JPH07113512A - 流動床焼却炉 - Google Patents
流動床焼却炉Info
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- JPH07113512A JPH07113512A JP28211093A JP28211093A JPH07113512A JP H07113512 A JPH07113512 A JP H07113512A JP 28211093 A JP28211093 A JP 28211093A JP 28211093 A JP28211093 A JP 28211093A JP H07113512 A JPH07113512 A JP H07113512A
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Links
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Landscapes
- Incineration Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 流動が不活発になったときは、分散板24上
の不燃物を早急に排出させるようにすることにより、常
に最適の流動燃焼状態を維持させる。 【構成】 往復動可能に設けられた分散板24の直上に
設置された底部圧力センサ51と、炉内上部に設置され
た上部圧力センサ52と、両圧力センサ51及び52か
らの信号を受けて所定の演算をして流動状況を判断する
判断装置54と、この判断装置54からの信号によって
分散板24上の不燃物を排出口28側へ移動させるよう
に分散板24を往復駆動する駆動装置55とを具備す
る。
の不燃物を早急に排出させるようにすることにより、常
に最適の流動燃焼状態を維持させる。 【構成】 往復動可能に設けられた分散板24の直上に
設置された底部圧力センサ51と、炉内上部に設置され
た上部圧力センサ52と、両圧力センサ51及び52か
らの信号を受けて所定の演算をして流動状況を判断する
判断装置54と、この判断装置54からの信号によって
分散板24上の不燃物を排出口28側へ移動させるよう
に分散板24を往復駆動する駆動装置55とを具備す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、不燃物が混入したご
み等を焼却する流動床焼却炉に係り、特に、燃焼状態を
良好に維持するために、炉底に過多量の不燃物が堆積し
たとき、これを適切に排出することができる流動床焼却
炉に関するものである。
み等を焼却する流動床焼却炉に係り、特に、燃焼状態を
良好に維持するために、炉底に過多量の不燃物が堆積し
たとき、これを適切に排出することができる流動床焼却
炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の流動床焼却炉を示す。焼却
炉本体20内の底部には緩傾斜で分散板24が設置さ
れ、その坂下側には不燃物排出口28が設けられてい
る。焼却炉本体20の上側部には投入ホッパ22が設け
られ、焼却炉本体20の上部には排ガス出口23が設け
られている。この流動床焼却炉を着火起動して投入ホッ
パ22から焼却炉本体20内にごみ等を投入し、空気を
風箱27内に圧送入すれば、分散板24から噴出する空
気により、ごみ等は流動粒体と共に浮動させられて、焼
却炉本体20内で流動層2bを形成して燃焼する。排ガ
スは排ガス出口23から排出され、不燃物は不燃物排出
口28から排出される。
炉本体20内の底部には緩傾斜で分散板24が設置さ
れ、その坂下側には不燃物排出口28が設けられてい
る。焼却炉本体20の上側部には投入ホッパ22が設け
られ、焼却炉本体20の上部には排ガス出口23が設け
られている。この流動床焼却炉を着火起動して投入ホッ
パ22から焼却炉本体20内にごみ等を投入し、空気を
風箱27内に圧送入すれば、分散板24から噴出する空
気により、ごみ等は流動粒体と共に浮動させられて、焼
却炉本体20内で流動層2bを形成して燃焼する。排ガ
スは排ガス出口23から排出され、不燃物は不燃物排出
口28から排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の流動床焼却炉は
上記のようであるが、投入するごみ等の中に通常より多
量の不燃物が混入していた場合、不燃物が排出しきれず
に分散板24上に堆積すると、流動層2bにおける流動
が不活発になり、燃焼不良となり、運転停止に至ること
がある。このような事態を避けるため、ごみ等の投入量
を少な目にすれば運転効率が低下するというような課題
があった。なお、分散板24の傾斜角度を急にするとい
うような不燃物排出促進手段を施せば一応の解決にはな
るが、そのような手段をとれば、不燃物と共に流動粒体
や可燃物まで不燃物排出口28から大量に排出されるよ
うになるので不具合である。
上記のようであるが、投入するごみ等の中に通常より多
量の不燃物が混入していた場合、不燃物が排出しきれず
に分散板24上に堆積すると、流動層2bにおける流動
が不活発になり、燃焼不良となり、運転停止に至ること
がある。このような事態を避けるため、ごみ等の投入量
を少な目にすれば運転効率が低下するというような課題
があった。なお、分散板24の傾斜角度を急にするとい
うような不燃物排出促進手段を施せば一応の解決にはな
るが、そのような手段をとれば、不燃物と共に流動粒体
や可燃物まで不燃物排出口28から大量に排出されるよ
うになるので不具合である。
【0004】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、過多量の不燃物のため焼却炉本体20内の
流動状況が不活発になったときは、分散板24上の不燃
物を早急に排出させて流動状況を回復させるようにし、
もって、最高の運転効率が得られる一定のごみ投入量を
継続して、ごみ中の不燃物含有量の多寡に拘らず、常に
最適の流動状況,燃焼状態を維持することができる流動
床焼却炉を得ることを目的とする。
れたもので、過多量の不燃物のため焼却炉本体20内の
流動状況が不活発になったときは、分散板24上の不燃
物を早急に排出させて流動状況を回復させるようにし、
もって、最高の運転効率が得られる一定のごみ投入量を
継続して、ごみ中の不燃物含有量の多寡に拘らず、常に
最適の流動状況,燃焼状態を維持することができる流動
床焼却炉を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る流動床焼
却炉は、往復動可能に設けられた分散板と、この分散板
の直上に設置された底部圧力センサと、炉内上部に設置
された上部圧力センサと、前記底部圧力センサ及び上部
圧力センサからの信号を受けて所定の演算をして流動状
況を判断する判断装置と、この判断装置からの信号によ
って前記分散板上の不燃物を排出口側へ移動させるよう
に前記分散板を往復駆動する駆動装置とを具備するもの
である。
却炉は、往復動可能に設けられた分散板と、この分散板
の直上に設置された底部圧力センサと、炉内上部に設置
された上部圧力センサと、前記底部圧力センサ及び上部
圧力センサからの信号を受けて所定の演算をして流動状
況を判断する判断装置と、この判断装置からの信号によ
って前記分散板上の不燃物を排出口側へ移動させるよう
に前記分散板を往復駆動する駆動装置とを具備するもの
である。
【0006】
【作用】この発明における流動床焼却炉の判断装置は、
底部圧力センサ及び上部圧力センサからの信号を受けて
所定の演算を行うことにより炉内の流動状況を判断し、
流動状況が悪いときは、駆動装置に信号を送って分散板
を往復駆動させて、分散板上の不燃物を排出口側へ移動
させて排出させる。したがって、投入されたごみの中に
不燃物が多量にあった場合でも、分散板上に過多量の不
燃物が堆積することはなく、常に良好な燃焼状態を維持
する。また、流動状況が悪くなった時のみに分散板を往
復駆動させて不燃物を排出させるので、流動粒体や可燃
物の無駄な排出も少なく高い効率で運転することができ
る。
底部圧力センサ及び上部圧力センサからの信号を受けて
所定の演算を行うことにより炉内の流動状況を判断し、
流動状況が悪いときは、駆動装置に信号を送って分散板
を往復駆動させて、分散板上の不燃物を排出口側へ移動
させて排出させる。したがって、投入されたごみの中に
不燃物が多量にあった場合でも、分散板上に過多量の不
燃物が堆積することはなく、常に良好な燃焼状態を維持
する。また、流動状況が悪くなった時のみに分散板を往
復駆動させて不燃物を排出させるので、流動粒体や可燃
物の無駄な排出も少なく高い効率で運転することができ
る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、20は焼却炉本体であり、焼却炉
本体20の上部の図の右側には投入ホッパ22が設けら
れ、焼却炉本体20の上部には排ガス出口23が設けら
れている。焼却炉本体20の底部には分散板24が設け
られ、分散板24の下部には風箱27が形成されてい
る。分散板24は緩い傾斜をつけて設けられており、そ
の傾斜の坂下側には不燃物排出口28が設けられてい
る。
する。図1において、20は焼却炉本体であり、焼却炉
本体20の上部の図の右側には投入ホッパ22が設けら
れ、焼却炉本体20の上部には排ガス出口23が設けら
れている。焼却炉本体20の底部には分散板24が設け
られ、分散板24の下部には風箱27が形成されてい
る。分散板24は緩い傾斜をつけて設けられており、そ
の傾斜の坂下側には不燃物排出口28が設けられてい
る。
【0008】焼却炉本体20の底部に設けられる分散板
24は、図3に示すように、分散板レール26に支持さ
れて図の左右方向傾斜に従って往復移動可能に設けられ
ている。焼却炉本体20の外側には駆動装置55が設置
されており、分散板24の図の左端部は、駆動装置55
の運動部に連結されている。駆動装置55の内部には電
動機等の駆動源があり、この駆動源により駆動される駆
動装置55の運動部は、図の左右方向にかなり速い周期
で往復動するように構成されており、駆動装置55の運
動部が往復動すれば、これに連結された分散板24は分
散板レール26に支持されて往復動させられる。
24は、図3に示すように、分散板レール26に支持さ
れて図の左右方向傾斜に従って往復移動可能に設けられ
ている。焼却炉本体20の外側には駆動装置55が設置
されており、分散板24の図の左端部は、駆動装置55
の運動部に連結されている。駆動装置55の内部には電
動機等の駆動源があり、この駆動源により駆動される駆
動装置55の運動部は、図の左右方向にかなり速い周期
で往復動するように構成されており、駆動装置55の運
動部が往復動すれば、これに連結された分散板24は分
散板レール26に支持されて往復動させられる。
【0009】図1に示すように、分散板24の直上には
当該部の気圧を検出する底部圧力センサ51が設置され
ている。焼却炉本体20内の上部には当該部の気圧を検
出する上部圧力センサ52が設置されている。焼却炉本
体20の外部には増幅器53及び判断装置54ならびに
前記駆動装置55が設置されている。底部圧力センサ5
1及び上部圧力センサ52からの信号線は増幅器53の
入力端子に接続され、増幅器53の出力信号線は判断装
置54の入力端子に接続され、判断装置54の出力信号
線は駆動装置55の信号入力端子に接続されている。
当該部の気圧を検出する底部圧力センサ51が設置され
ている。焼却炉本体20内の上部には当該部の気圧を検
出する上部圧力センサ52が設置されている。焼却炉本
体20の外部には増幅器53及び判断装置54ならびに
前記駆動装置55が設置されている。底部圧力センサ5
1及び上部圧力センサ52からの信号線は増幅器53の
入力端子に接続され、増幅器53の出力信号線は判断装
置54の入力端子に接続され、判断装置54の出力信号
線は駆動装置55の信号入力端子に接続されている。
【0010】次に、図1に示す実施例の動作について説
明する。この流動床焼却炉を図示しない着火起動装置に
より起動して、図示しない流動粒体を投入しながら、投
入ホッパ22から焼却炉本体20内にごみ等を投入する
とともに、図示しない空気圧送装置により風箱27から
分散板24の空気噴出孔を通して空気を焼却炉本体20
内に噴出させれば、投入されたごみ等は流動粒体と共に
分散板24から噴出する空気により浮動させられ、空気
中の酸素との接触が十分に行われて、炉内下部に流動層
2bを形成して良好な燃焼をする。可燃ガス及び微小可
燃物は炉内上部の空層部(フリーボード)2f内でも燃
焼し、排ガスや灰は排ガス出口23から排出される。不
燃物は分散板24の傾斜に従って図の右方へ次第に移動
して不燃物排出口28に落下して排出される。
明する。この流動床焼却炉を図示しない着火起動装置に
より起動して、図示しない流動粒体を投入しながら、投
入ホッパ22から焼却炉本体20内にごみ等を投入する
とともに、図示しない空気圧送装置により風箱27から
分散板24の空気噴出孔を通して空気を焼却炉本体20
内に噴出させれば、投入されたごみ等は流動粒体と共に
分散板24から噴出する空気により浮動させられ、空気
中の酸素との接触が十分に行われて、炉内下部に流動層
2bを形成して良好な燃焼をする。可燃ガス及び微小可
燃物は炉内上部の空層部(フリーボード)2f内でも燃
焼し、排ガスや灰は排ガス出口23から排出される。不
燃物は分散板24の傾斜に従って図の右方へ次第に移動
して不燃物排出口28に落下して排出される。
【0011】図1において、投入ホッパ22から投入さ
れたごみ等は、上述のように逐次、燃焼して排ガスや灰
となって排ガス出口23から排出され、投入された不燃
物も分散板24から噴出する空気により多少浮動しなが
ら、分散板24の傾斜に従って次第に移動し、不燃物排
出口28に落下して逐次排出される。しかし、従来、投
入するごみの中に許容量よりかなり多量の不燃物があっ
たため、分散板24上に堆積するようになると、分散板
24の空気噴出孔から出る空気の噴出を圧迫して空気の
噴出量を減少させ、流動層2b内における流動が悪くな
り、燃焼不良となり運転停止に至ることがあった。
れたごみ等は、上述のように逐次、燃焼して排ガスや灰
となって排ガス出口23から排出され、投入された不燃
物も分散板24から噴出する空気により多少浮動しなが
ら、分散板24の傾斜に従って次第に移動し、不燃物排
出口28に落下して逐次排出される。しかし、従来、投
入するごみの中に許容量よりかなり多量の不燃物があっ
たため、分散板24上に堆積するようになると、分散板
24の空気噴出孔から出る空気の噴出を圧迫して空気の
噴出量を減少させ、流動層2b内における流動が悪くな
り、燃焼不良となり運転停止に至ることがあった。
【0012】これに対して、図1に示す実施例では、底
部圧力センサ51及び上部圧力センサ52が検出した各
当該箇所における圧力の信号を増幅器53を介して判断
装置54が受け取り、判断装置54はこれらの受信デー
タを所定プログラムにより演算処理して焼却炉本体20
内の流動状況を判断し、流動状況が悪いと判断したとき
は、駆動装置55に起動信号を送り、駆動装置55を作
動させて分散板24を所定の速さで往復動させる。分散
板24が往復動すれば、分散板24上にある不燃物は分
散板24の傾斜に従って図の右方へ速やかに移動して不
燃物排出口28に落下して排出される。分散板24上か
ら不燃物が排除されると、分散板24から噴出する空気
量及び噴出速度が増加して焼却炉本体20内の流動状況
は回復する。流動状況が回復して活発になれば、これ
を、底部圧力センサ51及び上部圧力センサ52からの
検出信号によって判断装置54が判断し、判断装置54
からの信号により駆動装置55は分散板24の往復動の
駆動を停止する。
部圧力センサ51及び上部圧力センサ52が検出した各
当該箇所における圧力の信号を増幅器53を介して判断
装置54が受け取り、判断装置54はこれらの受信デー
タを所定プログラムにより演算処理して焼却炉本体20
内の流動状況を判断し、流動状況が悪いと判断したとき
は、駆動装置55に起動信号を送り、駆動装置55を作
動させて分散板24を所定の速さで往復動させる。分散
板24が往復動すれば、分散板24上にある不燃物は分
散板24の傾斜に従って図の右方へ速やかに移動して不
燃物排出口28に落下して排出される。分散板24上か
ら不燃物が排除されると、分散板24から噴出する空気
量及び噴出速度が増加して焼却炉本体20内の流動状況
は回復する。流動状況が回復して活発になれば、これ
を、底部圧力センサ51及び上部圧力センサ52からの
検出信号によって判断装置54が判断し、判断装置54
からの信号により駆動装置55は分散板24の往復動の
駆動を停止する。
【0013】次に、図2によって判断装置54の動作を
説明する。装置を起動すれば、判断装置54は底部圧力
センサ51が検出した圧力のデータPbと、上部圧力セ
ンサ52が検出した圧力のデータPfとを増幅器53を
介して取り込む(S1)。次に、取り込んだデータか
ら、底部と上部との圧力差x=Pb−Pfを算出して記
憶部に記憶させておく。また、圧力差の平方x2 を算出
して記憶部に記憶させておく(S2)。この動作をn回
繰り返す(S3)。n回の回数は実状に応じて適当に設
定しておけばよい。次に、n回分のデータが蓄積された
ら、圧力差の平均値X=Σx/nを算出する。以下、Σ
は、n個の値について合計するという意味である。次
に、圧力差の平方和S=Σx2 を算出する。次に、標準
偏差σを、 σ=√[(Σx2 −nX2 )/(n−1)] により算出する。次に、変動係数CV=σ/Xを算出す
る(S4)。
説明する。装置を起動すれば、判断装置54は底部圧力
センサ51が検出した圧力のデータPbと、上部圧力セ
ンサ52が検出した圧力のデータPfとを増幅器53を
介して取り込む(S1)。次に、取り込んだデータか
ら、底部と上部との圧力差x=Pb−Pfを算出して記
憶部に記憶させておく。また、圧力差の平方x2 を算出
して記憶部に記憶させておく(S2)。この動作をn回
繰り返す(S3)。n回の回数は実状に応じて適当に設
定しておけばよい。次に、n回分のデータが蓄積された
ら、圧力差の平均値X=Σx/nを算出する。以下、Σ
は、n個の値について合計するという意味である。次
に、圧力差の平方和S=Σx2 を算出する。次に、標準
偏差σを、 σ=√[(Σx2 −nX2 )/(n−1)] により算出する。次に、変動係数CV=σ/Xを算出す
る(S4)。
【0014】次に、判断装置54は算出した変動係数C
Vを所定値と比較する(S5)。所定値は、例えば0.
1というように実状に応じて設定すればよい。変動係数
CVが所定値より大きかった場合は、判断装置54は駆
動装置55に停止信号を送る(S7)。停止信号により
駆動装置55は停止するので、分散板24は静止状態と
なる。変動係数CVが所定値以下であった場合は、判断
装置54は駆動装置55に起動信号を送る(S6)。起
動信号により駆動装置55は往復運動を行い、分散板2
4を往復駆動する。判断装置54は駆動装置55にS6
又はS7の信号を送った後、はじめに返り上記動作を繰
り返す。
Vを所定値と比較する(S5)。所定値は、例えば0.
1というように実状に応じて設定すればよい。変動係数
CVが所定値より大きかった場合は、判断装置54は駆
動装置55に停止信号を送る(S7)。停止信号により
駆動装置55は停止するので、分散板24は静止状態と
なる。変動係数CVが所定値以下であった場合は、判断
装置54は駆動装置55に起動信号を送る(S6)。起
動信号により駆動装置55は往復運動を行い、分散板2
4を往復駆動する。判断装置54は駆動装置55にS6
又はS7の信号を送った後、はじめに返り上記動作を繰
り返す。
【0015】変動係数CV=σ/Xが小さいということ
は、底部圧力センサ51と上部圧力センサ52との圧力
差x=Pb−Pfが平均的に(X)大きく、圧力差xの
変動(σ)が小さいということである。これは、分散板
24上に過多量の不燃物が堆積したため、分散板24か
ら噴出する空気が圧迫されて、底部圧力センサ51の圧
力Pbが上がり、空気の噴出量が少なくなったために、
上部圧力センサ52の圧力Pfは低めになったので、圧
力差x=Pb−Pfが大きくなり、その平均値Xも大き
くなったためである。また、空気の噴出量は少なくなる
ので、焼却炉本体20内の流動が不活発となって標準偏
差σが小さくなったためである。このように、変動係数
CV=σ/Xの分母が大きくなり、分子が小さくなった
ために生じた結果である。この状態になったときに、駆
動装置55により分散板24を往復動させて不燃物を排
出させることにより焼却炉本体20内の流動状況を回復
させることができる。
は、底部圧力センサ51と上部圧力センサ52との圧力
差x=Pb−Pfが平均的に(X)大きく、圧力差xの
変動(σ)が小さいということである。これは、分散板
24上に過多量の不燃物が堆積したため、分散板24か
ら噴出する空気が圧迫されて、底部圧力センサ51の圧
力Pbが上がり、空気の噴出量が少なくなったために、
上部圧力センサ52の圧力Pfは低めになったので、圧
力差x=Pb−Pfが大きくなり、その平均値Xも大き
くなったためである。また、空気の噴出量は少なくなる
ので、焼却炉本体20内の流動が不活発となって標準偏
差σが小さくなったためである。このように、変動係数
CV=σ/Xの分母が大きくなり、分子が小さくなった
ために生じた結果である。この状態になったときに、駆
動装置55により分散板24を往復動させて不燃物を排
出させることにより焼却炉本体20内の流動状況を回復
させることができる。
【0016】逆に、変動係数CV=σ/Xが大きいの
は、底部圧力センサ51と上部圧力センサ52との圧力
差xが平均的に(X)小さく、変動(σ)が大きいとい
うことである。これは、分散板24上に不燃物の堆積が
少なく、分散板24から空気が自由に噴出するので底部
圧力センサ51の圧力Pbが下がり、圧力差x=Pb−
Pfが小さくなって圧力差xの平均値Xが小さくなった
こと、また、分散板24からの空気噴出量は多いので、
炉内の流動が活発になって、変動(σ)が大きくなった
ためである。この場合、駆動装置55は停止し、分散板
24も静止状態となり、流動粒体や可燃物までが不燃物
排出口28から無駄に排出されることが防止される。
は、底部圧力センサ51と上部圧力センサ52との圧力
差xが平均的に(X)小さく、変動(σ)が大きいとい
うことである。これは、分散板24上に不燃物の堆積が
少なく、分散板24から空気が自由に噴出するので底部
圧力センサ51の圧力Pbが下がり、圧力差x=Pb−
Pfが小さくなって圧力差xの平均値Xが小さくなった
こと、また、分散板24からの空気噴出量は多いので、
炉内の流動が活発になって、変動(σ)が大きくなった
ためである。この場合、駆動装置55は停止し、分散板
24も静止状態となり、流動粒体や可燃物までが不燃物
排出口28から無駄に排出されることが防止される。
【0017】なお、分散板24の往復動の運動方向は図
の左右方向と説明したが、場合によっては、前後方向と
してもよく、円運動的なものとしてもよい。また、往復
動の目的は不燃物の排出を促進するためであるから、往
復動の運動速度はある程度以上の速度とする必要があ
る。
の左右方向と説明したが、場合によっては、前後方向と
してもよく、円運動的なものとしてもよい。また、往復
動の目的は不燃物の排出を促進するためであるから、往
復動の運動速度はある程度以上の速度とする必要があ
る。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、底部
圧力センサ及び上部圧力センサからの圧力検出信号によ
り判断装置が炉内の流動状況を判断し、流動状況が不活
発であると判断したときは、分散板を往復動させて分散
板上の不燃物を排出させるようにしたので、焼却物の投
入量を加減する必要なく、常に良好な燃焼状態を維持す
ることができる。また、流動粒体や可燃物の無駄な排出
も少なく、高い効率で焼却炉の運転をすることができ
る。
圧力センサ及び上部圧力センサからの圧力検出信号によ
り判断装置が炉内の流動状況を判断し、流動状況が不活
発であると判断したときは、分散板を往復動させて分散
板上の不燃物を排出させるようにしたので、焼却物の投
入量を加減する必要なく、常に良好な燃焼状態を維持す
ることができる。また、流動粒体や可燃物の無駄な排出
も少なく、高い効率で焼却炉の運転をすることができ
る。
【図1】この発明の一実施例による流動床焼却炉の概略
構成図である。
構成図である。
【図2】図1に示す流動床焼却炉の判断装置の動作を示
す流れ図である。
す流れ図である。
【図3】図1に示す流動床焼却炉の分散板付近の拡大断
面図である。
面図である。
【図4】従来の流動床焼却炉の概略構成図である。
20:焼却炉本体、 22:投入ホッパ、23:排ガス
出口、 24:分散板、26:分散板レール、 27:
風箱、28:不燃物排出口、51:底部圧力センサ、
52:上部圧力センサ、53:増幅器、 54:判断装
置、55:駆動装置。
出口、 24:分散板、26:分散板レール、 27:
風箱、28:不燃物排出口、51:底部圧力センサ、
52:上部圧力センサ、53:増幅器、 54:判断装
置、55:駆動装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 往復動可能に設けられた分散板と、この
分散板の直上に設置された底部圧力センサと、炉内上部
に設置された上部圧力センサと、前記底部圧力センサ及
び上部圧力センサからの信号を受けて所定の演算をして
流動状況を判断する判断装置と、この判断装置からの信
号によって前記分散板上の不燃物を排出口側へ移動させ
るように前記分散板を往復駆動する駆動装置とを具備す
ることを特徴とする流動床焼却炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28211093A JPH07113512A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 流動床焼却炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28211093A JPH07113512A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 流動床焼却炉 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07113512A true JPH07113512A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17648261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28211093A Withdrawn JPH07113512A (ja) | 1993-10-18 | 1993-10-18 | 流動床焼却炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07113512A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011122800A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 流動床燃焼炉及び流動床燃焼炉の運転方法 |
| JP2013015266A (ja) * | 2011-07-04 | 2013-01-24 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 循環流動層ボイラ及び循環流動層ボイラの運転方法 |
-
1993
- 1993-10-18 JP JP28211093A patent/JPH07113512A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011122800A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 流動床燃焼炉及び流動床燃焼炉の運転方法 |
| JP2013015266A (ja) * | 2011-07-04 | 2013-01-24 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 循環流動層ボイラ及び循環流動層ボイラの運転方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001226 |