JPH07112422A - 中空押出成形体の製造装置 - Google Patents
中空押出成形体の製造装置Info
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- JPH07112422A JPH07112422A JP26065793A JP26065793A JPH07112422A JP H07112422 A JPH07112422 A JP H07112422A JP 26065793 A JP26065793 A JP 26065793A JP 26065793 A JP26065793 A JP 26065793A JP H07112422 A JPH07112422 A JP H07112422A
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- hollow
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイス先端開口部に対して寸法変化が小さ
く、ふくれも少なく、中空部周囲の肉厚部における凹没
も少なく、表面平滑性に富む中空押出成形体を製造する
装置を提供する。 【構成】 この装置は、無機質混練物を圧送するスクリ
ュー7が内蔵されているシリンダ6と、シリンダの先端
部6aに装着されたテーパ状流路1と、テーパ状流路の
先端部1aに装着されたダイス3と、テーパ状流路1と
ダイス3との境界部に配設された抵抗板3と、抵抗板3
に支持されて前記ダイスの先端部側に延在している中子
4とを備えている中空押出成形体の製造装置であって、
ダイス3は、押出方向における直線部2b1 ,2b2 ,
2b3 の長さが100mm以上で、かつ、押出方向に分割
されている。
く、ふくれも少なく、中空部周囲の肉厚部における凹没
も少なく、表面平滑性に富む中空押出成形体を製造する
装置を提供する。 【構成】 この装置は、無機質混練物を圧送するスクリ
ュー7が内蔵されているシリンダ6と、シリンダの先端
部6aに装着されたテーパ状流路1と、テーパ状流路の
先端部1aに装着されたダイス3と、テーパ状流路1と
ダイス3との境界部に配設された抵抗板3と、抵抗板3
に支持されて前記ダイスの先端部側に延在している中子
4とを備えている中空押出成形体の製造装置であって、
ダイス3は、押出方向における直線部2b1 ,2b2 ,
2b3 の長さが100mm以上で、かつ、押出方向に分割
されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中空押出成形体の製造装
置に関し、さらに詳しくは、寸法精度が優れ、表面平滑
性も優れている中空押出成形体、たとえば、補強材を含
有する中空セメント板材などの製造に用いて有用な中空
押出成形体の製造装置に関する。
置に関し、さらに詳しくは、寸法精度が優れ、表面平滑
性も優れている中空押出成形体、たとえば、補強材を含
有する中空セメント板材などの製造に用いて有用な中空
押出成形体の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】建材として用いられている中空セメント
板材は、通常、セメントのような水硬性原料に、補強材
とその他の混和剤と水とを添加して全体を混練し、その
混練物を押出成形機で押出成形したのち養生して製造さ
れている。たとえば、中空セメント板材のグリーンを成
形する場合、通常、図1に側断面図として示したような
構造のダイスを押出成形機に装着してセメント材料の押
出成形が行われている。
板材は、通常、セメントのような水硬性原料に、補強材
とその他の混和剤と水とを添加して全体を混練し、その
混練物を押出成形機で押出成形したのち養生して製造さ
れている。たとえば、中空セメント板材のグリーンを成
形する場合、通常、図1に側断面図として示したような
構造のダイスを押出成形機に装着してセメント材料の押
出成形が行われている。
【0003】すなわち、図示しない押出成形機のシリン
ダ先端に装着されたテーパ状流路1の先端部に、内壁が
押出方向にテーパ形状をなしているテーパ部2aと内壁
が押出方向に直線形状をなしている直線部2bとを組み
合わせたダイス2が装着されている。そして、テーパ状
流路1とダイスのテーパ部2aとの境界部には、圧送さ
れてくるセメント材料の流れを均一化するための抵抗板
3が配設され、この抵抗板3には、押出成形される板材
の中空部を形成するための中子4が支持固定されてい
る。この中子4の先端面は、通常、ダイス2の先端面2
cと同一面をなしている。
ダ先端に装着されたテーパ状流路1の先端部に、内壁が
押出方向にテーパ形状をなしているテーパ部2aと内壁
が押出方向に直線形状をなしている直線部2bとを組み
合わせたダイス2が装着されている。そして、テーパ状
流路1とダイスのテーパ部2aとの境界部には、圧送さ
れてくるセメント材料の流れを均一化するための抵抗板
3が配設され、この抵抗板3には、押出成形される板材
の中空部を形成するための中子4が支持固定されてい
る。この中子4の先端面は、通常、ダイス2の先端面2
cと同一面をなしている。
【0004】また、ダイスのテーパ部2aには、ダイス
2の流路に、押出方向と直交して出し入れできる調整ブ
ロック5が取り付けられている。この装置では、図示し
ない押出成形機で混練されたセメント材料が、シリンダ
内のスクリューでテーパ状流路1に圧送され、抵抗板3
で絞られ、ダイス2のテーパ部2aと直線部2bを流れ
て押し出される。このとき、調整ブロック5を出し入れ
することにより、抵抗板3から吐出したセメント材料の
流れを規制し、適当に拡幅するという処置が採られてい
る。
2の流路に、押出方向と直交して出し入れできる調整ブ
ロック5が取り付けられている。この装置では、図示し
ない押出成形機で混練されたセメント材料が、シリンダ
内のスクリューでテーパ状流路1に圧送され、抵抗板3
で絞られ、ダイス2のテーパ部2aと直線部2bを流れ
て押し出される。このとき、調整ブロック5を出し入れ
することにより、抵抗板3から吐出したセメント材料の
流れを規制し、適当に拡幅するという処置が採られてい
る。
【0005】しかしながら、上記した装置の場合、ダイ
ス2から押し出された中空板材が蛇行したり、また、得
られた中空板材の断面積がダイス2の先端開口部の断面
積よりも大きくなったり、部分的にふくれが発生した
り、さらには表面平滑性が悪化するという問題を生じて
いる。とくに、押出成形するセメント材料の密度があま
り高くない場合には、中空板材の断面寸法がダイス2の
先端開口部の断面寸法と大幅に異なるようになり、ま
た、中空部周囲の肉厚部における凹没、いわゆるヘタリ
が激しく発生し、表面平滑性は著しく悪化してしまう。
さらには、アイジャクリ部におけるふくれ現象が顕著に
なり、つき合わせが円滑に行えないという問題があっ
た。
ス2から押し出された中空板材が蛇行したり、また、得
られた中空板材の断面積がダイス2の先端開口部の断面
積よりも大きくなったり、部分的にふくれが発生した
り、さらには表面平滑性が悪化するという問題を生じて
いる。とくに、押出成形するセメント材料の密度があま
り高くない場合には、中空板材の断面寸法がダイス2の
先端開口部の断面寸法と大幅に異なるようになり、ま
た、中空部周囲の肉厚部における凹没、いわゆるヘタリ
が激しく発生し、表面平滑性は著しく悪化してしまう。
さらには、アイジャクリ部におけるふくれ現象が顕著に
なり、つき合わせが円滑に行えないという問題があっ
た。
【0006】このような問題に対しては、たとえば、特
開昭63−13702号公報には、ダイスの先端部の摩
耗により押出成形体の寸法が変化しないように、ダイス
先端部にアタッチメントを取り付けて、押出成形体の寸
法精度を高めるということが開示されている。しかしな
がら、この先行技術はダイス先端部の摩耗対策であり、
ダイスの先端開口部の断面積に対する押出成形体の断面
積を制御するものではないため、押出成形体の寸法変化
を小さくすることはできない。
開昭63−13702号公報には、ダイスの先端部の摩
耗により押出成形体の寸法が変化しないように、ダイス
先端部にアタッチメントを取り付けて、押出成形体の寸
法精度を高めるということが開示されている。しかしな
がら、この先行技術はダイス先端部の摩耗対策であり、
ダイスの先端開口部の断面積に対する押出成形体の断面
積を制御するものではないため、押出成形体の寸法変化
を小さくすることはできない。
【0007】また、特開平3−197004号には、ダ
イス先端部や中子を交換して、1個のダイスでダイスに
おける押出幅を変えたり、また中子の大きさを変えたり
して、任意形状の中空押出成形体を製造するための口金
が開示されている。しかしながら、この先行技術の場合
も特開昭63−13702号公報の場合と同じように、
ダイスの先端開口部の断面積に対し押出成形体の断面積
を制御するものではなく、押出成形体の断面寸法の変化
を小さくすることはできない。
イス先端部や中子を交換して、1個のダイスでダイスに
おける押出幅を変えたり、また中子の大きさを変えたり
して、任意形状の中空押出成形体を製造するための口金
が開示されている。しかしながら、この先行技術の場合
も特開昭63−13702号公報の場合と同じように、
ダイスの先端開口部の断面積に対し押出成形体の断面積
を制御するものではなく、押出成形体の断面寸法の変化
を小さくすることはできない。
【0008】このようなことから、押出成形体の表面平
滑性を高めるためには、一般に、押出成形する材料の組
成や水分量を適切に制御するという対策が採られてい
る。しかしながら、この対策によっても、押出成形後に
おける断面寸法の変化を制御することは困難である。ま
た、ダイスのアイジャクリ部で発生するふくれ現象に対
しては、現実には、このふくれを前提にしてアイジャク
リ部の寸法を設計しているにすぎない。さらに、押出成
形体の表面に発生するふくれや凹凸に対しては、後加工
で処理しているのが現状である。しかしながら、このよ
うな処理は煩雑であり、製品をコスト高にしてしまうと
いう問題がある。
滑性を高めるためには、一般に、押出成形する材料の組
成や水分量を適切に制御するという対策が採られてい
る。しかしながら、この対策によっても、押出成形後に
おける断面寸法の変化を制御することは困難である。ま
た、ダイスのアイジャクリ部で発生するふくれ現象に対
しては、現実には、このふくれを前提にしてアイジャク
リ部の寸法を設計しているにすぎない。さらに、押出成
形体の表面に発生するふくれや凹凸に対しては、後加工
で処理しているのが現状である。しかしながら、このよ
うな処理は煩雑であり、製品をコスト高にしてしまうと
いう問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、図1
で示したような構造のダイスを用いてセメント材料のよ
うな無機質混練物を押出成形したときに発生する上記し
た問題を解決することができ、ダイス先端開口部の断面
寸法に対する中空押出成形体の断面寸法の変化を小さく
でき、中空部周囲の肉厚部における凹没も少なくでき、
アイジャクリ部のつき合わせも容易で、表面平滑性に優
れた中空押出成形体を容易に製造することができる、中
空押出成形体の製造装置を提供することにある。
で示したような構造のダイスを用いてセメント材料のよ
うな無機質混練物を押出成形したときに発生する上記し
た問題を解決することができ、ダイス先端開口部の断面
寸法に対する中空押出成形体の断面寸法の変化を小さく
でき、中空部周囲の肉厚部における凹没も少なくでき、
アイジャクリ部のつき合わせも容易で、表面平滑性に優
れた中空押出成形体を容易に製造することができる、中
空押出成形体の製造装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、無機質混練物を圧送するス
クリューが内蔵されているシリンダと、前記シリンダの
先端部に装着されたテーパ状流路と、前記テーパ状流路
の先端部に装着されたダイスと、前記テーパ状流路と前
記ダイスとの境界部に配設された抵抗板と、前記抵抗板
に支持されて前記ダイスの先端部側に延在している中子
とを備えている中空押出成形体の製造装置であって、前
記ダイスは、押出方向における直線部の長さが100mm
以上で、かつ、押出方向に分割されていることを特徴と
する、中空押出成形体の製造装置が提供される。
ために、本発明においては、無機質混練物を圧送するス
クリューが内蔵されているシリンダと、前記シリンダの
先端部に装着されたテーパ状流路と、前記テーパ状流路
の先端部に装着されたダイスと、前記テーパ状流路と前
記ダイスとの境界部に配設された抵抗板と、前記抵抗板
に支持されて前記ダイスの先端部側に延在している中子
とを備えている中空押出成形体の製造装置であって、前
記ダイスは、押出方向における直線部の長さが100mm
以上で、かつ、押出方向に分割されていることを特徴と
する、中空押出成形体の製造装置が提供される。
【0011】
【実施態様】以下、本発明装置の実施態様を図面に基づ
いて説明する。図2は、装置例の側断面図である。ま
ず、この装置は、図2で示したように、押出成形すべき
無機質混練物を圧送するスクリュー7が内蔵されている
シリンダ6の先端部6aに、分割構造であり、幅方向と
押出方向の内壁が適宜なテーパ形状をなしているテーパ
状流路1が着脱自在に装着されている。
いて説明する。図2は、装置例の側断面図である。ま
ず、この装置は、図2で示したように、押出成形すべき
無機質混練物を圧送するスクリュー7が内蔵されている
シリンダ6の先端部6aに、分割構造であり、幅方向と
押出方向の内壁が適宜なテーパ形状をなしているテーパ
状流路1が着脱自在に装着されている。
【0012】そして、テーパ状流路1の先端部1aには
後述するダイス2が着脱自在に装着され、これらテーパ
状流路1とダイス2の境界部には、後述する抵抗板3が
配設されている。ダイス2は、全体として、複数個のダ
イス部分からなり、それらはいずれも押出方向に対し着
脱可能な構造になっている。
後述するダイス2が着脱自在に装着され、これらテーパ
状流路1とダイス2の境界部には、後述する抵抗板3が
配設されている。ダイス2は、全体として、複数個のダ
イス部分からなり、それらはいずれも押出方向に対し着
脱可能な構造になっている。
【0013】すなわち、図においては、前記した調整ブ
ロック5が取り付けられたテーパ部2aがテーパ状流路
の先端部1aに着脱自在に装着され、このテーパ部2a
には、内壁が直線形状をなす部分ダイス2b1 ,2
b2 ,2b3 が順次着脱可能に装着されている。したが
って、部分ダイス2b1 ,2b2 ,2b3 を適当に着脱
することにより、ダイス2における直線径路を長くした
り短くしたりすることができる。
ロック5が取り付けられたテーパ部2aがテーパ状流路
の先端部1aに着脱自在に装着され、このテーパ部2a
には、内壁が直線形状をなす部分ダイス2b1 ,2
b2 ,2b3 が順次着脱可能に装着されている。したが
って、部分ダイス2b1 ,2b2 ,2b3 を適当に着脱
することにより、ダイス2における直線径路を長くした
り短くしたりすることができる。
【0014】本発明の装置においては、上記した部分ダ
イス2b1 ,2b2 ,2b3 の全体の長さが100mm以
上に設定される。この長さが100mmよりも短いと、押
出成形直後および自然養生後の押出成形体の断面寸法が
ダイス先端開口部の断面寸法に対し大きく変化し、ま
た、表面にふくれ現象が多発し、中空部周囲の肉厚部に
凹没が発生しやすくなり、押出成形体の蛇行現象も多発
するようになる。とくに、密度が1.5g/cm3 以下の混練
物、たとえば、軽量化材などが配合されている混練物を
押出成形すると、上記した現象が多発し、目的寸法の製
品を製造することが困難になる。このダイス2における
部分ダイス全体を合わせた長さは、130mm以上である
ことが好ましい。
イス2b1 ,2b2 ,2b3 の全体の長さが100mm以
上に設定される。この長さが100mmよりも短いと、押
出成形直後および自然養生後の押出成形体の断面寸法が
ダイス先端開口部の断面寸法に対し大きく変化し、ま
た、表面にふくれ現象が多発し、中空部周囲の肉厚部に
凹没が発生しやすくなり、押出成形体の蛇行現象も多発
するようになる。とくに、密度が1.5g/cm3 以下の混練
物、たとえば、軽量化材などが配合されている混練物を
押出成形すると、上記した現象が多発し、目的寸法の製
品を製造することが困難になる。このダイス2における
部分ダイス全体を合わせた長さは、130mm以上である
ことが好ましい。
【0015】つぎに、中子4は、抵抗板3によって一端
が支持され、他端はダイス2の先端面2cに向かって延
在してる。そして、この中子4も、複数個の中子部分か
らなり、それらはいずれも押出方向に対し着脱可能な構
造になっている。すなわち、図においては、ダイスのテ
ーパ部2aに対応する個所の外面はテーパ形状をなし、
ダイスの直線部2b1 に対応する個所の外面は直線形状
をなしている部分中子4aと、この部分中子4aにつづ
いて、順次、外面は直線形状をなす部分中子4b1 ,4
b2 ,4b3 ,4b4 とが着脱可能に連結されることに
より、全体としての中子4が構成されている。
が支持され、他端はダイス2の先端面2cに向かって延
在してる。そして、この中子4も、複数個の中子部分か
らなり、それらはいずれも押出方向に対し着脱可能な構
造になっている。すなわち、図においては、ダイスのテ
ーパ部2aに対応する個所の外面はテーパ形状をなし、
ダイスの直線部2b1 に対応する個所の外面は直線形状
をなしている部分中子4aと、この部分中子4aにつづ
いて、順次、外面は直線形状をなす部分中子4b1 ,4
b2 ,4b3 ,4b4 とが着脱可能に連結されることに
より、全体としての中子4が構成されている。
【0016】したがって、これらの部分中子を適当に着
脱することにより、中子3の長さを長くしたり短くした
りすることができる。本発明の装置では、中子4の先端
部はダイス2の先端部よりも1〜10mm程度突出してい
ることが好ましい。とくに好ましい突出長は2〜5mmで
ある。この突出長が1mmよりも短いと、押出成形した直
後のグリーンにおける中空部周囲の肉厚部の凹没を起こ
させないようにすることが困難で、そのため押出成形体
の表面平滑性が悪くなるからである。また、この突出長
が10mmより長くすると、ダイス2からグリーンが抜け
にくくなり、グリーンを運ぶ移動コンペアとの角度、タ
イミングが取りづらくなるからである。
脱することにより、中子3の長さを長くしたり短くした
りすることができる。本発明の装置では、中子4の先端
部はダイス2の先端部よりも1〜10mm程度突出してい
ることが好ましい。とくに好ましい突出長は2〜5mmで
ある。この突出長が1mmよりも短いと、押出成形した直
後のグリーンにおける中空部周囲の肉厚部の凹没を起こ
させないようにすることが困難で、そのため押出成形体
の表面平滑性が悪くなるからである。また、この突出長
が10mmより長くすると、ダイス2からグリーンが抜け
にくくなり、グリーンを運ぶ移動コンペアとの角度、タ
イミングが取りづらくなるからである。
【0017】
実施例1 ポルトランドセメント65重量部、けい石微粉35重量
部、パルブ1.8重量部、ワラストナイト7.5重量部、タ
ルク7.5重量部、繊維長6mmのポリプロピレン繊維0.5
重量部、およびメトローズ90SH−30000(商品
名、信越化学工業(株)製のヒドロキシプロピルメチル
セルロース粉末)1重量部を、アイリッヒミキサー(日
本アイリッヒ(株)製の型式RV−02)で充分に混合
した。
部、パルブ1.8重量部、ワラストナイト7.5重量部、タ
ルク7.5重量部、繊維長6mmのポリプロピレン繊維0.5
重量部、およびメトローズ90SH−30000(商品
名、信越化学工業(株)製のヒドロキシプロピルメチル
セルロース粉末)1重量部を、アイリッヒミキサー(日
本アイリッヒ(株)製の型式RV−02)で充分に混合
した。
【0018】ここに、ダイナフロ−Z105(商品名、
日本合成ゴム(株)製のポリイソプレンスルホン酸ナト
リウム)が上記ポルトランドセメントとけい砂の合量に
対し0.3重量部溶解している水を、前記合量に対し28
重量部添加して、全体をニーダで充分に混練した。つい
で、ダイスの直線径路の長さが150mmで、中子の先端
部がダイスの先端部よりも5mm突出させた状態で、図2
で示す構造の装置を中空押出成形機に装着し、上記した
混練物をこの真空押出成形機で押出成形して、幅610
mm、厚み60mm、中空部周囲の肉厚部の厚み14mmの中
空板材のグリーンを得た。
日本合成ゴム(株)製のポリイソプレンスルホン酸ナト
リウム)が上記ポルトランドセメントとけい砂の合量に
対し0.3重量部溶解している水を、前記合量に対し28
重量部添加して、全体をニーダで充分に混練した。つい
で、ダイスの直線径路の長さが150mmで、中子の先端
部がダイスの先端部よりも5mm突出させた状態で、図2
で示す構造の装置を中空押出成形機に装着し、上記した
混練物をこの真空押出成形機で押出成形して、幅610
mm、厚み60mm、中空部周囲の肉厚部の厚み14mmの中
空板材のグリーンを得た。
【0019】得られたグリーンを、1昼夜放置したのち
温度70℃の飽和蒸気圧下で4時間かけて1次養生した
のち、温度180℃の飽和蒸気圧下で9時間かけてオー
トクレーブ養生して水和硬化した。得られた中空板材に
つき、各部分の寸法を測定し、ダイス先端開口部の寸法
を基にして、下記仕様で寸法変化を算出した。
温度70℃の飽和蒸気圧下で4時間かけて1次養生した
のち、温度180℃の飽和蒸気圧下で9時間かけてオー
トクレーブ養生して水和硬化した。得られた中空板材に
つき、各部分の寸法を測定し、ダイス先端開口部の寸法
を基にして、下記仕様で寸法変化を算出した。
【0020】厚み変化(mm):ダイス先端開口部の厚み
(mm)と養生後の中空板材の厚み(mm)の差、 面膨張(%):ダイス先端開口部の断面積に対する養生
後の中空板材の断面積の百分率、 イ)全体、100×(S2 −S1 )/S1 (%) (S1 :ダイス先端開口部の断面積、S2 :中空板材の
断面積) ロ)アイジャクリ部、100×(S4 −S3 )/S
3 (%) (S3 :ダイスアイジャクリ部の断面積、S4 :中空板
材のアイジャクリ部の断面積) ハ)中空部、100×(S6 −S5 )/S5 (%) (S5 :中子の断面積、S6 :中空板材の中空部の断面
積) 以上の結果を表1に示した。
(mm)と養生後の中空板材の厚み(mm)の差、 面膨張(%):ダイス先端開口部の断面積に対する養生
後の中空板材の断面積の百分率、 イ)全体、100×(S2 −S1 )/S1 (%) (S1 :ダイス先端開口部の断面積、S2 :中空板材の
断面積) ロ)アイジャクリ部、100×(S4 −S3 )/S
3 (%) (S3 :ダイスアイジャクリ部の断面積、S4 :中空板
材のアイジャクリ部の断面積) ハ)中空部、100×(S6 −S5 )/S5 (%) (S5 :中子の断面積、S6 :中空板材の中空部の断面
積) 以上の結果を表1に示した。
【0021】実施例2 実施例1において、ダイスの先端部と中子の先端部とを
同一面内に揃えたことを除いては、実施例1と同様にし
て中空板材を製造して実施例1の場合と同様に寸法変化
を調べた。結果を表1に示した。 比較例 ダイスの直線径路の長さが50mmであったことを除いて
は実施例2と同様にして中空板材を製造してその寸法変
化を調べた。結果を表1に示した。
同一面内に揃えたことを除いては、実施例1と同様にし
て中空板材を製造して実施例1の場合と同様に寸法変化
を調べた。結果を表1に示した。 比較例 ダイスの直線径路の長さが50mmであったことを除いて
は実施例2と同様にして中空板材を製造してその寸法変
化を調べた。結果を表1に示した。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
装置を用いれば、ダイス先端開口部の断面寸法に対して
寸法変化が小さく、寸法精度が良好であり、表面でのふ
くれや中空部周囲の肉厚部における凹没も少なく、表面
平滑性が優れた中空押出成形体を製造することができ
る。
装置を用いれば、ダイス先端開口部の断面寸法に対して
寸法変化が小さく、寸法精度が良好であり、表面でのふ
くれや中空部周囲の肉厚部における凹没も少なく、表面
平滑性が優れた中空押出成形体を製造することができ
る。
【0024】これは、ダイスの直線径路の長さを100
mm以上とし、また中子の先端をダイスの先端から1〜1
0mm突出させた構造にしたことがもたらす効果である。
本発明の装置は、とくに、軽量化材が配合されて密度が
1.5以下になっているような混練物の押出成形体の製造
に用いて好適である。また、本発明の装置は、押出成形
すべき混練物の組成や密度などが変更された場合であっ
ても、ダイスや中子を適当に着脱して対応することがで
きるので、1台の装置で多様な混練物を押出成形するこ
とができ、その工業的価値は大である。
mm以上とし、また中子の先端をダイスの先端から1〜1
0mm突出させた構造にしたことがもたらす効果である。
本発明の装置は、とくに、軽量化材が配合されて密度が
1.5以下になっているような混練物の押出成形体の製造
に用いて好適である。また、本発明の装置は、押出成形
すべき混練物の組成や密度などが変更された場合であっ
ても、ダイスや中子を適当に着脱して対応することがで
きるので、1台の装置で多様な混練物を押出成形するこ
とができ、その工業的価値は大である。
【図1】従来の押出成形用のダイス例を示す側断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の実施態様を示す側断面図である。
1 テーパ状流路 1a テーパ状流路の先端部 2 ダイス 2a ダイス2のテーパ部 2b,2b1 ,2b2 ,2b3 部分ダイス 3 抵抗板 4 中子 4a,4b1 ,4b2 ,4b3 ,4b4 部分中子 5 調整ブロック 6 シリンダ 6a シリンダ6の先端部 7 スクリュー
Claims (2)
- 【請求項1】 無機質混練物を圧送するスクリューが内
蔵されているシリンダと、前記シリンダの先端部に装着
されたテーパ状流路と、前記テーパ状流路の先端部に装
着されたダイスと、前記テーパ状流路と前記ダイスとの
境界部に配設された抵抗板と、前記抵抗板に支持されて
前記ダイスの先端部側に延在している中子とを備えてい
る中空押出成形体の製造装置であって、前記ダイスは、
押出方向における直線部の長さが100mm以上で、か
つ、押出方向に分割されていることを特徴とする、中空
押出成形体の製造装置。 - 【請求項2】 前記中子は、先端部が前記ダイスの先端
部よりも1〜10mm突出し、かつ、押出方向に分割され
ている、請求項1の中空押出成形体の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26065793A JPH07112422A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 中空押出成形体の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26065793A JPH07112422A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 中空押出成形体の製造装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07112422A true JPH07112422A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17350966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26065793A Pending JPH07112422A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | 中空押出成形体の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07112422A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010269590A (ja) * | 2009-04-20 | 2010-12-02 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 押出成形体の製造方法および押出成形装置 |
| JP2012081752A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-04-26 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 押出成形装置及びこれを用いた成形体の製造方法 |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP26065793A patent/JPH07112422A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010269590A (ja) * | 2009-04-20 | 2010-12-02 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 押出成形体の製造方法および押出成形装置 |
| JP2012081752A (ja) * | 2010-09-17 | 2012-04-26 | Sumitomo Chemical Co Ltd | 押出成形装置及びこれを用いた成形体の製造方法 |
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