー、ダリスグラス、バヒアグ
ラス、ウィービングラブグラス、リードキャナリーグラ
ス、オーチャードグラス、ホワイトクローバー、ニュー
ジーランドホワイトクローバー、バーズフットトレフォ
イル、ダイカンドラ、各種ベントグラス、バーミュダグ
ラス、ショートバーミュダグラス、ケンタッキーブルー
グラス、カーペットブルーグラス、レッドトップ、クリ
ーピングレッドフェスキュ、チューイングフェスキュ、
メドーフェスキュ、ケンタッキー31フェスキュ、ベレ
ニアルライグラス、ダービーベレニアル、ノシバ、改良
ノシバ等を使用することができる。
【0014】さらに、上記人工土壌に含まれる緑化基材
は、例えば、土壌化促進に必要な有機質セルロースを主
成分として、有機・無機保水材,土壌改良材を混入する
とともに、人工土壌のせん断強度及び付着性を高めるた
めにさらに繊維補強材及び粘着材を添加したものを用い
ることができる。
【0015】さらにまた、上記人工土壌は、セメントや
複合セッター等をさらに配合して使用することもでき
る。そして、上記人工土壌に配合されるセメントとして
は例えば普通ポルトランドセメントを使用することがで
き、また複合セッターとしては例えば有機質及び無機質
肥料ならびに長期肥効型の無機質コーティング肥料を適
正な割合にミックスしたもので、好ましくは10m/m
以下の粒径を有し、肥料成分として窒素、燐酸・加里を
規定以上含有するものを使用することができる。
【0016】
【作用】そして、この発明の遮水シートの保護構造によ
れば、植物種子と緑化基材とを含む人工土壌を遮水シー
トの表面に吹き付けるだけの作業により、保護構造とし
ての保護層が容易に形成される。また、かかる人工土壌
は粘着材を含み付着性に富むため、急斜面に敷設された
遮水シートに対しても滑り落ちることなく容易に保護層
を形成することができ、さらに凹凸面に沿って直接人工
土壌を吹き付けることにより、当該凹凸面に沿って容易
に所定厚さの保護層を形成することができる。なお、層
の厚さによっては金網等の補助工法を用いることもでき
る。
【0017】また、かかる人工土壌は所定時間の経過後
に緑化した植生を形成するため、保護層が地表面に表出
した状態におかれている場合であっても景観を損なうこ
とがない。
【0018】さらに、かかる人工土壌による保護層は断
熱効果に富むため、特に寒冷地において、遮水シートに
よって覆われた土壌の凍結を防止して、凍結融解による
土壌の崩壊を防ぐことができる。
【0019】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を用いて詳細
に説明する。図1はこの発明にかかる遮水シートの保護
構造の一実施例を示すものである。すなわち、遮水シー
ト10は、例えば山間部等に掘削形成した凹所11を汚
水の流出のない廃棄物処分場として利用すべく当該凹所
11の底面を覆って敷設されたもので、軟質の合成樹脂
系あるいはゴム系のシート部材からなるものである。そ
してかかるシート部材は、廃棄物中の突起物等により容
易に破損するため、遮水シート10の上面にはこれを保
護すべく遮水シート10を覆って保護層12を敷設形成
する。
【0020】そして、この実施例にかかる遮水シートの
保護構造は、特に急斜面に敷設された遮水シート10を
保護するための保護層12´によって構成されるもので
ある。すなわち、保護層12´は植物種子と緑化基材と
を含む植生のための人工土壌からなり、かかる人工土壌
の遮水シート10への付着性により、急斜面であっても
滑り落ちることのない保護層12´を形成するものであ
る。
【0021】ここで、上記植生のための人工土壌により
保護層12´を形成するには、例えば遮水シート10の
表面のゴミ等を除去するとともに、必要に応じて、補強
用の金網13を遮水シート10の表面に設置し、しかる
後にモルタルガン等の装置を用いて上記人工土壌を例え
ば3〜10cmの厚さに吹き付けることにより、容易に
遮水シート10の表面に保護層12´を形成することが
できる。また、遮水シート10を敷設した斜面が凹凸を
有する斜面であっても、例えばモルタルガンを凹凸に沿
って対向させつつ遮水シート10の表面に人工土壌を直
接吹き付けることにより、凹凸面に沿った一様の厚さの
保護層12´を容易に形成することができる。
【0022】そして、かかる植物種子と緑化基材とを含
む人工土壌を吹き付けてなる遮水シートの保護構造によ
れば、人工土壌は所定時間の経過後に緑化した植生を形
成し、廃棄物の投棄後にあっては廃棄物と遮水シート1
0との間に介在して廃棄物が遮水シート10に直接接触
することを回避するとともに、廃棄物による埋設前にあ
っては遮水シート10が風雨に晒されることを防止し
て、遮水シート10の機能を長期間維持することができ
る。また、地表面に表出した状態におかれている場合で
あっても保護層を覆って形成された植生により景観を保
持することができる。
【0023】なお、この実施例では、特に上記人工土壌
の付着性に鑑み、急斜面に上記人工土壌からなるの保護
層12´を形成する場合について記載したが、この発明
はこれに限定されるものではなく、廃棄物処分場の底部
等において平坦に敷設された遮水シート10の保護構造
として用いることもできる。
【0024】また、植物種子と緑化基材とを含む人工土
壌は3〜10cm以上の厚層に敷設された場合には高い
断熱効果を有するため、特に寒冷地において、遮水シー
ト10の下方の土壌の凍結を防止して、凍結融解による
土壌の崩壊を防ぎ、これによって遮水シート10の破損
を防止することもできる。
【0025】さらに、この実施例では、廃棄物処分場に
敷設した遮水シートに本願発明を適用する場合について
記載したが、この発明はこれに限定されるものではな
く、例えばゴルフ場のウォーターハザード、簡易貯水
池、溜池若しくはプール等の凹所に水を貯留する施設の
底面に敷設した遮水シートや、地下構造物の周囲を覆っ
て敷設した遮水シートの保護構造としても適用すること
ができる。
【0026】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、この発明の
遮水シートの保護構造によれば、遮水シートを覆う保護
層が、遮水シートの表面に吹き付けられた、植物種子と
緑化基材を含む植生のための人工土壌からなるので、当
該人工土壌を遮水シートの表面に沿って直接吹き付ける
ことにより、当該人工土壌が付着性に富むことにより、
急斜面や凹凸面に設置した遮水シートを覆う保護層を容
易に形成することができるとともに所定厚さの保護層を
確実に形成することができる。
【0027】また、上記人工土壌は、所定時間の経過後
に緑化した植生を形成するため、保護層が地表面に表出
した状態におかれている場合であっても、優れた景観を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる遮水シートの保護構造の一実
施例を示す略示断面図である。
【符号の説明】
10 遮水シート 12´ 保護層 13 金網

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮水シートを覆って敷設される保護層か
    らなる遮水シートの保護構造において、 前記保護層が、遮水シートの表面に吹き付けられた、植
    物種子と緑化基材とを含む植生のための人工土壌からな
    ることを特徴とする遮水シートの保護構造。
JP5255565A 1993-10-13 1993-10-13 遮水シートの保護構造 Pending JPH07109737A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5255565A JPH07109737A (ja) 1993-10-13 1993-10-13 遮水シートの保護構造

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JP5255565A JPH07109737A (ja) 1993-10-13 1993-10-13 遮水シートの保護構造

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JPH07109737A true JPH07109737A (ja) 1995-04-25

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JP (1) JPH07109737A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007009627A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Asahi Kasei Chemicals Corp 強化のり面形成用材料及び強化のり面形成方法
JP2010077688A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Ube Ind Ltd 防草用防草構造体及びその施工方法
CN104196038A (zh) * 2014-08-15 2014-12-10 申新山 高陡岩石边坡主动防护方法与设施

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007009627A (ja) * 2005-07-04 2007-01-18 Asahi Kasei Chemicals Corp 強化のり面形成用材料及び強化のり面形成方法
JP2010077688A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Ube Ind Ltd 防草用防草構造体及びその施工方法
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