JPH07112600A - 透過性材料製の絵柄付き成形品およびその製造方法 - Google Patents

透過性材料製の絵柄付き成形品およびその製造方法

Info

Publication number
JPH07112600A
JPH07112600A JP28387193A JP28387193A JPH07112600A JP H07112600 A JPH07112600 A JP H07112600A JP 28387193 A JP28387193 A JP 28387193A JP 28387193 A JP28387193 A JP 28387193A JP H07112600 A JPH07112600 A JP H07112600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
molded article
molding
shape
molded
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28387193A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Goto
昌博 後藤
Manami Nakada
眞奈美 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SAN ENG KK
Original Assignee
SAN ENG KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SAN ENG KK filed Critical SAN ENG KK
Priority to JP28387193A priority Critical patent/JPH07112600A/ja
Publication of JPH07112600A publication Critical patent/JPH07112600A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 透過性材料製の絵柄付き成形品を、絵柄に浮
き出させて立体的視覚効果を発揮させ、意匠的、装飾的
に優れた状態で簡単に成形する。 【構成】 少なくとも一側面11が曲面形状を、他側面
12が平面形状等を呈するように、透過性材料により一
体に形成された成形品を形成する。この成形品の他側面
に、絵柄を形作る凹部13を凹設することにより、絵柄
付き成形品10を形成する。この成形品は、第1、第2
の成形型20,30によって成形される。その成形時に
おいて、凹部は、第2の成形型における凸部32による
裏型押し等によって形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば種々のガラス
材料、プラスチック材料等の透過性または透光性材料
(以下、透過性材料という)によって成形され、文鎮、
置物、各種用途の製品として用いて好適な透過性材料製
の絵柄付き成形品およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえばガラス材料、プラスチック材料
等の透過性材料により成形される成形品としては、種々
の形状をもち、かつ種々の分野における各種の用途に用
いられるものが、従来から多数知られている。
【0003】ところで、このような従来から知られてい
る透過性材料製の成形品において、たとえばインテリア
等の分野に用いられるものにあっては、様々な絵柄、模
様を表面または裏面に形成し、これにより絵柄、模様を
きわ出させて意匠的効果を高めることが種々行われてい
る。
【0004】すなわち、従来この種の透過性材料製の成
形品では、成形品の表面等に成形用金型等に付した様々
な絵柄、模様等を形成したり、硬化後あるいは硬化前の
成形品の表面に適宜の治具等を用いて削成したりするこ
とにより、所要の絵柄模様等を形成することが、一般に
行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の絵柄付き成形品では、いずれも一長一短があ
り、意匠上、さらには装飾的な観点、あるいは製造上の
面等において、未だ改良の余地が残されている。
【0006】すなわち、近年、意匠上、さらには装飾的
な観点から、絵柄付き成形品において、絵柄、模様等
を、より一層明瞭化したり、あるいは立体的な視覚効果
を高めることができるような配慮を施すことが望まれる
ようになっている。
【0007】そして、このような要請に応えるために
は、従来から知られている種々の手法ではまだまだ不十
分であり、また成形品自体の形状についても、その用途
が多岐にわたるため、種々の改良、改善を図ることが必
要とされている。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、透過性材料による絵柄付き成形品を、見映
えがよく、意匠的、装飾的に優れ、かつ絵柄を浮き出さ
せたり、立体的な視覚効果を得られるように成形し、し
かもその成形をきわめて単純かつ容易に行なえる透過性
材料製の絵柄付き成形品およびその製造方法を得ること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような要請に応える
ために本発明に係る透過性材料製の絵柄付き成形品は、
少なくとも一側面を曲面形状をもって形成するととも
に、他側面を平面形状等をもって形成し、かつこの他側
面に絵柄を形作る凹部を押出し等で凹設して形成するよ
うに、たとえば透過性を有するガラス材料、プラスチッ
ク材料等の透過性材料によって一体に成形するようにし
たものである。
【0010】また、本発明に係る透過性材料製の絵柄付
き成形品は、全体が略蒲鉾形状等のように少なくとも一
側面が所定曲率による曲面形状を有する形状をもって透
過性材料により一体に形成され、かつそれ以外の側面を
平面形状に形成するとともに、この平面形状の側面の少
なくとも一面に所望の絵柄形状を有する凹部を凹設して
形成したものである。
【0011】また、本発明に係る透過性材料製の絵柄付
き成形品の製造方法は、絵柄付き成形品での曲面形状に
よる側面を成形するように内面が曲面をもって形成され
ている凹陥部を型合わせ面に有する第1の成形型と、絵
柄付き成形品での平面形状等による側面を成形する型合
わせ面を有しかつこの型合わせ面に前記成形品側に押し
込まれることにより絵柄を形作る凹部を凹設するための
凸部を有する第2の成形型とを少なくとも準備し、これ
らの成形型間に溶融状態にある透過性材料を介在させて
型合わせし、各成形型での凹陥部と凸部とによって、た
とえば透過性を有するガラス材料、プラスチック材料等
の透過性材料を所定形状に加圧成形するものである。
【0012】さらに、本発明に係る透過性材料製の絵柄
付き成形品の製造方法は、絵柄付き成形品での曲面形状
による側面を成形するように内面が曲面をもって形成さ
れている凹陥部を型合わせ面に有する第1の成形型と、
絵柄付き成形品での平面形状等による側面を成形する型
合わせ面を有しかつこの型合わせ面に前記成形品に凹設
されることにより絵柄を形作る凹部を成形するための凸
部を有する第2の成形型とを少なくとも準備し、これら
の成形型を型合わせすることにより型合わせ面間に形成
されるキャビティ内に、溶融状態にある、たとえば透過
性を有するガラス材料、プラスチック材料等透過性材料
を充填して硬化させ、各成形型での凹陥部と凸部とで透
過性材料製の成形品を所定形状をもって成形するもので
ある。
【0013】
【作用】本発明によれば、ガラス材料、プラスチック材
料等の透過性材料によって、少なくとも一側面が所定曲
率による曲面形状、これに対向する他側面が平面形状等
を呈するように、たとえば略蒲鉾形状等をもって一体成
形される成形品を成形するにあたって、その他側面に、
絵柄を形作る凹部を、裏型押し状態等によって形成する
ことにより、この凹部による所要の絵柄形状を、成形品
の厚みを通しての曲面形状の側面に至る凸レンズ効果を
巧みに利用し、視覚的な拡大化と立体感とを持たせて浮
き立たせて表示することが可能となる。
【0014】そして、本発明によれば、簡単な構造とき
わめて簡単な製造方法であるにもかかわらず、絵柄、模
様等をより一層明瞭化し、見映えをよくし、意匠的、さ
らには装飾性を高めた絵柄付き成形品が得られるもので
ある。
【0015】
【実施例】図1ないし図5は本発明に係る透過性材料製
の絵柄付き成形品およびその製造方法の一実施例を示す
ものである。これらの図において、全体を符号10で示
すものは、本発明を特徴づける透過性材料製の絵柄付き
成形品で、この実施例では、透過性材料として最も一般
的なガラス材料を用い、また全体を略蒲鉾形状で成形し
た場合を説明する。
【0016】さて、本発明によれば、透過性材料製の絵
柄付き成形品10を、少なくとも一側面部11が曲面形
状となるように形成するとともに、他側面部12に絵柄
を形作る凹部13を凹設により形成するようにした状態
で、透過性材料(ガラス材料)によって一体に成形する
ようにしたところに特徴を有している。
【0017】ここで、この実施例では、透過性材料製の
絵柄付き成形品10は、全体が略蒲鉾形状等のように少
なくとも一側面部11が所定曲率による曲面形状となる
ようにガラス材料により一体に形成されている。
【0018】また、それ以外の側面が平面形状で形成さ
れるとともに、その平面形状の側面部のうち前記曲面形
状による側面部11に対向する側面部12に、所望の絵
柄形状(この実施例では「B」なる文字を例示してい
る)を有する凹部13を裏型押し状態によって凹設して
形成している。
【0019】さらに、上述した絵柄付き成形品10の側
縁部分は、所定の厚みを有するように平面による側縁部
14,15によって縁取りがされている。なお、側縁部
15は、断面蒲鉾形状を呈するように形成されている。
ここで、これらの側縁部14,14;15,15のう
ち、少なくとも二面は、図4や図5から明らかなよう
に、成形時の型抜きを行なえるような抜き勾配を有する
ように形成されている。
【0020】このような絵柄付き成形品10によれば、
単純でしかも簡単な構造であるにもかかわらず、平面形
状の側面部12に裏型押し状態で形成した絵柄を形作る
凹部13によって、この凹部13による所要の絵柄形状
を、成形品10の厚みを通しての曲面形状の側面部11
に至る凸レンズ効果を巧みに利用し、図3の(a)にお
いて符号16で示すように、視覚的な拡大化と立体感と
を持たせて浮き立たせて表示することが可能となる。
【0021】そして、このような絵柄付き成形品10
は、きわめて簡単な構造であるにもかかわらず、凹部1
3による絵柄、模様等を、より一層明瞭化し、見映えを
よくし、意匠的、さらには装飾性を高めて形成し得るも
のである。特に、このような効果は、凹部13として、
立体感をもつような絵柄、模様等を適宜選択すること
で、顕著な効果を発揮し得るものである。
【0022】ここで、上述したような本発明に係る透過
性材料製の絵柄付き成形品10の製造方法としては、図
1に示したような第1および第2の成形型20,30を
用いて行なうとよい。
【0023】すなわち、絵柄付き成形品10での曲面形
状による側面部11を成形するように内面21aが曲面
をもって形成されている凹陥部21を型合わせ面22に
有する第1の成形型20(雌型に相当する)と、絵柄付
き成形品10での平面形状による側面部12を成形する
平面部による型合わせ面31を有しかつこの平面部によ
る型合わせ面31に成形品10側に裏型押し状態で押し
込まれることにより絵柄を形作る凹部13を凹設するた
めの凸部32を有する第2の成形型30(雄型に相当す
る)とを準備する。これらの成形型20,30は鋳物等
で形成するとよい。
【0024】そして、これら第1、第2の成形型20,
30間に溶融状態にある透過性材料(ガラス材料)を介
在させて型合わせし、これら各成形型20,30での凹
陥部21と凸部32とによって透過性材料(ガラス材
料)を所定形状に加圧成形することにより、裏型押しに
よる凹部13を有する透過性材料製の絵柄付き成形品1
0を製造できるものである。
【0025】勿論、上述した加圧成形を行なうことによ
って得られた半成形品を、徐冷炉等で冷却し、透過性材
料(ガラス材料)を硬化させることは言うまでもない。
また、このような成形型20,30を用いてなる裏型押
しによるガラス成形時にあっては、出来上がり製品の外
面形状にばり等が生じないような種々の配慮が講じられ
るが、これらはこの種の成形時において周知の通りであ
り、詳細な説明は省略する。
【0026】このような製造方法によれば、上述した通
り、見映え、意匠的、装飾的に優れた絵柄付き成形品1
0を、きわめて簡単にしかも所要の状態で成形できるも
のであり、量産性の面でも有利である等の利点を奏す
る。
【0027】ここで、本発明による透過性材料製の絵柄
付き成形品10の製造方法としては、たとえばプラスチ
ック材料の成形手法として周知の射出成形等によっても
簡単に行なえることは容易に理解されよう。
【0028】このような製造方法による場合には、上述
した第1、第2の成形型20,30を型合わせすること
により形成されるキャビティ内に、溶融状態にあるガラ
ス材料あるいはプラスチック材料等の透過性材料を充填
して硬化させるとよい。すなわち、このようにすること
により、各成形型20,30での凹陥部21と凸部32
とで透過性材料製の成形品10が所定形状をもって成形
されることになる。
【0029】そして、このようにしても、上述した通
り、きわめて簡単な製造方法であるにもかかわらず、絵
柄、模様等を浮き上がらせ、より一層明瞭化し、これに
より見映え、意匠的、装飾的に優れた絵柄付き成形品1
0を、きわめて簡単にしかも所要の状態で成形でき、量
産性の面で有利である等の利点を奏するものである。
【0030】なお、本発明は上述した実施例構造には限
定されず、絵柄付き成形品10、さらにその成形型2
0,30等といった各部の形状、構造等を適宜変形、変
更し得ることは言うまでもない。
【0031】たとえば前述したような絵柄付き成形品1
0において、一体成形されるガラス材料(透過性材料)
製の成形品での平面形状をもつ側面部12に凹設されて
絵柄を形作る凹部13に、図6に示されるように、成形
品10を形成するガラス材料(透過性材料)とは色彩、
材質のいずれかが異なる材料による型片40を埋設した
り、成形品10の曲面形状を成形する凹部13の内側面
を、光を屈折、散乱させる凹凸面形状をもって形成した
りする等の配慮を施こすと、意匠上、装飾上等での面か
ら、より一層効果を発揮させ得る。
【0032】また上述した実施例では、成形品10とし
て全体が略蒲鉾型形状を呈するガラス製品およびその製
造方法について説明したが、本発明はこれに限定され
ず、種々の変形例が考えられよう。すなわち、絵柄付き
成形品10の成形形状としても、上述した実施例のよう
な略蒲鉾形状を呈するものに限定されず、たとえば図7
および図8の(a),(b),(c)に示したような円
柱体を複数に分割した形状をもち、側面部のうちの少な
くとも二面(側面部52,53)が平面形状であって、
残りの一面(側面部51)が曲面形状であるような成形
品50であってもよい。
【0033】この場合、成形型のうち、裏押し型となる
第2の成形型(雄型)としては、図示は省略したが、上
述した平面形状の二面(52,53)のうちの一面(側
面部52)に、絵柄を形作る凹部54,55を凹設する
とともに、この凹部54,55の一部を、残りの一面
(側面部53)にも食い込ませて形成し、さらにこれに
別の凹部56を形成している。
【0034】そして、このような平面形状の二面(5
2,53)に凹部54,55,56を有するように形成
すると、図7および図8から明らかなように、一側面か
ら絵柄模様の一部(この例では魚)が飛び出しているよ
うに見える状態での絵柄、模様とすることが可能で、そ
の利点は容易に理解されよう。なお、この例での絵柄は
魚と波とを表したものである場合を例示している。
【0035】さらに、このような成形品50を成形する
には、裏型押し用の成形型として、第2の成形型に加え
て、型抜き方向の異なる第3の成形型(図示せず)を用
い、その型合わせ面に凸部を形成することは言うまでも
ない。
【0036】しかし、本発明はこれに限らず、絵柄形状
二よっては、平面形状を成形するため成形型のうちの一
方のみを、裏押し型となる第2の成形型(雄型)とし、
これに設けた凸部によって絵柄を形作る凹部を凹設する
ようにしてもよいことは勿論である。
【0037】また、上述した図7等による実施例の変形
例としては、たとえば図9および図10の(a),
(b),(c)に示すような絵柄のものも考えられる。
ここで、図中60は一方の平面形状による側面部52か
ら裏型押し等で形成された凹部、61,62はこの側面
部52と他の側面部53との間に跨って凹設されること
により形成される凹部である。
【0038】そして、この実施例において、符号60で
示した凹部による絵柄は、一方の側面部52から成形品
50の内部にのみ臨み、かつ他の凹部61,62によっ
て描かれる絵柄との間で遠近をつけることが可能で、こ
れにより凹部60による絵柄が前面により飛び出してい
るように見える絵柄、模様を形成できる。すなわち、バ
ラエティに富んだ絵柄、模様等を、立体感を持たせて形
成でき、見映え、意匠的効果、装飾的効果に優れた絵
柄、模様を有する絵柄付き成形品50を形成できるもの
である。
【0039】また、上述した各実施例では、絵柄を形作
る凹部13;54,55,56;60,61,62を、
成形品10;50において平面形状により成形された側
面部12;52,53に形成した場合を説明したが、こ
のような凹部を形成するための側面部としては、平面形
状に限らず、湾曲面を始め、適宜の面をもつものであっ
てもよい。要は絵柄を形作る凹部を形成できる形状であ
ればよい。
【0040】さらに、上述した各実施例の変形例とし
て、凹部13;54,55,56;60,61,62が
形成される成形品10;50の側面部12;52,53
に、鏡面部材、たとえば鏡プレートあるいは鏡面として
機能する鏡面処理膜などを付設することも考えられる。
このようにすれば、凹部12;54,55,56;6
0,61,62による絵柄形状の凹凸が、曲面形状によ
る側面部11;51側から、よりはっきりと見えるもの
で、立体感や見映えがよくなり、意匠的にも、装飾的に
もより一層効果的となる。
【0041】また、凹部13;54,55,56;6
0,61,62を形成した側面部12;52,53側に
適宜の照明手段を設けると、絵柄を際立たせることが可
能で、成形品10;50の形状やその用途によっては、
採用して効果を発揮し得るものである。
【0042】さらに、上述したような本発明に係る絵柄
付き成形品10;50の成形材料としては、透過性材料
であればよく、ガラス材料、プラスチック材料等の一般
的なものを始めとして、各種の材料を用いてもよいこと
は言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る透過性
材料製の絵柄付き成形品によれば、少なくとも一側面を
所定曲率による曲面形状によって形成するとともに、他
側面を平面形状等で形成し、この平面形状等による側面
に、絵柄を形作る凹部を成形型等による裏型押し等によ
って形成するようにした状態で、たとえばガラス材料、
プラスチック材料等の透過性材料により略蒲鉾形状等を
呈する形状をもって一体に成形するようにしたので、簡
単な構造で、しかも成形容易であるにもかかわらず、平
面形状等による側面に凹設した凹部による所要の絵柄形
状を、成形品の厚みを通しての曲面形状の側面に至る凸
レンズ効果を巧みに利用し、視覚的な拡大化と立体感と
を持たせて浮き立たせて表示することができるという優
れた効果を奏する。
【0044】すなわち、本発明によれば、きわめて簡単
でしかも単純な形状、構造、さらにきわめて簡単な製造
方法によって、絵柄、模様等をより一層明瞭化し、見映
えをよくし、意匠的、さらには装飾性を高めた透過性材
料製の絵柄付き成形品を得ることができる。
【0045】また、このような意匠的、装飾性による効
果は、透過性材料により一体成形される成形品での平面
形状等による側面に凹設されて絵柄を形作る凹部に、成
形品を形成する透過性材料とは色彩、材質のいずれかが
異なる材料による型片を埋設したり、該凹部の内側面
を、光を屈折、散乱させる凹凸面形状をもって形成した
りする等の配慮を施こすことで、より一層効果的に発揮
させ得るものである。
【0046】さらに、本発明に係る透過性材料製の絵柄
付き成形品の製造方法によれば、絵柄付き成形品での曲
面形状の側面を成形するように内面を曲面で形成した凹
陥部を型合わせ面にもつ第1の成形型と、絵柄付き成形
品の平面形状等による側面を成形する型合わせ面をもち
かつこれに成形品での絵柄を形作る凹部を裏型押しで成
形する凸部を設けた第2の成形型とを準備し、これら両
成形型間に溶融状態にある透過性材料を介在させて型合
わせし、各成形型での凹陥部と凸部とで、ガラス材料、
プラスチック材料等の透過性材料を所定形状に成形した
り、あるいは両成形型間に形成されるキャビティ内に、
溶融状態にあるガラス材料、プラスチック材料等の透過
性材料を充填して硬化し、各成形型型での凹陥部と凸部
とで成形品を所定形状に成形することにより、上述した
ような見映え、意匠的、装飾的に優れた絵柄付き成形品
を、きわめて簡単にしかも所要の状態で成形でき、量産
性の面でも有利である等の種々優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る透過性材料製の絵柄付き成形品お
よびその製造方法の一実施例を示す成形型を含めた概略
斜視図である。
【図2】本発明に係る透過性材料製の絵柄付き成形品の
一実施例を示し、(a),(b)は正面側および背面側
から見た概略斜視図である。
【図3】本発明に係る透過性材料製の絵柄付き成形品の
一実施例を示し、(a)は概略正面図、(b)はそのII
I−III線断面図である。
【図4】本発明に係る透過性材料製の絵柄付き成形品の
一実施例を示し、(a)は正面側から見た概略正面図、
(b)はその平面図、(c)は側面図である。
【図5】図4の透過性材料製の絵柄付き成形品を示し、
(a)は背面側から見た概略図、(b)はその平面図、
(c)は側面図である。
【図6】本発明に係る透過性材料製の絵柄付き成形品の
別の実施例を示す概略断面図である。
【図7】本発明に係る透過性材料製の絵柄付き成形品の
他の実施例を示す概略斜視図である。
【図8】図7の透過性材料製の絵柄付き成形品を示し、
(a)は正面側から見た概略図、(b)はその平面図、
(c)は側面図である。
【図9】本発明に係る透過性材料製の絵柄付き成形品の
さらに別の実施例を示す概略斜視図である。
【図10】図9の透過性材料製の絵柄付き成形品を示
し、(a)は正面側から見た概略図、(b)はその平面
図、(c)は側面図である。
【符号の説明】
10 透過性材料製の絵柄付き成形品 11 曲面形状による正面側の側面部 12 平面形状による背面側の側面部 13 絵柄を形作る凹部 16 凹部を正面側から見ることにより拡大して視認
される絵柄形状 20 第1の成形型(雌型) 21 凹陥部 22 型合わせ面 30 第2の成形型(雄型) 31 平面部による型合わせ面 32 凸部 40 型片 50 透過性材料製の絵柄付き成形品 51 曲面形状による正面側の側面部 52 平面形状による背面側の側面部 53 平面形状による背面側の側面部 54 絵柄を形作る凹部 55 絵柄を形作る凹部 60 絵柄を形作る凹部 61 絵柄を形作る凹部 62 絵柄を形作る凹部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体が透過性材料によって一体に形成さ
    れてなる絵柄付き成形品であって、 少なくとも一側面が曲面形状によって形成されるととも
    に、 他側面に絵柄を形作る凹部が形成されていることを特徴
    とする透過性材料製の絵柄付き成形品。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の透過性材料製の絵柄付き
    成形品において、 絵柄付き成形品は、全体が略蒲鉾形状をもって透過性材
    料により一体に形成されており、 その一側面は所定曲率による曲面形状で形成され、 かつ他側面は平面形状で形成されるとともに、 この平面形状による他側面に、所望形状の絵柄を形作る
    凹部が凹設して形成されていることを特徴とする透過性
    材料製の絵柄付き成形品。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の透過性材料製の絵柄付き
    成形品において、 絵柄付き成形品は、少なくとも一側面が所定曲率による
    曲面形状を有するような形状をもって全体が透過性材料
    により一体に形成されており、 かつそれ以外の側面が平面形状によって形成されるとと
    もに、 これら平面形状による他側面のうち少なくとも一つの面
    に所望形状の絵柄を形作る凹部が凹設して形成されてい
    ることを特徴とする透過性材料製の絵柄付き成形品。
  4. 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
    の透過性材料製の絵柄付き成形品において、 絵柄を形作る凹部が凹設される絵柄付き成形品の他側面
    を、平面形状以外の形状で形成したことを特徴とする透
    過性材料製の絵柄付き成形品。
  5. 【請求項5】 請求項1、請求項2、請求項3または請
    求項4記載の透過性材料製の絵柄付き成形品において、 絵柄付き成形品における他側面に凹設されて絵柄を形作
    る凹部に、成形品用の透過性材料とは色彩、材質等が異
    なる材料で形成した型片を埋設したことを特徴とするこ
    とを特徴とする透過性材料製の絵柄付き成形品。
  6. 【請求項6】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4または請求項5記載の透過性材料製の絵柄付き成形品
    において、 絵柄付き成形品における他側面に凹設されて絵柄を形作
    る凹部の内側面を、光を屈折、散乱させる凹凸面形状を
    もって形成したことを特徴とする透過性材料製の絵柄付
    き成形品。
  7. 【請求項7】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5または請求項6記載の透過性材料製の絵柄
    付き成形品において、 絵柄付き成形品の絵柄を形作る凹部を凹設した他側面
    に、鏡面部材を付設したことを特徴とする透過性材料製
    の絵柄付き成形品。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6または請求項7記載の透過性材
    料製の絵柄付き成形品において、 絵柄付き成形品を、透過性を有するガラス材料、プラス
    チック材料のいずれかによって形成したことを特徴とす
    る透過性材料製の絵柄付き成形品。
  9. 【請求項9】 少なくとも一側面に曲面形状を有し全体
    が透過性材料によって一体に形成されてなる絵柄付き成
    形品を成形する製造方法であって、 前記絵柄付き成形品での曲面形状による側面を成形する
    ように内面が曲面をもって形成されている凹陥部を型合
    わせ面に有する第1の成形型と、 前記絵柄付き成形品での他側面を成形するような形状で
    形成された型合わせ面に有しかつこの型合わせ面に前記
    成形品側に押し込まれることにより絵柄を形作る凹部を
    凹設するための凸部を有する第2の成形型とを準備し、 これら第1、第2の成形型の間に溶融状態にある透過性
    材料を介在させて型合わせし、 これら各成形型での凹陥部と凸部とによって透過性材料
    を所定形状に加圧成形することを特徴とする透過性材料
    製の絵柄付き成形品の製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の透過性材料製の絵柄付
    き成形品の製造方法において、 絵柄付き成形品の絵柄を形作る凹部が凹設される側面
    は、平面形状によって形成されており、 第2の成形型は、この絵柄付き成形品での平面形状によ
    る側面を成形する平面部を型合わせ面に有しかつこの型
    合わせ面における平面部に前記成形品側に押し込まれる
    ことにより絵柄を形作る凹部を凹設するための凸部を有
    していることを特徴とする透過性材料製の絵柄付き成形
    品の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項9または請求項10記載の透過
    性材料製の絵柄付き成形品の製造方法において、 絵柄付き成形品での他側面のうち、第2の成形型による
    側面とは異なる側面を成形するための型合わせ面に有
    し、かつこの型合わせ面に前記成形品側に押し込まれる
    ことにより絵柄を形作る凹部を凹設するための凸部を有
    する第3の成形型を用いることを特徴とする透過性材料
    製の絵柄付き成形品の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項9、請求項10または請求項1
    1記載の透過性材料製の絵柄付き成形品の製造方法にお
    いて、 絵柄付き成形品を成形するための透過性材料として、透
    過性を有するガラス材料、プラスチック材料のいずれか
    を用いたことを特徴とする透過性材料製の絵柄付き成形
    品の製造方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも一側面に曲面形状を有し全
    体が透過性材料によって一体に形成されてなる絵柄付き
    成形品を成形する製造方法であって、 前記絵柄付き成形品での曲面形状による側面を成形する
    ように内面が曲面をもって形成されている凹陥部を型合
    わせ面に有する第1の成形型と、 前記絵柄付き成形品での他側面を成形するような形状で
    形成された型合わせ面に有しかつこの型合わせ面に前記
    成形品に凹設されることにより絵柄を形作る凹部を成形
    するための凸部を有する第2の成形型とを準備し、 これら第1、第2の成形型を型合わせすることにより型
    合わせ面間に形成されるキャビティ内に、溶融状態にあ
    る透過性材料を充填して硬化させ、 各成形型での凹陥部と凸部とで透過性材料製の成形品を
    所定形状をもって成形することを特徴とする透過性材料
    製の絵柄付き成形品の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項13記載の透過性材料製の絵柄
    付き成形品の製造方法において、 絵柄付き成形品の絵柄を形作る凹部が凹設される側面
    は、平面形状によって形成されており、 第2の成形型は、この絵柄付き成形品での平面形状によ
    る側面を成形する平面部を型合わせ面に有しかつこの型
    合わせ面における平面部に前記成形品側に突出して絵柄
    を形作る凹部を凹設するための凸部を有していることを
    特徴とする透過性材料製の絵柄付き成形品の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項13または請求項14記載の透
    過性材料製の絵柄付き成形品の製造方法において、 絵柄付き成形品での他側面のうち、第2の成形型による
    他側面とは異なる側面を成形するための型合わせ面に有
    し、かつこの型合わせ面に前記成形品側に突出して絵柄
    を形作る凹部を凹設するための凸部を有する第3の成形
    型を用いることを特徴とする透過性材料製の絵柄付き成
    形品の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項13、請求項14または請求項
    15記載の透過性材料製の絵柄付き成形品の製造方法に
    おいて、 絵柄付き成形品を成形するための透過性材料として、透
    過性を有するガラス材料、プラスチック材料のいずれか
    を用いたことを特徴とする透過性材料製の絵柄付き成形
    品の製造方法。
JP28387193A 1993-10-19 1993-10-19 透過性材料製の絵柄付き成形品およびその製造方法 Pending JPH07112600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28387193A JPH07112600A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 透過性材料製の絵柄付き成形品およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28387193A JPH07112600A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 透過性材料製の絵柄付き成形品およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07112600A true JPH07112600A (ja) 1995-05-02

Family

ID=17671260

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28387193A Pending JPH07112600A (ja) 1993-10-19 1993-10-19 透過性材料製の絵柄付き成形品およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07112600A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230130931A1 (en) * 2021-10-22 2023-04-27 Case-Mate, Inc. Case with illusory design elements

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20230130931A1 (en) * 2021-10-22 2023-04-27 Case-Mate, Inc. Case with illusory design elements
US12166520B2 (en) * 2021-10-22 2024-12-10 Case-Mate, Inc. Case with illusory design elements

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0675523B2 (ja) 装身具の製造方法
CN110978380A (zh) 在塑胶壳体表面制作无缝结合的双层或多层装饰面的工艺
JP4048762B2 (ja) 加飾成形品の製造方法
JPH0569496A (ja) 合成樹脂化粧材、およびその製造方法
JPH07112600A (ja) 透過性材料製の絵柄付き成形品およびその製造方法
JPH01222944A (ja) 加飾フィルム張樹脂成形品とその製造方法
TWI247661B (en) Synthetic resin molded article and production method thereof
CA2584416A1 (en) Pattern cutter for forming stereo relief patterns
JPS6011613B2 (ja) 照明用等の複合成形パネルの製造方法
CN1276288A (zh) 一种彩纹金币、徽章、卡片或其类似物的制造方法
JPH07102620B2 (ja) 合成樹脂製装飾片の製造方法
CN101181822A (zh) 具多种纹路及色彩变化的pu膜壳制法
CN101195196A (zh) 金属透光镜的制备方法
TW200918277A (en) A melamine resin container having three-dimensional shape and manufacturing method thereof
JP3116517U (ja) 人造爪
JP3566676B2 (ja) プラスチック装飾レイヤウェーブテンプルの製造方法
CN2165009Y (zh) 金、银立体浮饰箔片
KR100266104B1 (ko) 원심 주조를 이용한 투명 수지 내에 무뉘재가 함입된 투명 수지 장식품의 제조 방법
TWM574811U (zh) 塑料後蓋
JPH05254297A (ja) 写実的立体模様を有する合成樹脂製装飾片とその製造方法
JPH04101900A (ja) 七宝の製造方法とその金型
CN1121451A (zh) 使物品主体呈局部外露并具有表面饰物、饰纹的铸造方法
JPS5924007Y2 (ja) 眼鏡枠
JP3608786B1 (ja) レンズプレートを用いた立体装飾体
CN2398119Y (zh) 具有深层立体视觉效果的装饰品