JPH071123A - 開先切断方法 - Google Patents
開先切断方法Info
- Publication number
- JPH071123A JPH071123A JP14753293A JP14753293A JPH071123A JP H071123 A JPH071123 A JP H071123A JP 14753293 A JP14753293 A JP 14753293A JP 14753293 A JP14753293 A JP 14753293A JP H071123 A JPH071123 A JP H071123A
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- Japan
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- cutting
- torch
- line
- cut
- torches
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、鋼板から製品を切り出した
際、第1のトーチに後行する第2及びそれ以降のトーチ
の切断を円滑に開始させることによって、未切断部分が
生じない製品部の良好な切り出しを行うとともに、切断
線上に溶損を生じさせない開先切断方法を提案すること
にある。 【構成】複数のトーチを用いて開先切断を行い、鋼板を
所定の形状に切り出す開先切断方法において、複数のト
ーチのうち他のトーチに先行して切断を行う第1のトー
チを、鋼板の、切りだされる製品部以外のスクラッブ部
上でピアシングを行って切断を開始し、この第1のトー
チを切断予定線の延長線に交差する方向に一旦移動させ
て導入線を切る。そして、その後連続して切断予定線を
切断する一方、後行する第2もしくはそれ以降のトーチ
が前記導入線上もしくはその近傍に位置したとき、これ
を点火して切断を開始する。
際、第1のトーチに後行する第2及びそれ以降のトーチ
の切断を円滑に開始させることによって、未切断部分が
生じない製品部の良好な切り出しを行うとともに、切断
線上に溶損を生じさせない開先切断方法を提案すること
にある。 【構成】複数のトーチを用いて開先切断を行い、鋼板を
所定の形状に切り出す開先切断方法において、複数のト
ーチのうち他のトーチに先行して切断を行う第1のトー
チを、鋼板の、切りだされる製品部以外のスクラッブ部
上でピアシングを行って切断を開始し、この第1のトー
チを切断予定線の延長線に交差する方向に一旦移動させ
て導入線を切る。そして、その後連続して切断予定線を
切断する一方、後行する第2もしくはそれ以降のトーチ
が前記導入線上もしくはその近傍に位置したとき、これ
を点火して切断を開始する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のプラズマ切断ト
ーチやガス切断トーチ等を用いて、鋼板を開先切断する
方法に関するものである。
ーチやガス切断トーチ等を用いて、鋼板を開先切断する
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、行われている開先切断を行うプラ
ズマ切断方法には、複数のトーチをいずれも鋼板端面で
点火して切断を鋼板端面から開始する端面停止スタート
方法、先行する第1のトーチを鋼板端面から切断開始さ
せたのち第2以降のトーチを鋼板端面直前で点火させて
鋼板端面から徐々に切り込みを深めるランニング切り込
み法、さらに、第2のトーチを鋼板上で点火させて端面
から内側に入ったところから切断線を開始させるピアシ
ング切り込み法等があった。
ズマ切断方法には、複数のトーチをいずれも鋼板端面で
点火して切断を鋼板端面から開始する端面停止スタート
方法、先行する第1のトーチを鋼板端面から切断開始さ
せたのち第2以降のトーチを鋼板端面直前で点火させて
鋼板端面から徐々に切り込みを深めるランニング切り込
み法、さらに、第2のトーチを鋼板上で点火させて端面
から内側に入ったところから切断線を開始させるピアシ
ング切り込み法等があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば上記端
面停止スタート法によっては、第2以降のトーチのメイ
ンアークが鋼板を貫通するのに時間がかかるため、第1
及びその他先行トーチを一旦停止しなければならず、こ
れを再点火した際に、切断線上に溶損したノッチが入る
という問題があった。また、この端面停止スタート法で
は環状になるスクラップ部が完全に切断されてしまうた
めに、切断作業中にスクラップ部がそりあがってしまう
可能性があり、正確な切断作業に支障をきたす場合があ
った。
面停止スタート法によっては、第2以降のトーチのメイ
ンアークが鋼板を貫通するのに時間がかかるため、第1
及びその他先行トーチを一旦停止しなければならず、こ
れを再点火した際に、切断線上に溶損したノッチが入る
という問題があった。また、この端面停止スタート法で
は環状になるスクラップ部が完全に切断されてしまうた
めに、切断作業中にスクラップ部がそりあがってしまう
可能性があり、正確な切断作業に支障をきたす場合があ
った。
【0004】また、ランニングスタート切り込み法やピ
アシング切り込み法では、先行トーチを止めず、かつ鋼
板端面からの切断を行わないため上記した問題点は生じ
ないが、反対に、メインアークが鋼板を貫通するまで時
間がかかるために、長い未切断部分が残り、後加工の手
間が大きいという問題点があった。
アシング切り込み法では、先行トーチを止めず、かつ鋼
板端面からの切断を行わないため上記した問題点は生じ
ないが、反対に、メインアークが鋼板を貫通するまで時
間がかかるために、長い未切断部分が残り、後加工の手
間が大きいという問題点があった。
【0005】そこで、本発明の目的は、第2及びそれ以
降のトーチの切断を円滑に開始させることによって、未
切断部分が生じない製品部の良好な切り出しを行うこと
ができ、かつ先行する第1のトーチによる溶損を防止す
る開先切断方法を提案することにある。
降のトーチの切断を円滑に開始させることによって、未
切断部分が生じない製品部の良好な切り出しを行うこと
ができ、かつ先行する第1のトーチによる溶損を防止す
る開先切断方法を提案することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のトーチ
を用いて開先切断を行い、鋼板を所定の形状に切り出す
開先切断方法において、複数のトーチのうち他のトーチ
に先行して切断を行う第1のトーチを、鋼板の、切りだ
される製品部以外のスクラッブ部上でピアシングを行っ
て切断を開始し、この第1のトーチを切断予定線の延長
線に交差する方向に一旦移動させて導入線を切り、さら
にその後連続して切断予定線を切断する一方、後行する
第2もしくはそれ以降のトーチが導入線上もしくはその
近傍に位置したとき、これを点火して切断を開始するこ
とによって、上記課題を解決している。
を用いて開先切断を行い、鋼板を所定の形状に切り出す
開先切断方法において、複数のトーチのうち他のトーチ
に先行して切断を行う第1のトーチを、鋼板の、切りだ
される製品部以外のスクラッブ部上でピアシングを行っ
て切断を開始し、この第1のトーチを切断予定線の延長
線に交差する方向に一旦移動させて導入線を切り、さら
にその後連続して切断予定線を切断する一方、後行する
第2もしくはそれ以降のトーチが導入線上もしくはその
近傍に位置したとき、これを点火して切断を開始するこ
とによって、上記課題を解決している。
【0007】また、先行する第1および他のトーチを予
定切断線からスクラップ部へ一旦逃がした状態で、第2
もしくはそれ以降のトーチを点火して切断を開始する方
法とすればなおよい。
定切断線からスクラップ部へ一旦逃がした状態で、第2
もしくはそれ以降のトーチを点火して切断を開始する方
法とすればなおよい。
【0008】
【作用】第1のトーチの導入線上もしくはその近傍にお
いて第2およびそれ以降のトーチを点火するために、同
トーチのメインアークが簡単に鋼板を貫通し、未切断部
分を作ることなく円滑に切断を開始することができる。
いて第2およびそれ以降のトーチを点火するために、同
トーチのメインアークが簡単に鋼板を貫通し、未切断部
分を作ることなく円滑に切断を開始することができる。
【0009】また、先行する第1及びその他のトーチを
一旦切断線から逃がす方法では、停止した第1及びその
他の先行トーチが鋼板を溶損したとしても、切断予定線
を破損することはなく、切り出した製品のエッジが荒れ
ることはない。
一旦切断線から逃がす方法では、停止した第1及びその
他の先行トーチが鋼板を溶損したとしても、切断予定線
を破損することはなく、切り出した製品のエッジが荒れ
ることはない。
【0010】
【実施例】次に、本発明にかかる開先切断方法の実施例
を、図を用いて説明する。図1は開先切断装置の斜視
図、図2(a) 乃至(c) は本発明にかかる開先切断方法の
工程を示す説明図である。
を、図を用いて説明する。図1は開先切断装置の斜視
図、図2(a) 乃至(c) は本発明にかかる開先切断方法の
工程を示す説明図である。
【0011】図1に示すように、開先切断装置1は、本
体2とこれに固定した2本のトーチ3,4を有する。第
1のトーチ3は、被加工材である鋼板Pに斜めに切断し
て開先面を形成していくトーチであって、本体2に図示
しないブラケットを介して傾いた状態で保持されてい
る。第2のトーチ4は、鋼板Pを垂直または切断を希望
する角度に切断していくトーチであり、本体2にやはり
図示しないブラケットを介して設定されるべき角度に保
持されている。なお、第1及び第2のトーチ3,4はい
ずれもプラズマトーチであり、トーチ先端から鋼板P上
に放電して、これを切断していくものである。
体2とこれに固定した2本のトーチ3,4を有する。第
1のトーチ3は、被加工材である鋼板Pに斜めに切断し
て開先面を形成していくトーチであって、本体2に図示
しないブラケットを介して傾いた状態で保持されてい
る。第2のトーチ4は、鋼板Pを垂直または切断を希望
する角度に切断していくトーチであり、本体2にやはり
図示しないブラケットを介して設定されるべき角度に保
持されている。なお、第1及び第2のトーチ3,4はい
ずれもプラズマトーチであり、トーチ先端から鋼板P上
に放電して、これを切断していくものである。
【0012】上記第1のトーチ3と第2のトーチは、本
体2の移動方向に対して前後に配置しており、第1のト
ーチ3が先行トーチ、第2のトーチ4が後行トーチとな
る。両トーチ3,4間には、その進行方向に対して前後
方向に第1のオフセットOS1が、その左右方向に第2
のオフセットOS2が与えられている。
体2の移動方向に対して前後に配置しており、第1のト
ーチ3が先行トーチ、第2のトーチ4が後行トーチとな
る。両トーチ3,4間には、その進行方向に対して前後
方向に第1のオフセットOS1が、その左右方向に第2
のオフセットOS2が与えられている。
【0013】本体2を切断予定線PLに沿って移動させ
ることによって、鋼板Pを切断していき、製品P1を切
り出す。このとき、第1のトーチ3は切断予定線PLを
トレースし、その切断線CL1は切断予定線PLに一致
する。また、第2のトーチ4は前記第2のオフセットO
S2の分ずれて移動し、その切断線CL2は切断予定線
PLに対して平行線となる。そして、これら2本のトー
チ3,4により、切断された製品部P1の切断面に開先
が形成される。
ることによって、鋼板Pを切断していき、製品P1を切
り出す。このとき、第1のトーチ3は切断予定線PLを
トレースし、その切断線CL1は切断予定線PLに一致
する。また、第2のトーチ4は前記第2のオフセットO
S2の分ずれて移動し、その切断線CL2は切断予定線
PLに対して平行線となる。そして、これら2本のトー
チ3,4により、切断された製品部P1の切断面に開先
が形成される。
【0014】第1のトーチ3による切断の開始点Sは、
切断予定線PLから離れた鋼板Pの縁部P2上にあり、
所定の導入線Xを経緯して切断予定線PLに投入され
る。この導入線Xは、切断線CL1が投入される切断予
定線PLの延長線に対して交差する方向に延びる。以
下、図2を用いて、切断方法の工程を説明する。
切断予定線PLから離れた鋼板Pの縁部P2上にあり、
所定の導入線Xを経緯して切断予定線PLに投入され
る。この導入線Xは、切断線CL1が投入される切断予
定線PLの延長線に対して交差する方向に延びる。以
下、図2を用いて、切断方法の工程を説明する。
【0015】図2(a) 乃至(c) 中、黒い点が第1のトー
チ3の先端の位置を、白い点が第2のトーチ4の先端の
位置をそれぞれ表す。まず、同図(a) に示すように、第
1のトーチ4を鋼板Pの縁部P2上で点火し、切断を開
始する。そして、同図(b) のように、開始点S1から切
断予定線PLに投入されるまでの導入線Xは、切断予定
線の延長線に交差する方向に延びるように切られる。こ
のとき、第2のトーチ4は点火しない状態で、第1のト
ーチ3と一体に移動する。
チ3の先端の位置を、白い点が第2のトーチ4の先端の
位置をそれぞれ表す。まず、同図(a) に示すように、第
1のトーチ4を鋼板Pの縁部P2上で点火し、切断を開
始する。そして、同図(b) のように、開始点S1から切
断予定線PLに投入されるまでの導入線Xは、切断予定
線の延長線に交差する方向に延びるように切られる。こ
のとき、第2のトーチ4は点火しない状態で、第1のト
ーチ3と一体に移動する。
【0016】そして、第1のトーチ3は所定の距離を切
断したのち、第2のトーチ4が第1のトーチ3の切断開
始位置S1近傍に位置するように調節しながら、切断予
定線PLから第1のトーチ3を逃がす。この状態で、第
1のトーチ3のアークを消して一度切断を中断させ、そ
の後、第1のトーチ3及び第2のトーチ4を同時に点火
する。
断したのち、第2のトーチ4が第1のトーチ3の切断開
始位置S1近傍に位置するように調節しながら、切断予
定線PLから第1のトーチ3を逃がす。この状態で、第
1のトーチ3のアークを消して一度切断を中断させ、そ
の後、第1のトーチ3及び第2のトーチ4を同時に点火
する。
【0017】第2のトーチ4のピアシング作業は、第1
のトーチ3がすでに開けた穴、もしくは第1のトーチ3
の切断作業によって鋼板Pが薄くなった部分に行う。従
って、その作業は、短時間で済み、円滑な切断作業が可
能となる。図2(b) で示すピアシング作業は、導入線X
の上方、すなわち第1のトーチ3の切断開始位置S1の
上方で行っている。上述したように第1のトーチ3は開
先面切断用に傾けて固定されているために、切断開始位
置S1では鋼板Pは下方斜めに切り込まれて薄くなって
いるためピアシング作業は簡単に行われる。
のトーチ3がすでに開けた穴、もしくは第1のトーチ3
の切断作業によって鋼板Pが薄くなった部分に行う。従
って、その作業は、短時間で済み、円滑な切断作業が可
能となる。図2(b) で示すピアシング作業は、導入線X
の上方、すなわち第1のトーチ3の切断開始位置S1の
上方で行っている。上述したように第1のトーチ3は開
先面切断用に傾けて固定されているために、切断開始位
置S1では鋼板Pは下方斜めに切り込まれて薄くなって
いるためピアシング作業は簡単に行われる。
【0018】図2(c) に示すように、第2のトーチ4は
ピアシングを行い、第1のトーチ3は切断を一度中断し
た退避点Mで再度切断を開始することとなる。そして、
本体2を移動させることにより、切断作業を再開して退
避線Yを逆行させ、切断線CL1を再度、切断予定線P
Lに投入する。このとき、第2のトーチ4も第1のトー
チ3と一体に移動し、切断線CL1に平行した切断線C
L2により鋼板Pを切断していく。
ピアシングを行い、第1のトーチ3は切断を一度中断し
た退避点Mで再度切断を開始することとなる。そして、
本体2を移動させることにより、切断作業を再開して退
避線Yを逆行させ、切断線CL1を再度、切断予定線P
Lに投入する。このとき、第2のトーチ4も第1のトー
チ3と一体に移動し、切断線CL1に平行した切断線C
L2により鋼板Pを切断していく。
【0019】なお、切り出された製品P2の切断面に
は、第1のトーチ3が退避した際に形成される突起Zが
残留するが、切断面全体に比べれば小さいものであっ
て、切断面のやすり掛け等の後処理により、容易に除去
することができる。
は、第1のトーチ3が退避した際に形成される突起Zが
残留するが、切断面全体に比べれば小さいものであっ
て、切断面のやすり掛け等の後処理により、容易に除去
することができる。
【0020】このように、本実施例の開先切断方法によ
っては、第1のトーチ3が切った導入線X近傍で第2の
トーチ4のピアシング作業が行われるため、第2のトー
チ4の切断開始を迅速にかつ円滑に行うことができる。
加えて、両トーチ3,4の切断開始点S1,S2及び第
1のトーチ3の退避点Mは、これらの位置で各トーチ
3,4を点火するため、溶損のため切断面が荒れたりす
るが、いずれも切断予定線PLから離れたスクラップP
2上にあり、製品P1の品質には影響を与えず、良好な
エッジをもった製品を切り出すとができる。
っては、第1のトーチ3が切った導入線X近傍で第2の
トーチ4のピアシング作業が行われるため、第2のトー
チ4の切断開始を迅速にかつ円滑に行うことができる。
加えて、両トーチ3,4の切断開始点S1,S2及び第
1のトーチ3の退避点Mは、これらの位置で各トーチ
3,4を点火するため、溶損のため切断面が荒れたりす
るが、いずれも切断予定線PLから離れたスクラップP
2上にあり、製品P1の品質には影響を与えず、良好な
エッジをもった製品を切り出すとができる。
【0021】さらに、第1及び第2のトーチ3,4、い
ずれもがピアシングで切断を開始するために、環状のス
クラップ部P2が切断されてしまうことがなく、切断作
業中の歪みを抑えることができ、製品の切り出し制度を
高めることができる。
ずれもがピアシングで切断を開始するために、環状のス
クラップ部P2が切断されてしまうことがなく、切断作
業中の歪みを抑えることができ、製品の切り出し制度を
高めることができる。
【0022】図3を用いて、本発明にかかる他の実施例
を説明する。同図(a) に示すごとく、前記した実施例と
同様に、第1のトーチ4が鋼板Pのスクラップ部P2上
でピアシングを行い、切断を開始する。そして、同図
(b) のように、第1のトーチ3を移動させて導入線Xを
切り、これを切断予定線PLに連続させるように投入す
る。このとき、やはり導入線Xは切断予定線PLの延長
線と交差するように形成する。
を説明する。同図(a) に示すごとく、前記した実施例と
同様に、第1のトーチ4が鋼板Pのスクラップ部P2上
でピアシングを行い、切断を開始する。そして、同図
(b) のように、第1のトーチ3を移動させて導入線Xを
切り、これを切断予定線PLに連続させるように投入す
る。このとき、やはり導入線Xは切断予定線PLの延長
線と交差するように形成する。
【0023】第1のトーチ3が鋼板Pの切断を続ける
と、両トーチ3,4の第2のオフセットOS2により、
第2のトーチ4は導入線Xを横断するようにこれに接近
する。そして、第2のトーチ4が導入線X上、もしくは
その直前に至った時点で第2のトーチ4を点火し、切断
を開始する。このとき、第2のトーチ4のピアシング作
業は、そのメインアークが導入線X上で簡単に貫通する
ために、即座に切断を開始することができる。
と、両トーチ3,4の第2のオフセットOS2により、
第2のトーチ4は導入線Xを横断するようにこれに接近
する。そして、第2のトーチ4が導入線X上、もしくは
その直前に至った時点で第2のトーチ4を点火し、切断
を開始する。このとき、第2のトーチ4のピアシング作
業は、そのメインアークが導入線X上で簡単に貫通する
ために、即座に切断を開始することができる。
【0024】そして、図2(c) に示すように、第1のト
ーチ3の切断作業を継続させると、第2のトーチ4と第
1のトーチ3とは一体に移動し、切断線CL1に平行し
た切断線CL2により鋼板Pを開先切断していく。
ーチ3の切断作業を継続させると、第2のトーチ4と第
1のトーチ3とは一体に移動し、切断線CL1に平行し
た切断線CL2により鋼板Pを開先切断していく。
【0025】このように、本実施例では、第2のトーチ
4のピアシング作業のために、一旦第1のトーチ3を切
断予定線PLから退避させることがないため、切り出し
た製品のエッジに突起Zが残留することなく、後処理が
より簡単な開先切断方法となる。
4のピアシング作業のために、一旦第1のトーチ3を切
断予定線PLから退避させることがないため、切り出し
た製品のエッジに突起Zが残留することなく、後処理が
より簡単な開先切断方法となる。
【0026】なお、上記した実施例では、トーチとして
プラズマトーチを例に挙げて説明したが、その他、ガス
トーチやレーザートーチを使用した開先切断装置にも応
用できるのは勿論である。また、上記した実施例ではト
ーチを2本有する開先切断装置について説明したが、X
開先を切り出す、トーチを3本有する開先切断装置に対
しても有効である。
プラズマトーチを例に挙げて説明したが、その他、ガス
トーチやレーザートーチを使用した開先切断装置にも応
用できるのは勿論である。また、上記した実施例ではト
ーチを2本有する開先切断装置について説明したが、X
開先を切り出す、トーチを3本有する開先切断装置に対
しても有効である。
【0027】
【発明の効果】第1のトーチに後行する第2およびそれ
以降のトーチの点火の際、導入線において同トーチのメ
インアークが簡単に鋼板を貫通し、切断を円滑に開始す
る。そのため、スクラップ部に余裕がない製品を切り出
す際にも、未切断部分をつくることなく、良好なエッジ
をもった製品を加工することができる。
以降のトーチの点火の際、導入線において同トーチのメ
インアークが簡単に鋼板を貫通し、切断を円滑に開始す
る。そのため、スクラップ部に余裕がない製品を切り出
す際にも、未切断部分をつくることなく、良好なエッジ
をもった製品を加工することができる。
【0028】また、先行するトーチを一旦切断線から逃
がす方法では、第1および他の先行するトーチによる切
断予定線上での溶損を防止することができ、良好なエッ
ジを有する製品を切り出すことができる。
がす方法では、第1および他の先行するトーチによる切
断予定線上での溶損を防止することができ、良好なエッ
ジを有する製品を切り出すことができる。
【図1】本発明を使用する開先切断装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】本発明の開先切断方法の実施例を示す説明図で
ある。
ある。
【図3】本発明の開先切断方法の他の実施例を示す説明
図である。
図である。
1・・・開先切断装置 2・・・装置本体 3・・・第1のトーチ 4・・・第2のトーチ P・・・鋼板 P1・・・製品部 P2・・・スクラッブ部 PL・・・切断予定線 CL1,CL2・・・切断線 X・・・導入線 Y・・・退避線
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のトーチを用いて開先切断を行い、
鋼板を所定の形状に切り出す開先切断方法において、 前記複数のトーチのうち他のトーチに先行して切断を行
う第1のトーチを、前記鋼板の、切りだされる製品部以
外のスクラッブ部上でピアシングを行って切断を開始
し、該第1のトーチを切断予定線の延長線に交差する方
向に一旦移動させて導入線を切り、その後連続して切断
予定線を切断する一方、後行する第2もしくはそれ以降
のトーチが前記導入線上もしくはその近傍に位置したと
き、これを点火して切断を開始することを特徴とする開
先切断方法。 - 【請求項2】 第1請求項に記載された開先切断方法で
あって、先行する前記第1および他のトーチを予定切断
線からスクラップ部へ一旦逃がした状態で、前記第2も
しくはそれ以降のトーチを点火して切断を開始すること
を特徴とする開先切断方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14753293A JPH071123A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 開先切断方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14753293A JPH071123A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 開先切断方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH071123A true JPH071123A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15432445
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14753293A Pending JPH071123A (ja) | 1993-06-18 | 1993-06-18 | 開先切断方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH071123A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009241083A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Nissan Tanaka Corp | 開先加工方法、開先形状加工用プログラム、演算プログラム、制御システム及び加工装置 |
| KR101398132B1 (ko) * | 2012-12-20 | 2014-05-27 | 주식회사 포스코 | 주편 절단용 토치 조립체 |
| CN106862710A (zh) * | 2017-01-17 | 2017-06-20 | 中国核工业第五建设有限公司 | 一种管道弧面开孔方法及开孔用的割炬支撑调节装置 |
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1993
- 1993-06-18 JP JP14753293A patent/JPH071123A/ja active Pending
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