JPH07110680A - 調律装置 - Google Patents
調律装置Info
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- JPH07110680A JPH07110680A JP5278991A JP27899193A JPH07110680A JP H07110680 A JPH07110680 A JP H07110680A JP 5278991 A JP5278991 A JP 5278991A JP 27899193 A JP27899193 A JP 27899193A JP H07110680 A JPH07110680 A JP H07110680A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】開放弦の弾弦によるチューニングに引き続きハ
ーモニクス奏法によるチューニングを行った場合でも、
開放弦を基準とした正しい弦番号を表示できるようにす
る。 【構成】弦の振動に基づく入力信号のピッチを検出し、
検出したピッチに応じて弦番号を表示する調律装置にお
いて、弦の振動に基づく入力信号のピッチを連続して検
出する検出手段と、検出手段により検出されたピッチに
対応して予め設定された弦番号を表示する表示手段と、
検出手段により連続して検出された第一の入力信号のピ
ッチと、第一の入力信号のピッチの最終検出時から予め
設定された所定間隔以内で検出手段により検出された第
二の入力信号のピッチとを比較する比較手段と、比較手
段による比較結果が、第二の入力信号のピッチが第一の
入力信号のピッチのn倍であったときに、第一のピッチ
に対応して予め設定された弦番号を表示手段に表示させ
る表示制御手段とを有する。
ーモニクス奏法によるチューニングを行った場合でも、
開放弦を基準とした正しい弦番号を表示できるようにす
る。 【構成】弦の振動に基づく入力信号のピッチを検出し、
検出したピッチに応じて弦番号を表示する調律装置にお
いて、弦の振動に基づく入力信号のピッチを連続して検
出する検出手段と、検出手段により検出されたピッチに
対応して予め設定された弦番号を表示する表示手段と、
検出手段により連続して検出された第一の入力信号のピ
ッチと、第一の入力信号のピッチの最終検出時から予め
設定された所定間隔以内で検出手段により検出された第
二の入力信号のピッチとを比較する比較手段と、比較手
段による比較結果が、第二の入力信号のピッチが第一の
入力信号のピッチのn倍であったときに、第一のピッチ
に対応して予め設定された弦番号を表示手段に表示させ
る表示制御手段とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調律装置に関し、特
に、調律をしようとする弦楽器の弦の振動に基づく入力
信号の高調波成分を除いた基音のピッチ(以下、単に
「入力信号のピッチ」と称す。)のピッチに応じて、弦
楽器の弦の弦番号を表示することのできる調律装置に関
する。
に、調律をしようとする弦楽器の弦の振動に基づく入力
信号の高調波成分を除いた基音のピッチ(以下、単に
「入力信号のピッチ」と称す。)のピッチに応じて、弦
楽器の弦の弦番号を表示することのできる調律装置に関
する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】現
在、弦楽器の調律装置として、弦の弾弦による弦の振動
に基づく入力信号のピッチを検出し、検出したピッチに
応じて予め設定された弦番号を表示する調律装置が提案
されている。
在、弦楽器の調律装置として、弦の弾弦による弦の振動
に基づく入力信号のピッチを検出し、検出したピッチに
応じて予め設定された弦番号を表示する調律装置が提案
されている。
【0003】一般に上記のような調律装置においては、
各弦の開放弦の基準ピッチ(例えば、ギターの通常のチ
ューニングにおいては、第5弦の開放弦の基準ピッチは
110Hzである。)を中心として所定のピッチ範囲を
設定し、入力信号のピッチがいずれの弦の開放弦の基準
ピッチを中心とするピッチ設定範囲に属するかを検出
し、入力信号のピッチが属するピッチ設定範囲の基準ピ
ッチに対応する弦の弦番号を表示するようにしていた。
各弦の開放弦の基準ピッチ(例えば、ギターの通常のチ
ューニングにおいては、第5弦の開放弦の基準ピッチは
110Hzである。)を中心として所定のピッチ範囲を
設定し、入力信号のピッチがいずれの弦の開放弦の基準
ピッチを中心とするピッチ設定範囲に属するかを検出
し、入力信号のピッチが属するピッチ設定範囲の基準ピ
ッチに対応する弦の弦番号を表示するようにしていた。
【0004】従って、調律者は弦の開放弦を弾弦するこ
とにより、表示される弦番号を確認しながら容易にチュ
ーニングを行うことができるものであった。
とにより、表示される弦番号を確認しながら容易にチュ
ーニングを行うことができるものであった。
【0005】ところで、弦楽器においては、弦の開放弦
を弾弦してチューニングを行う方法の他に、ハーモニク
ス奏法によりハーモニクス音を発生させてチューニング
を行う方法が知られている。
を弾弦してチューニングを行う方法の他に、ハーモニク
ス奏法によりハーモニクス音を発生させてチューニング
を行う方法が知られている。
【0006】即ち、弦楽器のチューニングを行う際に開
放弦を弾弦する方法を用いると、弾弦した際に入力信号
のピッチが若干上がってしまうことになるため、おおま
かなチューニングを終了して最終的に微妙なチューニン
グを行う場合には、弾弦によるピッチの上昇の少ないハ
ーモニクス奏法を用いたチューニングがしばしば行われ
ていた。
放弦を弾弦する方法を用いると、弾弦した際に入力信号
のピッチが若干上がってしまうことになるため、おおま
かなチューニングを終了して最終的に微妙なチューニン
グを行う場合には、弾弦によるピッチの上昇の少ないハ
ーモニクス奏法を用いたチューニングがしばしば行われ
ていた。
【0007】しかしながら、従来の調律装置において
は、開放弦の基準ピッチを基準として弦番号を表示する
ようにしていたため、従来の調律装置を用いて、上記し
たように弦の弾弦によるチューニングに引き続いてにハ
ーモニクス奏法によるチューニングを行うと、正しい弦
番号を表示できないという問題点があった。
は、開放弦の基準ピッチを基準として弦番号を表示する
ようにしていたため、従来の調律装置を用いて、上記し
たように弦の弾弦によるチューニングに引き続いてにハ
ーモニクス奏法によるチューニングを行うと、正しい弦
番号を表示できないという問題点があった。
【0008】以下に、ギターを例にとり、図8を参照し
ながらこの問題点を説明する。上記したように、通常の
チューニングにおける第5弦の開放弦の基準ピッチは1
10Hzである。従って、チューニングしようとするギ
ターの第5弦の開放弦を弾弦し、そのときのピッチが1
10Hzであるならば、弾弦によるピッチと基準ピッチ
とが一致するため、調律装置は第5弦の基準ピッチと一
致するピッチが入力されたものと認識し、調律装置の表
示部には「第5弦」という弦番号が表示されることにな
る。ところが、このときにハーモニクス奏法により第5
弦の12フレットのハーモニクスを弾くと、そのピッチ
は開放弦の2倍の220Hzとなる。このため、第5弦
の12フレットのハーモニクスによるピッチは、第5弦
に対応するピッチとは認識されずに、第3弦と第2弦と
の中間に位置するピッチとして認識されてしまうことに
なる。従って、調律装置の表示部には「第5弦」という
表示は行われないことになる。
ながらこの問題点を説明する。上記したように、通常の
チューニングにおける第5弦の開放弦の基準ピッチは1
10Hzである。従って、チューニングしようとするギ
ターの第5弦の開放弦を弾弦し、そのときのピッチが1
10Hzであるならば、弾弦によるピッチと基準ピッチ
とが一致するため、調律装置は第5弦の基準ピッチと一
致するピッチが入力されたものと認識し、調律装置の表
示部には「第5弦」という弦番号が表示されることにな
る。ところが、このときにハーモニクス奏法により第5
弦の12フレットのハーモニクスを弾くと、そのピッチ
は開放弦の2倍の220Hzとなる。このため、第5弦
の12フレットのハーモニクスによるピッチは、第5弦
に対応するピッチとは認識されずに、第3弦と第2弦と
の中間に位置するピッチとして認識されてしまうことに
なる。従って、調律装置の表示部には「第5弦」という
表示は行われないことになる。
【0009】このように、従来の調律装置あっては、開
放弦の弾弦によるチューニングに引き続いてハーモニク
ス奏法によるチューニングを行うと、正しい弦番号を表
示することができないという問題点があった。
放弦の弾弦によるチューニングに引き続いてハーモニク
ス奏法によるチューニングを行うと、正しい弦番号を表
示することができないという問題点があった。
【0010】本発明は、従来の調律装置の有する上記し
たような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、開放弦の弾弦によるチューニングに引
き続いてハーモニクス奏法によるチューニングを行った
場合においても、開放弦を基準とした正しい弦番号を表
示することのできる調律装置を提供しようとするもので
ある。
たような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的
とするところは、開放弦の弾弦によるチューニングに引
き続いてハーモニクス奏法によるチューニングを行った
場合においても、開放弦を基準とした正しい弦番号を表
示することのできる調律装置を提供しようとするもので
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明における調律装置は、弦楽器の弦の振動に基
づく入力信号のピッチを検出し、検出したピッチに応じ
て弦番号を表示する調律装置において、弦楽器の弦の振
動に基づく入力信号のピッチを連続して検出する検出手
段と、上記検出手段により検出されたピッチに対応して
予め設定された弦番号を表示する表示手段と、上記検出
手段により連続して検出された第一の入力信号のピッチ
と、上記第一の入力信号のピッチの最終検出時から予め
設定された所定間隔以内で上記検出手段により検出され
た第二の入力信号のピッチとを比較する比較手段と、上
記比較手段による比較結果が、上記第二の入力信号のピ
ッチが上記第一の入力信号のピッチのn(nは正の整
数)倍であったときに、上記第一のピッチに対応して予
め設定された弦番号を上記表示手段に表示させる表示制
御手段とを有するようにしたものである。
に、本発明における調律装置は、弦楽器の弦の振動に基
づく入力信号のピッチを検出し、検出したピッチに応じ
て弦番号を表示する調律装置において、弦楽器の弦の振
動に基づく入力信号のピッチを連続して検出する検出手
段と、上記検出手段により検出されたピッチに対応して
予め設定された弦番号を表示する表示手段と、上記検出
手段により連続して検出された第一の入力信号のピッチ
と、上記第一の入力信号のピッチの最終検出時から予め
設定された所定間隔以内で上記検出手段により検出され
た第二の入力信号のピッチとを比較する比較手段と、上
記比較手段による比較結果が、上記第二の入力信号のピ
ッチが上記第一の入力信号のピッチのn(nは正の整
数)倍であったときに、上記第一のピッチに対応して予
め設定された弦番号を上記表示手段に表示させる表示制
御手段とを有するようにしたものである。
【0012】
【作用】検出手段によって連続して検出されている第一
の入力信号のピッチの最終検出時から、予め設定された
所定間隔以内で検出手段によって検出された第二のピッ
チが、比較手段によってn倍であるとされた場合には、
第一のピッチに対応して予め設定された弦番号が表示手
段に表示されるように、表示制御手段によって表示手段
が制御される。
の入力信号のピッチの最終検出時から、予め設定された
所定間隔以内で検出手段によって検出された第二のピッ
チが、比較手段によってn倍であるとされた場合には、
第一のピッチに対応して予め設定された弦番号が表示手
段に表示されるように、表示制御手段によって表示手段
が制御される。
【0013】例えば、図8を参照しながら上記において
説明したギターの通常のチューニングにおける第5弦の
ピッチを例にとると、比較手段によって、予め設定され
た所定間隔以内に検出された第二のピッチ(12フレッ
トのハーモニクスによるピッチ:220Hz)が、第一
のピッチ(開放弦の弾弦によるピッチ:110Hz)の
n倍(2倍)であるとされた場合には、第二のピッチ
(220Hz)は第一のピッチ(110Hz)による弦
番号の開放弦のハーモニクス音であるとして、第二のピ
ッチが入力されたにも関わらず、表示制御手段の制御に
より表示手段には第一のピッチに対応する弦番号(第5
弦)が表示される。
説明したギターの通常のチューニングにおける第5弦の
ピッチを例にとると、比較手段によって、予め設定され
た所定間隔以内に検出された第二のピッチ(12フレッ
トのハーモニクスによるピッチ:220Hz)が、第一
のピッチ(開放弦の弾弦によるピッチ:110Hz)の
n倍(2倍)であるとされた場合には、第二のピッチ
(220Hz)は第一のピッチ(110Hz)による弦
番号の開放弦のハーモニクス音であるとして、第二のピ
ッチが入力されたにも関わらず、表示制御手段の制御に
より表示手段には第一のピッチに対応する弦番号(第5
弦)が表示される。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて、本発明による調律装
置の一実施例を詳細に説明するものとする。
置の一実施例を詳細に説明するものとする。
【0015】図1は、本発明による調律装置の一実施例
を示すブロック構成図であり、この調律装置は、その全
体の動作の制御を中央処理装置(CPU)10を用いて
制御するように構成されている。
を示すブロック構成図であり、この調律装置は、その全
体の動作の制御を中央処理装置(CPU)10を用いて
制御するように構成されている。
【0016】CPU10には、バス12を介して、全体
の動作の制御のための所定のプログラムなどが格納され
たリード・オンリ・メモリ(ROM)14と、プログラ
ムを実行する際に必要な各種レジスタやバッファなどを
含むワーキング・エリアとしてのランダム・アクセス・
メモリ(RAM)16と、後述する操作子部18と、後
述する表示部20と、弦楽器の弦の振動による信号を入
力するための入力部22と、入力部22に入力された信
号(入力信号)の波形を整形するための波形整形回路2
4とが接続されている。なお、CPU10には、1カウ
ントが1μsecのカウンタが設定されているものとす
る。
の動作の制御のための所定のプログラムなどが格納され
たリード・オンリ・メモリ(ROM)14と、プログラ
ムを実行する際に必要な各種レジスタやバッファなどを
含むワーキング・エリアとしてのランダム・アクセス・
メモリ(RAM)16と、後述する操作子部18と、後
述する表示部20と、弦楽器の弦の振動による信号を入
力するための入力部22と、入力部22に入力された信
号(入力信号)の波形を整形するための波形整形回路2
4とが接続されている。なお、CPU10には、1カウ
ントが1μsecのカウンタが設定されているものとす
る。
【0017】操作子部18は、図2に示す調律装置の表
示パネル30上に配設されており、調律装置全体のオン
(ON)/オフ(OFF)を制御する電源スイッチ32
が設定されている。なお、図2には、電源スイッチ32
がオンされた状態が示されている。
示パネル30上に配設されており、調律装置全体のオン
(ON)/オフ(OFF)を制御する電源スイッチ32
が設定されている。なお、図2には、電源スイッチ32
がオンされた状態が示されている。
【0018】表示部20は、図2に示す調律装置の表示
パネル30上に配設されており、弦番号を表示する弦番
号表示部40と、図8に示すような開放弦の基準ピッチ
と入力信号のピッチとの偏差を表示する偏差表示部42
とが設けられている。なお、図2には、弦番号表示部4
0に第6弦の弦番号「6」が表示されるとともに、偏差
表示部42に基準ピッチとの偏差が「0」の状態が表示
されている。
パネル30上に配設されており、弦番号を表示する弦番
号表示部40と、図8に示すような開放弦の基準ピッチ
と入力信号のピッチとの偏差を表示する偏差表示部42
とが設けられている。なお、図2には、弦番号表示部4
0に第6弦の弦番号「6」が表示されるとともに、偏差
表示部42に基準ピッチとの偏差が「0」の状態が表示
されている。
【0019】波形整形回路24は、公知の回路であっ
て、一般にフィルター回路、増幅回路、比較回路を含む
ものである。
て、一般にフィルター回路、増幅回路、比較回路を含む
ものである。
【0020】以上の構成において、この調律装置の作用
を、図3乃至図5のフローチャートを参照しながら各ス
テップ毎に説明する。
を、図3乃至図5のフローチャートを参照しながら各ス
テップ毎に説明する。
【0021】電源スイッチ32がオンされて電源が投入
されると、図3におけるメイン・ルーチンが起動され、
まずステップS302において、初期設定処理が行われ
ることになる。この初期設定処理においては、メイン・
ルーチンにおいて使用される各種のバッファ、レジス
タ、パラメータなどが初期化され、所定の初期値に設定
される。
されると、図3におけるメイン・ルーチンが起動され、
まずステップS302において、初期設定処理が行われ
ることになる。この初期設定処理においては、メイン・
ルーチンにおいて使用される各種のバッファ、レジス
タ、パラメータなどが初期化され、所定の初期値に設定
される。
【0022】また、このステップS302においては、
ハーモニクス・フラグがオフ(OFF)に設定されるこ
とになる。なお、ハーモニクス・フラグは、後述するハ
ーモニクス判定処理において、ハーモニクス・フラグが
オン(ON)により入力信号はハーモニクス奏法による
ものであると判定したことを示し、ハーモニクス・フラ
グがオフにより入力信号はハーモニクス奏法によるもの
ではないと判定したことを示す。
ハーモニクス・フラグがオフ(OFF)に設定されるこ
とになる。なお、ハーモニクス・フラグは、後述するハ
ーモニクス判定処理において、ハーモニクス・フラグが
オン(ON)により入力信号はハーモニクス奏法による
ものであると判定したことを示し、ハーモニクス・フラ
グがオフにより入力信号はハーモニクス奏法によるもの
ではないと判定したことを示す。
【0023】ステップS302の処理を終了するとステ
ップS304へ進むが、ステップS304においては、
ピッチ検出処理が行われる。即ち、入力部22から入力
された弦楽器の弦の弾弦あるいはハーモニクス奏法によ
る弦の振動に基づく入力信号から、入力信号のピッチを
検出して得る処理が行われる。このピッチ検出処理は公
知の技術であるため、詳細な説明は省略するが、まず入
力部22に入力された入力信号は、波形整形回路24に
おいて矩形波に波形整形されることになる。波形整形後
の矩形波は、CPU10のカウンタによって、矩形波の
立ち上がりエッジ間、または立ち下がりエッジ間の1周
期時間が何μsecあるか計数される。CPU10のカ
ウンタは、1カウントが1μsecであるため、計数し
た1周期時間のデータからピッチを得るものである。ス
テップS304の処理を終了すると、ステップS306
へ進む。
ップS304へ進むが、ステップS304においては、
ピッチ検出処理が行われる。即ち、入力部22から入力
された弦楽器の弦の弾弦あるいはハーモニクス奏法によ
る弦の振動に基づく入力信号から、入力信号のピッチを
検出して得る処理が行われる。このピッチ検出処理は公
知の技術であるため、詳細な説明は省略するが、まず入
力部22に入力された入力信号は、波形整形回路24に
おいて矩形波に波形整形されることになる。波形整形後
の矩形波は、CPU10のカウンタによって、矩形波の
立ち上がりエッジ間、または立ち下がりエッジ間の1周
期時間が何μsecあるか計数される。CPU10のカ
ウンタは、1カウントが1μsecであるため、計数し
た1周期時間のデータからピッチを得るものである。ス
テップS304の処理を終了すると、ステップS306
へ進む。
【0024】ステップS306においては、ハーモニク
ス判定処理が行われる。このハーモニクス判定処理にお
いては、ステップS304で得られた入力信号のピッチ
がハーモニクス奏法に基づくものであるか否かを判定す
る。なお、このハーモニクス判定処理のサブ・ルーチン
に関しては、図4を参照しながら後に詳述する。
ス判定処理が行われる。このハーモニクス判定処理にお
いては、ステップS304で得られた入力信号のピッチ
がハーモニクス奏法に基づくものであるか否かを判定す
る。なお、このハーモニクス判定処理のサブ・ルーチン
に関しては、図4を参照しながら後に詳述する。
【0025】ステップS306の処理を終了すると、ス
テップS308の弦番号取得処理へ進む。この弦番号取
得処理は、ステップS304で得られた入力信号のピッ
チおよびステップS306のハーモニクス判定処理の判
定結果に基づき弦番号を検索し、表示すべき弦番号を取
得する。なお、この弦番号取得処理のサブ・ルーチンに
関しては、図5を参照しながら後に詳述する。ステップ
S308の処理を終了すると、ステップS310へ進
む。
テップS308の弦番号取得処理へ進む。この弦番号取
得処理は、ステップS304で得られた入力信号のピッ
チおよびステップS306のハーモニクス判定処理の判
定結果に基づき弦番号を検索し、表示すべき弦番号を取
得する。なお、この弦番号取得処理のサブ・ルーチンに
関しては、図5を参照しながら後に詳述する。ステップ
S308の処理を終了すると、ステップS310へ進
む。
【0026】ステップS310においては、表示処理が
行われる。この表示処理は、ステップS308で取得さ
れた弦番号を表示部20の弦番号表示部40に表示させ
るものである。また、入力信号のピッチが、弦番号表示
部40に表示された弦番号の開放弦の基準ピッチから
「−50cent」乃至「+50cent」の間である
場合には、公知の技術に基づいて、基準ピッチからの偏
差を偏差表示部42の指針を駆動して表示する。ステッ
プS310の処理を終了すると、このメイン・ルーチン
を終了する。
行われる。この表示処理は、ステップS308で取得さ
れた弦番号を表示部20の弦番号表示部40に表示させ
るものである。また、入力信号のピッチが、弦番号表示
部40に表示された弦番号の開放弦の基準ピッチから
「−50cent」乃至「+50cent」の間である
場合には、公知の技術に基づいて、基準ピッチからの偏
差を偏差表示部42の指針を駆動して表示する。ステッ
プS310の処理を終了すると、このメイン・ルーチン
を終了する。
【0027】次に、図4のフローチャートを参照しなが
ら、ハーモニクス判定処理を詳細に説明するものとす
る。このハーモニクス判定処理においては、ステップS
304のピッチ検出処理で得られた入力信号のピッチか
ら、当該入力信号のピッチがハーモニクス奏法により得
られたものであるか否かを判定することになる。
ら、ハーモニクス判定処理を詳細に説明するものとす
る。このハーモニクス判定処理においては、ステップS
304のピッチ検出処理で得られた入力信号のピッチか
ら、当該入力信号のピッチがハーモニクス奏法により得
られたものであるか否かを判定することになる。
【0028】まず、ステップS402においては、ハー
モニクス・フラグがオンであるか否かを判断する。な
お、ハーモニクス・フラグは、上記したようにステップ
S302においてオフに初期化されている。
モニクス・フラグがオンであるか否かを判断する。な
お、ハーモニクス・フラグは、上記したようにステップ
S302においてオフに初期化されている。
【0029】ステップS402の判断結果が否定
(N)、即ち、ハーモニクス・フラグがオフの場合に
は、ステップS404へ進む。
(N)、即ち、ハーモニクス・フラグがオフの場合に
は、ステップS404へ進む。
【0030】ステップS404では、「前回ピッチ検
出」からの「途切れ間隔」を得ることになる。ここにお
いて「前回ピッチ検出」とは、ステップS304におけ
るピッチ検出処理において、適正にピッチを検出できた
今回のピッチ検出処理(今回ピッチ検出)の前に、エラ
ー処理となることなく適正にピッチを検出できたピッチ
検出処理のうちで、今回ピッチ検出の直前のピッチ検出
処理である。また、「途切れ間隔」とは、本実施例にお
いては、前回ピッチ検出から今回ピッチ検出までの時間
間隔である。
出」からの「途切れ間隔」を得ることになる。ここにお
いて「前回ピッチ検出」とは、ステップS304におけ
るピッチ検出処理において、適正にピッチを検出できた
今回のピッチ検出処理(今回ピッチ検出)の前に、エラ
ー処理となることなく適正にピッチを検出できたピッチ
検出処理のうちで、今回ピッチ検出の直前のピッチ検出
処理である。また、「途切れ間隔」とは、本実施例にお
いては、前回ピッチ検出から今回ピッチ検出までの時間
間隔である。
【0031】ステップS404の処理を終了すると、ス
テップS406へ進み、途切れ間隔は「許容間隔」内で
あるか否かを判断する。ここにおいて「許容間隔」と
は、本実施例においては「500msec」に設定され
ている。
テップS406へ進み、途切れ間隔は「許容間隔」内で
あるか否かを判断する。ここにおいて「許容間隔」と
は、本実施例においては「500msec」に設定され
ている。
【0032】ステップS406の判断結果が肯定
(Y)、即ち、途切れ間隔が許容間隔内であったなら
ば、ステップS408へ進み、今回ピッチ検出によるピ
ッチ(今回ピッチ)は前回ピッチ検出によるピッチ(前
回ピッチ)の2倍のピッチを中心として、「±50ce
nt」の範囲内であるか否かを判断する。
(Y)、即ち、途切れ間隔が許容間隔内であったなら
ば、ステップS408へ進み、今回ピッチ検出によるピ
ッチ(今回ピッチ)は前回ピッチ検出によるピッチ(前
回ピッチ)の2倍のピッチを中心として、「±50ce
nt」の範囲内であるか否かを判断する。
【0033】ステップS408の判断結果が肯定、即
ち、今回ピッチが前回ピッチの2倍を中心とした±50
centの範囲内にある場合には、ステップS410へ
進む。
ち、今回ピッチが前回ピッチの2倍を中心とした±50
centの範囲内にある場合には、ステップS410へ
進む。
【0034】ステップS410ではハーモニクス・フラ
グをオンにして、今回ピッチがハーモニクス奏法による
ものであると判定したことを示し、このハーモニクス判
定処理を終了してメイン・ルーチンにリターンする。
グをオンにして、今回ピッチがハーモニクス奏法による
ものであると判定したことを示し、このハーモニクス判
定処理を終了してメイン・ルーチンにリターンする。
【0035】一方、ステップS408の判断結果が否
定、即ち、今回ピッチが前回ピッチの2倍を中心とした
±50centの範囲内にない場合には、そのままハー
モニクス判定処理を終了してメイン・ルーチンにリター
ンする。従って、この場合には、ステップS402の処
理時における「ハーモニクス・フラグ:オフ」がそのま
ま維持されることになり、今回ピッチがハーモニクス奏
法によるものでないと判定したことを示す。
定、即ち、今回ピッチが前回ピッチの2倍を中心とした
±50centの範囲内にない場合には、そのままハー
モニクス判定処理を終了してメイン・ルーチンにリター
ンする。従って、この場合には、ステップS402の処
理時における「ハーモニクス・フラグ:オフ」がそのま
ま維持されることになり、今回ピッチがハーモニクス奏
法によるものでないと判定したことを示す。
【0036】ステップS406の判断結果が否定、即
ち、途切れ間隔が許容間隔を超える場合にも、上記と同
様にハーモニクス判定処理を終了してメイン・ルーチン
にリターンする。従って、この場合にも、ステップS4
02の処理時における「ハーモニクス・フラグ:オフ」
がそのまま維持されることになり、今回ピッチがハーモ
ニクス奏法によるものでないと判定したことを示す。
ち、途切れ間隔が許容間隔を超える場合にも、上記と同
様にハーモニクス判定処理を終了してメイン・ルーチン
にリターンする。従って、この場合にも、ステップS4
02の処理時における「ハーモニクス・フラグ:オフ」
がそのまま維持されることになり、今回ピッチがハーモ
ニクス奏法によるものでないと判定したことを示す。
【0037】また、ステップS402の判断結果が肯
定、即ち、ハーモニクス・フラグがオンである場合に
は、ステップS412へ進み、今回ピッチは「前回ハー
モニクスのピッチ」の、「±50cent」の範囲内で
あるか否かを判断する。ここにおいて、「前回ハーモニ
クスのピッチ」とは、ハーモニクス・フラグがオンであ
るときに弦番号の表示処理をされた入力信号のピッチの
うちで、今回ピッチの直前にピッチ検出処理されたピッ
チである。
定、即ち、ハーモニクス・フラグがオンである場合に
は、ステップS412へ進み、今回ピッチは「前回ハー
モニクスのピッチ」の、「±50cent」の範囲内で
あるか否かを判断する。ここにおいて、「前回ハーモニ
クスのピッチ」とは、ハーモニクス・フラグがオンであ
るときに弦番号の表示処理をされた入力信号のピッチの
うちで、今回ピッチの直前にピッチ検出処理されたピッ
チである。
【0038】ステップS412の判断結果が肯定、即
ち、今回ピッチが前回ハーモニクスのピッチの±50c
entの範囲内にある場合には、そのままハーモニクス
判定処理を終了してメイン・ルーチンにリターンする。
従って、この場合には、ステップS402の処理時にお
ける「ハーモニクス・フラグ:オン」がそのまま維持さ
れることになり、今回ピッチも前回のピッチに引き続い
てハーモニクス奏法によるものであると判定したことを
示す。
ち、今回ピッチが前回ハーモニクスのピッチの±50c
entの範囲内にある場合には、そのままハーモニクス
判定処理を終了してメイン・ルーチンにリターンする。
従って、この場合には、ステップS402の処理時にお
ける「ハーモニクス・フラグ:オン」がそのまま維持さ
れることになり、今回ピッチも前回のピッチに引き続い
てハーモニクス奏法によるものであると判定したことを
示す。
【0039】一方、ステップS412の判断結果が否
定、即ち、今回ピッチが前回ハーモニクスのピッチの±
50centの範囲内にない場合には、ステップS41
4へ進む。
定、即ち、今回ピッチが前回ハーモニクスのピッチの±
50centの範囲内にない場合には、ステップS41
4へ進む。
【0040】ステップS414ではハーモニクス・フラ
グをオフにして、今回ピッチがハーモニクス奏法による
ものでないと判定したことを示し、ハーモニクス判定処
理を終了してメイン・ルーチンにリターンする。
グをオフにして、今回ピッチがハーモニクス奏法による
ものでないと判定したことを示し、ハーモニクス判定処
理を終了してメイン・ルーチンにリターンする。
【0041】次に、図5に示すフローチャートに基づ
き、弦番号取得処理を詳細に説明するものとする。この
弦番号取得処理においては、ステップS304のピッチ
検出ルーチンで得られた入力信号のピッチおよびステッ
プS306のハーモニクス判定処理で設定されたハーモ
ニクス・フラグのオン/オフの設定状態から弦番号を取
得し、取得した弦番号がステップS310の表示処理で
表示されることになる。
き、弦番号取得処理を詳細に説明するものとする。この
弦番号取得処理においては、ステップS304のピッチ
検出ルーチンで得られた入力信号のピッチおよびステッ
プS306のハーモニクス判定処理で設定されたハーモ
ニクス・フラグのオン/オフの設定状態から弦番号を取
得し、取得した弦番号がステップS310の表示処理で
表示されることになる。
【0042】まず、ステップ502においては、ハーモ
ニクス・フラグがオンか否かが判断される。
ニクス・フラグがオンか否かが判断される。
【0043】ステップS502の判断結果が否定、即
ち、ハーモニクス・フラグがオフの場合(ハーモニクス
奏法が行われなかったと判定された場合)には、ステッ
プS504へ進み、今回ピッチから公知の技術に基づき
弦番号を取得し、メイン・ルーチンにリターンする。即
ち、今回ピッチが属する所定のピッチ設定範囲の基準ピ
ッチに対応する弦の弦番号を、今回ピッチの弦番号とし
て取得する。
ち、ハーモニクス・フラグがオフの場合(ハーモニクス
奏法が行われなかったと判定された場合)には、ステッ
プS504へ進み、今回ピッチから公知の技術に基づき
弦番号を取得し、メイン・ルーチンにリターンする。即
ち、今回ピッチが属する所定のピッチ設定範囲の基準ピ
ッチに対応する弦の弦番号を、今回ピッチの弦番号とし
て取得する。
【0044】一方、ステップS502の判断結果が肯
定、即ち、ハーモニクス・フラグがオンの場合(ハーモ
ニクス奏法が行われたと判定された場合)には、ステッ
プS506へ進み、前回ピッチに基づき取得された弦番
号(前回弦番号)を、今回ピッチの弦番号として継承
し、弦番号取得処理を終了してメイン・ルーチンにリタ
ーンする。
定、即ち、ハーモニクス・フラグがオンの場合(ハーモ
ニクス奏法が行われたと判定された場合)には、ステッ
プS506へ進み、前回ピッチに基づき取得された弦番
号(前回弦番号)を、今回ピッチの弦番号として継承
し、弦番号取得処理を終了してメイン・ルーチンにリタ
ーンする。
【0045】従って、今回ピッチに関してハーモニクス
奏法が行われたと判定された場合には、取得する弦番号
としては前回弦番号が継承されることになるので、今回
ピッチの弦番号表示部40における表示に関しても、前
回弦番号の表示が継続して表示されることになることに
なる。
奏法が行われたと判定された場合には、取得する弦番号
としては前回弦番号が継承されることになるので、今回
ピッチの弦番号表示部40における表示に関しても、前
回弦番号の表示が継続して表示されることになることに
なる。
【0046】次に、図6の動作説明図を参照しながら、
上記した実施例による調律装置を用いて、ギターの第5
弦をチューニングする方法に関して説明する。なお、上
記した実施例による調律装置には、図8に示すように各
弦番号に対して基準ピッチが設定されているものとす
る。
上記した実施例による調律装置を用いて、ギターの第5
弦をチューニングする方法に関して説明する。なお、上
記した実施例による調律装置には、図8に示すように各
弦番号に対して基準ピッチが設定されているものとす
る。
【0047】図6に示すように、電源スイッチ32をオ
ンして電源を投入した直後に(ハーモニクス・フラグ:
オフ)、まず第5弦の開放弦を弾弦し、ステップS30
4のピッチ検出処理(前回ピッチ検出)により110H
zが検出されたものとし、当該弾弦に引き続いて第5弦
の12フレットのハーモニクスを弾き、ステップS30
4のピッチ検出処理(今回ピッチ検出)により220H
zが検出されたものとする。また、前回ピッチ検出と今
回ピッチ検出との間の途切れ間隔は、300msecで
あったものとする。
ンして電源を投入した直後に(ハーモニクス・フラグ:
オフ)、まず第5弦の開放弦を弾弦し、ステップS30
4のピッチ検出処理(前回ピッチ検出)により110H
zが検出されたものとし、当該弾弦に引き続いて第5弦
の12フレットのハーモニクスを弾き、ステップS30
4のピッチ検出処理(今回ピッチ検出)により220H
zが検出されたものとする。また、前回ピッチ検出と今
回ピッチ検出との間の途切れ間隔は、300msecで
あったものとする。
【0048】上記のような場合のステップS306のハ
ーモニクス判定処理においては、ハーモニクス・フラグ
がオフであるため、ステップS402の判断結果が否定
となりステップS404へ進み、途切れ間隔として30
0msecを得る。
ーモニクス判定処理においては、ハーモニクス・フラグ
がオフであるため、ステップS402の判断結果が否定
となりステップS404へ進み、途切れ間隔として30
0msecを得る。
【0049】途切れ間隔300msecは許容範囲(5
00msec)内であるので、ステップS406の判断
結果が肯定となって、ステップS408ヘ進む。
00msec)内であるので、ステップS406の判断
結果が肯定となって、ステップS408ヘ進む。
【0050】今回ピッチは前回ピッチの2倍であるた
め、ステップS408の判断結果が肯定となってステッ
プS410へ進み、ステップS410においてハーモニ
クス・フラグをオンに設定する。
め、ステップS408の判断結果が肯定となってステッ
プS410へ進み、ステップS410においてハーモニ
クス・フラグをオンに設定する。
【0051】こうしてハーモニクス・フラグがオン設定
されると、ステップS308の弦番号取得処理におい
て、ステップS502の判断結果が肯定となり、ステッ
プS506において前回弦番号を継承することになる。
されると、ステップS308の弦番号取得処理におい
て、ステップS502の判断結果が肯定となり、ステッ
プS506において前回弦番号を継承することになる。
【0052】ここにおいて、第5弦の開放弦を弾弦した
際の前回弦番号として、110Hzに対応する「第5
弦」が取得されているものであるから、ステップS50
6においても「第5弦」が弦番号として取得される。従
って、第5弦の開放弦に引き続いて、第5弦の12フレ
ットのハーモニクスを弾いた場合でも、開放弦の弾弦に
より取得された弦番号が継続して取得され、弦番号表示
部40に「第5弦」が表示されることになる。
際の前回弦番号として、110Hzに対応する「第5
弦」が取得されているものであるから、ステップS50
6においても「第5弦」が弦番号として取得される。従
って、第5弦の開放弦に引き続いて、第5弦の12フレ
ットのハーモニクスを弾いた場合でも、開放弦の弾弦に
より取得された弦番号が継続して取得され、弦番号表示
部40に「第5弦」が表示されることになる。
【0053】図7は、弦番号取得処理の他の実施例を示
すものであり、この実施例においては、ハーモニクス・
フラグがオンであるか否かを判断する処理(ステップS
502)と、ステップS502の判断結果が否定であっ
て、今回ピッチから弦番号を取得する処理(ステップS
504)とは、図5に示した弦番号取得処理と同一であ
るので、図5と同一のステップ番号を付して示すことに
より詳細な説明は省略する。
すものであり、この実施例においては、ハーモニクス・
フラグがオンであるか否かを判断する処理(ステップS
502)と、ステップS502の判断結果が否定であっ
て、今回ピッチから弦番号を取得する処理(ステップS
504)とは、図5に示した弦番号取得処理と同一であ
るので、図5と同一のステップ番号を付して示すことに
より詳細な説明は省略する。
【0054】図7に示す弦番号取得処理においては、ス
テップS502の判断結果が肯定であるときは、ステッ
プS706へ進む。
テップS502の判断結果が肯定であるときは、ステッ
プS706へ進む。
【0055】ステップS706では、今回ピッチを前回
弦番号の開放弦の基準ピッチ(開放弦ピッチ)に規格化
する。即ち、今回ピッチを時間周期データでn倍(nは
正の整数)して、開放弦ピッチに規格化する。なお、1
2フレットのハーモニクスにより取得される弦番号を、
開放弦の弾弦による入力ピッチにより取得される弦番号
と一致させる場合には「n=2」となる。
弦番号の開放弦の基準ピッチ(開放弦ピッチ)に規格化
する。即ち、今回ピッチを時間周期データでn倍(nは
正の整数)して、開放弦ピッチに規格化する。なお、1
2フレットのハーモニクスにより取得される弦番号を、
開放弦の弾弦による入力ピッチにより取得される弦番号
と一致させる場合には「n=2」となる。
【0056】ステップS706の処理を終了すると、ス
テップS504へ進み、規格化した今回ピッチから弦番
号を取得する。
テップS504へ進み、規格化した今回ピッチから弦番
号を取得する。
【0057】従って、この第二の実施例においても、第
5弦の開放弦に引き続いて第5弦の12フレットのハー
モニクスを弾いた場合には、開放弦の弾弦により取得さ
れた弦番号が継続して取得され、弦番号表示部40に
「第5弦」が表示されることになる。
5弦の開放弦に引き続いて第5弦の12フレットのハー
モニクスを弾いた場合には、開放弦の弾弦により取得さ
れた弦番号が継続して取得され、弦番号表示部40に
「第5弦」が表示されることになる。
【0058】なお、上記した実施例においては、途切れ
間隔の許容間隔として500msecを設定したが、5
00msecに限られることなしに、より長い値あるい
はより短い値を適宜設定してもよい。
間隔の許容間隔として500msecを設定したが、5
00msecに限られることなしに、より長い値あるい
はより短い値を適宜設定してもよい。
【0059】また、上記実施例においては、途切れ間隔
の許容間隔として前回ピッチ検出から今回ピッチ検出ま
での時間を設定したが、これに限られることなしに、前
回ピッチ検出から今回ピッチ検出までに行われたピッチ
検出処理におけるエラー処理のサイクル数としてもよ
い。
の許容間隔として前回ピッチ検出から今回ピッチ検出ま
での時間を設定したが、これに限られることなしに、前
回ピッチ検出から今回ピッチ検出までに行われたピッチ
検出処理におけるエラー処理のサイクル数としてもよ
い。
【0060】さらに、途切れ間隔の許容間隔を、上記時
間および上記サイクル数を勘案して設定してもよい
間および上記サイクル数を勘案して設定してもよい
【0061】さらにまた、上記実施例においては、開放
弦の基準ピッチの「2倍のピッチ(±50cent)」
をハーモニクス奏法によるピッチと判定したが、「2
倍」以外の倍数、例えば、3倍、4倍、・・・、n倍
(nは正の整数)を基準として判定してもよい。
弦の基準ピッチの「2倍のピッチ(±50cent)」
をハーモニクス奏法によるピッチと判定したが、「2
倍」以外の倍数、例えば、3倍、4倍、・・・、n倍
(nは正の整数)を基準として判定してもよい。
【0062】また、ハーモニクス奏法のピッチを判定す
る際に、「±50cent」の範囲を設定したが(ステ
ップS408およびステップS412)、これに限られ
ることなしに適宜の範囲を設定してよく、またこうした
範囲を設定しなくともよい。
る際に、「±50cent」の範囲を設定したが(ステ
ップS408およびステップS412)、これに限られ
ることなしに適宜の範囲を設定してよく、またこうした
範囲を設定しなくともよい。
【0063】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0064】弦楽器の弦の振動に基づく入力信号のピッ
チを検出し、検出したピッチに応じて弦番号を表示する
調律装置において、弦楽器の弦の振動に基づく入力信号
のピッチを連続して検出する検出手段と、検出手段によ
り検出されたピッチに対応して予め設定された弦番号を
表示する表示手段と、検出手段により連続して検出され
た第一の入力信号のピッチと、第一の入力信号のピッチ
の最終検出時から予め設定された所定間隔以内で検出手
段により検出された第二の入力信号のピッチとを比較す
る比較手段と、比較手段による比較結果が、第二の入力
信号のピッチが第一の入力信号のピッチのn(nは正の
整数)倍であったときに、第一のピッチに対応して予め
設定された弦番号を表示手段に表示させる表示制御手段
とを有するようにしたため、検出手段によって連続して
検出されている第一の入力信号のピッチの最終検出時か
ら、予め設定された所定間隔以内で検出手段によって検
出された第二のピッチが、比較手段によってn倍である
とされた場合には、第一のピッチに対応して予め設定さ
れた弦番号が表示手段に表示されるように、表示制御手
段によって制御される。
チを検出し、検出したピッチに応じて弦番号を表示する
調律装置において、弦楽器の弦の振動に基づく入力信号
のピッチを連続して検出する検出手段と、検出手段によ
り検出されたピッチに対応して予め設定された弦番号を
表示する表示手段と、検出手段により連続して検出され
た第一の入力信号のピッチと、第一の入力信号のピッチ
の最終検出時から予め設定された所定間隔以内で検出手
段により検出された第二の入力信号のピッチとを比較す
る比較手段と、比較手段による比較結果が、第二の入力
信号のピッチが第一の入力信号のピッチのn(nは正の
整数)倍であったときに、第一のピッチに対応して予め
設定された弦番号を表示手段に表示させる表示制御手段
とを有するようにしたため、検出手段によって連続して
検出されている第一の入力信号のピッチの最終検出時か
ら、予め設定された所定間隔以内で検出手段によって検
出された第二のピッチが、比較手段によってn倍である
とされた場合には、第一のピッチに対応して予め設定さ
れた弦番号が表示手段に表示されるように、表示制御手
段によって制御される。
【0065】従って、本発明の調律装置よれば、開放弦
の弾弦によるチューニングに引き続いてハーモニクス奏
法によるチューニングを行った場合においても、開放弦
を基準とした正しい弦番号を表示することができるよう
になる。
の弾弦によるチューニングに引き続いてハーモニクス奏
法によるチューニングを行った場合においても、開放弦
を基準とした正しい弦番号を表示することができるよう
になる。
【図1】本発明による調律装置の一実施例を示すブロッ
ク構成図である。
ク構成図である。
【図2】調律装置の表示パネルの一例を示す説明図であ
る。
る。
【図3】メイン・ルーチンのフローチャートである。
【図4】ハーモニクス判定処理のフローチャートであ
る。
る。
【図5】弦番号取得処理のフローチャートである。
【図6】本発明による調律装置を用いたチューニング方
法の一例を示す動作説明図である。
法の一例を示す動作説明図である。
【図7】他の実施例による弦番号取得処理のフローチャ
ートである。
ートである。
【図8】従来の調律装置におけるハーモニクス奏法によ
る弦番号の取得を示す説明図である。
る弦番号の取得を示す説明図である。
10 CPU 12 バス 14 ROM 16 RAM 18 操作子部 20 表示部 22 入力部 24 波形整形回路 30 表示パネル 32 電源スイッチ 40 弦番号表示部 42 偏差表示部
Claims (1)
- 【請求項1】 弦楽器の弦の振動に基づく入力信号のピ
ッチを検出し、検出したピッチに応じて弦番号を表示す
る調律装置において、 弦楽器の弦の振動に基づく入力信号のピッチを連続して
検出する検出手段と、 前記検出手段により検出されたピッチに対応して予め設
定された弦番号を表示する表示手段と、 前記検出手段により連続して検出された第一の入力信号
のピッチと、前記第一の入力信号のピッチの最終検出時
から予め設定された所定間隔以内で前記検出手段により
検出された第二の入力信号のピッチとを比較する比較手
段と、 前記比較手段による比較結果が、前記第二の入力信号の
ピッチが前記第一の入力信号のピッチのn(nは正の整
数)倍であったときに、前記第一のピッチに対応して予
め設定された弦番号を前記表示手段に表示させる表示制
御手段とを有することを特徴とする調律装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5278991A JPH07110680A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 調律装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5278991A JPH07110680A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 調律装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07110680A true JPH07110680A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17604893
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5278991A Pending JPH07110680A (ja) | 1993-10-12 | 1993-10-12 | 調律装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07110680A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004145113A (ja) * | 2002-10-25 | 2004-05-20 | Roland Corp | 電子調律器 |
| JP2006010869A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Seiko Instruments Inc | 調律装置、調律方法 |
| JP2015031909A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 株式会社コルグ | ギターチューナ |
-
1993
- 1993-10-12 JP JP5278991A patent/JPH07110680A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004145113A (ja) * | 2002-10-25 | 2004-05-20 | Roland Corp | 電子調律器 |
| JP2006010869A (ja) * | 2004-06-23 | 2006-01-12 | Seiko Instruments Inc | 調律装置、調律方法 |
| JP2015031909A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | 株式会社コルグ | ギターチューナ |
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