JPH07110405A - 光学補償フィルム及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
光学補償フィルム及びそれを用いた液晶表示装置Info
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- JPH07110405A JPH07110405A JP5253346A JP25334693A JPH07110405A JP H07110405 A JPH07110405 A JP H07110405A JP 5253346 A JP5253346 A JP 5253346A JP 25334693 A JP25334693 A JP 25334693A JP H07110405 A JPH07110405 A JP H07110405A
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速応答性STN−LCDの着色、視角特性
およびコントラストを大幅に改善しうる、低コストの光
学補償フィルム、及びそれを用いた液晶表示装置を提供
する。 【構成】 ポリスルフォン系重合体から成るフィルム上
に、該フィルムの法線方向に光軸を有する正の一軸性光
学異方層を設置した光学補償フィルム、及びそれを用い
た液晶表示装置。
およびコントラストを大幅に改善しうる、低コストの光
学補償フィルム、及びそれを用いた液晶表示装置を提供
する。 【構成】 ポリスルフォン系重合体から成るフィルム上
に、該フィルムの法線方向に光軸を有する正の一軸性光
学異方層を設置した光学補償フィルム、及びそれを用い
た液晶表示装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速応答性の液晶表示
装置の着色補正、および視野角特性改良のために用いら
れる光学補償フィルム、及びそれを用いた液晶表示装置
に関する。
装置の着色補正、および視野角特性改良のために用いら
れる光学補償フィルム、及びそれを用いた液晶表示装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置は、低電圧、低消費電力で
IC回路への直結が可能であること、表示機能が多様で
あること、軽量化が可能であること等多くの特徴を有し
ており、ワードプロセッサやパーソナルコンピューター
等の表示装置として広く使用されている。その中で、液
晶分子のツイスト角が160°以上のツイステッドネマ
ティック液晶表示装置(以後STN−LCD)は従来の
ツイスト角が90°のツイステッドネマティック液晶表
示装置(TN−LCD)に比べ、大容量表示が可能であ
り、現在液晶表示装置の主流となっている。
IC回路への直結が可能であること、表示機能が多様で
あること、軽量化が可能であること等多くの特徴を有し
ており、ワードプロセッサやパーソナルコンピューター
等の表示装置として広く使用されている。その中で、液
晶分子のツイスト角が160°以上のツイステッドネマ
ティック液晶表示装置(以後STN−LCD)は従来の
ツイスト角が90°のツイステッドネマティック液晶表
示装置(TN−LCD)に比べ、大容量表示が可能であ
り、現在液晶表示装置の主流となっている。
【0003】しかしながらSTN−LCDには、表示画
像が青色あるいは黄色に着色する(ブルーモードあるい
はイエローモード)という問題があり、このため白黒表
示ではコントラスト、視認性が低く、またカラー化が極
めて困難であった。そこでこの着色を補償するために、
逆ねじりのSTN液晶セルを用いる二層液晶方式の白
黒、あるいは、カラー表示が提案されたが、複数の液晶
セルを用いるため、表示装置の重量、容積が大きくな
る、あるいはコストが高くなる等の問題点、また視角の
僅かな変化でコントラストが急激に低下する、あるいは
背景色が変化する等の、視角特性の劣化という別の問題
があった。
像が青色あるいは黄色に着色する(ブルーモードあるい
はイエローモード)という問題があり、このため白黒表
示ではコントラスト、視認性が低く、またカラー化が極
めて困難であった。そこでこの着色を補償するために、
逆ねじりのSTN液晶セルを用いる二層液晶方式の白
黒、あるいは、カラー表示が提案されたが、複数の液晶
セルを用いるため、表示装置の重量、容積が大きくな
る、あるいはコストが高くなる等の問題点、また視角の
僅かな変化でコントラストが急激に低下する、あるいは
背景色が変化する等の、視角特性の劣化という別の問題
があった。
【0004】この問題を解決するために、特開昭63−
167303号、同63−167304号、同63−1
89804号、同63−261302号、同63−14
9624号、特開平1−201607号、同1−201
608号、同1−105217号、特開平2−2853
03号、同2−59702号、同2−24406号、同
2−146002号、同2−257103号、特開平3
−23404号、同3−126012号、同3−181
905号、同3−194503号公報等に記載されてい
る様に、逆ねじりのSTN液晶のかわりに位相差板を用
いる方法が提案された。
167303号、同63−167304号、同63−1
89804号、同63−261302号、同63−14
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905号、同3−194503号公報等に記載されてい
る様に、逆ねじりのSTN液晶のかわりに位相差板を用
いる方法が提案された。
【0005】これらの方法によれば、STN−LCDの
着色が大幅に改善され、表示装置自身の重量、容積も著
しく小さくなり、コストも安くなるが、STN−LCD
の視角特性についてはほとんど改良されなかった。
着色が大幅に改善され、表示装置自身の重量、容積も著
しく小さくなり、コストも安くなるが、STN−LCD
の視角特性についてはほとんど改良されなかった。
【0006】そこで、この視角特性を改良するために、
特開平2−285303号、特開平2−160204号
公報、EP−0482620A2、特開平5−1579
11号公報に厚さ方向の屈折率が複屈折の光軸に垂直な
方向の屈折率よりも大きい複屈折フィルムを作成し、こ
れを位相差板として用いる方法が提案された。この方法
によれば視角によるコントラストの変化が小さくなり、
視角特性が改良されるが、その効果は未だ小さく、その
製造工程も複雑になるため、生産性を高くして、コスト
を低下させる事が難しかった。
特開平2−285303号、特開平2−160204号
公報、EP−0482620A2、特開平5−1579
11号公報に厚さ方向の屈折率が複屈折の光軸に垂直な
方向の屈折率よりも大きい複屈折フィルムを作成し、こ
れを位相差板として用いる方法が提案された。この方法
によれば視角によるコントラストの変化が小さくなり、
視角特性が改良されるが、その効果は未だ小さく、その
製造工程も複雑になるため、生産性を高くして、コスト
を低下させる事が難しかった。
【0007】さらに特開平2−256023号、特開平
3−141303号、同3−14122号、同3−24
502号公報に、固有複屈折値が正と負のフィルムを各
々1枚づつ、あるいは積層したものを位相差板として用
いる方法が提案された。この方法によれば液晶セルの特
性に合わせて2枚のフィルムの複屈折を調整できるの
で、視角特性をより緻密に改良する事ができるが、別個
に作成した複屈折フィルムを2枚以上使う事が必要であ
り、それだけにコストも高くなる。また、特開平4−5
1101号公報には、固有複屈折値が負のフィルムのみ
を位相差板として用い、視野角の問題を改良する方法に
ついて開示されている。
3−141303号、同3−14122号、同3−24
502号公報に、固有複屈折値が正と負のフィルムを各
々1枚づつ、あるいは積層したものを位相差板として用
いる方法が提案された。この方法によれば液晶セルの特
性に合わせて2枚のフィルムの複屈折を調整できるの
で、視角特性をより緻密に改良する事ができるが、別個
に作成した複屈折フィルムを2枚以上使う事が必要であ
り、それだけにコストも高くなる。また、特開平4−5
1101号公報には、固有複屈折値が負のフィルムのみ
を位相差板として用い、視野角の問題を改良する方法に
ついて開示されている。
【0008】これらの方法は、従来のLCDの視角特性
を大幅に改良することができるが、高速応答性のLCD
に対しては、正面の色味、コントラストを改良すること
が出来ず、更に視角特性についてもほとんど改良出来な
かった。この高速応答性のLCDを正面から見た場合の
色味を補償し、コントラストを上げる方法としては、特
開平4−365002号公報、特願平4−281871
号明細書に記載されているように高波長分散タイプのポ
リマ−フィルム、具体的にはポリスルフォン系重合体を
用いることが知られている。しかしながら、特開平5−
150116号公報にも記載があるように該ポリスルフ
ォン系重合体フィルムはTgが高いため、上述の特開平
2−285303号、特開平2−160204号公報、
EP−0482620A2、特開平5−157911号
公報のような加熱変形を行う製造方法を、適用すること
は難しい。また、特開平5−241019号公報には、
熱可塑性のポリマ−フィルム上に高分子液晶をホメオト
ロピック配向させているが、電場による高分子液晶の配
向は長い時間を必要する上、高分子であるため、配向度
が大きくならない。
を大幅に改良することができるが、高速応答性のLCD
に対しては、正面の色味、コントラストを改良すること
が出来ず、更に視角特性についてもほとんど改良出来な
かった。この高速応答性のLCDを正面から見た場合の
色味を補償し、コントラストを上げる方法としては、特
開平4−365002号公報、特願平4−281871
号明細書に記載されているように高波長分散タイプのポ
リマ−フィルム、具体的にはポリスルフォン系重合体を
用いることが知られている。しかしながら、特開平5−
150116号公報にも記載があるように該ポリスルフ
ォン系重合体フィルムはTgが高いため、上述の特開平
2−285303号、特開平2−160204号公報、
EP−0482620A2、特開平5−157911号
公報のような加熱変形を行う製造方法を、適用すること
は難しい。また、特開平5−241019号公報には、
熱可塑性のポリマ−フィルム上に高分子液晶をホメオト
ロピック配向させているが、電場による高分子液晶の配
向は長い時間を必要する上、高分子であるため、配向度
が大きくならない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高速
応答性のSTN−LCDの着色、視角特性、およびコン
トラストを大幅に改善しうる光学補償フィルムを大量
に、安価に提供する事である。また他の目的は、この光
学補償フィルムを用いて背景の着色、視角特性、および
コントラストの改良された液晶表示装置を提供する事で
ある。
応答性のSTN−LCDの着色、視角特性、およびコン
トラストを大幅に改善しうる光学補償フィルムを大量
に、安価に提供する事である。また他の目的は、この光
学補償フィルムを用いて背景の着色、視角特性、および
コントラストの改良された液晶表示装置を提供する事で
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題は、(1)ポリ
スルフォン系重合体から成るフィルム上に、該フィルム
の法線方向に光軸を有する正の一軸性光学異方層を設置
したことを特徴とする光学補償フィルム。(2)ポリス
ルフォン系重合体から成るフィルムが、面内に光軸を有
し、かつ、正の一軸性を有することを特徴とする前記
(1)に記載の光学補償フィルム。(3)液晶セルを挟
んでその両側に配置された一対の偏光板と該液晶セルの
間の少なくとも一方に、前記(1)乃至(2)に記載の
光学補償フィルムを設けたことを特徴とする液晶表示装
置により達成された。
スルフォン系重合体から成るフィルム上に、該フィルム
の法線方向に光軸を有する正の一軸性光学異方層を設置
したことを特徴とする光学補償フィルム。(2)ポリス
ルフォン系重合体から成るフィルムが、面内に光軸を有
し、かつ、正の一軸性を有することを特徴とする前記
(1)に記載の光学補償フィルム。(3)液晶セルを挟
んでその両側に配置された一対の偏光板と該液晶セルの
間の少なくとも一方に、前記(1)乃至(2)に記載の
光学補償フィルムを設けたことを特徴とする液晶表示装
置により達成された。
【0011】本発明のポリスルフォン系重合体よりなる
複屈折フィルムは、例えば下記に示される基本骨格を有
し、単にこの基本骨格のみのホモポリマーだけでなく、
コポリマ−、それらの誘導体、ブレンド物等であっても
よい。また、これらポリスルフォン系重合体の合成手法
は特に限定されるものではなく、通常の方法が適用でき
る。
複屈折フィルムは、例えば下記に示される基本骨格を有
し、単にこの基本骨格のみのホモポリマーだけでなく、
コポリマ−、それらの誘導体、ブレンド物等であっても
よい。また、これらポリスルフォン系重合体の合成手法
は特に限定されるものではなく、通常の方法が適用でき
る。
【0012】
【化1】
【0013】本発明において、フィルムの法線方向に光
軸を有する正の一軸性光学異方層に用いられる化合物
は、固有複屈折値を有する物質であれば特に限定はな
く、固有複屈折値の絶対値は小さくても、厚みを大きく
するか、分子配向を大きくすることによって、十分に利
用できるものであるが、それらの制約を受けないために
は、固有複屈折値は好ましくは、0.02以上、より好
ましくは0.04以上である。上記を満たす素材として
は、熱可塑性のプラスチックフィルム、特願平5−58
23号明細書に記載のある光異性化しうる化合物、また
は該化合物を含むポリマ−、あるいは液晶化合物等が挙
げられる。
軸を有する正の一軸性光学異方層に用いられる化合物
は、固有複屈折値を有する物質であれば特に限定はな
く、固有複屈折値の絶対値は小さくても、厚みを大きく
するか、分子配向を大きくすることによって、十分に利
用できるものであるが、それらの制約を受けないために
は、固有複屈折値は好ましくは、0.02以上、より好
ましくは0.04以上である。上記を満たす素材として
は、熱可塑性のプラスチックフィルム、特願平5−58
23号明細書に記載のある光異性化しうる化合物、また
は該化合物を含むポリマ−、あるいは液晶化合物等が挙
げられる。
【0014】熱可塑性のプラスチックフィルムは、正ま
たは負の固有複屈折値を有するポリマ−から成り、具体
的には、特願平4−320480号明細書に記載されて
いる波長分散値が高い化合物が好ましい。フィルムの法
線方向に光軸を有するという観点から、二軸延伸によ
り、その性能の得られる固有複屈折値が負のポリマ−が
好ましい。
たは負の固有複屈折値を有するポリマ−から成り、具体
的には、特願平4−320480号明細書に記載されて
いる波長分散値が高い化合物が好ましい。フィルムの法
線方向に光軸を有するという観点から、二軸延伸によ
り、その性能の得られる固有複屈折値が負のポリマ−が
好ましい。
【0015】また、上述の光異性化しうる化合物、また
は該化合物を含むポリマ−は、ポリスルフォン系重合体
フィルム上に塗設後、フィルム面に対して垂直方向から
光照射することにより、法線方向の光軸が簡単に得られ
るため、更に好ましい。
は該化合物を含むポリマ−は、ポリスルフォン系重合体
フィルム上に塗設後、フィルム面に対して垂直方向から
光照射することにより、法線方向の光軸が簡単に得られ
るため、更に好ましい。
【0016】また、液晶化合物については、低分子液晶
でも高分子液晶でも良いが、ポリスルフォン系重合体フ
ィルム上に塗設する場合の粘度の観点から、低分子液晶
が好ましい。低分子液晶の具体例としては、シッフ系液
晶、アゾキシ系液晶、シアノビフェニル系液晶、シアノ
フェニルシクロヘキサン系液晶、シアノフェニルエステ
ル系液晶、安息香酸フェニルエステル系液晶、シクロヘ
キサンカルボン酸フェニルエステル系液晶、フェニルピ
リミジン系液晶、フェニルジオキサン系液晶等が挙げら
れる。これら低分子液晶の光軸を法線方向とするために
は、電場、磁場等の通常の方法が適用出来るが、装置
上、複雑になることを避けるために、垂直配向膜をポリ
スルフォン系重合体フィルム上に設置することが好まし
い。ここで、垂直配向膜とは液晶分子を垂直方向へ配向
させる薄膜のことである。垂直配向膜の具体例として
は、ポリイミド膜、SiO蒸着膜、シランカップリング
剤等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
でも高分子液晶でも良いが、ポリスルフォン系重合体フ
ィルム上に塗設する場合の粘度の観点から、低分子液晶
が好ましい。低分子液晶の具体例としては、シッフ系液
晶、アゾキシ系液晶、シアノビフェニル系液晶、シアノ
フェニルシクロヘキサン系液晶、シアノフェニルエステ
ル系液晶、安息香酸フェニルエステル系液晶、シクロヘ
キサンカルボン酸フェニルエステル系液晶、フェニルピ
リミジン系液晶、フェニルジオキサン系液晶等が挙げら
れる。これら低分子液晶の光軸を法線方向とするために
は、電場、磁場等の通常の方法が適用出来るが、装置
上、複雑になることを避けるために、垂直配向膜をポリ
スルフォン系重合体フィルム上に設置することが好まし
い。ここで、垂直配向膜とは液晶分子を垂直方向へ配向
させる薄膜のことである。垂直配向膜の具体例として
は、ポリイミド膜、SiO蒸着膜、シランカップリング
剤等が挙げられるが、これに限定されるものではない。
【0017】以下、実施例によって発明を詳細に説明す
る。
る。
【0018】
【実施例】ポリスルフォンフィルム(FN−1)の調製 ポリスルフォン(商品名:ユ−デル P−3500,ア
モコジャパン社製)51.0gを塩化メチレン249.
0g中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延し、残
留揮発分が8%になるまで乾燥させた後、剥離し、更に
乾燥することにより、残留揮発分が3%で膜厚が75μ
mのポリスルホンフィルム(PS−F1)を調製した。
ポリスルフォンフィルム(PS−F1)を173°Cの
温度条件下で33%縦一軸延伸し、複屈折フィルム(F
N−1)を調製した。
モコジャパン社製)51.0gを塩化メチレン249.
0g中に溶解した後、ステンレスバンド上に流延し、残
留揮発分が8%になるまで乾燥させた後、剥離し、更に
乾燥することにより、残留揮発分が3%で膜厚が75μ
mのポリスルホンフィルム(PS−F1)を調製した。
ポリスルフォンフィルム(PS−F1)を173°Cの
温度条件下で33%縦一軸延伸し、複屈折フィルム(F
N−1)を調製した。
【0019】ポリカ−ボネ−トフィルム(FN−2)の
調製 ポリカ−ボネ−ト(商品名:レキサン)51.0gを塩
化メチレン249.0g中に溶解した後、ステンレスバ
ンド上に流延し、残留揮発分が8%になるまで乾燥させ
た後、剥離し、更に乾燥することにより、残留揮発分が
3%で膜厚が75μmのポリカ−ボネ−トフィルム(P
S−F2)を調製した。ポリカ−ボネ−トフィルム(P
S−F2)を150°Cの温度条件下で20%縦一軸延
伸し、複屈折フィルム(FN−2)を調製した。
調製 ポリカ−ボネ−ト(商品名:レキサン)51.0gを塩
化メチレン249.0g中に溶解した後、ステンレスバ
ンド上に流延し、残留揮発分が8%になるまで乾燥させ
た後、剥離し、更に乾燥することにより、残留揮発分が
3%で膜厚が75μmのポリカ−ボネ−トフィルム(P
S−F2)を調製した。ポリカ−ボネ−トフィルム(P
S−F2)を150°Cの温度条件下で20%縦一軸延
伸し、複屈折フィルム(FN−2)を調製した。
【0020】光学補償フィルム(KH−1)の調製 ポリスルフォンフィルム(FN−1)上にSiO蒸着を
施し、その上に、低分子液晶(MBBA)を塗設した。
この後、50℃まで加熱し、冷却することにより光学補
償フィルム(KH−1)を調整した。
施し、その上に、低分子液晶(MBBA)を塗設した。
この後、50℃まで加熱し、冷却することにより光学補
償フィルム(KH−1)を調整した。
【0021】光学補償フィルム(KH−2)の調製 ポリスルフォンフィルム(FN−1)上に高分子化合物
(K−1)を塗設し、このフィルムを該フィルム面の法
線方向から光照射することにより光学補償フィルム(K
H−2)を調整した。
(K−1)を塗設し、このフィルムを該フィルム面の法
線方向から光照射することにより光学補償フィルム(K
H−2)を調整した。
【0022】光学補償フィルム(KH−3)の調製 ポリスルフォンフィルム(FN−1)上に高分子化合物
(K−2)を塗設し、該フィルムに110℃で、20K
Vの電流電場を厚み方向に印加して、ホメオトロピック
配向させ、電場を印加したまま25℃まで急冷すること
により光学補償フィルム(KH−3)を調整した。
(K−2)を塗設し、該フィルムに110℃で、20K
Vの電流電場を厚み方向に印加して、ホメオトロピック
配向させ、電場を印加したまま25℃まで急冷すること
により光学補償フィルム(KH−3)を調整した。
【0023】光学補償フィルム(KH−4)の調製 ポリカ−ボネ−トフィルム(FN−2)を用いること以
外は、光学補償フィルム(KH−3)と同様にして、光
学補償フィルム(KH−4)を調整した。
外は、光学補償フィルム(KH−3)と同様にして、光
学補償フィルム(KH−4)を調整した。
【0024】
【化2】
【0025】レタ−デ−ション値の視角依存性の評価 上記実施例で得られた複屈折フィルム、及び光学補償フ
ィルムについて、正面から見た場合のレタ−デ−ション
値(Re(0))と光軸から40°傾いた方向から見た
場合のレタ−デ−ション値(Re(40))の比、及び
波長分散値を測定した。但し、レタ−デ−ション値はエ
リプソメ−タ−AEP−100(島津製作所)を用いて
測定し、波長分散値は450nmの光に対するレタ−デ
−ション値と590nmの光に対するレタ−デ−ション
値の比である。結果を表1に示す。
ィルムについて、正面から見た場合のレタ−デ−ション
値(Re(0))と光軸から40°傾いた方向から見た
場合のレタ−デ−ション値(Re(40))の比、及び
波長分散値を測定した。但し、レタ−デ−ション値はエ
リプソメ−タ−AEP−100(島津製作所)を用いて
測定し、波長分散値は450nmの光に対するレタ−デ
−ション値と590nmの光に対するレタ−デ−ション
値の比である。結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】液晶パネルによる視角依存性の評価 高速応答性の液晶ディスプレイを分解し、STN液晶セ
ルの視認側の光学補償フィルムの代わりに、上記実施例
にて作製した光学補償フィルムを、正面から見た場合の
コントラストが最大となるように光学軸を構成し、白黒
ディスプレイの液晶パネルを作製した。得られた液晶パ
ネルは、正面コントラストが高く、非常に広い視野角を
示した。
ルの視認側の光学補償フィルムの代わりに、上記実施例
にて作製した光学補償フィルムを、正面から見た場合の
コントラストが最大となるように光学軸を構成し、白黒
ディスプレイの液晶パネルを作製した。得られた液晶パ
ネルは、正面コントラストが高く、非常に広い視野角を
示した。
【0028】これらの結果よりわかるように、本発明に
よれば高速応答性のSTN−LCDの着色、視角特性、
およびコントラストを大幅に改善した光学補償フィルム
が低コストで供給ができることがわかる。
よれば高速応答性のSTN−LCDの着色、視角特性、
およびコントラストを大幅に改善した光学補償フィルム
が低コストで供給ができることがわかる。
Claims (3)
- 【請求項1】 ポリスルフォン系重合体から成るフィル
ム上に、該フィルムの法線方向に光軸を有する正の一軸
性光学異方層を設置したことを特徴とする光学補償フィ
ルム。 - 【請求項2】 ポリスルフォン系重合体から成るフィル
ムが、面内に光軸を有し、かつ、正の一軸性を有するこ
とを特徴とする請求項1に記載の光学補償フィルム。 - 【請求項3】 液晶セルを挟んでその両側に配置された
一対の偏光板と該液晶セルの間の少なくとも一方に、請
求項1乃至2に記載の光学補償フィルムを設けたことを
特徴とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5253346A JPH07110405A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 光学補償フィルム及びそれを用いた液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5253346A JPH07110405A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 光学補償フィルム及びそれを用いた液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07110405A true JPH07110405A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17250056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5253346A Pending JPH07110405A (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | 光学補償フィルム及びそれを用いた液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110405A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7535531B2 (en) | 2003-08-01 | 2009-05-19 | Nitto Denko Corporation | Birefringent optical film, laminated polarizing plate, liquid crystal display and image |
| JP2011215633A (ja) * | 2011-07-04 | 2011-10-27 | Fujifilm Corp | 光学補償フィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP5253346A patent/JPH07110405A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7535531B2 (en) | 2003-08-01 | 2009-05-19 | Nitto Denko Corporation | Birefringent optical film, laminated polarizing plate, liquid crystal display and image |
| JP2011215633A (ja) * | 2011-07-04 | 2011-10-27 | Fujifilm Corp | 光学補償フィルム、偏光板及び液晶表示装置 |
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