JPH07114419A - 弁リフト範囲自動調節機構付き減圧弁 - Google Patents

弁リフト範囲自動調節機構付き減圧弁

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JPH07114419A
JPH07114419A JP25852893A JP25852893A JPH07114419A JP H07114419 A JPH07114419 A JP H07114419A JP 25852893 A JP25852893 A JP 25852893A JP 25852893 A JP25852893 A JP 25852893A JP H07114419 A JPH07114419 A JP H07114419A
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JP
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valve
pressure reducing
control
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pressure
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JP25852893A
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Susumu Nakagawa
進 中川
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Fushiman Co Ltd
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Fushiman Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1系統の配管中に1台の減圧弁を使用するの
みで、所要の減圧制御と温度・流量等制御との2種類の
自動制御を重合して操作可能にする。 【構成】 1次側流路11aと2次側流路11b間に設
けられる主弁座14,主弁座に常時圧接される主弁体1
5,主弁体に常時開弁方向へ向けて当接される主弁軸1
7と、減圧された制御流体を導入して主弁軸を開弁方向
に作動させるダイヤフラム機構18,20とを備え、主
弁座への主弁体の弁開度を機械的且つ自動的に調整して
制御流体を減圧制御する減圧弁10の構成において、主
弁体のリフト範囲Lを規制するストッパ部材31と、ス
トッパ部材を主弁体のリフト方向に進退作動させる駆動
手段34と、ストッパ部材位置を検出する位置検出手段
37と、位置検出手段からの検出信号に基づいて駆動手
段を駆動制御し、リフト範囲を設定すると共に、負荷側
からの温度・流量等の制御信号に対応して、規制位置を
調整する自動制御装置38とを備え、制御流体の減圧制
御に合わせて負荷側での温度・流量等制御をなし得るよ
うに構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弁リフト範囲自動調節
機構付き減圧弁に関し、さらに詳しくは、機械的に作動
する減圧弁機構に弁体の最大リフトを電動モータで自動
調節する作動機構を付加して構成し、加圧された制御流
体の減圧制御を第1の制御とし、併せて、例えば、温
度,流量制御等を第2の制御とする複数種類の自動制御
を重合して操作可能にした電動式の弁リフト範囲自動調
節機構付き減圧弁に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、制御対象の加圧された流体圧
力によって機械的且つ自動的に減圧調整を行うようにし
た減圧弁は、所謂,自力弁とも呼ばれて、弁構造,並び
にその開閉機構自体が比較的単純な構成であって、しか
も、その他の加圧空気とか電力等の補助動力源が一切不
要であり、負荷変動に対する応答時間が短いという優れ
た特長を有している。従って、万一の停電等で動力源が
失われた場合とか、負荷変動が激しい場合等にあって
も、自身の無動力性,迅速な応答性のために、本来の減
圧機能が失われたり、応答遅れに伴って2次側に高圧の
流体圧力が印加されるという危険性もない。
【0003】又、一方で、制御流体の圧力とか温度等を
精密に自動制御する際は、前記自力弁の場合とは全く異
なって、加圧空気とか電力等の補助動力源を必要とする
他力弁が使用される。即ち、このような場合には、通
常、電子式等の自動制御装置からの制御信号により、減
速機のギア機構を介して増力された電動モータの回転駆
動で弁を全開,全閉,若しくは所要の開度に調整し得る
電動弁が使用される。
【0004】そして、実際の計装においては、これらの
自力弁と他力弁とを組み合わせて使用する場合が殆んど
である。即ち、例えば、熱媒を蒸気に求めた空気調和機
における自動温度制御の場合を例にとると、ボイラーで
発生された高圧力の蒸気は、通常の場合,装置末端の加
熱コイルの耐圧性が低いことから、該高圧力の蒸気を減
圧弁によって安全な低圧力にまで一旦,減圧した後に、
電子式等の自動温度制御装置からの制御信号により、電
動弁を自動的に開度調整させて空気調和対象の温度を自
動制御するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た空気調和機における自動温度制御操作の場合には、蒸
気圧を所要値まで自動的に減圧制御する減圧弁,並びに
温度を所要値に自動的に温度制御する電動弁の夫々につ
いて、その何れもが単機能の自動制御弁として作用する
ことから、必然的に同一の1系統による配管中に減圧制
御と温度制御とのための各別による2台の自動制御弁が
必要になる。
【0006】つまり、実際の配管施工においては、例え
ば、図5に示されているように、ボイラー111から空
気調和機112への蒸気供給のための1系統の配管11
3中にあって、2台の自動制御弁,つまり、ここでは、
ボイラー111側に設けられる減圧弁114と、空気調
和機112側に設けられて、該空気調和機112におけ
る温度センサ112aの温度検出信号に対応した電子式
温度制御装置116からの制御信号で自動的に開閉制御
される電動弁115との配設に付随して、これらの減圧
弁114及び電動弁115の前流側と後流側とに対し
て、夫々に1対づつの閉止弁114a,114b及び1
15a,115bを必要とするほか、該各弁114,1
15の点検,修理等の保守作業に備えるために、ここで
も夫々に閉止弁114d,115dをもつバイパス配管
114c,115cを必要としており、このような装置
構成では、配管機材の必要個数の点,配管作業に要する
労力の点,それに配管スペースの点等において、夫々に
大きな負担を強いられることになるものであった。尚、
同図5中で、117,118,及び119は、ボイラー
111側,減圧弁114と電動弁115間,及び空気調
和機112側の各管路中に介入されて、管路内を流動す
る蒸気圧の圧力計である。
【0007】本発明は、このような従来の問題点を解消
するためになされたもので、その目的とするところは、
弁開度調整のための補助動力が不要で制御流体の流体エ
ネルギーによってのみ作動する減圧弁に対して、該減圧
弁の弁体におけるリフト(ストローク)範囲を電動モー
タによって調整する機構を付加して用い、1系統の配管
中に1台の減圧弁を使用するのみで、所要の減圧制御
と、例えば、温度,流量等制御との2種類の自動制御を
重合して操作し得るようにした,この種の電動式の弁リ
フト範囲自動調節機構付き減圧弁を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る弁リフト範囲自動調節機構付き減圧弁
は、弁開閉操作部のダイヤフラム,ピストン等で制御駆
動される弁体に対向して、該弁体の最大リフトを電動モ
ータにより、所要の適正値に対応して全開から全閉の間
で任意に規制して設定できるストッパ部材をもつ機械的
なストッパ機構を設け、且つストッパ部材に連繋された
調整軸をポテンショメータに接続することにより、該ス
トッパ部材の位置,換言すると、弁体の最大リフトの規
制位置を電気的に設定,及び検出すると共に、該規制位
置を自動調節可能にしたものである。
【0009】ここで、前記機械的なストッパ機構として
は、減圧弁の構成において、弁体が開弁方向に作動され
たときにストッパ部材に当接し、該弁体のそれ以上の開
弁をなし得ないように最大リフト,ひいては弁開度範囲
を所望値に制限し得るようになっており、前記ストッパ
部材の調整軸を電動モータによって進退作動可能にする
と共に、該調整軸に対しては、弁開度の設定,及び検出
のためのポテンショメータを設けたものであってよい。
【0010】即ち、本発明は、制御流体発生源からの1
次側導入流路と負荷側への2次側導出流路間に設けられ
る主弁座,及び該主弁座に対してリフト可能にされ、且
つ常時閉弁方向へ圧接される主弁体,並びに該主弁体に
常時開弁方向へ向けて当接される主弁軸と、減圧された
制御流体を導入して前記主弁軸を開弁方向に作動させる
ダイヤフラム機構,又はピストン機構とを少なくとも備
え、加圧された制御流体圧により、前記主弁座への主弁
体の弁開度を機械的且つ自動的に調整して該制御流体を
減圧制御する減圧弁の構成において、前記主弁体の最大
リフトを規制するストッパ部材と、該ストッパ部材を主
弁体のリフト方向に進退作動させて規制位置に移動する
駆動手段と、該駆動手段によって移動されたストッパ部
材の規制位置を検出する位置検出手段と、前記駆動手段
を位置検出手段からの検出信号に基づいて駆動制御し、
前記最大リフトを設定すると共に、前記負荷側からの温
度・流量等の制御信号に対応して、前記規制位置を調整
する自動制御装置とを備え、前記制御流体の減圧制御に
合わせて、同時に前記負荷側での温度・流量等制御をな
し得るようにしたことを特徴とする弁リフト範囲自動調
節機構付き減圧弁である。
【0011】
【作用】従って、本発明によれば、負荷側での必要量の
変化に対応して減圧された制御流体圧力が増減すると、
該減圧された2次側の制御流体圧力に対応して作動する
ダイヤフラム機構,又はピストン機構により、主弁軸を
介して主弁座に対する主弁体の弁開度が自動調整され、
該弁開度が常時,予め設定した減圧値に維持される。
又、同時に、負荷側での温度・流量等の制御信号に対応
して、自動制御装置により駆動手段を介してストッパ部
材を作動させ、主弁体のリフト範囲を規制する。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る弁リフト範囲自動調節機
構付き減圧弁の各別の実施例につき、図1乃至図4を参
照して詳細に説明する。尚、本各実施例においては、説
明を簡略化するために、取扱う制御流体が非圧縮性の水
であるものとし、主弁部(減圧弁部)の構成がダイヤフ
ラム構造であるものとする。
【0013】第1実施例.図1は、本発明の第1実施例
を適用した弁リフト範囲自動調節機構付き減圧弁の概要
構成を示す縦断面図である。本第1実施例による減圧弁
は、減圧弁部が直動式にされると共に、機械的なストッ
パ機構を備える弁構成の場合の一例である。
【0014】即ち、図1の第1実施例構成において、1
0は、本装置の主体となる減圧弁を示し、11は、入口
側に1次側流路11aを、出口側に2次側流路11bを
夫々に設定した弁箱部材であり、12は、該弁箱部材1
1の下部に止着されて、流路側対応の上部に摺動案内孔
13を形成した受支部材である。14は、前記弁箱部材
11の1次側流路11aから2次側流路11bへの流路
中に形成されて、該1次側流路11aと2次側流路11
bとを区分する主弁座であり、15は、前記受支部材1
2の摺動案内孔13内に上下方向へ摺動自在に嵌挿さ
れ、圧縮バネ16による閉弁方向への弾圧力で前記主弁
座14に常時下方から圧接されて閉弁状態を維持する主
弁体である。17は、前記弁箱部材11の上部を通して
前記主弁体15の上面に上方から当接される主弁軸、1
8は、前記弁箱部材11の上部に形成されて、該主弁軸
17の上部を受け入れるダイヤフラム室であり、該ダイ
ヤフラム室18内は、前記2次側流路1bに連通孔19
で連通されている。20は、前記ダイヤフラム室18を
区分して前記主弁軸17の上端受支鍔部17aに上方か
ら接触するダイヤフラム、21は、前記弁箱部材11の
上部に取り付けられ、ダイヤフラム20の周縁部を押止
して固定すると共に、下部側に摺動案内孔22を、上部
側に空間部23を夫々に形成した上部覆い部材であり、
24は、前記上部覆い部材21の空間部23内の上方に
あって、外部からのバネ圧調整ネジ25で支持されたバ
ネ受け、26は、前記上部覆い部材21の摺動孔22内
に上下摺動自在に嵌挿され、前記バネ受け24との間に
介装された減圧量調整圧縮バネ27による弾圧力で前記
ダイヤフラム20に常時上方から圧接されるダイヤフラ
ム受けである。
【0015】又、30は、電動式の弁全開リフト範囲自
動調節機構を示し、31は、前記受支部材12での摺動
孔13内の下方に上下位置調整自在に配置されて前記主
弁体15の下端面に対向され、該主弁体15の弁リフト
範囲(以下、L寸法とも呼ぶ)を規制するストッパ部
材、32は、該ストッパ部材31を上端に固定すると共
に、前記受支部材12の下部を通して外部に延長され、
且つ延長部上にスパイラル・ギア33を形成した調整軸
である。34は、ドライバ回路35を介して回転駆動さ
れる正,逆回転可能な電動モータであり、36は、前記
電動モータ34の回転出力軸上に設けられて前記スパイ
ラル・ギア33に噛合されるウォームネジを示し、ここ
では、電動モータ34により、これらのスパイラル・ギ
ア33,ウォームネジ36を介して前記ストッパ部材3
1を上下作動させることで、前記L寸法を所要範囲に調
整する。37は、前記調整軸32に設けられて、前記ス
トッパ部材31におけるL寸法を電気的に検出するポテ
ンショメータ、38は、制御流体を供給する負荷側から
の温度・流量等の検出センサ39で検出された制御信号
に対応することで、前記ドライバ回路35,及び電動モ
ータ34を介してL寸法を調整する自動制御装置であ
り、これらのポテンショメータ37,自動制御装置38
間で、前記L寸法を所要範囲に設定する。
【0016】そして、本第1実施例による弁リフト範囲
自動調節機構30付きの減圧弁10は、例えば、図4に
示されているように、制御流体発生源(ボイラー等)1
01から負荷側(空気調和機等)102への加圧された
制御流体を供給するための1系統の配管103中にあっ
て、前流側と後流側とに閉止弁10a,10bを設けて
配設されると共に、点検,修理等の保守作業に備えて、
閉止弁10dをもつバイパス配管10cを設けて使用
し、制御流体発生源101との間,及び負荷側102と
の間に夫々圧力計104,105を設ける。
【0017】而して、上記第1実施例による装置構成の
場合、制御流体の減圧制御,及びこれに合わせた温度・
流量等制御は、以下のように行われる。
【0018】本第1実施例装置の減圧弁10では、先
ず、ポテンショメータ37と自動制御装置38との間
で、弁リフト範囲自動調節機構30のストッパ部材31
におけるL寸法を選択した上で、電源投入により、該L
寸法が自動的に設定されると共に、負荷側102からの
温度・流量等の検出センサ39によるセンサ信号が常
時,自動制御装置38に入力される状態になる。このよ
うに前記L寸法が設定され、且つ温度・流量等の検出セ
ンサ39からのセンサ信号が常時,自動制御装置38に
入力された状態において、減圧弁10の1次側流路11
aから流入する加圧された制御流体は、主弁座14に対
する主弁体15の設定された弁開度対応の隙間を通って
2次側流路11bへ流出すると共に、一方では、連通孔
19を経てダイヤフラム室18内に流入し、その流入圧
力がダイヤフラム20を加圧することで、減圧量調整圧
縮バネ27を圧縮する方向に作用して平衡する。つま
り、このように負荷側102での制御流体の必要量の変
化に対応して2次側の制御流体圧力が増減すると、ダイ
ヤフラム20に作用する2次側の制御流体圧力と減圧量
調整バネ27の設定圧力とが協働することにより、主弁
座14に対する主弁体15の開度が自動的に調整され、
その結果、弁開度が常時,予め設定した減圧値に維持さ
れる。
【0019】ここで、前記負荷側102からの温度・流
量等の検出センサ39によるセンサ信号が自動制御装置
38に入力されると、該自動制御装置38では、予め設
定されている2次側制御流体の温度・流量等の目標値と
比較して、その過不足に対応した駆動信号をドライバ回
路35に出力し、電動モータ34を正転,又は逆転駆動
させ、ストッパ部材31を上下方向に作動させて規制位
置を加減すると共に、該加減された規制位置をポテンシ
ョメータ37からの電気信号で検出し、電動モータ34
を停止させることにより、前記L寸法を自動調整する。
【0020】従って、本第1実施例による減圧弁10の
場合、弁リフトが全閉位置からストッパ部材31に当接
して規制される位置までは、単なる所要圧力値への減圧
作用のみを行なう。一方、弁リフトがストッパ部材31
に当接した後は、それ以上の開弁ができないために、最
大流量が規制されて2次側の制御流体圧力が設定圧以下
に維持されるが、電動モータ34が、検出センサ39か
らのセンサ信号に対応して自動制御装置38で制御され
るので、ここでは、前記減圧制御に合わせて、温度・流
量等の制御が実行されることになる。
【0021】即ち、例えば、加熱温度制御を例にとる
と、前記負荷側102での被加熱対象の温度により制御
されることで、前記電動モータ34を時々刻々に駆動さ
せてストッパー部材31を作動させる。そして、被加熱
対象の温度が低い場合には、弁全開リフトが大きくなる
ようにストッパ部材31を位置させることで加熱用の制
御流体を多く流し、且つこれとは逆に、被加熱対象の温
度が高い場合には、弁全開リフトが小さくなるようにス
トッパ部材31を位置規制させることで加熱用の制御流
体の流量を制限するのである。つまり、本減圧弁10の
場合、主弁体15の全閉位置からストッパ部材31に当
接する弁リフトでは、正常に減圧作用が機能し、主弁体
15がストッパ部材31に当接した時点では、加熱用の
制御流体の流量が時々刻々に調節されることになる。こ
れを換言すると、加熱用の制御流体の圧力を設定圧に減
圧するという減圧制御機能と、該制御流体の流量を検出
された温度対応に制御するという温度制御機能とを併有
するものである。
【0022】第2実施例.図2は、本発明の第2実施例
を適用した弁リフト範囲自動調節機構付き減圧弁の概要
構成を示す縦断面図である。
【0023】本第2実施例による減圧弁は、前記第1実
施例装置の構成において、主弁体15を押し下げて開弁
させる減圧量調整バネ27のダイヤフラム受け26に対
し、ストッパ部材31による機械的なストッパ機構を備
えた弁構成の場合の一例であり、本第2実施例装置の構
成でも、第1実施例装置の構成の場合と同様な減圧制御
機能と温度制御機能との2つの機能を果たし得るのであ
る。尚、本第2実施例装置の構成では、減圧量調整バネ
27に対する押圧力調節機能の付与,つまり、前記第1
実施例装置の構成におけるバネ圧調整ネジ25が省略さ
れているが、これを設けてもよいことは勿論である。
【0024】第3実施例.次に、図3は、本発明の第3
実施例を適用した弁リフト範囲自動調節機構付き減圧弁
の概要構成を示す縦断面図である。本第3実施例による
減圧弁は、減圧弁部がパイロット作動式にされると共
に、機械的なストッパ機構を備える弁構成の場合の一例
である。
【0025】即ち、図3の第3実施例構成においても、
40は、主体となる減圧弁を示し、41は、1次側流路
41a,及び2次側流路41bを夫々に有する弁箱部
材、42は、前記1次側流路41aと2次側流路41b
とを区分する主弁座、43は、ダイヤフラム44を保持
して主弁軸45に固定された主弁体であり、46は、前
記弁箱部材41の上部に取り付けられてダイヤフラム4
4の周縁部を押止すると共に、内部に該ダイヤフラム4
4によって区分されたダイヤフラム室47を形成した上
部覆い部材、48は、前記弁箱部材41内の下部ガイド
部41cとの間で前記主弁軸45を上下作動可能にガイ
ドする上部ガイド部、49は、前記主弁座42に対して
主弁体43を常時圧接させる圧縮バネである。51は、
前記1次側流路41aとダイヤフラム室47との間の連
通路52上に介在され、弁開口度を所要の一定開度に設
定し得る絞り弁、53は、前記ダイヤフラム室47と2
次側流路41bとの間の連通路54上に介在されると共
に、パイロット弁体53aと、パイロットダイヤフラム
室53b,及びパイロットダイヤフラム53cと、パイ
ロット減圧量調整圧縮バネ53d,及び該パイロット減
圧量調整圧縮バネ53dを所要の減圧値に設定するバネ
圧調整ネジ53eとを備えたパイロット減圧弁である。
尚、本第3実施例装置での弁リフト範囲自動調節機構3
0の構成は、前記第1実施例装置の場合と全く同様であ
り、本第3実施例装置の場合、ストッパ部材31は、前
記上部覆い部材46を通して主弁軸45の上端面に対向
され、該上端面との間にL寸法が設定される。
【0026】本第3実施例装置の構成においても、パイ
ロット減圧量調整圧縮バネ53dによるL寸法の設定,
及び温度・流量等の検出センサ信号が常時,自動制御装
置に入力された状態で、制御流体の減圧制御,及びこれ
に合わせた温度・流量等制御は、以下のように行われ
る。
【0027】前記状態において、減圧弁40の1次側流
路41aから流入する加圧された制御流体は、主弁座4
2に対する主弁体43の設定された弁開度対応の隙間を
通って2次側流路41bへ流出する。この際、該2次側
流路41bの制御流体は、連通路54を経て予め所要の
減圧量に設定されたパイロット減圧弁53のパイロット
ダイヤフラム室53b内に導入され、パイロットダイヤ
フラム53cを介してパイロット減圧量調整圧縮バネ5
3dを圧縮する方向に作用し、該パイロット減圧量調整
圧縮バネ53dの弾圧力と平衡するまで、パイロット弁
体53aの弁開度を自動的に調整しており、一方、1次
側流路41aの制御流体は、連通路52から予め所要の
一定の弁開度に設定された絞り弁51を経た後、前記パ
イロット減圧弁53のパイロットダイヤフラム室53b
内に導入され、且つ前記連通路54から2次側流路41
b内に流出することになる。
【0028】従って、前記減圧弁40でのダイヤフラム
室47内に対しては、絞り弁51を経て流入する制御流
体の圧力と、パイロット減圧弁53を経て流出する制御
流体の圧力との差圧対応の圧力が作用するが、これらの
各弁のうち,前記絞り弁51が一定の弁開度に設定され
ているから、該ダイヤフラム室47内の圧力は、前記パ
イロット減圧弁53の弁開度によって決定される。
【0029】そして、前記主弁体43の下方からは、1
次側流路41a内の制御流体圧力が開弁方向に作用し、
同時に該主弁体43の上方からは、ダイヤフラム室47
内の圧力が閉弁方向に作用するので、結果的には、本主
弁体43が前記パイロット減圧弁53の弁開度に対応す
る弁開度に自動的に調整されることになる。つまり、前
記パイロット減圧弁53では、前記2次側流路41b内
の制御流体圧力が、パイロット減圧量調整圧縮バネ53
dに設定された荷重に相当する圧力よりも大きくなる
と、パイロット弁体53aの弁開度が小さく自動制御さ
れ、且つこれとは逆に設定荷重に相当する圧力よりも小
さくなると、該パイロット弁体53aの弁開度が大きく
自動制御されるもので、このようにして、負荷側102
で必要とされる流体量の変化に対応して2次側流路41
b内の制御流体圧力が増減すると、パイロットダイヤフ
ラム53cに作用する2次側の制御流体圧力とパイロッ
ト減圧量調整バネ53dの設定圧力とが協働することに
より、主弁座42に対する主弁体43の弁開度が自動的
に調整制御されて、結果的には、減圧弁40の弁開度が
予め設定された減圧値に維持されるのである。
【0030】又、本第3実施例装置での弁リフト範囲自
動調節機構30の作用については、前記第1実施例装置
の場合と全く同様であり、本第3実施例装置の構成にお
いても、同様な減圧制御機能と温度制御機能との2つの
機能を果たし得るのである。
【0031】尚、前記各実施例構成においては、弁の開
閉作動,及び開度調整をダイヤフラム室とダイヤフラム
との組合せによるダイヤフラム機構によって行わせるよ
うにしているが、これに代えて、例えば、シリンダとピ
ストンとの組合せによるピストン機構を用いることも可
能である。
【0032】
【発明の効果】以上、各実施例によって詳述したよう
に、本発明によれば、制御流体発生源からの1次側導入
流路と負荷側への2次側導出流路間に設けられる主弁
座,及び主弁座に対してリフト可能にされ、且つ常時閉
弁方向へ圧接される主弁体,並びに主弁体に常時開弁方
向へ向けて当接される主弁軸と、減圧された制御流体を
導入して主弁軸を開弁方向に作動させるダイヤフラム機
構,又はピストン機構とを少なくとも備え、加圧された
制御流体圧により、主弁座への主弁体の弁開度を機械的
且つ自動的に調整して制御流体を減圧制御する減圧弁の
構成において、主弁体の最大リフトを規制するストッパ
部材と、ストッパ部材を主弁体のリフト方向に進退作動
させて規制位置に移動する駆動手段と、駆動手段によっ
て移動されたストッパ部材の規制位置を検出する位置検
出手段と、駆動手段を位置検出手段からの検出信号に基
づいて駆動制御し、リフト範囲を設定すると共に、負荷
側からの温度・流量等の制御信号に対応して、ストッパ
部材の規制位置を調整する自動制御装置とを備えて構成
したから、同一の1系統内に本減圧弁装置の1台のみを
配置させるだけで、本来の制御流体の減圧制御に合わせ
て、同時に負荷側での温度・流量等制御を容易になし得
るという優れた特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を適用した弁リフト範囲自
動調節機構付き減圧弁の概要構成を示す縦断面図であ
る。
【図2】同第2実施例を適用した弁リフト範囲自動調節
機構付き減圧弁の概要構成を示す縦断面図である。
【図3】同第3実施例を適用した弁リフト範囲自動調節
機構付き減圧弁の概要構成を示す縦断面図である。
【図4】本発明の第1実施例による弁リフト範囲自動調
節機構付き減圧弁を使用した減圧制御,温度・流量等制
御の一例を示す制御系の構成説明図である。
【図5】従来の自動制御弁を用いた減圧制御,温度・流
量等制御の一例を示す制御系の構成説明図である。
【符号の説明】 10,40 減圧弁 10a,10b,10d 閉止弁 10c バイパス配管 11,41, 弁箱部材 11a,41a 1次側流路 11b,41b 2次側流路 12 受支部材 13 摺動孔 14,42 主弁座 15,43 主弁体 16,49 圧縮バネ 17,45 主弁軸 17a 上端受支鍔部 18,47 ダイヤフラム室 19 連通孔 20,44 ダイヤフラム 21,46 上部覆い部材 22 摺動案内孔 23 空間部 24 バネ受け 25 バネ圧調整ネジ 26 ダイヤフラム受け 27 減圧量調整圧縮バネ 30 電動式弁リフト範囲自動調節機構 31 ストッパ部材 32 調整軸 33 スパイラル・ギア 34 電動モータ(駆動手段) 35 ドライバ回路 36 ウォームネジ 37 ポテンショメータ(位置検出手段) 38 自動制御装置 39 検出センサ 41c 下部ガイド部 48 上部ガイド部 51 絞り弁 52,54 連通路 53 パイロット減圧弁 53a パイロット弁体 53b パイロットダイヤフラム室 53c パイロットダイヤフラム 53d パイロット減圧量調整圧縮バネ 53e バネ圧調整ネジ 101 制御流体発生源 102 負荷側 103 1系統の配管 104,105 圧力計

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御流体発生源からの1次側導入流路と
    負荷側への2次側導出流路間に設けられる主弁座,及び
    該主弁座に対してリフト可能にされ、且つ常時閉弁方向
    へ圧接される主弁体,並びに該主弁体に常時開弁方向へ
    向けて当接される主弁軸と、減圧された制御流体を導入
    して前記主弁軸を開弁方向に作動させるダイヤフラム機
    構,又はピストン機構とを少なくとも備え、加圧された
    制御流体圧により、前記主弁座への主弁体の弁開度を機
    械的且つ自動的に調整して該制御流体を減圧制御する減
    圧弁の構成において、 前記主弁体の最大リフトを規制するストッパ部材と、該
    ストッパ部材を主弁体のリフト方向に進退作動させて規
    制位置に移動する駆動手段と、該駆動手段によって移動
    されたストッパ部材の規制位置を検出する位置検出手段
    と、前記駆動手段を位置検出手段からの検出信号に基づ
    いて駆動制御し、前記最大リフトを設定すると共に、前
    記負荷側からの温度・流量等の制御信号に対応して、前
    記規制位置を調整する自動制御装置とを備え、 前記制御流体の減圧制御に合わせて、同時に前記負荷側
    での温度・流量等制御をなし得るようにしたことを特徴
    とする弁リフト範囲自動調節機構付き減圧弁。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段が、前記ストッパ部材から
    延長された調整軸にギヤ機構を介して連繋される正,逆
    回転可能な電動モータであることを特徴とする請求項1
    に記載の弁リフト範囲自動調節機構付き減圧弁。
  3. 【請求項3】 前記位置検出手段が、前記ストッパ部材
    から延長された調整軸上に設けられるポテンショメータ
    からなり、該ポテンショメータは、前記駆動手段によっ
    て弁リフト範囲を設定し得るようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の弁全開リフト範囲自動調節機構付き
    減圧弁。
JP25852893A 1993-10-15 1993-10-15 弁リフト範囲自動調節機構付き減圧弁 Pending JPH07114419A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104834327A (zh) * 2015-05-04 2015-08-12 天津博益气动股份有限公司 密封包装箱压力控制装置
CN112915275A (zh) * 2021-01-26 2021-06-08 川北医学院附属医院 一种胃肠外科用胃肠液减压装置

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