JPH07109983B2 - パルス遅延回路 - Google Patents

パルス遅延回路

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JPH07109983B2
JPH07109983B2 JP62183749A JP18374987A JPH07109983B2 JP H07109983 B2 JPH07109983 B2 JP H07109983B2 JP 62183749 A JP62183749 A JP 62183749A JP 18374987 A JP18374987 A JP 18374987A JP H07109983 B2 JPH07109983 B2 JP H07109983B2
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富士雄 槇
臼木  直司
強 丸岡
英夫 林
晃 古川
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ディジタル信号処理回路に応用されるパルス
遅延回路に関するものである。
(従来の技術) 第3図に従来のパルス遅延回路を示す。同図において、
31,32,33,34はディレイ型フリップフロップ(以下、DFF
と略す)で、DFFがn個あることを示している。35はパ
ルス遅延回路の入力端子、36はクロック入力端子であ
り、37はパルス遅延回路の出力端子である。
第4図は、従来のパルス遅延回路に使用されるDFFの動
作を説明するための図である。同図において、φ1,D1,Q
1は第3図におけるDFFを例としたものである。第4図に
おいて、φ1はクロック、D1はDFFの入力、Q1はDFFの出
力である。DFFはクロックφ1が高電位(以下、“H"と略
す)のタイミングでD1の状態を内部に入力し、クロック
φ1が低電位(以下、“L"と略す)に変化したときに、
出力Q1にDFF内部の情報を出力する。従って、第4図に
おいて、D1が“L"→“H"→“L"と変化すると、出力Q1
図示されているように、クロックφ1に同期して“L"→
“H"→“L"と変化する。
第5図は、従来のパルス遅延回路の動作波形で、φ1
φn,D1,Q1,Q2,Qn-1,Qnは第3図のφ1〜φn,D1,Q1,Q2,Q
n-1,Qnに各々対応している。
第5図のクロックφ1〜φnに示した(1),(2),
(n−1),(n)はクロックパルスの番号で、(1)
はDFFの出力Q1が“L"から“H"に変化するタイミング
で、(2)はDFFの出力Q2が“L"から“H"に変化するタ
イミングで、(n−1)はDFFの出力Qn-1が“L"から
“H"に変化するタイミングで、(n)はDFFの出力Qn
“L"から“H"に変化するタイミングである。
第5図において、DFFはクロックφ1が“H"状態のタイミ
ングでD1の状態をDFFに入力し、クロックφ1が“L"状態
のタイミングでDFF内部の情報をQ1に出力する。
第3図に示した従来のパルス遅延回路において、Q1とD2
が接続され、以下同様にQn-1とDnが接続されているた
め、第5図に示したように、DFFの出力QnはQ出力が
“L"から“H"に変化したのち、クロックパルスのn−1
パルス後に“L"から“H"に変化することになる。すなわ
ち、第3図に示した従来のパルス遅延回路において、た
とえばn=10の場合は、第5図においてもn=10となる
ため、Q1が“L"から“H"に変化後、クロックパルスでn
−1=9パルス後にQn(Q10)の出力が“L"から“H"に変
化する。
以上説明したように、第3図に示した従来のパルス遅延
回路は、遅延回路の段数をnとし、クロックパルスの周
期をTとすると、ほぼd=n×Tだけ入力信号を遅延す
ることができる。ここで、dは遅延時間を示す。
次に、第3図に示した従来のパルス遅延回路の遅延後の
パルス幅精度について説明する。
第6図は、従来のパルス遅延回路の問題点を説明するた
めに動作波形を示したもので、φ1は第3図に示した従
来のパルス遅延回路のクロックを示し、D1はDFFの入力
で、Q1はD1の入力に対応したDFFの出力を示す。第6図
において、D′1は第3図に示した従来のパルス遅延回
路のDFF入力を示し、Q′1はD′1の入力に対応したDFF
の出力を示す。第6図において、DFF入力D1およびD′1
は同じパルス長tである。DFFの入力信号が同一パルス
幅の場合でも、クロックパルスφ1との位相関係が変化
することにより、DFFの出力信号幅が変化することがわ
かる。すなわち、第3図に示した従来のパルス遅延回路
において、遅延後のパルス幅の精度を上げるためには、
パルス幅に対してクロックパルスの幅を充分短くする必
要がある。すなわち、第6図に示すように、DFFの出力Q
1およびQ′1は、クロックパルスの1周期期間の誤差を
発生した場合、入力パルス幅をt,クロック周期をφ,遅
延後のパルス幅をt1とすると、t−φ≦t1≦t+φの関
係になる。たとえば、遅延後のパルス幅誤差を入力パル
ス幅の1%以下にする場合、クロックパルス周期は、遅
延されるパルス幅の100分の1以下にしなければならな
い。
すなわち、従来のパルス遅延回路で誤差をなくするため
には、遅延されるパルス幅に対して、クロックパルス周
期は充分短くなければならない。
次に、第3図に示した従来のパルス遅延回路の問題点に
ついて説明する。従来のパルス遅延回路において、遅延
時間がパルス幅に比較して長い場合、たとえばパルス幅
をtとし、遅延時間をdとし、d=2tの場合について考
える。上記のように、たとえば遅延後のパルス幅の精度
を1%以下にするためには、クロックパルスの周波数は
パルス幅の100倍以上必要となり、遅延時間dがパルス
幅の2倍であるから、DFFは200段以上必要となる。すな
わち、遅延時間がパルス幅の2倍の場合でも、第3図に
おいて、n=200となり、DFFの数は非常に多くなる。
(発明が解決しようとする問題点) 上記説明のとおり、従来のパルス遅延回路は、遅延後の
パルス幅精度を上げるためには、クロックパルスの周期
を遅延するパルスのパルス幅より充分に短くする必要が
ある。しかし、従来のパルス遅延回路では、遅延される
パルス幅に比較して遅延時間が長い場合に、DFFの段数
を非常に多くする必要があり、回路規模が大きくなる欠
点があった。
本発明の目的は、従来の欠点を解消し、遅延後のパルス
幅の精度と遅延回路の規模を改善し、遅延時間の精度が
良く、小規模なパルス遅延回路を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、第1のカウンタと第2のカウンタとを有し、
第1のカウンタの出力と第2のカウンタの出力とが出力
用フリップフロップ回路の入力に接続され、第1のカウ
ンタの出力は第1のフリップフロップ回路の入力に接続
されると共に、第2のカウンタの出力は第2のフリップ
フロップ回路の入力に接続され、パルス入力端子は立上
がり検出ロジック回路の入力と立下がり検出ロジック回
路の入力とに接続され、立上がり検出ロジック回路の出
力はインバータを経て第1のカウンタの出力と共に第1
のフリップフロップ回路の入力となり、第1のフリップ
フロップ回路の出力は立上がり検出ロジック回路の出力
と合成された上、第1のカウンタのリセット入力に接続
され、立下がり検出ロジック回路の出力はインバータを
経て第2のカウンタの出力と共に第2のフリップフロッ
プ回路の入力となり、第2のフリップフロップ回路の出
力は立下がり検出ロジック回路の出力と合成された上、
第2のカウンタのリセット入力に接続され、且つ、第1
のカウンタと第2のカウンタとのクロック入力端子が共
通接続されたものである。
(作用) 本発明のパルス遅延回路は、従来のパルス遅延回路と異
なり、2つのカウンタを使用し、第1のカウンタでは遅
延パルスの立上がりをカウント開始のタイミングとし、
第2のカウンタでは遅延パルスの立下がりをカウント開
始のタイミングとして、遅延パルスの立上がりと立下が
りのタイミングを2つのカウンタで、しかも同一クロッ
クを使用することによって別々に伝送し、2つのカウン
タの出力をフリップフロップ回路によってロジック処理
を行い、さらに2つのカウンタの出力状態の変化をフリ
ップフロップ回路によってロジック処理を行い、各々の
カウンタのリセット信号と合成する構成のパルス遅延回
路である。
(実施例) 本発明の一実施例を第1図および第2図に基づいて説明
する。
第1図は、本発明のパルス遅延回路を示す。同図におい
て、1は第1のカウンタで、RAはリセット入力、φA
クロック入力、QAは出力、2は第2カウンタで、RBはリ
セット入力、φBはクロック入力、QBは出力である。3,
4,5,6,7,8はNORゲートであり、NORゲート3と4,NORゲー
ト5と6,NORゲート7と8の各組により、それぞれフリ
ップフロップ回路を構成している。9,10はORゲートで、
2つの入力の論理和を出力する。11,12はANDゲートで、
2つの入力の論理積を出力する。13,14,15,16,17,18,19
はインバータで、入力の反転論理を出力する。20はパル
ス入力端子で、遅延前のパルスが入力される。21は本発
明のパルス遅延回路の出力端子であり、入力端子20に入
力されたパルスが遅延されて出力される。22はクロック
入力端子であり、第1カウンタのクロック入力φAおよ
び第2カウンタのクロック入力φBに接続されている。
第2図は、本発明のパルス遅延回路の動作波形を示す。
同図において、φA,φBは第1図における第1カウンタ
および第2カウンタのクロックパルスであり、第1カウ
ンタおよび第2カウンタは、クロックパルスφAおよび
φBのパルス数をカウントし、カウンタのカウント数が
規定値になると、QAおよびQBは“L"状態から“H"状態に
変化する。
第2図において、aは入力パルスで、第1図における入
力端子20に入力される。第2図において、bは第1図に
おけるインバータ13の出力波形で、入力端子20の反転波
形で、しかも伝達時間遅れがあるために、わずかに遅れ
ている。第2図において、cは第1図におけるANDゲー
ト11の出力波形であり、ANDゲート11の出力は、インバ
ータ13の出力と入力端子20の論理積である。
第2図において、dは第1図におけるインバータ15の出
力波形である。dは第1図における入力端子20と同一極
性で、しかもインバータ14,15による伝達時間遅れを持
つ波形となる。
第2図において、eは第1図におけるANDゲート12の出
力波形である。また、eとbとdの論理積である。
第2図において、f,g,h,iは第1図における第1カウン
タ出力QA,第2カウンタ出力QB,NORゲート6の出力,NOR
ゲート8の出力波形を各々示している。
次に、第1図に示した本発明のパルス遅延回路の動作に
ついて説明する。同図において、入力端子20に入力され
たパルスは、ANDゲート11およびインバータ13によっ
て、第2図のcに示すように、入力パルスの立上がりの
タイミングで“H"状態になり、cが“H"の期間は、第1
図におけるインバータ13の信号伝達時間に相当している
ため、第2図におけるクロック入力φA,φBの周期に比
較して十分短い。同様に、第1図におけるANDゲート12
の出力は、第2図のeに示すように、入力パルスの立下
がりのタイミングで“H"状態になり、eが“H"の期間
は、クロックφA,φBの周期に比較して充分短い。
第1図において、ANDゲート11の出力が“H"になると、O
Rゲート9の出力も“H"となり、第1カウンタはリセッ
トされ、カウントゼロの状態になり、出力QAは“L"にな
る。ANDゲート11の出力が、入力端子20に入力されるパ
ルスの立下がり付近のタイミングで、“L"→“H"→“L"
と変化するため、インバータ17の出力も、ANDゲート11
の出力よりインバータ16とインバータ17の伝達時間だけ
遅れて、“L"→“H"→“L"と変化する。ここで、NORゲ
ート5,6が構成しているフリップフロップ回路の動作に
ついて説明する。NORゲート5の入力は、NORゲート6の
出力と第1カウンタの出力QAであり、NORゲート6の入
力はNORゲート5の出力とインバータ17の出力であるか
ら、第1カウンタの出力QAが“L"になり、次に、インバ
ータ17の出力が“L"→“H"→“L"と変化するため、NOR
ゲート6の出力は“L"になる。第1カウンタ出力QA
“L"で、インバータ17の出力が“L"の場合には、NORゲ
ート5,6の出力は変化せず、インバータ17の出力が“L"
で第1カウンタの出力QAが“H"になると、NORゲート6
の出力は“H"になる。入力端子20に入力されるパルスの
立上がりのタイミングで、ANDゲート11の出力が“L"→
“H"→“L"と変化するために、ORゲート9の出力も“L"
→“H"→“L"となり、第1カウンタのリセット端子RA
いったんリセットされたのちに、クロック入力φAに入
力されるとクロックによって、第1カウンタはカウント
を開始する。第1カウンタがカウントを終了すると、出
力QAが“H"となるため、NORゲート6の出力は“H"とな
る。このとき、インバータ17の出力は“L"である。すな
わち、第1カウンタは、カウント終了後NORゲート6の
出力が“H"になるために、リセット入力RAが“H"となり
リセットされ、出力QAは“L"→“H"→“L"となる。NOR
ゲート3,4は、NORゲート5,6と同様にフリップフロップ
回路を構成しているために、NORゲート4の出力は第1
カウンタがカウント終了すると同時に“H"となり、第2
カウンタの出力QBからの信号がくるまで、この状態を保
持する。第2図のcは“H"の期間が3箇所あり、中央の
“H"の信号が、第1図における第1カウンタのカウント
終了時の変化を示している。
次に、第1図におけるANDゲート12の出力は、入力端子2
0に入力される入力パルスの立下がりのタイミンで、
“L"→“H"→“L"と変化するため、第2カウンタは入力
パルスの立下がりのタイミングでいったんリセットさ
れ、カウントゼロの状態になってからカウントを開始す
る。第2カウンタがカウント開始前にリセットされる
と、出力QBは“L"になり、次に、インバータ19の出力が
“L"→“H"→“L"と変化するために、NORゲート8の出
力は“L"となる。第2カウンタがカウントを終了し、出
力QBが“H"になると、NORゲート4の出力は“L"になり
(このとき、第1カウンタの出力QAは“L"である)、イ
ンバータ19の出力が“L"であるから、NORゲート8の出
力は“H"になり、ORゲート10の出力が“H"になり、第2
カウンタはリセットされる。従って、第2カウンタがカ
ウントを終了すると、出力QBは“L"→“H"→“L"と変化
する。
第2図において、cが“H"の期間が3箇所あり、中央の
“H"の信号が、第1図におけるカウンタのカウント終了
時の変化を示している。従って、第1図における出力端
子21には、第2図のjに示すように、入力端子20に入力
される入力パルスと等しいパルス幅tを持ち、遅延され
たパルス波形が得られる。すなわち、第1図に示した本
発明のパルス遅延回路は、第1カウンタが入力パルスの
立上がりのタイミングを遅延し、第2カウンタが入力パ
ルスの立下がりのタイミングを遅延し、NORゲート3,4は
2つのカウンタ出力から入力パルスを再生している。
第1図に示した本発明のパルス遅延回路の遅延後のパル
ス幅精度は、クロック端子φAおよびφBに入力されるク
ロックの1周期が誤差の要素となる。従って、出力端子
21に出力されるパルス幅をt0,入力パルス幅をt,クロッ
ク周期をtφとすると、t−tφ≦t0≦t+tφの大き
さになる。
次に、本発明のパルス遅延回路の遅延時間が長い場合に
ついて考える。本発明のパルス遅延回路はカウンタを用
いているので、カウンタを構成しているフリップフロッ
プ回路の段数が少ない場合でも、大きなカウント数を得
ることができる。従って、遅延時間が長い場合にも、従
来のパルス遅延回路のように、非常に多くのフリップフ
ロップ回路を必要とする問題がなく、従来のパルス遅延
回路と同じ遅延パルス幅精度が得られる。
(発明の効果) 本発明によれば、パルス遅延回路は遅延時間が遅延パル
ス幅に比較して長い場合にも、小規模で、しかも精度の
良いパルス遅延回路が得られ、その実用上の効果は大で
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるパルス遅延回路、第2
図は本発明のパルス遅延回路の動作波形図、第3図は従
来のパルス遅延回路、第4図は従来のパルス遅延回路に
使用されるディレイ型フリップフロップ回路の動作波形
図、第5図は従来のパルス遅延回路の動作波形図、第6
図は従来のパルス遅延回路の問題点を説明する波形図で
ある。 1,2……カウンタ、3,4,5,6,7,8……NORゲート、9,10…
…ORゲート、11,12……ANDゲート、13,14,15,16,17,18,
19……インバータ、20……パルス入力端子、21……出力
端子、22……クロック入力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 英夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 古川 晃 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のカウンタと第2のカウンタとを有
    し、前記第1のカウンタの出力と前記第2のカウンタの
    出力とが出力用フリップフロップ回路の入力に接続さ
    れ、前記第1のカウンタの出力は第1のフリップフロッ
    プ回路の入力に接続されると共に、前記第2のカウンタ
    の出力は第2のフリップフロップ回路の入力に接続さ
    れ、パルス入力端子は立上がり検出ロジック回路の入力
    と立下がり検出ロジック回路の入力とに接続され、前記
    立上がり検出ロジック回路の出力はインバータを経て前
    記第1のカウンタの出力と共に前記第1のフリップフロ
    ップ回路の入力となり、前記第1のフリップフロップ回
    路の出力は前記立上がり検出ロジック回路の出力と合成
    された上、前記第1のカウンタのリセット入力に接続さ
    れ、前記立下がり検出ロジック回路の出力はインバータ
    を経て前記第2のカウンタの出力と共に前記第2のフリ
    ップフロップ回路の入力となり、前記第2のフリップフ
    ロップ回路の出力は前記立下がり検出ロジック回路の出
    力と合成された上、前記第2のカウンタのリセット入力
    に接続され、且つ、前記第1のカウンタと前記第2のカ
    ウンタとのクロック入力端子が共通接続されたことを特
    徴とするパルス遅延回路。
JP62183749A 1987-07-24 1987-07-24 パルス遅延回路 Expired - Lifetime JPH07109983B2 (ja)

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