JPH07113111A - 金属精錬炉の炉口カバー - Google Patents
金属精錬炉の炉口カバーInfo
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- JPH07113111A JPH07113111A JP5255703A JP25570393A JPH07113111A JP H07113111 A JPH07113111 A JP H07113111A JP 5255703 A JP5255703 A JP 5255703A JP 25570393 A JP25570393 A JP 25570393A JP H07113111 A JPH07113111 A JP H07113111A
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Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/25—Process efficiency
Landscapes
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
- Carbon Steel Or Casting Steel Manufacturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 媒塵などが付着しにくく、かつ付着しても付
着物の除去を容易にする。 【構成】 炉口フード21は、排ガスを導く方向に延び
る水冷管18a〜18fによって形成される。隣接する
水冷管18a〜18f相互間に形成される深くくびれた
隙間の内面側は、溶接部20によって充填される。スカ
ート22も螺旋状の水冷管18x〜18zによって形成
される。隣接する水冷管18x〜18z相互間の隙間
は、内面側から溶接部22によって充填される。炉口フ
ード21とスカート22の内面側に媒塵などを多く含む
排ガスを流すとき、付着物は、内面側が平滑であるので
形成されにくく、形成されても容易に除去することがで
きる。
着物の除去を容易にする。 【構成】 炉口フード21は、排ガスを導く方向に延び
る水冷管18a〜18fによって形成される。隣接する
水冷管18a〜18f相互間に形成される深くくびれた
隙間の内面側は、溶接部20によって充填される。スカ
ート22も螺旋状の水冷管18x〜18zによって形成
される。隣接する水冷管18x〜18z相互間の隙間
は、内面側から溶接部22によって充填される。炉口フ
ード21とスカート22の内面側に媒塵などを多く含む
排ガスを流すとき、付着物は、内面側が平滑であるので
形成されにくく、形成されても容易に除去することがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製鋼用の転炉などの金
属精錬炉の炉口カバーに関する。
属精錬炉の炉口カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、製鋼用の転炉には、たとえば
図8に示すような炉口カバーが設けられる。炉口カバー
は、炉口フード1およびスカート2から構成される。ス
カート2は、転炉3の上部の開口部を覆う。炉口フード
1は、スカート2の上部から斜め上方に延び、転炉3か
ら発生した排ガスを冷却機4に導く。冷却機4によって
冷却された排ガスは、集塵機5およびセパレータ6を介
して清浄化され、流量計7によって流量が計測される。
図8に示すような炉口カバーが設けられる。炉口カバー
は、炉口フード1およびスカート2から構成される。ス
カート2は、転炉3の上部の開口部を覆う。炉口フード
1は、スカート2の上部から斜め上方に延び、転炉3か
ら発生した排ガスを冷却機4に導く。冷却機4によって
冷却された排ガスは、集塵機5およびセパレータ6を介
して清浄化され、流量計7によって流量が計測される。
【0003】図9は、図8に示す炉口フード1およびス
カート2の具体的な構造の一例を示す。炉口フード1の
周壁は、排ガスを導く方向に延びる複数の水冷管8a,
8b,8c,8d,8e,8fによって形成される。各
水冷管8a〜8fには、下方の分岐管9iから冷却水が
供給され、上方の分岐管9oから冷却水が排出される。
スカート2の周壁は、螺旋状の水冷管8x,8y,8z
によって形成される。螺旋状の銅製管によってスカート
を形成する先行技術は、たとえば特開平1−92305
号公報に開示されている。
カート2の具体的な構造の一例を示す。炉口フード1の
周壁は、排ガスを導く方向に延びる複数の水冷管8a,
8b,8c,8d,8e,8fによって形成される。各
水冷管8a〜8fには、下方の分岐管9iから冷却水が
供給され、上方の分岐管9oから冷却水が排出される。
スカート2の周壁は、螺旋状の水冷管8x,8y,8z
によって形成される。螺旋状の銅製管によってスカート
を形成する先行技術は、たとえば特開平1−92305
号公報に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】転炉などの金属精錬炉
からは、操業中に多量の媒塵が発生する。また、製鋼用
の転炉などでは、酸素吹錬の際に、溶鋼の表面のスラグ
や溶鋼自身が飛散する。これらの媒塵や飛散物は、水冷
管8a〜8f,8x〜8zの表面に付着しやすい。特
に、隣接する水冷管8a〜8f,8x〜8z相互間に
は、深い凹所が形成されるので、この凹所を足がかりに
して媒塵などが堆積しやすい。媒塵などが、炉口フード
1やスカート2の内面に多く堆積すると、排ガスを導く
流路の断面積が減少したり、厚い付着物の堆積層が突然
落下したりするおそれがある。このため、炉口フード1
やスカート2の内面からは、随時あるいは定期的に付着
層を除去する必要がある。しかしながら、水冷管8a〜
8f,8x〜8zは円形断面の管であるので、隣接する
相互間には深くくびれた凹所が形成され、この凹所へ食
い込んでいる付着物を除去するのは困難である。
からは、操業中に多量の媒塵が発生する。また、製鋼用
の転炉などでは、酸素吹錬の際に、溶鋼の表面のスラグ
や溶鋼自身が飛散する。これらの媒塵や飛散物は、水冷
管8a〜8f,8x〜8zの表面に付着しやすい。特
に、隣接する水冷管8a〜8f,8x〜8z相互間に
は、深い凹所が形成されるので、この凹所を足がかりに
して媒塵などが堆積しやすい。媒塵などが、炉口フード
1やスカート2の内面に多く堆積すると、排ガスを導く
流路の断面積が減少したり、厚い付着物の堆積層が突然
落下したりするおそれがある。このため、炉口フード1
やスカート2の内面からは、随時あるいは定期的に付着
層を除去する必要がある。しかしながら、水冷管8a〜
8f,8x〜8zは円形断面の管であるので、隣接する
相互間には深くくびれた凹所が形成され、この凹所へ食
い込んでいる付着物を除去するのは困難である。
【0005】本発明の目的は、媒塵や飛散物が付着しに
くく、付着しても、付着物を容易に除去することができ
る金属精錬炉の炉口カバーを提供することである。
くく、付着しても、付着物を容易に除去することができ
る金属精錬炉の炉口カバーを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属精錬炉の
炉口を覆い、金属精錬炉から発生する排ガスを処理設備
に導く金属精錬炉の炉口カバーにおいて、円形断面を有
する複数の金属製水冷管同士が極力添設されて形成され
る周壁を有し、排ガスを導く通路を含み、前記通路の周
壁の内面側は、隣接する水冷管相互間の凹所に、表面が
平滑化されるような充填部が形成されていることを特徴
とする金属精錬炉の炉口カバーである。
炉口を覆い、金属精錬炉から発生する排ガスを処理設備
に導く金属精錬炉の炉口カバーにおいて、円形断面を有
する複数の金属製水冷管同士が極力添設されて形成され
る周壁を有し、排ガスを導く通路を含み、前記通路の周
壁の内面側は、隣接する水冷管相互間の凹所に、表面が
平滑化されるような充填部が形成されていることを特徴
とする金属精錬炉の炉口カバーである。
【0007】また本発明の前記凹所の充填部は、水冷管
の肉盛り溶接によって形成されることを特徴とする。
の肉盛り溶接によって形成されることを特徴とする。
【0008】また本発明の前記金属精錬炉は製鋼用の転
炉であることを特徴とする。
炉であることを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明に従えば、金属精錬炉の炉口から、排ガ
スは、円形断面を有する複数の金属製水冷管によって周
壁が形成される通路を介して処理設備に導かれる。周壁
の内面側は、隣接する水冷管の相互間の深くくびれた部
分である凹所に充填部が形成される。表面が平滑化され
て深くくびれた部分がないので、水冷管の表面に媒塵な
どが付着しにくい。また媒塵などが付着しても、付着物
が凹所に食い込まないので、付着物を容易に除去するこ
とができる。
スは、円形断面を有する複数の金属製水冷管によって周
壁が形成される通路を介して処理設備に導かれる。周壁
の内面側は、隣接する水冷管の相互間の深くくびれた部
分である凹所に充填部が形成される。表面が平滑化され
て深くくびれた部分がないので、水冷管の表面に媒塵な
どが付着しにくい。また媒塵などが付着しても、付着物
が凹所に食い込まないので、付着物を容易に除去するこ
とができる。
【0010】また本発明に従えば、水冷管の相互間に形
成される凹所の充填を、水冷管の肉盛り溶接によって形
成される充填部で行う。肉盛り溶接によって行うので、
水冷管相互間の凹所の形状に合わせた充填部の形成が容
易である。また、水冷管相互間の接合強度が大きくな
り、かつ気密度も向上する。
成される凹所の充填を、水冷管の肉盛り溶接によって形
成される充填部で行う。肉盛り溶接によって行うので、
水冷管相互間の凹所の形状に合わせた充填部の形成が容
易である。また、水冷管相互間の接合強度が大きくな
り、かつ気密度も向上する。
【0011】また本発明に従えば、金属精錬炉は製鋼用
の転炉であるので、高い温度の排ガス中に多量の媒塵が
含まれる。水冷管によって形成される周壁の内面が充填
部によって平滑化されるので、付着物の除去が容易で、
装置の補修などに必要となる時間を短縮することができ
る。
の転炉であるので、高い温度の排ガス中に多量の媒塵が
含まれる。水冷管によって形成される周壁の内面が充填
部によって平滑化されるので、付着物の除去が容易で、
装置の補修などに必要となる時間を短縮することができ
る。
【0012】
【実施例】図1〜図6は、本発明の一実施例による転炉
用の炉口フードの構成を示す。図1は炉口フードの内面
側から見た部分的な構成を示し、図2は図1の切断面線
II−IIから見た断面図を示す。図3は具体的な炉口
フードの構成を示す。図4、図5および図6は、スカー
トの構成を示し、図4はその平面図、図5は正面図、図
6は図4の切断面線VI−VIから見た断面図をそれぞ
れ示す。
用の炉口フードの構成を示す。図1は炉口フードの内面
側から見た部分的な構成を示し、図2は図1の切断面線
II−IIから見た断面図を示す。図3は具体的な炉口
フードの構成を示す。図4、図5および図6は、スカー
トの構成を示し、図4はその平面図、図5は正面図、図
6は図4の切断面線VI−VIから見た断面図をそれぞ
れ示す。
【0013】図1および図2を参照して、水冷管18
a,18b,18c,18d,18e,18fは、排ガ
スを導く方向に延び、下方および上方で分岐管19i,
19oにそれぞれ接続される。分岐管19iからは冷却
水が供給され、各水冷管18a〜18f中を下方から上
方へ流れる間に、排ガスを冷却する。上方の分岐管19
oからは、使用された冷却水が排出される。水冷管18
a〜18fの下方には、螺旋状に巻回される水冷管18
x,18y,18zが設けられる。螺旋状の水冷管18
x〜18zは、相互に直列に接続され、冷却水が流れ
る。
a,18b,18c,18d,18e,18fは、排ガ
スを導く方向に延び、下方および上方で分岐管19i,
19oにそれぞれ接続される。分岐管19iからは冷却
水が供給され、各水冷管18a〜18f中を下方から上
方へ流れる間に、排ガスを冷却する。上方の分岐管19
oからは、使用された冷却水が排出される。水冷管18
a〜18fの下方には、螺旋状に巻回される水冷管18
x,18y,18zが設けられる。螺旋状の水冷管18
x〜18zは、相互に直列に接続され、冷却水が流れ
る。
【0014】各水冷管18a〜18f,18x〜18z
は、たとえば高温配管用炭素鋼鋼管(STPT)、圧力
配管用炭素鋼鋼管(STPG)、ボイラ・熱交換器用炭
素鋼鋼管(STB)などを使用する。各水冷管18a〜
18f,18x〜18zは断面形状が円形であるので、
極力添設するようにしても、隣接する相互間にはかなり
の隙間が深くくびれるように形成される。このような水
冷管18a〜18f,18x〜18z相互間に形成され
る隙間による凹所は、内盛り溶接される溶接部20によ
って充填される。排ガスを導く方向に延びる水冷管18
a〜18fは、炉口フード21を形成し、螺旋状に巻回
される水冷管18x〜18zはスカート22を形成す
る。溶接部20は、これらの炉口フード21およびスカ
ート22の内面側に形成され、内周面を平滑化する。こ
れによって、媒塵などが付着しにくくなり、付着しても
容易に除去することができ、かつ強度および気密性も向
上する。
は、たとえば高温配管用炭素鋼鋼管(STPT)、圧力
配管用炭素鋼鋼管(STPG)、ボイラ・熱交換器用炭
素鋼鋼管(STB)などを使用する。各水冷管18a〜
18f,18x〜18zは断面形状が円形であるので、
極力添設するようにしても、隣接する相互間にはかなり
の隙間が深くくびれるように形成される。このような水
冷管18a〜18f,18x〜18z相互間に形成され
る隙間による凹所は、内盛り溶接される溶接部20によ
って充填される。排ガスを導く方向に延びる水冷管18
a〜18fは、炉口フード21を形成し、螺旋状に巻回
される水冷管18x〜18zはスカート22を形成す
る。溶接部20は、これらの炉口フード21およびスカ
ート22の内面側に形成され、内周面を平滑化する。こ
れによって、媒塵などが付着しにくくなり、付着しても
容易に除去することができ、かつ強度および気密性も向
上する。
【0015】図3に示すように、炉口フード21は、垂
直部とその上方に連なる傾斜部とを有する。垂直部の下
端部はスカート22によって外囲される。スカート22
は、転炉23の開口部を覆う。炉口フード21の上部に
は、固定架台24が設けられる。固定架台24は、移動
台車25上に取付けられる。炉口フード21の上端部
は、ベローズ26を介してダクト27に接続される。ス
カート22は、シリンダ28によって昇降変位が可能で
ある。スカート22は、下降している状態で、転炉23
の開口部を覆う。スカート22が上昇している状態で
は、転炉23の開口部とスカート22の下面との間に隙
間があくので、転炉23を傾動させることができる。ス
カート22を上昇させ、かつダクト23と切り離した状
態で、炉口フード21を移動台車25によって転炉23
の開口部から移動させ、内面の補修などを行うことがで
きる。本実施例によれば、内面の付着物の除去が容易で
あるので、補修作業を短時間に終了させ、装置の稼働率
を上げることができる。
直部とその上方に連なる傾斜部とを有する。垂直部の下
端部はスカート22によって外囲される。スカート22
は、転炉23の開口部を覆う。炉口フード21の上部に
は、固定架台24が設けられる。固定架台24は、移動
台車25上に取付けられる。炉口フード21の上端部
は、ベローズ26を介してダクト27に接続される。ス
カート22は、シリンダ28によって昇降変位が可能で
ある。スカート22は、下降している状態で、転炉23
の開口部を覆う。スカート22が上昇している状態で
は、転炉23の開口部とスカート22の下面との間に隙
間があくので、転炉23を傾動させることができる。ス
カート22を上昇させ、かつダクト23と切り離した状
態で、炉口フード21を移動台車25によって転炉23
の開口部から移動させ、内面の補修などを行うことがで
きる。本実施例によれば、内面の付着物の除去が容易で
あるので、補修作業を短時間に終了させ、装置の稼働率
を上げることができる。
【0016】転炉23によって製鋼を行うときには、ラ
ンス29を用いて酸素を吹錬する。転炉の操業中に発生
する排ガスは高温であるので、給水口30a,30bか
ら冷却水を供給する。供給された冷却水は、炉口フード
21を構成する水冷管中を流れ、炉口フード21の上方
の排水口31a,31bから排出される。スカート22
を冷却するために、給水口32および排水口33がそれ
ぞれ設けられる。炉口フード21には、ランス29挿入
用のランス孔34と、副原料投入用の副原料孔35もそ
れぞれ設けられる。ランス孔34および副原料孔35
は、排ガスが漏れないような気密構造を有する。
ンス29を用いて酸素を吹錬する。転炉の操業中に発生
する排ガスは高温であるので、給水口30a,30bか
ら冷却水を供給する。供給された冷却水は、炉口フード
21を構成する水冷管中を流れ、炉口フード21の上方
の排水口31a,31bから排出される。スカート22
を冷却するために、給水口32および排水口33がそれ
ぞれ設けられる。炉口フード21には、ランス29挿入
用のランス孔34と、副原料投入用の副原料孔35もそ
れぞれ設けられる。ランス孔34および副原料孔35
は、排ガスが漏れないような気密構造を有する。
【0017】図4および図5に示されるスカート22の
上端縁には、フランジ36が設けられる。フランジ36
の直下には水冷管37が設けられる。さらにその下方に
は螺旋状に巻回される水冷管18x〜18zがそれぞれ
設けられる。これらの螺旋状の水冷管18x〜18zに
よって構成されるスカート22を補強するため、リブ3
8,39がそれぞれ設けられる。冷却水は図3の給水口
32に接続される給水管40から供給される。給水管4
0の先端は、分岐管41の2つの接続部41a,41b
によって水冷管にそれぞれ接続される。接続部41a
は、水冷管のうちの最下段の水冷管に接続される。接続
部41bは、ほぼ中間位置の水冷管18mに接続され
る。各水冷管は螺旋状に巻回されているので、下段に供
給された冷却水は、順次上段に移行する。最下段に供給
された冷却水が中段の水冷管18mに達すると、分岐管
42の接続部42aから流入して水冷管37に移動す
る。分岐管42の接続部42aは、水冷管18mに対し
て分岐管41の接続部41bよりも上流側に配置され
る。接続部42aと接続部41bとの間には、隔壁18
nが設けられる。接続部41bから水冷管18mに供給
される冷却水は、螺旋状の水冷管を順次上昇し、水冷管
18z,18y,18xを介して接続部42bに至る。
接続部42bから分岐管42に流入する冷却水も、水冷
管37に移動する。水冷管37の径は、水冷管18m,
18x〜18zの径よりも大きく、内部での冷却水の流
通方向は逆になる。分岐管42の接続位置に隣接して、
水冷管37には図3の排水口33に連なる排水管43が
接続される。排水管43が接続される方向は、水冷管3
7内の冷却水の流動方向とは逆方向である。分岐管42
と排水管43との間には、隔壁37aが設けられる。図
6に示すように、排水管43の位置は、分端管42より
も若干高くしてある。水冷管43内で使用されて温度が
高くなる冷却水を、排水管43から排水するためであ
る。
上端縁には、フランジ36が設けられる。フランジ36
の直下には水冷管37が設けられる。さらにその下方に
は螺旋状に巻回される水冷管18x〜18zがそれぞれ
設けられる。これらの螺旋状の水冷管18x〜18zに
よって構成されるスカート22を補強するため、リブ3
8,39がそれぞれ設けられる。冷却水は図3の給水口
32に接続される給水管40から供給される。給水管4
0の先端は、分岐管41の2つの接続部41a,41b
によって水冷管にそれぞれ接続される。接続部41a
は、水冷管のうちの最下段の水冷管に接続される。接続
部41bは、ほぼ中間位置の水冷管18mに接続され
る。各水冷管は螺旋状に巻回されているので、下段に供
給された冷却水は、順次上段に移行する。最下段に供給
された冷却水が中段の水冷管18mに達すると、分岐管
42の接続部42aから流入して水冷管37に移動す
る。分岐管42の接続部42aは、水冷管18mに対し
て分岐管41の接続部41bよりも上流側に配置され
る。接続部42aと接続部41bとの間には、隔壁18
nが設けられる。接続部41bから水冷管18mに供給
される冷却水は、螺旋状の水冷管を順次上昇し、水冷管
18z,18y,18xを介して接続部42bに至る。
接続部42bから分岐管42に流入する冷却水も、水冷
管37に移動する。水冷管37の径は、水冷管18m,
18x〜18zの径よりも大きく、内部での冷却水の流
通方向は逆になる。分岐管42の接続位置に隣接して、
水冷管37には図3の排水口33に連なる排水管43が
接続される。排水管43が接続される方向は、水冷管3
7内の冷却水の流動方向とは逆方向である。分岐管42
と排水管43との間には、隔壁37aが設けられる。図
6に示すように、排水管43の位置は、分端管42より
も若干高くしてある。水冷管43内で使用されて温度が
高くなる冷却水を、排水管43から排水するためであ
る。
【0018】図7は、本発明の他の実施例における冷却
水接続構造を示す。本実施例では、下方の導水管44内
が隔壁45によって複数の部屋46に区切られる。上方
の導水管47も、隔壁48によって複数の部屋49に区
切られる。各部屋46,49間に冷却水管50a,50
b,50c,50d,50e,50fが接続され、隣接
する冷却水管50a〜50f間で冷却水の流動方向が逆
転する。冷却水管50a〜50fは、筒状の通路の周壁
を形成し、その内面側には、図1の実施例と同様に、溶
接による充填部が形成される。なお、冷却水管50a〜
50fの延びる方向は、排ガスを導く方向と、平行であ
っても、垂直であっても、あるいは他の角度で交差して
もよい。
水接続構造を示す。本実施例では、下方の導水管44内
が隔壁45によって複数の部屋46に区切られる。上方
の導水管47も、隔壁48によって複数の部屋49に区
切られる。各部屋46,49間に冷却水管50a,50
b,50c,50d,50e,50fが接続され、隣接
する冷却水管50a〜50f間で冷却水の流動方向が逆
転する。冷却水管50a〜50fは、筒状の通路の周壁
を形成し、その内面側には、図1の実施例と同様に、溶
接による充填部が形成される。なお、冷却水管50a〜
50fの延びる方向は、排ガスを導く方向と、平行であ
っても、垂直であっても、あるいは他の角度で交差して
もよい。
【0019】以上の実施例では、金属精錬炉として転炉
23が用いられているけれども、高炉や電気炉などでも
よい。さらに、精錬する対象となる金属は鉄鋼ばかりで
なく、ステンレス鋼などの合金鋼や、非鉄金属、あるい
は、非鉄合金などであってもよい。さらに、金属製水冷
管は、鉄鋼製ばかりではなく、ステンレス鋼製、銅製あ
るいはチタン製などであってもよい。また、充填部は、
肉盛り溶接によって形成しているけれども、溶射などに
よって水冷管相互間の隙間に形成される凹所を充填する
ようにしてもよい。
23が用いられているけれども、高炉や電気炉などでも
よい。さらに、精錬する対象となる金属は鉄鋼ばかりで
なく、ステンレス鋼などの合金鋼や、非鉄金属、あるい
は、非鉄合金などであってもよい。さらに、金属製水冷
管は、鉄鋼製ばかりではなく、ステンレス鋼製、銅製あ
るいはチタン製などであってもよい。また、充填部は、
肉盛り溶接によって形成しているけれども、溶射などに
よって水冷管相互間の隙間に形成される凹所を充填する
ようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、円形断面
を有し相互に極力添接される複数の金属製水冷管によっ
て形成される周壁を有する通路の内面側が平滑化する。
深くくびれた部分がないので、金属精錬炉から発生する
排ガス中に含まれる媒塵などが付着しにくく、付着して
も、容易に除去することができる。
を有し相互に極力添接される複数の金属製水冷管によっ
て形成される周壁を有する通路の内面側が平滑化する。
深くくびれた部分がないので、金属精錬炉から発生する
排ガス中に含まれる媒塵などが付着しにくく、付着して
も、容易に除去することができる。
【0021】また本発明によれば、水冷管相互間を溶接
して充填部を形成するので、排ガスを導く通路の周壁の
機械的強度や気密性も向上する。
して充填部を形成するので、排ガスを導く通路の周壁の
機械的強度や気密性も向上する。
【0022】また本発明によれば、金属精錬炉は製鋼用
の転炉であるので、高温の排ガスと多量の媒塵が発生す
る。水冷管相互間に充填部が形成されて、表面が平滑化
されているので、水冷管の表面からの付着物の除去が容
易で、補修等に要する時間を短縮することができる。
の転炉であるので、高温の排ガスと多量の媒塵が発生す
る。水冷管相互間に充填部が形成されて、表面が平滑化
されているので、水冷管の表面からの付着物の除去が容
易で、補修等に要する時間を短縮することができる。
【図1】本発明の一実施例の一部を示す概略的な斜視図
である。
である。
【図2】図1の切断面線II−IIから見た断面図であ
る。
る。
【図3】図1の実施例を含む製鋼用設備の一部を切欠い
て示す正面図である。
て示す正面図である。
【図4】図3のスカート22の平面図である。
【図5】図3のスカート22の正面図である。
【図6】図4の切断面線VI−VIから見た断面図であ
る。
る。
【図7】本発明の他の実施例における冷却水の供給方法
を示す簡略化した断面図である。
を示す簡略化した断面図である。
【図8】従来からの転炉製鋼設備の概略的な構成を示す
簡略化した斜視図である。
簡略化した斜視図である。
【図9】図8に示す炉口フード1およびスカート2につ
いて、典型的な先行技術による構造を示す部分的な斜視
図である。
いて、典型的な先行技術による構造を示す部分的な斜視
図である。
18a〜18f,18m,18x〜18z 水冷管 19i,19o 分岐管 20 溶接部 21 炉口フード 22 スカート 23 転炉 30,32 給水口 31,33 排水口 37 水冷管 40 給水管 41,42 分岐管 43 排水管 44,47 導水管 45,48 隔壁 46,49 部屋 50a〜50f 水冷管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須藤 真 山口県新南陽市野村南町4976番地 日新製 鋼株式会社周南製鋼所内 (72)発明者 植木 勲 山口県新南陽市野村南町4976番地 日新製 鋼株式会社周南製鋼所内
Claims (3)
- 【請求項1】 金属精錬炉の炉口を覆い、金属精錬炉か
ら発生する排ガスを処理設備に導く金属精錬炉の炉口カ
バーにおいて、 円形断面を有する複数の金属製水冷管同士が極力添設さ
れて形成される周壁を有し、排ガスを導く通路を含み、 前記通路の周壁の内面側は、隣接する水冷管相互間の凹
所に、表面が平滑化されるような充填部が形成されてい
ることを特徴とする金属精錬炉の炉口カバー。 - 【請求項2】 前記凹所の充填部は、水冷管の肉盛り溶
接によって形成されることを特徴とする請求項1記載の
金属精錬炉の炉口カバー。 - 【請求項3】 前記金属精錬炉は製鋼用の転炉であるこ
とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金属精
錬炉の炉口カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5255703A JPH07113111A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 金属精錬炉の炉口カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5255703A JPH07113111A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 金属精錬炉の炉口カバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07113111A true JPH07113111A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17282464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5255703A Withdrawn JPH07113111A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 金属精錬炉の炉口カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07113111A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100733355B1 (ko) * | 2001-05-19 | 2007-06-29 | 주식회사 포스코 | 복사부 냉각수관부의 마모방지장치 |
| KR101035508B1 (ko) * | 2008-10-28 | 2011-05-20 | 현대제철 주식회사 | 전기로 도어 |
| EP2857533A1 (de) * | 2013-10-02 | 2015-04-08 | Oschatz Gmbh | Vorrichtung zur Metallgewinnung, insbesondere zur Kupfergewinnung |
| JP2015232420A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | 住友金属鉱山株式会社 | 非鉄金属製錬炉用廃熱ボイラー |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP5255703A patent/JPH07113111A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100733355B1 (ko) * | 2001-05-19 | 2007-06-29 | 주식회사 포스코 | 복사부 냉각수관부의 마모방지장치 |
| KR101035508B1 (ko) * | 2008-10-28 | 2011-05-20 | 현대제철 주식회사 | 전기로 도어 |
| EP2857533A1 (de) * | 2013-10-02 | 2015-04-08 | Oschatz Gmbh | Vorrichtung zur Metallgewinnung, insbesondere zur Kupfergewinnung |
| JP2015232420A (ja) * | 2014-06-10 | 2015-12-24 | 住友金属鉱山株式会社 | 非鉄金属製錬炉用廃熱ボイラー |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001226 |