JPH0711039Y2 - 小型滑走艇の水冷エンジン冷却装置 - Google Patents

小型滑走艇の水冷エンジン冷却装置

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JPH0711039Y2
JPH0711039Y2 JP1014389U JP1014389U JPH0711039Y2 JP H0711039 Y2 JPH0711039 Y2 JP H0711039Y2 JP 1014389 U JP1014389 U JP 1014389U JP 1014389 U JP1014389 U JP 1014389U JP H0711039 Y2 JPH0711039 Y2 JP H0711039Y2
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water
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radiator
cooling
pump
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JP1014389U
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幹夫 神竹
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ウォータジェットポンプにより推進される
小型滑走艇において、そのポンプを駆動する水冷エンジ
ンを冷却するための冷却装置に関するものである。
[従来の技術] 小型滑走艇では、密閉されたエンジンルーム内にエンジ
ンが収納されるため、通常、水冷エンジンが用いられて
いる。この水冷エンジンの冷却は、構造の簡単な直接冷
却方式が一般的であり、その代表的な冷却装置として
は、第5図に示すようにウォータジェットポンプ5内に
設けた開口から、加圧水の一部を導入パイプ9′により
エンジン3の図示しないウォータジャケットに取り入れ
てエンジン3を冷却する構造の装置が知られている。ま
た、この種の冷却装置の場合、エンジン3を冷却した後
の水は、通常排気ガスを冷却するために、エキスパンシ
ョンチャンバー4内に放出され、排気ガスとともに水マ
フラ4aを通して排気管4bより船外へ排出されるようにな
っている。
その他の先行技術として、特開昭61-205597号公報に記
載の冷却装置がある。この冷却装置は、船外機又は船内
外機のスクリューユニットを冷却ユニットに構成してエ
ンジンを間接的に冷却するものである。
[考案が解決しようとする課題] 上記した従来の直接冷却方式による冷却装置では、浮遊
物や砂などが水とともにエンジン3(第5図)のウォー
タジャケット内に入り込むことがある。また、小型滑走
艇1を海で使用する場合は、海水がウォータジャケット
内に導入されるので、使用後そのまま長期間放置すると
錆びが生じやすい。このため、使用後に、ウォータジャ
ケット内を水道水などで洗浄する必要があるが、この作
業は手間がかかり煩わしいものであった。
また、上記した先行の公開公報に記載の冷却装置は、船
尾側の底部付近より水面下に突出するスクリューユニッ
トを備えた推進装置のエンジンの冷却に用いられるもの
であり、ウォータジェットポンプで推進する小型滑走艇
とは推進方式が異なっているため、ウォータジェット推
進式の小型滑走艇に適用することができない。しかも、
前記スクリューユニットのように水面下に突出する部材
を冷却ユニット(放熱器)に構成すると、浅瀬を走航す
る機会が多いウォータジェット推進式の小型滑走艇で
は、冷却ユニットが水底や障害物などに接触して破損し
やすい。
この考案は上述の点に鑑みなされたもので、ウォータジ
ェットポンプを収納するスペース内のデッドスペースに
エンジンの間接冷却用の放熱器を設置することにより、
エンジンのウォータジャケット内に浮遊物や砂などが侵
入せず、海で小型滑走艇を使用しても海水がウォータジ
ャケット内に導入されないので、使用後に洗浄する手間
が要らず、また船体の外観や形状を損なわず、しかも浅
瀬を滑走しても放熱器を破損させるおそれがない、水冷
エンジンの冷却装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記した目的を達成するためにこの考案の水冷エンジン
の冷却装置は、ウォータジェットポンプの収納スペース
内で該ポンプのノズルの近傍に、アルミ合金などの熱伝
導性に優れた材料で形成し、内部に冷却液の流通路を設
けた放熱器を配設し、前記エンジンのウォータジャケッ
トと前記放熱器との間に冷却液の循環路を設け、該循環
路に循環ポンプを介装して冷却液を循環させるようにす
ると共に、前記ノズルの適所に、前記放熱器に向けて小
径のジェット水噴射孔を穿設している。
[作用] 上記した構成を有するこの考案の水冷エンジンの冷却装
置のよれば、小型滑走艇の静止時や低速滑走時には前記
放熱器が水面下に沈んで外部水と接触することによって
冷却され、また高速滑走時には放熱器が水面上に露呈す
るが、ポンプノズルの噴射孔からジェット水の一部が放
熱器に噴射されることによって冷却される。こうして、
小型滑走艇の滑走状態を問わず常に放熱器の内部の冷却
液が冷却され、その冷却された冷却液が、循環ポンプに
よって水冷エンジンのウォータジャケット内を循環し、
水冷エンジンを冷却する。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの考案のエンジン冷却装置を備えた小型滑走
艇の平面図、第2図は第1図のII-II線拡大断面図、第
3図は第2図のIII-III線断面図である。
第1図に示すように、小型滑走艇1の前部に設けられた
エンジンルーム2内に、水冷エンジン3、エキスパンシ
ョンチャンバー4及び水マフラー4aが一連に接続されて
収納されている。
小型滑走艇1の底部に形成されたダクト11(第2図)内
に、ウォータジェットポンプ5及び操舵ノズル6が順に
配備されている。前記ダクト11内のウォータジェットポ
ンプ5の後部寄りに放熱器12が配設されており、この放
熱器12と、前記エンジン3のウォータジャケット(図示
せず)との間に、送給パイプ7a及び帰還パイプ7bからな
る循環路7が設けられている。そして、帰還パイプ7bに
介装された循環ポンプ8により、不凍液や冷却水などの
冷却液が、前記循環路7内を循環するように構成されて
いる。また、エンジン3からの排気ガスを冷却するため
に、前記ウォータジェットポンプ5内に開設された開口
(図示せず)から、ウォータジェットポンプ5により加
圧された外部水の一部が導入パイプ9を通って、前記エ
キスパンションチャンバー4内へ導入されるようになっ
ている。そして、エキスパンションチャンバー4内に導
入された外部水は、水マフラー4aへ送られた後に、排気
ガスとともに排気管4bを通って船外へ排出されるように
なっている。第1図中の符号10はハンドルで、このハン
ドル10の回転操作により、前記操舵ノズル6の向きが変
えられる。
第2図に示すように、下面を開放したダクト11内に配備
されたウォータジェットポンプ5は、筒状のポンプケー
シング51と、その内部に回動自在に支持され、ドライブ
シャフト55に一体に取り付けられたインペラ52と、ポン
プケーシング51内に固定された静翼53(ガイドベーン)
とを備えている。そして、前記エンジン3(第1図)に
より、ウォータジェットポンプ5のインペラ52がドライ
ブシャフト55を介して駆動されるようになっている。ま
た、ポンプケーシング51の後端には、口径を後方に向け
漸次縮小したポンプノズル54が連設され、このポンプノ
ズル54の後端部に、前記操舵ノズル6が水平回動自在に
軸着されている。更にウォータジェットポンプ5の下面
側には、ポンプカバー15がその直前方の吸込口20から小
型滑走艇1の船尾にわたって配設されている。なお、前
記吸込口20には、浮遊物などがダクト11内への侵入する
のを防止するために、格子部材21が装着されている。
前記放熱器12は、熱伝導性に優れた例えばアルミ合金製
の二重構造体からなり、その内部に冷却液の流通路12a
が設けられており、前記ダクト11内において前記ポンプ
ノズル54及び操舵ノズル6の周囲にそれらを取り囲むよ
うに配設されている。そして、第2図及び第3図に示す
ように、ポンプノズル54の適所(ここでは、上下左右の
4カ所)に小径のジェット水の噴射孔55が、前記放熱器
12の内周面に向けて穿設されている。また、第3図に示
すように、放熱器12の下端部の左側に冷却液の入口13
が、また右側に冷却液の出口14がそれぞれ開設され、入
口13から導入された冷却液が、放熱器12内部の流通路12
aを通って出口14から排出されるようにしてある。そし
て、その入口13と前記エンジン3(第1図)のウォータ
ジャケットの出口が送給パイプ7a(第1図)により、ま
た熱交換器12の出口14とウォータジャケットの入口が帰
還パイプ7b(第1図)によりそれぞれ接続されている。
なお、本実施例では、冷却液として不凍液が用いられて
いる。
次に、上記した実施例のエンジンの冷却装置についてそ
の冷却態様を説明する。
第1図及び第2図の小型滑走艇1は、エンジン3による
インペラ52の回転によってダクト11の吸込口20から吸い
込まれた水が、ポンプケーシング51内で加圧され、ポン
プノズル54を通って操舵ノズル6から噴射され、その反
作用で推進される。また、ポンプケーシング51内で加圧
されたジェット水の一部は、ポンプノズル54の噴射孔55
から放熱器12に噴射され、これを冷却する。
小型滑走艇1の静止時及び低速滑走時には、放熱器12の
全体が水面下にあり、また噴射孔55から噴射されるジェ
ット水の勢いも弱いので、放熱器12は外部水との接触に
よって冷却される。
一方、小型滑走艇1の高速滑走時には、外部水は船側、
船底に沿って漸次後方へ流れ、また操舵ノズル6から噴
射されるジェット水によってその周辺の水が押し退けら
れ、第2図のように放熱器12の大部分が水面W.L上に露
呈する。しかし、噴射孔55から放熱器12に向けて噴射さ
れるジェット水の勢いが強く、露呈した放熱器12はその
ジェット水で十分に冷却される。
こうして、放熱器12は外部水あるいはジェット水によっ
て常に冷却され、その内部の冷却液も冷却される。ま
た、冷却された放熱器12内の冷却液は、循環ポンプ8に
よってエンジン3のウォータジャケット(図示せず)内
を流通して放熱器12に戻され、ウォータジャケットと放
熱器12との間を循環する。このようにして、エンジン3
が、冷却液を介して外部水により間接的に冷却される。
第4図はこの考案の冷却装置の他の実施例を示す。図示
の放熱器12′は前記実施例の放熱器12とは、下記の点が
相違している。すなわち、放熱器12′を、ダクト11内の
ポンプノズル54の上面側にだけ形設している。これに伴
って、ジェット水の噴射孔55も、ポンプノズル54の上半
分にだけ穿設している。しかし、基本的な冷却作用は、
前記実施例と共通するので、同図において共通する構成
部材は前記実施例と同一の符号を用いて示し、説明は省
略する。
この考案の冷却装置においては、ダクト11内のデッドス
ペース内に設けられる放熱器12、12′の大きさや形状
は、エンジン3(第1図)の冷却に必要な放熱量やダク
ト11内のデッドスペースなどを考慮して適宜決定され
る。
[考案の効果] この考案の水冷エンジンの冷却装置は、上記した構成か
らなるので、下記の効果を奏する。
(1)小型滑走艇の接水箇所で、ウォータジェットポン
プを収納するスペース内のデッドスペースにエンジンの
間接冷却用の放熱器を設置したので、放熱器を外部水で
冷却でき、しかも放熱器を設置するための新たなスペー
スが不要なうえ、船体の外観や形状が損なわれることが
ない。また、放熱器が船外には突出しないので、浅瀬等
を走航しても破損させることがない。更に、小型滑走艇
の高速滑走時に放熱器が水面上に露呈しても、放熱器
は、ポンプノズルの噴射孔から噴射されるジェット水に
よって冷却されるので、冷却能力が低下せず、放熱器と
しての機能が確保される。
(2)エンジンのウォータジャケットと熱交換器との間
で冷却液を循環させてエンジンを間接的に冷却するの
で、ウォータジャケット内に浮遊物や砂などが侵入せ
ず、また海で小型滑走艇を使用しても海水がウォータジ
ャケット内に流入しないので、使用後に洗浄する手間が
要らず、メンテナンスが容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例にかかる水冷エンジンの冷却
装置を備えた小型滑走艇の平面図、第2図は第1図のII
-II線拡大断面図、第3図は第2図のIII-III線断面図、
第4図はこの考案の冷却装置の他の実施例を示す、第3
図に対応した断面図、第5図は従来の一般的な水冷エン
ジンの冷却装置を備えた小型滑走艇の平面図である。 1……小型滑走艇、3……エンジン、5……ウォータジ
ェットポンプ、7……循環路、7a……送給パイプ、7b…
…帰還パイプ、8……循環ポンプ、12、12′……放熱
器、20……吸込口、21……格子部材、51……ポンプケー
シング、53……静翼、54……ポンプノズル、55……ジェ
ット水噴射孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ウォータジェットポンプにより推進される
    小型滑走艇の、該ポンプを駆動するための水冷エンジン
    の冷却装置において、 前記ウォータジェットポンプの収納スペース内で該ポン
    プのノズルの近傍に、アルミ合金などの熱伝導性に優れ
    た材料で形成し、内部に冷却液の流通路を設けた放熱器
    を配設し、 前記エンジンのウォータジャケットと前記放熱器との間
    に冷却液の循環路を設け、該循環路に循環ポンプを介装
    して冷却液を循環させるようにすると共に、 前記ノズルの適所に、前記放熱器に向けて小径のジェッ
    ト水噴射孔を穿設したことを特徴とする小型滑走艇の水
    冷エンジン冷却装置。
JP1014389U 1989-01-30 1989-01-30 小型滑走艇の水冷エンジン冷却装置 Expired - Lifetime JPH0711039Y2 (ja)

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JPH02100896U JPH02100896U (ja) 1990-08-10
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