JPH07114545A - 文字処理装置及び方法 - Google Patents

文字処理装置及び方法

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JPH07114545A
JPH07114545A JP5259689A JP25968993A JPH07114545A JP H07114545 A JPH07114545 A JP H07114545A JP 5259689 A JP5259689 A JP 5259689A JP 25968993 A JP25968993 A JP 25968993A JP H07114545 A JPH07114545 A JP H07114545A
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character
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JP5259689A
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Hiroshi Koga
宏 古閑
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字列を、指示された範囲に、見た目に自然
な状態で割り振ることを可能にする。また、メモリ消費
を軽減し、更には印刷速度等の機能向上を図る。 【構成】 指示された文字列を指示範囲に均等割り付け
てプリンタ104で印刷する場合、指示された文字列を
構成する個々の文字の出力形態と、個々の文字のメトリ
ックス情報、及び指示範囲に基づいて、その指示範囲に
配分する文字間隔を算出する。また、他の発明では、選
択されたプリンタの機種に基づき、予め用意されたフォ
ントメトリックス情報テーブルの中から該当するフォン
トメトリックス情報をロードし、文字情報テーブルを作
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字処理装置及び方法、
詳しくは所定の出力装置で文字を可視出力させる文字処
理装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の装置としは、ワードプロセッサ
で代表される文書処理装置がある。通常、この装置に
は、文書を見栄え良くするため、文字列を指定範囲に均
等に割り付ける機能を有しているものが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、昨今のこの
種の装置及びパーソナルコンピュータ上で動作するプロ
グラムでは、自由なサイズの文字を出力することが可能
になってきている。
【0004】しかしながら、かかる装置或はワードプロ
セッサ用プログラムにおける均等割り付け処理では、単
一的な計算を行い、文字間隔を計算していたため、次の
ような問題点があった。
【0005】(1)均等割り付けする個々の文字を統一
した同じ値を加算して均等に文字を割り付けているた
め、各文字のもつデザイン及びスタイルに関係なく文字
を配置することとなり、印字結果として美しい文字揃え
を得ることができない。
【0006】(2)従来からある均等に文字を割り付け
る方法として、文書の1行中にある「句点」、「空白文
字」で間隔を加算及び減算調整して文字を割り付ける方
法があるが、「句点」、「空白文字」の位置で不自然に
感覚が拡がりすぎていたり、詰まりすぎていたりして印
字結果として美しく高品位な文書を得ることができな
い。
【0007】一方、同じ制御処理系(同じプリンタ言
語)で印刷するプリンタであっても、個々のプリンタが
有する機能的な仕様、特にプリンタに標準に搭載されて
いる内臓フォントで与えられる書体及び文字種が異なれ
ば、プリンタ機種毎に複数の書体及び文字種に基づく文
字制御処理する必要があったため、以下に示す問題があ
る。
【0008】(1)文字及び図形等のパターン展開処
理、出力制御命令などの共通の制御を有する複数のプリ
ンタ機種の出力制御を行うプログラム(デバイスドライ
バ)において、出力を行うための動作制御処理は共通で
あっても、個々のプリンタ機種が有する機能的な仕様
(先に説明した)に基づく文字印字制御プログラム(デ
バイスドライバ)を提供しなければならない。
【0009】(2)共通の制御処理系を有する複数のプ
リンタ機種において、仕様によりそれぞれ異なる書体数
あるいは書体の種類を持つプリンタ群を共通な1つの文
字印字制御プログラムで提供しようとした場合、たとえ
全てのプリンタが共通な書体が含まれていたとしても、
これらを格納する手段を要するためにメモリ上に大量の
メモリ領域が必要になる。また、プリンタ機種を文字印
字制御プログラム上で判断することが必要になるので、
その制御方法が複雑化し、処理速度の低下を招くことに
なる。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来例の第
1の問題点に鑑みてなされたもので、文字列を指示され
た範囲に見た目に自然な状態で割り振ることを可能にす
る文字処理装置及び方法を提供しようとするものであ
る。
【0011】この課題を解決するため本発明の文字処理
装置は以下に示す構成を備える。すなわち、所定の出力
装置によって、文字列を指示範囲内に配分して可視出力
させる文字処理装置において、個々の文字毎のメトリッ
クス情報を記憶する記憶手段と、前記文字列を構成する
個々の文字の出力形態と、個々の文字に対するメトリッ
クス情報及び前記指示範囲に基づいて、前記文字列の文
字間隔をそれぞれ演算する演算手段と、該演算手段で演
算された結果に応じて、前記文字列を構成する個々の文
字を前記指示範囲に配分する配分手段とを備える。
【0012】また、本発明の文字処理方法は以下に示す
工程を備える。
【0013】所定の出力装置によって、文字列を指示範
囲内に配分して可視出力させる文字処理方法において、
前記文字列を構成する個々の文字の出力形態と、個々の
文字に対する予め記憶されたメトリックス情報及び前記
指示範囲に基づいて、前記文字列の文字間隔をそれぞれ
演算する工程と、該演算工程で演算された結果に応じ
て、前記文字列を構成する個々の文字を前記指示範囲に
配分する工程とを備える。
【0014】また、他の発明は上記第2の問題点に鑑み
なされたものであり、同じ処理系の複数の出力装置のう
ちの1つによって、指示された文字を可視出力させる場
合、その処理を単一の処理系で実現でき、且つ、その処
理を実現するためのメモリ消費量の肥大化を防ぐことを
可能にする文字処理装置及び方法を提供しようとするも
のである。
【0015】この課題を解決するための本発明の他の文
字処理装置は以下に示す構成を備える。すなわち、同じ
処理系の複数の出力装置のうちの1つによって、指示さ
れた文字を可視出力させる文字処理装置において、個々
の出力装置が固有に持つ全ての書体のメトリックス情報
を記憶する記憶手段と、前記同じ処理系の複数の出力装
置のうちの1つを選択する選択手段と、該選択手段で選
択された印刷装置に対するメトリックス情報を読み込む
読み込み手段と、出力指示された文字の出力形態と、該
当するメトリックス情報に基づいて当該注目文字の最終
出力形態を決定する制御手段とを備える。
【0016】また、本発明の他の文字処理方法は以下に
示す工程を備える。
【0017】同じ処理系の複数の出力装置のうちの1つ
によって、指示された文字を可視出力させる文字処理方
法において、個々の出力装置が固有に持つ全ての書体の
メトリックス情報を記憶する記憶手段と、前記同じ処理
系の複数の出力装置のうちの1つを選択する選択手段
と、該選択手段で選択された印刷装置に対応する、予め
記憶されている全ての書体のメトリックス情報を読み込
む工程と、出力指示された文字の出力形態と、該当する
メトリックス情報に基づいて当該注目文字の最終出力形
態を決定する工程とを備える。
【0018】
【作用】かかる本発明の構成及び工程において、例えば
第1の発明の文字処理装置では、個々の文字毎のメトリ
ックス情報を記憶しておき、出力しようとする文字列を
構成する個々の文字の出力形態と、個々の文字に対する
メトリックス情報及び指示範囲に基づいて、この文字列
の文字間隔をそれぞれ演算する。そして、演算された結
果に応じて、その文字列を構成する個々の文字を指示範
囲に配分する。
【0019】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る実施例
を詳細に説明する。
【0020】尚、実施例では、ホストシステムのプログ
ラムメモリ上に本文字印字制御処理にかかるプログラム
をロードしてプリンタを制御する例を示す。
【0021】[システム構成の説明(図1)]図1に実
施例の文書処理システムの基本構成図を示している。図
示の如く、ホストシステム100とこれに入力するキー
ボード、マウスなどの入力装置101、オペーレーティ
ングシステム(OS)や文書処理プログラム、更には編
集文書を保存するディスク102、編集文書等を表示す
る表示装置103、文書を印刷するプリンタで構成され
ている。
【0022】ホストシステム100が備える構成ユニッ
トをその機能と共に説明すると以下の通りである。
【0023】105はホストシステム100及び接続さ
れる各入出力装置との制御や、入力された指示に従って
文字印字制御など一連の処理を実行するCPUである。
106及び107はホストシステム100に接続される
入力装置101(キーボード、マウス)及びディスク1
02などの入出力インタフェース、108はCPU10
5が文字印字制御などを実行する各種処理のための作業
領域として用いられるRAMである。OSやワードプロ
セッサなどの文書編集プログラムなどもこのRAM上に
ディスク102からロードされ実行される。
【0024】110はCPU105をブートプログラム
等を記憶しているROM、111及び112はホストシ
ステム100に接続されるディスプレイ103及びプリ
ンタ104等の入出力インタフェース、109は各構成
装置要素を接続するCPUバスである。
【0025】CPU105は、入力装置(キーボード、
マウス)101及びディスク102から、直接あるいは
ホストシステムのRAM上にあるワードプロセッサなど
の文書入力プログラムを経由して、文字の種類(書
体)、印字開始位置、文字列あるいは文書の修飾及び印
字文字(文字列)の文字コード、文字数など印字属性及
び印字形態の指示入力を行なう。
【0026】また、RAM108にロードされるプログ
ラムとしては、ワードプロセッサなどの文書入力プログ
ラムの他に、プリンタの印字制御を行なうためにプリン
タを初期化するプリンタ初期化プログラム113、印字
出力を行なうための入力指示された各種パラメ−タなど
を解析する入力解析プログラム114、各パラメ−タで
指示された印字属性及び印字形態、印字開始位置など各
設定に応じて、分割処理を行なう入力パラメ−タ処理プ
ログラム115、フォントメトリックス情報データを参
照して、文字サイズ及びプリンタの解像度に応じたスケ
ール計算、文字配置に関する入力指示に従って、文字幅
及び文字幅付属情報に基づいて印字位置の計算を行なう
文字算術計算処理プログラム116、文字算術計算処理
プログラム116より計算された印字位置と入力される
印字文字(文字列)の文字コード、文字数から印字文字
(列)を決定する印字制御プログラム117、印字制御
プログラム117で決定した印字文字(列)をプリンタ
104に対する出力制御命令を生成する出力制御命令変
換プログラム118がある。
【0027】なお、印字出力する文字は、プリンタに内
蔵しているフォント(デバイスフォント)でも採用して
も良いし、ホストシステム100に接続されている記録
格納装置(ディスク102)上にあるフォント(ソフト
フォント)でも適用される。この場合、各フォントのフ
ォントメトリックス情報を参照することで実現できる。
【0028】[文字印字制御処理(図2〜図3)]次に
上記構成の文字印字制御方式の印字制御処理について、
図2に示すフローチャートと、図3に示す文字幅付属情
報及び文字幅の付属情報を考慮した文字配置例を参照し
て説明する。なお、この処理ではホストシステム100
のRAM108上にあるワードプロセッサなどの文書入
力プログラムから入力指示された各設定に基づいて、同
じくホストシステム100のRAM108上にある制御
方式(プログラムメモリ)によってプリンタの制御を行
なって印字出力するものとする。
【0029】まずステップS1では、印字書体(明朝、
ゴシック、ローマン、スイスなど)の文字種の入力を行
なう。ステップS2では入力された文字種のフォントメ
トリックス情報データをRAM108に確保された記憶
領域に格納し以降の処理に備える。さらに、ステップS
3では文字印字開始位置、文字印字スタイル(斜字体、
普通体、縦書き、横書きなど)、文字(列)に対応する
文字コード、文字数など各設定パラメ−タ及び文字
(列)の入力、ステップS4の変倍、回転などの印字形
態及び文字の均等配置などの修飾指示パラメ−タの入力
を行なう。
【0030】次にステップS5では、ステップS1〜S
4の処理において入力された各設定パラメ−タと文字デ
ータ(文字コード、文字数など)を区別し分類する。こ
こで、文字データであるとして区別されたデータに関し
ては、ステップS7においてRAM108の記憶制御部
に格納され、以降の処理に備える。また、パラメータで
あると区別されたデータに関しては、ステップS6に進
み、その設定パラメ−タ解析を行なう。
【0031】ステップS8ではステップS6において処
理された設定パラメ−タ解析の結果に基づいて、そのパ
ラメ−タを印字開始位置及び文字の均等配置などの修飾
指示パラメ−タとその他の指示パラメ−タ(例えば、文
字印字スタイル、変倍、回転などの印字形態など)とに
分離する。ここで、分離されたその他の指示パラメ−タ
についてはステップS9のモジュールにおいて、その指
示パラメ−タに基づいて文字印字に関する属性処理を施
す。印字開始位置及び文字の均等配置などの修飾指示に
関するパラメ−タについてはステップS10に進み、ス
テップS10以降順に各設定項目ごとの処理を施す。
【0032】ステップS10〜S12の処理において
は、印字する文字のフォントメトリックス情報を参照し
て、算術計算を行ない、文字の印字位置(配置)を決定
する。
【0033】ステップS10では、フォントメトリック
ス情報から文字ピッチ属性、文字の高さ、文字列を形成
する1文字ずつの文字幅及び文字幅付属情報など文字の
印字位置(配置)に関して算術計算を行なうために必要
な情報を参照する。ステップS11では、指定された文
字サイズ及びプリンタのもつ描画するためのピクセル解
像度によって、プリント用紙上の座標位置に変換するた
めの因子を求め、プリント用紙上の座標系に文字の高
さ、幅及び幅付属情報を指定された文字サイズに合致す
るように変換する。
【0034】ステップS12では、文字幅付属情報より
文字列を形成する文字から次の文字を印字するための位
置移動量の算術計算を行なう。この計算処理を行なうた
めの文字幅付属情報及び付属情報を考慮した文字の配置
例は図3、図4を参照して説明する。
【0035】図3は、文字幅付属情報を示したものであ
る。
【0036】文字幅付属情報は、文字のデザイン及びス
タイルで決定する1つの文字を形成する矩形領域「文字
セル」(文字幅)を文字パターンが占有する部分(Bス
ペース)と空白部分(Bスペースの前部分:Aスペー
ス、後部分:Cスペース)に分割してパラメ−タ化した
ものである。ここで示す文字幅とは、以下の関係が成り
立つ。
【0037】 文字幅=Aスペース+Bスペース+Cスペース 図3に示す文字列「あ亜アA」は通常に印字したもの
で、文字列を形成する各文字の間隔を表わす隣り合う文
字の移動量は、前の文字のAスペースと次の文字のCス
ペースを加算した量となる。なお、ここで示している各
A,B、Cスペースは、フォントメトリックス情報デー
タに各文字毎にもつ情報である。また、ここで示してい
る各A,B,Cスペースは、ステップS11で、指定さ
れた文字サイズ及びプリンタのもつ解像度によって、ス
ケール計算された値である。
【0038】図4は、文字を均等に配置するという修飾
指示に従って、これらの付属情報を考慮して文字配置し
た例を示している。
【0039】文字列「”あ亜アA”」は文字を均等に配
置するという修飾指示に従って、各文字間隔(移動量)
dx1,dx2,dx3は図4に示された式で与えられ
る。ここで示される“factor”は文字サイズ及びプリン
タのもつ解像度によって、プリント用紙上の座標位置に
変換するための因子と均等に文字を配置する領域の大き
さから求められる。
【0040】さて、ステップS13ではステップS12
及びステップS9の処理結果と、RAM108の文字デ
ータ記憶制御部に格納してある文字データと、同じくR
AM108のフォントメトリックス情報データ記憶領域
に格納してあるデータから、文字の配置処理を行なう。
続いて、ステップS14ではこれらの処理結果に基づい
て、出力制御命令変換プログラム118を用いてプリン
タ104が動作可能な出力制御命令を生成する。
【0041】ステップS15では出力制御命令を入出力
インタフェース112を経て、プリンタ104に対して
出力処理を行ない、最後にステップS16で文書が出力
される。
【0042】以上説明した様に本実施例によれば、文字
を均等に配置して文書を整える指示に対して、指定され
た文字種のフォントの各1文字が固有に持つ文字幅及び
文字幅付属情報(Aスペース、Bスペース、Cスペー
ス)を指定された文字サイズ及びプリンタのもつ解像度
によって、スケール計算を行ない、文字列を形成する文
字と文字の間隔、つまり、文字から次の文字を印字する
ための位置移動量にAスペース及びCスペースの値を加
算/減算することにより、文字の印字位置(配置)を決
めることができ、各文字が固有に持つスタイル及びデザ
インを考慮した均等配置が可能となる。
【0043】尚、文字印字制御処理を表示及び印刷装置
内のプログラムメモリ上に提供することにより適用する
こともできる。
【0044】また、文字印字制御処理は、従来よりある
文書の1行中にある「句点」、「空白文字」で間隔を加
算及び減算調整して文字を割り付ける方法と合わせて用
いても適用できる。
【0045】<第2の実施例の説明>ところで、同じ制
御処理系(同じプリンタ言語)で印刷するプリンタであ
っても、個々のプリンタが有する機能的な仕様、特にプ
リンタに標準に搭載されている内臓フォントで与えられ
る書体及び文字種が異なれば、プリンタ機種毎に複数の
書体及び文字種に基づく文字制御処理する必要があった
ため、以下に示す問題がある。
【0046】(1)文字及び図形等のパターン展開処
理、出力制御命令などの共通の制御を有する複数のプリ
ンタ機種の出力制御を行うプログラム(デバイスドライ
バ)において、出力を行うための動作制御処理は共通で
あっても、個々のプリンタ機種が有する機能的な仕様
(先に説明した)に基づく文字印字制御プログラム(デ
バイスドライバ)を提供しなければならない。
【0047】(2)共通の制御処理系を有する複数のプ
リンタ機種において、仕様によりそれぞれ異なる書体数
あるいは書体の種類を持つプリンタ群を共通な1つの文
字印字制御プログラムで提供しようとした場合、たとえ
全てのプリンタが共通な書体が含まれていたとしても、
これらを格納する手段を要するためにメモリ上に大量の
メモリ領域が必要になる。また、プリンタ機種を文字印
字制御プログラム上で判断することが必要になるので、
その制御方法が複雑化し、処理速度の低下を招くことに
なる。
【0048】本第2の実施例は、かかる問題点に鑑みな
されたものであり、共通の制御処理系を有する複数のプ
リンタ機種に対し、全てのプリンタ機種に標準で搭載さ
れている全ての文字のメトリックス情報を制御プログラ
ム上で一元的に管理することによって、メモリ消費を軽
減し、更に印刷速度等の機能向上を図り、統一した制御
下におかれる1つの文字印字制御処理を提供する。
【0049】図5は本第2の実施例におけるシステム構
成を示している。先に説明した実施例(第1の実施例)
と共通部分に関しては説明が重複するので、その部分の
説明は省略する。
【0050】RAM108にロードされるプログラムと
して、プリンタの機種を選択するためのプリンタ機種選
択プログラム120と、ディスク102からメトリック
ス情報データをロードするメトリックス情報ロードプロ
グラム121が追加された。印字制御プログラム117
は、ロードしたフォントメトリックス情報を参照し、文
字サイズ及びプリンタの解像度、文字高、文字幅(ピッ
チ)情報に基づいて印字位置と入力される印字文字コー
ド、文字数から印字文字列を決定することになる。
【0051】[文字印字制御処理の説明(図6、図
7)]先ず、ステップS21では、共通の制御処理系を
有する複数のプリンタ機種について、個々の機種毎に固
有に持つ標準で搭載されている書体数、書体の種類など
機能的な仕様の識別情報データの格納処理を行う。ステ
ップS22では、同じ制御処理系を有するプリンタ機種
群全てに標準で搭載されている文字のフォントメトリッ
クス情報データの格納処理を行い、以降の処理に備え
る。ステップS23では、ホストシステム等の外部CP
U上で、文字印字制御プログラムに対してプリンタ機種
の選択入力を行う。
【0052】ステップS24に処理が進むと、文書印刷
に関する一連の制御処理(ジョブ)の中で、プリンタ機
種選択において機種変更が行われたかどうかを判断す
る。機種変更が行われなかった判断した場合、つまり、
以前選択した機種(その情報はディスク102に記憶さ
れているものとする)と同じであれば、プリンタに搭載
されている文字のフォントメトリックス情報で構成され
る文字情報テーブルが使用可能でるので、ステップS2
8に進み、外部からの各設定パラメータ及び文字(列)
入力処理へと移行する。
【0053】一方、機種変更が行われたと判断した場合
には、ステップS25〜S27の処理を行う。
【0054】すなわち、先のステップS21で格納した
プリンタ機種別情報データを参照し(ステップS2
5)、同時にステップS2で格納したフォントメトリッ
クス情報を参照して(ステップS26)、該当プリンタ
機種に標準で搭載されている各文字に対応するフォント
メトリックス情報を選択し、メモリ上にロードして文字
情報テーブルを作成する(ステップS27)。
【0055】ここで、プリンタ機種によって。文字情報
テーブルの生成するまでのステップS25〜S27の処
理を図7を参照して説明する。
【0056】202は、同じ制御処理を有する複数のプ
リンタ機種について、個々の機種毎に固有に持つ標準で
搭載されている書体数、書体の種類など機能的な使用の
識別情報データを格納してあるプリンタ識別情報テーブ
ル(プログラム構造体)で、予め文字印字制御プログラ
ム内に用意してある。
【0057】203は、共通の制御処理系を有する複数
のプリンタ機種について、個々の機種毎に固有に持つ標
準で搭載される重複しない全ての文字のフォントメトリ
ックス情報テーブルを格納しているフォントメトリック
ス情報データテーブル(プログラム構造体)で、同様に
予め文字印字制御プログラム内に用意してある。
【0058】204は、この文字印字制御プログラム
(デバイスドライバ)200に対して、プリンタ機種の
選択入力によって選択されたプリンタ機種を保持してい
る部分である(この場合には『プリンタ機種#2』)。
【0059】205で示される『処理系 1』では、選
択されたプリンタ機種“プリンタ機種#2”204のプ
リンタ種別情報データテーブル(プログラム構造体)に
格納しある該当プリンタ機種に標準で搭載する書体及び
文字種の識別情報に基づいて、あらかじめ用意されてい
るフォントメトリックス情報データテーブル(プログラ
ム構造体)203の中から、該当する全ての文字のフォ
ントメトリックス情報を選びだし、メモリ上にロードし
て、文字情報データテーブル206を作成する。
【0060】この文書情報データテーブル206は、複
数の文字のフォントメトリックス情報データを連結した
構造であり、本第2の実施例では、『プリンタ機種#
2』204は「明朝体」、「ゴシック体」、「教科書
体」、「Dutch 」書体を標準で搭載していることを示し
ている。
【0061】207で示す『処理系2』では、『プリン
タ機種#2』204で印字出力可能な書体及び文字種、
即ち、「明朝体」、「ゴシック体」、「教科書体」、
「Dutch 」書体をワードプロセッサなどの文書入力プロ
グラム201内の文書入力処理系208に、ハードウェ
ア及びソフトウェアに対する入出力インタフェースを備
えたオペレーティング・システムを経由して、プリンタ
(デバイス)で動作及び出力可能な文字、図形を列挙す
るなど、デバイスの能力を知らせる関数プログラムなど
を通して、通知する処理を行なう。
【0062】さて、ステップS28は、前記通知された
『プリンタ機種#2』204で印字出力可能な書体及び
文字種などの情報に基づいて、ワードプロセッサなどの
文書入力プログラム201内の文書入力処理系208か
ら、印字する書体、文字種及び文字サイズ、さらに文字
印字開始位置、文字印字スタイル(斜字体、普通体、縦
書き、横書きなど)、文字(列)に対応する文字コー
ド、文字数などの各設定パラメータ及び文字(列)の入
力、変倍、回転、などの印字形態などの修飾指示パラメ
ータの入力を行なう各設定パラメータ及び文字(列)入
力を示す。
【0063】さらにステップS29では、ステップS2
8において入力された各設定パラメータ及び文字、文字
列のデータ解析処理を行なう。
【0064】次にステップS30では、ステップS2
8,S29の処理において入力された各設定パラメータ
と文字データ(文字コード、文字数など)を区別し分類
する。ここで、文字データであるとして区別されたデー
タに関しては、ステップS32においてRAM108の
記憶制御部に格納され、移行の処理に備える。また、パ
ラメータであると区別されたデータに関しては、ステッ
プS31に進み、その設定パラメータ解析を行なう。
【0065】このステップS31は、各設定パラメータ
解析の行ない、その結果に基づいて、文字種、書体、文
字サイズ、印字開始位置、文字印字スタイル、変倍、回
転などの修飾指示を含む印字形態などの各指示パラメー
タに分類して、次の最終的に文字印字を決定するステッ
プS33の文字印字制御処理に備える。
【0066】このステップS33の処理においては、ス
テップS27で作成された文字情報テーブルから、印字
する文字書体のフォントメトリックス情報を選択し、キ
ャラクタセット、文字ピッチ属性、文字の高さ、文字列
を形成する1文字ずつの文字幅など、印字を決定するた
めの必要な情報を参照する。さらに、同じくステップS
32でRAM108の文字データ記憶制御部に格納して
ある文字データとを合わせて、最終的に決定する文字の
配置及び印字形態に基づいて、パターン生成処理を行な
う。
【0067】ステップS34では、ステップS33の処
理結果に基づいて、出力制御命令変換プログラム118
を用いてプリンタ104が動作可能な出力制御命令を生
成する。
【0068】ステップS35では出力制御命令を入出力
インタフェース112を経て、プリンタ104に対して
出力処理を行ない、最後にステップS36で文書が出力
される。
【0069】以上、ステップS29〜S35までの処理
は、図3の『処理系3』209に相当し、ステップS3
6は、印字出力210に相当する。
【0070】従って、本第2の実施例によれば、文字及
び図形などのパターン展開処理、出力制御命令など同じ
制御処理系をもつ複数のプリンタ機種において、これを
制御するホストシステムなどの外部C.P.U.のプロ
グラムメモリ上にあるプリンタ制御プログラム(デバイ
スドライバ)に対して、使用するプリンタ機種の選択入
力を行ない、該当プリンタ機種に標準で搭載されている
書体及び文字種の識別情報に基づいて、あらかじめ用意
されているフォントメトリックス情報の中から該当する
文字種のフォントメトリックス情報をメモリ上にロード
して、外部から指示入力された文字印字に関する情報を
参照して、文字種、文字サイズ、印字位置、印字形態な
どの制御を行なうため、全てのプリンタ機種に標準で搭
載される全ての文字のメトリックス情報を制御プログラ
ムメモリ上で一元的に管理することとなり、統一した制
御の下に1の文字印字制御方法及び手段を提供すること
が可能となる。
【0071】尚、共通の制御処理系を有する全てのプリ
ンタ機種に標準で搭載されている共通の書体及び文字種
については、あらかじめ該当する文字のフォントメトリ
ックス情報データをメモリ上にロードして、図7に示す
文字情報データテーブル206を用意しておく。そし
て、各プリンタ機種如に異なる書体及び文字種について
のみ、プリンタ機種選択によって、選択されたプリンタ
機種に基づいた文字のフォントメトリックス情報データ
をフォントメトリックス情報データテーブル203から
選び出して、既にメモリ上にロードしてある文字情報デ
ータテーブルに連結する。これ以降は上記第2のの実施
例の様に制御、動作させることによって適用することも
可能である。
【0072】また、上記第2の実施例にある様に、プリ
ンタ機種に標準で搭載されている(内蔵されている)文
字の他に、フォントカートリッジ、フォントカードなど
のハード的にプリンタ外部から供給される文字、プリン
タ104に接続されているホストシステムなどの外部C
PU内のRAM108やハードディスク等の外部記憶装
置102などからダウンロードしてソフト的に供給され
る文字についても、これら文字のフォントメトリックス
情報を、本文字印字処理プログラム(デバイスドライ
バ)があるプログラムメモリ上に予め用意して提供する
ことにより適応することも可能である。
【0073】また、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、本発明は、システム或は装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることはいうまでもない。
【0074】
【発明の効果】以上説明した様に本発明の文字処理装置
及び方法によれば、文字列を指示された範囲に見た目に
自然な状態で割り振ることが可能になる。
【0075】また、他の発明の文字処理装置及び方法に
よれば、同じ処理系の複数の出力装置のうちの1つによ
って、指示された文字を可視出力させる場合、その処理
を単一の処理系で実現でき、且つ、その処理を実現する
ためのメモリ消費量の肥大化を防ぐことが可能になる。
【0076】
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例におけるシステム構成を示す図で
ある。
【図2】第1の実施例における文字処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図3】第1の実施例における文字幅付属情報の意味を
示す図である。
【図4】第1の実施例の均等割り付け処理結果を示す図
である。
【図5】第2の実施例におけるシステム構成を示す図で
ある。
【図6】第2の実施例における文字処理内容を示すフロ
ーチャートである。
【図7】図6におけるテーブル生成処理を説明するため
の図である。
【符号の説明】
100 ホストシステム(ホストコンピュータ) 101 入力装置(キーボード、マウス等) 102 ディスク 103 ディスプレイ 104 プリンタ 105 CPU 106 入出力インタフェース 107 入出力インタフェース 108 RAM 109 CPUバス 110 ROM 111 入出力インタフェース 112 入出力インタフェース 113 プリンタ初期化プログラム 114 入力解析プログラム 115 入力パラメ−タ処理プログラム 116 文字算術計算処理プログラム 117 印字制御プログラム 118 出力制御命令変換プログラム 120 プリンタ機種選択プログラム 121 メトリックス情報ロードプログラム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の出力装置によって、文字列を指示
    範囲内に配分して可視出力させる文字処理装置におい
    て、 個々の文字毎のメトリックス情報を記憶する記憶手段
    と、 前記文字列を構成する個々の文字の出力形態と、個々の
    文字に対するメトリックス情報及び前記指示範囲に基づ
    いて、前記文字列の文字間隔をそれぞれ演算する演算手
    段と、 該演算手段で演算された結果に応じて、前記文字列を構
    成する個々の文字を前記指示範囲に配分する配分手段と
    を備えることを特徴とする文字処理装置。
  2. 【請求項2】 所定の出力装置によって、文字列を指示
    範囲内に配分して可視出力させる文字処理方法におい
    て、 前記文字列を構成する個々の文字の出力形態と、個々の
    文字に対する予め記憶されたメトリックス情報及び前記
    指示範囲に基づいて、前記文字列の文字間隔をそれぞれ
    演算する工程と、 該演算工程で演算された結果に応じて、前記文字列を構
    成する個々の文字を前記指示範囲に配分する工程とを備
    えることを特徴とする文字処理方法。
  3. 【請求項3】 同じ処理系の複数の出力装置のうちの1
    つによって、指示された文字を可視出力させる文字処理
    装置において、 個々の出力装置が固有に持つ全ての書体のメトリックス
    情報を記憶する記憶手段と、 前記同じ処理系の複数の出力装置のうちの1つを選択す
    る選択手段と、 該選択手段で選択された印刷装置に対するメトリックス
    情報を読み込む読み込み手段と、 出力指示された文字の出力形態と、該当するメトリック
    ス情報に基づいて当該注目文字の最終出力形態を決定す
    る制御手段とを備えることを特徴とする文字処理装置。
  4. 【請求項4】 同じ処理系の複数の出力装置のうちの1
    つによって、指示された文字を可視出力させる文字処理
    方法において、 個々の出力装置が固有に持つ全ての書体のメトリックス
    情報を記憶する記憶手段と、 前記同じ処理系の複数の出力装置のうちの1つを選択す
    る選択手段と、 該選択手段で選択された印刷装置に対応する、予め記憶
    されている全ての書体のメトリックス情報を読み込む工
    程と、 出力指示された文字の出力形態と、該当するメトリック
    ス情報に基づいて当該注目文字の最終出力形態を決定す
    る工程とを備えることを特徴とする文字処理方法。
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US7594171B2 (en) 2004-10-01 2009-09-22 Adobe Systems Incorporated Rule-based text layout
WO2014147907A1 (ja) * 2013-03-21 2014-09-25 ウイングアーク1st株式会社 印字システムおよび印字制御用プログラム

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