JPH07112424B2 - 海苔抄き用水濾過装置 - Google Patents

海苔抄き用水濾過装置

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JPH07112424B2
JPH07112424B2 JP4042480A JP4248092A JPH07112424B2 JP H07112424 B2 JPH07112424 B2 JP H07112424B2 JP 4042480 A JP4042480 A JP 4042480A JP 4248092 A JP4248092 A JP 4248092A JP H07112424 B2 JPH07112424 B2 JP H07112424B2
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JP
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water
plate
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guide plate
frame
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秀人 牧平
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  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Edible Seaweed (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海苔抄き用水濾過装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】海苔抄きをする場合、前処理工程を経て
海苔抄きされるが、該工程で最後に抄き水の中に入れた
海苔を抄き上げる際、洗浄水及び抄き水は濾過循環させ
て再度使用される。この循環水の濾過は大変重要で、特
に抄き水の中にはケイソウが多量に含まれている。該ケ
イソウは海苔に寄生付着している微生物であって、ケイ
ソウを含んだ海苔が洗浄水や抄き水の真水に接触する
と、細胞膜が破れケイソウ細胞の粘液状内容物が飛び出
るのであり、この粘液状内容物の混入の多い海苔製品は
光沢が悪く品質を著しく低下させてしまう。従って、該
工程では大量の水を使用するのであり、この水の濾過循
環は大変重要な工程となる。
【0003】従来使用されている濾過装置で最も多く使
用されているものは図8に示す如き装置1’であって、
これは下部のパイプ2’より水圧で入った水が装置本体
1’内のプロペラシャフト3’を回転させ毛状ブラッシ
4’で金網5’に付着する海苔屑などを剥離させつつ、
該金網で水と抄き屑とを分離させ、パイプ6’、6”よ
り水、パイプ7’より濾過残留物がそれぞれ排出回収さ
れるものとなされる。ところで金網5’は毛状ブラッシ
4’の回転などで金属疲労を起し易く、且つ網目は目詰
まりし易いため、ケイソウを除去できるような小さな網
目は使用できないのであり、従って金網5’の取換えや
目詰まりの清掃が容易でなくて多大な費用と労力を必要
としていた。
【0004】その他ではタンク中に設置した網篭をモー
ターで駆動させて水と不純物を分離する装置もあるが、
動力費が嵩む割に効率も悪く且つ故障も多いなどの問題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は敍上の点に鑑
み海苔抄き用水の大量濾過を容易となし、且つ濾過網の
保守も容易で非常に能率の良い濾過装置を市販に供せん
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、背面部に立設
した背板Fを有する桝枠フレームの最上部に前面を50
゜〜89°に傾斜した抄き用水の流下板となした水槽を
設置し、その下方へ7.5°〜9.5°の傾斜に取付け
られた引出し式の濾過網体3と該濾過網体下部にこれと
逆方向傾斜となした導流板を配設し、導流板前方には
回動自在な堰板を導流板4の先端縁との間に一定の隙間
Sが形成されて落下口6となる組合せで複数段を同一構
成に配設し、且つ最下部には濾過済み抄き用水の取水口
を有する水槽を配設してあり、又前記濾過網体の下向き
となされた先端縁pと装置フレームの背板との間には濾
過物の残留室12を形成し、濾過残留物を濾過網体から
水流と共に自然に落下させながら抄き水と残留物とに分
離するようになしたことを特徴とする。
【0007】
【実施例】図1は本発明装置の全体斜視図、図2は同側
面図であって、背面部に立設した背板Fを有する桝枠
レームFの最上部に水槽1が設置される。ここに水槽1
の前面個所にはθ=50°〜89°に傾斜した流下板の
流下口2が形成されてなり、水槽1内ヘ図示しないホー
スから流入される海苔洗浄水又は抄き水(単に抄き用水
と言う)が該部からカーテン状に流下するものとなる。
【0008】3は上記水槽1の下部に7.5°〜9.5
°の傾斜角度に配設される濾過網体であって、該濾過網
体3は桝枠フレームに対し両側をガイド受11で支持さ
れて前方側ヘ引き出し可能に設けられてなる。4は上記
濾過網体3の下方に上記とは逆の傾斜角度で装置フレー
ムFに固定させてなる導流板であり、該導流板4の前面
側には堰板5が装置フレームFに対しピン10を使用し
て適宜角度の回動止着可能に取付けられてなり、この時
その下端縁と前記導流板4の先端縁との間に一定の隙間
Sが形成されて、落下口6となる。
【0009】本発明装置で上記説明の濾過網体及び導流
板の構成は複数段を同一様式で設けしめるのであり、本
図示例では3段設けられた構成である。ところで、最下
段の濾過網体3の下部には導流板を設けることなくして
水槽7を設け、濾過網体3を瀘過する抄き用水は直接水
槽7内ヘ落下するものとなる。この際、濾過網体3の下
向きとなされた先端縁pと装置フレームとの間には濾過
物の残留室12が形成されるのであり、9はその外部ヘ
の取出し用パイプである。上記多段に構成される濾過網
体3のメッシュは上段から下段に向かい粗から微となる
ようになされるのであり、一例で云えば#50〜#50
0の範囲に設定される。
【0010】次に作用について説明すると、流下口2か
らの抄き用水は流下口2の巾一杯にカーテン状に流下し
て濾過網体3の上へ一定の衝突力をもって落下する。こ
こに当初の濾過網体3は粗目の#50となされており、
粗い海苔屑などだけを分離濾過するようになすのであ
り、網上に残った濾過屑は上記落下点の周囲に堤防の形
状に盛り上がる積層屑塊13となる(図6A参照)。該
積層屑塊13は水が常に同一場所ヘ落下することと相俟
って後から落下してくる水により落下点の周囲ヘ弾き出
され(図4参照)、該積層屑塊13がその積層許容限度
に到達すると、図6B、Cに示す如く順次押し流されて
行き、遂にはDに示す如く残留室12へ向けて落下され
るものとなる。この際、網上で傾斜角が高い方の積層屑
塊mは一定量積もると少しづつ崩れて低い方へ流れるも
のとなり、この様な積層屑塊13の形成及び流下は濾過
網体3の傾斜角θ’が7.5°〜9.5°となされるこ
とにより効率良く行われるものとなる。
【0011】斯くして第1段目の濾過網体3を通過した
抄き用水は導流板4上ヘ落下し、該導流板4の傾斜に沿
って落下口6へ導流され、該落下口6より第2段目の濾
過網体3上ヘ落下する。第2段目の濾過網体3は#10
0となされていて、小さな残留物を濾過するのであり、
この際濾過残留物はケイソウが主となるのであって泡状
となって滞留し、上記同様徐々に押し流されて残留室1
2へ向け落下されるものとなる。
【0012】しかして、第2段目の濾過網体3で濾過し
た抄き用水はその下方の導流板4上へ更に落下し、上記
同様に導流板4の傾斜に沿って落下口6ヘと導流され、
該落下口6より第3段目の濾過網体3(#150〜#5
00)上へ同じくカーテン状に落下する。本実施例では
3段濾過について説明したが、更に多段階網体のメッシ
ュを微細なものとして使用することは自由である。
【0013】以上の如くして濾過される抄き用水は、ケ
イソウなどの不純物を100%近く除去出来るものとな
るのであり、濾過済み抄き用水は最下部の水槽7へ流入
し、適宜取水口8から海苔抄き装置に循環して使用が繰
返されるものとなる。
【0014】濾過網体3の耐用時間はケイソウの混入度
合によって異なるが、本発明者の実験によれば6時間〜
24時間の連続使用が可能であり、適宜堰板5を回動さ
せてその止着位置を変換することにより濾過網体3を容
易に引出してその目詰まりの清掃除去を行うことが出来
る。図3はその引出される状態を示すものである。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成するのであり、
運転費用としては水槽1に対する汲上げポンプの動力費
のみで一度に多量の抄き用水の効率的な濾過を可能とな
すのであり、濾過網体の目詰まり防止や清掃などの保守
管理に優れて生産性の向上と水資源の確保に寄与し、且
つ公害防止にも貢献することの出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の全体斜視図である。
【図2】同側面図である。
【図3】濾過網体の引出される状態を示す側面図であ
る。
【図4】水の落下状態説明図である。
【図5】濾過網体の斜視図である。
【図6】A、B、C、Dは積層屑塊の形成される状態を
示す説明図である。
【図7】従来装置を示すものである。
【符号の説明】
1 水槽 2 流下口 3 濾過網体 4 導流板 5 堰板 6 落下口 8 取水口 11 網受枠 13 積層屑塊

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背面部に立設した背板Fを有する桝枠フ
    レームの最上部に前面を50°〜89°に傾斜した抄き
    用水の流下板となした水槽を設置し、その下方へ7.5
    °〜9.5°の傾斜に取付けられた引出し式の濾過網体
    3と該濾過網体下部にこれと逆方向傾斜となした導流板
    を配設し、導流板前方には回動自在な堰板を導流板4
    の先端縁との間に一定の隙間Sが形成されて落下口6と
    なる組合せで複数段を同一構成に配設し、且つ最下部に
    は濾過済み抄き用水の取水口を有する水槽を配設してあ
    り、又前記濾過網体の下向きとなされた先端縁pと装置
    フレームの背板との間には濾過物の残留室12を形成
    し、濾過残留物を濾過網体から水流と共に自然に落下
    せながら抄き水と残留物とに分離するようになしたこと
    を特徴とする海苔抄き用水濾過装置。
JP4042480A 1992-01-14 1992-01-14 海苔抄き用水濾過装置 Expired - Lifetime JPH07112424B2 (ja)

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JPH05184334A JPH05184334A (ja) 1993-07-27
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JP2012106219A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Km Kankyo Giken:Kk 多段式濾過装置

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