JPH0711214U - 開先加工機 - Google Patents
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- JPH0711214U JPH0711214U JP4539793U JP4539793U JPH0711214U JP H0711214 U JPH0711214 U JP H0711214U JP 4539793 U JP4539793 U JP 4539793U JP 4539793 U JP4539793 U JP 4539793U JP H0711214 U JPH0711214 U JP H0711214U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ワークの被加工面の板幅方向への変形曲がり
に応じてカッタが追従し高精度の切削加工を行う開先加
工機の提供を目的とする。 【構成】 カッタ6と、カッタ6が予め設定された所定
の開先量で切削を行う適正位置でON又はOFF状態を
検知するように配設された第1のセンサ10aと、第1
のセンサ10aと所定の距離を隔て適正位置でOFF又
はON状態を検知するように配設された第2のセンサ1
0bと、カッタ及び第1,第2のセンサ10a,10b
を前進又は後退させる摺動機構13と、第1及び第2の
センサ10a,10bが共にON又はOFF状態を検知
した場合摺動機構13を制御し第1又は第2のセンサ1
0a,10bのいずれか一方がOFF又はON状態を検
知するまでカッタ及び第1,第2のセンサ10a,10
bを後退又は前進させる制御部16と、を備えた構成を
有している。
に応じてカッタが追従し高精度の切削加工を行う開先加
工機の提供を目的とする。 【構成】 カッタ6と、カッタ6が予め設定された所定
の開先量で切削を行う適正位置でON又はOFF状態を
検知するように配設された第1のセンサ10aと、第1
のセンサ10aと所定の距離を隔て適正位置でOFF又
はON状態を検知するように配設された第2のセンサ1
0bと、カッタ及び第1,第2のセンサ10a,10b
を前進又は後退させる摺動機構13と、第1及び第2の
センサ10a,10bが共にON又はOFF状態を検知
した場合摺動機構13を制御し第1又は第2のセンサ1
0a,10bのいずれか一方がOFF又はON状態を検
知するまでカッタ及び第1,第2のセンサ10a,10
bを後退又は前進させる制御部16と、を備えた構成を
有している。
Description
【0001】
本考案は金属板等の端面に切削加工等を行う開先加工機に関するものである。
【0002】
近年、溶接品質や塗装品質の向上を図るためにカッタによる金属板等の金属部 材の端面の開先加工が盛んに用いられるようになっており各種の開先加工機が開 発されている。 以下に従来の開先加工の方法について説明する。 図10はガス溶断によるワークの被加工面の板幅方向の変形を示す斜視図であ る。 一般にワークの被加工面をガス溶断した場合、図10に示すように材質の不均 一等によって長さ5〜10mのワークで3mm〜5mm程度の板幅方向の変形ΔXが 生じ易い。従来このようなワークの被加工面が変形していた場合、a.その変形 を無視し、そのまま開先加工を行う方法、b.開先部のルート面を一定にするた めにワークを切断後、別途フライスカッタ等で幅調整のための切削加工を行う方 法、c.開先加工時にカッタを2段構成とし前段で幅調整の切削を行い後段で所 望の開先加工を行う方法、d.1つのカッタでワークの被加工面の変形分の見込 量の切削と開先加工を同時に行う方法等が用いられていた。
【0003】
しかしながら上記従来の構成では、aに示す方法では、ルート面のバラツキが 生じ溶接強度が低下するという問題点があった。また、R面取り加工においては 面取り不足や過剰な切削によって角部が残り、この部分の塗料の乗りが悪いため に塗装が剥離しその箇所から腐蝕が進行する等の問題点があった。 また、bに示す方法では、作業が2工程になり手間がかかり著しく生産性に欠 けるという問題点があった。 cに示す方法では、開先加工機のカッタ機構が複雑になる他、幅調整分を見込 んで切断しなければならず切断作業が煩雑であり歩留りも悪く、生産性に欠ける という問題点があった。 dに示す方法では、開先加工機は、同一形状の開先加工であっても開先量に応 じて特殊なカッタを用意しなければならず汎用性に欠けるとともに、幅調整分の 切削加工も同時に行うので歩留りが悪く、生産性に欠けるという問題点があった 。 本考案は上記従来の問題点を解決するもので、ワークの被加工面の板幅方向へ の変形曲がりに応じてカッタが追従し高精度の切削加工を行う開先加工機を提供 することを目的とする。
【0004】
この目的を達成するために本考案の請求項1に記載の開先加工機は、カッタと 、前記カッタがワークの被加工面に予め設定された所定の開先量で切削を行う適 正位置でON又はOFF状態を検知するように配設された第1のセンサと、前記 第1のセンサと所定の距離を隔て前記適正位置でOFF又はON状態を検知する ように配設された第2のセンサと、前記カッタ及び第1,第2のセンサを前記ワ ークの被加工面へ前進又は前記ワークの被加工面から後退させる摺動機構と、前 記第1及び第2のセンサが共にON又はOFF状態を検知した場合前記摺動機構 を制御し前記第1又は第2のセンサのいずれか一方がOFF又はONの状態を検 知するまで前記カッタ及び第1,第2のセンサを前記ワークの被加工面から後退 又は前記ワークの被加工面へ前進させる制御部と、を備えた構成を有している。 請求項2に記載の開先加工機は、カッタと、ワークの被加工面からの距離に応 じてON/OFFするセンサと、前記カッタ及び前記センサを前記ワークの被加 工面へ前進又は前記ワークの被加工面から後退させる摺動機構と、前記カッタが 前記ワークの被加工面に予め設定された所定の開先量で切削を行う適正位置で前 記センサが第1のタイミングでON又はOFF状態を検知するように設定し更に 前記センサが前記第1のタイミングから所定の時間差を有する第2のタイミング でOFF又はON状態を検知するように設定して前記センサが前記第1及び第2 の両方のタイミングにおいて共にON又はOFFの状態を検知した場合前記摺動 機構を制御し前記センサが前記第1及び第2のタイミングのいずれか一方におい てOFF又はONの状態を検知するまで前記カッタ及び前記センサを前記ワーク の被加工面から後退又は前記ワークの被加工面へ前進させる制御部と、を備えた 構成を有している。
【0005】 ここで、カッタは開先加工の形状に応じて簡単に交換可能な構造を有している 。また、ワークの被加工面の板幅方向の変形を検知するためのセンサとしては、 磁気センサ等の近接スイッチや赤外線や超音波等を用いたセンサであってもよい 。またセンサはワークの被加工面の変形を検知するためにワークの被加工面の板 幅方向に変形のない平坦な状態において、2個のセンサの内、片方がOFF/O Nのしきい値近傍のON状態側,他方がON/OFFのしきい値近傍のOFF状 態側となる位置に各々セットされている。この位置を適正位置としてワークが遠 ざかる方向に変形すれば両センサが、“OFF”,逆にワークが近づけば“ON ”となり、この状態に応じてカッタの送り込みや後退を制御している。従って原 理的には2個のセンサを必要とするが1個のセンサを用いて時間差(タイマ)を 利用して各時におけるON又はOFF状態を検知し、実質的に2個のセンサ機能 を実現してもよい。この場合タイマ値を変えることにより、各センサ間の距離間 隔を容易に調節できワークの材質や開先量、切削速度等に応じ開先加工を行うこ とができる。また、ワークの被加工面と各センサとの距離を調節できセンサのア ンプ部で感度を調節することによって行うのでセンサの許容範囲に調整すればよ い。開先加工機の設計において自由度を広げることができ便利である。また、各 センサのON,OFFの状態は相対的なものであり、機能的に同一であれば逆で あってもよい。センサとカッタの位置関係は出来るだけカッタに近く、ワークの 切削前の状態を検知できる位置に配設し、これらは連動して動作させるために同 一フレーム上に配設すると好ましい。 また、これらのカッタやセンサ等を備えた開先加工ユニットをワークの両側部 に配設することにより、一工程でワークの両側部の開先加工を同時に行うことも できる。 また、開先加工時にワークが走行する方式でもよいし、ワークを固定し前記開 先加工ユニットが切削移動する方式のどちらであってもよい。
【0006】
この構成によって、ワークの被加工面の形状が板幅方向に変化しても、その変 化に応じて自動的にカッタを前進又は後退させてワークの被加工面の形状の変化 に追従して所定の開先加工を行うことができる。
【0007】
以下本考案の一実施例について図面を参照しながら説明する。 (実施例1) 図1は本考案の第1実施例における開先加工機の要部正面図であり、図2は本 考案の第1実施例における開先加工機の要部側面図である。 1は開先加工を行う鋼板等のワーク、2は送りローラ、2aはガイドローラ、 3は送りローラ2を駆動するための送り用モータ、3aは送り用モータ3の回転 を送りローラ2に伝達駆動するためのチェーン、4はワーク1を確実に押さえ、 切削時におけるワーク1の振動やズレを防止するための加圧用の油圧シリンダ、 5は油圧シリンダ4の端部に配設されたワーク1を押さえながら移送するための 押さえローラ、6は開先加工の形状に応じて交換可能に装着されるカッタ、7は カッタ6が取り付けられた主軸ヘッド、8はカッタ6を駆動するための主軸モー タ、9はカップリング、10はワーク1の被加工面の板幅方向の変形を検知する ためにカッタ6の上手近傍の所定位置に配設された1対の近接スイッチ等からな るセンサユニット、11は主軸ヘッド7,主軸モータ8,センサユニット10等 が配設されワーク1の被加工面の板幅方向の変化に伴ってカッタ6等を前後に追 従させるための前後フレーム、12は前後フレームを作動させるための前後用モ ータ、13は前後フレーム11を摺動させるためのボールネジ等からなる摺動機 構、14はカップリング、15は切削くず受、16は開先加工機の動作をコント ロールするためのインバータやシーケンスコントローラ等を備えた制御部である 。 ここで、前後用モータはギヤードモータを用いたが、サーボモータ等を用いて もよい。サーボモータの場合はカッタの追従速度が向上し、より好ましい。 以上のように構成された開先加工機について、以下その動作について説明する 。 操作盤上の手動運転釦(図示せず)をONにすると、送り用モータ3が作動し チェーン3aを介して送りローラ2が回転を始める。また同時に、油圧用モータ (図示せず)も作動し、油圧シリンダ4が動作可能となる。更に主軸モータ8も 所定の速度で回転を始める。送り用モータ3,主軸モータ8等の回転速度は制御 部16に直結した操作盤(図示せず)からワーク1の開先量,材質,カッタ6の 切れ具合などの条件に応じて設定できるようになっている。オペレータはワーク 1の被加工面をガイドローラ2aに沿って、送りローラ2上に乗せると、送りロ ーラ2の回転によってワーク1は自動的に矢印A方向に送り込まれる。ワーク1 の先端が押さえローラ5の近傍を通過すると、ワーク進入センサ(図示せず)に よりワーク1を検知し、油圧シリンダ4が作動し、切削時の振動やブレがないよ うに押さえローラ5でワーク1を下方へ押圧する。ワーク1は送りローラ2と押 さえローラ5によって挟着保持されながら切削用のカッタ6が待ち受ける開先加 工機の中央部へ移送される。また、ワーク進入センサ(図示せず)からの信号に より前後用モータ12が駆動されボールネジ等による摺動機構13によって前後 フレーム11をワーク1側へ前進させる。前後フレーム11によってワーク1側 へ送り出されたセンサユニット10からの信号によって制御部16が前後用モー タ12の回転方向を制御してセンサユニット10と連動したカッタ6の送り込み 量を前後に調節し、ワーク1の被加工面の板幅方向の形状に応じてルート面が一 定になるように倣い加工を行う(倣い加工の詳細は後述する)。ワーク1の開先 加工が終了し、ワーク1が送りローラ2上の所定位置を通過すると、ワーク排出 センサ(図示せず)により開先加工の終了が検知され制御部16は油圧シリンダ 4による押さえローラ5の押圧を解除し、押さえローラ5を上方へ戻すとともに 、前後用モータ12を駆動して、前後フレーム11を後方へ動かし、カッタ6を 安全な所定位置まで後退させる。 次にセンサユニット10による倣い加工の詳細について説明する。 図3(a)は本考案の第1実施例における開先加工機の倣い加工の原理を示す 模式図であり、図3(b)はワークの被加工面が凹状に変形している場合のセン サの状態を示す模式図であり、図3(c)はワークの被加工面が凸状に変形して いる場合のセンサの状態を示す模式図である。10aは第1のセンサで平面状の ワーク1の被加工面において、目的とする開先量Δwを確保する適正位置までカ ッタ6をワーク1へ送り込んだ時に“ON”となるしきい値から“ON”側にΔ aだけ前進した位置にセットされている近接スイッチであり、10bは第2のセ ンサでカッタ6が開先量Δwを確保する適正位置で“OFF”となるしきい値か ら“OFF”側にΔbだけ後退した位置にセットされた近接スイッチである。 今、ワーク1の被加工面が平坦で熱変形等がない場合、図3(a)に示すよう に第1のセンサ10aが“ON”、第2のセンサ10bが“OFF”の状態にあ り、各センサ10a,10bの位置関係はOFF/ONのしきい値からΔa,Δ bの距離を隔てて各々セットされており、制御部16はカッタ6をこの状態で保 持し、切削加工が続行される。しかし、切削加工の途中において、図3(b)に 示すようにワーク1の被加工面が板幅方向に凹状に変形していると、第1のセン サ10aからワーク1の被加工面までの距離が大きくなってΔa以上の変形があ ると、第1のセンサ10aは“ON”から“OFF”になる。制御部16は第1 ,第2の各センサ10a,10bが共に“OFF”になると前後用モータ12を 駆動し、第1のセンサ10aが“ON”になるまでカッタ6を前進させワーク1 側へ送り込む。 逆に図3(c)に示すようにワーク1の被加工面が板幅方向にΔb以上凸状に 変形している場合、第2のセンサ10bが“OFF”から“ON”になる。制御 部16は第1,第2の各センサ10a,10bが共に“ON”になると、前後用 モータ12を駆動し、第2のセンサ10bが“OFF”になるまでカッタ6を後 退させる。 次に本考案の第1実施例の開先加工機について、その倣い加工法について説明 する。 図4は本考案の第1実施例における開先加工機の倣い加工のタイムチャートで ある。前後用モータ12にはギヤードモータを使用しており、制御部16は各セ ンサ10a,10bからの信号によってカッタ6を倣い追従させるために前後用 モータ12を駆動する場合、例えば100msec毎にON/OFFを繰り返すパル スで断続的に励磁を行うことでギヤードモータのストップ特性を向上させカッタ 6の過剰な前進や後退を防止し、加工精度の向上を図っている。 以上のように本実施例によればワークの被加工面の板幅方向の変形があっても 、これを検知し被加工面の変化に応じてカッタを倣い追従させて所定の開先量を 確保する加工精度の高い開先加工を行うことができる。
【0008】 (実施例2) 図5は本考案の第2実施例における開先加工機の要部正面図である。 実施例1と異なる点は対向した2つの開先加工ユニットで構成され、一方の開 先加工ユニットがワークの板幅に応じてワークの板幅方向に前後に移動し、ワー クの両側部を挟着保持しながら、ワークの両端部を同時に開先加工が行える点で ある。1はワーク、2,2′は送りローラ、2a,2a′はガイドローラ、4, 4′は油圧シリンダ、5,5′は押さえローラ、6,6′はカッタ、7,7′は 主軸ヘッド、8,8′は主軸モータ、10,10′はセンサユニット、11,1 1′は前後フレーム、12,12′は前後用モータ、13,13′は摺動機構、 15,15′は切削くず受であり、これらは実施例1と同様のものである。16 aは対向する2つの開先加工ユニットの動作をコントロールするためのインバー タやシーケンスコントローラ等を備えた制御部、17は固定された第1の開先加 工ユニット、18は第1の開先加工ユニット17と対向し、ワーク1の板幅に応 じて摺動可能に配設された第2の開先加工ユニット、19は第2の開先加工ユニ ット18を第1の開先加工ユニット17側へ前後させるための前後用モータ、2 0は前後用モータ19の回転により所定の位置まで第2の開先加工ユニット18 を摺動させるための摺動機構である。 以上のように構成された開先加工機について、以下その動作について説明する 。まず、操作盤上のデジタルスイッチ(図示せず)により開先加工を行うワーク 1の板幅を設定すると制御部16aは前後用モータ19を駆動し第2の開先加工 ユニット18を前方又は後方へ動かしワーク1の板幅に応じた所定の位置で停止 する。オペレータの指示でワーク1が送りローラ2,2′上に供給されると、ワ ーク1は対向する第1及び第2の開先加工ユニットのガイドローラ2a,2a′ に当接しながら各送りローラ2,2′上に移送される。ワーク1の先端が各押さ えローラ5,5′の近傍を通過するとワーク進入センサ(図示せず)がワーク1 を検知し各油圧シリンダ4,4′を作動させ各押さえローラ5,5′で切削時に 振動やブレがないようにワーク1の両端を押圧する。送りローラ2,2′と押さ えローラ5,5′で両側部を挟着保持されたワーク1は切削用のカッタ6,6′ が待ち受ける各開先加工ユニット17,18の中央部へ移送される。一方、ワー ク進入センサ(図示せず)の信号により各前後用モータ12,12′が駆動され 各摺動機構13,13′により前後フレーム11,11′をワーク1側へ前進さ せる。前後フレーム11,11′によってワーク1側へ送り出された各センサユ ニット10,10′からの信号によって制御部16aが前後用モータ12,12 ′の回転方向を制御して各センサユニット10,10′と連動したカッタ6,6 ′の送り込み量を前後に調整し、ワーク1の被加工面の板幅方向の形状に応じて ルート面が一定になるように倣い追従加工を行う。倣い追従加工の詳細は実施例 1と同様である。ワーク1の開先加工が終了し、ワーク1が所定の位置を通過し 、双方のワーク排出センサ(図示せず)により開先加工の終了が検知された時に 制御部16aは油圧シリンダ4,4′による押さえローラ5,5′の押圧を解除 し、押さえローラ5,5′を上方へ戻すとともに、前後用モータ12,12′を 駆動して、前後フレーム11,11′を後方へ戻しカッタ6,6′を安全な所定 位置まで後退させる。 以上のように本実施例によればワークの板幅寸法に応じて対向した開先加工ユ ニットの位置を調節し、一工程でワークの両側部を同時に、かつ被加工面の形状 に応じて倣い追従させ、所定の開先量を確保しながら開先加工を行うことができ る。 尚、ワークの片側のみ開先加工を行う場合は、一方の開先加工ユニットを送り 機能のみにして切削機能を停止すればよい。
【0009】 (実施例3) 図6は本考案の第3実施例における開先加工機の要部正面図であり、図7は本 考案の第3実施例における開先加工機の要部側面図である。 実施例1と異なるのはセンサユニットに1個の近接スイッチを用いて時間差( タイマ)を利用して各時におけるON又はOFF状態を検知し実質的に2個のセ ンサ機能を実現した点である。 10cはワーク1の被加工面の板幅方向の変化を検知するためにカッタ6の近 傍の所定位置に配設された1個の近接スイッチ等からなるセンサユニットであり 、16bは開先加工機の動作をコントロールするためのインバータやシーケンス コントローラ等の他にセンサユニット10cのアンプ部の感度やタイマ値を調節 する機能等を備えた制御部である。 以上のように構成された開先加工機の倣い加工について説明する。 図8は本考案の第3実施例における開先加工機の倣い加工の原理を示す模式図 である。 10cは1個の近接スイッチ(例えばキーエンス社製の商品名SH−114, EG−547の組み合わせ等)を用いて時間差(タイマ)を利用し、各時におけ るON又はOFF状態を検知し実質的に2個のセンサ機能を実現しているセンサ ユニットである。ワーク1の被加工面と各センサとの距離は各センサのアンプ部 の感度を調節することによって行う。また各センサ間の距離はワークの開先量や 切削速度に応じてタイマ値を変えることにより行う。 今、ワーク1の被加工面の板幅方向の変形のない平坦な状態において、一方が OFF/ONしきい値からΔaだけON側、他方がしきい値からΔbだけOFF 側の位置(感度)に各々セットされている。 この位置を適正位置としてワーク1が遠ざかれば両タイミングにおいてOFF 、逆に近づけば共に“ON”となりこの状態になったとき、いずれか一方が“O N”又は“OFF”となる位置(適正位置)までカッタ6を後退又は前進させる 制御方法は実施例1と同様である。 以上のように本実施例によれば、1個のセンサを用いて2個のセンサ機能を実 現でき、センサを2個配設するのに比べ、省スペースでかつワークとの距離やセ ンサ間の距離をアンプ部の感度やタイマ値の調節で行うことができるので操作性 や汎用性に優れておりワークの被加工面の板幅方向の変化に応じてカッタを倣い 追従させて所定の開先量を確保する加工精度の高い開先加工を行うことができる 。
【0010】 (実施例4) 図9は本考案の第4実施例における開先加工機の要部正面図である。 実施例2と異なるのはセンサユニットに実施例3と同様の1個の近接スイッチ を用いた点である。 10d,10d′はワーク1の被加工面の板幅方向の変化を検知するためにカ ッタ6,6′の近傍の所定位置に配設された1個の近接スイッチ等からなるセン サユニットであり、16cは開先加工機の動作をコントロールするためのインバ ータやシーケンスコントローラ等の他にセンサユニット10d,10d′のアン プ部の感度やタイマ値を調節する機能等を備えた制御部である。 以上のように構成された開先加工機において、ワークの開先加工の全体の動作 は実施例2と同様であり、センサによる倣い追従の動作については実施例3と同 様なので説明を省略する。 以上のように本実施例によれば、1個のセンサを用いて2個のセンサ機能を実 現でき、省スペースでワークとの距離やセンサ間の距離をアンプ部の感度やタイ マ値の調節で行うことができるので操作性や汎用性に優れており、ワークの板幅 寸法に応じて対向した開先加工ユニットの位置を調節し、一工程でワークの両側 部を同時に、かつ被加工面の形状に応じて倣い追従させ所定の開先量を確保しな がら加工精度の高い開先加工を行うことができる。
【0011】
以上のように本考案は、カッタの近傍にワークの被加工面の形状の変化を検知 するセンサを配設することにより簡単な機構でワークの被加工面の変化に応じて カッタを倣い追従させて所定の開先量を確保し、開先加工の精度を向上させるこ とができ、溶接品質や塗装品質を著しく向上させ生産性,汎用性及び保守性に優 れた開先加工機を実現できるものである。
【図1】本考案の第1実施例における開先加工機の要部
正面図
正面図
【図2】本考案の第1実施例における開先加工機の要部
側面図
側面図
【図3】(a)本考案の第1の実施例における開先加工
機の倣い加工の原理を示す模式図 (b)ワークの被加工面が凹状に変形している場合のセ
ンサの状態を示す模式図 (c)ワークの被加工面が凸状に変形している場合のセ
ンサの状態を示す模式図
機の倣い加工の原理を示す模式図 (b)ワークの被加工面が凹状に変形している場合のセ
ンサの状態を示す模式図 (c)ワークの被加工面が凸状に変形している場合のセ
ンサの状態を示す模式図
【図4】本考案の第1実施例における開先加工機の倣い
加工のタイムチャート
加工のタイムチャート
【図5】本考案の第2実施例における開先加工機の要部
正面図
正面図
【図6】本考案の第3実施例における開先加工機の要部
正面図
正面図
【図7】本考案の第3実施例における開先加工機の要部
側面図
側面図
【図8】本考案の第3実施例における開先加工機の倣い
加工の原理を示す模式図
加工の原理を示す模式図
【図9】本考案の第4実施例における開先加工機の要部
正面図
正面図
【図10】ガス溶断によるワークの被加工面の板幅方向
の変形を示す斜視図
の変形を示す斜視図
1 ワーク 2,2′ 送りローラ 2a,2a′ ガイドローラ 3 送り用モータ 3a チェーン 4,4′ 油圧シリンダ 5,5′ 押さえローラ 6,6′ カッタ 7,7′ 主軸ヘッド 8,8′ 主軸モータ 9 カップリング 10,10′ センサユニット 10a 第1のセンサ 10b 第2のセンサ 10c,10d,10d′ センサユニット 11,11′ 前後フレーム 12,12′ 前後用モータ 13,13′ 摺動機構 14 カップリング 15,15′ 切削くず受 16,16a,16b,16c 制御部 17 第1の開先加工ユニット 18 第2の開先加工ユニット 19 前後用モータ 20 摺動機構
Claims (2)
- 【請求項1】 カッタと、前記カッタがワークの被加工
面に予め設定された所定の開先量で切削を行う適正位置
でON又はOFF状態を検知するように配設された第1
のセンサと、前記第1のセンサと所定の距離を隔て前記
適正位置でOFF又はON状態を検知するように配設さ
れた第2のセンサと、前記カッタ及び前記第1,第2の
センサを前記ワークの被加工面へ前進又は前記ワークの
被加工面から後退させる摺動機構と、前記第1及び第2
のセンサが共にON又はOFF状態を検知した場合前記
摺動機構を制御し前記第1又は第2のセンサのいずれか
一方がOFF又はONの状態を検知するまで前記カッタ
及び前記第1,第2のセンサを前記ワークの被加工面か
ら後退又は前記ワークの被加工面へ前進させる制御部
と、を備えたことを特徴とする開先加工機。 - 【請求項2】 カッタと、ワークの被加工面からの距離
に応じてON/OFFするセンサと、前記カッタ及び前
記センサを前記ワークの被加工面へ前進又は前記ワーク
の被加工面から後退させる摺動機構と、前記カッタが前
記ワークの被加工面に予め設定された所定の開先量で切
削を行う適正位置で前記センサが第1のタイミングでO
N又はOFF状態を検知するように設定し更に前記セン
サが前記第1のタイミングから所定の時間差を有する第
2のタイミングでOFF又はON状態を検知するように
設定して前記センサが前記第1及び第2の両方のタイミ
ングにおいて共にON又はOFFの状態を検知した場合
前記摺動機構を制御し前記センサが前記第1及び第2の
タイミングのいずれか一方においてOFF又はONの状
態を検知するまで前記カッタ及び前記センサを前記ワー
クの被加工面から後退又は前記ワークの被加工面へ前進
させる制御部と、を備えたことを特徴とする開先加工
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4539793U JPH0711214U (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 開先加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4539793U JPH0711214U (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 開先加工機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0711214U true JPH0711214U (ja) | 1995-02-21 |
Family
ID=12718132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4539793U Withdrawn JPH0711214U (ja) | 1993-07-27 | 1993-07-27 | 開先加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711214U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100633565B1 (ko) * | 2000-06-22 | 2006-10-16 | 삼성중공업 주식회사 | 선박용 보강재 모서리 자동 가공 장치 |
| CN117961140A (zh) * | 2024-03-11 | 2024-05-03 | 江南造船(集团)有限责任公司 | 一种便携式板材铣边坡口装置及使用方法 |
-
1993
- 1993-07-27 JP JP4539793U patent/JPH0711214U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100633565B1 (ko) * | 2000-06-22 | 2006-10-16 | 삼성중공업 주식회사 | 선박용 보강재 모서리 자동 가공 장치 |
| CN117961140A (zh) * | 2024-03-11 | 2024-05-03 | 江南造船(集团)有限责任公司 | 一种便携式板材铣边坡口装置及使用方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19971106 |