JPH07112426B2 - 乾燥室内の海苔搬送手段 - Google Patents

乾燥室内の海苔搬送手段

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JPH07112426B2
JPH07112426B2 JP3016678A JP1667891A JPH07112426B2 JP H07112426 B2 JPH07112426 B2 JP H07112426B2 JP 3016678 A JP3016678 A JP 3016678A JP 1667891 A JP1667891 A JP 1667891A JP H07112426 B2 JPH07112426 B2 JP H07112426B2
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seaweed
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淳 八尋
洋司 金子
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Nichimo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は海苔乾燥装置の乾燥室内
において海苔を搬送する乾燥室内の海苔搬送手段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、海苔乾燥装置は海苔簀ホルダに
展張された海苔簀上に抄製された海苔を乾燥させるもの
であり、乾燥室内に設けた無端状の海苔簀ホルダ搬送手
段によって海苔簀ホルダを巡回させるように搬送させる
とともに、乾燥室内に乾燥風を送給して海苔を乾燥させ
るようにしている。
【0003】従来の海苔乾燥装置の多くは、乾燥室内に
設けた1個の海苔簀ホルダ搬送手段によって、海苔が抄
製された海苔簀が展張されている海苔簀ホルダを海苔製
造装置側から受取り、乾燥室内を上回りまたは下回りで
一巡させながら乾燥させた後に、海苔簀ホルダを海苔製
造装置側へ受渡すように形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来装置において
乾燥能力を増大させようとする各種の提案がなされてい
るが、それぞれ次のような問題点があった。
【0005】先ず、海苔簀ホルダ搬送手段の前後方向の
長さを長く形成した場合には、乾燥室の据付面積が非常
に大きくなり、著しい場合には乾燥用の屋舎を建替えな
ければならないという問題点が発生した。
【0006】また、比較的天井の高い乾燥用の屋舎に合
わせて、乾燥室内の海苔簀ホルダ搬送手段を上下方向に
複数段配設し、海苔簀ホルダを各段の搬送手段を直列接
続するようにして搬送させながら乾燥するように形成し
たものにおいては、海苔製造装置と海苔簀ホルダ搬送手
段との間の海苔簀ホルダの授受位置を、海苔簀ホルダ搬
送手段の配設数に応じてその都度上下方向に変更しなけ
ればならないという問題点が発生した。すなわち、前記
海苔簀ホルダの授受位置は、海苔簀ホルダ搬送手段の乾
燥室の出入口部分の最上部と最下部とになるため、海苔
簀ホルダ搬送手段の配設数に応じてその位置が変更し、
更に、海苔製造装置の抄き部と剥離部との上下方向距離
も変更しなければならない場合もあり、海苔製造装置の
機械部分の製造コストも高くなり、作業面での支障を来
すからである。
【0007】本発明はこれらの点に鑑みてなされたもの
であり、海苔製造装置と海苔乾燥装置との間の海苔簀ホ
ルダの授受位置および海苔乾燥装置の据付面積および抄
き部と剥離部との上下方向距離を変更させることなく、
乾燥能力を自由に可変調整することのできる乾燥室内の
海苔搬送手段を提供することを目的とする。
【0008】 海苔の抄製並びに剥離を行なう海苔製造
装置との間で、所定箇所において海苔簀ホルダの授受を
行なうように形成されている海苔簀ホルダ搬送手段と、
この海苔簀ホルダ搬送手段の上下の少なくとも一方に配
設された他の海苔簀ホルダ搬送手段と、前記両海苔簀ホ
ルダ搬送手段の間で前記海苔簀ホルダを移転させる移転
手段とを有する乾燥室内の海苔搬送手段。
【0009】
【作用】本発明によれば、海苔製造装置と乾燥室内の海
苔簀ホルダ搬送手段との間の海苔簀ホルダの授受を一定
位置において行ない、更に、上下方向に配設された複数
の海苔簀ホルダ搬送手段により海苔を海苔簀ホルダと一
緒に乾燥室内を巡回させて乾燥させることができる。こ
の海苔簀ホルダ搬送手段の乾燥室内における配設数を変
更することにより、乾燥能力を自由に可変調整すること
ができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1から図3につい
て説明する。
【0011】図1から図3は本発明の乾燥室内の海苔搬
送手段の一実施例を示し、図1は全自動海苔製造装置の
全体を示している。
【0012】全自動海苔製造装置は海苔の抄製等を行な
う海苔製造装置1と海苔乾燥装置2とによって形成され
ている。
【0013】一方の海苔製造装置1は、図2に示すよう
な海苔簀ホルダ3を搬送する無端状のチエン等からなる
海苔簀ホルダ搬送手段4を設け、図1において反時計方
向に回動する前記海苔簀ホルダ搬送手段4の下段部に左
から右へ順に、海苔簀ホルダ3を洗浄する箱型洗浄機
5、海苔簀ホルダ3に展張されている海苔簀(図示せ
ず)上に海苔を抄製する抄き機6、抄製された海苔より
海苔簀越しにその下方から水分を吸水する吸水機7およ
び海苔よりその上下両方向から脱水する脱水機8を配設
している。また、海苔簀ホルダ搬送手段4の上段部に右
から左へ順に、海苔簀ホルダ3から乾燥された海苔を剥
離させる剥離機9および海苔簀ホルダ3を予備洗浄する
予備洗浄機10を配設している。
【0014】他方の海苔乾燥装置2においては、乾燥室
11内に本発明の実施例である乾燥室内の海苔搬送手段
が装着されている。すなわち、本実施例においては、乾
燥室11内にそれぞれ前後方向に長い下方の第1海苔簀
ホルダ搬送手段12と上方の第2海苔簀ホルダ搬送手段
13とが平行に配設されている。各海苔簀ホルダ搬送手
段12,13は、それぞれ無端状の羽根チエン14をス
プロケット15,16,17,18,19および20,
21,22をもって、図1において反時計方向に回動自
在に展張されている。また、各海苔簀ホルダ搬送手段1
2,13の奥および前方に向かう水平方向の移動部分
を、下から上へ順に第1段23、第2段24、第3段2
5および第4段26とする。また、下方の第1海苔簀ホ
ルダ搬送手段12は、海苔製造装置1の海苔簀ホルダ搬
送手段4と乾燥室11の出入口11aの部分において双
方向に海苔簀ホルダを受渡すように形成されている。す
なわち、海苔が抄製されその後脱水された海苔簀ホルダ
3は、海苔簀ホルダ搬送手段4の下段側から第1海苔簀
ホルダ搬送手段12の第1段23へ受渡され、第1海苔
簀ホルダ搬送手段12の第2段24から海苔簀ホルダ搬
送手段4の上段側へ受渡されるように形成されている。
また、両海苔簀ホルダ搬送手段12,13の最奥部に
は、海苔簀ホルダ3を両者間で移転させる移転手段34
が設けられている。この移転手段34は、図1および図
3に示すように、上下に配設された2個のスプロケット
35,35に掛渡された無端状のチエン36によって形
成されており、チエン36には2つで1組の4組の爪3
7a,37b,37c,37dが外向きに周方向等間隔
に配設されている。各爪のピッチは、1ピッチLだけ移
動すると両海苔簀ホルダ搬送手段12,13の間におい
て、同時に逆方向に海苔簀ホルダ3をそれぞれ移転させ
ることのできる大きさに設定されている。また、海苔簀
ホルダの円滑な移動を可能とするために、図示していな
いが、補助用の無端チエン、移動支持部材等が適宜箇所
に配設されている。また、図2に示すように、乾燥室1
1の隣に乾燥風送給手段27が並設されている。この乾
燥風送給手段27はハウジング28の底部に燃焼筒29
を乾燥室11と平行にして設け、その上方に適当数の送
風ファン30を設けるとともに、ハウジング28の底部
と乾燥室11の一方の側壁11aとの間を送風筒31に
より連結して、その送風筒31の乾燥風吹出し口32を
第1海苔簀ホルダ搬送手段12の第1段23と第2段2
4との間に開口されている。乾燥室11の前記乾燥風吹
出し口32の下縁より下方部分であって、第1海苔簀ホ
ルダ搬送手段12の第1段23より上方部分に、防風手
段としての仕切り板33が設けられている。この仕切り
板33は、乾燥風吹出し口32から乾燥室11内に送給
された直後の乾燥風が抄製された後に乾燥室11内に搬
入された直後の海苔に直接当たるのを防止する。
【0015】次ぎに、本実施例の作用を説明する。
【0016】海苔製造装置1においては、海苔簀ホルダ
搬送手段4が海苔簀ホルダ3を所定ピッチで間欠的に搬
送している間に、抄き機6が海苔簀ホルダ3に展張され
た海苔簀上に海苔を抄製し、吸水機7が抄製直後の海苔
から水分を海苔簀ホルダ3越しに吸水し、脱水機8が更
に海苔から水分を脱水する。その後、海苔は海苔簀ホル
ダ3とともに海苔簀ホルダ搬送手段4から乾燥室11内
の第1海苔簀ホルダ搬送手段12の第1段23へ受渡さ
れる。
【0017】本実施例の海苔乾燥装置2においては、第
1海苔簀ホルダ搬送手段12の第1段に受渡された海苔
は、第1段23を形成する羽根チエンの間欠的な進行に
伴って、海苔簀ホルダ3と一緒に乾燥室11の最下部を
奥に向けて進行して行く。この時、本実施例において
は、仕切り板33が乾燥風送給手段27から乾燥風吹出
し口32を通して乾燥室11内に送給されて来る乾燥風
が第1段23部分を移動している海苔に直接当たるのを
防止している。この第1段23部分を移動している海苔
へは、乾燥風によって加温された仕切り板33からの輻
射熱や、乾燥室11の出入口11a部分および奥部の仕
切り板33のない部分を経て第1段23部分へ到達した
乾燥風によって、小さい熱エネルギ量をもって乾燥され
る。更に説明すると、第1段23部分を搬送される海
苔、特に秋芽や冷凍一番芽の海苔は、葉体の細胞内の水
分保有量が多いけれども、本実施例においては従来のよ
うに急激に乾燥されることなくゆっくりと乾燥されるた
め、葉体の細胞内の水分が徐々に加温されて昇温されて
行く。
【0018】このようにして第1段23部分において徐
々に乾燥された海苔は、第1海苔簀ホルダ搬送手段12
の奥部を上方に移動して移動手段34へ到達すると、図
3の位置で待機している爪37aに海苔簀ホルダ3の下
方の横軸3aが挿入される。一方、第2海苔簀ホルダ搬
送手段13も第1海苔簀ホルダ搬送手段12と同期して
間欠回動しているため、第3段25により右方向に搬送
されて来た海苔簀ホルダ3の下方の横軸3aが、同図の
位置で待機している爪37cに同時に挿入される。その
後、両海苔簀ホルダ搬送手段12,13を停止させた状
態で、移動手段34のチエン36を同図反時計方向に各
爪の1ピッチL分だけ回動させて、爪37aによって支
持した海苔簀ホルダ3を第2海苔簀ホルダ搬送手段13
の第3段まで上昇させ、同時に爪37cによって支持し
た海苔簀ホルダ3を第1海苔簀ホルダ搬送手段12の第
2段まで下降させる。その後、チエン36を停止させた
状態で、両海苔簀ホルダ搬送手段12,13を1ピッチ
だけ反時計方向に回動させる。これにより爪37aによ
って支持されていた海苔簀ホルダ3が第2海苔簀ホルダ
搬送手段13側の第4段へ進行する方向に受渡され、同
時に爪37cによって支持されていた海苔簀ホルダ3が
第1海苔簀ホルダ搬送手段12側の第2段を左行する方
向に受渡され、更に、同時に図3の爪37aの位置に移
動した爪37dと、図3の爪37cの位置に移動した爪
37bとにそれぞれ新たな海苔簀ホルダ3が挿入され
る。以後、前記した動作を繰返すことにより、第1段2
3の乾燥が終了した海苔は、第4段26、第3段25お
よび第2段24の順に搬送されながら乾燥される。
【0019】この海苔簀ホルダ搬送手段4へ受渡された
海苔は、剥離機9において海苔簀から剥離される。この
際、本実施例においては、前記第4段24においてから
っと仕上げられているため、海苔は海苔簀から容易に剥
離され、剥離時に剥離不良による破断等が発生しない。
【0020】その後、海苔簀は予備洗浄機10によって
予備洗浄され、箱型洗浄機5によって完全に洗浄されて
次の抄製に供される。
【0021】このように本実施例によれば、海苔製造装
置1と乾燥室11内の1個の第1海苔簀ホルダ搬送手段
12との間の海苔簀ホルダ3の授受を、乾燥室11の出
入口11a部分の一定位置において行ない、更に、上下
方向に配設された複数の第1および第2海苔簀ホルダ搬
送手段12,13により海苔を海苔簀ホルダ3と一緒に
乾燥室11内を、第1段23、第4段26、第3段25
およ第4段24の順に搬送させて巡回させながら乾燥さ
せることができるとともに、上下2段の海苔簀ホルダ搬
送手段12,13によって1段しかない従来例の2倍の
乾燥能力をもって海苔を乾燥させることができる。
【0022】また、海苔簀ホルダ搬送手段の乾燥室11
内における配設数を3段以上とさせるとともに、各段を
連結する移転手段を設けることにより、乾燥能力を自由
に可変調整することができる。
【0023】また、前記実施例においては海苔を下回し
に形成したが、これを上回しに形成してもよく、更に、
第1海苔簀ホルダ搬送手段12の下方に第2海苔簀ホル
ダ搬送手段以降を配設するようにしてもよい。
【0024】従って、本実施例によれば、海苔製造装置
1と海苔乾燥装置2との間の海苔簀ホルダ3の授受位置
および海苔乾燥装置2の据付面積を変更させることな
く、乾燥能力を自由に可変調整することが。
【0025】また、本発明は前記各実施例に限定される
ものではなく、必要に応じて変更することができる。
【0026】
【発明の効果】このように本発明の海苔乾燥装置は構成
され作用するものであるから、海苔製造装置と海苔乾燥
装置との間の海苔簀ホルダの授受位置および海苔乾燥装
置の据付面積を変更させることなく、乾燥能力を自由に
可変調整することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の乾燥室内の海苔搬送手段の一実施例を
備えた全自動海苔製造装置の概略縦断側面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】移転手段の一実施例を示す正面図
【符号の説明】
1 海苔製造装置 2 海苔乾燥装置 3 海苔簀ホルダ 6 抄き機 11 乾燥室 12 第1海苔簀ホルダ搬送手段 13 第2海苔簀ホルダ搬送手段 23 第1段 24 第2段 25 第3段 26 第4段 27 乾燥風送給手段 32 乾燥風吹出し口 33 仕切り板 34 移転手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 海苔の抄製並びに剥離を行なう海苔製造
    装置との間で、所定箇所において海苔簀ホルダの授受を
    行なうように形成されている海苔簀ホルダ搬送手段と、
    この海苔簀ホルダ搬送手段の上下の少なくとも一方に配
    設された他の海苔簀ホルダ搬送手段と、前記両海苔簀ホ
    ルダ搬送手段の間で前記海苔簀ホルダを移転させる移転
    手段とを有する乾燥室内の海苔搬送手段。
JP3016678A 1991-02-07 1991-02-07 乾燥室内の海苔搬送手段 Expired - Fee Related JPH07112426B2 (ja)

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JP2795826B2 (ja) * 1995-11-08 1998-09-10 山田 庄一 海苔乾燥調整装置

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